JPH0469719B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0469719B2 JPH0469719B2 JP62017213A JP1721387A JPH0469719B2 JP H0469719 B2 JPH0469719 B2 JP H0469719B2 JP 62017213 A JP62017213 A JP 62017213A JP 1721387 A JP1721387 A JP 1721387A JP H0469719 B2 JPH0469719 B2 JP H0469719B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield body
- crankshaft
- cutter
- rotor
- cutter assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、複数のカツタビツトを備えるカツタ
組立体をシールド本体に対し偏心回転運動をさせ
るシールド型トンネル掘削機に関し、特に管推進
工法により管を敷設する装置として好適なシール
ド型トンネル掘削機に関する。
組立体をシールド本体に対し偏心回転運動をさせ
るシールド型トンネル掘削機に関し、特に管推進
工法により管を敷設する装置として好適なシール
ド型トンネル掘削機に関する。
(従来技術)
シールド型トンネル掘削機の一つとして、特開
昭60−206272号公報に記載されているように、複
数のカツタビツトを備えるカツタ組立体をシール
ド本体に対し旋回および回転運動させるものがあ
る。
昭60−206272号公報に記載されているように、複
数のカツタビツトを備えるカツタ組立体をシール
ド本体に対し旋回および回転運動させるものがあ
る。
この従来の掘削機はシールド本体内をその前方
域と後方域とに区画する隔壁に回転可能に支承さ
れたクランク軸を含み、該クランク軸は前記前方
域にあつて回転軸線に関して偏心された偏心部を
備える。該クランク軸の前記偏心部にはロータが
回転可能に支承されており、該ロータの前端部に
は複数のカツタビツトを備えるカツタ組立体が取
り付けられている。各カツタビツトは、その刃先
がカツタ組立体の回転軸線と直交する同一の面に
位置しかつ前記偏心部を中心とする放射方向外方
へ向くように配置されている。また、この掘削機
は、前記クランク軸の回転にともなつて前記ロー
タを前記クランク軸の前記偏心部の周りに強制的
に回転させるように、前記隔壁に固定された内歯
歯車および前記ロータに固定された外歯歯車を備
える。
域と後方域とに区画する隔壁に回転可能に支承さ
れたクランク軸を含み、該クランク軸は前記前方
域にあつて回転軸線に関して偏心された偏心部を
備える。該クランク軸の前記偏心部にはロータが
回転可能に支承されており、該ロータの前端部に
は複数のカツタビツトを備えるカツタ組立体が取
り付けられている。各カツタビツトは、その刃先
がカツタ組立体の回転軸線と直交する同一の面に
位置しかつ前記偏心部を中心とする放射方向外方
へ向くように配置されている。また、この掘削機
は、前記クランク軸の回転にともなつて前記ロー
タを前記クランク軸の前記偏心部の周りに強制的
に回転させるように、前記隔壁に固定された内歯
歯車および前記ロータに固定された外歯歯車を備
える。
この掘削機において、クランク軸が回転される
と、カツタ組立体は、シールド本体の中心軸線に
対しクランク軸の偏心分だけ偏心にして旋回(公
転)される。また、該旋回にともなつて、外歯歯
車と内歯歯車との咬み合い部位が順次移動するこ
とから、カツタ組立体はクランク軸の前端部の周
りを回転(自転)される。これにより、各カツタ
ビツトは、その刃削が外向きであるとら、カツタ
ビツトが外方へ移動されるときに切羽を掘削す
る。
と、カツタ組立体は、シールド本体の中心軸線に
対しクランク軸の偏心分だけ偏心にして旋回(公
転)される。また、該旋回にともなつて、外歯歯
車と内歯歯車との咬み合い部位が順次移動するこ
とから、カツタ組立体はクランク軸の前端部の周
りを回転(自転)される。これにより、各カツタ
ビツトは、その刃削が外向きであるとら、カツタ
ビツトが外方へ移動されるときに切羽を掘削す
る。
しかし、このような掘削機では、カツタ組立体
がシールド本体に対し自転および公転すること並
びに各カツタビツトの刃先が外向きであることと
に起因して、掘進にともなつてシールド本体の姿
勢が上向きに変更されてしまう。
がシールド本体に対し自転および公転すること並
びに各カツタビツトの刃先が外向きであることと
に起因して、掘進にともなつてシールド本体の姿
勢が上向きに変更されてしまう。
すなわち、カツタ組立体の旋回回転運動にとも
なつて、カツタ組立体の回転軸線に関し下方に配
置されたカツタビツトで切羽を掘削するとは、カ
ツタ組立体は上方への力を受け、これによりシー
ルド本体には上向きの力をその前部に受ける。こ
のような力がシールド本体に作用すると、軟弱地
盤の場合には、シールド本体がその上方の土砂を
押し上げ、その結果シールド本体の前部下面と地
盤との間に空間が形成され、この空間にシールド
本体の周囲の土砂が入り込み、シールド本体はわ
ずかに上向きの姿勢に維持される。このように、
カツタ組立体の回転軸線に関し下方に配置された
カツタビツトによる掘削のたびにシールド本体は
その姿勢を徐々に上向きに変更される。特に、岩
石が含まれている軟弱の地盤の掘削時にシールド
本体に大きな力が作用し、その結果シールド本体
の姿勢が大きく変更される。
なつて、カツタ組立体の回転軸線に関し下方に配
置されたカツタビツトで切羽を掘削するとは、カ
ツタ組立体は上方への力を受け、これによりシー
ルド本体には上向きの力をその前部に受ける。こ
のような力がシールド本体に作用すると、軟弱地
盤の場合には、シールド本体がその上方の土砂を
押し上げ、その結果シールド本体の前部下面と地
盤との間に空間が形成され、この空間にシールド
本体の周囲の土砂が入り込み、シールド本体はわ
ずかに上向きの姿勢に維持される。このように、
カツタ組立体の回転軸線に関し下方に配置された
