JPH0469610B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0469610B2 JPH0469610B2 JP60103807A JP10380785A JPH0469610B2 JP H0469610 B2 JPH0469610 B2 JP H0469610B2 JP 60103807 A JP60103807 A JP 60103807A JP 10380785 A JP10380785 A JP 10380785A JP H0469610 B2 JPH0469610 B2 JP H0469610B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interleukin
- present
- inducer
- weight
- cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はインターロイキン−2誘起剤に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
インターロイキン−2は、ヒトまたは、動物の
免疫応答細胞であるTリンパ球によつて産生され
る物質であり、インターロイキン−2依存性T細
胞増殖活性を示すとともに、γ−インターフエロ
ンやT細胞産生性の種々のリンホカイン産生を促
すことが知られている。従つてインターロイキン
−2の産生能を高めることが、免疫不全症の治療
に有効であることが期待できる。従来、インター
ロイキン−2の産生能を高める物質としてコンカ
ナバリンAやPHA等が知られているが、強い毒
性のためにインターロイキン−2誘起剤として臨
床の場で供されることはなかつた。
免疫応答細胞であるTリンパ球によつて産生され
る物質であり、インターロイキン−2依存性T細
胞増殖活性を示すとともに、γ−インターフエロ
ンやT細胞産生性の種々のリンホカイン産生を促
すことが知られている。従つてインターロイキン
−2の産生能を高めることが、免疫不全症の治療
に有効であることが期待できる。従来、インター
ロイキン−2の産生能を高める物質としてコンカ
ナバリンAやPHA等が知られているが、強い毒
性のためにインターロイキン−2誘起剤として臨
床の場で供されることはなかつた。
発明が解決しようとする問題点
本発明は毒性の低い、インターロイキン−2誘
起剤を提供するものである。
起剤を提供するものである。
問題を解決するための手段
本発明者等は種々の漢方処方についてインター
ロイキン−2誘起効果に関する研究を行つた結
果、柴胡、黄〓、甘草、人参、生姜、大〓、半夏
からなる漢方処方、すなわち小柴胡湯にインター
ロイキン−2誘起効果のあることを見い出した。
本発明はこの知見に基づくもので、本発明は小柴
胡湯よりなるインターロイキン−2誘起剤であ
る。小柴胡湯は漢方処方の古典(傷寒論、金匱要
略)にその構成生薬、分量、抽出法等が記載され
ており、肝機能傷害、慢性胃腸傷害、産後回復不
全等の諸疾患に使用されているが、インターロイ
キン−2誘起効果のあることは従来全く知られて
いなかつたことである。
ロイキン−2誘起効果に関する研究を行つた結
果、柴胡、黄〓、甘草、人参、生姜、大〓、半夏
からなる漢方処方、すなわち小柴胡湯にインター
ロイキン−2誘起効果のあることを見い出した。
本発明はこの知見に基づくもので、本発明は小柴
胡湯よりなるインターロイキン−2誘起剤であ
る。小柴胡湯は漢方処方の古典(傷寒論、金匱要
略)にその構成生薬、分量、抽出法等が記載され
ており、肝機能傷害、慢性胃腸傷害、産後回復不
全等の諸疾患に使用されているが、インターロイ
キン−2誘起効果のあることは従来全く知られて
いなかつたことである。
小柴胡湯は古典に則つて、柴胡7g、黄〓3
g、甘草2g、人参3g、生姜1g、大〓3g、
半夏5gを600c.c.の水で煎じて350c.c.とし滓を取り
去り、再び薬液だけを煎じつめて200c.c.とし、こ
れをインターロイキン−2誘起剤として3回に分
けて服用することもできるが、服用のし易さ、携
帯の便利さを考慮して漢方薬エキス製剤としたも
のをインターロイキン−2誘起剤として用いるこ
ともできる。たとえば、柴胡4〜7重量部、黄〓
3重量部、甘草2重量部、人参2〜3重量部、生
姜1重量部、大〓2〜3重量部、半夏4〜5重量
