JPH0470964B2 - - Google Patents
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- JPH0470964B2 JPH0470964B2 JP13707386A JP13707386A JPH0470964B2 JP H0470964 B2 JPH0470964 B2 JP H0470964B2 JP 13707386 A JP13707386 A JP 13707386A JP 13707386 A JP13707386 A JP 13707386A JP H0470964 B2 JPH0470964 B2 JP H0470964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electroforming
- electroforming mold
- mold body
- temperature control
- holes
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は、真空成形、射出成形、ブロー成形、
リムウレタン成形等の各種合成樹脂成形に使用さ
れる電鋳金型に関するものである。
リムウレタン成形等の各種合成樹脂成形に使用さ
れる電鋳金型に関するものである。
(従来の技術)
合成樹脂の真空成形等に使用される金型におい
ては、被成形物を真空吸引して金型内に密着させ
るために、多数の通孔が形成されなければならな
い。
ては、被成形物を真空吸引して金型内に密着させ
るために、多数の通孔が形成されなければならな
い。
従来、この種の金型は、溶射法によつて金型
を成形すると同時に多孔質にしたり、合成樹脂
に混水させて金型を成形した後、脱水して多孔質
にしたりして形成していたが、通孔が小さすぎる
とか、貫通的になりにくいという問題があつた。
を成形すると同時に多孔質にしたり、合成樹脂
に混水させて金型を成形した後、脱水して多孔質
にしたりして形成していたが、通孔が小さすぎる
とか、貫通的になりにくいという問題があつた。
そこで、近年、電鋳によつて薄肉かつ中実の金
型を形成した後、きり加工やレーザ加工等の機械
加工によつて通孔を形成した電鋳金型が現れた。
型を形成した後、きり加工やレーザ加工等の機械
加工によつて通孔を形成した電鋳金型が現れた。
また、先に、本出願人はこの従来タイプに代わ
る画期的な電鋳金型とし、多数の通孔を有する電
鋳金型本体が電鋳によつて形成されている電鋳金
型の発明について特許出願しており、これは既に
出願公開されている(特開昭60−152692号)。
る画期的な電鋳金型とし、多数の通孔を有する電
鋳金型本体が電鋳によつて形成されている電鋳金
型の発明について特許出願しており、これは既に
出願公開されている(特開昭60−152692号)。
しかし、真空成形等の成形時において、これら
の電鋳金型本体の温度が適正範囲を外れると、成
形品の品質が低下したり、成形性が悪化したりす
るという問題がある。
の電鋳金型本体の温度が適正範囲を外れると、成
形品の品質が低下したり、成形性が悪化したりす
るという問題がある。
そこで、従来から、電鋳金型本体の裏面に温調
管を接合し、該温調管内にオイル等の温調媒体を
流通させることによつて、電鋳金型本体の温度を
常に適正範囲内に維持させるようにしている。
管を接合し、該温調管内にオイル等の温調媒体を
流通させることによつて、電鋳金型本体の温度を
常に適正範囲内に維持させるようにしている。
ここに、電鋳金型本体と温調管とは熱的に密に
結合させる必要があるので、従来は両者の接合手
段として、銀ろう溶接、ハンダ付け又は耐熱樹脂
接着を採用していた。
結合させる必要があるので、従来は両者の接合手
段として、銀ろう溶接、ハンダ付け又は耐熱樹脂
接着を採用していた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、前記のいずれの接合手段によつて
も、電鋳金型本体に形成された通孔のうち温調管
との接合部分にあるものが、銀ろう、ハンダ又は
耐熱樹脂によつて塞がれることになる。従つて、
その通孔が塞がれた部分で真空吸着能力が低下し
てしまうという、避けられない問題があつた。
も、電鋳金型本体に形成された通孔のうち温調管
との接合部分にあるものが、銀ろう、ハンダ又は
耐熱樹脂によつて塞がれることになる。従つて、
その通孔が塞がれた部分で真空吸着能力が低下し
てしまうという、避けられない問題があつた。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明はこのような問題点を解決する
ために、多数の通孔を備えた電鋳金型本体の裏面
