JPH0471020B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0471020B2 JPH0471020B2 JP61176715A JP17671586A JPH0471020B2 JP H0471020 B2 JPH0471020 B2 JP H0471020B2 JP 61176715 A JP61176715 A JP 61176715A JP 17671586 A JP17671586 A JP 17671586A JP H0471020 B2 JPH0471020 B2 JP H0471020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mouth
- silicone oil
- silicone
- baking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は容器、殊にガラス、セラミツクス等製
容器の口部にシリコーンオイルを焼付ける、容器
の口部処理方法に係る。 (発明が解決しようとする問題点) ソース、焼肉等のタレ、ミリン等の粘稠性の比
較的高い調味料類や、糖分含量の高いリキユール
類や、乳酸飲料等を収容する容器においては、所
謂「液垂れ」が生じ易い。容器の口部外面に付着
した液については使用後に拭き取つておけば問題
はないが、現実には放置されるのがむしろ通例で
あり、その結果、液が固化して次の使用時にキヤ
ツプが開け難くなつたりする不都合が生じる場合
が多々ある。更に、容器口部の外部に液が付着固
化すれば、外観上において好ましくないのみなら
ず、衛生上にも問題が生じる。 この発明を解決するための従来のアプローチは
容器口部の形状を特殊なものとすることや、キヤ
ツプの形状構造を特殊なものとすることにより液
垂れを極力防止しようとするものであつた。しか
しながら、これらの対策は容器コストの上昇を招
くのみならず、収容される液の性状に応じてそれ
ぞれ変更せねばならない点に問題がある。 一方、シリコーンオイルを用いてガラス製品や
セラミツクス製品に焼付け皮膜を形成すること自
体は周知であり、このシリコーン皮膜が生理的に
不活性であり、血液等の体液を凝固させることが
なく、ワクチン等を変質させることがなく、又濡
れを生じさせないために、ガラス製品に関しては
例えば医薬品用のアンプルやバイアル、更には採
血ビンの内面等に施され、セラミツク製品に関し
ては例えば半導体パツケージの防湿溌水処理を目
的として施される場合があつた。このための従来
のシリコーンオイル焼付け方法は200−350℃の炉
内で5−20分間処理するものであつたが、大型の
汎用容器にはこの方法を適用して商業的に実施す
るためには炉、一般的には電気炉が著しく大型化
しその設備費がコストに反映するために、上記の
ような特殊な、しかも小型の物品への適用に限ら
れていたのが実情である。焼付け条件を緩和する
ために触媒例えばジブチル錫ジラウレート、ジブ
チル錫ジアセテート、鉄オクトエート等の使用も
提案され、このような触媒を使用すれば200℃、
2分程度乃至120℃、4分程度となるが、これは
商業的実施を大幅に容易にするものではなく、更
にこれら触媒は衛生面に問題があるので汎用容
器、殊に食品を収容する容器の処理に用いる上に
適当なものとは云えない。 従つて、本発明の目的は、容器の口部にシリコ
ーンオイル焼付け層を施す方法であつて、汎用の
大型容器に関しても商業的に容易に且つ廉価に実
施し得る方法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段及び作用) 本発明によれば、上記の問題点は、シリコーン
オイルを容器の口部に塗布し、700−1200℃で短
時間熱処理することを特徴とする、容器の口部処
理方法により解決され、上記の目的が達成され
る。 シリコーンオイルとしては任意のもの、例えば
ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジエン
ポリシロキサン等を用いることができる。シリコ
ーンオイルは原液をその侭用いて塗布することが
でき、また塗布方法にも依存するが原液の粘度が
高過ぎる場合には稀釈して用いることもでき、稀
釈する際の稀釈液としては適宜の有機溶剤を用い
ることができる酢酸エチルエステル等のエステル
系溶剤、アセトン等のケトン系溶剤、トルエン等
の芳香族炭化水素溶剤が好ましい。シリコーンオ
イルの塗布は任意の方法例えばスプレー塗り、刷