カツタビツトによる掘削のたびにシールド本体は
その姿勢を徐々に上向きに変更される。特に、岩
石が含まれている軟弱の地盤の掘削時にシールド
本体に大きな力が作用し、その結果シールド本体
の姿勢が大きく変更される。
これに対し、カツタ組立体の回転軸線に関し上
方に配置されたカツタビツトで切羽を掘削すると
きは、カツタ組立体は下方への力を受け、これに
よりシールド本体にも下方への力が作用する。し
かし、この力により、シールド本体はその下面を
その下側の土砂に押し付けられるだけであり、シ
ールド本体の下面とその周囲の地盤との間に空間
が形成されないため、被掘削地盤が軟弱であつて
も、シールド本体はその姿勢を変更されない。
方に配置されたカツタビツトで切羽を掘削すると
きは、カツタ組立体は下方への力を受け、これに
よりシールド本体にも下方への力が作用する。し
かし、この力により、シールド本体はその下面を
その下側の土砂に押し付けられるだけであり、シ
ールド本体の下面とその周囲の地盤との間に空間
が形成されないため、被掘削地盤が軟弱であつて
も、シールド本体はその姿勢を変更されない。
(発明の目的)
本発明の目的は、シールド本体にその姿勢を上
向きとする力および下向きとする力のいずれが作
用しても、該シールド本体の姿勢が変更されない
ようにすることにある。
向きとする力および下向きとする力のいずれが作
用しても、該シールド本体の姿勢が変更されない
ようにすることにある。
(発明の構成)
本発明のシールド型トンネル掘削機は、シール
ド本体と、該シールド本体内をその前方域と後方
域とに区画する隔壁と、該隔壁に回転可能に支承
されたクランク軸であつてその偏心部が前記前方
域に配置されたクランク軸と、該クランク軸を回
転させる駆動手段と、複数のカツタビツトを有す
るカツタ組立体であつて前記シールド本体の前部
に配置され、前記クランク軸の回転にともなつて
前記クランク軸の回転軸線の周りを回転されて前
記カツタビツトにより切羽を掘削するカツタ組立
体と、前記シールド本体の前記前方域内にあつて
前記クランク軸の前記偏心部に回転可能に支承さ
れ、前記カツタ組立体を支持するロータと、前記
シールド本体または前記隔壁に取り付けられた内
歯歯車および該内歯歯車と噛合されかつ前記ロー
タに取り付けられた外歯歯車を備える歯車機構と
を含み、各カツタビツトは、前記カツタ組立体の
回転軸線に向けられた刃先を有することを特徴と
する。
ド本体と、該シールド本体内をその前方域と後方
域とに区画する隔壁と、該隔壁に回転可能に支承
されたクランク軸であつてその偏心部が前記前方
域に配置されたクランク軸と、該クランク軸を回
転させる駆動手段と、複数のカツタビツトを有す
るカツタ組立体であつて前記シールド本体の前部
に配置され、前記クランク軸の回転にともなつて
前記クランク軸の回転軸線の周りを回転されて前
記カツタビツトにより切羽を掘削するカツタ組立
体と、前記シールド本体の前記前方域内にあつて
前記クランク軸の前記偏心部に回転可能に支承さ
れ、前記カツタ組立体を支持するロータと、前記
シールド本体または前記隔壁に取り付けられた内
歯歯車および該内歯歯車と噛合されかつ前記ロー
タに取り付けられた外歯歯車を備える歯車機構と
を含み、各カツタビツトは、前記カツタ組立体の
回転軸線に向けられた刃先を有することを特徴と
する。
(発明の作用、効果)
クランク軸が回転されると、ロータおよびカツ
タ組立体は、シールド本体の軸線に対し偏心して
クランク軸の回転軸線の周りに旋回(公転)され
る。ロータに取り付けられた外歯歯車と、シール
ド本体または隔壁に取り付けられた内歯歯車との
噛み合い部位はロータの旋回運動にともなつて順
次変位する。このため、ロータおよびカツタ組立
体は、また、クランク軸の偏心部の周りに回転
(自転)される。
タ組立体は、シールド本体の軸線に対し偏心して
クランク軸の回転軸線の周りに旋回(公転)され
る。ロータに取り付けられた外歯歯車と、シール
ド本体または隔壁に取り付けられた内歯歯車との
噛み合い部位はロータの旋回運動にともなつて順
次変位する。このため、ロータおよびカツタ組立
体は、また、クランク軸の偏心部の周りに回転
(自転)される。
カツタ組立体の旋回運動(公転運動)および回
転運動(自転運動)により、カツタビツトは、シ
ールド本体に対し旋回運動および回転運動をする
のみならず、シールド本体に対し、シールド本体
の中心へ向かういわゆる内方およびこれと反対の
外方へすなわちシールド本体の半径方向への往復
運動をする。
転運動(自転運動)により、カツタビツトは、シ
ールド本体に対し旋回運動および回転運動をする
のみならず、シールド本体に対し、シールド本体
の中心へ向かういわゆる内方およびこれと反対の
外方へすなわちシールド本体の半径方向への往復
運動をする。
本発明の掘削機においては、内歯歯車がシール
ド本体または隔壁に取り付けられ、外歯歯車がロ
ータに取り付けられているから、カツタビツト
は、クランク軸の偏心部の周りに一回転される間
に、クランク軸の軸線の周りに複数回旋回され
る。すなわち、カツタビツトは、一回の回転運動
の間に複数回の旋回運動をする。これにより、カ
ツタビツトは、一回の回転運動の間に半径方向へ
複数回の往復運動をする。
ド本体または隔壁に取り付けられ、外歯歯車がロ
ータに取り付けられているから、カツタビツト
は、クランク軸の偏心部の周りに一回転される間
に、クランク軸の軸線の周りに複数回旋回され
る。すなわち、カツタビツトは、一回の回転運動
の間に複数回の旋回運動をする。これにより、カ
ツタビツトは、一回の回転運動の間に半径方向へ
複数回の往復運動をする。
各カツタビツトが一回の回転運動の間にシール
ド本体の半径方向へ複数回の往復運動をすること
と、各カツタビツトの刃先が内向きであることと
から、各カツタビツトは、該カツタビツトがシー
ルド本体に対し回転軸線の方向へすなわち内方へ
移動するとき切羽を掘削するが、前記と反対の方
向へすなわち外方へ移動するとき掘削しない。
ド本体の半径方向へ複数回の往復運動をすること
と、各カツタビツトの刃先が内向きであることと
から、各カツタビツトは、該カツタビツトがシー
ルド本体に対し回転軸線の方向へすなわち内方へ
移動するとき切羽を掘削するが、前記と反対の方
