JPH0468187B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0468187B2 JPH0468187B2 JP59021248A JP2124884A JPH0468187B2 JP H0468187 B2 JPH0468187 B2 JP H0468187B2 JP 59021248 A JP59021248 A JP 59021248A JP 2124884 A JP2124884 A JP 2124884A JP H0468187 B2 JPH0468187 B2 JP H0468187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- steering angle
- vehicle
- wheel
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1554—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles
- B62D7/1572—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with electro-hydraulic control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、後輪の操舵に応じて後輪をも操舵す
るようにした車輌の4輪操舵装置に関し、特に旋
回時の横加速度に応じて後輪の転舵角を制御する
ようにした車輌と4輪操舵装置に関するものであ
る。
るようにした車輌の4輪操舵装置に関し、特に旋
回時の横加速度に応じて後輪の転舵角を制御する
ようにした車輌と4輪操舵装置に関するものであ
る。
(従来技術)
車輌が高速で旋回すると、第4図に示すよう
に、駆動タイヤの横すべり角が非駆動タイヤの横
すべり角よりも大きくなり、第5図実線aで示す
ように前輪駆動車においてはアンダーステアリン
グ特性が発生し、同図実線bで示すように後輪駆
動車においてはオーバーステアリング特性が発生
する。このアンダーステアリング傾向およびオー
バーステアリング傾向は車輌に加わる横加速度が
増大すると急激に上昇し、ある横加速度以上で車
輌の制御を行なうことができなくなることは一般
的によく知られていることである。
に、駆動タイヤの横すべり角が非駆動タイヤの横
すべり角よりも大きくなり、第5図実線aで示す
ように前輪駆動車においてはアンダーステアリン
グ特性が発生し、同図実線bで示すように後輪駆
動車においてはオーバーステアリング特性が発生
する。このアンダーステアリング傾向およびオー
バーステアリング傾向は車輌に加わる横加速度が
増大すると急激に上昇し、ある横加速度以上で車
輌の制御を行なうことができなくなることは一般
的によく知られていることである。
今日、車輛の前輪の操舵に追従して後輪を操舵
するようにした4輪操舵装置が開発されつつあ
る。(例えば、特開昭57−70774号公報参照)この
4輪操舵装置において、通常高車速域において後
輪を前輪と同位相方向に操舵するようになつてお
り、例えば高速道路における車線変更を走行安定
性よく極めてスムーズに行なうことができる。ま
た、低車速域において後輪を前輪と逆位相に操舵
するようになつており、旋回半径を小さくするこ
とができ、この4輪操舵装置は優れた操舵システ
ムとして注目をあびている。
するようにした4輪操舵装置が開発されつつあ
る。(例えば、特開昭57−70774号公報参照)この
4輪操舵装置において、通常高車速域において後
輪を前輪と同位相方向に操舵するようになつてお
り、例えば高速道路における車線変更を走行安定
性よく極めてスムーズに行なうことができる。ま
た、低車速域において後輪を前輪と逆位相に操舵
するようになつており、旋回半径を小さくするこ
とができ、この4輪操舵装置は優れた操舵システ
ムとして注目をあびている。
ところが、従来公知の4輪操舵装置は、車速あ
るいはこれに対応する前輪操舵角に応じて、前輪
の操舵角に対して後輪操舵角が決められているの
で、例えば高速走行時において、前輪と後輪が同
相方向に操舵されている時に、横加速度を受ける
と、駆動タイヤの横すべり角が非駆動タイヤの横
すべり角よりも大きくなり、従来の2輪操舵の車
輛と同様に車輌の制御を行なうことができないと
いう問題があつた。
るいはこれに対応する前輪操舵角に応じて、前輪
の操舵角に対して後輪操舵角が決められているの
で、例えば高速走行時において、前輪と後輪が同
相方向に操舵されている時に、横加速度を受ける
と、駆動タイヤの横すべり角が非駆動タイヤの横
すべり角よりも大きくなり、従来の2輪操舵の車
輛と同様に車輌の制御を行なうことができないと
いう問題があつた。
かかる問題を解決するために、本発明者は、車
体の受ける横加速度に応じて前輪の転舵角に対す
る後輪の転舵角の比を変化し、これによつて高速
旋回時に発生するアンダーステアリング特性また
はオーバーステアリング特性を解消して、コーナ
ーリング時の限界特性を高めた車輌の4輪操舵装
置を提案した。しかしながら、今日知られている
横加速度を検出する加速度検出器は応答性が悪
く、高速旋回時に後輪の転舵角が直に補正変化さ
れず、車輌の制御を十分行なえないという問題が
あつた。
体の受ける横加速度に応じて前輪の転舵角に対す
る後輪の転舵角の比を変化し、これによつて高速
旋回時に発生するアンダーステアリング特性また
はオーバーステアリング特性を解消して、コーナ
ーリング時の限界特性を高めた車輌の4輪操舵装
置を提案した。しかしながら、今日知られている
横加速度を検出する加速度検出器は応答性が悪
く、高速旋回時に後輪の転舵角が直に補正変化さ
れず、車輌の制御を十分行なえないという問題が
あつた。
(発明の目的)
従つて、本発明の目的は極めて応答性よく車輌
の受ける横加速度に応じて前輪の転舵角に対する
後輪の転舵角の比(以下、これを転舵比という)
を変化して、コーナーリング時における限界特性
が高く、かつ操縦特性が良好な車輌の4輪操舵装
置を提供することにある。
の受ける横加速度に応じて前輪の転舵角に対する
後輪の転舵角の比(以下、これを転舵比という)
を変化して、コーナーリング時における限界特性
が高く、かつ操縦特性が良好な車輌の4輪操舵装
置を提供することにある。
(発明の構成)
