JPH04718Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH04718Y2 JPH04718Y2 JP14363988U JP14363988U JPH04718Y2 JP H04718 Y2 JPH04718 Y2 JP H04718Y2 JP 14363988 U JP14363988 U JP 14363988U JP 14363988 U JP14363988 U JP 14363988U JP H04718 Y2 JPH04718 Y2 JP H04718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- culture
- side wall
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000001963 growth medium Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 14
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 7
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 5
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000011282 treatment Methods 0.000 claims description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 4
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 230000012010 growth Effects 0.000 description 3
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 3
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 3
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 238000005273 aeration Methods 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000002609 medium Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000004931 aggregating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004113 cell culture Methods 0.000 description 1
- 238000012258 culturing Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 1
- 230000008722 morphological abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000008635 plant growth Effects 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は植物等の培養に用いる培養容器に関す
る。
る。
(従来の技術)
近年、微生物、組織細胞などを分裂増殖させ
る、いわゆる培養が盛んに行なわれており、とく
に組織培養と称される細胞の培養は細胞群または
組織片を培養するものであるが、この培養におい
ては培地が必要であり、これを入れるために種々
の容器が用いられている。
る、いわゆる培養が盛んに行なわれており、とく
に組織培養と称される細胞の培養は細胞群または
組織片を培養するものであるが、この培養におい
ては培地が必要であり、これを入れるために種々
の容器が用いられている。
このような目的を持つ容器としては、例えば第
12図に示すように透明ガラス製の三角フラスコ
があり、このフラスコa内に培地bを入れたのち
組織片などを置床するようになされている。この
場合、フラスコa内に細菌の侵入を防ぐため第1
2図Aのようにアルミ箔cで覆うようにしたも
の、第12図Bのように綿栓dによるものや、第
12図Cのようにシリコン栓eによるものなどが
用いられる。