に金属製の綿状体を配設し、該綿状体に温調管を
押し当てるという技術的手段を採つた。
ために、多数の通孔を備えた電鋳金型本体の裏面
に金属製の綿状体を配設し、該綿状体に温調管を
押し当てるという技術的手段を採つた。
(作用)
被成形物を電鋳金型本体に配設して真空ポンプ
を作動させれば、成形面側の空気が通孔を経て裏
面側へ吸引される。
を作動させれば、成形面側の空気が通孔を経て裏
面側へ吸引される。
このとき、前記綿状体は通気を妨げることがほ
とんどない。温調管と電鋳金型本体との間で圧縮
された綿状体においても、その通気性が悪化する
のは中心部の極くわずかな部分だけであつて、前
記通孔を塞ぐようなことはほとんどない。
とんどない。温調管と電鋳金型本体との間で圧縮
された綿状体においても、その通気性が悪化する
のは中心部の極くわずかな部分だけであつて、前
記通孔を塞ぐようなことはほとんどない。
従つて、電鋳金型本体の高い真空吸着能力は全
面にわたつてそのまま維持されるから、被成形物
の全体が電鋳金型本体に確実に真空吸着され、目
的の蓋の形状に賦形される。
面にわたつてそのまま維持されるから、被成形物
の全体が電鋳金型本体に確実に真空吸着され、目
的の蓋の形状に賦形される。
また、前記綿状体によつて電鋳金型本体と温調
管とが熱的に密に結合されるので、電鋳金型本体
の温度を常に適正範囲に維持することができる。
管とが熱的に密に結合されるので、電鋳金型本体
の温度を常に適正範囲に維持することができる。
(第一実施例)
以下、本発明を自動車用コンソールボツクスの
蓋の表皮を真空成形するために使用される電鋳金
型に具体化した第一実施例を第1〜4図に従つて
説明する。
蓋の表皮を真空成形するために使用される電鋳金
型に具体化した第一実施例を第1〜4図に従つて
説明する。
本実施例の電鋳金型1は、多数の通孔を備えた
電鋳金型本体2及びその付属物が、補強型3に対
して脱着可能に取付けられて構成されている。
電鋳金型本体2及びその付属物が、補強型3に対
して脱着可能に取付けられて構成されている。
すなわち、電鋳金型本体2はニツケル電鋳によ
つて縁部の平らな基準部4と、中央部の緩やかに
凹設された成形部5とが一体形成されて構成され
ており、全体にわたつて約3mmの厚さに形成され
ている。
つて縁部の平らな基準部4と、中央部の緩やかに
凹設された成形部5とが一体形成されて構成され
ており、全体にわたつて約3mmの厚さに形成され
ている。
電鋳金型本体2のほぼ全体には前記電鋳によつ
て多数の通孔6が形成されており、いずれの通孔
6も電鋳金型本体2の成形面7側から裏面8側に
かけて徐々に径を拡大しながら貫通している。こ
の通孔6の直径は電鋳金型本体2の成形面7にお
いて50〜500μm、裏面8において100〜2000μm
の範囲内にあることが好ましく、通孔6の分布密
度は10cm2当り5〜1000個の範囲内にあることが好
ましい。
て多数の通孔6が形成されており、いずれの通孔
6も電鋳金型本体2の成形面7側から裏面8側に
かけて徐々に径を拡大しながら貫通している。こ
の通孔6の直径は電鋳金型本体2の成形面7にお
いて50〜500μm、裏面8において100〜2000μm
の範囲内にあることが好ましく、通孔6の分布密
度は10cm2当り5〜1000個の範囲内にあることが好
ましい。
一方、電鋳金型本体2の要所には前記通孔6の
ない中実の無通孔部9が形成され、各々の無通孔
部9の裏面にはボルト10がその頂部においてス
タツド溶接されている。なお、この無通孔部9は
ボルト10の頭程度の面積しかないので、電鋳金
型本体2の真空吸着能力にはほとんど影響を与え
ない。
ない中実の無通孔部9が形成され、各々の無通孔
部9の裏面にはボルト10がその頂部においてス
タツド溶接されている。なお、この無通孔部9は
ボルト10の頭程度の面積しかないので、電鋳金
型本体2の真空吸着能力にはほとんど影響を与え
ない。
電鋳金型本体2の裏面には金属製の温調管11
が配設され、その中にオイル等の温調媒体が流通
されることによつて、電鋳金型本体2の温度が常
に適正範囲に維持されるようになつている。
が配設され、その中にオイル等の温調媒体が流通
されることによつて、電鋳金型本体2の温度が常
に適正範囲に維持されるようになつている。
また、電鋳金型本体2の裏面には温調管11を
も囲むようにしてステンレス鋼(SUS304)製の
綿状体12が配設されている。この綿状体12は
隙間が多いため優れた通気性を有しているばかり
でなく、ステンレス鋼で形成されているため熱伝
導性及び耐食性にも優れている。
も囲むようにしてステンレス鋼(SUS304)製の
綿状体12が配設されている。この綿状体12は
隙間が多いため優れた通気性を有しているばかり