向へすなわち外方へ移動するとき掘削しない。
このため、カツタ組立体の旋回および回転運動
にともなう掘削の反力に起因してシールド本体の
前部に作用する力は、カツタ組立体の回転軸線に
関し下方に配置されたカツタビツトで切羽を掘削
するときは、下向きの力であり、上方に配置され
たカツタビツトで切羽を掘削するときは、上向き
の力である。
にともなう掘削の反力に起因してシールド本体の
前部に作用する力は、カツタ組立体の回転軸線に
関し下方に配置されたカツタビツトで切羽を掘削
するときは、下向きの力であり、上方に配置され
たカツタビツトで切羽を掘削するときは、上向き
の力である。
シールド本体の前部に下向きの力が作用する
と、シールド本体はその下面をその下側の土砂に
押し付けられるだけであり、シールド本体の下面
とその周囲の地盤との間に空間が形成されないた
め、被掘削地盤が軟弱であつても、シールド本体
はその姿勢変更されない。特に切羽の下部には、
切羽の上部に存在していた礫が集まり、これを掘
削するときにシールド本体の前部に下向きの大き
な力が作用するが、この力によりシールド本体は
その姿勢を変更されない。
と、シールド本体はその下面をその下側の土砂に
押し付けられるだけであり、シールド本体の下面
とその周囲の地盤との間に空間が形成されないた
め、被掘削地盤が軟弱であつても、シールド本体
はその姿勢変更されない。特に切羽の下部には、
切羽の上部に存在していた礫が集まり、これを掘
削するときにシールド本体の前部に下向きの大き
な力が作用するが、この力によりシールド本体は
その姿勢を変更されない。
シールド本体の前部に上向きの力が作用する
と、このときは切羽を掘削された空間内に向けて
カツタビツトで掻き下すこととなるため、被掘削
地盤が軟弱であればある程シールド本体に作用す
る上向きの前記力が小さく、従つてシールド本体
の下方に空間が形成されず、シールド本体はその
姿勢を変更されない。被掘削地盤が硬いと、シー
ルド本体は硬い地盤によりその姿勢を変更するこ
とを阻止される。
と、このときは切羽を掘削された空間内に向けて
カツタビツトで掻き下すこととなるため、被掘削
地盤が軟弱であればある程シールド本体に作用す
る上向きの前記力が小さく、従つてシールド本体
の下方に空間が形成されず、シールド本体はその
姿勢を変更されない。被掘削地盤が硬いと、シー
ルド本体は硬い地盤によりその姿勢を変更するこ
とを阻止される。
上記のように本発明の掘削機によれば、内歯歯
車がシールド本体または隔壁に取り付けられ、該
内歯歯車と噛合する外歯歯車がロータに取り付け
られており、しかも各カツタビツトがカツタ組立
体の回転軸線に向けられた刃先を有するから、シ
ールド本体にその姿勢を上向きとする力および下
向きとする力のいずれが作用しても、該シールド
本体の姿勢が変更されない。
車がシールド本体または隔壁に取り付けられ、該
内歯歯車と噛合する外歯歯車がロータに取り付け
られており、しかも各カツタビツトがカツタ組立
体の回転軸線に向けられた刃先を有するから、シ
ールド本体にその姿勢を上向きとする力および下
向きとする力のいずれが作用しても、該シールド
本体の姿勢が変更されない。
(実施例)
以下、図面に示す本発明のシールド型トンネル
掘削機の実施例について説明する。
掘削機の実施例について説明する。
第1図〜第5図に示す、シールド型トンネル掘
削機10は、相互に突き合わされた第1および第
2の本体部14,16を備える筒状のシールド本
体12を含む。
削機10は、相互に突き合わされた第1および第
2の本体部14,16を備える筒状のシールド本
体12を含む。
第1図および第2図に示すように、第1の本体
部14は、内径が後方へ向けて漸次減少する円錐
形の破砕室すなわち第1の空間18を規定する第
1の筒部14aと、第1の空間18の後部に続
き、該第1の空間の横断面積より広い横断面積を
有する泥水室すなわち第2の空間20を規定する
第2の筒部14bとを備える。第1および第2の
筒部14a,14bは、第1の筒部14aの後端
部と第2の筒部14bの前端部とにおいて複数の
ボルトにより分離可能に相互に突き合わせ結合さ
れている。第1の空間18の内径はほぼ同じであ
つてもよい。
部14は、内径が後方へ向けて漸次減少する円錐
形の破砕室すなわち第1の空間18を規定する第
1の筒部14aと、第1の空間18の後部に続
き、該第1の空間の横断面積より広い横断面積を
有する泥水室すなわち第2の空間20を規定する
第2の筒部14bとを備える。第1および第2の
筒部14a,14bは、第1の筒部14aの後端
部と第2の筒部14bの前端部とにおいて複数の
ボルトにより分離可能に相互に突き合わせ結合さ
れている。第1の空間18の内径はほぼ同じであ
つてもよい。
第2図に示すように、第2の筒部14bの前端
部外周および後端部外周には、周方向へ伸びる溝
が形成されている。第2の筒部14bの前端部の
前記溝により前端部外周に形成されたフランジ部
には、第1および第2の筒部14a,14bを分
離可能に連結する複数の前記ボルトが配置されて
いる。これに対し、第2の筒部14bの後端部の
前記溝により後端部外周に形成されたフランジ部
には、第1および第2の本体部14,16を分離
可能に連結する複数のボルトが配置されている。
部外周および後端部外周には、周方向へ伸びる溝
が形成されている。第2の筒部14bの前端部の
前記溝により前端部外周に形成されたフランジ部
には、第1および第2の筒部14a,14bを分
離可能に連結する複数の前記ボルトが配置されて
いる。これに対し、第2の筒部14bの後端部の
前記溝により後端部外周に形成されたフランジ部
には、第1および第2の本体部14,16を分離
可能に連結する複数のボルトが配置されている。
第2図および第4図に示すように、第1の筒部
14aの後端部内側には、第1および第2の空間
18,20を区画する内向きの環状の格子22が
設けられている。格子22は、第1の筒部14a
の後端面に沿つて伸び、また、小さな掘削物が第
1の空間18から第2の空間20へ移動すること
は許すが、大きな掘削物が第1の空間18から第
2の空間20へ移動することは阻止するように、
