JPH0468017B2 - - Google Patents
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- JPH0468017B2 JPH0468017B2 JP60223962A JP22396285A JPH0468017B2 JP H0468017 B2 JPH0468017 B2 JP H0468017B2 JP 60223962 A JP60223962 A JP 60223962A JP 22396285 A JP22396285 A JP 22396285A JP H0468017 B2 JPH0468017 B2 JP H0468017B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spherical particles
- solvent
- scum
- fine powder
- reactant
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本発明は水に難溶の有機溶剤中に、ゲルスケル
トン供与体である第1反応物(reactant)の水溶
液と異種微粉体例えば顔料・他物質を含蔵するカ
プセルなどと、界面活性剤とを加えて乳懸濁液と
し、これに析出剤である第2の反応物の水溶液を
加えて、反応させ、難水溶性の球状微粒体を生成
させ、これを分離する一連の製造装置に関する。
以下、簡単のため、異種微粉体が顔料である場合
について述べる。
トン供与体である第1反応物(reactant)の水溶
液と異種微粉体例えば顔料・他物質を含蔵するカ
プセルなどと、界面活性剤とを加えて乳懸濁液と
し、これに析出剤である第2の反応物の水溶液を
加えて、反応させ、難水溶性の球状微粒体を生成
させ、これを分離する一連の製造装置に関する。
以下、簡単のため、異種微粉体が顔料である場合
について述べる。
第1反応物、第2反応物、顔料、界面活性剤、
有機溶剤などについては、特公昭54−6251号、同
57−55454号公報などに記載されており、本発明
は、これの工業実施用製造装置を提供するもので
ある。
有機溶剤などについては、特公昭54−6251号、同
57−55454号公報などに記載されており、本発明
は、これの工業実施用製造装置を提供するもので
ある。
本発明でいう難溶とは、難溶の場合と、実質的
に不溶の場合を含み、「不溶または難溶」を簡略
表現したものである。
に不溶の場合を含み、「不溶または難溶」を簡略
表現したものである。
従来技術:
無機球状粒子の製造方法・性質などについて
は、大阪工業試験所李報第30巻18〜24頁(昭54)
に詳細に記載されている、また、前記特公昭54−
6251号公報に、防食防汚塗料用顔料を含有する球
状多孔質粒子の実験室的製造方法が記載されてい
る。例えば、その実施例5にしたがえば、顔料
(酸化水銀と酸化銅との2:3混合粉末)100g
を、第1反応物(ケイ酸ナトリウム)水溶液
(SiO24mol/)500mlに添加し、10分間撹拌し、
均一な懸濁液を作る。これを、界面活性剤(ソル
ビタンモノオレート)の有機溶剤(トルエン)溶
液(1g/100g溶液)1中に添加し、振とう
機で5分間振とうし、W/O型乳懸濁液を作製す
る。この乳懸濁液を、第2反応物(硫酸アンモニ
ウム)水溶液(1mol/)4中に撹拌しなが
ら添加し、30分間反応させる。反応後、濾過、水
洗、乾燥(110℃、24h)を行い、多孔性の球状
微粉220gを得る(有機溶剤はパラフイン族炭化
水素の方が後記理由で好ましい。)。
は、大阪工業試験所李報第30巻18〜24頁(昭54)
に詳細に記載されている、また、前記特公昭54−
6251号公報に、防食防汚塗料用顔料を含有する球
状多孔質粒子の実験室的製造方法が記載されてい
る。例えば、その実施例5にしたがえば、顔料
(酸化水銀と酸化銅との2:3混合粉末)100g
を、第1反応物(ケイ酸ナトリウム)水溶液
(SiO24mol/)500mlに添加し、10分間撹拌し、
均一な懸濁液を作る。これを、界面活性剤(ソル
