JPH046738Y2 - - Google Patents

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JPH046738Y2
JPH046738Y2 JP1987030112U JP3011287U JPH046738Y2 JP H046738 Y2 JPH046738 Y2 JP H046738Y2 JP 1987030112 U JP1987030112 U JP 1987030112U JP 3011287 U JP3011287 U JP 3011287U JP H046738 Y2 JPH046738 Y2 JP H046738Y2
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blood
tube
thin tube
blood collection
partition plate
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本考案は血沈測定用採血管に関する。さらに詳
しくは、真空採血管と血沈管の機能を併せ持ち、
赤血球沈降速度を能率よく測定することのできる
血沈測定用真空採血管に関する。 <従来の技術> 血沈測定用真空採血管については、すでに本出
願人により実願昭59−158997号(実開昭61−
73303号)明細書および、これを改良した実願昭
60−136786号明細書、実願昭61−74335号明細書
において開示されている。 これら従来の血沈測定用真空採血管は、第3図
に示すように、採血部12とそれに連なる血沈測
定部11からなり、かつ採血針を差し込むことの
できる密封管であつて、内部があらかじめ真空状
態にされ、透明または半透明の血沈測定部11の
表面に、または当該密封管を内部に挿入しうる外
管(例示せず)に赤血球沈降速度測定用の目盛り
14を設けたことを特徴とするものである。 実願昭59−158997号明細書の血沈測定用真空採
血管は、あらかじめ管内に封入されている抗凝血
剤(クエン酸ナトリウムなど)と採血された血液
とを撹拌混合するのに時間がかかり問題があつた
ので、実願昭60−136786号明細書では、これに改
良を加え血液の撹拌混合を容易にするために、管
内に仕切板を設けており、また実願昭61−74335
号明細書ではさらに改良を加え、撹拌速度のバラ
ツキがなく、測定誤差の生じない血沈測定用真空
採血管を提供している。 <考案が解決しようとする問題点> しかしながら従来の血沈測定用真空採血管は、
採血管内部の真空度を確保するために、またゴム
栓に採血針の導入部(採血針は両端部に刃先を有
するが、ゴム栓に穿刺する刃先部分をいう)を穿
刺した時に刺通抵抗が大きくなりすぎないよう
に、採血部を血沈測定部より大径にし形成してお
り、そのため (1) この大径部分(以下、膨部という)の形成の
ために余分に工程を必要とし、コスト的に不利
である。 (2) 膨部の形成が難しく、寸法のバラツキが大き
いため精度管理が難しい。 (3) 膨部の部分が割れ易い。 などの欠点があり問題であつた。 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、寸法の安定した経済的な血沈測定用真空採血
管を提供することを目的とする。 <問題点を解決するための手段> 本考案者は上記問題点を解決するために鋭意研
究を行つた結果、採血部を大径に形成しなくて
も、細管の内径とゴム栓の厚さおよび外径との関
係を適当に選ぶことにより、真空度を確保できる
と共に、採血針の刺通抵抗が過大にならないよう
にすることができることを見出し、本考案を完成
した。 すなわち本考案は、透明な気体不透過性材料で
形成された有底の細管と、該細管の開放端を密封
するゴム状弾性体で形成された栓と、該細管に挿
入され該細管の内部を長手方向に沿つて二分する
ように配置された仕切板および、該細管に収納さ
れた抗凝血剤から構成されてなり、前記細管の内
部が所定の圧力に減圧されてなることを特徴とす
る血沈測定用真空採血管に関する。 <考案の作用> 本考案の血沈測定用真空採血管は内部が減圧状
態にされているので、採血に際して、採血針の穿
刺部(人体に差し込む側)を静脈に穿刺し、導入
部をゴム栓に刺通して、静脈と採血管の内部とを
連通した時に、血液が採血管内部の相対的な陰圧
によつて自動的に採血管に採取される。 また採血管の内部に管の内部を長手方向に沿つ
て二分するように仕切板が配置されているので、
採取した血液と抗凝血剤とを混合するために採血
管を交互に逆転させて血液を撹拌するが、この時
に血液の液面に働く表面張力のバランスが崩れ易
くなる。従つて血液の流れが生じ易くなるので、
血液の撹拌に要する時間が大幅に短縮される。 <実施例> 次に図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。 第1図は本考案の血沈測定用真空採血管の一実
施例を示す一部切欠正面図、第2図は第1図にお
ける構成要素を分解した図(但し抗凝血剤は細管
内に収納)、第3図は従来の血沈測定用真空採血
管を示す一部切欠正面図である。 第1図および第2図に示すように本考案の血沈
測定用真空採血管1は有底の細管2と、この細管
2の開放端に密栓されたゴム状弾性体、好ましく
はブチルゴムで形成されたゴム栓3と、細管2に
挿入されその内部空間をその長手方向に沿つて二
分するように配置された仕切板4および、細管2
に収納された抗凝血剤5から構成されており、細
管2の内部は所定の圧力の105mmHg前後に減圧さ
れている。 細管2は一般にガラスなどの透明な気体不透過
性材料で形成されており、図示されていないが細
管2の血液沈降速度測定部位または、この細管2
を内部に挿入しうる別に設けた透明な管の細管2
の血液沈降速度測定部位対応部分に目盛りが設け
られている。 そして細管2の長さは、血沈管1の目盛部分の
長さがウエスタグレン法(WESTERGREN)の
国際標準法により200mmと決められている関係で、
ゴム栓3の長さを考慮して210mm以上、好ましく
は220〜240mmに形成されている。また細管2の内
径は採血量を少なくし、かつゴム栓3の打栓が困