でなく、ステンレス鋼で形成されているため熱伝
導性及び耐食性にも優れている。
さらに、綿状体12の下方には金属製の網状体
13が前記各ボルト10を通すようにして配設さ
れるとともに、ボルト10に螺入された第1ナツ
ト14によつて上方に締めつけられている。
13が前記各ボルト10を通すようにして配設さ
れるとともに、ボルト10に螺入された第1ナツ
ト14によつて上方に締めつけられている。
この第1ナツト14による網状体13の締めつ
けによつて、 前記綿状体12の移動や落下が防止され、 第1図に示すように、網状体13と温調管1
1の間で圧縮された綿状体12aを介して、該
温調管11が電鋳金型本体2裏面の綿状体12
に押し当てられ、 しかも、温調管11と電鋳金型本体2との間
で圧縮された綿状体12bによつて、これらの
温調管11と電鋳金型本体2とが熱的に密に結
合されている。
けによつて、 前記綿状体12の移動や落下が防止され、 第1図に示すように、網状体13と温調管1
1の間で圧縮された綿状体12aを介して、該
温調管11が電鋳金型本体2裏面の綿状体12
に押し当てられ、 しかも、温調管11と電鋳金型本体2との間
で圧縮された綿状体12bによつて、これらの
温調管11と電鋳金型本体2とが熱的に密に結
合されている。
なお、前記締めつけによつても、綿状体12の
大部分は通気性が保たれている。
大部分は通気性が保たれている。
続いて、補強型3は第4図等に示すように、
各々金属よりなる四角枠状の枠体15と、枠体1
5の内部に取付けられた縦横に延びる補強リブ1
6と、枠体15の底部に脱着可能に取付けられた
底板17とから構成されている。
各々金属よりなる四角枠状の枠体15と、枠体1
5の内部に取付けられた縦横に延びる補強リブ1
6と、枠体15の底部に脱着可能に取付けられた
底板17とから構成されている。
補強リブ16の要所にはブラケツト18が取着
されている。これらのブラケツト18に前記ボル
ト10が挿入され第2ナツト19に締めつけられ
るとともに、枠体15の上端に前記電鋳金型本体
2の基準部4の縁が皿ネジ20で止められること
によつて、同電鋳金型本体2等が補強型3に対し
て脱着可能に取付けられている。
されている。これらのブラケツト18に前記ボル
ト10が挿入され第2ナツト19に締めつけられ
るとともに、枠体15の上端に前記電鋳金型本体
2の基準部4の縁が皿ネジ20で止められること
によつて、同電鋳金型本体2等が補強型3に対し
て脱着可能に取付けられている。
また、底板17は枠体15の内側に取付けられ
たアングル31に対して、ボルト32により脱着
可能かつ密閉状態で取付けられている。
たアングル31に対して、ボルト32により脱着
可能かつ密閉状態で取付けられている。
なお、枠体15の側部には真空吸引用の吸引管
33が形成されている。
33が形成されている。
次に、前記電鋳金型本体2の製造方法について
簡単に説明しておく。
簡単に説明しておく。
まず、自動車用コンソールボツクスの蓋と同形
状のマンドレル(図示略)を形成する。このマン
ドレルは、木を切削して直接形成することができ
る外、木型にシボ模様用の本皮を貼着してマスタ
ーモデルを形成した後、このマスターモデル形状
をメス型に写しとり、該メス型にエポキシ樹脂型
を注入して形成することもできる。
状のマンドレル(図示略)を形成する。このマン
ドレルは、木を切削して直接形成することができ
る外、木型にシボ模様用の本皮を貼着してマスタ
ーモデルを形成した後、このマスターモデル形状
をメス型に写しとり、該メス型にエポキシ樹脂型
を注入して形成することもできる。
次に、このマンドレルの表面に導電被膜を形成
する。この導電被膜は、ペースト状銀ラツカー、
酢酸ブチル溶液及び塩化ビニルラツカーの混合液
をスプレーして形成したり、銀鏡反応によつて形
成したりすることができる。
する。この導電被膜は、ペースト状銀ラツカー、
酢酸ブチル溶液及び塩化ビニルラツカーの混合液
をスプレーして形成したり、銀鏡反応によつて形
成したりすることができる。
続いて、スルフアミン酸ニツケルと硼酸を主成
分とし、ピンホールの生成を抑止する界面活性剤
を含まないメツキ液(図示略)中に、前記マンド
レルをカソードとして浸漬し、ニツケル製アノー
ドとの間に通電して電鋳を行う。
分とし、ピンホールの生成を抑止する界面活性剤
を含まないメツキ液(図示略)中に、前記マンド
レルをカソードとして浸漬し、ニツケル製アノー
ドとの間に通電して電鋳を行う。
以上により、電鋳金型本体2全体が約3mmの厚
さに電鋳形成されるともに、通孔6が形成され
る。この通孔6は、前記導電被膜に塩化ビニルが
含まなれていること、メツキ液に界面活性剤が含
まれていないこと、電鋳時の電流が大きいこと等
の要因によつて、電鋳と同時に形成されるもので
ある。
さに電鋳形成されるともに、通孔6が形成され
る。この通孔6は、前記導電被膜に塩化ビニルが
含まなれていること、メツキ液に界面活性剤が含
まれていないこと、電鋳時の電流が大きいこと等
の要因によつて、電鋳と同時に形成されるもので
ある。
従つて、これらの要因の変更によつて、通孔6
の直径及び数を自由に制御することができるばか
りでなく、電鋳後に通孔を機械加工する必要が全
くないので、高品質の電鋳金型本体2を容易かつ
安価に製造することができる。
の直径及び数を自由に制御することができるばか
りでなく、電鋳後に通孔を機械加工する必要が全
くないので、高品質の電鋳金型本体2を容易かつ
安価に製造することができる。
以上のように構成された電鋳金型1について、
次にその使用方法を説明する。
次にその使用方法を説明する。
まず、第2図に示すように、電鋳金型本体2等
を補強型3に取付けてなる電鋳金型1を真空成形
装置(図示しない)にセツトし、前記吸引管33
に真空ポンプ22を連結させる。
を補強型3に取付けてなる電鋳金型1を真空成形
装置(図示しない)にセツトし、前記吸引管33
に真空ポンプ22を連結させる。
次いで、自動車用コンソールボツクスの蓋の表
皮となる塩化ビニル樹脂シート23を電鋳金型本
体2上に配設し、真空ポンプ22を作動させれ
ば、補強型3内が減圧されるため、成形面7側の
空気が通孔6を経て裏面8側へ吸引される。
皮となる塩化ビニル樹脂シート23を電鋳金型本
体2上に配設し、真空ポンプ22を作動させれ
ば、補強型3内が減圧されるため、成形面7側の
空気が通孔6を経て裏面8側へ吸引される。
このとき、綿状体12は通気を妨げることがほ
とんどない。温調管11と電鋳金型本体2との間
で圧縮された綿状体12bにおいても、その通気
性が悪化するのは中心部の極くわずかな部分だけ
であつて、前記通孔6を塞ぐようなことはほとん
どない。
とんどない。温調管11と電鋳金型本体2との間
で圧縮された綿状体12bにおいても、その通気
性が悪化するのは中心部の極くわずかな部分だけ
であつて、前記通孔6を塞ぐようなことはほとん
どない。
従つて、電鋳金型本体2の高い真空吸着能力は
全面にわたつてそのまま維持されるから、塩化ビ
ニル樹脂シート23の全体が成形面7に確実に真
空吸着され、目的の蓋の形状に賦形される。
全面にわたつてそのまま維持されるから、塩化ビ
ニル樹脂シート23の全体が成形面7に確実に真
空吸着され、目的の蓋の形状に賦形される。
また、上記真空成形時においては、樹脂熱等に
より電鋳金型本体2の温度が変化しやすい。
より電鋳金型本体2の温度が変化しやすい。
しかし、本実施例によれば、圧縮された綿状体
12bによつて電鋳金型本体2と温調管11とが
熱的に密に結合され、該温調管11の中にオイル
等の温調媒体が流通するので、電鋳金型本体2の
温度を常に適正範囲に維持することができる。
12bによつて電鋳金型本体2と温調管11とが
熱的に密に結合され、該温調管11の中にオイル
等の温調媒体が流通するので、電鋳金型本体2の
温度を常に適正範囲に維持することができる。
なお、真空成形を続けていくうちに、通孔6に
ダスト等が付着して目詰りを起こした場合には、
電鋳金型本体2を清浄化して目詰りを解消する必
要がある。本実施例の電鋳金型1は前述の通りす
べて金属で形成され、樹脂は一切使用していない
(樹脂に対しては溶剤を使えない)ので、次のよ
うな3通りの方法で清浄化することができる。
ダスト等が付着して目詰りを起こした場合には、
電鋳金型本体2を清浄化して目詰りを解消する必
要がある。本実施例の電鋳金型1は前述の通りす
べて金属で形成され、樹脂は一切使用していない
(樹脂に対しては溶剤を使えない)ので、次のよ
うな3通りの方法で清浄化することができる。
第1に、電鋳金型本体2等が補強型3に取付
けられたままの状態で、電鋳金型1全体を溶剤
中に浸漬して洗うことにより、通孔6に詰つた
ダスト等を溶し取ることができる。
けられたままの状態で、電鋳金型1全体を溶剤
中に浸漬して洗うことにより、通孔6に詰つた
ダスト等を溶し取ることができる。
第2に、電鋳金型本体2等を一旦補強型3か
ら取外し、該電鋳金型本体2を網状体13、綿
状体12及び温調管11が取付いたままの状態
で、溶剤中に浸漬して洗うことにより、通孔6
に詰つたダスト等を溶し得ることができる。
ら取外し、該電鋳金型本体2を網状体13、綿
状体12及び温調管11が取付いたままの状態
で、溶剤中に浸漬して洗うことにより、通孔6
に詰つたダスト等を溶し得ることができる。
第3に、電鋳金型本体2等を補強型3から取
外し、さらに網状体13、綿状体12及び温調
管11を取外した後、該電鋳金型本体2のみを
溶剤中に浸漬して洗うことにより、通孔6に詰
つたダスト等を溶し得ることができる。
外し、さらに網状体13、綿状体12及び温調
管11を取外した後、該電鋳金型本体2のみを
溶剤中に浸漬して洗うことにより、通孔6に詰
つたダスト等を溶し得ることができる。
特に、上記第2及び第3の方法によれば、電鋳
金型本体2の成形面7及び裏面8の両面に溶剤が
効果的に行き亘るので、有効に目詰りを解消する
ことができる。
金型本体2の成形面7及び裏面8の両面に溶剤が
効果的に行き亘るので、有効に目詰りを解消する
ことができる。
さらに、第3の方法によれば、電鋳金型本体2
を溶剤に浸漬してダスト等を遊離・溶解させた後
に、成形面7及び裏面8の両面にエアーを吹付け
て該ダストを吹飛ばすことができるので、目詰り
をほぼ完全に解消することができる。
を溶剤に浸漬してダスト等を遊離・溶解させた後
に、成形面7及び裏面8の両面にエアーを吹付け
て該ダストを吹飛ばすことができるので、目詰り
をほぼ完全に解消することができる。
(第二実施例)
第二実施例は、第5図に示すように、補強型3
をアルミニウム等によつてブロツク状に形成し、
前記ボルト10を補強型3の裏面に第2ナツト1
9で止着するとともに、補強型3上面に設けた凹
部24に綿状体12を介して温調管11を支持さ
せて、前記網状体13を省略した点においての
み、第一実施例と相違している。
をアルミニウム等によつてブロツク状に形成し、
前記ボルト10を補強型3の裏面に第2ナツト1
9で止着するとともに、補強型3上面に設けた凹
部24に綿状体12を介して温調管11を支持さ
せて、前記網状体13を省略した点においての
み、第一実施例と相違している。
従つて、本実施例も第一実施例とほぼ同様の作
用効果を奏する外、さらに堅牢であるという効果
がある。もつとも、製造の容易性の点では、第一
実施例の方が優れている。
用効果を奏する外、さらに堅牢であるという効果
がある。もつとも、製造の容易性の点では、第一
実施例の方が優れている。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定される
ものではなく、例えば以下のように発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更して具体化するこ
ともできる。
ものではなく、例えば以下のように発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で任意に変更して具体化するこ
ともできる。
(1) 電鋳金型本体2の通孔6は、電鋳によつて形
成したものに限定されず、薄肉かつ中実の電鋳
金型本体を形成した後、きり加工やレーザ加工
等の機械加工によつて形成したものであつても
よい。
成したものに限定されず、薄肉かつ中実の電鋳
金型本体を形成した後、きり加工やレーザ加工
等の機械加工によつて形成したものであつても
よい。
(2) 綿状体12は金属製のものであれば、その金
属の種類や、繊維の太さ等に限定を受けない。
例えば、銅、鉄、ニツケル、アルミニウム等か
らなるものを使用することができる。ただし、
耐食性の点では前記ステンレス鋼製のものが好
ましい。
属の種類や、繊維の太さ等に限定を受けない。
例えば、銅、鉄、ニツケル、アルミニウム等か
らなるものを使用することができる。ただし、
耐食性の点では前記ステンレス鋼製のものが好
ましい。
(3) 前記ボルト10の無通孔部9に対する接合方
法はスタツド溶接に限らず、銀ろう溶接や接着
等でもよい。
法はスタツド溶接に限らず、銀ろう溶接や接着
等でもよい。
(4) 前記無通孔部9は、通孔6ができないよう電
鋳前に予備処理(導電被膜の導通性を上げる
等)したり、電鋳後に通孔6を埋めたりして形
成することができる。
鋳前に予備処理(導電被膜の導通性を上げる
等)したり、電鋳後に通孔6を埋めたりして形
成することができる。
(5) 本発明の電鋳金型は、真空成形のみならず、
射出成形、ブロー成形、リムウレタン成形等の
各種合成樹脂成形用として使用することができ
る。例えば、ブロー成形にこの電鋳金型を使用
すれば、ブロー圧力だけでは難しいシボ模様等
の転写を真空吸着によつて鮮かに行うことがで
きる。
射出成形、ブロー成形、リムウレタン成形等の
各種合成樹脂成形用として使用することができ
る。例えば、ブロー成形にこの電鋳金型を使用
すれば、ブロー圧力だけでは難しいシボ模様等
の転写を真空吸着によつて鮮かに行うことがで
きる。
発明の効果
以上詳述したように、本発明は電鋳金型本体の
高い真空吸着能力をその全面にわたつて維持する
ことができ、被成形物の全体を確実に真空吸着賦
形させることができるばかりでなく、電鋳金型本
体と温調管とを熱的に密に結合させて、電鋳金型
本体の温度を常に適正範囲に維持することもでき
るという優れた効果を奏する。
高い真空吸着能力をその全面にわたつて維持する
ことができ、被成形物の全体を確実に真空吸着賦
形させることができるばかりでなく、電鋳金型本
体と温調管とを熱的に密に結合させて、電鋳金型
本体の温度を常に適正範囲に維持することもでき
るという優れた効果を奏する。
第1〜4図は本発明を具体化した第一実施例を
示し、第1図は要部断面図、第2図は電鋳金型本
体を補強型に取付けた状態の断面図、第3図は電
鋳金型本体を補強型から取外した状態の断面図、
第4図は補強型の斜視図、第5図は第二実施例の
部分断面図である。 1……電鋳金型、2……電鋳金型本体、6……
通孔、11……温調管、12……綿状体。
示し、第1図は要部断面図、第2図は電鋳金型本
体を補強型に取付けた状態の断面図、第3図は電
鋳金型本体を補強型から取外した状態の断面図、
第4図は補強型の斜視図、第5図は第二実施例の
部分断面図である。 1……電鋳金型、2……電鋳金型本体、6……
通孔、11……温調管、12……綿状体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多数の通孔6を備えた電鋳金型本体2の裏面
に金属製の綿状体12が配設され、該綿状体12
に温調管11が押し当てられていることを特徴と
する電鋳金型。 2 前記通孔6は電鋳により形成されたものであ
る特許請求の範囲第1項に記載の電鋳金型。 3 前記通孔6は機械加工により形成されたもの
である特許請求の範囲第1項に記載の電鋳金型。 4 前記綿状体12はステンレス鋼製のものであ
る特許請求の範囲第1項に記載の電鋳金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13707386A JPS62292409A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 電鋳金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13707386A JPS62292409A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 電鋳金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62292409A JPS62292409A (ja) | 1987-12-19 |
| JPH0470964B2 true JPH0470964B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=15190267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13707386A Granted JPS62292409A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 電鋳金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62292409A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2716323B2 (ja) * | 1992-08-24 | 1998-02-18 | 株式会社 イケックス工業 | 多孔質成形型及びその製造方法 |
| JP4503351B2 (ja) * | 2004-05-18 | 2010-07-14 | 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 | 成形用金型 |
| JP4938471B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2012-05-23 | アルプス電気株式会社 | グリーンシートのスルーホール加工装置およびスルーホール加工方法 |
| JP6100483B2 (ja) * | 2012-08-08 | 2017-03-22 | マルスン株式会社 | 金型及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP13707386A patent/JPS62292409A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62292409A (ja) | 1987-12-19 |
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