シールド本体12の軸線の周りに等角度間隔に隔
てられた複数の開口24を有する。格子22は、
第2の筒部14bの前端部内側に取り突けてもよ
い。第2の筒部14bには、シールド本体12内
を前方域と後方域との区画する隔壁26が設けら
れている。
14aの後端部内側には、第1および第2の空間
18,20を区画する内向きの環状の格子22が
設けられている。格子22は、第1の筒部14a
の後端面に沿つて伸び、また、小さな掘削物が第
1の空間18から第2の空間20へ移動すること
は許すが、大きな掘削物が第1の空間18から第
2の空間20へ移動することは阻止するように、
シールド本体12の軸線の周りに等角度間隔に隔
てられた複数の開口24を有する。格子22は、
第2の筒部14bの前端部内側に取り突けてもよ
い。第2の筒部14bには、シールド本体12内
を前方域と後方域との区画する隔壁26が設けら
れている。
第2図および第4図に示すように、隔壁26に
は、隔壁26をシールド本体12の軸線方向へ貫
通して伸びる筒状のスリーブ28が滑動不能およ
び回転不能に支承されている。隔壁26の第1の
筒部14aの側には、スリーブ28の周りを伸び
る内歯歯車30が複数のボルトにより固定されて
いる。スリーブ28には、スリーブ28をシール
ド本体12の軸線方向へ貫通するクランク軸32
が複数の軸受34により回転可能に支承されてい
る。クランク軸32は、スリーブ28に支承され
た軸部分32aと、該軸部分から前方へ伸びる偏
心部すなわち軸部分32bとを備える。軸部分3
2aの軸線は、シールド本体12の軸線と一致さ
れている。これに対し、軸部分32bの軸線は、
シールド本体12および軸部分32aの軸線から
距離eだけ偏心されており、また、第1の空間1
8に配置されている。
は、隔壁26をシールド本体12の軸線方向へ貫
通して伸びる筒状のスリーブ28が滑動不能およ
び回転不能に支承されている。隔壁26の第1の
筒部14aの側には、スリーブ28の周りを伸び
る内歯歯車30が複数のボルトにより固定されて
いる。スリーブ28には、スリーブ28をシール
ド本体12の軸線方向へ貫通するクランク軸32
が複数の軸受34により回転可能に支承されてい
る。クランク軸32は、スリーブ28に支承され
た軸部分32aと、該軸部分から前方へ伸びる偏
心部すなわち軸部分32bとを備える。軸部分3
2aの軸線は、シールド本体12の軸線と一致さ
れている。これに対し、軸部分32bの軸線は、
シールド本体12および軸部分32aの軸線から
距離eだけ偏心されており、また、第1の空間1
8に配置されている。
第2図に示すように、軸部分32bには、第1
の筒部14aとともにクラツシヤを構成するロー
タ36が複数の軸受38により回転可能に支承さ
れている。ロータ36は、直径寸法が後端の側に
向て漸次増大する外表面を有する円錐形の形状を
呈し、また、第1の空間18内に配置されてい
る。ロータ36の後端外面と第1の筒部14aの
後端内面との間隔は、シールド本体12の直径方
向における格子22の開口24の寸法より小さ
い。なお、第1の空間18を規定する第1の筒部
14aの内面およびロータ36の外表面に、その
周方向へ伸びる複数の突出部または溝を設けても
よい。
の筒部14aとともにクラツシヤを構成するロー
タ36が複数の軸受38により回転可能に支承さ
れている。ロータ36は、直径寸法が後端の側に
向て漸次増大する外表面を有する円錐形の形状を
呈し、また、第1の空間18内に配置されてい
る。ロータ36の後端外面と第1の筒部14aの
後端内面との間隔は、シールド本体12の直径方
向における格子22の開口24の寸法より小さ
い。なお、第1の空間18を規定する第1の筒部
14aの内面およびロータ36の外表面に、その
周方向へ伸びる複数の突出部または溝を設けても
よい。
第2図および第3図に示すように、ロータ36
の先端部にはカツタ組立体40が固定されてい
る。カツタ組立体40は、ロータ36から斜め前
方へ傾斜してシールド本体12の半径方向へ伸び
る複数のアーム42と、アーム42に固定された
複数のカツタビツト44とを備える。アーム42
の最先端に配置された各カツタビツトは、カツタ
組立体40の回転中心へ向かう内向きの刃先と、
これと逆の方向へ向かう外向きの刃先とを有す
る。これに対し他の各カツタビツトは、その刃先
がカツタ組立体40の回転中心へ向かうようにす
なわち内向きとなるように配置されているととも
に、前記刃先がそのカツタビツトの外側に配置さ
れれたカツタビツトの刃先より後方となるように
配置されている。なお、各カツタビツトは、その
刃先がカツタ組立体40の回転軸線と直交する同
一面に位置するように配置されてもよい。
の先端部にはカツタ組立体40が固定されてい
る。カツタ組立体40は、ロータ36から斜め前
方へ傾斜してシールド本体12の半径方向へ伸び
る複数のアーム42と、アーム42に固定された
複数のカツタビツト44とを備える。アーム42
の最先端に配置された各カツタビツトは、カツタ
組立体40の回転中心へ向かう内向きの刃先と、
これと逆の方向へ向かう外向きの刃先とを有す
る。これに対し他の各カツタビツトは、その刃先
がカツタ組立体40の回転中心へ向かうようにす
なわち内向きとなるように配置されているととも
に、前記刃先がそのカツタビツトの外側に配置さ
れれたカツタビツトの刃先より後方となるように
配置されている。なお、各カツタビツトは、その
刃先がカツタ組立体40の回転軸線と直交する同
一面に位置するように配置されてもよい。
第2図および第4図に示すように、ロータ36
の後端面には、内歯歯車30と噛合する外歯歯車
46が複数のボルトにより固定されている。外歯
歯車46は、内歯歯車30に対し、クランク軸3
2の軸部分32aに対する軸部分32bの偏心量
と同一の距離eだけ偏心されている。このため、
歯車30,46はその直径方向の一方の部位で相
互に噛合し、両者が噛合する部位はクランク軸3
2の回転にともなつてスリーブ28の周りを移動
し、その結果ロータ36およびカツタ組立体40
はシールド本体12の軸線の周りに旋回運動(公
転)をするとともに軸部分32bの周りに回転運
動(自転)をする。
の後端面には、内歯歯車30と噛合する外歯歯車
