JPH0469620B2 - - Google Patents
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- JPH0469620B2 JPH0469620B2 JP60257378A JP25737885A JPH0469620B2 JP H0469620 B2 JPH0469620 B2 JP H0469620B2 JP 60257378 A JP60257378 A JP 60257378A JP 25737885 A JP25737885 A JP 25737885A JP H0469620 B2 JPH0469620 B2 JP H0469620B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/96—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
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- A61K8/97—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
- A61K8/9783—Angiosperms [Magnoliophyta]
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- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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- A61K2800/782—Enzyme inhibitors; Enzyme antagonists
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
〔イ〕 発明の目的
本発明は、テストステロン5α−リダクターゼ
阻害剤に関する。 〔産業状の利用分野〕 本発明によるテストステロン5α−リダクター
ゼ阻害剤(以下、便宜上、単にTs−red阻害剤と
呼ぶ。)は、服用又は外用形態となし、医薬品、
医薬部外品、化粧品の処方中に用い、男性型の禿
頭、粗毛症の治療に役立つものである。 〔従来の技術〕 Ts−red阻害剤に関する研究は、最近に至り、
例えば、次に示すごとくの刊行物がある。Ts−
red阻害剤の役割は、男性型の禿頭、粗毛症との
関係からすれば、男性ホルモンの主体であるテス
トステロンが、テストステロン5α−リダクター
ゼ(以下、便宜上、単にTs−redと略記する。)
によつて還元され、その結果、生成されたジヒド
ロテストステロンの過剰による状態が続くと、こ
れによつて、脱毛が誘発される機序があり、した
がつて、テストステロンが、ジヒドロテストステ
ロンに生成されることを、抑制させることの出来
る物質が、これらの症状を改善し得るものとし
て、Ts−red阻害剤の開発が進んでいる。又、上
述した脱毛機序と共に、ニキビ(尋常性挫瘡)の
発症においても関与しているとされ、ジヒドロテ
ストステロンの生成が高まると、皮脂分泌能が亢
進し、このために、Ts−red阻害剤は、ニキビ又
は、皮脂分泌能の抑制により、脂漏性脱毛症、脂
漏性糠皮症、脂漏性湿疹及び脂漏性掻痒(そうよ
う)などへの応用が考えられている。 (公知Ts−red剤に関する刊行物) (1) 香粧会誌:Vo19、No.2 P.101〜107…朝田
康夫(1985年) (2) 公開特許公報 昭58−193689 (3) 〃 昭60−81122 (4) 〃 昭60−126218 (5) 〃 昭60−146829 (6) 〃 昭60−28925 (7) 〃 昭60−64910 (8) 〃 昭60−142908 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、前記したごとくの医薬品、医薬部外
品、化粧品への利用分野に貢献することを目的
に、さらに、前記した公知Ts−red阻害剤以外
に、新規のTs−red阻害剤となりうる物質の開発
にある。 〔ロ〕 発明の構成 本発明によるTs−red阻害剤は、以下に示すご
とくの植物生薬に限定し、さらに抽出溶媒と、そ
の使用濃度を限定して得られた抽出物、又はジユ
グロン、ラウソン、アロイン、シコニンからな
る。 具体的には、実施例等により示す。 『限定植物生薬名』 センブリ、ジオウ、アロエ、カンゾウ、アマチ
ヤズル、オタネニンジン (問題点を解決するための手段) 本発明者又は出願人は、動・植物由来成分の有