12図に示すように透明ガラス製の三角フラスコ
があり、このフラスコa内に培地bを入れたのち
組織片などを置床するようになされている。この
場合、フラスコa内に細菌の侵入を防ぐため第1
2図Aのようにアルミ箔cで覆うようにしたも
の、第12図Bのように綿栓dによるものや、第
12図Cのようにシリコン栓eによるものなどが
用いられる。
また、第13図に示すように厚肉のプラスチツ
クなどで作られた四角形の深底の箱fに浅い蓋g
を被せて容器としたものがあり、この箱f内に培
地を入れ、培地に組織片を置床して培養するもの
がある。
クなどで作られた四角形の深底の箱fに浅い蓋g
を被せて容器としたものがあり、この箱f内に培
地を入れ、培地に組織片を置床して培養するもの
がある。
(考案が解決しようとする課題)
しかるに前記の三角フラスコaによるものでは
下記のような欠点がある。すなわち (1) 培地を分注する場合、容器の口部が小さくか
つ深底のため培地の表面が遠く、表面に届くよ
うにするにはピンセツトなどを用いて奥部まで
挿入しなければならない難しさがあり、やり損
なうと培地が飛散して容器内が汚れやすい。
下記のような欠点がある。すなわち (1) 培地を分注する場合、容器の口部が小さくか
つ深底のため培地の表面が遠く、表面に届くよ
うにするにはピンセツトなどを用いて奥部まで
挿入しなければならない難しさがあり、やり損
なうと培地が飛散して容器内が汚れやすい。
(2) 小さい植物片を置床する場合、方向を揃える
ことが難しく、作業効率が著しく悪い。
ことが難しく、作業効率が著しく悪い。
(3) 容器内で育成した培養物を他の容器に植え替
える際に深い容器の底部からつまみ出さなけれ
ばならないために培養物を傷つけやすい。
える際に深い容器の底部からつまみ出さなけれ
ばならないために培養物を傷つけやすい。
(4) 水分過多による形態異常の発生、生育の遅
延、活着率の低下をきたしやすい。
延、活着率の低下をきたしやすい。
ことなどが指摘され、またアルミ箔による蓋の場
合には培養液がアルミ箔に接触すると接触部位か
ら枯死が起るという問題もある。
合には培養液がアルミ箔に接触すると接触部位か
ら枯死が起るという問題もある。
このような三角フラスコaによる容器に対し第
13図示の容器を用いた場合には、三角フラスコ
程の使いにくさはないにしても、深底の容器であ
る以上前記(1)〜(3)と同様な問題は避けられず、ま
た容器を構成する箱fの上部に蓋gが被嵌されて
その嵌合部が二重構造hとなつており、この部分
は植物の育成に必要な直射光lの透過が著しく低
下して、培養容器としての透光面積が制限される
などの欠点を有している。
13図示の容器を用いた場合には、三角フラスコ
程の使いにくさはないにしても、深底の容器であ
る以上前記(1)〜(3)と同様な問題は避けられず、ま
た容器を構成する箱fの上部に蓋gが被嵌されて
その嵌合部が二重構造hとなつており、この部分
は植物の育成に必要な直射光lの透過が著しく低
下して、培養容器としての透光面積が制限される
などの欠点を有している。
一方、上記いずれの培養容器においても、内部
の培養物の培養状況、発芽成育状況、コンタミネ
ーシヨン発生状況などを観察するとき肉眼での細
部の観察が容易でなく、この培養容器が多段に積
重ねて管理されている場合など一層内部が見にく
いものとなる。
の培養物の培養状況、発芽成育状況、コンタミネ
ーシヨン発生状況などを観察するとき肉眼での細
部の観察が容易でなく、この培養容器が多段に積
重ねて管理されている場合など一層内部が見にく
いものとなる。
さらにこのような容器に通気性を与えるための
栓を施すにつき、従来容器の蓋に通気用の孔をあ
け、これに通気栓を詰めて容器内に通気性を与え
るようにしている。しかし、この通気栓の材質に
よつては蒸気細菌したとき栓が吸湿して収縮し、
通気栓としての機能を失うばかりでなく、水分が
容器内に侵入して植物細胞に悪影響を及ぼすとい
う問題があつた。
栓を施すにつき、従来容器の蓋に通気用の孔をあ
け、これに通気栓を詰めて容器内に通気性を与え
るようにしている。しかし、この通気栓の材質に
よつては蒸気細菌したとき栓が吸湿して収縮し、
通気栓としての機能を失うばかりでなく、水分が
容器内に侵入して植物細胞に悪影響を及ぼすとい
う問題があつた。
本考案はこれに鑑み、各種の植物片等の培養物
の置床作業を容易に行なうことができるととも
に、培養容器を積重ねて管理しても内部の観察を
適確に行なうことができる培養容器を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