46が複数のボルトにより固定されている。外歯
歯車46は、内歯歯車30に対し、クランク軸3
2の軸部分32aに対する軸部分32bの偏心量
と同一の距離eだけ偏心されている。このため、
歯車30,46はその直径方向の一方の部位で相
互に噛合し、両者が噛合する部位はクランク軸3
2の回転にともなつてスリーブ28の周りを移動
し、その結果ロータ36およびカツタ組立体40
はシールド本体12の軸線の周りに旋回運動(公
転)をするとともに軸部分32bの周りに回転運
動(自転)をする。
第2図および第5図に示すように、ロータ36
と内歯歯車30との間には、両者の間を液密的に
閉鎖する環状のメカニカルシール48が配置され
ている。メカニカルシール48は、ロータ36の
後端面にロータ36と同軸的に設けられた環状の
溝50と、該溝に嵌合されかつほぼ均一の外径寸
法を有する筒状のシリンダ52と、内歯歯車30
の前端面に該内歯歯車と同軸的に固定された環状
の受け座54と、リング52を受け座54に向け
て押圧する複数のばね56とを備える。溝50
は、内歯歯車30の側に開口する。
と内歯歯車30との間には、両者の間を液密的に
閉鎖する環状のメカニカルシール48が配置され
ている。メカニカルシール48は、ロータ36の
後端面にロータ36と同軸的に設けられた環状の
溝50と、該溝に嵌合されかつほぼ均一の外径寸
法を有する筒状のシリンダ52と、内歯歯車30
の前端面に該内歯歯車と同軸的に固定された環状
の受け座54と、リング52を受け座54に向け
て押圧する複数のばね56とを備える。溝50
は、内歯歯車30の側に開口する。
リング52は、溝50にシールド本体12の軸
線方向へ滑動可能に受け入れられた環状の主体部
と、該主体部の後端外周から後方へ該主体部と同
軸的に伸びる突出部とを備える。リング52の前
記主体部および前記突出部は、同一の外径寸法を
有し、また、ロータ36と同軸的にすなわち内歯
歯車30に対し前記距離eだけ偏心されている。
ばね56は、圧縮コイルばねであり、また、溝5
0に連通する穴内に配置されている。
線方向へ滑動可能に受け入れられた環状の主体部
と、該主体部の後端外周から後方へ該主体部と同
軸的に伸びる突出部とを備える。リング52の前
記主体部および前記突出部は、同一の外径寸法を
有し、また、ロータ36と同軸的にすなわち内歯
歯車30に対し前記距離eだけ偏心されている。
ばね56は、圧縮コイルばねであり、また、溝5
0に連通する穴内に配置されている。
リング52の前記主体部および前記突出部の外
径寸法、特にリング52の後端面および受け座5
4の前端面すなわちリング52と受け座54との
接触面(シール面)の直径は、受け座54の外径
寸法より少なくも2e小さい。すなわち、リング5
2と受け座54の接触面(シール面)の直径は、
リング52の後端面(突出部)の外周部の直径を
D1とし、受け座54の前端面の外周部の直径を
D2とすると、 D1≦D2−2e である。
径寸法、特にリング52の後端面および受け座5
4の前端面すなわちリング52と受け座54との
接触面(シール面)の直径は、受け座54の外径
寸法より少なくも2e小さい。すなわち、リング5
2と受け座54の接触面(シール面)の直径は、
リング52の後端面(突出部)の外周部の直径を
D1とし、受け座54の前端面の外周部の直径を
D2とすると、 D1≦D2−2e である。
第2図に示すように、隔壁26はスリーブ28
の周りを伸びる環状の油室58を有し、油室58
には潤滑油が収容されている。油室58は、隔壁
26に穿たれた複数の穴60、スリーブ28の外
周に形成された環状の溝62およびスリーブ28
に形成された複数の穴64を経て、クランク軸3
2とスリーブ28との間の空間に連通されてい
る。このため、クランク軸32とスリーブ28と
の間の空間、隔壁26とスリーブ28との間の〓
間は潤滑油で満たされている。
の周りを伸びる環状の油室58を有し、油室58
には潤滑油が収容されている。油室58は、隔壁
26に穿たれた複数の穴60、スリーブ28の外
周に形成された環状の溝62およびスリーブ28
に形成された複数の穴64を経て、クランク軸3
2とスリーブ28との間の空間に連通されてい
る。このため、クランク軸32とスリーブ28と
の間の空間、隔壁26とスリーブ28との間の〓
間は潤滑油で満たされている。
ロータ36の前端部とクランク軸32の先端部
との接触部、ロータ36とリング52との接触
部、隔壁26と内歯歯車30との接触部およびス
リーブ28と隔壁26との接触部には、それぞれ
シール用のOリングが配置されている。また、ス
リーブ28の後端部とクランク軸32の後端部と
の間には、潤滑油の流出を防止するシール材66
が配置されている。シール材66は、複数のボル
トによりスリーブ28に固定されている。
との接触部、ロータ36とリング52との接触
部、隔壁26と内歯歯車30との接触部およびス
リーブ28と隔壁26との接触部には、それぞれ
シール用のOリングが配置されている。また、ス
リーブ28の後端部とクランク軸32の後端部と
の間には、潤滑油の流出を防止するシール材66
が配置されている。シール材66は、複数のボル
トによりスリーブ28に固定されている。
第1図および第2図に示すように、第2の本体
部16は、第2の筒部14bの後端部に連結され
た第1の筒部16aと、第1の筒部16aの後端
部に挿入された第2の筒部16bと、第2の筒部
16bの後端部に連結された第3の筒部16cを
備える。第1の筒部16aの前端部にはシールド
本体12の軸線に対し直角の支持壁68が設けら
れており、該支持壁にはスリーブ28の後端部を
受け入れる穴70が設けられている。第2の本体
部16の第1の筒部16aと第2の筒部16bと
は、方向修正用の複数のジヤツキ72により相互
に連結されている。第2の筒部16bと第3の筒
部16cとの間および第3の筒部16cと敷設す
べき管100との間には、連結具74,76が配
置されている。
部16は、第2の筒部14bの後端部に連結され
た第1の筒部16aと、第1の筒部16aの後端
部に挿入された第2の筒部16bと、第2の筒部
16bの後端部に連結された第3の筒部16cを
備える。第1の筒部16aの前端部にはシールド