毛塗り等により行うことができる。 本発明方法を実施する際に、熱処理はガス炎又
は電気炉を用いて行うことができ、ガス炎の場合
には直火であつても、或はガス炎の輻射熱を利用
しても差し支えない。熱処理時間は2−10秒程度
で充分である。尚、本発明方法の実施に際しては
容器、殊に被処理部分である口部を予熱した上で
口部にシリコーンオイルを塗布し、次いで700−
1200℃での加熱処理を行うのが好ましい。何故な
らば高温加熱に先立ち容器を予熱しておくことに
よりシリコーンオイルの「ノビ」が良好となつて
均一な塗布が容易となるのみならず、ヒビ割れに
よる容器破損の発生率を低下されることができる
からである。 本発明方法が容器、殊にガラス容器の口部に適
用される場合に、加熱処理温度が極めて高いため
に、形成されるシリコーン焼付け層はガラスと反
応したものと推定される程強固に付着した半永久
的なものとなつており、従つてキヤツプの開閉に
より焼付け層の剥離が生じることはない。尚、こ
のシリコーン焼付け層の厚みは極めて薄く分子膜
程度であり、従つてシリコーン焼付け層を口部に
施したがためにキヤツプの製作寸法を変更する必
要は全く生じない。 尚、容器、殊にガラスやセラミツクス製の容器
に汎用のポリプロピレン、ABS等のプラスチツ
クス製キヤツプを自動装着装置により装填して閉
栓すると、開栓する際の所要トルク値にバラツキ
があるために、開栓が困難であつたり、或は又閉
栓状態が充分でないために運搬時等において容器
が転倒する場合に内容物が漏洩する場合がある
が、本発明による処理を口部に施した容器におい
ては、意外にも、開栓所要トルク値が安定し、従
つて上記のような不都合の生じないことも判明し
た。 (実施例等) 次に、図面、実施例及び試験例により本発明を
更に具体的に説明する。 図面には、本発明方法が適用される容器口部の
一例が示されている。この容器口部10におい
て、シリコーンオイルが塗布され焼付けられる部
位としては天頂部a、口部外面であつて天頂部a
に続く垂下部b、口部内面であつて天頂部aに続
く垂下部c及び螺糸部dの全部位、部位a−c並
びに部位a及びbが想定される。焼付け部位は容
器収容される物質の種類、性状等や要求される液
切れ程度を主たるフアクタとして決定されるが、
一般的には部位a及びbにシリコーンオイルを塗
布し加熱処理によりシリコーン焼付け層を形成す
れば所期の目的を達成することができる。 実施例 1 図面に示されているような口部形状を有するガ
ラスビンを洗浄し、乾燥させた。 ジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコ
ーンオイル(信越化学工業株式会社製の
「KF96」、粘度:300c/s)をトルエンとアセト
ンとの1:1混合物である溶剤で稀釈して20%濃
度の処理液を調製した。 上記のガラスビンの口部にガス炎を当てて予熱
した後に、上記の処理液を部位a及びbに塗布
し、次いで900℃で4−5時間処理して焼付けを
行つた。 実施例 2 実施例1と同様にして、但し処理液として信越
化学工業株式会社製の「KF96」(粘度:50c/s)
原液を用い、部位a−cに塗布し且つ800℃、5
秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 3 実施例1と同様にして、但し処理液としてメチ
ルハイドロジエンポリシロキサンを主成分とする
シリコーンオイル(信越化学工業株式会社製の
「KF99」粘度:20c/s)原液を用い且つ800℃、
4秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 4 実施例1と同様にして、但しシリコーンオイル
(信越化学工業株式会社製の「KF96」、粘度:
300c/s)を酢酸エチルエステルとアセトンとの
1:1溶剤で稀釈して20%の濃度としたものを処
理液とし、部位a−cに塗布して、900℃、4−
5秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 5 実施例1と同様にして、但し処理液として信越
化学工業株式会社製の「KF96」(粘度:50c/s)
原液を用い、部位a及びbに塗布し且つ900℃、
4−5秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 6 実施例1と同様にして、但し処理液として信越
化学工業株式会社製の「KF96」(粘度:50c/s)
原液を用い、部位a−cに塗布し且つ900℃、4
