JPH0468492B2 - - Google Patents

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JPH0468492B2
JPH0468492B2 JP4241787A JP4241787A JPH0468492B2 JP H0468492 B2 JPH0468492 B2 JP H0468492B2 JP 4241787 A JP4241787 A JP 4241787A JP 4241787 A JP4241787 A JP 4241787A JP H0468492 B2 JPH0468492 B2 JP H0468492B2
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JP
Japan
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friction material
core plate
friction
plate
segments
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JP4241787A
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JPS63210135A (ja
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Kazutomi Myaishi
Akihiro Agata
Koji Shimoi
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FCC Co Ltd
Original Assignee
FCC Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明はクラツチ用摩擦板の製造方法およびそ
の製造方法に用いられる製造装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、この種摩擦板を製造する場合は、摩擦材
シートに切断加工を施して定尺物を得、次いでそ
の定尺物に打抜き加工を施して環状摩擦材を得、
その後摩擦材を環状心板に接着し、さらに摩擦材
に切削加工を施す、または金型による成形加工を
施して多数の油溝を得るといつた手法が用いられ
ている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記のような打抜き加工を採用す
ると、摩擦材料の歩留りが20〜40%と低くなり、
経済性が悪いという問題がある。
また油溝を切削加工により得る場合は、心板の
損傷を回避するため溝深さが浅くなりがちであ
り、その結果、油切れ不良を惹起して、冷却性能
の悪化に伴う耐久性の低下、引摺り音の発生、操
作フイーリングの低下等を招来し、一方、油溝を
成形加工により得る場合は、摩擦板のサイズに応
じた金型を備えなければならず、極めて不経済で
あるといつた問題もある。
本発明は前記に鑑み、摩擦材料の歩留りを向上
し、または摩擦材の厚さと同じ深さを有する油溝
を得ることのできる、経済的な前記製造方法およ
びその方法に用いられる前記製造装置を提供する
ことを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明は、環状心板の接着面に、多数枚の摩擦
材セグメントを、それらの相隣るものの間に油溝
を存して該心板の周方向に沿い接着したクラツチ
用摩擦板を製造する方法であつて、接着剤を塗布
された前記接着面を上方に向けて前記心板を位置
決めする工程と;前記心板の上方において、該心
板の周方向に沿つて等間隔に並ぶ複数の繰出し位
置に複数の摩擦材テープを1枚の前記摩擦材セグ
メントに対応する分だけ繰出す工程と;前記各摩
擦材テープに切断加工を施して複数枚の前記摩擦
材セグメントを得、各摩擦材セグメントを前記心
板の前記接着面に押圧接着する工程と;前記各摩
擦材テープを次の摩擦材セグメントに対応する分
だけ繰出すと共に該摩擦材セグメント接着のため
