JPH0470053B2 - - Google Patents
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- JPH0470053B2 JPH0470053B2 JP61183904A JP18390486A JPH0470053B2 JP H0470053 B2 JPH0470053 B2 JP H0470053B2 JP 61183904 A JP61183904 A JP 61183904A JP 18390486 A JP18390486 A JP 18390486A JP H0470053 B2 JPH0470053 B2 JP H0470053B2
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Description
(産業上の利用分野)
本発明はコージエライトハニカム構造触媒担
体、特に自動車排ガスの浄化用触媒担体に用いら
れる高強度で低膨脹性のハニカム構造触媒担体及
びその製造方法に関するものである。 (従来の技術) 耐熱衝撃性に優れかつ多孔性のコージエライト
ハニカムセラミツクは各種排ガス中の炭化水素、
一酸化炭素および窒素酸化物を浄化させる装置に
用いるハニカム状触媒担体材料として特に注目さ
れている。各種排ガス浄化装置の中で特に現在広
く使用されているようになつてきた自動車排ガス
浄化装置に用いるセラミツクハニカム触媒担体に
は、いくつかの重要な特性が要求される。要求さ
れる特性の一つはいわゆる耐熱衝撃性で、これは
排気ガス中の未燃焼炭化水素、一酸化炭素の触媒
酸化反応により急激な発熱による温度変化を受
け、ハニカム内に生じる温度差により引きおこさ
れる熱応力により亀裂又は破壊に耐える性質であ
る。この耐熱衝撃性は急熱急冷耐久温度差で表わ
され、その耐久温度差はハニカムの特性のうち熱
膨脹係数に逆比例することが判明しており、熱膨
脹係数が小さいほどその耐久温度差が大きい。 セラミツクハニカム触媒担体に要求される別の
性質はハニカム触媒担体と触媒活性物質及び触媒
物質との付着性がある。 セラミツクハニカム触媒担体に要求される他の
重要な性質として、ハニカム触媒の初期活性即ち
ライトオフ性能がある。 従来、コージエライトセラミツクが低膨脹性を
示すことは公知であり、例えば米国特許第
3885977号明細書(特開昭50−75611号公報)に開
示されているように、25℃〜1000℃の間での熱膨
脹係数が少なくとも一方向で11×10-7(1/℃)
より小さい配向したコージエライトセラミツクが
知られており、そこではこの配向性を起させる原
因としてカオリン等の板状粘土、積層粘土に起因
する平面的配向を記述している。 さらに特開昭53−82822号公報では、タルク等
のマグネシア源原料を10〜50μmの限定された粗
粒域で用いることにより、コージエライトセラミ
ツクが極めて低熱膨脹を示すことが開示されてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 一方、近年ハニカム構造触媒担体への触媒担持
技術の大幅な向上により、従来ハニカム構造触媒
担体に強く要求されていた多孔性に対する要求が
少なくなり、逆に触媒担体の容積の縮小即ち触媒
性能の向上、ライトオフ性能の向上、燃費性能改
良およびエンジンの出力向上のための低圧力損失
化、ケーシングへのキヤンニングのコストダウン
のための強度向上、さらに触媒活性を高めるため
にエンジン近傍に設置する必要性により耐熱衝撃
性の向上と強度の向上が強く望まれている。対応
する対策として触媒性能向上のためのハニカム構
造体のリブの薄壁化、高セル密度化、あるいは低
圧損化のための薄壁化、低セル密度化が従来より
検討されてきたが、多孔性のコージエライトセラ
ミツクスの薄壁化により強度低下の問題があり、
また、押出成形時の口金スリツト巾の減少によつ
て使用原料、特にマグネシア源原料を微粒にしな
ければならないため大幅な熱膨脹率の上昇を伴う
問題があつた。 さらに、コージエライトセラミツクスの緻密化
は難しく、特に室温から800℃までの熱膨脹係数
が2.0×10-6/℃以下を示すような低膨脹を示す
コージエライト素地では、カルシア、アルカリ、
カリ、ソーダのような融剤となるべき不純物量を
極めて小量に限定する必要があるためガラス相が
非常に少なく多孔質となる。特に近年自動車排ガ
ス浄化用触媒担体として使用されているコージエ
ライト質ハニカム構造体は、室温から800℃まで
の熱膨脹係数が1.5×10-6/℃以下であることを
必要とするため、不純物の少ないタルク、カオリ
ン、アルミナ等の原料が使用され、これらの原料
産地、原料系、原料粒度等の選定を行つてもその
コージエライト焼成体の気孔率はせいぜい20〜45
%の範囲のものに過ぎず、特に気孔率30%以下の
ハニカム構造体では不純物量の増加、原料の微粒
化が必要であつて、室温から800℃までの熱膨脹
係数が1.0×10-6/℃以下のものは得られなかつ
た。 さらに比較的低気孔率のコージエライト質ハニ
カム構造体の構造においては、乾燥及び焼成工程
での収縮が大きいため亀裂を発生し易く、歩留り
良く大きな寸法のハニカム構造体を製造すること
は困難であつた。 以上の技術的理由によつて、薄壁でしかも強度
特性を満足できる低気孔率レベルを有する極めて
低熱膨脹のコージエライト質ハニカム構造触媒担
体が要望されている。 (問題点を解決するための手段) 特開昭53−82822号公報に開示されているよう
にハニカム構造体の原料に微細タルクを使用して
焼成すると、熱膨脹率が著しく大きくなる欠点が
あるが、本発明者等はこの欠点を有した微細タル
ク中でも特に微細な平均粒子径7μm以下、好ま
しくは5μm以下のタルクを敢えて使用し、生成
する熱膨脹率の増大を同じく極微粒に属する粒子
径2μm以下、好ましくは1μm以下のカオリンの
併用さらには微細な平均粒子径2μm以下のアル
ミナおよび/または水酸化アルミニウム、又はこ
れらと高純度非晶質シリカの併用により解消で
き、気孔率を30%以下に低減することが可能とな
り、ハニカム構造リブの薄壁化によつても実用に
耐える強度レベルを発現することを見出した。さ
らに本発明者等はタルクの平均粒子径の1/3以下
の平均粒子径のカオリンの使用が好ましいことを
見出した。 さらに本発明では、ハニカム構造体の耐熱衝撃
性に対して寄与率が大であるハニカム構造体流路
(貫通孔)に垂直方向(B軸と称する)の熱膨脹
率と、コージエライト結晶の配向関係から最も低
熱膨脹特性を有するハニカム構造体流路(貫通
孔)方向(A軸と称する)の熱膨脹率との差が、
非常に小さくすることが明らかとなつた。従来の