難にならないように3〜5mm、好ましくは4.0〜
4.5mmに形成されている。 ゴム栓3は一般にガス遮断性の優れたブチルゴ
ムを用いて、通常形式の例えば第2図に示すよう
な形状に形成されている。そしてゴム栓3と細管
2の接触するシール面は、所定の真空度を維持す
るために、少くとも細管2の長手方向に3mm以上
の幅になるように形成されている。ゴム栓3の厚
さは、真空度を維持することができかつ採血針の
刺通抵抗が過大にならないように3〜7mm、好ま
しくは3.5〜5.0mmに形成され、ゴム栓3の外径
(ここではゴム栓と細管との接触面の最大外径を
いう)と細管2の内径との比(ゴム栓の外径/細
管の内径、以下圧縮率という)は1.05〜1.18、好
ましくは1.07〜1.15に形成されている。 圧縮率が1.05未満では真空度維持に問題があ
り、圧縮率が1.18を超える場合にはゴム栓3の打
栓が困難になり、また採血針の刺通抵抗が過大に
なるからである。 仕切板4は採血した血液を撹拌し易くするため
のもので、細管2の開放端にゴム栓3を施した時
に、ゴム栓3との間に僅かな空間を生じる程度の
長さに形成されており、仕切板4の幅は好ましく
は細管2の内径より僅かに小さく形成されてい
る。これは仕切板4の幅方向の端部と細管2の内
壁とを密着させることにより、仕切板4の幅方向
の端部と細管2との間に隙間ができないように
し、仕切板の両側でリークするのを防ぐことによ
り血液の流れを最大にするためである。 仕切板4の形状は第2図に示すように、下部先
端部分が一部切り欠かれ、血液面対応部分を含む
上部が幅狭に形成されている。これら切欠部6お
よび狭幅部7の作用についてはすでに実願昭61−
74335号明細書において詳しく述べているので省
略する。実願昭61−74335号明細書における好ま
しい仕切板と違い、本考案における仕切板4が、
その上部先端まで幅狭に形成されているのは、仕
切板4と細管2との幅が小さすぎると血液が仕切
板4と細管2の間に膜状に残るからである。 この場合実願昭61−74335号明細書の実験例で
示されるような血液の付着は起らないことが確認
されているが、これは、このような膨部の形成さ
れていない細管では、仕切板4の上端部分を幅狭
に形成しても、仕切板4の狭幅部7と細管2の内
壁との間隔が小さく、せいぜい2.3mm程度になる
ため、付着した血液が狭幅部7に接触し易く、従
つて血液は狭幅部7を伝つて落下し易いからであ
る。 尚仕切板4は血沈測定の際に見易いように透明
な材料で形成されており、その厚みは0.2mm以上、
好ましくは0.5〜1.0mmである。抗凝血剤5として
は一般にクエン酸ナトリウムが用いられており、
一般に血液2.0mlに対して0.5mlの割合であらかじ
め細管2内に収納される。 <試験例 1> 内径4.3mmのガラス管について、その長さを変
えて牛血の撹拌速度および気泡発生状況を観測し
たところ、第1表のような結果が得られた。 表からガラス管の長さは220〜240mmにするのが
好ましいことが分かる。
【表】 <試験例 2> 内径4.3mm、長さ230mmのガラス管の内部を105
mmHgに減圧し、肉厚3.7mm、外径4.7mmのゴム栓を
打栓した血沈測定用真空採血管を用いて、吸入血
液量および血液面の高さを測定したところ、第2
表のような結果が得られた。尚管内にはクエン酸
ナトリウムが約0.5ml収納されている。 表から採血量および採血後の血液面の高さがほ
とんど一定であるのが分かる。
【表】 <試験例 3> 内径4.3mmのガラス管に打栓するゴム栓の外径
を色々変えて、採血針を穿刺した時の刺通抵抗を
測定したところ、第3表のような結果が得られ
た。尚ゴム栓の厚さは3.7mmとし、採血針のサイ
ズは20G(外径0.9mm)とした。 表から圧縮率は1.07〜1.15の範囲が好ましいこ
とが分かる。
【表】 <効果> 以上説明してきたことから明らかなように本考
案の血沈測定用真空採血管は膨部を有するものと
比べて次のような利点を有する。 (1) 膨部の形成を必要としないので経済的であ
る。また割れ易いという欠点が解消される。 (2) 寸法のバラツキが少なく精度管理が容易であ
る。 (3) 膨部が無いため包材や収納スペースを節約で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は第1図における構成要素を分解した
図であり、第3図は従来の血沈測定用真空採血管
を示す一部切欠正面図である。 主な符号の説明、1……血沈測定用真空採血
管、2……細管、3……ゴム栓、4……仕切板、
5……抗凝血剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 透明な気体不透過性材料で形成された有底の
    細管と、該細管の開放端を密封するゴム状弾性
    体で形成された栓と、該細管に挿入され該細管
    の内部を長手方向に沿つて二分するように配置
    された仕切板および、該細管に収納された抗凝
    血剤から構成されてなり、前記細管の内部が所
    定の圧力に減圧されてなる採血管において、前
    記細管が膨部を持たない均一な内径を有してお
    り、かつ細管のサイズが内径4.0〜4.5mm、長さ
    220〜240mmであるとともに、前記ゴム栓の厚さ
    が3.5〜5.0mm、ゴム栓を細管に挿着したときの
    圧縮率が1.07〜1.15であることを特徴とする血
    沈測定用真空採血管。 2 前記ゴム状弾性体がブチルゴムである実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の採血管。 3 前記仕切板の幅が前記細管の内径より僅かに
    小さいことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の採血管。
JP1987030112U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH046738Y2 (ja)

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