に前記心板を回転する工程と;を用いることを特
徴とする。
また本発明は、環状心板の接着面に、多数枚の
摩擦材セグメントを、それらの相隣るものの間に
油溝を存して該心板の周方向に沿い接着したクラ
ツチ用摩擦板を製造する装置であつて、前記心板
を、接着剤を塗布された前記接着面を上方に向け
位置決めして、前記摩擦材セグメント接着毎に間
欠回転する支持台と、該支持台の上方において、
前記心板の周方向に沿つて等間隔に並ぶ複数の繰
出し位置に複数の摩擦材テープを1枚の前記摩擦
材セグメントに対応する分だけ間欠的に繰出す複
数の繰出し部材と、前記各摩擦材テープに切断加
工を施し、得られた複数枚の前記摩擦材セグメン
トを前記心板に押圧接着する昇降可能な複数の押
圧部材とを備えたことを特徴とする。
(2) 作用 前記製造方法によれば、複数の摩擦材テープよ
り摩擦材セグメントを得、それら摩擦材セグメン
トを心板に接着するので、摩擦材料の歩留りを向
上させ、また相隣る摩擦材セグメント間にはその
摩擦材の厚さと同じ深さを有する油溝を備えたク
ラツチ用摩擦板を得ることができる。さらに各種
サイズの摩擦板の製造に容易に適用し得るので、
前記歩留りの向上と相俟つて経済性を良好にする
ことができる。さらにまた1回の押圧接着工程で
複数枚の摩擦材セグメントを心板に接着するの
で、摩擦材セグメントの接着作業時間を短縮し、
延いてはクラツチ用摩擦板の製造能率を向上させ
ることができる。
前記製造装置によれば、各摩擦材テープを繰出
す操作、各摩擦材テープに切断加工を施して摩擦
材セグメントを得る操作、得られた複数枚の摩擦
材セグメントを心板に接着する操作を確実に繰返
してクラツチ用摩擦板を能率良く製造することが
できる。
(3) 実施例 第1〜第3図はクラツチ用摩擦板1を示し、そ
の摩擦板1は環状をなす心板2と、その両接着面
a,bに周方向に沿つて接着された多数枚の摩擦
材セグメント3とよりなり、相隣る摩擦材セグメ
ント3間にはその摩擦材セグメント3の厚さtと
同じ深さを有する油溝4が形成される。
第4図は前記クラツチ用摩擦板1の自動製造装
置を示し、その装置は、移送面が左端から右端に
向けて移動するチエン式メインコンベヤ5を有
し、そのメインコンベヤ5の傍にそれに沿つて左
端部より右端部に向けて所定の間隔で順次配設さ
れた、心板供給用ローデイング機構L、第1接着
剤塗布機構C1、第1摩擦材セグメント接着機構
A1、反転機構R、第2接着剤塗布機構C2、第2
摩擦材セグメント接着機構A2、加圧機構P、検
査機構Iおよび摩擦板取出し用アンローデイング
機構Uを備えている。
またメインコンベヤ5の左端において、ローデ
イング機構Lの配設位置に心板2を移送する心板
移送用第1コンベヤ61がメインコンベヤ5と平
行に配設され、またメインコンベヤ5の右端にお
いて、アンローデイング機構Uにより取出された
摩擦板1を移送する摩擦板移送用第2コンベヤ6
がメインコンベヤ5と平行に配設される。
摩擦板1の製造作業中においてメインコンベヤ
5の移送面は第4図左端から右端に向けて常時移
動しており、そのメインコンベヤ5の移送面上に
心板2(または摩擦板1)を移送するための複数
の移送台7が載置される。
第5図に明示するように各移送台7は平面略四
角形をなし、その移送はメインコンベヤ5の移動
方向両側に存する一対のガイド部材8によりガイ
ドされる。両ガイド部材8の内向き突縁8aと、
それらの下方に存する移送台7の両外向き突縁7
aとの間には、その移送台7の移送を妨げないよ
うに所定の間隙g1がそれぞれ形成される。
各移送台7は同一の構成を有するもので、上向
きに開口する大径孔部9a、下向きに開口する中
径孔部9bおよびそれらを連通する小径孔部9c
を備えている。大径孔部9aに円盤状をなす心板
用支持台10が回転可能に嵌合され、その支持台
10下面の突軸11は小径孔部9cを画成する軸
受部材12に同様に回転可能に嵌合される。中径
孔部9bに摩擦クラツチ13を構成する半体13
が収容され、その上面に突設されたねじ軸14
が突軸11に螺着される。半体131と中径孔部
9b天井面との間にばね15が縮設され、そのば
ね15の弾発力により半体131が下方に付勢さ