ビタンモノオレート)の有機溶剤(トルエン)溶
液(1g/100g溶液)1中に添加し、振とう
機で5分間振とうし、W/O型乳懸濁液を作製す
る。この乳懸濁液を、第2反応物(硫酸アンモニ
ウム)水溶液(1mol/)4中に撹拌しなが
ら添加し、30分間反応させる。反応後、濾過、水
洗、乾燥(110℃、24h)を行い、多孔性の球状
微粉220gを得る(有機溶剤はパラフイン族炭化
水素の方が後記理由で好ましい。)。
本発明は上記実施例で代表される顔料等を含有
する無機球状粒子を、工業生産する装置を提供す
るが、現在までにかかる装置は存在しない。
する無機球状粒子を、工業生産する装置を提供す
るが、現在までにかかる装置は存在しない。
解決しようとする問題点:
問題を具体的に説明するため、前記実施例の工
業生産について説明するが、ゲルスケルトン供与
剤である第1反応物・析出剤である第2反応物・
有機溶剤・界面活性剤の種類が変つても、実質的
に同じ装置を用いることが可能で、このことに拘
らない。
業生産について説明するが、ゲルスケルトン供与
剤である第1反応物・析出剤である第2反応物・
有機溶剤・界面活性剤の種類が変つても、実質的
に同じ装置を用いることが可能で、このことに拘
らない。
本発明では、ゲルスケルトン供与体である第1
反応物の水溶液と異種微粉体と水に難溶性の有機
溶剤と界面活性剤とを用いてW/O型分散液を作
る装置と、該W/O型分散液と第2反応物水溶液
とを反応させ異種微粉体を含有する無機球状粒子
を生成させる反応器と、生成球状粒子を含む水層
を溶剤層から分離する分離装置と、粗球状粒子の
精製装置と、溶剤の回収装置と、を含む異種微粉
体を含有する無機球状粒子製造装置において、特
に副生成物スカムを除去する装置を対象とする。
反応物の水溶液と異種微粉体と水に難溶性の有機
溶剤と界面活性剤とを用いてW/O型分散液を作
る装置と、該W/O型分散液と第2反応物水溶液
とを反応させ異種微粉体を含有する無機球状粒子
を生成させる反応器と、生成球状粒子を含む水層
を溶剤層から分離する分離装置と、粗球状粒子の
精製装置と、溶剤の回収装置と、を含む異種微粉
体を含有する無機球状粒子製造装置において、特
に副生成物スカムを除去する装置を対象とする。
このスカムの生成は、本発明者らにより発見さ
れた現象である。
れた現象である。
スカムの多くは、溶剤層と水層近辺に、スカム
帯として偏在し、重力のみの沈降では、スカム帯
の幅が広い。そのため、このスカム帯の幅(上下
方向の長さ)を減少させなければ、スカム分離に
要する費用が嵩む。
帯として偏在し、重力のみの沈降では、スカム帯
の幅が広い。そのため、このスカム帯の幅(上下
方向の長さ)を減少させなければ、スカム分離に
要する費用が嵩む。
問題点を解決するための手段:
前記球状粒子が生成する際に副生するスカムを
含むスカム帯の幅を狭め、溶剤層と水層との分離
をシヤープにするため、本発明では遠心分離機を
使用する。
含むスカム帯の幅を狭め、溶剤層と水層との分離
をシヤープにするため、本発明では遠心分離機を
使用する。
この際、溶剤は、遠心分離機の半径方向内方、
粗球状粒子を含む水層は半径方向外方、スカム帯
は、これら両層の界面付近に、重力沈降の場合に
比べて、極めて薄い幅となり、偏在する。
粗球状粒子を含む水層は半径方向外方、スカム帯
は、これら両層の界面付近に、重力沈降の場合に
比べて、極めて薄い幅となり、偏在する。
遠心分離機により、リサイクル可能な程度の純
度の溶剤と、粗球状粒子とスカム帯とを含む水層
(したがつて少量の溶剤を含む。)とに分離する。
実施例に示したような連続式遠心分離機を使用す
ることが望ましいことは言うまでもない。
度の溶剤と、粗球状粒子とスカム帯とを含む水層
(したがつて少量の溶剤を含む。)とに分離する。
実施例に示したような連続式遠心分離機を使用す
ることが望ましいことは言うまでもない。
溶剤として大気圧下の沸点が100℃以下の炭化
水素を用いると、粗球状粒子とスカム帯とを含む
水層から、大気圧下の加熱により、容易に溶剤を
除くことができる。