部を10倍量の水で熱時抽出して得られた抽出液を
過後、乾燥してインターロイキン−2誘起剤で
ある小柴胡湯乾燥エキス粉末を得、これに通常の
製剤に用いる適当な賦形剤、補助剤等を加えて製
剤製造の常法に従つて散剤、顆粒剤、錠剤、カプ
セル剤などの製剤にすることができる。
g、甘草2g、人参3g、生姜1g、大〓3g、
半夏5gを600c.c.の水で煎じて350c.c.とし滓を取り
去り、再び薬液だけを煎じつめて200c.c.とし、こ
れをインターロイキン−2誘起剤として3回に分
けて服用することもできるが、服用のし易さ、携
帯の便利さを考慮して漢方薬エキス製剤としたも
のをインターロイキン−2誘起剤として用いるこ
ともできる。たとえば、柴胡4〜7重量部、黄〓
3重量部、甘草2重量部、人参2〜3重量部、生
姜1重量部、大〓2〜3重量部、半夏4〜5重量
部を10倍量の水で熱時抽出して得られた抽出液を
過後、乾燥してインターロイキン−2誘起剤で
ある小柴胡湯乾燥エキス粉末を得、これに通常の
製剤に用いる適当な賦形剤、補助剤等を加えて製
剤製造の常法に従つて散剤、顆粒剤、錠剤、カプ
セル剤などの製剤にすることができる。
本発明のインターロイキン−2誘起剤の製造の
具体例を示すと次の如くである。
具体例を示すと次の如くである。
具体例 1
柴胡7g、黄〓3g、甘草2g、人参3g、生
姜1g、大〓3g、半夏5gの混合生薬に10倍量
すなわち240mlの水を加えて1時間、100℃で加熱
抽出し、得られた抽出液を過後、スプレードラ
イして2.3gの乾燥エキス粉末を得た。
姜1g、大〓3g、半夏5gの混合生薬に10倍量
すなわち240mlの水を加えて1時間、100℃で加熱
抽出し、得られた抽出液を過後、スプレードラ
イして2.3gの乾燥エキス粉末を得た。
発明の効果
本発明のインターロイキン−2誘起剤のインタ
ーロイキン−2誘起作用について実験例を挙げて
説明する。
ーロイキン−2誘起作用について実験例を挙げて
説明する。
実験例
健常人前腕部静脈から採取した血液をヘパリン
処理し、更に重層遠心法によつて単核細胞を分離
し、この単核細胞に10%非働化ウシ胎仔血清を含
むイーグルMEM液を加えて、1×106細胞/ml
の単核細胞浮遊液を作製した。
処理し、更に重層遠心法によつて単核細胞を分離
し、この単核細胞に10%非働化ウシ胎仔血清を含
むイーグルMEM液を加えて、1×106細胞/ml
の単核細胞浮遊液を作製した。
この単核細胞浮遊液に、具体例1で得られた本
発明のインターロイキン−2誘起剤をイーグル
MEM液に、最終濃度200μg/mlになるように溶
解して添加し、さらに細胞浮遊液中の雑菌を除く
ため100ユニツト/mlのペニシリン、100μg/ml
のストレプトマイシンを添加し、37℃で48時間イ
ンキユベートした。この培養液の上清を採取し
て、インターロイキン−2を測定した。尚、コン
トロールとして、具体例1で得られた本発明のイ
ンターロイキン−2誘起剤を添加しない以外は上
記と同様にして得られた培養液の上清を採取して
インターロイキン−2を測定した。
発明のインターロイキン−2誘起剤をイーグル
MEM液に、最終濃度200μg/mlになるように溶
解して添加し、さらに細胞浮遊液中の雑菌を除く
ため100ユニツト/mlのペニシリン、100μg/ml
のストレプトマイシンを添加し、37℃で48時間イ
ンキユベートした。この培養液の上清を採取し
て、インターロイキン−2を測定した。尚、コン
トロールとして、具体例1で得られた本発明のイ
ンターロイキン−2誘起剤を添加しない以外は上
記と同様にして得られた培養液の上清を採取して
インターロイキン−2を測定した。
インターロイキン−2の測定は、インターロイ
キン−2依存性細胞[C57Bl/6マウス由来の脾
臓細胞(東北大学薬学部衛生化学教室により入
手)]がインターロイキン−2の量に依存して特
異的に増殖することにより、増殖に伴う3H−チ
ミジンの取り込み量を指標として行つた。すなわ
ちインターロイキン−2依存性細胞の増殖に3H
−チミジンが必要であるため、インターロイキン
−2依存性細胞が3H−チミジンを取り込む量が
多ければ、それだけインターロイキン−2が多い
ことになる。インターロイキン−2依存性細胞を
イーグルMEM液を用いて希釈して1×104細
胞/180μに調製し、180μずつ40器の培養器
