JPH0468985B2 - - Google Patents

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JPH0468985B2
JPH0468985B2 JP59257876A JP25787684A JPH0468985B2 JP H0468985 B2 JPH0468985 B2 JP H0468985B2 JP 59257876 A JP59257876 A JP 59257876A JP 25787684 A JP25787684 A JP 25787684A JP H0468985 B2 JPH0468985 B2 JP H0468985B2
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rice
moisture
grain
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humidification
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Toshihiko Satake
Yukio Hosaka
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Satake Engineering Co Ltd
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Satake Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、米粒に水分を添加して14〜16%の範
囲の任意の含水率に調湿して食味を改善する米粒
調湿方法とその装置に関する。
〔従来の技術〕
米飯の食味の良否は炊飯前の白米の含水率にも
起因する。水分が14〜16%の白米は炊飯時に水に
浸漬しても米粒に亀裂が生じることなく完全な粒
体として炊き上がるが、水分14%以下の白米は炊
飯における水への浸漬時に亀裂を生じて炊き上が
り時に米粒が割れてベタベタのご飯となる。その
ために、水分(含水率)不足の過乾燥米の調湿処
理を行う。調湿処理するものとして、玄米で行う
場合と白米で行う場合との2通りがある。
米粒には固有の安全加湿速度があり、これを上
回る水分を添加すると、米粒表層部が急速に吸水
して膨脹し、米粒内層部との水分急変に伴う歪に
よつて亀裂を生じるため、米粒への加湿速度に制
約を受けるものである。
前者の玄米で加湿処理をするものとして、特公
昭53−20429号公報の米粒水分添加方法がある。
このものは、米粒の循環回数を毎時3回以上と
し、水分添加装置による水分添加によつて米粒の
含水率の増加を毎時0.67%以下とするものであ
る。そのため、水分付与部分において付与される
水分は、米粒表面に10秒以内の一時的に多量のも
のとなり、付与水分が少しでも過度になると米粒
に亀裂を生じる。そして、玄米に加湿したものは
精米行程において、精白作用の摩擦熱により通常
0.5〜1.0%の水分が飛散する。そこで、食味を改
善する15%前後の含水率を確保するには、予め16
%前後に加湿しておかねばならない。しかし、こ
のような高水分に加湿するものにあつては、装置
を大型化するほか加湿時間に長時間を要すると共
に、玄米の破壊剛度を脆弱にして精白作用におけ
る砕粒発生を増加する等の欠点がある。また、こ
のような短時間に水分を断続的に付与する装置
は、澱粉層を露出して吸水性が大きい白米では、
付与した水分を忽ちのうちに吸水して亀裂を招来
するので使用不適当である。
そして、後者の白米で加湿処理するものとして
特開昭53−13659号公報に示されたものがある。
このものは、原料白米をタンク内で循環し、温度
18〜25℃で湿度90%以上の微細霧をタンク内空所
に噴霧し、循環される個々の白米粒に微細霧を12
〜20時間の間に何回も接触し、原料白米水分を13
〜17%以内に給湿させるものである。この方法で
は、タンク内の微細霧噴霧部と循環調質部との体
積に大きな差を有するため、微細霧噴霧部におい
て多量の水分を白米に供与する必要があり、この
ような多量の水分が白米に供与されると白米は亀
裂を生じるおそれがある。そこで、微穏的に控え
目な加湿を行うと加湿処理に長時間を要し、この
ものも、装置を大型化して設備費を高価にする問
題点を有していた。