水素を用いると、粗球状粒子とスカム帯とを含む
水層から、大気圧下の加熱により、容易に溶剤を
除くことができる。
作 用:
本発明の装置で副生するスカムの密度は、溶剤
の密度より大で、水の密度より小である。そのた
め、スカム帯は、溶剤層と水層の界面近辺に偏在
する。そしてスカム自体、界面活性剤の作用によ
り、フロクを作り難い傾向がある。
の密度より大で、水の密度より小である。そのた
め、スカム帯は、溶剤層と水層の界面近辺に偏在
する。そしてスカム自体、界面活性剤の作用によ
り、フロクを作り難い傾向がある。
遠心分離機は、通常、重力の加速度の数1000倍
の遠心力を被処理物に与えるので、溶剤層と水層
とがシヤープに分離し、スカム帯の幅が狭くな
り、水層に含めて、溶剤層から分離し易く、か
つ、フロクを形成し易い。
の遠心力を被処理物に与えるので、溶剤層と水層
とがシヤープに分離し、スカム帯の幅が狭くな
り、水層に含めて、溶剤層から分離し易く、か
つ、フロクを形成し易い。
また、粗球状粒子と、スカム帯(少量の溶剤を
含む。)を含んだ水層中に含まれる少量の溶剤は、
水に難溶であるため、水層の蒸気圧と溶剤層の蒸
気圧が大気圧と等しくなれば沸騰を起こすことに
なり、比較的に低温な加熱で溶剤の留去が可能で
ある。この際の加熱はまた、球状粒子のフロク化
を促す作用があり、濾過を容易にする。
含む。)を含んだ水層中に含まれる少量の溶剤は、
水に難溶であるため、水層の蒸気圧と溶剤層の蒸
気圧が大気圧と等しくなれば沸騰を起こすことに
なり、比較的に低温な加熱で溶剤の留去が可能で
ある。この際の加熱はまた、球状粒子のフロク化
を促す作用があり、濾過を容易にする。
実施例:
第1図に本発明実施の1例の工程図を示す。ケ
イ酸ナトリウム(第1反応物)水溶液(SiO2と
して4mol/)1m3に対し、顔料2Kg(又は香
料その他の化合物でもよい。)の割合で、混合槽
1に装入し、懸濁液を作る。溶剤(トルエン、シ
クロヘキサン、ヘキサンなど)と、界面活性剤
(ソルビタンの脂肪酸エステルなどの半エステル、
セロソルブ・カルビトールなどの半エーテルな
ど)とは、混合槽2に供給される。混合槽2に
は、上記のほか、遠心分離機5で分離された溶剤
が装入・混合される。混合槽1、同2を出た物質
は、混合槽3で充分混合され、W/O型分散液と
なり、反応槽4に至る。反応槽4へ、硫酸アンモ
ニウム(第2反応物)水溶液((NH4)2SO4とし
て1mol/)が供給され、槽内PH約7に保たれ
る。反応槽4において、分散した水性の液粒ごと
に、反応が起こり、球状粒子(顔料等を含有した
SiO2)が生成し、その分散液が得られる。この
生成物を静置すると、上層が溶剤、下層が水(水
溶液)の2層に分離する。生成球状粒子は水相の
下部に沈殿する。そのほか、使用界面活性剤に起
因するスカム(懸濁固体)が上下液層の界面近く
に生ずる。このスカムの生成量は、使用した界面
活性剤の種類・量などにより異なる。
イ酸ナトリウム(第1反応物)水溶液(SiO2と
して4mol/)1m3に対し、顔料2Kg(又は香
料その他の化合物でもよい。)の割合で、混合槽
1に装入し、懸濁液を作る。溶剤(トルエン、シ
クロヘキサン、ヘキサンなど)と、界面活性剤
(ソルビタンの脂肪酸エステルなどの半エステル、
セロソルブ・カルビトールなどの半エーテルな
ど)とは、混合槽2に供給される。混合槽2に
は、上記のほか、遠心分離機5で分離された溶剤
が装入・混合される。混合槽1、同2を出た物質
は、混合槽3で充分混合され、W/O型分散液と
なり、反応槽4に至る。反応槽4へ、硫酸アンモ
ニウム(第2反応物)水溶液((NH4)2SO4とし
て1mol/)が供給され、槽内PH約7に保たれ
る。反応槽4において、分散した水性の液粒ごと
に、反応が起こり、球状粒子(顔料等を含有した
SiO2)が生成し、その分散液が得られる。この
生成物を静置すると、上層が溶剤、下層が水(水
溶液)の2層に分離する。生成球状粒子は水相の
下部に沈殿する。そのほか、使用界面活性剤に起
因するスカム(懸濁固体)が上下液層の界面近く
に生ずる。このスカムの生成量は、使用した界面