の置床作業を容易に行なうことができるととも
に、培養容器を積重ねて管理しても内部の観察を
適確に行なうことができる培養容器を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段)
上記従来技術が有する課題を解決する手段とし
て、本考案は、容器本体と、この容器本体の上部
開放部を閉止する蓋とを有する培養容器におい
て、前記容器本体および蓋を光透過性および耐熱
性を有する薄肉プラスチツク材により形成し、前
記容器本体は培地を収容するための底部と浅い側
壁とを有していてその側壁の上端に蓋結合部を形
成し、前記蓋は天板と縦長の側壁とを有してその
側壁の下端に前記蓋結合部に結合可能な本体結合
部を形成し、前記蓋の側壁にレンズを設け、この
レンズを通じ側面から内部を拡大視し得るように
したことを特徴とする。
て、本考案は、容器本体と、この容器本体の上部
開放部を閉止する蓋とを有する培養容器におい
て、前記容器本体および蓋を光透過性および耐熱
性を有する薄肉プラスチツク材により形成し、前
記容器本体は培地を収容するための底部と浅い側
壁とを有していてその側壁の上端に蓋結合部を形
成し、前記蓋は天板と縦長の側壁とを有してその
側壁の下端に前記蓋結合部に結合可能な本体結合
部を形成し、前記蓋の側壁にレンズを設け、この
レンズを通じ側面から内部を拡大視し得るように
したことを特徴とする。
(作用)
上記の構成により、容器本体内に培地を収容し
てその中に植物等の組織片を置床し、蓋を被嵌す
れば、縦長の蓋には入射光を阻害する二重構造部
分等がないので、内部へ光がよく透過され、また
蓋の周側面から内部を覗けば、蓋の側壁に形成さ
れているレンズにより容器本体内の培養物の状態
を拡大して細部まで観察することができる。
てその中に植物等の組織片を置床し、蓋を被嵌す
れば、縦長の蓋には入射光を阻害する二重構造部
分等がないので、内部へ光がよく透過され、また
蓋の周側面から内部を覗けば、蓋の側壁に形成さ
れているレンズにより容器本体内の培養物の状態
を拡大して細部まで観察することができる。
(実施例)
以下、本考案を第1図乃至第11図に示す実施
例を参照して説明する。
例を参照して説明する。
本考案による培養容器1は、略円筒形状を有す
るもので、容器本体2と、この容器本体2の上部
開口部に被嵌される蓋3とからなつており、いず
れも透明なプラスチツク、例えばポリカーボネイ
ト等の加熱殺菌処理に耐え得る耐熱性に富むプラ
スチツク材により形成されている。
るもので、容器本体2と、この容器本体2の上部
開口部に被嵌される蓋3とからなつており、いず
れも透明なプラスチツク、例えばポリカーボネイ
ト等の加熱殺菌処理に耐え得る耐熱性に富むプラ
スチツク材により形成されている。
容器本体2は、円形の底部4と、その周囲に立
上がる浅い側壁5とからなる器状のもので、側壁
5の上端には蓋結合部6が形成されている。
上がる浅い側壁5とからなる器状のもので、側壁
5の上端には蓋結合部6が形成されている。
蓋3は、円形の天板7と、この天板7の周囲に
垂設された深い側壁8とからなつており、この側
壁8の高さは前記容器本体2の高さの約2倍程度
の寸法とされている。上記側壁8の下端には、前
記本体2の側壁上端の蓋結合部6に可及的密に外
嵌される本体結合部9が形成されている。なおこ
れら結合部6,9は図示の実施例ではネジ結合に
よつて容器本体2と蓋3とが結合されるようにし
ているが、これは圧嵌めによる結合、さらにはバ
ヨネツト結合手段の付加は任意である。
垂設された深い側壁8とからなつており、この側
壁8の高さは前記容器本体2の高さの約2倍程度
の寸法とされている。上記側壁8の下端には、前
記本体2の側壁上端の蓋結合部6に可及的密に外
嵌される本体結合部9が形成されている。なおこ
れら結合部6,9は図示の実施例ではネジ結合に
よつて容器本体2と蓋3とが結合されるようにし
ているが、これは圧嵌めによる結合、さらにはバ
ヨネツト結合手段の付加は任意である。
蓋3の天板7の周囲には、容器本体2の底部4
の下面周縁に形成された段部10が係合して容器
本体2がずれ動くことなくスタツクするための突
縁11が形成されており、突縁11の内周面11
aは上方に向けて拡開するテーパー面とされてい
る。
の下面周縁に形成された段部10が係合して容器
本体2がずれ動くことなくスタツクするための突
縁11が形成されており、突縁11の内周面11
aは上方に向けて拡開するテーパー面とされてい
る。
この蓋3の側壁8には、容器本体2内を拡大視
し得るレンズ12が設けられている。