また、加湿槽の白米供給部から排出部に向けて
流下する白米層中に微増の水分添加率となるよう
に連続的に湿風を通過させ、所定時間に至ると毎
時0.2%の加湿となるように、水分センサ、時間
設定器、記憶装置、加算器、比較装置等の加湿制
御装置を備えた精白米加湿装置が特開昭57−
84749号公報として知られている。このものは、
一定時間、例えば60分間における精白米の含水率
の増加が一定値、例えば0.2%以上となつて精白
米が急激な水分膨脹を起さないように加湿途中の
精白米を一定時間間隔で測定し、一定値以上の加
湿量となつたときには信号を発して加湿量を自動
的に制御し、白米に亀裂を生じることなく、従来
不可能とされた白米の加湿処理を実用化した最高
水準の技術のものである。しかし、白米に亀裂を
生じぬ許容限度の安全範囲内の加湿であるため
に、13%台の含水率の白米を15%前後の含水率に
加湿するには装置を大型化し、設備費を高価にす
ると共に、運転に長時間を要すこと等の問題点が
あつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記問題点を解決するために、定説
化している前記米粒の吸水速度(毎時0.2%)以
上に加湿ができ、加湿処理時間を可及的に短縮す
ると共に、装置を小型化して設備費を安価にでき
る米粒調湿方法とその装置を提供することを技術
的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記技術的課題を達成するために、本発明の米
粒調湿方法は、静止中の米粒、あるいは流動中の
米粒に水分を添加(ノズルからミストを噴霧す
る、風路中にミストを噴霧して給風する等を含
む)して加湿した米粒を加圧下の水分浸透装置に
おいて、米粒表層部に加湿した水分を米粒内層部
に浸透させることを特徴とする。
また、本発明の米粒調湿装置は、空気の加温、
冷却を調節する空調装置に連結した水分添加装置
を備えた加湿装置と、コンプレツサー、高圧ブロ
ア等の加圧装置を備えた加圧槽の米粒の供給部と
排出部に空気遮断弁を設けてなる水分浸透装置と
を搬送機、流下樋等の流路を介して連結して米粒
循環行程に形成した構成を特徴とする。
〔作用〕
水分添加装置によつて米粒に亀裂を生じぬ許容
範囲内で水撫添加された米粒は、加圧槽の供給部
と排出部に設けた空気遮断弁により機密が保た
れ、コンプレツサー等の加圧装置によつて加圧状
態に維持された水分浸透装置内に供給される。該
装置内に供給された米粒は、加圧作用を受けて表
層部に加湿された水分を内層部に浸透して表層部
との水分差を無くし、米粒全面にほぼ均一的に加
湿された米粒は、任意の所定時間を経過した後、
水分浸透装置の排出部に設けた空気遮断弁を介し
常圧空気中に排出され、米粒内層部に水分と共に
侵入した加圧空気のみが脱気される。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を第1図に基づいて説明す
る。符号7は加湿風路であり、該風路7中に水管
3によつて水槽2に連結した噴霧装置4を装設
し、空気加温器と冷却器を内設した空調装置5と
送風機6とを前記加湿風路7により連結して水分
添加装置1を構成している。加湿槽10の内部に
山形脈条給湿樋13と山形脈条排風樋14とを交
互に複数段平行状に配設し、前記加湿槽10の一
側壁15には排風室16を設けて前記排風樋14
に連通し、その他側壁11には、給湿室12に前
記水分添加装置1を給湿風路8を介して連結し加
湿装置9を形成している。前記加湿槽10の米粒
供給部18に回転自在に米粒拡散盤17を軸装
し、加湿槽10下部の流下行程部19には傘状の
米粒均等流下用調整盤20を設け、底部には排出
路21を設けてある。
22は、排風室16に装着した湿度センサー、
23は水分検出センサー、24は温度センサーで
あり、各センサー22,23,24と、前記噴霧
装置4に内臓した複数個のネブライザーおよび空
調装置5のそれぞれは、制御装置47と電気的に
連結されている。制御装置47には、温度表示器
48、水分表示器49、湿度表示器50等の表示
部と、空調装置5の加温器または冷却器の切換ス
イツチ51と、噴霧装置4内の複数個のネブライ
ザーの制御スイツチ52……および電動機26,
39の作動開閉器用スイツチ53,54等を装設
する。また、湿度センサー22の検出値によつて
噴霧装置4の加湿量を制御する比較器を備えた制