粗粒原料を使用するコージエライト質ハニカム構
造体では、ハニカム構造リブ交点付近でタルク、
カオリン等の押出成形時に配向する原料の配向性
が乱れ、A軸の熱膨脹係数に比較し、B軸の熱膨
脹係数は40〜800℃の熱膨脹係数差で0.2×10-6/
℃を越える高い値を示していた。本発明の極微粒
原料の使用により交点部分のハニカム構造体は熱
膨脹への悪影響が小さくなり、耐熱衝撃性向上に
極めて重要なハニカム構造体のB軸熱膨脹を大幅
に低下できることを見出した。 本発明は主成分の化学組成が重量基準で
SiO242〜56%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%
で結晶相の主成分がコージエライトから成るハニ
カム構造を有し、気孔率が30%以下さらに好まし
くは25%以下でハニカム構造の流路方向の40〜
800℃の間の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃以下、流
路に垂直な方向の40〜800℃の熱膨脹係数が1.0×
10-6/℃以下であることを特徴とする高強度低膨
脹性のコージエライトハニカム構造触媒担体であ
る。 本発明はまた、主成分の化学組成が重量基準で
SiO242〜56%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%
になるように平均粒子径7μm以下のタルク、平
均粒子径2μm以下でかつタルクの平均粒子径の
1/3以下の平均粒子径のカオリン及び他のコージ
エライト化原料を調合し、この調合物に有機結合
剤及び可塑化剤を加え、混合混練して押出成形可
能に可塑化し、ハニカム構造体に押出成形後乾燥
し、1350〜1440℃の温度で焼成することにより、
結晶相の主成分がコージエライトから成り、気孔
率が30%以下で、ハニカム構造の流路方向の40〜
800℃の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃以下、流路に
垂直な方向の40〜800℃の熱膨脹係数が1.0×
10-6/℃以下でかつその熱膨脹係数差が0.2×
10-6/℃以下である高強度低膨脹性のコージエラ
イトハニカム構造触媒担体を得ることを特徴とす
るコージエライトハニカム構造触媒担体の製造方
法である。 さらに本発明は、SiO242〜56%、Al2O330〜45
%、MgO12〜16%になるように平均粒子径7μm
以下のタルク、平均粒子径2μm以下でかつタル
クの平均粒子径の1/3以下の平均粒子径のカオリ
ン、平均粒子径2μm以下のアルミナおよび/ま
たは水酸化アルミニウム及び他のコージエライト
化原料を調合し、この調合物に有機結合剤及び可
塑化剤を加え、混合混練して押出成形可能に可塑
化し、ハニカム構造体に押出成形後乾燥し、1350
〜1440℃の温度で焼成することにより、結晶相の
主成分がコージエライトから成り、気孔率25%以
下、ハニカム構造体触媒担体のA軸CTE(熱膨脹
係数)0.8×10-6/℃以下のコージエライトハニ
カム構造触媒担体を得るか、またはSiO242〜56
%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%になるように
平均粒子径7μm以下のタルク、平均粒子径2μm
以下でかつタルクの平均粒子径の1/3以下の平均
粒子径のカオリン、平均粒子径2μm以下のアル
ミナおよび/または水酸化アルミニウム、8%以
下の高純度非晶質シリカ及び他のコージエライト
化原料を調合し、この調合物に有機結合剤及び可
塑化剤を加え、混合混練して押出成形可能に可塑
化し、ハニカム構造体に押出成形後乾燥し、1350
〜1440℃の温度で焼成することにより、結晶相の
主成分がコージエライトから成り、気孔率30%以
下、ハニカム構造触媒体のA軸CTE0.5×10-6/
℃以下、B軸CTE1.0×10-6/℃以下又は気孔率
25%以下、A軸CTE0.6×10-6/℃以下、B軸
CTE1.0×10-6/℃以下のコージエライトハニカ
ム構造触媒担体を得る製造方法である。 本発明のハニカム構造体の化学組成は、従来低
膨脹コージエライトセラミツクスの組成として知
られているコージエライト理論組成点(2MgO・
2Al2O3・5SiO2)を中心とした重量基準でSiO242
〜56%、好ましくは47〜53%、Al2O330〜45%好
ましくは32〜38%、MgO12〜16%好ましくは
12.5〜15%の領域で、種々の製造条件変更により
目的とする30%以下の気孔率、40〜800℃のA軸
熱膨脹係数0.8×10-6/℃以下、同じく1×
10-6/℃以下のB軸熱膨脹を達成することが可能
である。 主成分以外の化学成分は熱膨脹特性に悪影響を
及ぼす場合が多く、TiO2、CaO、K2O、Na2O、
Fe2O3、P2O5等の不純物は全体として2.5%以下
に抑えることが望ましく、特にCaO、K2O、
Na2Oアルカリ成分が少ないほど熱膨脹特性に好
影響を及ぼす。またP2O5は実質的に含有しない
0.1%未満である必要がある。結晶相は実質的に
コージエライト結晶から成ることが好ましく、コ
ージエライト結晶量として90重量%以上、他の含
有結晶としてのムライト、及びスピネル(サフイ
リンを含む)は夫々2.5重量%以下である。使用
する微粒タルクは特にアルカリ成分の少ないもの
が好ましく、微粉砕に用いる粉砕方法は粒子形状
を破壊する摩砕等の粉砕方法、例えばボールミル
等の使用は好ましくなく、レイモンドミル等の粉
砕方法が好適である。粒子径7μmを越えるタル
クはAB軸熱膨脹率差、気孔率が大となる。微粒
カオリンも不純物の少ないものが好ましく、結晶
形状にバラツキが少なく大きな結晶の混在しない
ものが好ましい。例えば、ニユージーランドカオ
リン等結晶形状にバラツキが大きく二次粒子を形
成し易いカオリンは好ましくない。 また、カオリン中焼成カオリンの粉砕方法とし
ては湿式ボールミル粉砕原料を用いると緻密化に
きわめて好適である。 粒子径2μmを越えるカオリンの使用は粒子径
7μm以下のタルクとの使用で熱膨脹が増加し、
気孔率が大となる。 さらに平均粒子径5μm以下のタルクおよび/
または平均粒子径1μm以下でかつタルクの平均
粒子径の1/3以下の平均粒子径のカオリンを使用
すると、低熱膨脹を維持したままさらに気孔率を
低下させることができる。 なお、タルク、カオリンの粒径は生、仮焼品の
調合重量比による平均粒子径より求めた。 本発明はタルク、カオリンの微粒子化に際し、
乾燥、焼成時での収縮等によるハニカム構造体亀
裂発生の抑制に効果的な仮焼タルク、仮焼カオリ
ンの使用をも包含する。タルク、カオリンの仮焼
温度を高温化することは気孔率増加と熱膨脹率増