効利用に関して、これまでに、いくつかの研究開
発を行い、とくに化粧品や医薬品への応用に当つ
てきたが、今回はTs−red阻害剤の開発にあた
り、従来の公知抽出物及び、植物由来の単離成分
をもとに、次の試験法をもとに、より効果的な、
Ts−red阻害剤の検索に当つた。 「試験法」 SD系雄ラツト(生後7週)の肝臓から抽出し
た、テストステロン5α−リダクターゼを用い、
次の反応系における条件下で測定した。 (反応系) テストステロン187.7μM/mlをプロピレングリ
コール10滴で溶解し、Tris−HCl緩衝液(PH7.2)
5mlを加え、以下、順にNADPH5mg、テストス
テロン5α−リダクターゼ液2mlを加え、37℃に
て30分間の反応をする。反応後、ジクロロメタン
を加えて反応を止め、全量50mlのジクロロメタン
で抽出ジクロロメタン層を得る。次に、ジクロロ
メタン層を減圧留去し、ガスクロマトグラフイー
にて反応量を測定する。尚、検体(実施例で得ら
れた、それぞれの物質)の反応系への添加は、テ
ストステロンの滴下の次に加える。 (G.C:カラム OV−17.2m、カラム温度250
℃、FID) 障害率:対照の反応率を100%(阻害率0%)
とみなし、阻害物質を加えた反応量を算出して、
阻害率を求める。算式は、次の通り。 阻害率=b/a−b′/a′/b/a×100 a:対照(テストステロンのピーク面積) b:対照(デヒドロテストステロン、アンドロス
タンジオールのピーク面積) a′:テストステロンのピーク面積(阻害物質添
加) b′:デヒドロテストステロン、アンドロスタンジ
オールのピーク面積(阻害物質添加) 尚、デヒドロテストステロンは、さらに代謝さ
れて、アンドロスタンジオールを生成するため
に、5α−リダクターゼ代謝物のピーク面積(量)
には、アンドロスタンジオールも、計算上、含め
て記載(計算)した。 (実験成績の結果) 頭髪料(整髪料、発毛料、育毛料)に用いられ
る植物生薬から、公知抽出物を得て、これについ
て、前記の試験法をもとに、Ts−red阻害作用示
すものをスクリーニングし、その成績結果からピ
ツクアツプし、最終的にマークされた植物生薬
は、センブリ、ジオウ、アロエ、カンゾウ、アマ
チヤズル、オタネニンジンからの抽出物と共に、
さらに、クルミ果皮から分離(単離)したジユク
ロン、ヘンナ葉から分離したラウソン、シコンか
ら分離したシコニン、アロエから分離したアロイ
ンが、Ts−red阻害剤となることがわかつた。 ジユグロン、ラウソン、アロイン、シコニン
は、すでに、その単離された物質が市場にあり、
これについては、特に述べるまでもなく、即、
Ts−red阻害剤として、利用出来るものとなる。 しかし、センブリ、ジオウ、アロエ、カンゾ
ウ、アマチヤズル、オタネニンジンからの抽出物
については、これを目的となす、Ts−red阻害剤
として利用するためには、その抽出法によつて、
Ts−red阻害剤としての作用が弱いもの、あるい
は、逆にTs−red活性化を促進する作用を示すも
のなど、抽出条件の違いは、異なつたものとなる
ことがわかつた。 そこで、より優れたTs−red阻害剤の開発に当
つて、センブリ、ジオウ、カンゾウ、アマチヤズ
ル、オタネニンジンについては、それぞれに対応
した抽出溶媒と共に、その用いる量からみた、条
件の設定が必要であることがわかつた。本発明者
は、そのために、各種の抽出溶媒をもとに、検討
を加え、その結果、上述の植物生薬からTs−red
阻害剤として用いることの出来る、最善の手段と
して、次の実施例で示す方法によれば、その得ら
れた抽出物は、優れたTs−red阻害剤となること
を見出すことが出来たのである。 実施例 1 センブリ、ジオウ、カンゾウからTs−red剤と
なしうる最善の抽出法は、そのいずれも、その1
種1部に対し、水とエタノールの比率が5対5の
混合溶液を、8〜10部を加え、室温下で、浸漬
し、この浸漬液をもとに、溶媒を除去した抽出物
をTs−red阻害剤となす。 実施例 2 アマチヤズル3部に対して、精製水100部を加
え、加熱抽出し、その液を濃縮して得た抽出物
を、Ts−red阻害剤となす。 実施例 3 オタネニンジン、又はトチバニンジン、又はア
メリカニンジン(コウライニンジン)10部に対
し、水10%、エタノール90%からなる混液100部
を加え、室温下で3日間、浸漬し、この浸漬液を
もとに溶媒を除去し、粗抽出物を得る。次に粗抽
出物に、精製水20部を加えて溶解させた後、エー
テル20〜40部を加え、良く振とうしたのち、エー
テル層部を分取し、エーテルを留去して、得られ