御回路と、基準温度値を設けて温度センサー24
の検出値により、空調装置5の加温器と冷却器の
どちらかに切換える切換回路を内設してある。5
5は、装置の運転を自転または手動に切換える切
換スイツチである。
加圧槽29の米粒供給部27と前記加湿装置9
の排出路21とを連結した流路に供給部空気遮断
弁25を装設する。該弁25を電動機26により
駆動し、加圧槽29の排出部37に電動機39に
よつて駆動する排出部空気遮断弁38を設けて加
圧槽29の気密を確保する。コンプレツサー30
に連結する空気管34に圧力調節弁31と圧力計
32およびエヤーフイルター33とを介装して過
圧装置35を形成し、加圧装置35を加圧槽29
に連結して水分浸透装置28を構成している。3
6は、加圧槽29内の空気圧を表示する圧力計で
ある。両空気遮断弁25,38を駆動する伝動機
26,39は、制御装置47に内設した電動機作
動回路を介し水分検出センサー23と連結する。
電動機作動回路には、数種のタイマーを備えると
共に、段階的に水分基準値を設けて水分検出セン
サー23の検出値によつて電動機26,39の回
転数または作動・停止を自動制御するように形成
してある。
水分浸透装置28の排出部空気遮断弁38に連
結する流路に、切換弁40を設ける。切換弁40
は流下路41に接続した揚米機43および流下樋
45により形成した米粒の循環行程と、流出路4
2に接続した揚米機46のいずれかの流路に米粒
の流出切換える作用を行う。揚米機43の米粒供
給部に、供給ホツパー44を固着する。
次に、上記実施例における作用について説明す
る。
供給ホツパー44から揚米機43に供給されて
揚米された米粒は、流下樋45から加湿槽10に
供給され、拡散盤17により加湿槽10内にほぼ
均平状に拡散充填される。温度センサー24の米
温検出値を制御装置47に送り、切換回路からの
信号により水分添加装置1の空調装置5内の加温
器または冷却器のいずれかを作動して加湿の適性
温度に自動調節されると共に、米温の検出値は温
度表示器48に表示される。噴霧装置4からは加
湿風路7に霧を発生し、送風機6により給湿風路
8から湿風は給湿室12に供給される。給湿室1
2から給湿樋13に送風された湿風が、米粒層を
通過して排風樋14に抜け出る過程において米粒
を加湿する。排風樋14から排風室16に集めら
れて機外に排出される排風湿度を、湿度センサー
22によつて検出し、該検出値を制御装置47内
の制御回路に連絡する。比較器からの出力信号に
より、噴霧装置4内の複数個のネブライザーの作
動数を、適宜に制御して米粒の加湿量が増減調節
される。そして、湿度センサー22の検出値は、
湿度表示器50に表示される。
加湿装置9の運転開始後の一定時間は、制御装
置47に内設した電動機制御回路のタイマーによ
つて電動機26の作動を停止させ、所定時間を経
過して電動機26を作動して供給部空気遮断弁2
5を駆動する。加湿装置9下部の流下行程部19
に貯留した、加湿作用を受けていない無加湿米粒
を、調整盤20によつて加湿槽10内の米粒を均
等状に流下して、排出路21から空気遮断弁25
を介して水分浸透装置28に供給する。水分検出
センサー23が、これまでと異なつた水分値を検
出すると、任意に定めた時間のタイマーの作動中
には、加圧装置35を作動させることなく電動機
39により排出部空気遮断弁38を駆動して、浸
透槽29から前記無加湿米粒を排出する。該無加
湿米粒を、切換弁40によつて循環行程に流出さ
せて加湿槽10に再供給する。水分検出センサー
23が異なつた水分値を検出して一定時間を経過
すると、電動機39の作動を停止すると共に、加
圧装置35を作動させて加圧槽29内を加圧す
る。
上記実施例における運転方法としては、下記に
示す2通りの運転方法がある。
a 加湿装置9と水分浸透装置28に充填された
米粒を、両空気遮断弁25,38を連続的また
は数秒間隔の断続的に同調駆動して米粒を加湿
および加圧浸透加工する。
b 加湿装置9と水分浸透装置28それぞれに充
填された米粒を数10分間停留させ、排出部空気
遮断弁38と供給部空気遮断弁25とに時差を
設けて交互に排出、供給をし、一定容量ごとに
米粒を加湿および加圧浸透加工する。
前者の場合の運転においては、加湿装置9の供
給後部18から流下行程部19に米粒が流動流下
する間に、米粒が一定値に加湿される。もし、一
定の加湿率よりも不足していることを、水分検出