加を招くため仮焼物を使用する場合は、仮焼温度
はできる限り低い温度の方が好ましい。粒度は生
原料と同様の微粒物を使用しなければ本発明の効
果を得ることはできない。 気孔率30%以下を達成するために、他のコージ
エライト化原料即ちアルミナ、水酸化アルミニウ
ム等のアルミナ源原料、非晶質シリカ、珪砂等の
シリカ源原料は従来より使用されているものを使
用することができるが、化学組成におけるアルカ
リ等不純物量の適正化及び製造するハニカム構造
体のリブ厚に応じて粗粒物のカツト等粒度の適正
化を図る必要がある。 また、気孔率25%以下を達成するために微粒の
アルミナおよび/または微粒の水酸化アルミニウ
ムを使用する場合は、2μm以下の粒子径のもの
を使用すると本発明の目的とする気孔率の低下に
寄与し、またローソーダアルミナ(Na2O0.12%
以下)を使用することにより、低膨脹化、低気孔
率化により一層の効果がある。 さらに低膨脹を達成するために高純度の非晶質
シリカの添加も気孔率の低下に寄与するが、8%
を越える添加は触媒担体の性質を劣化するため好
ましくない。 本発明における製造工程は従来のコージエライ
トハニカム構造体製造に用いられている押出成形
工程を適用することが可能である。焼成工程で
は、特に1100〜1350℃の温度領域では20〜300
℃/Hr好ましくは30〜200℃/Hrの平均昇温速
度で昇温し、1350〜1440℃の最高温度0.5〜24時
間焼成することが望ましい。平均昇温速度20℃/
Hr未満では熱膨脹率が大となり、300℃/Hrを
越えると焼成物の変形が著しくなる。また、1350
℃未満では熱膨脹率が大となり、1440℃以上では
焼成物の変形が著しくなる。 (作用) セル構造と強度特性に関しハニカム構造体A軸
方向の圧縮強度は、自動車排ガス浄化用触媒担体
として使用の場合、特に自動車運転時の振動、担
体容器の保持圧力等に耐えるためのリブ厚152μ
m1平方センチ当りのセル数62個の四角セル構造
(152μm/62個/cm2と称する)で少なくとも150
〜200Kg/cm2以上を必要とされるが、本発明では
コージエライト材質の熱膨脹を高めることなく気
孔率を30%以下に低減することが達成されたた
め、152μm/62個/cm2でA軸圧縮強度300Kg/cm2
以上のレベルが可能となつた。 さらに従来強度的に実使用不可能であつた
152μm/47個/cm2や強度、熱膨脹とも実使用不
可能であつた102μm/93個/cm2のセル構造でも
苛酷な使用条件でも耐えることのできるA軸圧縮
強度200Kg/cm2以上のレベルを示す、触媒担体の
形状設計と設置条件に応じて種々のセル構造を設
計することが可能となつた。即ち本発明による強
度向上は薄壁化、高セル密度化したハニカム構造
体への適用にあたり、従来品と比較して耐熱衝
撃、触媒性能等に優れた効果を発揮し、また薄壁
化低セル密度化したハニカム構造体への適用によ
り従来品と比較して耐熱衝撃、低圧損等に優れた
効果を発揮する。 従来使用されているリブ厚300μm1平方セン
チ当りセル数47個のハニカム構造体に比較して、
本発明はリブ厚102μm1平方センチ当りセル数
93個のハニカム構造体が得られ、高密度セル構造
による触媒活性の大幅向上に加えて耐熱衝撃生を
大幅に改善し、自動車排ガス用担体としてエンジ
ン近傍のマニホールド等への装着に好適なコージ
エライト質ハニカム構造体が実現できた。 また同じく従来の300μm/47個/cm2のハニカ
ム構造体に比較して152μm/62個/cm2のハニカ
ム構造体はA軸圧縮強度の大幅な向上によりハニ
カム構造体のケーシングへのキヤンニングの簡素
化が可能となり、振動の激しいエンジン近傍のマ
ニホールド等への装着に好適なハニカム構造体が
実現できた。 更に、300μm/47個/cm2のハニカム構造体に
比較して同等レベルの熱膨脹、A軸圧縮強度を持
つ152μm/47個/cm2のハニカム構造体が得られ、
自動車排ガスの低圧力損失によるエンジンの出力
向上、燃費の低減に好適なハニカム構造体が実現
できた。 本発明によるこのハニカム構造体B軸方向の熱
膨脹挙動は、特に触媒担体の性能向上のための高
セル密度化に有利である。 本発明のハニカム構造体はリブ厚203μm以下
の従来のハニカム構造体に比較してかなり薄壁の
ハニカム構造体である利点が得られる。すなわ
ち、薄壁で高セル密度、あるいは薄壁で比較的セ
ル密度の小さいハニカム構造体に好適である。一
方リブ厚が大きくセル密度の小さいハニカム構造
体へも高強度化により広く適用が可能となつた。 (実施例) 実施例 1 以下、本発明を実施例と比較例につきさらに詳
細に説明する。 次の第1表に示す化学分析値及び粒度の原料を
用いて、第2表No.1〜No.32のバツチをそれぞれ第
2表に示す調合割合に従つて調合し、原料100重
量部に対してメチルセルローズ3.8重量部及び添
加水を加え、混練と押出成形可能な坏土とした。
ここで使用原料は全て63μm篩通過のものを使用
した。 次いでそれぞれのバツチの坏土を公知の押出成
形法により、リブ厚102μm、1平方センチ当り
のセル数93個四角セル構造を有する直径93mm高さ
100mmの円筒形ハニカム構造体に成形した。それ
ぞれのバツチによるハニカム構造体を乾燥後、第
2表に示す焼成条件で焼成し、焼結体の特性とし
てハニカム構造体A軸とB軸の40〜800℃での熱
膨脹係数(CTE)、気孔率、コージエライト結晶
量、ハニカム構造A軸方向の圧縮強度、耐熱衝撃
性の評価を実施した。評価結果も第2表に示す。
なお、全ての焼結体の化学組成としてP2O5は0.1
%未満であつた。 原料の粒度分布、平均粒子径はX線沈降法によ
つたもので、本発明ではマイクロメリテイツクス
社のセデイグラフで測定した。
体、特に自動車排ガスの浄化用触媒担体に用いら
れる高強度で低膨脹性のハニカム構造触媒担体及
びその製造方法に関するものである。 (従来の技術) 耐熱衝撃性に優れかつ多孔性のコージエライト
ハニカムセラミツクは各種排ガス中の炭化水素、
一酸化炭素および窒素酸化物を浄化させる装置に
用いるハニカム状触媒担体材料として特に注目さ
れている。各種排ガス浄化装置の中で特に現在広
く使用されているようになつてきた自動車排ガス
浄化装置に用いるセラミツクハニカム触媒担体に
は、いくつかの重要な特性が要求される。要求さ
れる特性の一つはいわゆる耐熱衝撃性で、これは
排気ガス中の未燃焼炭化水素、一酸化炭素の触媒
酸化反応により急激な発熱による温度変化を受
け、ハニカム内に生じる温度差により引きおこさ
れる熱応力により亀裂又は破壊に耐える性質であ
る。この耐熱衝撃性は急熱急冷耐久温度差で表わ
され、その耐久温度差はハニカムの特性のうち熱