本発明の車輌の4輪操舵装置は、前輪を転舵す
るステアリング装置、このステアリング装置によ
つて転舵された前舵転舵角に応じて所定の転舵比
により同相方向に後輪を転舵する後輪転舵装置、
車速を検出する車速センサ、前記前輪の転舵角を
検出する前輪転舵角センサ、前記車速センサによ
り検出された車速と前記前輪転舵角センサにより
検出された前輪転舵角及び前輪転舵角の時間的変
化を検出して得られる前輪転舵角速度とから得ら
れる推定横加速度が設定横加速度以上の場合前記
転舵比を変化させる補正手段を備え、車速センサ
により検出された車速と前輪転舵角センサにより
検出された前輪転舵角及び前輪転舵角の時間的変
化を検出して得られた前輪転舵角速度とから車体
が受ける横加速度が設定横加速度以上であること
が実質的に判定された場合、車速あるいは車速に
対応する前輪の転舵角に応じて決められる後輪の
転舵角、即ち転舵比を変化するようにしたので、
加速度センサを使用した場合のような応答の遅れ
を生じることなく横加速度の発生と同時に転舵比
を変化することができるので、コーナーリング時
において高い限界特性と良好な操縦特性を得るこ
とができる。
るステアリング装置、このステアリング装置によ
つて転舵された前舵転舵角に応じて所定の転舵比
により同相方向に後輪を転舵する後輪転舵装置、
車速を検出する車速センサ、前記前輪の転舵角を
検出する前輪転舵角センサ、前記車速センサによ
り検出された車速と前記前輪転舵角センサにより
検出された前輪転舵角及び前輪転舵角の時間的変
化を検出して得られる前輪転舵角速度とから得ら
れる推定横加速度が設定横加速度以上の場合前記
転舵比を変化させる補正手段を備え、車速センサ
により検出された車速と前輪転舵角センサにより
検出された前輪転舵角及び前輪転舵角の時間的変
化を検出して得られた前輪転舵角速度とから車体
が受ける横加速度が設定横加速度以上であること
が実質的に判定された場合、車速あるいは車速に
対応する前輪の転舵角に応じて決められる後輪の
転舵角、即ち転舵比を変化するようにしたので、
加速度センサを使用した場合のような応答の遅れ
を生じることなく横加速度の発生と同時に転舵比
を変化することができるので、コーナーリング時
において高い限界特性と良好な操縦特性を得るこ
とができる。
車速、前輪転舵角、前輪転舵角の時間的変化お
よび横加速度をそれぞれV、θH、θ〓H及びGとする
と、ステアリングが操作されている際中即ち、過
渡状態においては、横加速度Gは、 G=αV2θH+βθ〓H と表すことができる。従つて、検出された舵角θH
車速Vから上式に従つて横加速度を算出し、この
算出された横加速度が設定横加速度以上であるか
の判定を行うようにしてもよい。また、上式によ
り横加速度の大小判定が行われる場合も、横加速
度を実際に算出するのではなく、各検出値、即ち
車速V、前輪舵角θHおよび前輪転舵角の時間的変
化θ〓Hの値を、それぞれの設定値と比較することに
より大小関係を判定して横加速度が設定加速度以
上か否かの判定を行うこともできる。
よび横加速度をそれぞれV、θH、θ〓H及びGとする
と、ステアリングが操作されている際中即ち、過
渡状態においては、横加速度Gは、 G=αV2θH+βθ〓H と表すことができる。従つて、検出された舵角θH
車速Vから上式に従つて横加速度を算出し、この
算出された横加速度が設定横加速度以上であるか
の判定を行うようにしてもよい。また、上式によ
り横加速度の大小判定が行われる場合も、横加速
度を実際に算出するのではなく、各検出値、即ち
車速V、前輪舵角θHおよび前輪転舵角の時間的変
化θ〓Hの値を、それぞれの設定値と比較することに
より大小関係を判定して横加速度が設定加速度以
上か否かの判定を行うこともできる。
このような、判定により推定横加速度が設定増
加速度以上であることが検出された場合、前輪転
舵角に対する後輪転舵角の比即ち、転舵比が変化
されるが、この転舵比の変化は通常、 前輪駆動車あるいは前輪により駆動力が分配さ
れた4輪駆動車においては、アンダーステアリン
グ特性を解消しうるように転舵比は減少される方
向に変化される。
加速度以上であることが検出された場合、前輪転
舵角に対する後輪転舵角の比即ち、転舵比が変化
されるが、この転舵比の変化は通常、 前輪駆動車あるいは前輪により駆動力が分配さ
れた4輪駆動車においては、アンダーステアリン
グ特性を解消しうるように転舵比は減少される方
向に変化される。
後輪駆動車あるいは後輪により駆動力が分配さ
れた4輪駆動車においては、オーバーステアリン
グ傾向を解消しうるように転舵比は増加される方
向に変化される。
れた4輪駆動車においては、オーバーステアリン
グ傾向を解消しうるように転舵比は増加される方
向に変化される。
しかしながら、アンダーステアリング特性を有
する車輌をオーバーステアリング特性を有する車
輌に変化し、スポーツ性を持たせることや、逆に
オーバーステアリング特性を有する車輌をアンダ
ーステアリング特性を車輌に変化し、安定した操
作性を有する車輌にすることも可能である。
する車輌をオーバーステアリング特性を有する車
輌に変化し、スポーツ性を持たせることや、逆に
オーバーステアリング特性を有する車輌をアンダ
ーステアリング特性を車輌に変化し、安定した操
作性を有する車輌にすることも可能である。
(実施例)
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明を第1実施例の概略構成図であ
る。前輪1L,1Rを操舵するステアリング装置
2は、操舵されるステアリングホイール3と、こ
のステアリングホイール3の操舵力を車幅方向
(左右方向)の往復運動に変換して伝達するピニ
オン4aおよびラツク4bと、基端がこのラツク
4bの各端に連結された左右のタイロツド5,
5′と、一端が各タイロツド5,5′の先端に、他
端が左右の前輪1L,1Rにそれぞれ連結された
ナツクルアーム6,6′とからなり、ステアリン
グホイール3の操舵に応じて左右のタイロツド
5,5′を車幅方向に往復運動させて左右の前輪
1L,1Rを左右に操舵するように構成されてい
る。
る。前輪1L,1Rを操舵するステアリング装置
2は、操舵されるステアリングホイール3と、こ
のステアリングホイール3の操舵力を車幅方向
(左右方向)の往復運動に変換して伝達するピニ
オン4aおよびラツク4bと、基端がこのラツク