−5秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 7 実施例1と同様にして、但し処理液としてメチ
ルハイドロジエンポリシロキサンを主成分とする
シリコーンオイル(信越化学工業株式会社製の
「KF99」、粘度:20c/s)原液を用い且つ700℃、
6秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 8 実施例1と同様にして、但しシリコーンオイル
(信越化学工業株式会社製の「KF96」、粘度:
300c/s)を酢酸エチルエステルとアセトンとの
1:1溶剤で稀釈して20%濃度としたものを処理
液とし、部位a−cに塗布して1000℃、3−4秒
間の条件で焼付けを行つた。 試験例 1 実施例1−8で得られた各容器、即ち口部にシ
リコーン焼付け層が形成された容器並びに未処理
の対照容器を被験物とし、これらの各容器に種々
の液体を注入し、閉栓して供試試料とした。 供試試料に係る各容器に関して、閉栓し内容物
をコツプに注いだ後に閉栓する操作を1日当たり
2回、時間をおいて繰り返す試験を25日間にわた
つて行い、その後に容器口部における内容物の付
着状況を目視観察してシリコーン焼付け層による
付着抑制効果を調べた結果は下記の表に示される
通りであつた。
容器の口部にシリコーンオイルを焼付ける、容器
の口部処理方法に係る。 (発明が解決しようとする問題点) ソース、焼肉等のタレ、ミリン等の粘稠性の比
較的高い調味料類や、糖分含量の高いリキユール
類や、乳酸飲料等を収容する容器においては、所
謂「液垂れ」が生じ易い。容器の口部外面に付着
した液については使用後に拭き取つておけば問題
はないが、現実には放置されるのがむしろ通例で
あり、その結果、液が固化して次の使用時にキヤ
ツプが開け難くなつたりする不都合が生じる場合
が多々ある。更に、容器口部の外部に液が付着固
化すれば、外観上において好ましくないのみなら
ず、衛生上にも問題が生じる。 この発明を解決するための従来のアプローチは
容器口部の形状を特殊なものとすることや、キヤ
ツプの形状構造を特殊なものとすることにより液
垂れを極力防止しようとするものであつた。しか
しながら、これらの対策は容器コストの上昇を招
くのみならず、収容される液の性状に応じてそれ
ぞれ変更せねばならない点に問題がある。 一方、シリコーンオイルを用いてガラス製品や
セラミツクス製品に焼付け皮膜を形成すること自
体は周知であり、このシリコーン皮膜が生理的に
不活性であり、血液等の体液を凝固させることが
なく、ワクチン等を変質させることがなく、又濡
れを生じさせないために、ガラス製品に関しては
例えば医薬品用のアンプルやバイアル、更には採
血ビンの内面等に施され、セラミツク製品に関し
ては例えば半導体パツケージの防湿溌水処理を目
的として施される場合があつた。このための従来
のシリコーンオイル焼付け方法は200−350℃の炉
内で5−20分間処理するものであつたが、大型の
汎用容器にはこの方法を適用して商業的に実施す
るためには炉、一般的には電気炉が著しく大型化
しその設備費がコストに反映するために、上記の
ような特殊な、しかも小型の物品への適用に限ら
れていたのが実情である。焼付け条件を緩和する
ために触媒例えばジブチル錫ジラウレート、ジブ
チル錫ジアセテート、鉄オクトエート等の使用も
提案され、このような触媒を使用すれば200℃、
2分程度乃至120℃、4分程度となるが、これは
商業的実施を大幅に容易にするものではなく、更
にこれら触媒は衛生面に問題があるので汎用容
器、殊に食品を収容する容器の処理に用いる上に
適当なものとは云えない。 従つて、本発明の目的は、容器の口部にシリコ
ーンオイル焼付け層を施す方法であつて、汎用の
大型容器に関しても商業的に容易に且つ廉価に実
施し得る方法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段及び作用) 本発明によれば、上記の問題点は、シリコーン
オイルを容器の口部に塗布し、700−1200℃で短
時間熱処理することを特徴とする、容器の口部処
理方法により解決され、上記の目的が達成され
る。 シリコーンオイルとしては任意のもの、例えば
ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジエン
ポリシロキサン等を用いることができる。シリコ
ーンオイルは原液をその侭用いて塗布することが
でき、また塗布方法にも依存するが原液の粘度が
高過ぎる場合には稀釈して用いることもでき、稀
釈する際の稀釈液としては適宜の有機溶剤を用い