センサー23が検出して電動機駆動回路に連絡す
ると、該回路の水分基準値からの出力信号により
電動機26を制御し、供給部空気遮断弁25の回
転数を適宜に変更して米粒の加湿率を調節する。
そして、水分検出センサー23が目標調湿率(含
水率)の検出をするまでの間、米粒は水分浸透装
置28内を流下して循環行程に排出され再度加湿
装置9に返還される。
後者の一定容量ごとに加湿と加圧浸透加工する
運転においては、任意に定めた所定時間のタイマ
ーまたは水分検出センサー23の検出信号によ
り、排出部空気遮断弁38と供給部空気遮断弁2
5とが時差を設けて駆動される。そして、米粒を
加湿槽10と加圧槽29とを交互に入換えて所定
加湿率に加工するので、小ロツトの加湿加工を実
施する場合に便利である。目標の調湿率(含水
率)になると、切換弁40により調湿された米粒
を、流出路42から揚米機46に流出して次行程
に供給される。
さらに、加湿装置9と水分浸透装置28とを連
結した本発明の作用を詳述する。従来、米粒の吸
水速度以上に米粒に水分を添加すると、過剰水分
を吸水した米粒表層部が急膨脹して米粒内層部と
に歪を生じ、このことから米粒に亀裂を発生させ
るものであつた。本発明においては、加湿装置9
で米粒に水分添加する添加量が、前記吸水速度以
上であつても米粒表層部が吸水して急膨脹するま
での間に水分浸透装置28に供給し、該装置28
内において、米粒表層部を高湿にした水分を、加
圧装置35の加圧作用により短時間に米粒内層部
に加圧浸透させる。そして、米粒の表層部と内層
部の水分差を吸水速度の安全範囲内の水分差に調
湿し、水分浸透装置28から排出されるまでの流
下行程または停留時間において、さらに米粒表層
部と内層部との水分差を微差に調質して排出され
る。さらに、循環行程に供給されるまでに加圧空
気が脱気され、再加湿または次行程の加工に損害
を生じぬ状態に加湿加工される。そのため、従来
不可能とされた米粒の吸水速度以上の加湿率に水
分を添加することを可能とし、従来装置に対して
数倍の調湿性能を達成すると共に、装置を小型化
して設備費を安価にできるものである。
なお、加湿装置9に設けた湿度センサー22、
水分検出センサー23、温度センサー24の装着
箇所は、図示した箇所に限定されるものではなく
任意位置に装着できる。また、装置の運転もスイ
ツチ55により自動・手動が任意に選択できるも
のである。
第2図は本発明の第2実施例を示すものであ
る。2流体ノズルに、水槽55とコンプレツサー
57を連結した水分添加装置58を、回転ドラム
59の米粒供給後部60に臨ませる。軸受61,
62,63,64に軸架した回転軸65,66に
ゴム車輪67,68,69,70を軸装して前記
回転ドラム59を回転自在に横架する。該回転ド
ラム59の供給後部60に、空調装置71に接続
する風胴を遊嵌状に挿入して加湿装置72を形成
する。加湿装置72の供給側に米粒供給用揚穀機
73の流下樋を接続し、該装置72の排出側に受
樋74を設けて中継用揚穀機75に接続し、その
排出路を調整タンク76に連結する。
加圧槽77の米粒供給部に給穀部空気遮断弁7
8を、米粒排出部に排穀部空気遮断弁79とを設
ける。コンプレツサー80に空圧調整装置81を
介装して加圧装置82を形成し、加圧装置82を
加圧槽77に連結して水分浸透装置83を構成す
る。排穀部空気遮断弁79に連結する流路に切換
弁84を設ける。米粒を次行程に搬送する取出用
揚穀機86と、加圧浸透加工した米粒を再加湿に
返還する循環行程を形成する循環用揚穀機85と
の排出流路を、前記米粒供給用揚穀機73の供給
部に連絡してある。
上記第2実施例の作用について以下に説明す
る。加湿装置72と水分浸透装置83との連結を
揚穀機などの流路によつて形成し、加湿装置72
を横設状に設けたので装置を低位に構成でき、水
分添加された米粒が回転ドラム59の回転により
雪崩状に転動して米粒相互の反転により水分の添
加斑を無くして全米粒均一な調湿がなされる。そ
の他の作用については前記第1実施例と同様であ
るので説明を省略する。
第3図は本発明の第3実施例を示すものであ
る。加湿風路96に介設した噴霧装置89を水槽
87に連結し、空調装置88を送風機90に連結
して形成した水分添加装置91を加湿槽92に連
結する。加湿槽29内に給湿樋93と排風樋94
を設けて、加湿装置95を形成する。加圧装置1