4bの各端に連結された左右のタイロツド5,
5′と、一端が各タイロツド5,5′の先端に、他
端が左右の前輪1L,1Rにそれぞれ連結された
ナツクルアーム6,6′とからなり、ステアリン
グホイール3の操舵に応じて左右のタイロツド
5,5′を車幅方向に往復運動させて左右の前輪
1L,1Rを左右に操舵するように構成されてい
る。
ステアリング装置2のラツク4bのほぼ中央部
分にはフロントシリンダ7が設置されている。こ
のフロントシリンダ7は、車体に固定されたシリ
ンダケース7aと、上記ラツク4bと一体に設け
られ、このシリンダケース7a内に摺動自在に嵌
合されたピストン7bと、このピストン7bによ
つて区画された左室7cおよび右室7dとを備
え、ステアリング装置2のラツク4bに連動して
ピストン7bが車幅方向(左右方向)に動くこと
によつて左室7cおよび右室7dが容積変化する
ように構成されている。
分にはフロントシリンダ7が設置されている。こ
のフロントシリンダ7は、車体に固定されたシリ
ンダケース7aと、上記ラツク4bと一体に設け
られ、このシリンダケース7a内に摺動自在に嵌
合されたピストン7bと、このピストン7bによ
つて区画された左室7cおよび右室7dとを備
え、ステアリング装置2のラツク4bに連動して
ピストン7bが車幅方向(左右方向)に動くこと
によつて左室7cおよび右室7dが容積変化する
ように構成されている。
一方、8,8′は左右の後輪9L,9Rを回転
自在に支持するホイール支持部材であつて、これ
らホイール支持部材8,8′の前後端には、車幅
方向に延び、後輪9L,9Rを操舵するための前
後2本のリンク部材としてのラテラルリンク1
0,10′,11,11′がそれぞれ連結されてい
る。左右の前側ラテラルリンク10,10′同士
はその内端間でリンク状の第1連結部材12によ
つて連結されているとともに、左右の後側ラテラ
ルリンク11,11′同士もその内端間で第2連
結部材13によつて連結されており、前側および
後側ラテラルリンク10,11の車幅方向(左右
方向)の動きに伴つてホイール支持部材8を介し
て左右の高端9L,9Rをそのホイールセンタを
操舵中心として操舵するように支持している。
自在に支持するホイール支持部材であつて、これ
らホイール支持部材8,8′の前後端には、車幅
方向に延び、後輪9L,9Rを操舵するための前
後2本のリンク部材としてのラテラルリンク1
0,10′,11,11′がそれぞれ連結されてい
る。左右の前側ラテラルリンク10,10′同士
はその内端間でリンク状の第1連結部材12によ
つて連結されているとともに、左右の後側ラテラ
ルリンク11,11′同士もその内端間で第2連
結部材13によつて連結されており、前側および
後側ラテラルリンク10,11の車幅方向(左右
方向)の動きに伴つてホイール支持部材8を介し
て左右の高端9L,9Rをそのホイールセンタを
操舵中心として操舵するように支持している。
さらに、上記第1および第2連結部材12,1
3には、それぞれ第1連結部材12と第2連結部
材13とを互いに逆方向に往復運動させる第1お
よび第2の1対のリヤシリンダ14,15が設け
られている。これらリヤシリンダ14,15は、
それぞれ車体に固定されたシリンダケース14
a,15aと、連結部材12,13に一体に設け
られ、これらシリンダケース14a,15a内に
摺動自在に嵌合されたピストン14b,15b
と、これらピストン14b,15bによつて区画
された左室14c,15cおよび右室14d,1
5dとを備えているとともに、これら左右室14
c,14d,15c,15dには各々左右対称に
リターンスプリング14e,15eが縮装されて
いる。これら各リターンスプリング14e,14
e′,15e,15e′の一端はシリンダケース14
a,15aの各内端面に当接し、他端は連結部材
12,13にそれぞれ設けられた押圧板14f,
14f′,15f,15f′に当接されている。これ
ら押圧板14f,15fは連結部材12,13に
一体に設けられた環状の係合片14g,14g′,
15g,15g′に係合可能で、かつシリンダケー
ス14a,15aに一体に設けられたストツパ片
14h,14h′,15h,15h′に規制されるよ
うになつており、よつて連結部材12,13つま
りピストン14b,15bをリターンスプリング
14e,14e′,15e,15e′によりセツト荷
重でもつて中立位置に押圧保持しながら、ピスト
ン14b,15bの左右方向の動きに伴つて連結
部材12,13を左右方向に往復運動させ、前側
および後側ラテラルリンク10,10′,11,
11′を介して左右の後輪9L,9Rを操舵する
ように構成されている。
3には、それぞれ第1連結部材12と第2連結部
材13とを互いに逆方向に往復運動させる第1お
よび第2の1対のリヤシリンダ14,15が設け
られている。これらリヤシリンダ14,15は、
それぞれ車体に固定されたシリンダケース14
a,15aと、連結部材12,13に一体に設け
られ、これらシリンダケース14a,15a内に
摺動自在に嵌合されたピストン14b,15b
と、これらピストン14b,15bによつて区画
された左室14c,15cおよび右室14d,1
5dとを備えているとともに、これら左右室14
c,14d,15c,15dには各々左右対称に
リターンスプリング14e,15eが縮装されて
いる。これら各リターンスプリング14e,14
e′,15e,15e′の一端はシリンダケース14
a,15aの各内端面に当接し、他端は連結部材
12,13にそれぞれ設けられた押圧板14f,
14f′,15f,15f′に当接されている。これ
ら押圧板14f,15fは連結部材12,13に
一体に設けられた環状の係合片14g,14g′,
15g,15g′に係合可能で、かつシリンダケー
ス14a,15aに一体に設けられたストツパ片
14h,14h′,15h,15h′に規制されるよ
うになつており、よつて連結部材12,13つま
りピストン14b,15bをリターンスプリング
14e,14e′,15e,15e′によりセツト荷
重でもつて中立位置に押圧保持しながら、ピスト
ン14b,15bの左右方向の動きに伴つて連結
部材12,13を左右方向に往復運動させ、前側
および後側ラテラルリンク10,10′,11,
11′を介して左右の後輪9L,9Rを操舵する
ように構成されている。
フロントシリンダ7の左右室7c,7dとに連
通されたオイル通路17,17′は同相・逆相切