た抽出物をTs−red阻害剤となす。 実施例 4 アロエから圧搾した液中から、あらかじめアロ
イン等々のアントラキノン系成分を抽出除去した
後の、アントラキノン系成分を含まないゲル状繊
維組織から、水とエタノールの割合が1対1〜1
対3の混液を用いて得られた抽出物を用いて、さ
らに、イソプロバノール、エタノールにて順次、
洗浄を行つて得られた抽出物を、Ts−red阻害剤
となす。この抽出物を構成する主体成分は、水溶
性の多糖体である。 実施例 5 アロエから圧搾した液1部に対して、水とエタ
ノールの割合が1対1の混液を1〜3部加え、そ
の得られた抽出物を、さらにエーテルを用いて洗
浄し、減圧下で濃縮物となし、Ts−red阻害剤と
なす。この抽出物中には、アロインなどのアント
ラキノン系成分が含まれる。 実施例 6 製法を特定しないTs−red阻害剤 植物由来の成分として、その単離物質から、ジ
ユグロン、ラウソン、アロイン、シコニンをTs
−red阻害剤となす。これらの物質は、その抽出
法は、公知の手段を用いて得られたものでよく、
特に限定する必要はない。又、これらの物質は、
すでに、医薬又は化粧品などにも利用されてい
る。しかし、Ts−red阻害剤として利用された前
例はない。一方、これらの物質は、それを含むエ
キスを用いてもTs−red剤となりうることを示唆
しているが、そこで、追試を行つたところ、次表
(第1表)中に*印を付したところの、市販中の
抽出物(エキス)も、Ts−red剤として用いるこ
とが出来ることがわかつた。
阻害剤に関する。 〔産業状の利用分野〕 本発明によるテストステロン5α−リダクター
ゼ阻害剤(以下、便宜上、単にTs−red阻害剤と
呼ぶ。)は、服用又は外用形態となし、医薬品、
医薬部外品、化粧品の処方中に用い、男性型の禿
頭、粗毛症の治療に役立つものである。 〔従来の技術〕 Ts−red阻害剤に関する研究は、最近に至り、
例えば、次に示すごとくの刊行物がある。Ts−
red阻害剤の役割は、男性型の禿頭、粗毛症との
関係からすれば、男性ホルモンの主体であるテス
トステロンが、テストステロン5α−リダクター
ゼ(以下、便宜上、単にTs−redと略記する。)
によつて還元され、その結果、生成されたジヒド
ロテストステロンの過剰による状態が続くと、こ
れによつて、脱毛が誘発される機序があり、した
がつて、テストステロンが、ジヒドロテストステ
ロンに生成されることを、抑制させることの出来
る物質が、これらの症状を改善し得るものとし
て、Ts−red阻害剤の開発が進んでいる。又、上
述した脱毛機序と共に、ニキビ(尋常性挫瘡)の
発症においても関与しているとされ、ジヒドロテ
ストステロンの生成が高まると、皮脂分泌能が亢
進し、このために、Ts−red阻害剤は、ニキビ又
は、皮脂分泌能の抑制により、脂漏性脱毛症、脂
漏性糠皮症、脂漏性湿疹及び脂漏性掻痒(そうよ
う)などへの応用が考えられている。 (公知Ts−red剤に関する刊行物) (1) 香粧会誌:Vo19、No.2 P.101〜107…朝田
康夫(1985年) (2) 公開特許公報 昭58−193689 (3) 〃 昭60−81122 (4) 〃 昭60−126218 (5) 〃 昭60−146829 (6) 〃 昭60−28925 (7) 〃 昭60−64910 (8) 〃 昭60−142908 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、前記したごとくの医薬品、医薬部外
品、化粧品への利用分野に貢献することを目的
に、さらに、前記した公知Ts−red阻害剤以外
に、新規のTs−red阻害剤となりうる物質の開発
にある。 〔ロ〕 発明の構成 本発明によるTs−red阻害剤は、以下に示すご
とくの植物生薬に限定し、さらに抽出溶媒と、そ
の使用濃度を限定して得られた抽出物、又はジユ
グロン、ラウソン、アロイン、シコニンからな
る。 具体的には、実施例等により示す。 『限定植物生薬名』 センブリ、ジオウ、アロエ、カンゾウ、アマチ
ヤズル、オタネニンジン (問題点を解決するための手段) 本発明者又は出願人は、動・植物由来成分の有
効利用に関して、これまでに、いくつかの研究開
発を行い、とくに化粧品や医薬品への応用に当つ
てきたが、今回はTs−red阻害剤の開発にあた
り、従来の公知抽出物及び、植物由来の単離成分
をもとに、次の試験法をもとに、より効果的な、
Ts−red阻害剤の検索に当つた。 「試験法」 SD系雄ラツト(生後7週)の肝臓から抽出し
た、テストステロン5α−リダクターゼを用い、
次の反応系における条件下で測定した。 (反応系) テストステロン187.7μM/mlをプロピレングリ