膨脹係数に逆比例することが判明しており、熱膨
脹係数が小さいほどその耐久温度差が大きい。 セラミツクハニカム触媒担体に要求される別の
性質はハニカム触媒担体と触媒活性物質及び触媒
物質との付着性がある。 セラミツクハニカム触媒担体に要求される他の
重要な性質として、ハニカム触媒の初期活性即ち
ライトオフ性能がある。 従来、コージエライトセラミツクが低膨脹性を
示すことは公知であり、例えば米国特許第
3885977号明細書(特開昭50−75611号公報)に開
示されているように、25℃〜1000℃の間での熱膨
脹係数が少なくとも一方向で11×10-7(1/℃)
より小さい配向したコージエライトセラミツクが
知られており、そこではこの配向性を起させる原
因としてカオリン等の板状粘土、積層粘土に起因
する平面的配向を記述している。 さらに特開昭53−82822号公報では、タルク等
のマグネシア源原料を10〜50μmの限定された粗
粒域で用いることにより、コージエライトセラミ
ツクが極めて低熱膨脹を示すことが開示されてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 一方、近年ハニカム構造触媒担体への触媒担持
技術の大幅な向上により、従来ハニカム構造触媒
担体に強く要求されていた多孔性に対する要求が
少なくなり、逆に触媒担体の容積の縮小即ち触媒
性能の向上、ライトオフ性能の向上、燃費性能改
良およびエンジンの出力向上のための低圧力損失
化、ケーシングへのキヤンニングのコストダウン
のための強度向上、さらに触媒活性を高めるため
にエンジン近傍に設置する必要性により耐熱衝撃
性の向上と強度の向上が強く望まれている。対応
する対策として触媒性能向上のためのハニカム構
造体のリブの薄壁化、高セル密度化、あるいは低
圧損化のための薄壁化、低セル密度化が従来より
検討されてきたが、多孔性のコージエライトセラ
ミツクスの薄壁化により強度低下の問題があり、
また、押出成形時の口金スリツト巾の減少によつ
て使用原料、特にマグネシア源原料を微粒にしな
ければならないため大幅な熱膨脹率の上昇を伴う
問題があつた。 さらに、コージエライトセラミツクスの緻密化
は難しく、特に室温から800℃までの熱膨脹係数
が2.0×10-6/℃以下を示すような低膨脹を示す
コージエライト素地では、カルシア、アルカリ、
カリ、ソーダのような融剤となるべき不純物量を
極めて小量に限定する必要があるためガラス相が
非常に少なく多孔質となる。特に近年自動車排ガ
ス浄化用触媒担体として使用されているコージエ
ライト質ハニカム構造体は、室温から800℃まで
の熱膨脹係数が1.5×10-6/℃以下であることを
必要とするため、不純物の少ないタルク、カオリ
ン、アルミナ等の原料が使用され、これらの原料
産地、原料系、原料粒度等の選定を行つてもその
コージエライト焼成体の気孔率はせいぜい20〜45
%の範囲のものに過ぎず、特に気孔率30%以下の
ハニカム構造体では不純物量の増加、原料の微粒
化が必要であつて、室温から800℃までの熱膨脹
係数が1.0×10-6/℃以下のものは得られなかつ
た。 さらに比較的低気孔率のコージエライト質ハニ
カム構造体の構造においては、乾燥及び焼成工程
での収縮が大きいため亀裂を発生し易く、歩留り
良く大きな寸法のハニカム構造体を製造すること
は困難であつた。 以上の技術的理由によつて、薄壁でしかも強度
特性を満足できる低気孔率レベルを有する極めて
低熱膨脹のコージエライト質ハニカム構造触媒担
体が要望されている。 (問題点を解決するための手段) 特開昭53−82822号公報に開示されているよう
にハニカム構造体の原料に微細タルクを使用して
焼成すると、熱膨脹率が著しく大きくなる欠点が
あるが、本発明者等はこの欠点を有した微細タル
ク中でも特に微細な平均粒子径7μm以下、好ま
しくは5μm以下のタルクを敢えて使用し、生成
する熱膨脹率の増大を同じく極微粒に属する粒子
径2μm以下、好ましくは1μm以下のカオリンの
併用さらには微細な平均粒子径2μm以下のアル
ミナおよび/または水酸化アルミニウム、又はこ
れらと高純度非晶質シリカの併用により解消で
き、気孔率を30%以下に低減することが可能とな
り、ハニカム構造リブの薄壁化によつても実用に
耐える強度レベルを発現することを見出した。さ
らに本発明者等はタルクの平均粒子径の1/3以下
の平均粒子径のカオリンの使用が好ましいことを
見出した。 さらに本発明では、ハニカム構造体の耐熱衝撃
性に対して寄与率が大であるハニカム構造体流路
(貫通孔)に垂直方向(B軸と称する)の熱膨脹
率と、コージエライト結晶の配向関係から最も低
熱膨脹特性を有するハニカム構造体流路(貫通
孔)方向(A軸と称する)の熱膨脹率との差が、
非常に小さくすることが明らかとなつた。従来の
粗粒原料を使用するコージエライト質ハニカム構
造体では、ハニカム構造リブ交点付近でタルク、
カオリン等の押出成形時に配向する原料の配向性
が乱れ、A軸の熱膨脹係数に比較し、B軸の熱膨
脹係数は40〜800℃の熱膨脹係数差で0.2×10-6/
℃を越える高い値を示していた。本発明の極微粒
原料の使用により交点部分のハニカム構造体は熱
膨脹への悪影響が小さくなり、耐熱衝撃性向上に
極めて重要なハニカム構造体のB軸熱膨脹を大幅
に低下できることを見出した。 本発明は主成分の化学組成が重量基準で
SiO242〜56%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%
で結晶相の主成分がコージエライトから成るハニ
カム構造を有し、気孔率が30%以下さらに好まし
くは25%以下でハニカム構造の流路方向の40〜
800℃の間の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃以下、流
路に垂直な方向の40〜800℃の熱膨脹係数が1.0×
10-6/℃以下であることを特徴とする高強度低膨
脹性のコージエライトハニカム構造触媒担体であ
る。 本発明はまた、主成分の化学組成が重量基準で
SiO242〜56%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%
になるように平均粒子径7μm以下のタルク、平
均粒子径2μm以下でかつタルクの平均粒子径の
1/3以下の平均粒子径のカオリン及び他のコージ
エライト化原料を調合し、この調合物に有機結合
剤及び可塑化剤を加え、混合混練して押出成形可
能に可塑化し、ハニカム構造体に押出成形後乾燥
し、1350〜1440℃の温度で焼成することにより、
結晶相の主成分がコージエライトから成り、気孔
率が30%以下で、ハニカム構造の流路方向の40〜