替装置16,16′のシリンダ16a,16a′に
連通されている。この切替装置16,16′のシ
リンダ16a,16a′中には上記オイル通路1
7,17′の開孔を横切つて移動しうるようにピ
ストン16b,16b′が嵌合されている。これら
ピストン16b,16b′によつてシリンダ16
a,16a′が内室16c,16c′、外室16d,
16d′に画離されている。内室16c,16c′は
それぞれ第1のリヤシリンダ左右室14c,14
dにオイル通路18,18′により連通されてい
る。外室16d,16d′はそれぞれ第2のリヤシ
リンダの左右室15c,15dにオイル通路1
9,19′により連結されている。切替装置16,
16′のピストン16b,16b′はアクチユエー
タ16e,16e′によりオイル通路17,17′
を横切つて車体の幅方向に移動されるようになつ
ており、オイル通路17,17′がオイル通路1
8,18′あるいは19,19′に連通されるよう
になつている。さらにオイル通路17,17′に
は舵角調整装置20,20′が介在されている。
この舵角調整装置20,20′はオイル室20a,
20a′を備え、このオイル室20a,20a′の内
部に移動可能にピストン20b,20b′が嵌合配
置されている。このピストン20b,20b′はス
プリング20c,20c′により内方に付勢されて
いる。このスプリング20c,20c′の付勢力は
アクチユエータ20d,20d′により車速に応じ
て可変制御される。なお、同相逆相切換装置1
6,16′のアクチユエータ16e,16e′およ
び舵角調整装置20,20′とアクチユエータ2
0d,20d′は、車速センサ21、舵角センサ2
2により検出された車速信号V、舵角信号θを受
けてコントローラ23により制御される。このコ
ントローラ23においては、舵角信号θから前輪
転舵の時間的変化θ〓が算出される。
通されたオイル通路17,17′は同相・逆相切
替装置16,16′のシリンダ16a,16a′に
連通されている。この切替装置16,16′のシ
リンダ16a,16a′中には上記オイル通路1
7,17′の開孔を横切つて移動しうるようにピ
ストン16b,16b′が嵌合されている。これら
ピストン16b,16b′によつてシリンダ16
a,16a′が内室16c,16c′、外室16d,
16d′に画離されている。内室16c,16c′は
それぞれ第1のリヤシリンダ左右室14c,14
dにオイル通路18,18′により連通されてい
る。外室16d,16d′はそれぞれ第2のリヤシ
リンダの左右室15c,15dにオイル通路1
9,19′により連結されている。切替装置16,
16′のピストン16b,16b′はアクチユエー
タ16e,16e′によりオイル通路17,17′
を横切つて車体の幅方向に移動されるようになつ
ており、オイル通路17,17′がオイル通路1
8,18′あるいは19,19′に連通されるよう
になつている。さらにオイル通路17,17′に
は舵角調整装置20,20′が介在されている。
この舵角調整装置20,20′はオイル室20a,
20a′を備え、このオイル室20a,20a′の内
部に移動可能にピストン20b,20b′が嵌合配
置されている。このピストン20b,20b′はス
プリング20c,20c′により内方に付勢されて
いる。このスプリング20c,20c′の付勢力は
アクチユエータ20d,20d′により車速に応じ
て可変制御される。なお、同相逆相切換装置1
6,16′のアクチユエータ16e,16e′およ
び舵角調整装置20,20′とアクチユエータ2
0d,20d′は、車速センサ21、舵角センサ2
2により検出された車速信号V、舵角信号θを受
けてコントローラ23により制御される。このコ
ントローラ23においては、舵角信号θから前輪
転舵の時間的変化θ〓が算出される。
このように構成された車輌の4輪操舵装置は次
の様にして作用する。
の様にして作用する。
車輌が極低速走行の際は、舵角調整装置20,
20′中に配されたスプリング20c,20c′の
付勢力はアクチユエータ20d,20d′の作動に
よりリターンスプリング14eの付勢力より大き
く設定されている。そのためオイル室20a,2
0a′に油圧が付与されてもピストン20b,20
b′が外方へ移動しにくくなつていて、従つて、ス
テアリング装置2の操作にともなつてフロントシ
リンダ7から排出されるオイルは同相逆相切換装
置16,16′を介してリヤシリンダヘ送られる
が車速センサ21により極低速走行状態が検出さ
れているので、同相逆相切換装置16,16′の
アクチユエータ16e,16e′はコントローラー
23に制御されて各ピストンが内方へ移動してい
て、フロントシリンダ7の左室7cと右室7bと
がそれぞれ第2のリヤシリンダ15の左室15c
と右室15dとに連結されている。ステアリング
装置2が操作されることにより、フロントシリン
ダ7の左室7cの容積が減少すると、この分だけ
オイルが排出され、この排出されたオイルが第2
のリヤシリンダ15の左室15cに挿入される
が、フロントシリンダ7によるリヤシリンダ15
の容積変化率が増大しているのでリヤタイヤ9
L,9Rの転舵角のフロントタイヤ1L,1Rの
操舵角に対する比が大きく逆相方向に転舵され、
旋回半径が小さくされ、小回りがよくきくように
なつている。
20′中に配されたスプリング20c,20c′の
付勢力はアクチユエータ20d,20d′の作動に
よりリターンスプリング14eの付勢力より大き
く設定されている。そのためオイル室20a,2
0a′に油圧が付与されてもピストン20b,20
b′が外方へ移動しにくくなつていて、従つて、ス
テアリング装置2の操作にともなつてフロントシ
リンダ7から排出されるオイルは同相逆相切換装
置16,16′を介してリヤシリンダヘ送られる
が車速センサ21により極低速走行状態が検出さ
れているので、同相逆相切換装置16,16′の
アクチユエータ16e,16e′はコントローラー
23に制御されて各ピストンが内方へ移動してい
て、フロントシリンダ7の左室7cと右室7bと
がそれぞれ第2のリヤシリンダ15の左室15c
と右室15dとに連結されている。ステアリング
装置2が操作されることにより、フロントシリン
ダ7の左室7cの容積が減少すると、この分だけ
オイルが排出され、この排出されたオイルが第2
のリヤシリンダ15の左室15cに挿入される
が、フロントシリンダ7によるリヤシリンダ15