01を加圧槽99に連結し、加圧槽99と加湿槽
92とを連結する流路に給穀部空気遮断弁97を
設ける。該遮断弁97と、加圧槽99の排出路に
設けた排穀部空気遮断弁98とにより水分浸透装
置100を構成する。排穀部空気遮断弁98に連
結した流路を、中継用揚穀機102に連絡する。
該揚穀機102の排穀部には切換弁103を設
け、その一方は、加湿装置95に米粒を供給する
供給用揚穀機104の供給部に連絡し、他方は精
米装置107の供給口に接続する調整タンク10
6に接続する。精米装置107の排出部と白米用
揚穀機108とを、流路によつて接続する。
上記第3実施例における作用について説明す
る。加湿装置95により加湿された玄米は、水分
浸透装置100において、米粒表層部に加湿され
た水分を米粒の内層部に浸透させる。そして、米
粒は、1回または複数回の加湿・加圧浸透の循環
による加工を受けて、切換弁103の操作により
調整タンク106に供給される。該タンク106
に送られた玄米は、従来装置でき期待することが
できない短時間において適温・適湿に加工され
る。しかも、一時的に調質タンク(テンパリング
タンク)に貯留されることなく、加湿行程に連続
して精米装置107に供給される。そのため、従
来装置の欠陥である米粒の破壊剛度を低下させ
ず、精米効率を向上すると共に、砕粒を発生させ
ることなく高歩留が得られる。
第4図〜第6図は、加湿装置の別の実施例を示
すものである。
第4図に示す加湿装置117は、加湿槽109
の内部に複数個の通風用多孔壁110を適宜な間
〓を設けて立設している。加湿槽109の一側壁
に設けた給湿風胴118には、噴霧装置、空調装
置、送風装置等を備えた水分添加装置111を連
結して給湿室112に連通する。他側壁に設けた
排風胴114に連通する排風室113と、前記給
湿室112との間を米粒加湿室115に形成す
る。該加湿室115の底部には、米粒の流出を制
御する回転弁116を回転自在に軸架する。水分
添加装置111により発生する湿風を、給湿室1
12から加湿室115の米粒層に通過させて米粒
を加湿する。その排風は、排風室113から排風
胴114を介しして機外に排出される。
第5図に示す加湿装置127は、米粒の流動行
程119を形成する前側壁120と、下方を傾斜
状に曲折した後側壁121とを設ける。前側壁1
20に接続してヘ字状に曲折した開閉弁122…
…を回動自在に軸架し、米粒の流動行程119に
連通する風胴125に、水分添加装置124を連
結する。水分添加装置124により発生する湿風
を、風胴125より開閉弁122の開口部から米
粒に通気させて加湿し、その排風を後側壁121
に連通した排風胴126から機外に排出する。加
湿された米粒は回転弁123により排出して水分
浸透装置に供給する。
第6図に示す加湿装置138は、加湿槽128
の内部に、螺旋体と上下部を開口した円筒とによ
り形成した揚米装置129を立設している。水分
添加装置134として、水槽130に装設した電
磁ポンプ131に、水管132を連結する。該水
管132の先端に、ノズル133を装着して加湿
槽128内に臨ませる。加湿槽128下部周壁に
吸気環胴135を装設して排風機136に連結
し、加湿槽128の底部には開閉板137を摺動
自在に設ける。その作用を述べると、電動機13
9を駆動して揚米装置129の上部から米粒を散
粒状に排出させ、流動中の米粒に水分添加装置1
34を作動してノズル133から水を噴霧する。
水分添加して加湿された米粒は、加湿槽128内
を流下して再循環または開閉板137により加湿
槽128の底部から排出される。
〔発明の効果〕
上記のように本発明の米粒調湿方法は、米粒に
水分添加して加湿した米粒を、次いで加圧下の水
分浸透装置において米粒表層部に浸透させ、米粒
表層部と内層部との水分差を、米粒の常圧下での
安全吸水速度以上の短時間のうちに同一水分値に
調湿させることができるので、従来の加湿率を大
幅に増加すると共に、加湿時間を短縮できる顕著
な効果を奏する。
また、本発明の米粒調湿装置によれば、加湿装
置と水分浸透装置とを連結したので、米粒に水分
を添加して表層部を高水分に加湿した米粒を、水
分浸透装置に移して米粒表層部の水分を加圧作用
により短時間のうちに米粒内層部に移行させて同
一水分値に調湿し、米粒内層部に浸入した空気は
水分浸透装置から排出されると同時に脱気され、
従来不可能とされていた米粒の常圧下での安全吸