本体12の軸線に対し直角の支持壁68が設けら
れており、該支持壁にはスリーブ28の後端部を
受け入れる穴70が設けられている。第2の本体
部16の第1の筒部16aと第2の筒部16bと
は、方向修正用の複数のジヤツキ72により相互
に連結されている。第2の筒部16bと第3の筒
部16cとの間および第3の筒部16cと敷設す
べき管100との間には、連結具74,76が配
置されている。
支持壁68の後部には、クランク軸32を回転
させる駆動機構78が複数のボルトにより固定さ
れている。駆動機構78は、電動機と減速機とを
備え、また、駆動機構78の出力軸80はクラン
ク軸32の後端部に設けられた穴に挿入されてい
る。出力軸80とクランク軸32とは、キー82
により、回転不能に結合されている。
させる駆動機構78が複数のボルトにより固定さ
れている。駆動機構78は、電動機と減速機とを
備え、また、駆動機構78の出力軸80はクラン
ク軸32の後端部に設けられた穴に挿入されてい
る。出力軸80とクランク軸32とは、キー82
により、回転不能に結合されている。
第1図および第2図に示すように、ロータ36
の円錐形の外表面には、ロータ36の回転にとも
なつて第1の空間18内の掘削物を撹拌し、該掘
削物に流動性を与える複数の羽根84が取り付け
られている。
の円錐形の外表面には、ロータ36の回転にとも
なつて第1の空間18内の掘削物を撹拌し、該掘
削物に流動性を与える複数の羽根84が取り付け
られている。
隔壁26および支持壁68は、泥水を掘削機1
0の後方から第2の空間20へ供給する泥水供給
路86,88と、第2の空間20へ供給された泥
水を掘削物とともに掘削機10の後方へ排出する
泥水排出路(図示せず)とを備える。支持壁68
には、泥水を供給路88へ案内するパイプ90が
取り付け具92により取り付けられている。支持
壁68には、また、泥水を前記泥水排水路から掘
削機10の後方へ案内するパイプ(図示せず)が
取り付け具(図示せず)により取り付けられてい
る。
0の後方から第2の空間20へ供給する泥水供給
路86,88と、第2の空間20へ供給された泥
水を掘削物とともに掘削機10の後方へ排出する
泥水排出路(図示せず)とを備える。支持壁68
には、泥水を供給路88へ案内するパイプ90が
取り付け具92により取り付けられている。支持
壁68には、また、泥水を前記泥水排水路から掘
削機10の後方へ案内するパイプ(図示せず)が
取り付け具(図示せず)により取り付けられてい
る。
第2図に示すように、第2の空間20の底部に
は、泥水供給路86から供給された泥水が前記泥
水排水路へ直接達することを防止し、かつ、前記
泥水が第2の空間20を巡る流路を流れるよう
に、第2の空間20内における泥水の流路を規定
する仕切り94が設けられている。
は、泥水供給路86から供給された泥水が前記泥
水排水路へ直接達することを防止し、かつ、前記
泥水が第2の空間20を巡る流路を流れるよう
に、第2の空間20内における泥水の流路を規定
する仕切り94が設けられている。
第1図、第2図および第3図に示すように、ロ
ータ36の前端部には円板状のキヤツプ96が複
数のねじにより取り付けられており、キヤツプ9
6には切羽の中心部を掘削する複数のカツタビツ
ト98が固定されている。各カツタビツト98の
刃先はロータ36の回転中心へ向けられている。
ータ36の前端部には円板状のキヤツプ96が複
数のねじにより取り付けられており、キヤツプ9
6には切羽の中心部を掘削する複数のカツタビツ
ト98が固定されている。各カツタビツト98の
刃先はロータ36の回転中心へ向けられている。
掘削時、掘削機10の駆動機構78が作動さ
れ、クランク軸32が回転される。これにより、
ロータ36およびカツタ組立体40は、シールド
本体12の軸線に対しeだけ偏心してクランク軸
32の周りをクランク軸32の回転方向と同一の
方向へ旋回(公転)される。ロータ36に固定さ
れた外歯歯車46と、隔壁26に固定された内歯
歯車30との噛み合い部位がロータ36の旋回運
動にともなつて順次変位することから、ロータ3
6およびカツタ組立体40は、また、軸部分32
bを中心としてクランク軸32の回転方向と反対
の方向へ回転(自転)される。
れ、クランク軸32が回転される。これにより、
ロータ36およびカツタ組立体40は、シールド
本体12の軸線に対しeだけ偏心してクランク軸
32の周りをクランク軸32の回転方向と同一の
方向へ旋回(公転)される。ロータ36に固定さ
れた外歯歯車46と、隔壁26に固定された内歯
歯車30との噛み合い部位がロータ36の旋回運
動にともなつて順次変位することから、ロータ3
6およびカツタ組立体40は、また、軸部分32
bを中心としてクランク軸32の回転方向と反対
の方向へ回転(自転)される。
ロータ36およびカツタ組立体40の旋回運動
および回転運動により、カツタビツト44,98
は、シールド本体12に対しカツタ組立体40と
ともに旋回運動および回転運動をするのみなら
ず、シールド本体12に対し、シールド本体12
の中心へ向かういわゆる内方およびこれと反対の
外方へすなわちシールド本体12の半径方向への
往復運動をする。
および回転運動により、カツタビツト44,98
は、シールド本体12に対しカツタ組立体40と
ともに旋回運動および回転運動をするのみなら
ず、シールド本体12に対し、シールド本体12
の中心へ向かういわゆる内方およびこれと反対の
外方へすなわちシールド本体12の半径方向への
往復運動をする。
掘削機10には、カツタ組立体40が上記のよ
うに旋回よび回転されている状態で、掘削機10
の後方に配置された推進機構(図示せず)により
管100を経て推力が加えられる。これにより、
掘削機10はカツタ組立体40で切羽を掘削しつ
つ前進され、管100は掘削された穴内へ押し込
まれる。
うに旋回よび回転されている状態で、掘削機10
の後方に配置された推進機構(図示せず)により
管100を経て推力が加えられる。これにより、
掘削機10はカツタ組立体40で切羽を掘削しつ
つ前進され、管100は掘削された穴内へ押し込
まれる。
内歯歯車30が隔壁26に取り付けられ、外歯