コール10滴で溶解し、Tris−HCl緩衝液(PH7.2)
5mlを加え、以下、順にNADPH5mg、テストス
テロン5α−リダクターゼ液2mlを加え、37℃に
て30分間の反応をする。反応後、ジクロロメタン
を加えて反応を止め、全量50mlのジクロロメタン
で抽出ジクロロメタン層を得る。次に、ジクロロ
メタン層を減圧留去し、ガスクロマトグラフイー
にて反応量を測定する。尚、検体(実施例で得ら
れた、それぞれの物質)の反応系への添加は、テ
ストステロンの滴下の次に加える。 (G.C:カラム OV−17.2m、カラム温度250
℃、FID) 障害率:対照の反応率を100%(阻害率0%)
とみなし、阻害物質を加えた反応量を算出して、
阻害率を求める。算式は、次の通り。 阻害率=b/a−b′/a′/b/a×100 a:対照(テストステロンのピーク面積) b:対照(デヒドロテストステロン、アンドロス
タンジオールのピーク面積) a′:テストステロンのピーク面積(阻害物質添
加) b′:デヒドロテストステロン、アンドロスタンジ
オールのピーク面積(阻害物質添加) 尚、デヒドロテストステロンは、さらに代謝さ
れて、アンドロスタンジオールを生成するため
に、5α−リダクターゼ代謝物のピーク面積(量)
には、アンドロスタンジオールも、計算上、含め
て記載(計算)した。 (実験成績の結果) 頭髪料(整髪料、発毛料、育毛料)に用いられ
る植物生薬から、公知抽出物を得て、これについ
て、前記の試験法をもとに、Ts−red阻害作用示
すものをスクリーニングし、その成績結果からピ
ツクアツプし、最終的にマークされた植物生薬
は、センブリ、ジオウ、アロエ、カンゾウ、アマ
チヤズル、オタネニンジンからの抽出物と共に、
さらに、クルミ果皮から分離(単離)したジユク
ロン、ヘンナ葉から分離したラウソン、シコンか
ら分離したシコニン、アロエから分離したアロイ
ンが、Ts−red阻害剤となることがわかつた。 ジユグロン、ラウソン、アロイン、シコニン
は、すでに、その単離された物質が市場にあり、
これについては、特に述べるまでもなく、即、
Ts−red阻害剤として、利用出来るものとなる。 しかし、センブリ、ジオウ、アロエ、カンゾ
ウ、アマチヤズル、オタネニンジンからの抽出物
については、これを目的となす、Ts−red阻害剤
として利用するためには、その抽出法によつて、
Ts−red阻害剤としての作用が弱いもの、あるい
は、逆にTs−red活性化を促進する作用を示すも
のなど、抽出条件の違いは、異なつたものとなる
ことがわかつた。 そこで、より優れたTs−red阻害剤の開発に当
つて、センブリ、ジオウ、カンゾウ、アマチヤズ
ル、オタネニンジンについては、それぞれに対応
した抽出溶媒と共に、その用いる量からみた、条
件の設定が必要であることがわかつた。本発明者
は、そのために、各種の抽出溶媒をもとに、検討
を加え、その結果、上述の植物生薬からTs−red
阻害剤として用いることの出来る、最善の手段と
して、次の実施例で示す方法によれば、その得ら
れた抽出物は、優れたTs−red阻害剤となること
を見出すことが出来たのである。 実施例 1 センブリ、ジオウ、カンゾウからTs−red剤と
なしうる最善の抽出法は、そのいずれも、その1
種1部に対し、水とエタノールの比率が5対5の
混合溶液を、8〜10部を加え、室温下で、浸漬
し、この浸漬液をもとに、溶媒を除去した抽出物
をTs−red阻害剤となす。 実施例 2 アマチヤズル3部に対して、精製水100部を加
え、加熱抽出し、その液を濃縮して得た抽出物
を、Ts−red阻害剤となす。 実施例 3 オタネニンジン、又はトチバニンジン、又はア
メリカニンジン(コウライニンジン)10部に対
し、水10%、エタノール90%からなる混液100部
を加え、室温下で3日間、浸漬し、この浸漬液を
もとに溶媒を除去し、粗抽出物を得る。次に粗抽
出物に、精製水20部を加えて溶解させた後、エー
テル20〜40部を加え、良く振とうしたのち、エー
テル層部を分取し、エーテルを留去して、得られ
た抽出物をTs−red阻害剤となす。 実施例 4 アロエから圧搾した液中から、あらかじめアロ
イン等々のアントラキノン系成分を抽出除去した
後の、アントラキノン系成分を含まないゲル状繊
維組織から、水とエタノールの割合が1対1〜1
対3の混液を用いて得られた抽出物を用いて、さ
らに、イソプロバノール、エタノールにて順次、
洗浄を行つて得られた抽出物を、Ts−red阻害剤
となす。この抽出物を構成する主体成分は、水溶