し得るレンズ12が設けられている。
このレンズ12の構成について第2図乃至第7
図にその一例を示している。第2図に示す実施例
は、蓋3の側壁8の内面側に蓋3の成形時に複数
の凸レンズ12,12…が一体成形されたもの
で、この場合は蓋3の成形用型に縦方向の割型が
用いられる。この凸レンズ12,12…の設置数
は、周方向に4個乃至は第3図に水平断面を示す
ように等間隔に3個、さらには対称位置に2個
等、培養容器の大きさに応じて適宜選択される。
図にその一例を示している。第2図に示す実施例
は、蓋3の側壁8の内面側に蓋3の成形時に複数
の凸レンズ12,12…が一体成形されたもの
で、この場合は蓋3の成形用型に縦方向の割型が
用いられる。この凸レンズ12,12…の設置数
は、周方向に4個乃至は第3図に水平断面を示す
ように等間隔に3個、さらには対称位置に2個
等、培養容器の大きさに応じて適宜選択される。
第4図および第5図に示す実施例は、蓋3の側
壁8の外周の円弧が凸レンズ面とされ、内周面は
平面とされた平凸レンズ12′,12′…が形成さ
れたものであり、この例では4個の平凸レンズ1
2′,12′…が型成形により形成されている。な
おこの場合においても対称位置に2個設けるな
ど、その設置数は任意であり、この例の場合は抜
き型を使用することができる。
壁8の外周の円弧が凸レンズ面とされ、内周面は
平面とされた平凸レンズ12′,12′…が形成さ
れたものであり、この例では4個の平凸レンズ1
2′,12′…が型成形により形成されている。な
おこの場合においても対称位置に2個設けるな
ど、その設置数は任意であり、この例の場合は抜
き型を使用することができる。
さらに第6図および第7図はフレネルレンズ1
2″を用いた場合の実施例で、第6図はシート状
に形成されたフレネルレンズ12″を蓋3の側壁
18の外面に巻付けて接着されている。また第7
図は蓋3の側壁8の内面にそわせて接着されてい
る。このほか蓋3の成形時に割型により側壁8の
外面または内面の一部にフレネルレンズを一体成
形するようにしてもよい。
2″を用いた場合の実施例で、第6図はシート状
に形成されたフレネルレンズ12″を蓋3の側壁
18の外面に巻付けて接着されている。また第7
図は蓋3の側壁8の内面にそわせて接着されてい
る。このほか蓋3の成形時に割型により側壁8の
外面または内面の一部にフレネルレンズを一体成
形するようにしてもよい。
上記レンジ12,12′,12″は観察物までの
距離をa、像までの距離をb、レンズの焦点距離
をfとするとき、a<fとして虚像を得るように
し、拡大倍率X=b/aは1.3<X<2.0の範囲と
することが望ましい。
距離をa、像までの距離をb、レンズの焦点距離
をfとするとき、a<fとして虚像を得るように
し、拡大倍率X=b/aは1.3<X<2.0の範囲と
することが望ましい。
第8図は蓋3に通気栓を設けた場合の実施例
で、蓋3の天板7の一側寄りに、第9図に当該部
位の断面を示すように栓収納凹部13が一体に形
成されている。この栓納凹部13は、その内径が
8〜9m/m、深さが10m/m程度とされるもの
で、蓋3の天板7の下面側に側壁8の内面にそう
ように円筒形の器状をなして形成された周壁14
により囲まれて形成されており、その上部は天板
7の上面に開放され、下底部15には通気孔16
が穿設されている。
で、蓋3の天板7の一側寄りに、第9図に当該部
位の断面を示すように栓収納凹部13が一体に形
成されている。この栓納凹部13は、その内径が
8〜9m/m、深さが10m/m程度とされるもの
で、蓋3の天板7の下面側に側壁8の内面にそう
ように円筒形の器状をなして形成された周壁14
により囲まれて形成されており、その上部は天板
7の上面に開放され、下底部15には通気孔16
が穿設されている。
この栓収納凹部13の上部開口部の開口縁に
は、天板7の周縁の突縁11より高さの低い突堤
17が周設されており、この突堤17は前記突縁
13に係合して重ねられる容器本体2の底部4が
丁度当るか乃至は当らない高さとされている。
は、天板7の周縁の突縁11より高さの低い突堤
17が周設されており、この突堤17は前記突縁
13に係合して重ねられる容器本体2の底部4が
丁度当るか乃至は当らない高さとされている。
栓収納凹部13内には、円筒状に形成された通
気栓18が可及的密に挿着される。この通気栓1
8は、乾式殺菌はもとより、湿式(蒸気)殺菌に
より吸湿しても収縮することのない材料からなつ
ている。その材料としては、例えば不織布をその
繊維方向を軸方向として巻成、折り畳み、集約等
