JPH0471412B2 - - Google Patents
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- JPH0471412B2 JPH0471412B2 JP60091850A JP9185085A JPH0471412B2 JP H0471412 B2 JPH0471412 B2 JP H0471412B2 JP 60091850 A JP60091850 A JP 60091850A JP 9185085 A JP9185085 A JP 9185085A JP H0471412 B2 JPH0471412 B2 JP H0471412B2
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- polycarbonate resin
- solvent
- solution
- solidification
- solidifying
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/12—Making granules characterised by structure or composition
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B13/00—Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
- B29B13/10—Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by grinding, e.g. by triturating; by sieving; by filtering
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2069/00—Use of PC, i.e. polycarbonates or derivatives thereof, as moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリカーボネート樹脂の固形化方法
に関し、詳細には、湿式粉砕法を用いることによ
り、ポリカーボネート樹脂がビーズ状の固形化粒
子として分散した水スラリー液を製造する方法で
あり、該水スラリー液は、製造工程におけるスラ
リーの移送などによる微細な『ゴミ』の混入が少
なく、かつ濾過および乾燥も容易になされるもの
であり、特に光学用のポリカーボネート樹脂を製
造する方法として好適なものである。 〔従来の技術およびその問題点〕 従来、ポリカーボネート樹脂溶液からペレツト
の製造などに用いる乾燥した固形の粉体を取り出
す方法は、通常、固形化槽で固形化した半結晶性
もしくは不定形の固形化物を濾過分離し、粉砕
し、ついで乾燥する方法によつている。この方法
は、製造装置の大きさおよび処理効率の点から好
ましいものであるが、固形化物の水スラリー液の
移送工程〜固形化物の粉砕工程において、配管お
よび機器からの『ゴミ』の発生、混入という問題
点があり、より高品質−すなわち『ゴミ』の少な
いものの要求される用途−特に光学用途などのポ
リカーボネート樹脂を製造する方法としては不十
分な場合もあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、配管中の移送〜固形化物の粉砕
による『ゴミ』の発生の実質的にない方法につい
て鋭意検討した結果、固形化と同時に湿式粉砕す
る方法を見出し、本発明を完成させた。 すなわち、本発明は、精製されたポリカーボネ
ート樹脂溶液に、精製された固形化用溶媒を添加
混合し、加熱下の温水中に該混合溶液を添加しつ
つ溶媒及び固形化用溶媒を留去してポリカーボネ
ート樹脂固形化物の水スラリー液を製造する方法
において、固形化過程の液を湿式粉砕機に循環し
つつ固形化することを特徴とするビーズ状ポリカ
ーボネート固形粒子水スラリー液の製造法であ
り、好ましい実施態様に於いては、固形化用溶媒
を、ポリカーボネート樹脂溶液の0.1〜0.5容量倍
用いて、温度45℃〜100℃にて固形化すること、
固形化過程の液の湿式粉砕機への循環量が全固形
化液の1〜30倍/時間で行うことにより、乾燥後
の固形分の90重量%以上がビーズ状ポリカーボネ
ート固形粒子であり、かつ該ビーズの平均直径が
0.5〜2mm、嵩比重が0.3〜0.6g/c.c.であるものを
得るものであり、これに使用する精製されたポリ