れて前記天井面と半体131上面との間に所定の
間隙g2が形成されている。
第6図に示すように支持台10は、上向きに開
口して心板2と嵌合する凹所16を備え、その凹
所16の内周面対向位置に、心板2の外周面に存
する複数の係合凸部2aのうち2個のものと嵌合
する係合凹部17aを持つ2個の突起17が形成
され、この凹凸係合によつて支持台10に対する
心板2の位置決めがなされる。
メインコンベヤ5の下方において、第1、第2
接着剤塗布機構C1,C2および第1、第2摩擦材
セグメント接着機構A1,A2の各配設位置に、そ
れら塗布および接着作業のために用いられる、移
送台7の固定機構および支持台10の上昇−回転
機構が備えられている。
固定機構は移送台7が各対応する位置に移送さ
れたとき、その移送路に突出して移送台7を停止
させるストツプピン18(第4図)と、移送台7
が停止したとき、ピストンロツド19を伸長させ
て移送台7をメインコンベヤ5上から上昇させ、
両外向き突縁7aを両ガイド部材8の内向き突縁
8aにそれぞれ衝合させる作動シリンダ20とを
有する。作動シリンダ20は移送台7の四隅下方
において支持板21の上面に立設される。
上昇−回転機構は次のように構成される。
上端に、摩擦クラツチ13を構成する半体13
を備えたスプライン軸22が、その半体132
移送台7の半体131と対向し得るように配設さ
れ、そのスプライン軸22と噛合するスプライン
筒23が、支持板21に固定された支持筒24に
軸受251,252を介して支持される。スプライ
ン筒23から下方に突出するスプライン軸22の
下端部にローラ26が固着され、そのローラ26
にそれの回転を許容し得るように、伝達体27が
取付けられる。伝達体27の近傍において、固定
ブラケツト28に支軸29を介してベルクランク
30が揺動自在に支持されており、そのベルクラ
ンク30の水平腕30a先端に設けられたローラ
31が、伝達体27における側方から切込まれた
切欠き状係合溝27aに係合し、またベルクラン
ク30の垂直腕30b下端は上昇用および下降用
ソレノイド321,322の相対向する両作動子3
1,332の先端に共通のピン34を介して連結
される。
したがつて上昇用ソレノイド321を作動して
その作動子331を吸引すると、ベルクランク3
0が支軸34を中心に第5図時計方向に揺動し、
スプライン軸22が上昇して両半体131,132
が衝合する。そしてばね15に抗して支持台10
が前記間隙g2に応じた高さだけ上昇し、心板2を
両接着剤塗布機構C1,C2および両摩擦材セグメ
ント接着機構A1,A2に対して所定の高さに保持
する。前記ベルクランク30の揺動は、ソレノイ
ド本体に対する作動子331,332の遊びにより
許容される。
支持筒24の近傍において、支持板21の下面
に電動モータ35が取付けられ、その支持板21
を貫通する駆動軸36の上端に駆動歯車37が固
着される。その駆動歯車37と、スプライン筒2
3の上端部外周面に固着された被動歯車38との
間に歯付タイミングベルト39が懸回される。
これにより両半体131,132が衝合して摩擦
クラツチ13が結合された状態において電動モー
タ35を作動すると、駆動歯車37、タイミング
ベルト39、被動歯車38およびスプライン筒2
3を介してスプライン軸22、したがつて支持台
10および心板2が回転する。
両接着剤塗布機構C1,C2の配設位置に存する
電動モータ35は、心板2が1回転するように連
続的に回転し、また両摩擦材セグメント接着機構
A1,A2の配設位置に存する電動モータ35は摩
擦材セグメント接着毎に間欠回転する。
ローデイング機構L、反転機構R、加圧機構
P、検査機構Iおよびアンローデイング機構Uの
各配設位置には、前記固定機構と、電動モータ3
5等の回転部材を除いた上昇機構がそれぞれ設置
される。
ローデイング機構Lは、メインコンベヤ5と第
1コンベヤ61との間を往復揺動する昇降可能な
揺動腕401を備え、その揺動腕401の先端に心
板2の内周面に係脱し得るコレツトチヤツク41
が設けられている。アンローデイング機構Uは
ローデイング機構Lと同様に構成され、したがつ
て揺動腕402およびコレツトチヤツク412を備
えている。
第1および第2接着剤塗布機構C1,C2は同一
の構成を有し、第7図に示すように中空軸体42
の下端に固定のブラシ43が取付けられ、その中
空軸体42に第1供給管431より接着剤を、ま
た第2供給管432より接着剤を圧送する加圧空
気をそれぞれ供給するようになつている。
第1、第2摩擦材セグメント接着機構A1,A2
は同一の構成を有し、心板2の上方において、そ
の心板2の周方向に沿つて等間隔に並ぶ複数、図
示例では2箇所の繰出し位置D1,D2に2本の摩
擦材テープ44を1枚の摩擦材セグメント3に対
応する分だけ繰出し、各摩擦材テープ44より摩
擦材セグメント3を1枚宛切出し、それらを心板
2の接着面a,bに押圧接着するようになつてい
る。両機構A1,A2の詳細については後述する。
反転機構Rは、一方の接着面aに対する摩擦材
セグメント3の接着が終了した後、その心板2の
外周面に係合してそれを持上げて反転させ、他方
の接着面bを上方に向ける機能を有し、そのため
に昇降且つ回転可能な一対のハンド45を備えて
いる。
加圧機構Pは、心板2の両接着面a,bに接着
された全摩擦材セグメント3に同時に押圧力を付
与してそれら摩擦材セグメント3を心板2の両接
着面a,bに確実に接着するものである。
検査機構Iは、心板2の両接着面a,bに所定
枚数の摩擦材セグメント3が接着されているか否
かを光電的に検知するようになつている。
次に、前記装置による摩擦板1の製造作業につ
いて説明する。
製造作業開始前において、第1コンベヤ61
に、心板2を、その一方の接着面aを上方に向け
た状態で筒状に重合してローデイング機構L近傍
の移送終端まで移送する。
メインコンベヤ5を運転し、その左端部におい
てメインコンベヤ5上に移送台7を載置する。移
送台7がローデイング機構Lの配設位置に達した
とき、ストツプピン18の突出により移送台7を
停止し、次いで作動シリンダ20のピストンロツ
ド19を伸長して移送台7をメインコンベヤ5の
上方に上昇させて固定する。
その後上昇用ソレノイド321の作動によりス
プライン軸22等を介して支持台10を上昇す
る。
ローデイング機構Lの作動により揺動腕401
が、第1コンベヤ61への下降、第1コンベヤ61
上の1枚の心板2把持、上昇、メインコンベヤ5
上方への揺動、下降および心板2の解放の各動作
を行い、これにより心板2をその一方の接着面a
を上向きにして支持台10の凹所16に嵌合し位
置決めする。
下降用ソレノイド321の作動によりスプライ
ン軸22を下降すると共に支持台10をばね15
の弾発力で下降し、次いで作動シリンダ20のピ
ストンロツド19を収縮すると共にストツプピン
18を下降し、移送台7を再びメインコンベヤ5
上に載置して移送する。
移送台7が第1接着剤塗布機構C1の配設位置
に達したとき、前記同様に移送台7の上昇固定、
それに次ぐ支持台10の上昇を行い、心板2の接
着面aをブラシ43に接触する。
電動モータ35を連続回転するように作動して
支持台10を回転し、心板2の接着面aに接着剤
を塗布する。
前記同様に移送台7を再びメインコンベヤ5上
に載置して移送する。
移送台7が第1摩擦材セグメント接着機構A1
の配設位置に達したとき、前記同様に移送台7の
上昇固定、それに次ぐ支持台10の上昇を行う。
心板2上方の2箇所の繰出し位置D1,D2に各
摩擦材テープ44を1枚の摩擦材セグメント3に
対応する分だけ繰出し、各摩擦材テープ44に切
断加工を施して摩擦材セグメント3を得、それら
摩擦材セグメント3を心板2の接着面aに押圧接
着する。
その後各摩擦材テープ44を次の摩擦材セグメ
ント3に対応する分だけ繰出すと共にその摩擦材
セグメント3の接着のために電動モータ35を間
欠回転するように作動して支持台10と共に心板
2を回転させる。
前記繰出し、切断、押圧接着および間欠回転の
各動作を順次繰返して、第6図に示すように一方
の接着面aに対して多数枚の摩擦材セグメント3
を2枚宛接着する。この摩擦材セグメント3の接
着作業の詳細については後述する。
前記同様に移送台7を再びメインコンベヤ5上
に載置して移送する。
移送台7が反転機構Rの配設位置に達したと
き、前記同様に移送台7の上昇固定、それに次ぐ
支持台10の上昇を行い、その反転機構Rにより
心板2を反転してその他方の接着面bを上方に向
ける。
次いで前記同様に第2接着剤塗布機構C2によ
る接着剤の塗布、第2摩擦材セグメント接着機構
A2による多数枚の摩擦材セグメント3の接着の
各作業を行い摩擦板1を得る。
以後、移送台7を加圧機構Pの配設位置に移送
し、全摩擦材セグメント3に同時に押圧力を付与
してそれらを心板2に確実に接着し、次いで移送
台7を検査機構Iの配設位置に移送し、心板2に
対して所定枚数の摩擦材セグメント3が接着され
ているか否かを検査する。これら加圧機構Pおよ
び検査機構Iの配設位置においても、前記同様に
移送台7の上昇固定、それに次ぐ支持台10の上
昇が行われる。
アンローデイング機構Uの配設位置で、移送台
7の上昇固定、それに次ぐ支持台10の上昇を行
うと、その機構Uの作動により揺動腕402がメ
インコンベヤ5への下降、支持台10上の摩擦板
1把持、上昇、第2コンベヤ62上方への揺動、
下降および摩擦板1の解放の各動作を行い、これ
により摩擦板1を第2コンベヤ62の移送始端上
に載置する。第2コンベヤ62により移送される
摩擦板1には接着剤乾燥処理が施される。
このようにして摩擦板1の製造は自動的に連続
して行われる。
次に、第4、第5、第8、第9図により第1、
第2摩擦材セグメント接着機構A1,A2について
説明する。前述のように両機構A1,A2は同一の
構成を有するので第1摩擦材セグメント接着機構
A1について述べる。
摩擦材テープ44は摩擦材シートにスリツテイ
ングを施して得られたもので、その摩擦材テープ
44を巻装した一対リール46がメインコンベヤ
5の両側にそれぞれ配設され、各摩擦材テープ4
4を挿通する通し孔47を備えたガイド筒48
(第5図)が、摩擦材テープ44の先端部を各繰
出し位置D1,D2に導き得るようにメインコンベ
ヤ5の上方に配設される。
各リール46とそれに対応するガイド筒48と
の間に、各繰出し位置D1,D2に摩擦材テープ4
4を1枚の摩擦材セグメント3に対応する分だけ
間欠的に繰出す繰出し部材49が配設される。
その繰出し部材49は次のように構成される。
第5、第8図に示すように、摩擦材テープ44
の下方において機枠50に第3回転軸513が回
転自在に支持されており、その第3回転軸513
に、外周部上部間に摩擦材テープ44を挟んでガ
イドする一対のガイド板52が固着される。
第3回転軸513の直上に、摩擦材テープ44
に摺擦する押えローラ53が配設され、その押え
ローラ53の軸方向長さは両ガイド板52間の間
隔より僅か短く形成される。両ガイド板52間
に、第3回転軸513の軸心から外れた位置に、
ゴム等よりなる小径の短円柱状摩擦体54が回転
不能に架設される。55は両ガイド板52のスペ
ーサである。
上記構成において、摩擦体54は摩擦材テープ
44の下方で第3回転軸513回りに円運動し、
その摩擦体54が摩擦材テープ44下面に摺擦し
たときのみ、上部の押えローラ53との協働で摩
擦材テープ44を前記のように繰出すものであ
る。56はガイドローラ対、第5図において57
は張りローラである。
各ガイド筒48の近傍に、摩擦材テープ44か
ら摩擦材セグメント3を切出し、それを心板2に
押圧接着する昇降可能な押圧部材58が配設され
る。
その押圧部材58は、第9図に明示するように
図示しないガイド部材に昇降自在に支持されて、
下端面を押圧面59aとした部材本体59と、押
圧面59aの、摩擦材テープ繰出し方向後側にお
いて、部材本体59の下向き孔60にそれぞれ摺
合された、押圧面59a側に存する切断刃61お
よびその切断刃61に重合固定されたストツパ6
2とを有する。
ストツパ62上端面と下向き孔60天井面との
間にばね63が縮設され、そのばね63の弾発力
により、切断動作前ではストツパ62側面の突出
部62aが部材本体59の開口部64下縁に衝合
して、切断刃61aの刃先61aが押圧面上59
aと略同一面に保持される。ストツパ62の、傾
斜する下端面62bは、刃先61aよりも上方に
位置し、摩擦材テープ44に対して切断刃61に
より切断加工が施された後ガイド筒48の傾斜面
48aに衝合してそれ以上切断刃61が下降しな
いようになつている。
部材本体59に、その押圧面59aに開口する
吸引孔65が形成され、その吸引孔65に図示し
ない真空源が接続されており、これにより切断刃
61による切断加工に先立つて摩擦材シート44
の摩擦材セグメント3に対応する部分を押圧面5
9aに吸着し得るようになつている。
次に繰出し部材49の作動機構M1および押圧
部材58昇降機構M2について説明する。
両機構M1,M2は共通の動力源である電動モー
タ66により作動される。電動モータ66の駆動
軸は図示しない減速機等を介して駆動プーリ67
に連結され、その駆動プーリ67は第1回転軸5
1に固着された従動プーリ68にベルト69を
介して連結される。
第1回転軸511の上端に第1傘歯車701が固
着され、その第1傘歯車701に第2回転軸512
に固着された第2傘歯車702が噛合する。第2
回転軸512に固着されたプーリ71と繰出し部
材49の第3回転軸513に固着されたプーリ7
2との間にベルト73が懸回される。
前記電動モータ66、駆動および従動プーリ6
7,68、第1〜第3回転軸511〜513、第
1、第2傘歯車701,702、プーリ71,7
2、ベルト73は繰出し部材49の作動機構M1
を構成する。
また第1傘歯車701に、第4回転軸514に固
着された第3傘歯車703が噛合し、その第4回
転軸514に連動する第5回転軸515に固着され
たプーリ74と第6回転軸516に固着されたプ
ーリ75との間にベルト76が懸回される。
第9図に明示するように第6回転軸516の一
端に円盤部77が設けられ、その円盤部77の中
心より外れた位置と押圧部材58の部材本体59
とがリンク78を介して連結される。リンク78
は円盤部77側の筒状部79と、それに摺合され
た、部材本体59側の棒状部80と、筒状部79
天井面および棒状部80上端面間に縮設されたば
ね81と、筒状部79に固着されて棒状部80
の、軸線方向に延びる長孔82を貫通するストツ
パピン83とよりなる。ストツパピン83は、摩
擦材セグメント3の押圧接着時以外は長孔82の
上部内面に係合している。
前記電動モータ66、駆動および従動プーリ6
7,68、ベルト69、第1、第4〜第6回転軸
511,514〜516、第1、第3傘歯車701
703、プーリ74,75、ベルト76およびリ
ンク78は押圧部材58の昇降機構M2を構成し、
第5回転軸515の第5、第9図時計方向への1
回転で押圧部材58は1回の昇降動作を行う。
押圧部材58の下降時、その押圧面59aが摩
擦材セグメント3を介して心板2の接着面aに重
合した後も、押圧部材58にそれを下降させる方
向の力が作用するように、円盤部77とリンク7
8との連結位置が決められている。
次に第5、第9図により前記第1摩擦材セグメ
ント接着機構A1の作動について説明する。
第5、第9図Iにおいて、繰出し部材49によ
り摩擦材シート44が1枚の摩擦材セグメント3
に対応する分だけ繰出され、また押圧部材58は
上昇位置にある。
第9図に示すように、第6回転軸516が時
計方向に回転すると、押圧部材58が下降を開始
し、そして押圧面59aが摩擦材テープ44の摩
擦材セグメント3に対応する部分に当接すると、
その部分が吸引孔65の吸引作用により押圧面5
9aに吸着される。
第9図に示すように、引続く押圧部材58の
下降により切断刃61により摩擦材テープ44に
切断加工が施され、得られた摩擦材セグメント3
は押圧部材58の押圧面59aに吸着されてい
る。
第9図に示すように、引続く押圧部材58の
下降によりその押圧面59aが摩擦材セグメント
3を介して心板2の接着面aに重合し、この重合
後も押圧部材58にそれを下降させる方向の力が
作用するが、その力はリンク78のばね81が圧
縮することにより吸収される。
これにより大きな押圧力を得て摩擦材セグメン
ト3を心板2の接着面aに確実に接着することが
できる。
第5、第9図に示すように、引続く第6回転
軸516の回転により押圧部材58が上昇位置に
復帰し、その上昇過程で支持台10が間欠回転
し、また繰出し部材49により摩擦体54が摩擦
材テープ44の下面に摺擦してそのテープ44が
繰出され、次の接着作業の準備がなされる。
なお、摩擦板1をより短時間のうちに能率良く
製造するため、各摩擦材セグメント接着機構A1
A2における摩擦材テープ44の繰出し位置の数、
したがつてその摩擦材テープ44の供給条数は心
板2の直径の大小により適宜変更される。
C 発明の効果 本発明製造方法によれば、複数の摩擦材テープ
より摩擦材セグメントを得、それら摩擦材セグメ
ントを心板に接着するので、摩擦材料の歩留りを
向上させ、また相隣るセグメント間にはその摩擦
材の厚さと同じ深さを有する油溝を備えたクラツ
チ用摩擦板を得ることができる。さらに各種サイ
ズの摩擦板の製造に容易に適用し得るので、前記
歩留りの向上と相俟つて経済性を良好にすること
ができる。さらにまた1回の押圧接着工程で、複
数枚の摩擦材セグメントを心板に接着するので、
摩擦材セグメントの接着作業時間を短縮し、延い
てはクラツチ用摩擦板の製造能率を向上させるこ
とができる。
また本発明製造装置によれば、各摩擦材テープ
を繰出す操作、各摩擦材テープに切断加工を施し
て摩擦材セグメントを得る操作、得られた複数枚
の摩擦材セグメントを心板に接着する操作を確実
に繰返してクラツチ用摩擦板を能率良く製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第3図は摩擦板を示し、第1図は全
体の平面図、第2、第3図は第1図−,−
線断面図、第4図は製造装置の平面図、第5図
は摩擦材セグメント接着機構の縦断正面図、第6
図は心板に対する摩擦材セグメントの接着作業を
示す説明図、第7図は接着剤塗布機構の斜視図、
第8図は第5図−線断面図、第9図は押圧部
材の構造および作動説明図である。 a,b……接着面、D1,D2……繰出し位置、
1……摩擦板、2……心板、3……摩擦材セグメ
ント、4……油溝、10……支持台、44……摩
擦材テープ、49……繰出し部材、58……押圧
部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状心板の接着面に、多数枚の摩擦材セグメ
    ントを、それらの相隣るものの間に油溝を存して
    該心板の周方向に沿いしたクラツチ用摩擦板を製
    造する方法であつて、接着剤を塗布された前記接
    着面を上方に向けて前記心板を位置決めする工程
    と;前記心板の上方において、該心板の周方向に
    沿つて等間隔に並ぶ複数の繰出し位置に複数の摩
    擦材テープを1枚の前記摩擦材セグメントに対応
    する分だけ繰出す工程と;前記各摩擦材テープに
    切断加工を施して複数枚の前記摩擦材セグメント
    を得、各摩擦材セグメントを前記心板の前記接着
    面に押圧接着する工程と;前記各摩擦材テープを
    次の摩擦材セグメントに対応する分だけ繰出すと
    共に該摩擦材セグメント接着のために前記心板を
    回転する工程と;を用いることを特徴とするクラ
    ツチ用摩擦板の製造方法。 2 環状心板の接着面に、多数枚の摩擦材セグメ
    ントを、それらの相隣るものの間に油溝を存して
    該心板の周方向に沿い接着したクラツチ用摩擦板
    を製造する装置であつて、前記心板を、接着剤を
    塗布された前記接着面を上方に向け位置決めし
    て、前記摩擦材セグメント接着毎に間欠回転する
    支持台と、該支持台の上方において、前記心板の
    周方向に沿つて等間隔に並ぶ複数の繰出し位置に
    複数の摩擦材テープを1枚の前記摩擦材セグメン
    トに対応する分だけ間欠的に繰出す複数の繰出し
    部材と、前記各摩擦材テープに切断加工を施し、
    得られた複数枚の前記摩擦材セグメントを前記心
    板に押圧接着する昇降可能な複数の押圧部材とを
    備えたことを特徴とするクラツチ用摩擦板の製造
    装置。
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