により丸めたものを和紙等でくるんで円筒状に形
成されたもので、太さ8〜9φ、長さ11m/m程
度とされる。
気栓18が可及的密に挿着される。この通気栓1
8は、乾式殺菌はもとより、湿式(蒸気)殺菌に
より吸湿しても収縮することのない材料からなつ
ている。その材料としては、例えば不織布をその
繊維方向を軸方向として巻成、折り畳み、集約等
により丸めたものを和紙等でくるんで円筒状に形
成されたもので、太さ8〜9φ、長さ11m/m程
度とされる。
第2図において符号19は培地を示す。
次に上記実施例の作用を説明する。
容器本体2内に培地19を収容し、その中に植
物等の組織片を置床する。この置床に際しては容
器本体2が浅い構造であるため培地19が容器本
体2の上部開放面に近い位置にあり、置床作業が
容易にでき、方向揃えも簡単にできる。
物等の組織片を置床する。この置床に際しては容
器本体2が浅い構造であるため培地19が容器本
体2の上部開放面に近い位置にあり、置床作業が
容易にでき、方向揃えも簡単にできる。
次いで容器本体2の蓋結合部6に蓋3の本体結
合部9をネジ込み、第1図、第3図、第8図示の
ように縦長円筒状の培養容器1となる。
合部9をネジ込み、第1図、第3図、第8図示の
ように縦長円筒状の培養容器1となる。
空の培養容器1をスタツクするとき、あるいは
培養物を入れたのちにおいて、第11図に示すよ
うに培養容器1,1を重ねれば、上位の容器本体
1の下面周縁の段部10が下位の培養容器1の蓋
3の周縁に突出する突縁11に係合してずれ動く
ことのないよう整然と積み重ねることができる。
培養物を入れたのちにおいて、第11図に示すよ
うに培養容器1,1を重ねれば、上位の容器本体
1の下面周縁の段部10が下位の培養容器1の蓋
3の周縁に突出する突縁11に係合してずれ動く
ことのないよう整然と積み重ねることができる。
このように蓋3が結合された容器1は、光透過
性が優れており、しかも蓋3と本体2との結合部
9も容器本体2近くの低い位置にあるため上方か
らの直射光は培地に対してさえぎるものがなく、
容器全面に受けることができ、しかも容器内部の
観察には、蓋3の側面に設けられているレンズ1
2,12′,12″を通して容器本体2内を見れ
ば、培養物を拡大して観察することができ、培養
容器を多段に積重ねてあつても容易に拡大観察し
て生育状況等を適確に把握することができる。
性が優れており、しかも蓋3と本体2との結合部
9も容器本体2近くの低い位置にあるため上方か
らの直射光は培地に対してさえぎるものがなく、
容器全面に受けることができ、しかも容器内部の
観察には、蓋3の側面に設けられているレンズ1
2,12′,12″を通して容器本体2内を見れ
ば、培養物を拡大して観察することができ、培養
容器を多段に積重ねてあつても容易に拡大観察し
て生育状況等を適確に把握することができる。
一定期間経過後、容器本体2から蓋3を取外
し、容器1内で育成した培養物を他の容器へ移植
する際にも、培養物が容器本体2の上端面に近い
ところにあるため、傷つけることなく取り出すこ
とができる。
し、容器1内で育成した培養物を他の容器へ移植
する際にも、培養物が容器本体2の上端面に近い
ところにあるため、傷つけることなく取り出すこ
とができる。
また第8図に示す実施例における培養容器1
は、その内部が蓋3の栓収納凹部13内に嵌入さ
れた通気栓18および栓収納凹部13の下底部1
5の通気孔16を通して外気に連通した状態にお
かれ、好気培養についても支承なく行なえる。
は、その内部が蓋3の栓収納凹部13内に嵌入さ
れた通気栓18および栓収納凹部13の下底部1
5の通気孔16を通して外気に連通した状態にお
かれ、好気培養についても支承なく行なえる。
一方、培養容器1の蓋3の通気栓18は耐熱性
に富み、かつ吸水しても収縮しないので、通気機
能を失うことがないとともに、ゆるんで外れ落ち
ることもなく、前記のスタツク時にも栓収納凹部
13の開口部周縁の突堤17により通気栓18の
上部露出部分がガードされるので潰れるおそれが
なく、しかも蓋3の上面に溜つた水分が上記突堤
17によつて栓収納凹部13に流れ込むことが防
がれ、培養容器1内への水の浸入が防止される。
に富み、かつ吸水しても収縮しないので、通気機
能を失うことがないとともに、ゆるんで外れ落ち
ることもなく、前記のスタツク時にも栓収納凹部
13の開口部周縁の突堤17により通気栓18の
上部露出部分がガードされるので潰れるおそれが
なく、しかも蓋3の上面に溜つた水分が上記突堤
17によつて栓収納凹部13に流れ込むことが防