性の多糖体である。 実施例 5 アロエから圧搾した液1部に対して、水とエタ
ノールの割合が1対1の混液を1〜3部加え、そ
の得られた抽出物を、さらにエーテルを用いて洗
浄し、減圧下で濃縮物となし、Ts−red阻害剤と
なす。この抽出物中には、アロインなどのアント
ラキノン系成分が含まれる。 実施例 6 製法を特定しないTs−red阻害剤 植物由来の成分として、その単離物質から、ジ
ユグロン、ラウソン、アロイン、シコニンをTs
−red阻害剤となす。これらの物質は、その抽出
法は、公知の手段を用いて得られたものでよく、
特に限定する必要はない。又、これらの物質は、
すでに、医薬又は化粧品などにも利用されてい
る。しかし、Ts−red阻害剤として利用された前
例はない。一方、これらの物質は、それを含むエ
キスを用いてもTs−red剤となりうることを示唆
しているが、そこで、追試を行つたところ、次表
(第1表)中に*印を付したところの、市販中の
抽出物(エキス)も、Ts−red剤として用いるこ
とが出来ることがわかつた。
【表】
【表】
〔ハ〕 発明の効果
本発明の目的は、天然産物中、植物由来の成分
(単離成分、抽出エキス)をもとに、新規Ts−
red阻害剤の開発にある。その開発に当つては、
多種多様な植物由来の抽出物から、有効成分を求
めることは、大変な根気が必要であつたが、幸い
にして、実施例1〜5に示すごとくの、特定した
条件下により得られた抽出物、及び実施例6に示
す物質について、優れた作用が確認されるに至
り、本発明を完成出来た。 第2表は、実施例1〜5によつて示す抽出法に
よつて得られた抽出物のTs−red阻害剤としての
作用、及び実施例6に示す、単離物質が示す、
Ts−red阻害剤としての作用について得られた、
成績結果を示したものである。 尚、アロエ抽出物、センブリ抽出物について
は、医薬部外品又は、化粧品などの外用塗布形態
の剤に配合されている。市販の抽出物(エキス)
についても、Ts−red阻害作用が強く示されたの
で、併記した。 すなわち、Ts−red阻害剤として、植物由来の
成分についてみると、ナフトキノン系成分(アン
トラキノン系成分)と共に、ある種の特定された
多糖体も、Ts−red阻害剤としての作用を有する
ことが、本発明により示唆された。 尚、実施例3では、オタネニンジン又は、その
同属植物の根からTs−red阻害剤を得たが、実施
例3の方法に準拠して、オタネニンジン又は、そ
の同属植物の葉をもとに得られた抽出物にも、
Ts−red阻害作用が確認された。
(単離成分、抽出エキス)をもとに、新規Ts−
red阻害剤の開発にある。その開発に当つては、
多種多様な植物由来の抽出物から、有効成分を求
めることは、大変な根気が必要であつたが、幸い
にして、実施例1〜5に示すごとくの、特定した
条件下により得られた抽出物、及び実施例6に示
す物質について、優れた作用が確認されるに至
り、本発明を完成出来た。 第2表は、実施例1〜5によつて示す抽出法に
よつて得られた抽出物のTs−red阻害剤としての
作用、及び実施例6に示す、単離物質が示す、
Ts−red阻害剤としての作用について得られた、
成績結果を示したものである。 尚、アロエ抽出物、センブリ抽出物について
は、医薬部外品又は、化粧品などの外用塗布形態
の剤に配合されている。市販の抽出物(エキス)
についても、Ts−red阻害作用が強く示されたの
で、併記した。 すなわち、Ts−red阻害剤として、植物由来の
成分についてみると、ナフトキノン系成分(アン
トラキノン系成分)と共に、ある種の特定された
多糖体も、Ts−red阻害剤としての作用を有する
ことが、本発明により示唆された。 尚、実施例3では、オタネニンジン又は、その
同属植物の根からTs−red阻害剤を得たが、実施
例3の方法に準拠して、オタネニンジン又は、そ
の同属植物の葉をもとに得られた抽出物にも、
Ts−red阻害作用が確認された。
【表】
以上、第2表に示すごとくの植物抽出物は、
Ts−red阻害剤として、今後、医薬品、医薬部外
品、化粧品などに、外用、内服用、坐薬等の形態
で用いることが出来るものであり、従来の使用領
域を拡大し、治療(医薬)分野に貢献するものと
予想される。又、一方、これらの植物の抽出物
が、古くから、脱毛症や、ニキビなどに対して効
くと言われてきたが、そのメカニズムの一つとし
て、テストステロン5α−リダクターゼを阻害す
ることが立証されたことは、今後の植物生薬製剤
化に当つても、充分貢献出来るものと思われる。
Ts−red阻害剤として、今後、医薬品、医薬部外
品、化粧品などに、外用、内服用、坐薬等の形態
で用いることが出来るものであり、従来の使用領