の容積変化率が増大しているのでリヤタイヤ9
L,9Rの転舵角のフロントタイヤ1L,1Rの
操舵角に対する比が大きく逆相方向に転舵され、
旋回半径が小さくされ、小回りがよくきくように
なつている。
車速が増大することにつれて、舵角調整装置2
0,20′中に配されたスプリング20c,20
c′の付勢力はアクチユエータ20d,20d′がコ
ントローラ23により制御されて小さくなるた
め、フロントシリンダ7によるリヤシリンダ15
の容積変化率が減少して前輪転舵角と後輪転舵角
との比が減少変化する。中・高速走行時には車速
センサの出力により同相逆相切換装置16,1
6′の各ピストン16b,16b′はそれぞれアク
チユエータ16e,16e′がコントローラ23に
制御されることにより外方へ移動され、フロント
シリンダ7の左室7c、右室7dがそれぞれ第1
のリヤシリンダの左室14cと右室14dとに連
結される。この状態で、ステアリング装置2が操
作され、フロントシリンダ7の左室7cの容積が
減少すると、この分だけオイルが排出される。こ
のオイルが第1のリヤシリンダ14の左室14c
に流入し、リヤタイヤ9L,9Rがフロントタイ
ヤ1L,1Rの操舵に対して同相方向に転舵され
る。このとき、舵角調整装置20,20′中に配
されたスプリング20c,20c′の付勢力と、第
1のリヤシリンダ14中に設されたスプリング1
4e,14e′の付勢力との関係を制御することに
よりフロントシリンダ7によるリヤシリンダ14
の容積変化率を変えることで、前輪転舵角と後輪
転舵角との比を車速に応じて変化させることがで
きる。
0,20′中に配されたスプリング20c,20
c′の付勢力はアクチユエータ20d,20d′がコ
ントローラ23により制御されて小さくなるた
め、フロントシリンダ7によるリヤシリンダ15
の容積変化率が減少して前輪転舵角と後輪転舵角
との比が減少変化する。中・高速走行時には車速
センサの出力により同相逆相切換装置16,1
6′の各ピストン16b,16b′はそれぞれアク
チユエータ16e,16e′がコントローラ23に
制御されることにより外方へ移動され、フロント
シリンダ7の左室7c、右室7dがそれぞれ第1
のリヤシリンダの左室14cと右室14dとに連
結される。この状態で、ステアリング装置2が操
作され、フロントシリンダ7の左室7cの容積が
減少すると、この分だけオイルが排出される。こ
のオイルが第1のリヤシリンダ14の左室14c
に流入し、リヤタイヤ9L,9Rがフロントタイ
ヤ1L,1Rの操舵に対して同相方向に転舵され
る。このとき、舵角調整装置20,20′中に配
されたスプリング20c,20c′の付勢力と、第
1のリヤシリンダ14中に設されたスプリング1
4e,14e′の付勢力との関係を制御することに
よりフロントシリンダ7によるリヤシリンダ14
の容積変化率を変えることで、前輪転舵角と後輪
転舵角との比を車速に応じて変化させることがで
きる。
この中・高走行時には車速の増加に伴いスプリ
ング20c,20c′の付勢力を大きくすることに
より、フロントシリンダによるリヤシリンダ14
の容積変化率を増大させるようにしている。
ング20c,20c′の付勢力を大きくすることに
より、フロントシリンダによるリヤシリンダ14
の容積変化率を増大させるようにしている。
車速センサ21により検出される車速Vと舵角
センサ22により検出される前輪転舵角θ及び前
輪転舵角の時間的変化θ〓から車輌に加わる横加速
度が設定加速度以上であることがコントローラ2
3により判定されると、前輪駆動車あるいは前輪
により駆動力が加わる4輪駆動車にあつては、同
相逆相切換装置16,16′の各ピストン16b,
16b′はそれぞれアクチユエータ16e,16
e′により内方へ移動され、フロントシリンダ7の
左室7c、右側7dがそれぞれ第2のリヤシリン
ダ15の左室15cと右室15dとに連結され
る。この状態で、ステアリング装置3がさらに操
舵され、フロントシリンダ7の左室7cの容積が
減少すると、この際排出されたオイルは第2のリ
ヤシリンダ15の左室15cに流入し、第2のリ
ヤシリンダ15中に設置されたピストン15bを
図中右方へ移動する。従つて、第6図に示すよう
にステアリング角度を増すにつれて後輪転舵角が
減少し、前輪駆動車において発生するアンダース
テアリング特性が打消され、コーナーリングの際
の限界特性が向上し、かつ走行安定性よく旋回す
ることができる。後輪駆動車あるいは後輪により
駆動力が加わる4輪駆動車にあつては、車輌に加
わる推定横加速度が設定加速度以上であることが
コントローラ23により判定されると、舵角調整
装置20,20′の各ピストン20b,20b′は
それぞれアクチユエータ20d,20d′により内
方へ移動され、スプリング20c,20c′の付勢
力をさらに増大させるように作動する。この状態
で、ステアリング装置2がさらに操作され、フロ
ントシリンダ7の左室7cの容積が減少すると、
この際排出されたオイルは舵角調整装置20に吸
収されることなく、第1のリヤシリンダ14の左
室14cに流入し、第1のリヤシリンダ14中に
設置されたピストン14bを図中右方へ移動す
る。従つて、第7図に示すようにステアリング角
度を増すにつれて後輪転舵角がより大きな転舵比
で増加し、後輪駆動車等において発生するオーバ
ーステアリング特性が打消され、コーナーリング
の際の限界特性が向上し、かつ走行安定性よく旋
回することができるようになる。
センサ22により検出される前輪転舵角θ及び前
輪転舵角の時間的変化θ〓から車輌に加わる横加速
度が設定加速度以上であることがコントローラ2
3により判定されると、前輪駆動車あるいは前輪
により駆動力が加わる4輪駆動車にあつては、同
相逆相切換装置16,16′の各ピストン16b,
16b′はそれぞれアクチユエータ16e,16
e′により内方へ移動され、フロントシリンダ7の
左室7c、右側7dがそれぞれ第2のリヤシリン
ダ15の左室15cと右室15dとに連結され
る。この状態で、ステアリング装置3がさらに操
舵され、フロントシリンダ7の左室7cの容積が
減少すると、この際排出されたオイルは第2のリ
ヤシリンダ15の左室15cに流入し、第2のリ
ヤシリンダ15中に設置されたピストン15bを
図中右方へ移動する。従つて、第6図に示すよう
にステアリング角度を増すにつれて後輪転舵角が
減少し、前輪駆動車において発生するアンダース
テアリング特性が打消され、コーナーリングの際
の限界特性が向上し、かつ走行安定性よく旋回す
ることができる。後輪駆動車あるいは後輪により
駆動力が加わる4輪駆動車にあつては、車輌に加
わる推定横加速度が設定加速度以上であることが
コントローラ23により判定されると、舵角調整
装置20,20′の各ピストン20b,20b′は
それぞれアクチユエータ20d,20d′により内
方へ移動され、スプリング20c,20c′の付勢
力をさらに増大させるように作動する。この状態
で、ステアリング装置2がさらに操作され、フロ
ントシリンダ7の左室7cの容積が減少すると、
この際排出されたオイルは舵角調整装置20に吸
収されることなく、第1のリヤシリンダ14の左
室14cに流入し、第1のリヤシリンダ14中に
設置されたピストン14bを図中右方へ移動す
る。従つて、第7図に示すようにステアリング角
度を増すにつれて後輪転舵角がより大きな転舵比
で増加し、後輪駆動車等において発生するオーバ
ーステアリング特性が打消され、コーナーリング
の際の限界特性が向上し、かつ走行安定性よく旋
回することができるようになる。
次に本発明の第2実施例を説明する。第2図は
第2実施例を説明する概略説明図である。左右の
前輪1L,1Rを転舵するステアリング装置2
は、第1実施例と同様にステアリングホイール3
と、このステアリングホイール3の回転運動を直
線往復運動に変換するラツク4aとピニオン4b
と、基端がこのラツク4aの各端に連結された左
右のタイロツド5,5′と、一端が各タイロツド
5,5′の先端に、他端が左右の前輪1L,1R
にそれぞれ連結されたナツクルアーム6,6′か
らなり、ステアリング3の操舵に応じて左右のタ
イロツド5,5′を車幅方向に往復運動させて左
右の前輪1L,1Rを左右に操舵するように構成
されている。
第2実施例を説明する概略説明図である。左右の
前輪1L,1Rを転舵するステアリング装置2
は、第1実施例と同様にステアリングホイール3
と、このステアリングホイール3の回転運動を直
線往復運動に変換するラツク4aとピニオン4b
と、基端がこのラツク4aの各端に連結された左
右のタイロツド5,5′と、一端が各タイロツド
5,5′の先端に、他端が左右の前輪1L,1R
にそれぞれ連結されたナツクルアーム6,6′か
らなり、ステアリング3の操舵に応じて左右のタ
イロツド5,5′を車幅方向に往復運動させて左
右の前輪1L,1Rを左右に操舵するように構成
されている。
一方、左右の後輪9R,9Lを転舵する後輪転
舵装置28は、車体に左右方向に摺動自在に保持
された後輪操作ロツド27と、このロツド27の
左右両端に夫々タイロツド30,30′を介して
連結された左右のナツクルアーム31,31′と
を有し、上記操作ロツド27の軸方向を移動によ
り、後輪9L,9R′が転舵する。操作ロツド2
7の一部にはラツク32が形成され、このラツク
32に噛合するピニオン33がパルスモータ34
により一対の傘歯車35,36及びピニオン軸3
7を介して回転させることにより、上記パルスモ
ータ34の回転方向、回転量に対応して後輪9
L,9Rを転舵する。
舵装置28は、車体に左右方向に摺動自在に保持
された後輪操作ロツド27と、このロツド27の
左右両端に夫々タイロツド30,30′を介して
連結された左右のナツクルアーム31,31′と
を有し、上記操作ロツド27の軸方向を移動によ
り、後輪9L,9R′が転舵する。操作ロツド2
7の一部にはラツク32が形成され、このラツク
32に噛合するピニオン33がパルスモータ34
により一対の傘歯車35,36及びピニオン軸3
7を介して回転させることにより、上記パルスモ
ータ34の回転方向、回転量に対応して後輪9
L,9Rを転舵する。
また、上記後輪操作ロツド27はパワーシリン
ダ38を貫通し、このシリンダ38内を左右の油
圧室38a,38bに仕切るピストン39がこの
操作ロツド27に固着されると共に、上記油圧室
38a,38bには、ピニオン軸37の周囲に設
けられたコントロールバルブ40から導かれた油
圧通路41a,41bが夫々接続され、また上記
コントロールバルブ40と、モータ42によつて
駆動されるポンプ43との間には油圧供給通路4
4及びリターン通路45が設けられている。ここ
で、上記コントロールバルブ40は、パルスモー
タ34の回転時にピニオン軸37に加わる回転力
に応じて作動し、ポンプ43から油圧供給通路4
4を経て供給される油圧を上記回転力の本向に応
じてパワーシリンダ38のいずれか一方の油圧室
38a又は38bに導入し、他方の油圧室38b
又は38a内の作動油をリターン通路45を介し
て上記ポンプ43に戻すように作用する。従つ
て、上記パルスモータ34により、傘歯車35,
36、ピニオン軸37、ピニオン33及びラツク
32を介して操作ロツド27が軸方向に移動され
る時に、パワーシリンダ38内に導入された油圧
がピストン39を介して操作ロツド27の移動を
助勢する。
ダ38を貫通し、このシリンダ38内を左右の油
圧室38a,38bに仕切るピストン39がこの
操作ロツド27に固着されると共に、上記油圧室
38a,38bには、ピニオン軸37の周囲に設
けられたコントロールバルブ40から導かれた油
圧通路41a,41bが夫々接続され、また上記
コントロールバルブ40と、モータ42によつて
駆動されるポンプ43との間には油圧供給通路4
4及びリターン通路45が設けられている。ここ
で、上記コントロールバルブ40は、パルスモー
タ34の回転時にピニオン軸37に加わる回転力
に応じて作動し、ポンプ43から油圧供給通路4
4を経て供給される油圧を上記回転力の本向に応
じてパワーシリンダ38のいずれか一方の油圧室
38a又は38bに導入し、他方の油圧室38b
又は38a内の作動油をリターン通路45を介し
て上記ポンプ43に戻すように作用する。従つ
て、上記パルスモータ34により、傘歯車35,
36、ピニオン軸37、ピニオン33及びラツク
32を介して操作ロツド27が軸方向に移動され
る時に、パワーシリンダ38内に導入された油圧
がピストン39を介して操作ロツド27の移動を
助勢する。
コントローラ46には、車速センサ47から出
力される車速信号Aと、前輪転舵角を検出する前
輪転舵角センサ48からの前輪転舵角Bとが入力
される。コントローラ46はこれら入力された信
号値に基いて信号C、Dを出力し、これら信号
C、Dによつてパルスモータ34とポンプ駆動用
モータ42がそれぞれ駆動される。
力される車速信号Aと、前輪転舵角を検出する前
輪転舵角センサ48からの前輪転舵角Bとが入力
される。コントローラ46はこれら入力された信
号値に基いて信号C、Dを出力し、これら信号
C、Dによつてパルスモータ34とポンプ駆動用
モータ42がそれぞれ駆動される。
次にコントローラ46の構成を第3図を用いて
説明する。車速センサ47からの車速信号Aと、
前輪転舵角センサ48からの前輪転舵角信号Bと
は後輪転舵角演算部51に入力される。この演算
部51は、まず、車速センサ47によつて検出さ
れた車速と、前輪転舵角センサ48によつて検出
された前輪転舵角及び前輪転舵角の時間的変化を
検出して得られた前輪転舵角速度とから上述の式
に基づいて車体の受ける推定横加速度が特定加速
以上か否かを判定し、設定加速度以下の場合は、
演算部51は、車速と、前輪転舵角とに基づい
て、後輪転舵角を、低速時には、前輪転舵角の増
大に従つて逆位相で増大され、高速時には、前輪
転車舵角の増大に従つて同位相に増大されるよう
に算出する。従つて、低速時における旋回半径を
小さくすることができ、かつ高速時における車線
変更をスムーズに操縦性よく行なうことができ
る。
説明する。車速センサ47からの車速信号Aと、
前輪転舵角センサ48からの前輪転舵角信号Bと
は後輪転舵角演算部51に入力される。この演算
部51は、まず、車速センサ47によつて検出さ
れた車速と、前輪転舵角センサ48によつて検出
された前輪転舵角及び前輪転舵角の時間的変化を
検出して得られた前輪転舵角速度とから上述の式
に基づいて車体の受ける推定横加速度が特定加速
以上か否かを判定し、設定加速度以下の場合は、
演算部51は、車速と、前輪転舵角とに基づい
て、後輪転舵角を、低速時には、前輪転舵角の増
大に従つて逆位相で増大され、高速時には、前輪
転車舵角の増大に従つて同位相に増大されるよう
に算出する。従つて、低速時における旋回半径を
小さくすることができ、かつ高速時における車線
変更をスムーズに操縦性よく行なうことができ
る。
このようにして後輪転舵角演算部51が算出し
た目標後輪転舵角を担持する目標信号Eは、パル
スモータ34のドライバ52に入力される。ドラ
イバ52はこの信号Eを受けて、後輪9L,9
L′を目標後輪転舵角に設定するようにパルスモー
タ34と回転させるパルス信号Aを出力する。こ
のパルス信号Aがパルスモータ34に入力される
と、パルスモータ34が目標後輪転舵角に対応す
る回度だけ回転し、傘歯車35,36、ピニオン
軸37、ピニオン33及びラツク32を介して後
輪操作ロツド27を軸方向に移動させる。これに
より、目標後輪転舵角になるように転舵される。
この時、パワーシリンダ38が作動し、操作ロツ
ド27の移動が助勢される。
た目標後輪転舵角を担持する目標信号Eは、パル
スモータ34のドライバ52に入力される。ドラ
イバ52はこの信号Eを受けて、後輪9L,9
L′を目標後輪転舵角に設定するようにパルスモー
タ34と回転させるパルス信号Aを出力する。こ
のパルス信号Aがパルスモータ34に入力される
と、パルスモータ34が目標後輪転舵角に対応す
る回度だけ回転し、傘歯車35,36、ピニオン
軸37、ピニオン33及びラツク32を介して後
輪操作ロツド27を軸方向に移動させる。これに
より、目標後輪転舵角になるように転舵される。
この時、パワーシリンダ38が作動し、操作ロツ
ド27の移動が助勢される。
高速走行中、即ち、前輪と後輪とが同相で操舵
されている場合に、演算部51によつて車輌の受
ける推定横加速度が設定横加速度以上であること
が判定されると、後輪転舵角演算部51によつて
算出される目標後輪転舵角は、前輪駆動車あるい
は前輪により駆動力が加わる4輪駆動車にあつて
は、車輌の受ける推定横加速度が設定横加速度未
満の場合の転舵比よりも小さな転舵比を有するよ
うに設定される。後輪駆動車あるいは後輪により
駆動力が加わる4輪駆動車にあつては、車輌の受
ける横加速度が設定横加速度未満の場合の転舵比
よりも大きな転舵比を有するように設定される。
されている場合に、演算部51によつて車輌の受
ける推定横加速度が設定横加速度以上であること
が判定されると、後輪転舵角演算部51によつて
算出される目標後輪転舵角は、前輪駆動車あるい
は前輪により駆動力が加わる4輪駆動車にあつて
は、車輌の受ける推定横加速度が設定横加速度未
満の場合の転舵比よりも小さな転舵比を有するよ
うに設定される。後輪駆動車あるいは後輪により
駆動力が加わる4輪駆動車にあつては、車輌の受
ける横加速度が設定横加速度未満の場合の転舵比
よりも大きな転舵比を有するように設定される。
さらに、上記各実施例において、単にオーバー
ステアリング特性あるいはアンダーステアリング
特性の車輌をニユートラルステアリング特性を有
する車輌にするのではなく、上述したように、ア
ンダーステアリング特性を有する車輌をオーバー
ステアリング特性を有する車輌に変化し、スポー
ツ性を持たせることや、逆にオーバーステアリン
グ特性を有する車輌に変化し、安定した操縦性を
有する車輌にすることを可能である。
ステアリング特性あるいはアンダーステアリング
特性の車輌をニユートラルステアリング特性を有
する車輌にするのではなく、上述したように、ア
ンダーステアリング特性を有する車輌をオーバー
ステアリング特性を有する車輌に変化し、スポー
ツ性を持たせることや、逆にオーバーステアリン
グ特性を有する車輌に変化し、安定した操縦性を
有する車輌にすることを可能である。
(発明の効果)
本発明は、加速度センサを使用することなく、
車速センサにより検出された車速と前輪転舵角セ
ンサにより検出された前輪転舵角及び前輪転舵角
速度とから、車体が受ける推定横加速度が設定横
加速度以上であることが実質的に判定されると、
車速あるいは車速に対応する前輪の転舵角に応じ
て決められる後輪の転舵角、即ち転舵比を変化す
るようにしたので、加速度センサを使用した場合
のような応答遅れを生じることなく、転舵比が変
化されて、アンダーステアリング特性あるいはオ
ーバーステアリング特性が解消されるので、コー
ナーリング時において高い限界特性と良好な操縦
特性を得ることができる。
車速センサにより検出された車速と前輪転舵角セ
ンサにより検出された前輪転舵角及び前輪転舵角
速度とから、車体が受ける推定横加速度が設定横