800℃の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃以下、流路に
垂直な方向の40〜800℃の熱膨脹係数が1.0×
10-6/℃以下でかつその熱膨脹係数差が0.2×
10-6/℃以下である高強度低膨脹性のコージエラ
イトハニカム構造触媒担体を得ることを特徴とす
るコージエライトハニカム構造触媒担体の製造方
法である。 さらに本発明は、SiO242〜56%、Al2O330〜45
%、MgO12〜16%になるように平均粒子径7μm
以下のタルク、平均粒子径2μm以下でかつタル
クの平均粒子径の1/3以下の平均粒子径のカオリ
ン、平均粒子径2μm以下のアルミナおよび/ま
たは水酸化アルミニウム及び他のコージエライト
化原料を調合し、この調合物に有機結合剤及び可
塑化剤を加え、混合混練して押出成形可能に可塑
化し、ハニカム構造体に押出成形後乾燥し、1350
〜1440℃の温度で焼成することにより、結晶相の
主成分がコージエライトから成り、気孔率25%以
下、ハニカム構造体触媒担体のA軸CTE(熱膨脹
係数)0.8×10-6/℃以下のコージエライトハニ
カム構造触媒担体を得るか、またはSiO242〜56
%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%になるように
平均粒子径7μm以下のタルク、平均粒子径2μm
以下でかつタルクの平均粒子径の1/3以下の平均
粒子径のカオリン、平均粒子径2μm以下のアル
ミナおよび/または水酸化アルミニウム、8%以
下の高純度非晶質シリカ及び他のコージエライト
化原料を調合し、この調合物に有機結合剤及び可
塑化剤を加え、混合混練して押出成形可能に可塑
化し、ハニカム構造体に押出成形後乾燥し、1350
〜1440℃の温度で焼成することにより、結晶相の
主成分がコージエライトから成り、気孔率30%以
下、ハニカム構造触媒体のA軸CTE0.5×10-6/
℃以下、B軸CTE1.0×10-6/℃以下又は気孔率
25%以下、A軸CTE0.6×10-6/℃以下、B軸
CTE1.0×10-6/℃以下のコージエライトハニカ
ム構造触媒担体を得る製造方法である。 本発明のハニカム構造体の化学組成は、従来低
膨脹コージエライトセラミツクスの組成として知
られているコージエライト理論組成点(2MgO・
2Al2O3・5SiO2)を中心とした重量基準でSiO242
〜56%、好ましくは47〜53%、Al2O330〜45%好
ましくは32〜38%、MgO12〜16%好ましくは
12.5〜15%の領域で、種々の製造条件変更により
目的とする30%以下の気孔率、40〜800℃のA軸
熱膨脹係数0.8×10-6/℃以下、同じく1×
10-6/℃以下のB軸熱膨脹を達成することが可能
である。 主成分以外の化学成分は熱膨脹特性に悪影響を
及ぼす場合が多く、TiO2、CaO、K2O、Na2O、
Fe2O3、P2O5等の不純物は全体として2.5%以下
に抑えることが望ましく、特にCaO、K2O、
Na2Oアルカリ成分が少ないほど熱膨脹特性に好
影響を及ぼす。またP2O5は実質的に含有しない
0.1%未満である必要がある。結晶相は実質的に
コージエライト結晶から成ることが好ましく、コ
ージエライト結晶量として90重量%以上、他の含
有結晶としてのムライト、及びスピネル(サフイ
リンを含む)は夫々2.5重量%以下である。使用
する微粒タルクは特にアルカリ成分の少ないもの
が好ましく、微粉砕に用いる粉砕方法は粒子形状
を破壊する摩砕等の粉砕方法、例えばボールミル
等の使用は好ましくなく、レイモンドミル等の粉
砕方法が好適である。粒子径7μmを越えるタル
クはAB軸熱膨脹率差、気孔率が大となる。微粒
カオリンも不純物の少ないものが好ましく、結晶
形状にバラツキが少なく大きな結晶の混在しない
ものが好ましい。例えば、ニユージーランドカオ
リン等結晶形状にバラツキが大きく二次粒子を形
成し易いカオリンは好ましくない。 また、カオリン中焼成カオリンの粉砕方法とし
ては湿式ボールミル粉砕原料を用いると緻密化に
きわめて好適である。 粒子径2μmを越えるカオリンの使用は粒子径
7μm以下のタルクとの使用で熱膨脹が増加し、
気孔率が大となる。 さらに平均粒子径5μm以下のタルクおよび/
または平均粒子径1μm以下でかつタルクの平均
粒子径の1/3以下の平均粒子径のカオリンを使用
すると、低熱膨脹を維持したままさらに気孔率を
低下させることができる。 なお、タルク、カオリンの粒径は生、仮焼品の
調合重量比による平均粒子径より求めた。 本発明はタルク、カオリンの微粒子化に際し、
乾燥、焼成時での収縮等によるハニカム構造体亀
裂発生の抑制に効果的な仮焼タルク、仮焼カオリ
ンの使用をも包含する。タルク、カオリンの仮焼
温度を高温化することは気孔率増加と熱膨脹率増
加を招くため仮焼物を使用する場合は、仮焼温度
はできる限り低い温度の方が好ましい。粒度は生
原料と同様の微粒物を使用しなければ本発明の効
果を得ることはできない。 気孔率30%以下を達成するために、他のコージ
エライト化原料即ちアルミナ、水酸化アルミニウ
ム等のアルミナ源原料、非晶質シリカ、珪砂等の
シリカ源原料は従来より使用されているものを使
用することができるが、化学組成におけるアルカ
リ等不純物量の適正化及び製造するハニカム構造
体のリブ厚に応じて粗粒物のカツト等粒度の適正
化を図る必要がある。 また、気孔率25%以下を達成するために微粒の
アルミナおよび/または微粒の水酸化アルミニウ
ムを使用する場合は、2μm以下の粒子径のもの
を使用すると本発明の目的とする気孔率の低下に
寄与し、またローソーダアルミナ(Na2O0.12%
以下)を使用することにより、低膨脹化、低気孔
率化により一層の効果がある。 さらに低膨脹を達成するために高純度の非晶質
シリカの添加も気孔率の低下に寄与するが、8%
を越える添加は触媒担体の性質を劣化するため好
ましくない。 本発明における製造工程は従来のコージエライ
トハニカム構造体製造に用いられている押出成形
工程を適用することが可能である。焼成工程で
は、特に1100〜1350℃の温度領域では20〜300
℃/Hr好ましくは30〜200℃/Hrの平均昇温速
度で昇温し、1350〜1440℃の最高温度0.5〜24時
間焼成することが望ましい。平均昇温速度20℃/
Hr未満では熱膨脹率が大となり、300℃/Hrを
越えると焼成物の変形が著しくなる。また、1350
℃未満では熱膨脹率が大となり、1440℃以上では
焼成物の変形が著しくなる。 (作用) セル構造と強度特性に関しハニカム構造体A軸
方向の圧縮強度は、自動車排ガス浄化用触媒担体
として使用の場合、特に自動車運転時の振動、担
体容器の保持圧力等に耐えるためのリブ厚152μ