カーボネート樹脂溶液のポリカーボネート樹脂の
粘度平均分子量が13000〜20000の範囲で、かつ濃
度が10重量%〜25重量%のものを使用するもので
ある。 以下、本発明の構成について説明する。 本発明のポリカーボネート樹脂溶液とは、従来
のポリカーボネート樹脂の製法と同様の製法、即
ち、界面重合法により、二価フエノール系化合物
(以下、BPと略記する)を主成分とし、小量の分
子量調節剤および所望により分岐化剤を用いてホ
スゲンと反応させることによつて作られる芳香族
ポリカーボネート樹脂のホモ−もしくはコ−ポリ
マーの溶液である。 本発明のBPとして好ましいものは、下記一般
式(1)で表される化合物であり、 一般式(1): (式中のRは、炭素数1〜15の二価の脂肪族、脂
環族、もしくはフエニル置換アルキル基、又は、
−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−であ
る。Xはアルキル基、アリール基、ハロゲン原子
であり、p,qは0〜2の整数である。) 具体的には、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
メタン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテ
ル、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン、
ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホキシド、
ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルフイド、ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)ケトン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン(以
下、ビスフエノールAという)、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)ブタン、1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキサン
(以下、ビスフエノールZという)、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフエニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジクロロフエニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3−ブロモフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロ
フエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジメチルフエニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエ
ニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フエニル)−1−フエニルエタン、ビス(4−ヒ
ドロキシフエニル)ジフエニルメタンが例示され
る。 分岐化剤としては、フロログリシン、2,6−
ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフ
エニル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,
4,6−トリ(4−ヒドロキシフエニル)ヘプテ
ン−2、1,3,5−トリ(2−ヒドロキシフエ
ニル)ベンゾール、1,1,1−トリ(4−ヒド
ロキシフエニル)エタン、2,6−ビス(2−ヒ
ドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフ
エノール、α,α′,α″−トリ(4−ヒドロキシフ
エニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼ
ンなどで例示されるポリヒドロキシ化合物、及び
3,3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オキシ
インドール(=イサチンビスフエノール)、5−
クロルイサチンビスフエノール、5,7−ジクロ
ルイサチンビスフエノール、5−ブロムイサチン
ビスフエノールなどが例示される分岐化剤を上記