(well)に入れて培養した。40器のうち20器それ
ぞれに本発明のインターロイキン−2誘起剤を添
加して培養した培養液の上清を20μ加え、残り
の20器それぞれにコントロールとして培養した培
養液の上清20μを加え37℃で20時間培養し、更
に40器すべてに3H−チミジンを1器あたり
0.5μCi添加して、4時間後にインターロイキン−
2依存性細胞への3H−チミジンの取り込みを液
体シンチレーシヨンカウンターにて測定した。そ
の結果、コントロールの3H−チミジンの取り込
み量を100%とすると、本発明のインターロイキ
ン−2誘起剤添加により3H−チミジンの取り込
み量が148%に増加した。このことにより、本発
明のインターロイキン−2誘起剤がインターロイ
キン−2誘起効果をもつことが認められた。
キン−2依存性細胞[C57Bl/6マウス由来の脾
臓細胞(東北大学薬学部衛生化学教室により入
手)]がインターロイキン−2の量に依存して特
異的に増殖することにより、増殖に伴う3H−チ
ミジンの取り込み量を指標として行つた。すなわ
ちインターロイキン−2依存性細胞の増殖に3H
−チミジンが必要であるため、インターロイキン
−2依存性細胞が3H−チミジンを取り込む量が
多ければ、それだけインターロイキン−2が多い
ことになる。インターロイキン−2依存性細胞を
イーグルMEM液を用いて希釈して1×104細
胞/180μに調製し、180μずつ40器の培養器
(well)に入れて培養した。40器のうち20器それ
ぞれに本発明のインターロイキン−2誘起剤を添
加して培養した培養液の上清を20μ加え、残り
の20器それぞれにコントロールとして培養した培
養液の上清20μを加え37℃で20時間培養し、更
に40器すべてに3H−チミジンを1器あたり
0.5μCi添加して、4時間後にインターロイキン−
2依存性細胞への3H−チミジンの取り込みを液
体シンチレーシヨンカウンターにて測定した。そ
の結果、コントロールの3H−チミジンの取り込
み量を100%とすると、本発明のインターロイキ
ン−2誘起剤添加により3H−チミジンの取り込
み量が148%に増加した。このことにより、本発
明のインターロイキン−2誘起剤がインターロイ
キン−2誘起効果をもつことが認められた。
次に、本発明のインターロイキン−2誘起剤の
経口投与での急性毒性試験をddY系雄性マウス、
及びウイスター(Wistar)系雄性ラツトを用い
て行つたところ、具体例1で得た本発明のインタ
ーロイキン−2誘起剤は、15g/Kg(投与限界)
の経口投与でも、死亡例はなかつた。このよう
に、本発明のインターロイキン−2誘起剤は、極
めて毒性が低く安全性の高いものである。尚、小
柴胡湯は古来より現在に至るまで漢方薬として臨
床に用いられ、副作用が少ないことが確認されて
いる。本発明における実験データ及び急性毒性試
験の結果から考えて、本発明のインターロイキン
−2誘起剤の有効投与量は、患者の年令、体重、
疾患の程度によつても異なるが、通常成人量で乾
燥エキス粉末量として1日量1〜10gを症状に合
わせて、1日3回に分けての服用が適当と認めら
れる。
経口投与での急性毒性試験をddY系雄性マウス、
及びウイスター(Wistar)系雄性ラツトを用い
て行つたところ、具体例1で得た本発明のインタ
ーロイキン−2誘起剤は、15g/Kg(投与限界)
の経口投与でも、死亡例はなかつた。このよう
に、本発明のインターロイキン−2誘起剤は、極
めて毒性が低く安全性の高いものである。尚、小
柴胡湯は古来より現在に至るまで漢方薬として臨
床に用いられ、副作用が少ないことが確認されて
いる。本発明における実験データ及び急性毒性試
験の結果から考えて、本発明のインターロイキン
−2誘起剤の有効投与量は、患者の年令、体重、
疾患の程度によつても異なるが、通常成人量で乾
燥エキス粉末量として1日量1〜10gを症状に合
わせて、1日3回に分けての服用が適当と認めら
れる。
次に、実験例を示して、具体的に説明するが、
本発明は、これにより制限されるものではない。
本発明は、これにより制限されるものではない。
実施例 1
上記の具体例1により製造した薬剤200gを乳
糖89g及びステアリン酸マグネシウム1gと混合
し、この混合物を単発式打錠機にて打錠して、直
径20mm、重量約2.3gのスラツグ錠を作りこれを、
オシレーターにて粉砕し、整粒し、篩別して20〜