m1平方センチ当りのセル数62個の四角セル構造
(152μm/62個/cm2と称する)で少なくとも150
〜200Kg/cm2以上を必要とされるが、本発明では
コージエライト材質の熱膨脹を高めることなく気
孔率を30%以下に低減することが達成されたた
め、152μm/62個/cm2でA軸圧縮強度300Kg/cm2
以上のレベルが可能となつた。 さらに従来強度的に実使用不可能であつた
152μm/47個/cm2や強度、熱膨脹とも実使用不
可能であつた102μm/93個/cm2のセル構造でも
苛酷な使用条件でも耐えることのできるA軸圧縮
強度200Kg/cm2以上のレベルを示す、触媒担体の
形状設計と設置条件に応じて種々のセル構造を設
計することが可能となつた。即ち本発明による強
度向上は薄壁化、高セル密度化したハニカム構造
体への適用にあたり、従来品と比較して耐熱衝
撃、触媒性能等に優れた効果を発揮し、また薄壁
化低セル密度化したハニカム構造体への適用によ
り従来品と比較して耐熱衝撃、低圧損等に優れた
効果を発揮する。 従来使用されているリブ厚300μm1平方セン
チ当りセル数47個のハニカム構造体に比較して、
本発明はリブ厚102μm1平方センチ当りセル数
93個のハニカム構造体が得られ、高密度セル構造
による触媒活性の大幅向上に加えて耐熱衝撃生を
大幅に改善し、自動車排ガス用担体としてエンジ
ン近傍のマニホールド等への装着に好適なコージ
エライト質ハニカム構造体が実現できた。 また同じく従来の300μm/47個/cm2のハニカ
ム構造体に比較して152μm/62個/cm2のハニカ
ム構造体はA軸圧縮強度の大幅な向上によりハニ
カム構造体のケーシングへのキヤンニングの簡素
化が可能となり、振動の激しいエンジン近傍のマ
ニホールド等への装着に好適なハニカム構造体が
実現できた。 更に、300μm/47個/cm2のハニカム構造体に
比較して同等レベルの熱膨脹、A軸圧縮強度を持
つ152μm/47個/cm2のハニカム構造体が得られ、
自動車排ガスの低圧力損失によるエンジンの出力
向上、燃費の低減に好適なハニカム構造体が実現
できた。 本発明によるこのハニカム構造体B軸方向の熱
膨脹挙動は、特に触媒担体の性能向上のための高
セル密度化に有利である。 本発明のハニカム構造体はリブ厚203μm以下
の従来のハニカム構造体に比較してかなり薄壁の
ハニカム構造体である利点が得られる。すなわ
ち、薄壁で高セル密度、あるいは薄壁で比較的セ
ル密度の小さいハニカム構造体に好適である。一
方リブ厚が大きくセル密度の小さいハニカム構造
体へも高強度化により広く適用が可能となつた。 (実施例) 実施例 1 以下、本発明を実施例と比較例につきさらに詳
細に説明する。 次の第1表に示す化学分析値及び粒度の原料を
用いて、第2表No.1〜No.32のバツチをそれぞれ第
2表に示す調合割合に従つて調合し、原料100重
量部に対してメチルセルローズ3.8重量部及び添
加水を加え、混練と押出成形可能な坏土とした。
ここで使用原料は全て63μm篩通過のものを使用
した。 次いでそれぞれのバツチの坏土を公知の押出成
形法により、リブ厚102μm、1平方センチ当り
のセル数93個四角セル構造を有する直径93mm高さ
100mmの円筒形ハニカム構造体に成形した。それ
ぞれのバツチによるハニカム構造体を乾燥後、第
2表に示す焼成条件で焼成し、焼結体の特性とし
てハニカム構造体A軸とB軸の40〜800℃での熱
膨脹係数(CTE)、気孔率、コージエライト結晶
量、ハニカム構造A軸方向の圧縮強度、耐熱衝撃
性の評価を実施した。評価結果も第2表に示す。
なお、全ての焼結体の化学組成としてP2O5は0.1
%未満であつた。 原料の粒度分布、平均粒子径はX線沈降法によ
つたもので、本発明ではマイクロメリテイツクス
社のセデイグラフで測定した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
第2表中試験No.1および2はタルクの粒径が
7μmよりも大きいため、気孔率が30%を超えて
おり、試験No.8、11、14および24はカオリンの平
均粒子径が2μmより大きくかつタルクの粒径の
1/3より大きいため、A軸の熱膨脹係数が0.8×
10-6/℃より大きく、B軸の熱膨脹係数が1.0×
10-6/℃より大きく、かつ気孔率が30%を超えて
いる。また、試験No.21はタルクの粒径が7μmよ
り大きくカオリンの平均粒子径が2μmより大き
いため気孔率が30%を超えており、試験No.23はカ
オリンを使用していないためA軸の熱膨脹係数が
0.8×10-6/℃より大きくB軸の熱膨脹係数が1.0
×10-6/℃より大きくかつ気孔率が30%を超えて
いる。また、試験No.26および27はカオリンの平均
粒子径がタルクの粒径の1/3より大きいため、A
軸の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃を超えB軸の熱
膨脹係数が1.0×10-6/℃を超えている。 実施例 2 第2表No.6及びNo.21のバツチを、実施例1と同
様の方法によりセル構造の異つた口金により押出
成形し、焼成して、第3表に示すセル構造を有す
る直径93mm高さ100mmの円筒形ハニカム構造体No.
41〜No.47を製造した。それぞれのハニカム構造体
のA軸及びB軸の40〜800℃の熱膨脹係数と、A
軸圧縮強度を評価した。評価結果も第3表に示
す。
7μmよりも大きいため、気孔率が30%を超えて
おり、試験No.8、11、14および24はカオリンの平
均粒子径が2μmより大きくかつタルクの粒径の
1/3より大きいため、A軸の熱膨脹係数が0.8×
10-6/℃より大きく、B軸の熱膨脹係数が1.0×
10-6/℃より大きく、かつ気孔率が30%を超えて
いる。また、試験No.21はタルクの粒径が7μmよ
り大きくカオリンの平均粒子径が2μmより大き
いため気孔率が30%を超えており、試験No.23はカ
オリンを使用していないためA軸の熱膨脹係数が
0.8×10-6/℃より大きくB軸の熱膨脹係数が1.0
×10-6/℃より大きくかつ気孔率が30%を超えて
いる。また、試験No.26および27はカオリンの平均
粒子径がタルクの粒径の1/3より大きいため、A
軸の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃を超えB軸の熱
膨脹係数が1.0×10-6/℃を超えている。 実施例 2 第2表No.6及びNo.21のバツチを、実施例1と同
様の方法によりセル構造の異つた口金により押出
成形し、焼成して、第3表に示すセル構造を有す
る直径93mm高さ100mmの円筒形ハニカム構造体No.