ることができる酢酸エチルエステル等のエステル
系溶剤、アセトン等のケトン系溶剤、トルエン等
の芳香族炭化水素溶剤が好ましい。シリコーンオ
イルの塗布は任意の方法例えばスプレー塗り、刷
毛塗り等により行うことができる。 本発明方法を実施する際に、熱処理はガス炎又
は電気炉を用いて行うことができ、ガス炎の場合
には直火であつても、或はガス炎の輻射熱を利用
しても差し支えない。熱処理時間は2−10秒程度
で充分である。尚、本発明方法の実施に際しては
容器、殊に被処理部分である口部を予熱した上で
口部にシリコーンオイルを塗布し、次いで700−
1200℃での加熱処理を行うのが好ましい。何故な
らば高温加熱に先立ち容器を予熱しておくことに
よりシリコーンオイルの「ノビ」が良好となつて
均一な塗布が容易となるのみならず、ヒビ割れに
よる容器破損の発生率を低下されることができる
からである。 本発明方法が容器、殊にガラス容器の口部に適
用される場合に、加熱処理温度が極めて高いため
に、形成されるシリコーン焼付け層はガラスと反
応したものと推定される程強固に付着した半永久
的なものとなつており、従つてキヤツプの開閉に
より焼付け層の剥離が生じることはない。尚、こ
のシリコーン焼付け層の厚みは極めて薄く分子膜
程度であり、従つてシリコーン焼付け層を口部に
施したがためにキヤツプの製作寸法を変更する必
要は全く生じない。 尚、容器、殊にガラスやセラミツクス製の容器
に汎用のポリプロピレン、ABS等のプラスチツ
クス製キヤツプを自動装着装置により装填して閉
栓すると、開栓する際の所要トルク値にバラツキ
があるために、開栓が困難であつたり、或は又閉
栓状態が充分でないために運搬時等において容器
が転倒する場合に内容物が漏洩する場合がある
が、本発明による処理を口部に施した容器におい
ては、意外にも、開栓所要トルク値が安定し、従
つて上記のような不都合の生じないことも判明し
た。 (実施例等) 次に、図面、実施例及び試験例により本発明を
更に具体的に説明する。 図面には、本発明方法が適用される容器口部の
一例が示されている。この容器口部10におい
て、シリコーンオイルが塗布され焼付けられる部
位としては天頂部a、口部外面であつて天頂部a
に続く垂下部b、口部内面であつて天頂部aに続
く垂下部c及び螺糸部dの全部位、部位a−c並
びに部位a及びbが想定される。焼付け部位は容
器収容される物質の種類、性状等や要求される液
切れ程度を主たるフアクタとして決定されるが、
一般的には部位a及びbにシリコーンオイルを塗
布し加熱処理によりシリコーン焼付け層を形成す
れば所期の目的を達成することができる。 実施例 1 図面に示されているような口部形状を有するガ
ラスビンを洗浄し、乾燥させた。 ジメチルポリシロキサンを主成分とするシリコ
ーンオイル(信越化学工業株式会社製の
「KF96」、粘度:300c/s)をトルエンとアセト
ンとの1:1混合物である溶剤で稀釈して20%濃
度の処理液を調製した。 上記のガラスビンの口部にガス炎を当てて予熱
した後に、上記の処理液を部位a及びbに塗布
し、次いで900℃で4−5時間処理して焼付けを
行つた。 実施例 2 実施例1と同様にして、但し処理液として信越
化学工業株式会社製の「KF96」(粘度:50c/s)
原液を用い、部位a−cに塗布し且つ800℃、5
秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 3 実施例1と同様にして、但し処理液としてメチ
ルハイドロジエンポリシロキサンを主成分とする
シリコーンオイル(信越化学工業株式会社製の
「KF99」粘度:20c/s)原液を用い且つ800℃、
4秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 4 実施例1と同様にして、但しシリコーンオイル
(信越化学工業株式会社製の「KF96」、粘度:
300c/s)を酢酸エチルエステルとアセトンとの
1:1溶剤で稀釈して20%の濃度としたものを処
理液とし、部位a−cに塗布して、900℃、4−
5秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 5 実施例1と同様にして、但し処理液として信越
化学工業株式会社製の「KF96」(粘度:50c/s)
原液を用い、部位a及びbに塗布し且つ900℃、
4−5秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 6 実施例1と同様にして、但し処理液として信越