活性剤の種類・量などにより異なる。
遠心分離機5は、上記静置分離を促進するため
に用いる。
に用いる。
遠心分離機の構造の1例を第2図に示す。反応
槽4における生成物は弁51から、複数の開口部
52を持つ固定中心管53(右端部閉)に進入す
る。固定中心管53の閉右端は右方に延伸して、
回転体54の中心軸54aに回動自在に保持され
る。回転体54はジヤーナル部54b,54b′に
おいて回転自在に保持され、端板54c,54
c′を持つ中空筒体54dと、その外筒面に周設さ
れたヘリツクス体54eと、中空筒体54dに穿
設された複数の孔52aとを含む。端板付截頭中
空円錐体55は固定されており、その錐状内面は
ヘリツクス体54eと共同して、水層底部(半径
方向最外部)に沈殿する固体を右方に移動させ
る。ケーシング57は、上記固定中心管53、回
転体54、固定中空円錐体55を収納し、溶剤出
口57a、水槽(含生成球状微粒体)出口57b
を持つ。
槽4における生成物は弁51から、複数の開口部
52を持つ固定中心管53(右端部閉)に進入す
る。固定中心管53の閉右端は右方に延伸して、
回転体54の中心軸54aに回動自在に保持され
る。回転体54はジヤーナル部54b,54b′に
おいて回転自在に保持され、端板54c,54
c′を持つ中空筒体54dと、その外筒面に周設さ
れたヘリツクス体54eと、中空筒体54dに穿
設された複数の孔52aとを含む。端板付截頭中
空円錐体55は固定されており、その錐状内面は
ヘリツクス体54eと共同して、水層底部(半径
方向最外部)に沈殿する固体を右方に移動させ
る。ケーシング57は、上記固定中心管53、回
転体54、固定中空円錐体55を収納し、溶剤出
口57a、水槽(含生成球状微粒体)出口57b
を持つ。
弁51を介して、固定中心管53に進入した反
応生成物は開口部52、同52aを通つて、ヘリ
ツクス体54eを有する環状室56(回転する中
空筒体54dの外壁と、固定された中空円錐体5
5の内壁とにより形成される。)に入る。環状室
56内で、反応生成物は遠心力により、半径方向
内側に溶剤層、外側に水層を形成し、両層の界面
近くにスカムが集まり、薄層スカム帯を形成し、
水層の最外側に球状粒子が沈降する。上記ヘリツ
クス体54eは、球状粒子、スカム帯を含む水層
を図の左から右へ移動させる効果を有する。溶剤
層は左側へ移動して出口57aから、球状粒子、
スカムを含む水層は出口57bから流出する。弁
51aから、球状粒子が除去された後の水(水溶
液)(第1図において濾過器6の瀘液)または新
水を、反応生成物に混入することにより、環状室
56内で左方から右方に移動する流体速度を増
し、スカム・球状粒子の含有率Kg/m3を減じ、両
者を水出口に流出さすことができる。
応生成物は開口部52、同52aを通つて、ヘリ
ツクス体54eを有する環状室56(回転する中
空筒体54dの外壁と、固定された中空円錐体5
5の内壁とにより形成される。)に入る。環状室
56内で、反応生成物は遠心力により、半径方向
内側に溶剤層、外側に水層を形成し、両層の界面
近くにスカムが集まり、薄層スカム帯を形成し、
水層の最外側に球状粒子が沈降する。上記ヘリツ
クス体54eは、球状粒子、スカム帯を含む水層
を図の左から右へ移動させる効果を有する。溶剤
層は左側へ移動して出口57aから、球状粒子、
スカムを含む水層は出口57bから流出する。弁
51aから、球状粒子が除去された後の水(水溶
液)(第1図において濾過器6の瀘液)または新
水を、反応生成物に混入することにより、環状室
56内で左方から右方に移動する流体速度を増
し、スカム・球状粒子の含有率Kg/m3を減じ、両
者を水出口に流出さすことができる。
出口57aを出た溶剤は、溶解した界面活性剤
を含み、第1図の混合槽2に返送され、失われた
溶剤と界面活性剤を補給し、混合槽3に送入され
る。循環再使用される溶剤の一部は、蒸留・薬品
処理などにより精製して、溶剤の汚れを防止する
ことが望ましいが、本発明では、溶剤・界面活性
剤を特定していないので、その詳細は述べない。