歯車46がロータ36に取り付けられていること
から、カツタビツト44,98は、クランク軸3
2の軸部分32bの周りに一回転される間に、ク
ランク軸32の軸線の周りに複数回旋回される。
すなわち、カツタビツト44,98は、一回の回
転運動(自転運動)の間に複数回の旋回運動(公
転運動)をする。これにより、カツタビツト4
4,98は、一回の回転運動の間に半径方向へ複
数回の往復運動をする。
歯車46がロータ36に取り付けられていること
から、カツタビツト44,98は、クランク軸3
2の軸部分32bの周りに一回転される間に、ク
ランク軸32の軸線の周りに複数回旋回される。
すなわち、カツタビツト44,98は、一回の回
転運動(自転運動)の間に複数回の旋回運動(公
転運動)をする。これにより、カツタビツト4
4,98は、一回の回転運動の間に半径方向へ複
数回の往復運動をする。
各カツタビツト44が一回の回転運動の間にシ
ールド本体12の半径方向へ複数回の往復運動を
ることと、各カツタビツトの刃先が内向きである
ことすなわちカツタ組立体の回転中心に向けられ
ていることとから、各カツタビツト44は、カツ
タビツト44がシールド本体12に対し回転軸線
の方向へすなわち内方へ移動するとき切羽を掘削
するが、前記と反対の方向へ移動するとき掘削し
ない。
ールド本体12の半径方向へ複数回の往復運動を
ることと、各カツタビツトの刃先が内向きである
ことすなわちカツタ組立体の回転中心に向けられ
ていることとから、各カツタビツト44は、カツ
タビツト44がシールド本体12に対し回転軸線
の方向へすなわち内方へ移動するとき切羽を掘削
するが、前記と反対の方向へ移動するとき掘削し
ない。
このため、カツタ組立体40の旋回および回転
運動にともなう掘削の反力に起因してシールド本
体12の前部に作用する力は、カツタ組立体40
の回転軸線に関し下方に配置されたカツタビツト
で切羽を掘削するときは、下向きの力であり、上
方に配置されたカツタビツトで切羽を掘削すると
きは、上向きの力である。シールド本体12に上
向きの力が作用すると、このときは切羽を掘削さ
れた空間内に向けてカツタビツト44で掻き下す
こととなるため、被掘削地盤が軟弱であればある
程シールド本体12に作用する上向きの前記力が
小さく、従つてシールド本体12の下方に空間が
形成されず、シールド本体12はその姿勢を変更
されない。被掘削地盤が硬いと、シールド本体1
2は硬い地盤によりその姿勢を変更することを阻
止される。
運動にともなう掘削の反力に起因してシールド本
体12の前部に作用する力は、カツタ組立体40
の回転軸線に関し下方に配置されたカツタビツト
で切羽を掘削するときは、下向きの力であり、上
方に配置されたカツタビツトで切羽を掘削すると
きは、上向きの力である。シールド本体12に上
向きの力が作用すると、このときは切羽を掘削さ
れた空間内に向けてカツタビツト44で掻き下す
こととなるため、被掘削地盤が軟弱であればある
程シールド本体12に作用する上向きの前記力が
小さく、従つてシールド本体12の下方に空間が
形成されず、シールド本体12はその姿勢を変更
されない。被掘削地盤が硬いと、シールド本体1
2は硬い地盤によりその姿勢を変更することを阻
止される。
シールド本体12に下向きの力が作用すると、
シールド本体12はその下面をその下側の土砂に
押し付けられるだけであり、シールド本体12の
下面とその周囲の地盤との間に空間が形成されな
いため、被掘削地盤が軟弱であつても、シールド
本体12はその姿勢を変更されない。特に切羽の
下部には、切羽の上部に存在していた礫が集ま
り、これを掘削するときにシールド本体12に下
向きの大きな力が作用するが、この力によりシー
ルド本体12はその姿勢を変更されない。
シールド本体12はその下面をその下側の土砂に
押し付けられるだけであり、シールド本体12の
下面とその周囲の地盤との間に空間が形成されな
いため、被掘削地盤が軟弱であつても、シールド
本体12はその姿勢を変更されない。特に切羽の
下部には、切羽の上部に存在していた礫が集ま
り、これを掘削するときにシールド本体12に下
向きの大きな力が作用するが、この力によりシー
ルド本体12はその姿勢を変更されない。
掘削された土砂すなわち掘削物は、第1の空間
18内へ受け入れられる。第1の空間18内に受
け入れられた前記掘削物は、ロータ36の回転に
ともなつて羽根84により撹拌されつつ、第1の
空間18から格子22の開口24を経て第2の空
間20へ流動する。第2の室20へ流動した掘削
物は第2の室20内へ供給された泥水と混合さ
れ、その混合物すなわちスラリーは図示しない排
出機構により掘削機10の後方へ排出される。
18内へ受け入れられる。第1の空間18内に受
け入れられた前記掘削物は、ロータ36の回転に
ともなつて羽根84により撹拌されつつ、第1の
空間18から格子22の開口24を経て第2の空
間20へ流動する。第2の室20へ流動した掘削
物は第2の室20内へ供給された泥水と混合さ
れ、その混合物すなわちスラリーは図示しない排
出機構により掘削機10の後方へ排出される。
第1の空間18に行け入れられた掘削物中の大
きな礫は、ロータ36の旋回運動および回転運動
にともなつて、ロータ36によりシールド本体1
2の第1の空間18を規定する内面に押圧されて
開口24を通過可能の大きさの小片に破砕され
る。開口24を通過可能の大きさに破砕された小
片は、開口24を経て第2の空間20へ受け入れ
られる。このため、礫が排出用の管に詰まること
がない。
きな礫は、ロータ36の旋回運動および回転運動
にともなつて、ロータ36によりシールド本体1
2の第1の空間18を規定する内面に押圧されて
開口24を通過可能の大きさの小片に破砕され
る。開口24を通過可能の大きさに破砕された小
片は、開口24を経て第2の空間20へ受け入れ
られる。このため、礫が排出用の管に詰まること
がない。
第1および第2の空間18,20は、掘削の
間、切羽の崩壊および地盤の隆起が生じない所定
の圧力に維持される。しかし、第2の空間20内
の圧力は、メカニカルシール48のリング52を
ばね56の力に抗して後退させる力としてリング
52に作用することはない。すなわち、ロータ3
6の旋回運動および回転運動により、メカニカシ
ール48のリング52が受け座54に向けて押圧
されつつ受け座54に対して旋回運動をしても、
リング52の外径寸法がほぼ均一であることと、
リング52と受け座54との接触面(シール面)
の直径が、 D1≦D2−2e であることから、リング52の後端面は常に受け
座54の前端面に接触され、第2の空間20に露
出しない。従つて、リング52の後端面には第2
の空間20の圧力に起因する前記力は作用しな
い。このため、リング52と受け座54との間の
液密性が維持される。
間、切羽の崩壊および地盤の隆起が生じない所定
の圧力に維持される。しかし、第2の空間20内
の圧力は、メカニカルシール48のリング52を
ばね56の力に抗して後退させる力としてリング
52に作用することはない。すなわち、ロータ3
6の旋回運動および回転運動により、メカニカシ
ール48のリング52が受け座54に向けて押圧
されつつ受け座54に対して旋回運動をしても、
リング52の外径寸法がほぼ均一であることと、
リング52と受け座54との接触面(シール面)
の直径が、 D1≦D2−2e であることから、リング52の後端面は常に受け
座54の前端面に接触され、第2の空間20に露
出しない。従つて、リング52の後端面には第2
の空間20の圧力に起因する前記力は作用しな
い。このため、リング52と受け座54との間の
液密性が維持される。
第1図は本発明のシールド型トンネル掘削機の
一実施例を示す図であつて掘削機のシールド本体
を断面して示す図、第2図は第1図の掘削機を示
す拡大断面図、第3図は第2図の拡大左側面図、
第4図は第2図の4−4線に沿つて得た拡大断面
図、第5図はメカニカルシールの部位の拡大断面
図である。 10:シールド型トンネル掘削機、12:シー
ルド本体、26:隔壁、32:クランク軸、3
0:内歯歯車、36:ロータ、40:カツタ組立
体、44:カツタビツト、46:外歯歯車。
一実施例を示す図であつて掘削機のシールド本体
を断面して示す図、第2図は第1図の掘削機を示
す拡大断面図、第3図は第2図の拡大左側面図、
第4図は第2図の4−4線に沿つて得た拡大断面
図、第5図はメカニカルシールの部位の拡大断面
図である。 10:シールド型トンネル掘削機、12:シー
ルド本体、26:隔壁、32:クランク軸、3
0:内歯歯車、36:ロータ、40:カツタ組立
体、44:カツタビツト、46:外歯歯車。
Claims (1)
- 1 シールド本体と、該シールド本体内をその前
方域と後方域とに区画する隔壁と、該隔壁に回転
可能に支承されたクランク軸であつてその偏心部
が前記前方域に配置されたクランク軸と、該クラ
ンク軸を回転させる駆動手段と、複数のカツタビ
ツトを有するカツタ組立体であつて前記シールド
本体の前部に配置され、前記クランク軸の回転に
ともなつて前記クランク軸の回転軸線の周りを回
転されて前記カツタビツトにより切羽を掘削する
カツタ組立体と、前記シールド本体の前記前方域
内にあつて前記クランク軸の前記偏心部に回転可
能に支承され、前記カツタ組立体を支持するロー
タと、前記シールド本体または前記隔壁に取り付
けられた内歯歯車および該内歯歯車と噛合されか
つ前記ロータに取り付けられた外歯歯車を備える
歯車機構とを含み、各カツタビツトは、前記カツ
タ組立体の回転軸線に向けられた刃先を有する、
シールド型トンネル掘削機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1721387A JPS63189596A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | シ−ルド型トンネル掘削機 |
| KR1019880009771A KR920005151B1 (ko) | 1987-01-20 | 1988-07-28 | 쉬일드형 터널굴삭기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1721387A JPS63189596A (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | シ−ルド型トンネル掘削機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63189596A JPS63189596A (ja) | 1988-08-05 |
| JPH0469719B2 true JPH0469719B2 (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=11937665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1721387A Granted JPS63189596A (ja) | 1987-01-20 | 1987-01-29 | シ−ルド型トンネル掘削機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63189596A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2519105B2 (ja) * | 1989-07-28 | 1996-07-31 | 株式会社イセキ開発工機 | シ―ルド型トンネル掘削機 |
| JP2824187B2 (ja) * | 1993-04-05 | 1998-11-11 | 株式会社 奥村組 | 矩形シールド掘削機 |
| JP2003064988A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | トンネル掘削機 |
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-
1987
- 1987-01-29 JP JP1721387A patent/JPS63189596A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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