の一般式(1)の二価フエノール系化合物に対して、
通常0.02〜3モル%、好ましくは0.1〜1.0モル%
の範囲用いる。 また、分子量調節剤または末端停止剤としては
一価芳香族ヒドロキシ化合物が使用され、m−お
よびp−メチルフエノール、m−およびp−プロ
ピルフエノール、p−ブロモフエノール、p−
tert−ブチルフエノールおよびp−長鎖アルキル
置換フエノール、P−長鎖アルキルエーテル化フ
エノール、P−ヒドロキシアルキルベンゾエート
などが好ましい。 芳香族ポリカーボネート樹脂としては、特に、
ビスフエノールAを主原料とするポリカーボネー
トが挙げられ、これに例えばビスフエノールZな
どを併用して得られるポリカーボネート共重合
体、これらの分岐化物や末端長鎖アルキル変性し
たものが挙げられる。 反応に使用する溶媒としては、塩素化された脂
肪族または芳香族の炭化水素、例えばメチレンク
ロライド、1,1−ジクロロエタン、クロロベン
ゼン及びクロロトルエンが例示され、特にメチレ
ンクロライドが好ましい。 以上の方法で製造したポリカーボネート樹脂溶
液を通常の方法、触媒の除去、中和、水洗、濃縮
等を行い、更に精密濾過して本発明の精製された
ポリカーボネート樹脂溶液とする。 ここに、精製されたポリカーボネート樹脂溶液
中の微細な『ゴミ』の量としては、少ないもの程
好ましいものであるが、例えば、粒子直径が0.5μ
m以上の『ゴミ』が1c.c.中、1000個以下とするの
がよく、また、濃度は10〜25重量%の範囲、特に
10〜20重量%とするのが好ましい。 この精製されたポリカーボネート樹脂溶液に、
通常、室温下に固形化用溶媒を添加混合し、つい
で加熱下の温水中に該混合溶液を添加しつつ溶媒
及び固形化用溶媒を留去しつつ、湿式粉砕機に該
固形化液を循環し粉砕する。 固形化用溶媒としては、ポリカーボネート樹脂
溶液の0.1〜0.5容量倍、好ましくは0.2〜0.4容量
倍用いて、温度45℃〜100℃、好ましくは45℃〜
60℃にて固形化する。固形化溶媒の添加量と添加
温度とは、固形化溶媒添加後の溶液が、同温度下
に静置された場合にゲルとなるか又は温度を下げ
た場合に沈澱が生じる量とする。 本発明において固形化は、ポリカーボネート樹
脂の溶媒と固形化用溶媒との混合液から、この混
合溶媒を同時に留出することによつて行われる。 ポリカーボネート樹脂の溶媒のみの溶液の場
合、溶媒が留去されていつてもポリカーボネート
樹脂と溶媒とは完全相溶性であるために、単にポ
リカーボネート樹脂の濃度が上昇し、結果として
固形化されることになると考えられる。 ところが、本発明の混合溶媒の場合、ポリカー
ボネート樹脂と混合溶媒とは完全相溶性ではない
ので、ポリカーボネート樹脂に対して混合溶媒が
減少してくると通常考えられないような高濃度の
状態で沈澱の生成が起こることとなり、結果とし
て沈澱を生成しながら混合溶媒を留去することに
なると推定される。 本発明においては、固形化溶媒添加後の溶液
を、加熱下の温水中に添加しつつ、溶媒及び固形
化用溶媒を通常0.1〜1.0時間、好ましくは0.5〜
1.0時間で留去するように添加するとともに該固
形化過程の液を湿式粉砕機へ全固形化液の1〜30
倍/時間、好ましくは5〜20倍/時間の量で循環
し湿式粉砕を行う。 ここに、湿式粉砕機としては、市販のもので良
く、例えば、相川鉄工(株)製のゴラトール(商品
名)、小松ゼノア(株)製のデイスインテグレータ
(商品名)等が好ましい。 以上の方法により本発明のビーズ状ポリカーボ
ネート固形粒子水スラリー液が得られる。 この水スラリー液中のポリカーボネート固形粒
子は、乾燥後の固形分の90重量%以上がビーズ状
ポリカーボネート固形粒子であり、かつ該ビーズ
の平均直径が0.5〜2mm、嵩比重が0.3〜0.6g/c.c.
であるものとして得られ、このものは、水スラリ
ーの状態に於ける配管中の移送による抵抗が小さ
く、且つ、後処理工程における水分離および乾燥
も効率よく行え、かつ乾燥粉体としても形状がビ
ーズ状であることから、配管や機器壁との接触に
よる『ゴミ』の発生や混入も低減されるものであ
る。 〔実施例〕 以下、実施例等によつて具体的に説明する。 実施例 1 水酸化ナトリウム117Kgを水1320に溶解し、
20℃に保ちながら、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン(以下、BPAという)250
Kg、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−
ヒドロキシフエニル)ヘプテン−3 0.883Kg、