がれ、培養容器1内への水の浸入が防止される。
なお図示の実施例では、容器本体2および蓋3
を断面円形とした場合について示したが、これは
多角形としてもよいことはもちろんである。
を断面円形とした場合について示したが、これは
多角形としてもよいことはもちろんである。
以上説明したように本考案による培養容器は、
薄肉の光透過性のよい透明プラスチツク材で容器
本体と蓋を形成し、容器本体は浅底とし蓋は深底
として、その双方を結合可能としたから、容器本
体の培地の文注や培地への各種培養物の植付けお
よび他容器への移植作業は蓋を取外すことで極め
て容易に行え、蓋も光透過性が優れているため直
射光を容器全体に受光できるほか容器内部の全面
観察を容易に行なうことができる。
薄肉の光透過性のよい透明プラスチツク材で容器
本体と蓋を形成し、容器本体は浅底とし蓋は深底
として、その双方を結合可能としたから、容器本
体の培地の文注や培地への各種培養物の植付けお
よび他容器への移植作業は蓋を取外すことで極め
て容易に行え、蓋も光透過性が優れているため直
射光を容器全体に受光できるほか容器内部の全面
観察を容易に行なうことができる。
そして容器本体と蓋とを結合した場合でも結合
部が培養物の近くにあるため換気条件を改善さ
れ、その結果CO2の吸収速度が速くなり、植物の
生育にも優れた効果を得ることができるうえ、蓋
の側面にレンズが設けられているので、容器本体
内の培養物の変化状況を拡大して観察することが
でき、正確な状況把握ができる。さらに培養容器
が多段に積重ねられていても、蓋の側面にレンズ
があるので、段積み状態をくずすことなく内部の
観察が行え、能率がよい。
部が培養物の近くにあるため換気条件を改善さ
れ、その結果CO2の吸収速度が速くなり、植物の
生育にも優れた効果を得ることができるうえ、蓋
の側面にレンズが設けられているので、容器本体
内の培養物の変化状況を拡大して観察することが
でき、正確な状況把握ができる。さらに培養容器
が多段に積重ねられていても、蓋の側面にレンズ
があるので、段積み状態をくずすことなく内部の
観察が行え、能率がよい。
また請求項2のように、培養容器の蓋の天板に
栓収納凹部を形成し、この凹部内に耐熱性に富み
かつ吸水しても収縮することのない材料(例えば
不織布)により繊維方向を長手方向として円筒状
に形成した通気栓を嵌着したので、培養容器の内
部の通気性を確保することができながら培養容器
の蒸気殺菌処理を可能とすることができる。
栓収納凹部を形成し、この凹部内に耐熱性に富み
かつ吸水しても収縮することのない材料(例えば
不織布)により繊維方向を長手方向として円筒状
に形成した通気栓を嵌着したので、培養容器の内
部の通気性を確保することができながら培養容器
の蒸気殺菌処理を可能とすることができる。
さらに請求項3のように、栓収納凹部の開口部
周縁に突堤を設ける構成とすれば、蓋の天板上に
溜つた水分が栓収納凹部に流れ込むことがなく、
培養容器内に水が浸入することが防がれ、植物細
胞等のコンタミネーシヨンの発生を防止すること
ができながら培養容器を積み重ねてスタツクする
ことが支承なく行なえ、しかも培養容器のハンド
リング時にも方向性がないので将来のロボツト化
や自動移植化に対応することができる。
周縁に突堤を設ける構成とすれば、蓋の天板上に
溜つた水分が栓収納凹部に流れ込むことがなく、
培養容器内に水が浸入することが防がれ、植物細
胞等のコンタミネーシヨンの発生を防止すること
ができながら培養容器を積み重ねてスタツクする
ことが支承なく行なえ、しかも培養容器のハンド
リング時にも方向性がないので将来のロボツト化
や自動移植化に対応することができる。
前記通気栓の材料に不織布を選択し、この不織
布をその繊維方向が長手方向となるようにして円
筒形に形成したものを使用すれば、従来用いられ
ていたシリコン系、青梅綿系の通気栓に較べ極め
て安価(1/10以下)に得られ、それでいて上気殺
菌処理を行なつても殆ど収縮が認められず、本考
案において用いる通気栓の材料として最も適当で
ある。この場合の通気栓の長さは、栓収納凹部の
深さに突堤の高さを加えた寸法とするのがよい。
布をその繊維方向が長手方向となるようにして円
筒形に形成したものを使用すれば、従来用いられ
ていたシリコン系、青梅綿系の通気栓に較べ極め
て安価(1/10以下)に得られ、それでいて上気殺
菌処理を行なつても殆ど収縮が認められず、本考
案において用いる通気栓の材料として最も適当で
ある。この場合の通気栓の長さは、栓収納凹部の
深さに突堤の高さを加えた寸法とするのがよい。
第1図は本考案にかかる培養容器の一実施例を