化学工業株式会社製の「KF96」(粘度:50c/s)
原液を用い、部位a−cに塗布し且つ900℃、4
−5秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 7 実施例1と同様にして、但し処理液としてメチ
ルハイドロジエンポリシロキサンを主成分とする
シリコーンオイル(信越化学工業株式会社製の
「KF99」、粘度:20c/s)原液を用い且つ700℃、
6秒間の条件で焼付けを行つた。 実施例 8 実施例1と同様にして、但しシリコーンオイル
(信越化学工業株式会社製の「KF96」、粘度:
300c/s)を酢酸エチルエステルとアセトンとの
1:1溶剤で稀釈して20%濃度としたものを処理
液とし、部位a−cに塗布して1000℃、3−4秒
間の条件で焼付けを行つた。 試験例 1 実施例1−8で得られた各容器、即ち口部にシ
リコーン焼付け層が形成された容器並びに未処理
の対照容器を被験物とし、これらの各容器に種々
の液体を注入し、閉栓して供試試料とした。 供試試料に係る各容器に関して、閉栓し内容物
をコツプに注いだ後に閉栓する操作を1日当たり
2回、時間をおいて繰り返す試験を25日間にわた
つて行い、その後に容器口部における内容物の付
着状況を目視観察してシリコーン焼付け層による
付着抑制効果を調べた結果は下記の表に示される
通りであつた。
【表】
試験例 2
実施例2に記載の方法により口部にシリコーン
焼付け処理を施したガラス製容器各150本及び未
処理のガラス製容器各150分を対象とし、これら
の容器にリキユールを充填した後に、ABS樹脂
又はポリプロピレン樹脂(以下、「ABS」及び
「PP」と略記)製のキヤツプを24Kg−cmの締めト
ルクで施した。1週間後に開栓し、その際の所要
トルク(Kg−cm)を調べた結果は下記の表に示さ
れる通りであつた。
焼付け処理を施したガラス製容器各150本及び未
処理のガラス製容器各150分を対象とし、これら
の容器にリキユールを充填した後に、ABS樹脂
又はポリプロピレン樹脂(以下、「ABS」及び
「PP」と略記)製のキヤツプを24Kg−cmの締めト
ルクで施した。1週間後に開栓し、その際の所要
トルク(Kg−cm)を調べた結果は下記の表に示さ
れる通りであつた。
【表】
試験例 3
実施例3に記載の方法により口部にシリコーン
焼付け処理を施したガラス製容器各100本及び未
処理のガラス製容器各100本を対象とした以外は
試験例2と同様に閉栓し且つ開栓時の所要トルク
(Kg−cm)を調べた。結果は下記の表に示される
通りであつた。
焼付け処理を施したガラス製容器各100本及び未
処理のガラス製容器各100本を対象とした以外は
試験例2と同様に閉栓し且つ開栓時の所要トルク
(Kg−cm)を調べた。結果は下記の表に示される
通りであつた。
【表】
(発明の効果)
本発明方法によれば、容器の口部にシリコーン
焼付け層が極めて短時間(10秒以内)で形成する
ことができ、この焼付け層は処理温度が高いため
に開栓や閉栓操作により剥離することがなく且つ
シリコーン固有の高い溌水性を呈するので内容物
の注出に際して液切れが極めて良好となる。しか
も、口部に形成されたシリコーン焼付け層には内
容物が付着固化しないので、容器の口部が常に清
潔状態に維持される。 尚、本発明方法により容器口部の形成されるシ
リコーン焼付け層は極めて薄いので、この焼付け
層を施してもキヤツプの寸法を格別なものとなす
必要性は何等生じない。 更に、本発明により口部にシリコーン焼付け処
理を施した容器に汎用のポリプロピレン、ABS
等のプラスチツク製キヤツプを自動装着装置によ
り装填した場合に、開栓所要トルク値のバラツキ
が減少し、従つて常に安定な開栓が可能となる。
焼付け層が極めて短時間(10秒以内)で形成する
ことができ、この焼付け層は処理温度が高いため
に開栓や閉栓操作により剥離することがなく且つ
シリコーン固有の高い溌水性を呈するので内容物
の注出に際して液切れが極めて良好となる。しか
も、口部に形成されたシリコーン焼付け層には内
容物が付着固化しないので、容器の口部が常に清
潔状態に維持される。 尚、本発明方法により容器口部の形成されるシ
リコーン焼付け層は極めて薄いので、この焼付け
層を施してもキヤツプの寸法を格別なものとなす
必要性は何等生じない。 更に、本発明により口部にシリコーン焼付け処
理を施した容器に汎用のポリプロピレン、ABS
等のプラスチツク製キヤツプを自動装着装置によ
り装填した場合に、開栓所要トルク値のバラツキ
が減少し、従つて常に安定な開栓が可能となる。