ハイドロサルフアイト 0.860Kgを溶解した。 これにメチレンクロライド960を加えて撹拌
しつつホスゲン128Kgを35分で吹き込んだ。 ホスゲン吹き込み終了後、p−tert−ブチルフ
エノール(以下、PTBPという)12.3Kgのメチレ
ンクロライド溶液を添加し激しく撹拌して反応液
を乳化させ、乳化後、0.2のトリエチルアミン
及びメチレンクロライド300を加え約1時間撹
拌を続け重合させた。 重合液を、水相と有機相に分離し、有機相をリ
ン酸で中和した後、洗液のPHが中性となるまで
水洗を繰り返し、精製されたポリカーボネート樹
脂溶液とした。 この精製溶液を濾過精度0.2μmのカートリツジ
フイルターで精密濾過した。 この濾過精製溶液に同じく濾過精度0.2μmのカ
ートリツジフイルターで精密濾過したn−ヘキサ
ンを室温で380撹拌下に加えて、ついでこの混
合溶液を、加熱撹拌下の温水中に添加しつつ、溶
媒のメチレンクロライドと固形化用溶媒のn−ヘ
キサンを留去しながらこの液を湿式粉砕機(ゴラ
トール:商品名)に40m3/時間の量で循環し湿式
粉砕し、ビーズ状ポリカーボネート樹脂固形物の
濃度10重量%の水スラリー液を得た。固形化時間
は約1時間であつた。 この水スラリー液よりクリーンルーム中で固形
分を分離し、クリーン空気を循環させた乾燥機で
乾燥した。 この固形化物の測定結果を第1表に示した。 実施例 2〜4 実施例−1において、PTBPに代えて、p−オ
キシ安息香酸ラウリル 22.4Kg、2,6−ジメチ
ル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフエニ
ル)ヘプテン−3に代えてα,α′,α″−トリ(4
−ヒドロキシフエニル)−1,3,5−トリイソ
プロピルベンゼン 1.05Kgに変更したもの(実施
例2)、実施例1において、PTBPに代えて、p
−ドデシロキシフエノール 20.4Kgに変更したも
の(実施例3)及び実施例1において、PTBPに
代えて、p−ステアリルフエノール 24.3Kg、
2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒド
ロキシフエニル)ヘプテン−3に代えてα,α′,
α″−トリ(4−ヒドロキシフエニル)−1,3,
5−トリイソプロピルベンゼン 1.05Kgに変更し
たもの(実施例4)にそれぞれ変更する他は同様
とした。 測定結果を第1表に示した。 比較例 1 実施例1において、固形化過程の液を湿式粉砕
機に循環しつつ固形化する方法に代えて、固形化
過程では湿式粉砕機で循環粉砕しないで固形化
し、得られた平均直径約5mmの固形化物の水スラ
リー液を湿式粉砕機に循環し、粉砕する他は同様
とした。 結果を第1表に示した。 比較例 2 実施例1において、n−ヘキサンを用いない以
外は同様にした。 結果を第1表に示した。 実施例 5 実施例1において、n−ヘキサンの代わりにn
−ヘプタン400を用いた以外は同様にした。 結果を第1表に示した。 実施例 6 実施例1において、n−ヘキサンの代わりにシ
クロヘキサン500を用いた以外は同様にした。 結果を第1表に示した。
に関し、詳細には、湿式粉砕法を用いることによ
り、ポリカーボネート樹脂がビーズ状の固形化粒
子として分散した水スラリー液を製造する方法で
あり、該水スラリー液は、製造工程におけるスラ
リーの移送などによる微細な『ゴミ』の混入が少
なく、かつ濾過および乾燥も容易になされるもの
であり、特に光学用のポリカーボネート樹脂を製
造する方法として好適なものである。 〔従来の技術およびその問題点〕 従来、ポリカーボネート樹脂溶液からペレツト
の製造などに用いる乾燥した固形の粉体を取り出
す方法は、通常、固形化槽で固形化した半結晶性
もしくは不定形の固形化物を濾過分離し、粉砕
し、ついで乾燥する方法によつている。この方法
は、製造装置の大きさおよび処理効率の点から好
ましいものであるが、固形化物の水スラリー液の
移送工程〜固形化物の粉砕工程において、配管お
よび機器からの『ゴミ』の発生、混入という問題
点があり、より高品質−すなわち『ゴミ』の少な
いものの要求される用途−特に光学用途などのポ
リカーボネート樹脂を製造する方法としては不十
分な場合もあつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、配管中の移送〜固形化物の粉砕
による『ゴミ』の発生の実質的にない方法につい
て鋭意検討した結果、固形化と同時に湿式粉砕す