50メツシユの粒子の良好な顆粒剤を得た。
糖89g及びステアリン酸マグネシウム1gと混合
し、この混合物を単発式打錠機にて打錠して、直
径20mm、重量約2.3gのスラツグ錠を作りこれを、
オシレーターにて粉砕し、整粒し、篩別して20〜
50メツシユの粒子の良好な顆粒剤を得た。
この顆粒剤は、症状に合わせて1回量0.5〜4.5
g(本発明のインターロイキン−2誘起剤の乾燥
エキス粉末重量として0.34〜3.10gに相当)を1
日3回服用する。
g(本発明のインターロイキン−2誘起剤の乾燥
エキス粉末重量として0.34〜3.10gに相当)を1
日3回服用する。
実施例 2
上記の具体例1により製造した薬剤200gを微
結晶セルロース20gおよびステアリン酸マグネシ
ウム5gと混合し、この混合物を単発式打錠機に
て打錠して直径7mm、重量225mgの錠剤を製造し
た。本錠剤1錠中には本発明のインターロイキン
−2誘起剤の乾燥エキス粉末を200mg含有する。
本錠剤は、症状に合わせて1回量2〜16錠を1日
3回服用する。
結晶セルロース20gおよびステアリン酸マグネシ
ウム5gと混合し、この混合物を単発式打錠機に
て打錠して直径7mm、重量225mgの錠剤を製造し
た。本錠剤1錠中には本発明のインターロイキン
−2誘起剤の乾燥エキス粉末を200mg含有する。
本錠剤は、症状に合わせて1回量2〜16錠を1日
3回服用する。
実施例 3
上記の具体例1により製造した薬剤500mgを硬
カプセルに充填した。本カプセルは、症状に合わ
せて2〜20カプセルを1日3回に分けて服用す
る。
カプセルに充填した。本カプセルは、症状に合わ
せて2〜20カプセルを1日3回に分けて服用す
る。
Claims (1)
- 1 小柴胡湯よりなるインターロイキン−2誘起
剤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60103807A JPS61263923A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | インタ−ロイキン−2誘起剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60103807A JPS61263923A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | インタ−ロイキン−2誘起剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61263923A JPS61263923A (ja) | 1986-11-21 |
| JPH0469610B2 true JPH0469610B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=14363670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60103807A Granted JPS61263923A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | インタ−ロイキン−2誘起剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61263923A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0645550B2 (ja) * | 1990-06-27 | 1994-06-15 | 新也 大久保 | 抗癌剤 |
| CN1055022C (zh) * | 1997-03-03 | 2000-08-02 | 中国预防医学科学院生物技术新药研究中心 | 复方干扰素抗病毒合剂及其制作技术和用途 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60103807A patent/JPS61263923A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61263923A (ja) | 1986-11-21 |
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