を含み、第1図の混合槽2に返送され、失われた
溶剤と界面活性剤を補給し、混合槽3に送入され
る。循環再使用される溶剤の一部は、蒸留・薬品
処理などにより精製して、溶剤の汚れを防止する
ことが望ましいが、本発明では、溶剤・界面活性
剤を特定していないので、その詳細は述べない。
溶剤としては、低比重でスカムを分離し易く、
水層との比重差が大で分離し易く、かつ安価な点
で、パラフイン族炭化水素特にノルマルヘキサン
などが望ましい(パラフイン族・ナフテン族・芳
香族の順に比重・極性が増す。)がこのことに拘
らない。
水層との比重差が大で分離し易く、かつ安価な点
で、パラフイン族炭化水素特にノルマルヘキサン
などが望ましい(パラフイン族・ナフテン族・芳
香族の順に比重・極性が増す。)がこのことに拘
らない。
第2図の出口57bを流出した水層生成物は、
第1図の熱処理器6に送入される。熱処理器6に
おいて、水層生成物は蒸気により、60゜〜100℃に
加熱される。溶剤と水とはほとんど溶け合わない
から、溶剤の蒸気圧と水の蒸気圧との和が、装置
圧(ほぼ大気圧)に等しくなると沸騰(異相共
沸)を起こし、比較的低温で溶剤除去ができる。
6aは間接冷却器、6bは溶剤と水との分離槽で
ある。熱処理器6内で、球状粒子およびスカムは
凝集してフロク(粗粒)となる。上層水は放出除
去されるか、またはスカム濾過器7に送られ、ス
カムが除去される。スカムを除去された水は状況
に応じ、熱処理器6に戻されるか、または放出さ
れる。熱処理器6の、球状粒子を含む下層水は、
球状粒子微粒回収用濾過器8に至り、球状粒子か
らなる濾滓と濾水に分離される。濾水の一部は放
出され、他の一部は必要に応じ遠心分離機5に返
送される(第2図の弁51aに至る。)。
第1図の熱処理器6に送入される。熱処理器6に
おいて、水層生成物は蒸気により、60゜〜100℃に
加熱される。溶剤と水とはほとんど溶け合わない
から、溶剤の蒸気圧と水の蒸気圧との和が、装置
圧(ほぼ大気圧)に等しくなると沸騰(異相共
沸)を起こし、比較的低温で溶剤除去ができる。
6aは間接冷却器、6bは溶剤と水との分離槽で
ある。熱処理器6内で、球状粒子およびスカムは
凝集してフロク(粗粒)となる。上層水は放出除
去されるか、またはスカム濾過器7に送られ、ス
カムが除去される。スカムを除去された水は状況
に応じ、熱処理器6に戻されるか、または放出さ
れる。熱処理器6の、球状粒子を含む下層水は、
球状粒子微粒回収用濾過器8に至り、球状粒子か
らなる濾滓と濾水に分離される。濾水の一部は放
出され、他の一部は必要に応じ遠心分離機5に返
送される(第2図の弁51aに至る。)。
混合槽2、混合槽3、反応槽4、遠心分離機
5、熱処理器6の気相部には溶剤の蒸気が含ま
れ、空気が共存すると、燃焼・爆発の恐れがある
ので、大気と遮断した密封構造とし、不活性ガス
(N2など)で大気圧以上に保持しておくことが望
ましい。また、第1反応物と第2反応物との反応
により、NH3を生ずる場合(例えばケイ酸ナト
リウムと硫酸アンモニウムの反応の場合)、不活
性ガスを、例えばNo.3混合槽3、反応槽4、遠心
分離機5、熱処理槽6、溶剤分離槽6b、No.2混
合槽2の順に循環させ、反応槽4と、遠心分離機
5との間の連絡管路に希硫酸洗浄器を挿入して、
NH3を(NH4)2SO4として除去することが望まし
い(図面を鮮明にするためこれら管路と洗浄器を
図示しない。)。
5、熱処理器6の気相部には溶剤の蒸気が含ま
れ、空気が共存すると、燃焼・爆発の恐れがある
ので、大気と遮断した密封構造とし、不活性ガス
(N2など)で大気圧以上に保持しておくことが望
ましい。また、第1反応物と第2反応物との反応
により、NH3を生ずる場合(例えばケイ酸ナト
リウムと硫酸アンモニウムの反応の場合)、不活
性ガスを、例えばNo.3混合槽3、反応槽4、遠心
分離機5、熱処理槽6、溶剤分離槽6b、No.2混
合槽2の順に循環させ、反応槽4と、遠心分離機
5との間の連絡管路に希硫酸洗浄器を挿入して、
NH3を(NH4)2SO4として除去することが望まし
い(図面を鮮明にするためこれら管路と洗浄器を