水速度以上の水分添加率を可能にし、加湿率と加
湿効率を大幅に向上して装置を可及的小型にでき
ると共に、設備費を安価にできる大きな効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す一部を断
面にした側面図、第2図は、本発明の第2実施例
を示す側面図、第3図は、本発明の第3実施例を
示す側面図、第4図、第5図および第6図は、本
発明の加湿装置の別実施例図である。 1……水分添加装置、2……水槽、3……水
管、4……噴霧装置、5……空調装置、6……送
風機、7……加湿風路、8……給湿風路、9……
加湿装置、10……加湿槽、11……側壁、12
……給湿室、13……給湿樋、14……排風樋、
15……側壁、16……排風室、17……米粒撹
散盤、18……供給口部、19……流下行程部、
20……均等流下用調整盤、21……排出路、2
2……湿度センサー、23……水分検出センサ
ー、24……湿度センサー、25……供給部空気
遮断弁、26……電動機、27……米粒供給部、
28……水分浸透装置、29……加圧槽、30…
…コンプレツサー、31……圧力調節弁、32…
…圧力計、33……エヤーフイルター、34……
空気管、35……加圧装置、36……圧力計、3
7……排出部、38……排出部空気遮断弁、39
……電動機、40……切換弁、41……流下路、
42……流出路、43……揚米機、44……供給
ホツパー、45……流下樋、46……揚米機、4
7……制御装置、48……温度表示器、49……
水分表示器、50……湿度表示器、51……切換
スイツチ、52……制御スイツチ、53,54…
…作動開閉器用スイツチ、56……水槽、57…
…コンプレツサー、58……水分添加装置、59
……回転ドラム、60……米粒供給口部、61,
62,63,64……軸受、65,66……回転
軸、67,68,69,70……ゴム車輪、71
……空調装置、72……加湿装置、73……米粒
供給用揚穀機、74……受樋、75……中継用揚
穀機、76……調整タンク、77……加圧槽、7
8……給穀部空気遮断弁、79……排穀部空気遮
断弁、80……コンプレツサー、81……空圧調
整装置、82……加圧装置、83……水分浸透装
置、84……切換弁、85……循環用揚穀機、8
6……取出用揚穀機、87……水槽、88……空
調装置、89……噴霧装置、90……送風機、9
1……水分添加装置、92……加湿槽、93……
給湿樋、94……排風樋、95……加湿装置、9
6……加湿風路、97……給穀部空気遮断弁、9
8……排穀部空気遮断弁、99……加圧槽、10
0……水分浸透装置、101……加圧装置、10
2……中継用揚穀機、103……切換弁、104
……供給用揚穀機、105……加湿装置、106
……調整タンク、107……精米装置、108…
…白米用揚穀機、109……加湿槽、110……
通風用多孔壁、111……水分添加装置、112
……給湿室、113……排風室、114……排風
胴、115……加湿室、116……回転弁、11
7……加湿装置、118……給湿風胴、119…
…流動行程、120……前側壁、121……後側
壁、122……開閉弁、123……回転弁、12
4……水分添加装置、125……開閉弁、126
……排気胴、127……加湿装置、128……加
湿槽、129……揚米装置、130……水槽、1
31……電磁ポンプ、132……水管、133…
…ノズル、134……水分添加装置、135……
吸気環胴、136……排風機、137……開閉
板、138……加湿装置、139……電動機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 霧状の水分を含有した気体を米粒層に流通さ
    せて加湿した米粒を次いで加圧式水分浸透装置に
    よつて前記米粒の表層に付着している水分を米粒
    内部に浸透させることを特徴とする米粒調湿方
    法。 2 霧状水分発生装置を備えた加湿装置と、空気
    圧縮機を連結した加圧槽の供給部と排出部に空気
    遮断弁を設けてなる水分浸透装置とを流路を介し
    て連結したことを特徴とする米粒調湿装置。
JP25787684A 1984-12-05 1984-12-05 米粒調湿方法および米粒調湿装置 Granted JPS61136441A (ja)

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