図面は本発明方法が適用される容器の口部の一
例を示す部分破断正面図であつて、シリコーンオ
イルが塗布されシリコーン焼付け層が形成される
部位を説明する図面である。 10:容器口部、a−d:焼付け部位。
例を示す部分破断正面図であつて、シリコーンオ
イルが塗布されシリコーン焼付け層が形成される
部位を説明する図面である。 10:容器口部、a−d:焼付け部位。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 容器の口部を予熱した後に、濃度20%以上の
シリコーンオイルを容器の口部に塗布し、700〜
1200℃で2〜10秒間熱処理して口部にシリコーン
オイルを焼付けることを特徴とする、容器の口部
処理方法。 2 熱処理をガス炎又は電気炉にて行うことを特
徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の容器の
口部処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17671586A JPS6344445A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 容器の口部処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17671586A JPS6344445A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 容器の口部処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344445A JPS6344445A (ja) | 1988-02-25 |
| JPH0471020B2 true JPH0471020B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=16018494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17671586A Granted JPS6344445A (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 | 容器の口部処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6344445A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01110134U (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-25 | ||
| JP4788871B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2011-10-05 | 学校法人慶應義塾 | 超親水性部材 |
| JP4673392B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2011-04-20 | 東洋ガラス株式会社 | 容器口部撥水処理方法 |
| JP4968962B2 (ja) * | 2008-09-10 | 2012-07-04 | 東洋ガラス株式会社 | 容器口部側面塗布装置 |
| JP6051278B1 (ja) * | 2015-08-21 | 2016-12-27 | 東洋製罐株式会社 | 液膜を有する構造体及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51131509A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-16 | Takashi Iwanaga | Ceramics and manufacture |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP17671586A patent/JPS6344445A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344445A (ja) | 1988-02-25 |
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Legal Events
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