域を拡大し、治療(医薬)分野に貢献するものと
予想される。又、一方、これらの植物の抽出物
が、古くから、脱毛症や、ニキビなどに対して効
くと言われてきたが、そのメカニズムの一つとし
て、テストステロン5α−リダクターゼを阻害す
ることが立証されたことは、今後の植物生薬製剤
化に当つても、充分貢献出来るものと思われる。
Claims (1)
- 1 センブリ、ジオウ、カンゾウの内、その1種
から、水とエタノールの割合が1対1の混液を用
いて得られた抽出物、又はアマチヤズルに水を加
え、加熱によつて得られた抽出物、又はアロエの
圧搾液から、アントラキノン系成分を除去したゲ
ル状繊維組織に対して、水又は水とエタノールの
割合が1対1〜1対3の混合液を用いて得られた
抽出物、又は、アロエの圧搾液を水抽出し、その
水溶部をとり、水とエタノールの割合が、1対1
の混合液を用いて得られた抽出物を、さらにエー
テルを用いて洗浄し、残つた液を減圧濃縮して得
た抽出物、又はオタネニンジン又はオタネニンジ
ンと同属植物の根から、水とエタノールの割合が
1対9の混液で抽出した後、再度、水とエーテル
の割合が1対1から1対2の割合の混液を用いて
振とう後、分離したエーテル層を分取して得られ
た抽出物、又は、ジユグロン、ラウソン、シコニ
ンのいずれか1種からなる、テストステロン5α
−リダクターゼ阻害剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257378A JPS62116520A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | テストステロン5α−リダクタ−ゼ阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60257378A JPS62116520A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | テストステロン5α−リダクタ−ゼ阻害剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62116520A JPS62116520A (ja) | 1987-05-28 |
| JPH0469620B2 true JPH0469620B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=17305556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60257378A Granted JPS62116520A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | テストステロン5α−リダクタ−ゼ阻害剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62116520A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008255051A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | セラミド合成促進剤、皮膚バリア機能改善剤及びセラミド合成障害に起因する疾患の予防・治療剤 |
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| JP2017222627A (ja) * | 2015-07-29 | 2017-12-21 | 株式会社ファルマクリエ神戸 | シコニンまたはシコニン誘導体を有効成分として含有する育毛剤およびそれらの製造方法 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP60257378A patent/JPS62116520A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008255051A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | セラミド合成促進剤、皮膚バリア機能改善剤及びセラミド合成障害に起因する疾患の予防・治療剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62116520A (ja) | 1987-05-28 |
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