る方法を見出し、本発明を完成させた。 すなわち、本発明は、精製されたポリカーボネ
ート樹脂溶液に、精製された固形化用溶媒を添加
混合し、加熱下の温水中に該混合溶液を添加しつ
つ溶媒及び固形化用溶媒を留去してポリカーボネ
ート樹脂固形化物の水スラリー液を製造する方法
において、固形化過程の液を湿式粉砕機に循環し
つつ固形化することを特徴とするビーズ状ポリカ
ーボネート固形粒子水スラリー液の製造法であ
り、好ましい実施態様に於いては、固形化用溶媒
を、ポリカーボネート樹脂溶液の0.1〜0.5容量倍
用いて、温度45℃〜100℃にて固形化すること、
固形化過程の液の湿式粉砕機への循環量が全固形
化液の1〜30倍/時間で行うことにより、乾燥後
の固形分の90重量%以上がビーズ状ポリカーボネ
ート固形粒子であり、かつ該ビーズの平均直径が
0.5〜2mm、嵩比重が0.3〜0.6g/c.c.であるものを
得るものであり、これに使用する精製されたポリ
カーボネート樹脂溶液のポリカーボネート樹脂の
粘度平均分子量が13000〜20000の範囲で、かつ濃
度が10重量%〜25重量%のものを使用するもので
ある。 以下、本発明の構成について説明する。 本発明のポリカーボネート樹脂溶液とは、従来
のポリカーボネート樹脂の製法と同様の製法、即
ち、界面重合法により、二価フエノール系化合物
(以下、BPと略記する)を主成分とし、小量の分
子量調節剤および所望により分岐化剤を用いてホ
スゲンと反応させることによつて作られる芳香族
ポリカーボネート樹脂のホモ−もしくはコ−ポリ
マーの溶液である。 本発明のBPとして好ましいものは、下記一般
式(1)で表される化合物であり、 一般式(1): (式中のRは、炭素数1〜15の二価の脂肪族、脂
環族、もしくはフエニル置換アルキル基、又は、
−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−CO−であ
る。Xはアルキル基、アリール基、ハロゲン原子
であり、p,qは0〜2の整数である。) 具体的には、ビス(4−ヒドロキシフエニル)
メタン、ビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテ
ル、ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホン、
ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルホキシド、
ビス(4−ヒドロキシフエニル)スルフイド、ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)ケトン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフエニル)エタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン(以
下、ビスフエノールAという)、2,2−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)ブタン、1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキサン
(以下、ビスフエノールZという)、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフエニル)
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジクロロフエニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3−ブロモフエニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−クロロ
フエニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3,5−ジメチルフエニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエ
ニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フエニル)−1−フエニルエタン、ビス(4−ヒ
ドロキシフエニル)ジフエニルメタンが例示され
る。 分岐化剤としては、フロログリシン、2,6−
ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフ
エニル)ヘプテン−3、4,6−ジメチル−2,
4,6−トリ(4−ヒドロキシフエニル)ヘプテ
ン−2、1,3,5−トリ(2−ヒドロキシフエ
ニル)ベンゾール、1,1,1−トリ(4−ヒド
ロキシフエニル)エタン、2,6−ビス(2−ヒ
ドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフ
エノール、α,α′,α″−トリ(4−ヒドロキシフ
エニル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼ
ンなどで例示されるポリヒドロキシ化合物、及び
3,3−ビス(4−ヒドロキシアリール)オキシ
インドール(=イサチンビスフエノール)、5−
クロルイサチンビスフエノール、5,7−ジクロ
ルイサチンビスフエノール、5−ブロムイサチン
ビスフエノールなどが例示される分岐化剤を上記
の一般式(1)の二価フエノール系化合物に対して、
通常0.02〜3モル%、好ましくは0.1〜1.0モル%
の範囲用いる。 また、分子量調節剤または末端停止剤としては
一価芳香族ヒドロキシ化合物が使用され、m−お
よびp−メチルフエノール、m−およびp−プロ
ピルフエノール、p−ブロモフエノール、p−
tert−ブチルフエノールおよびp−長鎖アルキル
置換フエノール、P−長鎖アルキルエーテル化フ
エノール、P−ヒドロキシアルキルベンゾエート
などが好ましい。 芳香族ポリカーボネート樹脂としては、特に、
ビスフエノールAを主原料とするポリカーボネー
トが挙げられ、これに例えばビスフエノールZな
どを併用して得られるポリカーボネート共重合
体、これらの分岐化物や末端長鎖アルキル変性し
たものが挙げられる。 反応に使用する溶媒としては、塩素化された脂
肪族または芳香族の炭化水素、例えばメチレンク
ロライド、1,1−ジクロロエタン、クロロベン
ゼン及びクロロトルエンが例示され、特にメチレ
ンクロライドが好ましい。 以上の方法で製造したポリカーボネート樹脂溶
液を通常の方法、触媒の除去、中和、水洗、濃縮
等を行い、更に精密濾過して本発明の精製された
ポリカーボネート樹脂溶液とする。 ここに、精製されたポリカーボネート樹脂溶液
中の微細な『ゴミ』の量としては、少ないもの程
好ましいものであるが、例えば、粒子直径が0.5μ
m以上の『ゴミ』が1c.c.中、1000個以下とするの
がよく、また、濃度は10〜25重量%の範囲、特に
10〜20重量%とするのが好ましい。 この精製されたポリカーボネート樹脂溶液に、
通常、室温下に固形化用溶媒を添加混合し、つい
で加熱下の温水中に該混合溶液を添加しつつ溶媒
及び固形化用溶媒を留去しつつ、湿式粉砕機に該
固形化液を循環し粉砕する。 固形化用溶媒としては、ポリカーボネート樹脂
溶液の0.1〜0.5容量倍、好ましくは0.2〜0.4容量
倍用いて、温度45℃〜100℃、好ましくは45℃〜
60℃にて固形化する。固形化溶媒の添加量と添加
温度とは、固形化溶媒添加後の溶液が、同温度下
に静置された場合にゲルとなるか又は温度を下げ
た場合に沈澱が生じる量とする。 本発明において固形化は、ポリカーボネート樹
脂の溶媒と固形化用溶媒との混合液から、この混
合溶媒を同時に留出することによつて行われる。 ポリカーボネート樹脂の溶媒のみの溶液の場
合、溶媒が留去されていつてもポリカーボネート
樹脂と溶媒とは完全相溶性であるために、単にポ
リカーボネート樹脂の濃度が上昇し、結果として
固形化されることになると考えられる。 ところが、本発明の混合溶媒の場合、ポリカー
ボネート樹脂と混合溶媒とは完全相溶性ではない
ので、ポリカーボネート樹脂に対して混合溶媒が
減少してくると通常考えられないような高濃度の
状態で沈澱の生成が起こることとなり、結果とし
て沈澱を生成しながら混合溶媒を留去することに
なると推定される。 本発明においては、固形化溶媒添加後の溶液
を、加熱下の温水中に添加しつつ、溶媒及び固形
化用溶媒を通常0.1〜1.0時間、好ましくは0.5〜
1.0時間で留去するように添加するとともに該固
形化過程の液を湿式粉砕機へ全固形化液の1〜30
倍/時間、好ましくは5〜20倍/時間の量で循環
し湿式粉砕を行う。 ここに、湿式粉砕機としては、市販のもので良
く、例えば、相川鉄工(株)製のゴラトール(商品
名)、小松ゼノア(株)製のデイスインテグレータ
(商品名)等が好ましい。 以上の方法により本発明のビーズ状ポリカーボ
ネート固形粒子水スラリー液が得られる。 この水スラリー液中のポリカーボネート固形粒
子は、乾燥後の固形分の90重量%以上がビーズ状
ポリカーボネート固形粒子であり、かつ該ビーズ
の平均直径が0.5〜2mm、嵩比重が0.3〜0.6g/c.c.
であるものとして得られ、このものは、水スラリ
ーの状態に於ける配管中の移送による抵抗が小さ
く、且つ、後処理工程における水分離および乾燥
も効率よく行え、かつ乾燥粉体としても形状がビ
ーズ状であることから、配管や機器壁との接触に
よる『ゴミ』の発生や混入も低減されるものであ
る。 〔実施例〕 以下、実施例等によつて具体的に説明する。 実施例 1 水酸化ナトリウム117Kgを水1320に溶解し、
20℃に保ちながら、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン(以下、BPAという)250
Kg、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−
ヒドロキシフエニル)ヘプテン−3 0.883Kg、
ハイドロサルフアイト 0.860Kgを溶解した。 これにメチレンクロライド960を加えて撹拌
しつつホスゲン128Kgを35分で吹き込んだ。 ホスゲン吹き込み終了後、p−tert−ブチルフ
エノール(以下、PTBPという)12.3Kgのメチレ
ンクロライド溶液を添加し激しく撹拌して反応液
を乳化させ、乳化後、0.2のトリエチルアミン
及びメチレンクロライド300を加え約1時間撹
拌を続け重合させた。 重合液を、水相と有機相に分離し、有機相をリ
ン酸で中和した後、洗液のPHが中性となるまで
水洗を繰り返し、精製されたポリカーボネート樹
脂溶液とした。 この精製溶液を濾過精度0.2μmのカートリツジ
フイルターで精密濾過した。 この濾過精製溶液に同じく濾過精度0.2μmのカ
ートリツジフイルターで精密濾過したn−ヘキサ
ンを室温で380撹拌下に加えて、ついでこの混
合溶液を、加熱撹拌下の温水中に添加しつつ、溶
媒のメチレンクロライドと固形化用溶媒のn−ヘ
キサンを留去しながらこの液を湿式粉砕機(ゴラ
トール:商品名)に40m3/時間の量で循環し湿式
粉砕し、ビーズ状ポリカーボネート樹脂固形物の
濃度10重量%の水スラリー液を得た。固形化時間
は約1時間であつた。 この水スラリー液よりクリーンルーム中で固形
分を分離し、クリーン空気を循環させた乾燥機で
乾燥した。 この固形化物の測定結果を第1表に示した。 実施例 2〜4 実施例−1において、PTBPに代えて、p−オ
キシ安息香酸ラウリル 22.4Kg、2,6−ジメチ
ル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフエニ
ル)ヘプテン−3に代えてα,α′,α″−トリ(4
−ヒドロキシフエニル)−1,3,5−トリイソ
プロピルベンゼン 1.05Kgに変更したもの(実施
例2)、実施例1において、PTBPに代えて、p
−ドデシロキシフエノール 20.4Kgに変更したも
の(実施例3)及び実施例1において、PTBPに
代えて、p−ステアリルフエノール 24.3Kg、
2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒド
ロキシフエニル)ヘプテン−3に代えてα,α′,
α″−トリ(4−ヒドロキシフエニル)−1,3,
5−トリイソプロピルベンゼン 1.05Kgに変更し
たもの(実施例4)にそれぞれ変更する他は同様
とした。 測定結果を第1表に示した。 比較例 1 実施例1において、固形化過程の液を湿式粉砕
機に循環しつつ固形化する方法に代えて、固形化
過程では湿式粉砕機で循環粉砕しないで固形化
し、得られた平均直径約5mmの固形化物の水スラ
リー液を湿式粉砕機に循環し、粉砕する他は同様
とした。 結果を第1表に示した。 比較例 2 実施例1において、n−ヘキサンを用いない以
外は同様にした。 結果を第1表に示した。 実施例 5 実施例1において、n−ヘキサンの代わりにn
−ヘプタン400を用いた以外は同様にした。 結果を第1表に示した。 実施例 6 実施例1において、n−ヘキサンの代わりにシ
クロヘキサン500を用いた以外は同様にした。 結果を第1表に示した。
【表】
したものである。
以上、詳細な説明および実施例から明らかな如
く、本発明の固形化方法によるポリカーボネート
樹脂は、配管、機器などからの『ゴミ』の混入が
極めて少なく、溶液におけると同様に極めて清浄
なものであることがわかる。
以上、詳細な説明および実施例から明らかな如
く、本発明の固形化方法によるポリカーボネート
樹脂は、配管、機器などからの『ゴミ』の混入が
極めて少なく、溶液におけると同様に極めて清浄
なものであることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 精製されたポリカーボネート樹脂溶液に、精
製された固形化用溶媒を添加混合し、加熱下の温
水中に該混合物溶液を添加しつつ溶媒及び固形化
用溶媒を留去してポリカーボネート樹脂固形化物
の水スラリー液を製造する方法において、固形化
過程の液を湿式粉砕機に循環しつつ固形化するこ
とを特徴とするビーズ状ポリカーボネート固形粒
子の水スラリー液の製造法。 2 固形化用溶媒を、ポリカーボネート樹脂溶液
の0.1〜0.5容量倍用い、温度45℃〜100℃にて
固形化する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 固形化過程の液の湿式粉砕機への循環量が全
固形化液の1〜30倍/時間である特許請求の範囲
第1項記載の製造法。 4 乾燥後の固形化ポリカーボネート樹脂の90重
量%以上がビーズ状ポリカーボネート固形粒子で
あり、かつ該ビーズの平均直径が0.5〜2mm、嵩
比重が0.3〜0.6g/c.c.である特許請求の範囲第1
項記載の製造法。 5 精製されたポリカーボネート樹脂溶液のポリ
カーボネート樹脂の粘度平均分子量が13000〜
20000の範囲で、かつ濃度が10重量%〜25重量%
である特許請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185085A JPS61250026A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9185085A JPS61250026A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61250026A JPS61250026A (ja) | 1986-11-07 |
| JPH0471412B2 true JPH0471412B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=14038046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9185085A Granted JPS61250026A (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | ビ−ズ状ポリカ−ボネ−ト固形粒子の水スラリ−液の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61250026A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0653794B2 (ja) * | 1987-07-21 | 1994-07-20 | 東亞合成化学工業株式会社 | ポリカーボネートジオールのウレタン化反応性低減化処理方法 |
| JP3118833B2 (ja) * | 1990-11-30 | 2000-12-18 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 高分子量ポリカーボネート樹脂粉粒状体の製造方法 |
| US5187256A (en) * | 1990-12-03 | 1993-02-16 | The Dow Chemical Company | Uniform distribution polycarbonate pellet |
| KR960000571B1 (ko) * | 1991-01-24 | 1996-01-09 | 미쓰이 도오아쓰 가가쿠 가부시키가이샤 | 폴리카보네이트 및 그 조성물의 입상체의 제조법 |
| AU2622399A (en) * | 1998-02-09 | 1999-08-23 | Bayer Aktiengesellschaft | Polymer particles |
| JP4288435B2 (ja) * | 1999-03-30 | 2009-07-01 | 三菱瓦斯化学株式会社 | ポリフェニレンエーテル樹脂の製造方法 |
| GB201111928D0 (en) | 2011-07-12 | 2011-08-24 | Norner As | Process |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1251952B (de) * | 1962-11-02 | 1967-10-12 | Mobay Chemical Company, Pitts burgh, Pa (V St A) | Verfahren zur Gewinnung von Polycarbonaten |
| JPS5521773B2 (ja) * | 1972-07-14 | 1980-06-12 | ||
| JPS6054329B2 (ja) * | 1978-06-15 | 1985-11-29 | 三菱化学株式会社 | ポリカ−ボネ−ト粒状体の製造法 |
| JPS59133228A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-07-31 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ポリカ−ボネ−ト樹脂粒状体の製造法 |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP9185085A patent/JPS61250026A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61250026A (ja) | 1986-11-07 |
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