41〜No.47を製造した。それぞれのハニカム構造体
のA軸及びB軸の40〜800℃の熱膨脹係数と、A
軸圧縮強度を評価した。評価結果も第3表に示
す。
【表】
第2表と第3表から明らかな通り、本発明のコ
ージエライトハニカム構造体は、触媒担体として
極めて優れた低膨脹性、強度特性を示した。 実施例 3 以下の第4表に示つ特性の原料を用いて第5表
No.51〜87のバツチをそれぞれ第5表に示す調合割
合に従つて調合し、原料100重量部に対してメチ
ルセルローズ3.8重量部及び添加水を加え混練し、
押出成形可能な杯土とした。ここで使用の原料は
全て63μm篩通過のものを使用した。次いでそれ
ぞれのバツチの杯土を公知の押出成形法によりリ
ブ厚さ102μm、1平方センチ当りのセル数93個
の四角構造セルを有する直径93mm高さ100mmの円
筒形ハニカム構造体に成形した。それぞれのバツ
チによるハニカム構造体を乾燥後第5表に示す焼
成条件で焼成し、焼結体の特性としてハニカム構
造体のA軸とB軸の40〜800℃での熱膨脹係数
(CTE)、気孔率、コージエライト結晶量、ハニ
カム構造A軸方向の圧縮強度、耐熱衝撃性の評価
を実施した。評価結果も第5表に示す。尚すべて
の焼結体の化学組成としてP2O5は0.1%未満であ
つた。 原料の粒度分布、平均粒子径はX線沈降法によ
るデータで本発明ではマイクロメリテイツクス社
のセデイグラフで測定した。
ージエライトハニカム構造体は、触媒担体として
極めて優れた低膨脹性、強度特性を示した。 実施例 3 以下の第4表に示つ特性の原料を用いて第5表
No.51〜87のバツチをそれぞれ第5表に示す調合割
合に従つて調合し、原料100重量部に対してメチ
ルセルローズ3.8重量部及び添加水を加え混練し、
押出成形可能な杯土とした。ここで使用の原料は
全て63μm篩通過のものを使用した。次いでそれ
ぞれのバツチの杯土を公知の押出成形法によりリ
ブ厚さ102μm、1平方センチ当りのセル数93個
の四角構造セルを有する直径93mm高さ100mmの円
筒形ハニカム構造体に成形した。それぞれのバツ
チによるハニカム構造体を乾燥後第5表に示す焼
成条件で焼成し、焼結体の特性としてハニカム構
造体のA軸とB軸の40〜800℃での熱膨脹係数
(CTE)、気孔率、コージエライト結晶量、ハニ
カム構造A軸方向の圧縮強度、耐熱衝撃性の評価
を実施した。評価結果も第5表に示す。尚すべて
の焼結体の化学組成としてP2O5は0.1%未満であ
つた。 原料の粒度分布、平均粒子径はX線沈降法によ
るデータで本発明ではマイクロメリテイツクス社
のセデイグラフで測定した。
【表】
【表】
【表】
【表】
第5表中、微粒のタルク、カオリンに平均粒子
径2μm以下のアルミナおよび/または水酸化ア
ルミニウムを添加した試験No.51〜62、64、65、
67、さらに高純度非晶質シリカを8%以下添加し
た試験No.71、73〜87は平均粒子径4μmの比較的
粗粒のアルミナを添加した実施例1に比較して、
より低い気孔率を達成できることがわかつた。 なお、試験No.63、66および71は添加した水酸化
アルミニウムの粒径が3.6μmであり2.0μmよりも
大きいため、また試験No.72は添加したシリカとし
て結晶質シリカを使用したためそれぞれ気孔率が
他の試験例に比較して増加しているが、実施例1
で示した気孔率とは同等でありこれらの資料も本
発明の範囲内である。 実施例 4 第5表No.60(気孔率18.0%)、No.56(気孔率20.3
%)、No.53(気孔率23.0%)、No.51(気孔率25.0%)
、
No.78(気孔率27.0%)、No.73(気孔率30.0%)バツ
チを実施例3と同様の方法によりセル構造の異つ
た口金により押出成形し、焼成して第6表に示す
セル構造を有する直径93mm、高さ100mmの円筒形
ハニカム構造体を製造し、それぞれのハニカム構
造体のA軸圧縮強度を測定した。この測定よりA
軸圧縮強度が200±10(Kg/cm2)の点をプロツト
し、気孔率・リブ厚・セル数の関係を第4図に示
した。
径2μm以下のアルミナおよび/または水酸化ア
ルミニウムを添加した試験No.51〜62、64、65、
67、さらに高純度非晶質シリカを8%以下添加し
た試験No.71、73〜87は平均粒子径4μmの比較的
粗粒のアルミナを添加した実施例1に比較して、
より低い気孔率を達成できることがわかつた。 なお、試験No.63、66および71は添加した水酸化
アルミニウムの粒径が3.6μmであり2.0μmよりも
大きいため、また試験No.72は添加したシリカとし
て結晶質シリカを使用したためそれぞれ気孔率が
他の試験例に比較して増加しているが、実施例1
で示した気孔率とは同等でありこれらの資料も本
発明の範囲内である。 実施例 4 第5表No.60(気孔率18.0%)、No.56(気孔率20.3
%)、No.53(気孔率23.0%)、No.51(気孔率25.0%)
、
No.78(気孔率27.0%)、No.73(気孔率30.0%)バツ
チを実施例3と同様の方法によりセル構造の異つ
た口金により押出成形し、焼成して第6表に示す
セル構造を有する直径93mm、高さ100mmの円筒形
ハニカム構造体を製造し、それぞれのハニカム構
造体のA軸圧縮強度を測定した。この測定よりA
軸圧縮強度が200±10(Kg/cm2)の点をプロツト
し、気孔率・リブ厚・セル数の関係を第4図に示
した。
【表】
第6表および第4図から、ハニカム構造体のA
軸圧縮強度を200Kg/cm2としたときのリブ厚を本
発明範囲内の気孔率から求めると、セル密度が2
〜140セル/cm2の範囲でリブ厚が437μm以下の規
定ができることがわかつた。 (発明の効果) かくて本発明によれば気孔率30%以下の高強度
で低膨脹性の薄壁で高セル密度のハニカム構造体
及び薄壁で低セル密度のハニカム構造体が得られ
る。これは触媒担体用ハニカム構造体としてより
広範に利用可能で、特に自動車排ガス浄化触媒担
体として極めて有用である。従つて本発明は産業
上極めて有用である。
軸圧縮強度を200Kg/cm2としたときのリブ厚を本
発明範囲内の気孔率から求めると、セル密度が2
〜140セル/cm2の範囲でリブ厚が437μm以下の規
定ができることがわかつた。 (発明の効果) かくて本発明によれば気孔率30%以下の高強度
で低膨脹性の薄壁で高セル密度のハニカム構造体
及び薄壁で低セル密度のハニカム構造体が得られ
る。これは触媒担体用ハニカム構造体としてより
広範に利用可能で、特に自動車排ガス浄化触媒担
体として極めて有用である。従つて本発明は産業
上極めて有用である。
第1図は第1表および第4表のタルク(A)〜(E)の
粒度分布曲線を示す図、第2図は第1表および第
4表のカオリン(A)〜(E)の粒度分布曲線を示す図、
第3図は本発明ハニカム構造体の一例を示す斜視
図、第4図は本発明ハニカム構造体における気孔
率リブ厚およびセル数の関係を示すグラフであ
る。
粒度分布曲線を示す図、第2図は第1表および第
4表のカオリン(A)〜(E)の粒度分布曲線を示す図、
第3図は本発明ハニカム構造体の一例を示す斜視
図、第4図は本発明ハニカム構造体における気孔
率リブ厚およびセル数の関係を示すグラフであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主成分の化学組成が重量基準でSiO242〜56
%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%で結晶相の主
成分がコージエライトから成るハニカム構造を有
し、気孔率が30%以下でハニカム構造の流路方向
の40〜800℃の間の熱膨脹係数が0.8×10-6/℃以
下、流路に垂直な方向の40〜800℃の熱膨脹係数
が1.0×10-6/℃以下であることを特徴とするコ
ージエライトハニカム構造触媒担体。 2 前記気孔率が25%以下である特許請求の範囲
第1項記載のコージエライトハニカム構造触媒担
体。 3 前記ハニカム構造体の流路方向と流路に垂直
な方向の40〜800℃の熱膨脹係数差が0.2×10-6/
℃以下である特許請求の範囲第1項記載のコージ
エライトハニカム構造触媒担体。 4 ハニカム構造の流路方向の圧縮強度が200
Kg/cm2以上である特許請求の範囲第1項記載のコ
ージエライトハニカム構造触媒担体。 5 ハニカム構造のリブ厚を437μm以下とする
特許請求の範囲第1項記載のコージエライトハニ
カム構造触媒担体。 6 主成分の化学組成が重量基準でSiO242〜56
%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%になるように
平均粒子径7μm以下のタルクと平均粒子径2μm
以下でかつタルクの平均粒子径の1/3以下の平均
粒子径のカオリン及び他のコージエライト化原料
を調合し、この調合物に有機結合剤及び可塑化剤
を加えて混合混練して押出成形可能に可塑化し、
ハニカム構造体に押出成形後、1350〜1440℃の温
度で焼成することを特徴とするコージエライトハ
ニカム構造触媒担体の製造方法。 7 平均粒子径5μm以下のタルクを用いる特許
請求の範囲第6項記載の製造方法。 8 平均粒子径1μm以下のカオリンを用いる特
許請求の範囲第6項記載の製造方法。 9 主成分の化学組成が重量基準でSiO242〜56
%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%になるように
平均粒子径7μm以下のタルクと平均粒子径2μm
以下でかつタルクの平均粒子径の1/3以下の平均
粒子径のカオリンと平均粒子径2μm以下のアル
ミナおよび/または水酸化アルミニウム及び他の
コージエライト化原料を調合し、この調合物に有
機結合剤及び可塑化剤を加えて混合混練して押出
成形可能に可塑化し、ハニカム構造体に押出成形
後、1350〜1440℃の温度で焼成することを特徴と
するコージエライトハニカム構造触媒担体の製造
方法。 10 平均粒子径5μm以下のタルクを用いる特
許請求の範囲第9項記載の製造方法。 11 平均粒子径1μm以下のカオリンを用いる
特許請求の範囲第9項記載の製造方法。 12 前記コージエライト化原料のうちアルミナ
のNa2Oが0.12%である特許請求の範囲第9項記
載のコージエライトハニカム構造触媒担体の製造
方法。 13 前記カオリンのうちの仮焼カオリンを湿式
ボールミルにより粉砕して調整する特許請求の範
囲第9項記載のコージエライトハニカム構造触媒
担体の製造方法。 14 主成分の化学組成が重量基準でSiO242〜
56%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%になるよう
に平均粒子径7μm以下のタルクと平均粒子径2μ
m以下でかつタルクの平均粒子径の1/3以下の平
均粒子径のカオリンと平均粒子径2μm以下のア
ルミナおよび/または水酸化アルミニウムと高純
度非晶質シリカ及び他のコージエライト化原料を
調合し、この調合物に有機結合剤及び可塑化剤を
加えて混合混練して押出成形可能に可塑化し、ハ
ニカム構造体に押出成形後、1350〜1440℃の温度
で焼成することを特徴とするコージエライトハニ
カム構造触媒担体の製造方法。 15 平均粒子径5μm以下のタルクを用いる特
許請求の範囲第14項記載の製造方法。 16 平均粒子径1μm以下のカオリンを用いる
特許請求の範囲第14項記載の製造方法。 17 前記コージエライト化原料のうちアルミナ
のNa2Oが0.12%以下である特許請求の範囲第1
4項記載のコージエライトハニカム構造触媒担体
の製造方法。 18 前記カオリンのうちの仮焼カオリンを湿式
ボールミルにより粉砕して調整する特許請求の範
囲第14項記載のコージエライトハニカム構造触
媒担体の製造方法。 19 前記高純度非晶質シリカの添加量が8%以
下である特許請求の範囲第14項記載のコージエ
ライトハニカム構造触媒担体の製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/936,501 US4772580A (en) | 1985-12-27 | 1986-12-01 | Catalyst carrier of cordierite honeycomb structure and method of producing the same |
| DE8686310131T DE3671390D1 (de) | 1985-12-27 | 1986-12-24 | Katalysatortraeger mit cordierit-honigwabenstruktur und methode zu dessen herstellung. |
| EP86310130A EP0227482B1 (en) | 1985-12-27 | 1986-12-24 | Cordierite honeycomb structural body and method of producing the same |
| EP86310131A EP0232621B1 (en) | 1985-12-27 | 1986-12-24 | Catalyst carrier of cordierite honeycomb structure and method of producing the same |
| DE8686310130T DE3680496D1 (de) | 1985-12-27 | 1986-12-24 | Gegenstand aus cordierit mit honigwabenstruktur und methode zu dessen produktion. |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29369285 | 1985-12-27 | ||
| JP60-293692 | 1985-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62225249A JPS62225249A (ja) | 1987-10-03 |
| JPH0470053B2 true JPH0470053B2 (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=17797998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61183904A Granted JPS62225249A (ja) | 1985-12-27 | 1986-08-05 | コ−ジエライトハニカム構造触媒担体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62225249A (ja) |
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| JPS5382822A (en) * | 1976-12-28 | 1978-07-21 | Ngk Insulators Ltd | Cordierite ceramics |
| JPS5514468A (en) * | 1978-07-19 | 1980-01-31 | Toshiba Corp | Protective device for condenser |
| JPS5919072A (ja) * | 1982-07-23 | 1984-01-31 | Tanaka Seisakusho:Kk | ならい装置の運転制御方式 |
| JPS602272A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-01-08 | 川嶋工業株式会社 | ナイフ等の鞘 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP61183904A patent/JPS62225249A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62225249A (ja) | 1987-10-03 |
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