図示しない。)。
スカム濾過器7、球状粒子濾過器8として、遠
心濾過機、フイルタープレス等が便利であるがこ
れに拘らない。9は球状粒子洗浄器、10は乾燥
器、11は粉砕機である。球状粒子の汚れ度が重
要でない場合、洗浄器9を排して、濾過器8で、
濾滓の洗浄を行う方法もある。
心濾過機、フイルタープレス等が便利であるがこ
れに拘らない。9は球状粒子洗浄器、10は乾燥
器、11は粉砕機である。球状粒子の汚れ度が重
要でない場合、洗浄器9を排して、濾過器8で、
濾滓の洗浄を行う方法もある。
上記実施例においては、連続操作、ないし、半
連続操作(例えば濾過器7,8などを回分操作)
を仮定しているが、処理量の比較的小さい装置で
は、さらに回分操作を増加させた方が望ましい場
合もあり、連続操作・回分操作の別に拘らない。
連続操作(例えば濾過器7,8などを回分操作)
を仮定しているが、処理量の比較的小さい装置で
は、さらに回分操作を増加させた方が望ましい場
合もあり、連続操作・回分操作の別に拘らない。
発明の効果:
本発明は、特開昭51−86075号公報、大阪工業
技術試験所李報第30巻第18〜24頁に記載された方
法を具現化するためのスケールアツプされた装置
による試験で発見されたスカムの副生、このスカ
ムが溶剤層と水層との界面近くに帯状に偏在する
事実を踏まえ、特にこのスカムを含むスカム帯を
簡単かつ経済的に除去するため、遠心分離機を用
いた装置を提供するものである。また、溶剤とし
て沸点100℃以下の炭化水素を用い、これが水に
難溶なことを利用して、生成粗球状粒子とスカム
帯(したがつて少量の溶剤)を含む水層を加熱す
る熱処理槽を設けることにより、容易に溶剤を留
去し、球状粒子のフロク化を促進している。
技術試験所李報第30巻第18〜24頁に記載された方
法を具現化するためのスケールアツプされた装置
による試験で発見されたスカムの副生、このスカ
ムが溶剤層と水層との界面近くに帯状に偏在する
事実を踏まえ、特にこのスカムを含むスカム帯を
簡単かつ経済的に除去するため、遠心分離機を用
いた装置を提供するものである。また、溶剤とし
て沸点100℃以下の炭化水素を用い、これが水に
難溶なことを利用して、生成粗球状粒子とスカム
帯(したがつて少量の溶剤)を含む水層を加熱す
る熱処理槽を設けることにより、容易に溶剤を留
去し、球状粒子のフロク化を促進している。
したがつて、従来知られなかつたスカムの副生
という問題点を提起し、その解決法を提供したも
のであつて、溶剤の回収、粗球状粒子の精製を容
易にし、省資源・省エネルギー効果が大である。
という問題点を提起し、その解決法を提供したも
のであつて、溶剤の回収、粗球状粒子の精製を容
易にし、省資源・省エネルギー効果が大である。
第1図は本発明の顔料等含有球状粒子製造装置
のフローシートの1例である。第2図は、本発明
に使用する遠心分離機の構造の1例である。 1……No.1混合槽、2……No.2混合槽、3……
No.3混合槽、4……反応槽、5……遠心分離機、
6……熱処理槽、7……スカム分離器、8……球
状粒子濾過器、9……洗浄器、10……乾燥器、
11……粉砕機。
のフローシートの1例である。第2図は、本発明
に使用する遠心分離機の構造の1例である。 1……No.1混合槽、2……No.2混合槽、3……
No.3混合槽、4……反応槽、5……遠心分離機、
6……熱処理槽、7……スカム分離器、8……球
状粒子濾過器、9……洗浄器、10……乾燥器、
11……粉砕機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゲルスケルトン供与体である第1反応物の水
溶液と異種微粉体と水に難溶性の有機溶剤と界面
活性剤とを用いてW/O型分散液を作る装置と、
該W/O型分散液と第2反応物の水溶液とを反応
させ異種微粉体を含有する無機球状粒子を生成さ
せる反応器と、生成粗球状粒子を含む水層を溶剤
層から分離する分離装置と、粗球状粒子の精製装
置と、溶剤の回収装置と、を含む異種微粉体を含
有する無機球状粒子製造装置において: 該生成粗球状粒子を分離する分離装置が、溶剤
層を半径方向内方、粗球状粒子を含む水層を半径
方向外方、副生するスカムを、これら両層の界面
近辺のスカム帯に偏在させ、溶剤層と、粗球状粒
子とスカム帯とを含む水層とに分離させる遠心分
離機を含む; ことを特徴とする異種微粉体を含有する無機球状
粒子製造装置。 2 有機溶剤が、大気圧下の沸点100℃以下の炭
化水素で、粗球状粒子の精製装置が、粗球状粒子
とスカム帯とを含む水層を、60〜100℃に加熱保
持する熱処理槽を具えたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の装置。 3 異種微粉体が顔料である特許請求の範囲第1
項または第2項に記載の装置。 4 異種微粉体が他物質を含蔵するカプセルであ
る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の装
置。 5 界面活性剤がソルビタンの脂肪酸エステルで
ある特許請求の範囲第1項から第4項のいずれか
1に記載の装置。 6 第1反応物がケイ酸ナトリウム、第2反応物
が硫酸アンモニウムである特許請求の範囲第1項
から第5項のいずれか1に記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22396285A JPS6283030A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 異種微粉体を含有する無機球状粒子製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22396285A JPS6283030A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 異種微粉体を含有する無機球状粒子製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6283030A JPS6283030A (ja) | 1987-04-16 |
| JPH0468017B2 true JPH0468017B2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=16806416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22396285A Granted JPS6283030A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 異種微粉体を含有する無機球状粒子製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6283030A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5186075A (ja) * | 1975-01-25 | 1976-07-28 | Kogyo Gijutsuin | Bishokyunoseiho |
| JPS546251A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-18 | Mazda Motor Corp | Digital display automotive clock |
| JPS5755454A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 | Hitachi Ltd | Failure recovery system |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP22396285A patent/JPS6283030A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6283030A (ja) | 1987-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |