JPH0468167A - 建築物の施工方法 - Google Patents
建築物の施工方法Info
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- JPH0468167A JPH0468167A JP17780290A JP17780290A JPH0468167A JP H0468167 A JPH0468167 A JP H0468167A JP 17780290 A JP17780290 A JP 17780290A JP 17780290 A JP17780290 A JP 17780290A JP H0468167 A JPH0468167 A JP H0468167A
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- JP
- Japan
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- wire
- girder
- load
- building
- structural steel
- Prior art date
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、長大スパンの梁を有し、その梁に各種建築部
材の荷重が負荷される形態の建築物の施工方法に関する
。
材の荷重が負荷される形態の建築物の施工方法に関する
。
「従来の技術」
近年、建築物の構造形式として、いわゆるメガストラク
チコア(巨大架構)と称するものが検討されている。第
21図はメガストラクチュアが採用された建築物の一例
を示すもので、4本の鉄骨造の柱1と、それらの上端間
に架設された鉄骨造のトラス梁2とによって巨大な門型
フレームであるメガストラクチュアを構成し、そのメガ
ストラクチュアの上部に、通常の柱3、梁4によって上
層階の躯体を構築した形態のものであって、メガストラ
クチュアの下部にたとえば自由度の高い大空間を得るよ
うになしたものである。
チコア(巨大架構)と称するものが検討されている。第
21図はメガストラクチュアが採用された建築物の一例
を示すもので、4本の鉄骨造の柱1と、それらの上端間
に架設された鉄骨造のトラス梁2とによって巨大な門型
フレームであるメガストラクチュアを構成し、そのメガ
ストラクチュアの上部に、通常の柱3、梁4によって上
層階の躯体を構築した形態のものであって、メガストラ
クチュアの下部にたとえば自由度の高い大空間を得るよ
うになしたものである。
この第21図に示す建築物にあっては、メガストラクチ
ュアを構成しているトラス梁2のスパンは数十メートル
にも及ぶ長大なものとされ、その梁成は数メートルにも
及ぶものとされている。そして、このような建築物を施
工するに当たっては、トラス梁2に予め上方に反るよう
なむくりをつけておき、施工途中段階においては、トラ
ス梁2の両端部に設置したジヤツキによって山形に張っ
たワイヤ5を緊張することにより、トラス梁2の中央部
に下向きの先行荷重を加えてトラス梁2がほぼ水平とな
るように変形させておくようにしている。そして、上層
階の施工が進むにつれてワイヤを緩めていって先行荷重
を低減させていき、上層階が完成した時点でトラス梁2
が自ずと水平となるようにしている。
ュアを構成しているトラス梁2のスパンは数十メートル
にも及ぶ長大なものとされ、その梁成は数メートルにも
及ぶものとされている。そして、このような建築物を施
工するに当たっては、トラス梁2に予め上方に反るよう
なむくりをつけておき、施工途中段階においては、トラ
ス梁2の両端部に設置したジヤツキによって山形に張っ
たワイヤ5を緊張することにより、トラス梁2の中央部
に下向きの先行荷重を加えてトラス梁2がほぼ水平とな
るように変形させておくようにしている。そして、上層
階の施工が進むにつれてワイヤを緩めていって先行荷重
を低減させていき、上層階が完成した時点でトラス梁2
が自ずと水平となるようにしている。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、上記の建築物を施工するに際しては、第21
図に示されているように、トラス梁2に対する先行荷重
をそのトラス梁2の中央に位置して立設される柱3を介
して加えるようにしており、このため、先行荷重を加え
てむくりを解消させるに先立ってトラス梁2の上部に3
層分の躯体を施工するようにしていたが、むくりの付い
たままのトラス梁2の上部において躯体の施工を行うこ
とは、中央に位置するもの以外の柱3が外側に傾いてし
まうことになるので、その施工が極めて困難であった。
図に示されているように、トラス梁2に対する先行荷重
をそのトラス梁2の中央に位置して立設される柱3を介
して加えるようにしており、このため、先行荷重を加え
てむくりを解消させるに先立ってトラス梁2の上部に3
層分の躯体を施工するようにしていたが、むくりの付い
たままのトラス梁2の上部において躯体の施工を行うこ
とは、中央に位置するもの以外の柱3が外側に傾いてし
まうことになるので、その施工が極めて困難であった。
また、先行荷重を加えた後は、ワイヤ5が邪魔になって
外壁等の取りイ」け作業に支障をきたし、工期が長弓1
いてしまう、という不具合もあった。
外壁等の取りイ」け作業に支障をきたし、工期が長弓1
いてしまう、という不具合もあった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、長大スパ
ンの梁を有する建築物を構築するために採用して好適な
施工方法を提供することを目的としている。
ンの梁を有する建築物を構築するために採用して好適な
施工方法を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」
本発明は、長大スパンの梁をその中央部が上方に反る形
状に予めむくりをつけた状態で柱間に架設し、その梁の
中央部に係合させたワイヤを、前記梁より下階に位置す
る他の梁と前記柱との仕口部近傍に設けたジヤツキによ
り緊張することによって、前記梁の中央部に下向きの先
行荷重を加えてその梁をほぼ水平となした後、この梁に
負荷される荷重となる残余の建築部材を組み立てること
を特徴とするものである。
状に予めむくりをつけた状態で柱間に架設し、その梁の
中央部に係合させたワイヤを、前記梁より下階に位置す
る他の梁と前記柱との仕口部近傍に設けたジヤツキによ
り緊張することによって、前記梁の中央部に下向きの先
行荷重を加えてその梁をほぼ水平となした後、この梁に
負荷される荷重となる残余の建築部材を組み立てること
を特徴とするものである。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を第1図〜第11図を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本発明方法により構築された建築物の躯体を示
す部分立面図であって、図中符号10はその下方に大空
間20を形成するために設けられた長大スパンかつ大断
面の梁である。
す部分立面図であって、図中符号10はその下方に大空
間20を形成するために設けられた長大スパンかつ大断
面の梁である。
この梁10は、基本的には下弦材11、上弦材12、垂
直材】3、斜材14から構成されるトラス構造のもので
あるが、その断面を第2図に示すように、下弦材11は
ボックス状の鉄骨15の内側にコンクリートが充填され
るとともに、外側に鉄筋16が配筋されたうえでコンク
リートが打設されて形成された鉄骨鉄筋コンクリート造
(より厳密には充填被覆型鋼管コンクリート造)のもの
とされ、上弦材12、垂直材13、斜材14はいずれも
鉄骨造とされている。
直材】3、斜材14から構成されるトラス構造のもので
あるが、その断面を第2図に示すように、下弦材11は
ボックス状の鉄骨15の内側にコンクリートが充填され
るとともに、外側に鉄筋16が配筋されたうえでコンク
リートが打設されて形成された鉄骨鉄筋コンクリート造
(より厳密には充填被覆型鋼管コンクリート造)のもの
とされ、上弦材12、垂直材13、斜材14はいずれも
鉄骨造とされている。
この梁lOは、第1図に示されるように下弦材11の両
端が鉄骨鉄筋コンクリート造の大断面の柱18,1.8
に接合されてそれらの上端相互間に架設され、この梁1
0の下方に、この建築物の4スパンにわたる幅を有し、
かつ、5層分が吹き抜けた無柱の大空間20が形成され
るようになっている。すなわち、この梁10および柱1
8.]、8によって、そのよ)な大空間20を形成する
とともに上層階の躯体を支持するための門型フレームで
ある4メガストラクチユアが構成されている。
端が鉄骨鉄筋コンクリート造の大断面の柱18,1.8
に接合されてそれらの上端相互間に架設され、この梁1
0の下方に、この建築物の4スパンにわたる幅を有し、
かつ、5層分が吹き抜けた無柱の大空間20が形成され
るようになっている。すなわち、この梁10および柱1
8.]、8によって、そのよ)な大空間20を形成する
とともに上層階の躯体を支持するための門型フレームで
ある4メガストラクチユアが構成されている。
そして、この梁10の下弦材11の上面の位置には上記
大空間20の直上階の床が形成され、上弦材12の上面
の位置にはさらにその上階の床が形成されるようになっ
ていて、この梁10の下弦材11はそれ自身で大空間2
0の直上階の床梁を兼ねるとともに、垂直材13および
斜材14はそれら自身でそれぞれこの階の柱およびプレ
ースを兼ねるものとされ、上弦材J2はそれ自身でその
上階の床梁を兼ねるものとされている。
大空間20の直上階の床が形成され、上弦材12の上面
の位置にはさらにその上階の床が形成されるようになっ
ていて、この梁10の下弦材11はそれ自身で大空間2
0の直上階の床梁を兼ねるとともに、垂直材13および
斜材14はそれら自身でそれぞれこの階の柱およびプレ
ースを兼ねるものとされ、上弦材J2はそれ自身でその
上階の床梁を兼ねるものとされている。
なお、第1図において符号30.31はメガストラクチ
ュア以外の躯体である柱および梁であり、これらは通常
の鉄骨造とされている。
ュア以外の躯体である柱および梁であり、これらは通常
の鉄骨造とされている。
上記の建築物の施工手順の一例を第3図〜第11図を参
照して説明する。
照して説明する。
第3図に示すように、柱18.18および大空間20の
床面までの躯体を構築した後、大空間20の床面上にお
いて梁10の下弦材11となる鉄骨15を組み立てる。
床面までの躯体を構築した後、大空間20の床面上にお
いて梁10の下弦材11となる鉄骨15を組み立てる。
この鉄骨15は、図示されるように、中央部1.5 a
と両側部15b、15bとの3ピースにより構成し、そ
の中央部15aが上方に変位するようにむくりをつけて
おく。そのむくり寸法d、は、後述するようにトラスの
剛性やコンクリートの重量等を考慮したうえで、梁】0
が建築物の荷重を最終的に受けたときにほぼ水平となる
ように設定しておく。また、梁10の中央に位置して設
けられる垂直材13を予めこの鉄骨15の中央部15a
に取り付けておく。
と両側部15b、15bとの3ピースにより構成し、そ
の中央部15aが上方に変位するようにむくりをつけて
おく。そのむくり寸法d、は、後述するようにトラスの
剛性やコンクリートの重量等を考慮したうえで、梁】0
が建築物の荷重を最終的に受けたときにほぼ水平となる
ように設定しておく。また、梁10の中央に位置して設
けられる垂直材13を予めこの鉄骨15の中央部15a
に取り付けておく。
そして、そのように組み立てた鉄骨15を、柱18.1
8から反力をとってリフトアップしていき、第4図に示
すようにそれら柱18.18の上端間に架設する。
8から反力をとってリフトアップしていき、第4図に示
すようにそれら柱18.18の上端間に架設する。
次に、上記のように架設した鉄骨15に下向きの先行荷
重をかけ、むくり寸法がa2(d2<a+)となるまで
むくりを低減させる。それには、第5図に示すように、
上記垂直材13の上端部にワイヤ41の中央部を係合さ
せ、そのワイヤ41の両端を柱18.18の基部(大空
間20の床面に位置して設(プられる他の粱:11と柱
18.18との仕口部近傍)に斜め上向きに取り付けた
油圧ジヤツキ40 、4− Ofこそれぞれ連結し、そ
れら油圧ジヤツキ40.40を作動させてワイヤ41を
緊張することにより、垂直材13を介して鉄骨J5の中
央部15aに下向きの荷重を加えるようになすと良い。
重をかけ、むくり寸法がa2(d2<a+)となるまで
むくりを低減させる。それには、第5図に示すように、
上記垂直材13の上端部にワイヤ41の中央部を係合さ
せ、そのワイヤ41の両端を柱18.18の基部(大空
間20の床面に位置して設(プられる他の粱:11と柱
18.18との仕口部近傍)に斜め上向きに取り付けた
油圧ジヤツキ40 、4− Ofこそれぞれ連結し、そ
れら油圧ジヤツキ40.40を作動させてワイヤ41を
緊張することにより、垂直材13を介して鉄骨J5の中
央部15aに下向きの荷重を加えるようになすと良い。
なお、油圧ジヤツキ40.40を上記のように他の梁3
1との仕口部近傍の位置に設けるようにしたのは、ワイ
ヤ41を緊張した際に受ける反力によって柱18.18
が変形してしまうことを防止するためである。
1との仕口部近傍の位置に設けるようにしたのは、ワイ
ヤ41を緊張した際に受ける反力によって柱18.18
が変形してしまうことを防止するためである。
垂直材13に対するワイヤ41の保合は、第10図およ
び第11図に示すように、垂直材13の表面にワイヤ4
1の曲率に沿う形状の湾曲板42を予め溶接しておいて
その湾曲板42にワイヤ41を巻回するとともに、ガイ
ドプレート43によりワイヤ41の湾曲板42からの脱
落を防止するようになすと良い。この場合、湾曲板42
の表面にグリースを塗布しておくか、もしくはたとえば
テフロン等の樹脂をコーティングしておいて、ワイヤ4
1が湾曲板42に対して自由に滑動するようにしておけ
ば、油圧ジヤツキ40.40を作動させた際にワイヤ4
1が湾曲板42に対して滑っていってワイヤ41の両側
に加わる緊張力が自ずと均等になる。なお、第1O図、
第11図において符号44は補強用のリブである。
び第11図に示すように、垂直材13の表面にワイヤ4
1の曲率に沿う形状の湾曲板42を予め溶接しておいて
その湾曲板42にワイヤ41を巻回するとともに、ガイ
ドプレート43によりワイヤ41の湾曲板42からの脱
落を防止するようになすと良い。この場合、湾曲板42
の表面にグリースを塗布しておくか、もしくはたとえば
テフロン等の樹脂をコーティングしておいて、ワイヤ4
1が湾曲板42に対して自由に滑動するようにしておけ
ば、油圧ジヤツキ40.40を作動させた際にワイヤ4
1が湾曲板42に対して滑っていってワイヤ41の両側
に加わる緊張力が自ずと均等になる。なお、第1O図、
第11図において符号44は補強用のリブである。
上記のように、鉄骨15のむくりを低減させた状態で、
第6図に示すように、他の垂直材13、科料14、上弦
材12をそれぞれ鉄骨15に取り付け、トラスを形成す
る。
第6図に示すように、他の垂直材13、科料14、上弦
材12をそれぞれ鉄骨15に取り付け、トラスを形成す
る。
その後、鉄骨15に加えた先行荷重を一旦解除する。こ
れにより、第7図に示すように鉄骨15のむくりは大き
くなるが、そのむくり寸法d3は、形成されたトラスの
剛性分だけ当初のむくり寸法d1よりは小さくなる。
れにより、第7図に示すように鉄骨15のむくりは大き
くなるが、そのむくり寸法d3は、形成されたトラスの
剛性分だけ当初のむくり寸法d1よりは小さくなる。
その後、鉄骨15の外側に鉄筋16を配筋してを枠を組
み立てたうえで、鉄骨15の内側にコンクリ−1・を充
填するとともに外側にコンクリートを打設し、鉄骨鉄筋
コンクリート造の下弦側11を形成する。これにより、
第8図に示すように、果10がむくりのイスいた状態で
形成されるが、この段階における梁10のむくり寸法d
、はコンクリ−1・の重量分だけ上記のむくり寸法d、
より小さくなり、当然ながら鉄骨15に当初に付与され
ていたむくり寸法d1より小さくなる。この段階のむく
り寸法d、が、この後に梁10に負荷される上層階の躯
体およびその他の各種建築部材の荷重に対応するものと
なっていて、最終的にその荷重が梁10に加わることで
梁10が自ずとほぼ水平となるように設定されている。
み立てたうえで、鉄骨15の内側にコンクリ−1・を充
填するとともに外側にコンクリートを打設し、鉄骨鉄筋
コンクリート造の下弦側11を形成する。これにより、
第8図に示すように、果10がむくりのイスいた状態で
形成されるが、この段階における梁10のむくり寸法d
、はコンクリ−1・の重量分だけ上記のむくり寸法d、
より小さくなり、当然ながら鉄骨15に当初に付与され
ていたむくり寸法d1より小さくなる。この段階のむく
り寸法d、が、この後に梁10に負荷される上層階の躯
体およびその他の各種建築部材の荷重に対応するものと
なっていて、最終的にその荷重が梁10に加わることで
梁10が自ずとほぼ水平となるように設定されている。
そこで、コンクリート強度が確保された後、梁10より
上階の施工により梁10が撓むとされるレベルよりやや
高めのレベルまで(第9図に示すようにほぼ水平となる
まで)むくりを低減さぜるべく、ワイヤ41を介して梁
10に先行荷重をかける。その後、梁10の上部に上層
階の躯体を施工するとともに各種建築部材を取り付けて
いき、その荷重に応じて順次ワイヤ41を段階的に緩め
ていって先行荷重を低減させていくことにより、梁10
を常にほぼ水平に保持する。
上階の施工により梁10が撓むとされるレベルよりやや
高めのレベルまで(第9図に示すようにほぼ水平となる
まで)むくりを低減さぜるべく、ワイヤ41を介して梁
10に先行荷重をかける。その後、梁10の上部に上層
階の躯体を施工するとともに各種建築部材を取り付けて
いき、その荷重に応じて順次ワイヤ41を段階的に緩め
ていって先行荷重を低減させていくことにより、梁10
を常にほぼ水平に保持する。
以上により、上層階が所定階まで組み立てられた時点で
采10に加えた先行荷重を全て解除して、梁lOを上層
階の躯体および各種の建築部材の荷重によりほぼ水平と
して完了するか、または残余の負荷荷重の分だけやや上
むくり状態とした後、残余の建築材料を組み立てて完成
する。
采10に加えた先行荷重を全て解除して、梁lOを上層
階の躯体および各種の建築部材の荷重によりほぼ水平と
して完了するか、または残余の負荷荷重の分だけやや上
むくり状態とした後、残余の建築材料を組み立てて完成
する。
」1記の梁10では、下弦材11および上弦材12とに
より全体としては十分な梁成寸法が確保されて十分な剛
性が得られ、これによって、梁10の下方に上記のよう
な大空間20が確保できることは勿論のこと、下弦材1
1を鉄骨鉄筋コンクリート造とし、かつ、この下弦材1
1の鉄骨15には梁10の撓み方向と逆方向の曲げモー
メントが付与されたものとなるので、第21図に示した
もののように梁全体を単純なトラス構造とする場合に比
して鉄骨量を削減できるとともに鉄骨加工が簡略化され
、工費、施工手間の点で有利である。
より全体としては十分な梁成寸法が確保されて十分な剛
性が得られ、これによって、梁10の下方に上記のよう
な大空間20が確保できることは勿論のこと、下弦材1
1を鉄骨鉄筋コンクリート造とし、かつ、この下弦材1
1の鉄骨15には梁10の撓み方向と逆方向の曲げモー
メントが付与されたものとなるので、第21図に示した
もののように梁全体を単純なトラス構造とする場合に比
して鉄骨量を削減できるとともに鉄骨加工が簡略化され
、工費、施工手間の点で有利である。
しかも、下弦材11、上弦材12、垂直材13、斜材1
4がそれぞれこの建築物の梁、柱、プレースを兼ねるの
で、建築物全体の躯体が簡略化されるという利点もある
。
4がそれぞれこの建築物の梁、柱、プレースを兼ねるの
で、建築物全体の躯体が簡略化されるという利点もある
。
また、上記実施例の施工手順によれば、鉄骨15に先行
荷重をかけてむくりを低減させた後に、垂直材13、斜
材14、上弦材12を組み立ててトラスを形成するので
、その作業を容易に行うことができるものである。すな
わち、鉄骨15に当初の大きなむくり(むくり寸法d、
)が付いている状態のままでトラスを組み立てる場合に
あっては、垂直材13が外側に傾いてしまうことになっ
てトラスの建方が非常に困難となるのに対し、上記の場
合には、むくり寸法がd2となるまでむくりを低減させ
てからI・ラスを組み立てるので、垂直材13を支障な
く鉛直に建てることができるのでトラスを容易に組み立
てることができる。
荷重をかけてむくりを低減させた後に、垂直材13、斜
材14、上弦材12を組み立ててトラスを形成するので
、その作業を容易に行うことができるものである。すな
わち、鉄骨15に当初の大きなむくり(むくり寸法d、
)が付いている状態のままでトラスを組み立てる場合に
あっては、垂直材13が外側に傾いてしまうことになっ
てトラスの建方が非常に困難となるのに対し、上記の場
合には、むくり寸法がd2となるまでむくりを低減させ
てからI・ラスを組み立てるので、垂直材13を支障な
く鉛直に建てることができるのでトラスを容易に組み立
てることができる。
また、上記の場合、ワイヤ41はほぼ梁1oの下方に納
まるから、第21図に示した従来のもののように上層階
の躯体に対する外壁の取り付は作業の際にワイヤ41が
邪魔になってその作業に支障をきたすようなことがない
。また、既に述べたように、油圧ジヤツキ4.0.40
を柱18.18と他の梁31との化1部近傍の位置に設
けるようにしたので、ワイヤ41を緊張した際に受ける
反力によって柱18,18が変形してしまうようなこと
が確実に防止されるとともに、その仕口部に対する油圧
ジヤツキ40の取り付は作業や、油圧ジヤツキ40に対
するワイヤ41の連結作業は、大空間20の床面を足場
として行うことができ、作業性が良い。また、垂直材1
3に対するワイヤ41の保合は、鉄骨15を足場として
これも容易に行うことができる。
まるから、第21図に示した従来のもののように上層階
の躯体に対する外壁の取り付は作業の際にワイヤ41が
邪魔になってその作業に支障をきたすようなことがない
。また、既に述べたように、油圧ジヤツキ4.0.40
を柱18.18と他の梁31との化1部近傍の位置に設
けるようにしたので、ワイヤ41を緊張した際に受ける
反力によって柱18,18が変形してしまうようなこと
が確実に防止されるとともに、その仕口部に対する油圧
ジヤツキ40の取り付は作業や、油圧ジヤツキ40に対
するワイヤ41の連結作業は、大空間20の床面を足場
として行うことができ、作業性が良い。また、垂直材1
3に対するワイヤ41の保合は、鉄骨15を足場として
これも容易に行うことができる。
また、鉄骨15に対してコンクリートを打設して下弦材
11を形成するに際し、鉄骨15に加えた先行荷重を一
旦解除して大きなむくりの付いた状態に戻し、その状態
でコンクリートを打設するようにしたので、鉄骨15の
むくりを低減させた状態でコンクリートを打設して下弦
材11を形成する場合に比して、梁10の剛性をより高
めることができる。
11を形成するに際し、鉄骨15に加えた先行荷重を一
旦解除して大きなむくりの付いた状態に戻し、その状態
でコンクリートを打設するようにしたので、鉄骨15の
むくりを低減させた状態でコンクリートを打設して下弦
材11を形成する場合に比して、梁10の剛性をより高
めることができる。
以上で本発明方法の一実施例を説明したが、以下のよう
な変形例が考えられる。
な変形例が考えられる。
たとえば、第12図および第13図に示すように、上記
実施例における湾曲板42に代えて、垂直材13の表面
にワイヤピロー50をブラケッ1−51によって取り付
け、そのワイヤピロー50にワイヤ41を係合させるこ
とでも良い。
実施例における湾曲板42に代えて、垂直材13の表面
にワイヤピロー50をブラケッ1−51によって取り付
け、そのワイヤピロー50にワイヤ41を係合させるこ
とでも良い。
また、上記実施例では1本のワイヤ41を用いたが、ワ
イヤ41としてPC鋼線等を用いる場合のようにワイヤ
41の曲率を余り大きくできないときには、第14図お
よび第15図に示すようにワイヤ41を2分割して、そ
れらの端部を垂直材13に固定した定着具60にそれぞ
れスペーサ61を介してストッパ62により定着させる
ことでその定着具60を介して相互に連結するようにな
し、それらワイヤ41.41の他端をそれぞれ油圧ジヤ
ツキ40.40に連結すれば良い。この場合、双方のワ
イヤ41.41の長さは厳密に均等であることが必要で
あるので、スペーサ61,61の厚みを調節することに
より各ワイヤ41,41の長さを微調整すれば良い。
イヤ41としてPC鋼線等を用いる場合のようにワイヤ
41の曲率を余り大きくできないときには、第14図お
よび第15図に示すようにワイヤ41を2分割して、そ
れらの端部を垂直材13に固定した定着具60にそれぞ
れスペーサ61を介してストッパ62により定着させる
ことでその定着具60を介して相互に連結するようにな
し、それらワイヤ41.41の他端をそれぞれ油圧ジヤ
ツキ40.40に連結すれば良い。この場合、双方のワ
イヤ41.41の長さは厳密に均等であることが必要で
あるので、スペーサ61,61の厚みを調節することに
より各ワイヤ41,41の長さを微調整すれば良い。
また、第16図に示すように、垂直材13に2本のワイ
ヤ4.1 、4.1を上下2段に係合させたり、梁10
の中央に垂直材13が位置しない場合にあっては、第1
7図に示すように、中央部に位置する2本の垂直材13
.13に対して1本のワイヤ41をかけて緊張するか、
あるいは、第18図に示すように、各垂直材13.13
にそれぞれワイヤ41.41をかけてそれらを緊張させ
ることでも良い。この場合、ワイヤ41の反力が垂直材
13.13iこ対して偏芯するので双方の垂直材13゜
13を梁により連結しておくと良い。
ヤ4.1 、4.1を上下2段に係合させたり、梁10
の中央に垂直材13が位置しない場合にあっては、第1
7図に示すように、中央部に位置する2本の垂直材13
.13に対して1本のワイヤ41をかけて緊張するか、
あるいは、第18図に示すように、各垂直材13.13
にそれぞれワイヤ41.41をかけてそれらを緊張させ
ることでも良い。この場合、ワイヤ41の反力が垂直材
13.13iこ対して偏芯するので双方の垂直材13゜
13を梁により連結しておくと良い。
また、上記各実施例では、いずれも垂直材13を介して
梁10の中央部に先行荷重を加えるようにしたが、第1
9図おにび第20図に示すように、垂直材13を介さず
に梁10となる鉄骨15の側面や下部に対してワイヤ4
1を直接的に係合させて緊張することでも勿論良い。
梁10の中央部に先行荷重を加えるようにしたが、第1
9図おにび第20図に示すように、垂直材13を介さず
に梁10となる鉄骨15の側面や下部に対してワイヤ4
1を直接的に係合させて緊張することでも勿論良い。
また、上記実施例では、梁lOを下弦材11が鉄骨鉄筋
コンクリート造とされたトラス構造のものとしたが、梁
lQの構造は上記実施例に限定されることなく適宜で良
いし、その梁を支持する柱18も鉄骨鉄筋コンクリート
造に限らず適宜の構造を採用し得る。勿論、梁10は柱
18の上端部のみならずその途中に架設することもでき
る。さらに、上記実施例では、梁10の下弦材11とな
る鉄骨15をリフトアップして柱18上端間に架設する
ようにしたが、スパンが比較的小さい場合等においては
必ずしもリフトアップ工法によることはない。
コンクリート造とされたトラス構造のものとしたが、梁
lQの構造は上記実施例に限定されることなく適宜で良
いし、その梁を支持する柱18も鉄骨鉄筋コンクリート
造に限らず適宜の構造を採用し得る。勿論、梁10は柱
18の上端部のみならずその途中に架設することもでき
る。さらに、上記実施例では、梁10の下弦材11とな
る鉄骨15をリフトアップして柱18上端間に架設する
ようにしたが、スパンが比較的小さい場合等においては
必ずしもリフトアップ工法によることはない。
また、上記実施例は、本発明の施工方法を、梁の下方に
無柱の大空間が設けられるとともに梁の上部(こ上層階
の躯体が設けられる形態の建築物に適用した場合の例で
あるが、本発明はそのような形態の建築物に適用される
のみならず種々の形態の建築物全般に対して同様に適用
できることはいうまでもない。
無柱の大空間が設けられるとともに梁の上部(こ上層階
の躯体が設けられる形態の建築物に適用した場合の例で
あるが、本発明はそのような形態の建築物に適用される
のみならず種々の形態の建築物全般に対して同様に適用
できることはいうまでもない。
「発明の効果」
以上で詳細に説明したように、本発明によれば、長大ス
パンの梁をその中央部が上方に反る形状に予めむくりを
つけた状態で柱間に架設し、その梁の中央部に保合さセ
たワイヤを、前記梁より下階に位置する他の梁と前記柱
との仕口部近傍に設けG たジヤツキにより緊張することによって、前記梁の中央
部に下向きの先行荷重を加えるようにしたので、施工途
中においては梁を常にほぼ水平に保持できて梁の上部に
おける柱の建方等の作業を何等のさまたげなく容易に行
えることは勿論のこと、下階の前記柱の階高中間部や下
階の梁の柱間の中央部番こジヤツキを設けていない故に
、長大スノ<ンの梁に対して先行荷重をかけた際の反力
により下階の柱や梁が変形してしまうようなことがない
ととも(こジャツギの取り付は作業やジャ・ンキに対す
るワイヤの連結作業を事前の工程により設けられている
床面上で安全にかつ容易に行え、また、ワイヤは長大ス
パンの梁の下方に納まるので上層階の外壁を取り付ける
際にワイヤが邪魔になるようなことがない、という利点
がある。
パンの梁をその中央部が上方に反る形状に予めむくりを
つけた状態で柱間に架設し、その梁の中央部に保合さセ
たワイヤを、前記梁より下階に位置する他の梁と前記柱
との仕口部近傍に設けG たジヤツキにより緊張することによって、前記梁の中央
部に下向きの先行荷重を加えるようにしたので、施工途
中においては梁を常にほぼ水平に保持できて梁の上部に
おける柱の建方等の作業を何等のさまたげなく容易に行
えることは勿論のこと、下階の前記柱の階高中間部や下
階の梁の柱間の中央部番こジヤツキを設けていない故に
、長大スノ<ンの梁に対して先行荷重をかけた際の反力
により下階の柱や梁が変形してしまうようなことがない
ととも(こジャツギの取り付は作業やジャ・ンキに対す
るワイヤの連結作業を事前の工程により設けられている
床面上で安全にかつ容易に行え、また、ワイヤは長大ス
パンの梁の下方に納まるので上層階の外壁を取り付ける
際にワイヤが邪魔になるようなことがない、という利点
がある。
第1図および第2図は本発明に係る施工方法により構築
された建染物の一例を示すもので、第1図は部分立面図
、第2図は大空間を形成するための梁の断面図(第1図
のn−m線矢視図)である。 第3図〜第9図は上記建築物の施工方法の一例を工程順
に説明するだめの図、第10図は第5図のX部の拡大図
、第11図はその側面図である。 第12図および第13図は本発明方法の他の実施例を示
すもので、第12図は部分拡大正面図、第13図はその
側面図である。第14図および第15図は本発明方法の
さらに他の実施例を示すもので、第14図は部分拡大正
面図、第15図はその側面図である。第16図ないし第
20図はいずれも本発明方法のさらに他の実施例を説明
するための図である。 第21図は、メガストラクチュアによる建築物の一従来
例を示す斜視図である。 10・・・・・・梁、18・・・・・・柱、31・・・
・・・他の梁、40・・・・・・ジヤツキ、41・・・
・・・ワイヤ。
された建染物の一例を示すもので、第1図は部分立面図
、第2図は大空間を形成するための梁の断面図(第1図
のn−m線矢視図)である。 第3図〜第9図は上記建築物の施工方法の一例を工程順
に説明するだめの図、第10図は第5図のX部の拡大図
、第11図はその側面図である。 第12図および第13図は本発明方法の他の実施例を示
すもので、第12図は部分拡大正面図、第13図はその
側面図である。第14図および第15図は本発明方法の
さらに他の実施例を示すもので、第14図は部分拡大正
面図、第15図はその側面図である。第16図ないし第
20図はいずれも本発明方法のさらに他の実施例を説明
するための図である。 第21図は、メガストラクチュアによる建築物の一従来
例を示す斜視図である。 10・・・・・・梁、18・・・・・・柱、31・・・
・・・他の梁、40・・・・・・ジヤツキ、41・・・
・・・ワイヤ。
Claims (1)
- 長大スパンの梁をその中央部が上方に反る形状に予め
むくりをつけた状態で柱間に架設し、その梁の中央部に
係合させたワイヤを、前記梁より下階に位置する他の梁
と前記柱との仕口部近傍に設けたジャッキにより緊張す
ることによって、前記梁の中央部に下向きの先行荷重を
加えてその梁をほぼ水平となした後、この梁に負荷され
る荷重となる残余の建築部材を組み立てることを特徴と
する建築物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17780290A JP2916585B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 建築物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17780290A JP2916585B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 建築物の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0468167A true JPH0468167A (ja) | 1992-03-03 |
| JP2916585B2 JP2916585B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=16037347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17780290A Expired - Fee Related JP2916585B2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | 建築物の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2916585B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010084471A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Kajima Corp | 吊り構造型架構 |
| CN114439248A (zh) * | 2022-04-07 | 2022-05-06 | 北京建工集团有限责任公司 | 一种钢柱安装方法 |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP17780290A patent/JP2916585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010084471A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Kajima Corp | 吊り構造型架構 |
| CN114439248A (zh) * | 2022-04-07 | 2022-05-06 | 北京建工集团有限责任公司 | 一种钢柱安装方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2916585B2 (ja) | 1999-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |