JPH0468493B2 - - Google Patents

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JPH0468493B2
JPH0468493B2 JP4241887A JP4241887A JPH0468493B2 JP H0468493 B2 JPH0468493 B2 JP H0468493B2 JP 4241887 A JP4241887 A JP 4241887A JP 4241887 A JP4241887 A JP 4241887A JP H0468493 B2 JPH0468493 B2 JP H0468493B2
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JP
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friction material
cutting
friction
roller
core plate
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JP4241887A
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JPS63210136A (ja
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Kazutomi Myaishi
Akihiro Agata
Koji Shimoi
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FCC Co Ltd
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FCC Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 A 発明の目的 (1) 産業上の利用分野 本発明はクラツチ用摩擦板の製造方法およびそ
の製造方法に用いられる製造装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、この種摩擦板を製造する場合は、摩擦材
シートに切断加工を施して定尺物を得、次いでそ
の定尺物に打抜き加工を施して環状摩擦材を得、
その後摩擦材を環状心板に接着し、さらに摩擦材
に切削加工を施す、または金型による成形加工を
施して多数の油溝を得るといつた手法が用いられ
ている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記のような打抜き加工を採用す
ると、摩擦材料の歩留りが20〜40%と低くなり、
経済性が悪いという問題がある。
また油溝を切削加工により得る場合は、心板の
損傷を回避するため溝深さが浅くなりがちであ
り、その結果、油切れ不良を惹起して、冷却性能
の悪化に伴う耐久性の低下、引摺り音の発生、操
作フイーリングの低下等を招来し、一方、油溝を
成形加工により得る場合は、摩擦板のサイズに応
じた金型を備えなければならず、極めて不経済で
あるといつた問題もある。
本発明は前記に鑑み、摩擦材料の歩留りを向上
し、また摩擦材の厚さと同じ深さを有する油溝を
得ることのできる、経済的な前記製造方法および
その方法に用いられる前記製造装置を提供するこ
とを目的とする。
B 発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明は、環状心板の接着面に、多数枚の摩擦
材セグメントを、それらの相隣るものの間に油溝
を存して該心板の周方向に沿い接着したクラツチ
用摩擦板を製造する方法であつて、受けローラ
と、外周面に、放射状に等間隔で配列された多数
の切断刃と有する切断ローラとの間に摩擦材テー
プを送込み、該摩擦材テープより前記摩擦材セグ
メントを、各隣り同士の2本の前記切断刃と前記
受けローラとの協働で順次切出すと共に両切断刃
に保持させ、その後各摩擦材セグメントを両切断
刃の間から押出して、前記切断ローラと同期回転
する前記心板の前記接着面に押圧接着することを
特徴とする。
また本発明は、環状心板の接着面に、多数枚の
摩擦材セグメントを、それらの相隣るものの間に
油溝を存して該心板の周方向に沿い接着したクラ
ツチ用摩擦板を製造する装置であつて、互いに外
周面を対向させて回転する切断ローラと受けロー
ラとの間に摩擦材テープを送込む送り部材を備
え、前記切断ローラの外周面に前記接着面を対向
させて前記心板を支持する支持台を、前記切断ロ
ーラと同期回転するように前記切断ローラの周囲
に配設し、前記切断ローラは、その外周面に放射
状に等間隔で配列される多数の切断刃を、各隣り
同士の2本の切断刃が前記受けローラとの協働で
前記摩擦材テープより前記摩擦材セグメントを切
出すと共に該摩擦材セグメントを保持し得るよう
に備え、前記各隣り同士の2本の切断刃間に押圧
部材を、該押圧部材が前記摩擦材セグメントの切
出しおよび保持を許容する後退位置と、前記摩擦
材セグメントを両切断刃の間から押出して前記接
着面に押圧する前進位置との間を往復動し得るよ
うに配設したことを特徴とする。
(2) 作用 前記製造方法によれば、摩擦材テープより順次
摩擦材セグメントを切出し、それらを1枚宛心板
に接着するので、摩擦材料の歩留りを向上させ、
また相隣る摩擦材セグメント間にはその摩擦材の
厚さと同じ深さを有する油溝を備えた摩擦板を得
ることができる。さらに各種サイズの摩擦板の製
造に容易に適用し得るので、前記歩留りの向上と
相俟つて経済性を良好にすることができる。さら
にまた、心板を回転させながら摩擦材セグメント
の接着を行うので、その接着作業を能率良く行
い、摩擦板の製造コストを低減することができ
る。
前記製造装置によれば、摩擦材テープより摩擦
材セグメントを切出して保持する操作、摩擦材セ
グメントを心板に押圧接着する操作を確実に行つ
て摩擦板を能率良く製造することができる。
(3) 実施例 第1〜第3図はクラツチ用摩擦板1を示し、そ
の摩擦板1は環状をなす心板2と、その両接着面
a,bに周方向に沿つて接着された多数枚の摩擦
材セグメント3とよりなり、相隣る摩擦材セグメ
ント3間にはその摩擦材セグメント3の厚さtと
同じ深さを有する油溝4が形成される。
第4図は前記クラツチ用摩擦板1の自動製造装
置を示し、その装置は、時計方向に45°宛間欠回
転するターンテーブル5の周囲に、そのターンテ
ーブル5の回転方向に沿い45°の間隔で順次配設
された、心板供給兼摩擦板取出し用ローデイン
グ・アンローデイング機構L、第1接着剤塗布機
構C1、第1摩擦材セグメント接着機構A1、反転
機構R、第2接着剤塗布機構C2、第2摩擦材セ
グメント接着機構A2、加圧機構Pおよび検査機
構Iを備えている。
ローデイング・アンローデイング機構Lを挟ん
で両側に、移送方向を同一方向に設定された心板
移送用第1コンベヤ61と摩擦板移送用第2コン
ベヤ62とがターンテーブル5の接線方向に配列
される。
第5、第6図に示すようにターンテーブル5
は、その外周部において周方向に沿い45°の間隔
で配設された8台の心板位置決め用支持台7を備
えている。各支持台7は同一の構成を有するもの
で、その下面から突出する支持軸8が、ターンテ
ーブル5を貫通してそれに固着された保持筒9に
軸受10を介して回転可能に支持される。保持筒
9の下端面から突出する支持軸8の下端部に摩擦
クラツチ11′を構成する半体111が固着され、
その半体111の上面と保持筒9の下面との間に
ばね12が縮設される。
支持台7の周囲において、ターンテーブル5の
上面に複数のローラ13が支持部材14を介して
配設され、各ローラ13は支持台7外周面の環状
溝15に遊嵌されている。ばね12の弾発力によ
つて支持台7の下面がターンテーブル5の上面に
当接して支持台7がターンテーブル5に対し固定
されている状態では、各ローラ13が環状溝15
の上部内面に当接し、その下部内面と各ローラ1
3との間には所定の間〓gが形成される。
支持台7は上向きに開口して心板2を嵌合する
凹所16を備え、その凹所16の内周面対向位置
に、心板2の外周面に存する複数の係合凸部2a
のうち2個のものと嵌合する係合凹部17aを持
つ2個の突起17が形成され、この凹凸係合によ
つて支持台7に対する心板2の位置決めがなされ
る。
ターンテーブル5の下方において、第1、第2
接着剤塗布機構C1,C2、第1、第2摩擦材セグ
メント接着機構A1,A2および検査機構Iの各配
設位置に、それら塗布、接着および検査作業のた
めに用いられる支持台7の上昇−回転機構が備え
られている。
その上昇−回転機構は次のように構成される。
上端に、摩擦クラツチ11を構成する半体11
を備えたスプライン軸18が、その半体112
支持台7の半体111に対向させて配設され、そ
のスプライン軸18と噛合するスプライン筒19
が、支持板20に固定された支持筒32に軸受2
1を介して支持される。スプライン筒19から下
方に突出するスプライン軸18の下端部にローラ
22が固着され、そのローラ22にそれの回転を
許容し得るように伝達体23が取付けられる。伝
達体23の近傍において、固定ブラケツト24に
支軸25を介してベルクランク26が揺動自在に
支持されており、そのベルクランク26の水平腕
26a先端に設けられたローラ27が、伝達体2
3における、側方から切込まれた切欠き状係合溝
28に係合し、またベルクランク26の垂直腕2
6b下端は上昇用および下降用ソレノイド291
292の相対向する両作動子301,302の先端
に共通のピン34を介して連結される。
したがつて上昇用ソレノイド291を作動して
その作動子301を吸引すると、ベルクランク2
6が支軸25を中心に第5図時計方向に揺動し、
スプライン軸18が上昇して両半体111,112
が衝合する。次いでばね12に抗し支持台7が前
記間隙gに応じた高さだけ上昇して環状溝15の
下部内面が各ローラ13に衝合し、心板2を両接
着剤塗布機構C1,C2、両摩擦材セグメント接着
機構A1,A2および検査機構Iに対して所定の高
さに保持する。前記ベルクランク26の揺動は、
ソレノイド本体に対する作動子301,302の遊
びにより許容される。
支持筒32の近傍において、支持板20の上面
に支持フレーム331が立設される。その支持フ
レーム331に回転可能に支持された駆動軸341
の一端に電動モータより動力を受ける駆動歯車3
1が固着され、また他端に伝動傘歯車361が固
着される。その伝動傘歯車361はスプライン筒
19の上端部外周面に固着された被動傘歯車37
に噛合する。
これにより両半体111,112が衝合して摩擦
クラツチ11が接続された状態において駆動歯車
351により被動傘歯車371を回転すると、スプ
ライン筒19およびスプライン軸18、したがつ
て支持台7および心板2が回転する。その支持台
7の回転は、水平面内において各ローラ13の転
動によりスムーズに行われる。
第4図に示すように、ローデイング・アンロー
デイング機構Lは、昇降可能で、且つ時計方向に
120°宛間欠回転可能なスパイダ状の3本の回転ア
ーム381〜383を有し、各回転アーム381
383の先端部には心板2の内周面に係脱し得る
コレツトチヤツク39が備えられている。全回転
アーム381〜383の回転停止時において、例え
ば一本の回転アーム381のコレツトチヤツク3
9が第1コンベヤ61の移送終端上方に位置する
と、他の1本の回転アーム382のコレツトチヤ
ツク39はターンテーブル5の支持台7上方に、
また他の1本の回転アーム383のコレツトチヤ
ツク39は第2コンベヤ62の移送始端上方にそ
れぞれ位置するようになつている。
第1、第2接着剤塗布機構C1,C2は同一の構
成を有し、吐出ノズル40より一定量の接着剤を
吐出させて、その接着剤を回転する心板2の接着
面a,bに塗布するようになつている。
第1、第2摩擦材セグメント接着機構A1,A2
は同一の構成を有し、摩擦材テープ41より摩擦
材セグメント3を後述する切断ローラ等により1
枚宛切出し、その摩擦材セグメント3を切断ロー
ラに保持させて、その切断ローラと同期回転する
心板2の接着面a,bに押圧接着するようになつ
ている。両機構A1,A2の詳細については後述す
る。
反転機構Rは、一方の接着面aに対する摩擦材
セグメント3の接着が終了した後、その心板2を
持上げて反転させ、他方の接着面bを上方に向け
てる機能を有し、そのために、心板2の外周面に
係脱し得る昇降且つ回転可能な一対のハンドル4
2を備えている。
加圧機構Pは、心板2の両接着面a,bに接着
された全摩擦材セグメント3に同時に押圧力を付
与してそれら摩擦材セグメント3を心板2の両接
着面a,bに確実に接着するものである。
検査機構Iは、心板2の両接着面a,bに所定
枚数の摩擦材セグメント3が接着されているか否
かを光電的に検知するようになつている。この検
知作業は心板2を回転させながら行われる。
次に、前記装置による摩擦板1の製造作業につ
いて説明する。
製造作業開始前において、第1コンベヤ61
に、心板2を、その一方の接着面aを上方に向け
た状態で筒状に重合して移送する。ターンテーブ
ル5は停止しており、1台の支持台7がローデイ
ング・アンローデイング機構Lの配設位置に在
り、また各回転アーム381〜383は上昇位置に
在る。
ローデイング・アンローデイング機構Lが、回
転アーム381〜383の下降、1本の回転アーム
381のコレツトチヤツク39による1枚の心板
2の水平把持、回転アーム381〜383の上昇に
次ぐ120°回転、回転アーム381〜383の下降、
回転アーム381のコレツトチヤツク39による
心板2の解放、回転アーム381〜383の上昇の
各動作を順次行い、これにより心板2を、その接
着面aを上向きにした状態で支持台7の凹所16
に嵌合し位置決めする。
ターンテーブル5を45°回転させて心板2を第
1接着剤塗布機構C1の配設位置に移送する。上
昇用ソレノイド291の作動によりスプライン軸
18を上昇して摩擦クラツチ11を接続すると共
に支持台7を上昇し、また駆動歯車351等を介
してスプライン軸18、したがつて支持台7を回
転する。そして、第1接着剤塗布機構C1により
心板2の接着面aに接着剤を塗布する。
下降用ソレノイド292の作動によりスプライ
ン軸18を下降して摩擦クラツチ11を遮断する
と共に支持台7をばね12の弾発力で下降する。
ターンテーブル5を45°回転させて心板2を第
1摩擦材セグメント接着機構A1の配設位置に移
送する。この位置では、前記接着剤塗布作業の場
合と同様に支持台7を上昇および回転し、摩擦材
テープ41より切出されて切断ローラにより保持
移送された摩擦材セグメント3を、第6図に示す
ように1枚宛心板2の接着面aに順次押圧接着し
て、接着面aに対する多数枚の摩擦材セグメント
の接着作業を完了する。この摩擦材セグメント3
の接着作業に詳細については後述する。
ターンテーブル5を45°回転させて心板2を反
転機構Rの位置に移送し、心板2を反転してその
他方の接着面bを上方に向ける。
ターンテーブル5を45°宛回転させて心板2を
第2接着剤塗布機構C2および第2摩擦材セグメ
ント接着機構A2の配設位置に順次移送し、前記
同様に心板2の接着面bに対する接着剤の塗布作
業および摩擦材セグメント3の接着作業を行つて
摩擦板1を得る。
ターンテーブル5を45°回転させて摩擦板1を
加圧機構Pの配設位置に移送し、全摩擦材セグメ
ント3に同時に押圧力を付与してそれらを心板2
に確実に接着する。
ターンテーブル5を45°回転させて摩擦板1を
検査機構Iの配設位置に移送する。この位置では
前記接着剤塗布作業の場合と同様に支持台7を上
昇および回転し、検査機構Iにより、心板2に対
して所定枚数の摩擦材セグメント3が接着されて
いるか否かを検査する。
ターンテーブル5を45°回転させて摩擦板1を
ローデイング・アンローデイング機構Lの位置に
移送する。ローデイング・アンローデイング機構
Lは、最初の1枚の心板2を支持台7上へ供給し
た後、摩擦板1が検査機構Iに達するまでの間、
ターンテーブル5の45°間欠回転毎に前記同様の
心板供給動作を6回繰返している。この場合、心
板2を1枚宛供給すべく、最上の心板2を同一高
さ位置に保つための押上げ機構が第1コンベヤ6
の移送終端に組込まれている。
そして前記のように摩擦板1がローデイング・
アンローデイング機構Lの位置に移送されたとき
には1本の回転アーム381が支持台7上方に位
置するので、ローデイング・アンローデイング機
構Lが、回転アーム381〜383の下降、1本の
回転アーム381のコレツトチヤツク39による
摩擦板1の水平把持および1本の回転アーム38
のコレツトチヤツク39による心板2の水平把
持、回転アーム381〜383の上昇に次ぐ120°回
転、回転アーム381〜383の下降、回転アーム
381のコレツトチヤツク39による摩擦板1の
解放および回転アーム382のコレツトチヤツク
39による心板2の解放、回転アーム381〜3
3の上昇の各動作を順次行い、これにより摩擦
板1を第2コンベヤ62の移送始端上に載置し、
また心板2を支持台7の凹所16に嵌合して位置
決めする。第2コンベヤ62により移送される摩
擦板1には接着剤乾燥処理が施される。
このようにして摩擦板1の製造は自動的に連続
して行われる。
次に、第7〜第9図により第1、第2摩擦材セ
グメント接着機構A1,A2について説明する。前
述のように両機構A1,A2は同一の構成を有する
ので第1摩擦材セグメント接着機構A1について
述べる。
ターンテーブル5の外周部近傍において、支持
板20の上面に支持フレーム332が立設され、
支持台7よりも上方に位置する支持フレーム33
の中間部に、支持台7の回転軸線に対して軸線
を直交させた第1回転軸431が回転可能に支承
される。ターンテーブル5上方に存する第1回転
軸431の一端に切断ローラ44が固着され、そ
の外周面の一部は心板2の接着面aと対向するよ
うになつている。第1回転軸431の直上におい
て、それと平行に第2回転軸432が支持フレー
ム332に回転可能に支承され、ターンテーブル
5上方に存する第2回転軸432の一端に受けロ
ーラ45が固着される。切断ローラ44と受けロ
ーラ45とは互いに外周面を対向させて逆方向に
接触回転する。
摩擦材テープ41は摩擦材シートにスリツテイ
ングを施して得られたもので、その摩擦材テープ
41を巻装したリール46がターンテーブル5の
傍に配設され、その摩擦材テープ41を挿通する
通し孔47を備えたガイド部材48の先端が切断
ローラ44と受けローラ45との接触部に近接し
て配設される。ガイド部材48の基端側におい
て、それに近接して送り部材としての送りローラ
対49が配設され、この送りローラ対49により
摩擦材テープ41をリール46から繰出してガイ
ド部材48の通し孔47を経て切断ローラ44と
受けローラ45との間に送り込むようになつてい
る。第4図において、50は摩擦材テープ41に
一定の張力を与える張りローラである。
切断ローラ44は短円筒部44aと、短円筒部
44aの支持フレーム332側端部に存する環状
端壁部44bと、環状端壁部44bの中心より短
円筒部44a内に突出する取付ボス部44cとを
備えている。
第9図に明示するように短円筒部44aは、そ
の外周面に放射状に等間隔で配列されて受けロー
ラ45の外周面に接触し得る多数の切断刃51を
備えており、各切断刃51の刃先は短円筒部44
aの外周面母線方向に延びている。各隣り同士の
2本の切断刃51の間隔は摩擦材セグメント3の
2本の切断刃51の間隔は摩擦材セグメント3の
心板2円周方向幅に等しくなつている。
各隣り同士の2本の切断刃51間において、短
円筒部44aに貫通孔52が形成され、各貫通孔
52に押圧部材としての押圧ピン53が摺合され
る。押圧ピン53は、その両端部に両切断刃51
の対向面に接触する押圧部53aおよび短円筒部
44a内に存する半球状係止部53bをそれぞれ
有し、短円筒部44aの内周面と係止部53bと
の間にばね54が縮設される。
ばね54の弾発力で押圧ピン53が短円筒部4
4aの半径方向内方へ摺動した後退位置では、押
圧部53aの先端面と両切断刃51の刃先との間
には摩擦材セグメント3の厚さと程等しい間隔が
形成される。一方、押圧ピン53がばね54の弾
発力に抗して短円筒部44aの半径方向外方へ摺
動した前進位置では、押圧部53aの先端面は両
切断刃51の刃先より突出する。
切断ローラ44の回転軸線と心板2との間にお
いて、短円筒部44a内に固定ブラケツト55の
ローラ支持部55aが挿入されており、そのロー
ラ支持部55aに、前記回転軸線と平行な回転軸
線を有する押出しローラ56が軸支され、その押
出しローラ56は、切断ローラ44の回転に伴い
常に1本の押圧ピン53の係止部53bに摺擦し
てその押圧ピン53をばね54に抗し後退位置よ
り前進位置に摺動させるもので、これにより両切
断刃51に保持された摩擦材セグメント3を押圧
ピン53により押出して心板2の接着面aに押圧
接着する。
前記したように、第1摩擦材セグメント接着機
構A1の配設位置において、ターンテーブル5の
下方に支持台7の上昇−回転機構が備えられてお
り、その回転機構の構成要素である駆動軸342
の駆動歯車352に、伝動歯車57を介して、第
1回転軸431に固着された第1歯車581が噛合
し、その第1歯車581には第2回転軸432に固
着された第2歯車582が噛合する。
各歯車352,362,372,57,581,5
2の歯数は、支持台7と切断ローラ44とが同
期回転するように設定されている。
次に、第8、第10、第11図により第1摩擦
材セグメント接着機構A1の作動について説明す
る。
接着面aに接着剤を塗布された心板2を持つ支
持台7は上昇位置に在つて駆動歯車352により
第8図反時計方向に回転する。切断ローラ44は
同図時計方向に、また受けローラ45は反時計方
向にそれぞれ支持台7と同期回転する。摩擦材テ
ープ41の先端部は、作業前に切断ローラ44と
受けローラ45との間より引出されている。
摩擦材テープ41を送りローラ対49により切
断ローラ44と受けローラ45との間に送り込む
と、第10図に示すように回転方向前側に在る1
本の切断刃51と、それに隣接して回転方向後側
に在る1本の切断刃51と、受けローラ45との
協働で1枚の摩擦材セグメント3が切出され、そ
の摩擦材セグメント3は切出しに寄与した両切断
刃51の間に保持される。この場合、両切断刃5
1間の押圧ピン53は後退位置に在り、また摩擦
材テープ41には送り力が作用しているので摩擦
材セグメント3は押圧ピン53の押圧部53a端
面に向けて凸弧を描くように変形し、これにより
摩擦材セグメント3は両切断刃51の間に確実に
保持される。
前記摩擦材セグメント3の切出しおよび保持
は、各隣り同士の2本の切断刃51と受けローラ
45との協働で順次行われる。
第11図に示すように切断ローラ44の回転に
伴い、1枚の摩擦材セグメント3が心板2の接着
面a直上に移送されると、その摩擦材セグメント
3を保持する両切断刃51の間に存する押圧ピン
53の係止部53bが押出しローラ56に摺擦
し、これにより押圧ピン53が前進位置に摺動し
て摩擦材セグメント3が両切断刃51の間から押
出され、押圧部53aにより心板2の接着面aに
押圧接着される。
この摩擦材セグメント3の押圧接着作業は、回
転する心板2の接着面aに順次施られ、また押圧
ピン53は押出しローラ56から離脱するとばね
54の弾発力により後退位置に復帰する。
なお、摩擦板1をより短時間のうちに能率良く
製造するため、各摩擦材セグメント接着機構A1
A2における切断ローラ44、受けローラ45等
の切出し−接着部材の数、したがつて摩擦材テー
プ41の供給条数は心板2の直径の大小により適
宜変更される。
C 発明の効果 本発明製造方法によれば、摩擦材テープより順
次摩擦材セグメントを切出し、それらを1枚宛心
板に接着するので、摩擦材料の歩留りを向上さ
せ、また相隣る摩擦材セグメント間にはその摩擦
材の厚さと同じ深さを有する油溝を備えた摩擦板
を得ることができる。さらに各種サイズの摩擦板
の製造に容易に適用し得るので、前記歩留りの向
上と相俟つて経済性を良好にすることができる。
さらにまた、心板を回転させながら摩擦材セグメ
ントの接着を行うので、その接着作業を能率良く
行い、摩擦板の製造コストを低減することができ
る。
また本発明製造装置によれば、摩擦材テープよ
り摩擦材セグメントを切出して保持する操作、そ
の摩擦材セグメントを心板に押圧接着する操作を
確実に行つて摩擦板を能率良く製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1ないし第3図は摩擦板を示し、第1図は全
体の平面図、第2、第3図は第1図−,−
線断面図、第4図は製造装置の斜視図、第5図
は心板の上昇−回転機構の縦断側面図、第6図は
支持台と心板との関係を示す平面図、第7図は第
1摩擦材セグメント接着機構の縦断側面図、第8
図は前記機構の要部拡大図、第9図は切断ローラ
の要部拡大斜視図、第10図は摩擦材セグメント
の切出し作業を示す説明図、第11図は摩擦材セ
グメントの押圧接着作業を示す説明図である。 a,b……接着面、1……摩擦板、2……心
板、3……摩擦材セグメント、4……油溝、7…
…支持台、41……摩擦材テープ、44……切断
ローラ、45……受けローラ、49……送り部材
としての送りローラ対、51……切断刃、53…
…押圧部材としての押圧ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状心板の接着面に、多数枚の摩擦材セグメ
    ントを、それらの相隣るものの間に油溝を存して
    該心板の周方向に沿い接着したクラツチ用摩擦板
    を製造する方法であつて、受けローラと、外周面
    に、放射状に等間隔で配列された多数の切断刃を
    有する切断ローラとの間に摩擦材テープを送込
    み、該摩擦材テープより前記摩擦材セグメント
    を、各隣り同士の2本の前記切断刃と前記受けロ
    ーラとの協働で順次切出すと共に両切断刃に保持
    させ、その後各摩擦材セグメントを両切断刃の間
    から押出して、前記切断ローラと同期回転する前
    記心板の前記接着面に押圧接着することを特徴と
    するクラツチ用摩擦板の製造方法。 2 環状心板の接着面に、多数枚の摩擦材セグメ
    ントを、それらの相隣るものの間に油溝を存して
    該心板の周方向に沿い接着したクラツチ用摩擦板
    を製造する装置であつて、互いに外周面を対向さ
    せて回転する切断ローラと受けローラとの間に摩
    擦材テープを送込む送り部材を備え、前記切断ロ
    ーラの外周面に前記接着面を対向させて前記心板
    を支持する支持台を、前記切断ローラと同期回転
    するように前記切断ローラの周囲に配設し、前記
    切断ローラは、その外周面に放射状に等間隔で配
    列される多数の切断刃を、各隣り同士の2本の切
    断刃が前記受けローラとの協働で前記摩擦材テー
    プより前記摩擦材セグメントを切出すと共に該摩
    擦材セグメントを保持し得るように備え、前記各
    隣り同士の2本の切断刃間に押圧部材を、該押圧
    部材が前記摩擦材セグメントの切出しおよび保持
    を許容する後退位置と、前記摩擦材セグメントを
    両切断刃の間から押出して前記接着面に押圧する
    前進位置との間を往復動し得るように配設したこ
    とを特徴とするクラツチ用摩擦板の製造装置。
JP4241887A 1987-02-25 1987-02-25 クラツチ用摩擦板の製造方法および製造装置 Granted JPS63210136A (ja)

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