加速度以上であることが実質的に判定されると、
車速あるいは車速に対応する前輪の転舵角に応じ
て決められる後輪の転舵角、即ち転舵比を変化す
るようにしたので、加速度センサを使用した場合
のような応答遅れを生じることなく、転舵比が変
化されて、アンダーステアリング特性あるいはオ
ーバーステアリング特性が解消されるので、コー
ナーリング時において高い限界特性と良好な操縦
特性を得ることができる。
第1図および第2図は、本発明の4輪操舵装置
のそれぞれ第1および第2実施例を示す概略図、
第3図は第2図におけるコントローラの内部構成
図、第4図は、非駆動タイヤと駆動タイヤとの横
加速度と横すべり角との関係を示すグラフ、第5
図は、前輪駆動車および後輪駆動車のステア特性
を示すグラフ、第6図および第7図は本発明によ
る前輪および後輪駆動車のそれぞれの場合のステ
アリング角度と後輪転舵角との特性を示すグラフ
である。 1L,1R……前輪、2……ステアリング装
置、7……フロントシリンダ、9L,9R……後
輪、14……第1のリヤシリンダ、15……第2
のリヤシリンダ、16,16′……同相逆相切換
装置、20,20′……舵角調整装置、21,4
7……車速センサ、22,48……舵角センサ、
23,46……コントローラ、27……操作ロツ
ド、38……パワーシリンダ、42……モータ、
43……ポンプ。
のそれぞれ第1および第2実施例を示す概略図、
第3図は第2図におけるコントローラの内部構成
図、第4図は、非駆動タイヤと駆動タイヤとの横
加速度と横すべり角との関係を示すグラフ、第5
図は、前輪駆動車および後輪駆動車のステア特性
を示すグラフ、第6図および第7図は本発明によ
る前輪および後輪駆動車のそれぞれの場合のステ
アリング角度と後輪転舵角との特性を示すグラフ
である。 1L,1R……前輪、2……ステアリング装
置、7……フロントシリンダ、9L,9R……後
輪、14……第1のリヤシリンダ、15……第2
のリヤシリンダ、16,16′……同相逆相切換
装置、20,20′……舵角調整装置、21,4
7……車速センサ、22,48……舵角センサ、
23,46……コントローラ、27……操作ロツ
ド、38……パワーシリンダ、42……モータ、
43……ポンプ。
Claims (1)
- 1 前輪を転舵するステアリング装置、このステ
アリング装置によつて転舵された前舵転舵角に応
じて所定の転舵比により同相方向に後輪を転舵す
る後輪転舵装置、車速を検出する車速センサ、前
記前輪の転舵角を検出する前輪転舵角センサ、前
記車速センサにより検出された車速と前記前輪転
舵角センサにより検出された前輪転舵角及び前輪
転舵角の時間的変化を検出して得られる前輪転舵
角速度とから得られる推定横加速度が設定横加速
度以上の場合前記転舵比を変化させる補正手段が
備えられたことを特徴とする車両の4輪操舵装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2124884A JPS60166563A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 車両の4輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2124884A JPS60166563A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 車両の4輪操舵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60166563A JPS60166563A (ja) | 1985-08-29 |
| JPH0468187B2 true JPH0468187B2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=12049756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2124884A Granted JPS60166563A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 車両の4輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60166563A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61218483A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-27 | Kayaba Ind Co Ltd | 車両走行安定装置 |
| DE3786513D1 (de) * | 1986-10-01 | 1993-08-19 | Mazda Motor | Vierradlenksystem fuer kraftfahrzeug. |
| JP2549708B2 (ja) * | 1988-07-05 | 1996-10-30 | 日産自動車株式会社 | 4輪操舵車両の後輪操舵装置 |
| US4893825A (en) * | 1988-09-02 | 1990-01-16 | Eaton Corporation | Controlled compliance for rear wheel steering |
| JP2620351B2 (ja) * | 1988-12-21 | 1997-06-11 | 本田技研工業株式会社 | 車輌の前後輪操舵制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60163770A (ja) * | 1984-02-02 | 1985-08-26 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操舵装置 |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP2124884A patent/JPS60166563A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60166563A (ja) | 1985-08-29 |
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