示す斜視図、第2図A,Bは第1図の−線に
おける蓋と容器本体との縦断面図、第3図は蓋の
レンズを3個とした場合の水平断面図、第4図は
同他の実施例を示す斜視図、第5図は第4図−
線における水平断面図、第6図および第7図は
フレネルレンズを用いた場合の実施例を示す蓋の
第5図相当図、第8図は同さらに他の実施例の斜
視図、第9図は同蓋の半部を縦断した正面図、第
10図は同平面図、第11図は本考案による培養
容器の積重ね状態を示す説明図、第12図は従来
の三角フラスコ型のガラス製培養容器の斜視図
で、Aはアルミ箔による栓、Bは綿栓、Cはシリ
コン栓によるそれぞれの状態図、第13図は従来
のプラスチツク製の培養容器の斜視図である。 1……培養容器、2……容器本体、3……蓋、
4……底部、5,8……側壁、7……天板、11
……突縁、12,12′,12″……レンズ、13
……栓収納凹部、16……通気孔、17……突
堤、18……通気栓。
示す斜視図、第2図A,Bは第1図の−線に
おける蓋と容器本体との縦断面図、第3図は蓋の
レンズを3個とした場合の水平断面図、第4図は
同他の実施例を示す斜視図、第5図は第4図−
線における水平断面図、第6図および第7図は
フレネルレンズを用いた場合の実施例を示す蓋の
第5図相当図、第8図は同さらに他の実施例の斜
視図、第9図は同蓋の半部を縦断した正面図、第
10図は同平面図、第11図は本考案による培養
容器の積重ね状態を示す説明図、第12図は従来
の三角フラスコ型のガラス製培養容器の斜視図
で、Aはアルミ箔による栓、Bは綿栓、Cはシリ
コン栓によるそれぞれの状態図、第13図は従来
のプラスチツク製の培養容器の斜視図である。 1……培養容器、2……容器本体、3……蓋、
4……底部、5,8……側壁、7……天板、11
……突縁、12,12′,12″……レンズ、13
……栓収納凹部、16……通気孔、17……突
堤、18……通気栓。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 容器本体と、この容器本体の上部開放部を閉
止する蓋とを有する培養容器において、前記容
器本体および蓋を光透過性および耐熱性を有す
る薄肉プラスチツク材により形成し、前記容器
本体は培地を収容するための底部と浅い側壁と
を有していてその側壁の上端に蓋結合部を形成
し、前記蓋は天板と縦長の側壁とを有してその
側壁の下端に前記蓋結合部に結合可能な本体結
合部を形成し、前記蓋の側壁にレンズを設け、
このレンズを通じ側面から内部を拡大視し得る
ようにしたことを特徴とする培養容器。 2 前記蓋の天板に通気孔を有する栓収納凹部を
設け、この凹部内に湿式加熱殺菌処理に非収縮
の素材からなる通気栓を詰納したことを特徴と
する請求項1記載の培養容器。 3 前記蓋の天板の周縁上部に前記容器本体の底
部が嵌合し得る突縁を形成して容器を積み重ね
自在とするとともに、前記栓収納凹部の上部開
口部の周縁に前記突縁より高さの低い突堤を設
けたことを特徴とする請求項2記載の培養容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14363988U JPH04718Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14363988U JPH04718Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0263700U JPH0263700U (ja) | 1990-05-14 |
| JPH04718Y2 true JPH04718Y2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=31410639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14363988U Expired JPH04718Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04718Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017123818A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 大日本印刷株式会社 | 細胞容器 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP14363988U patent/JPH04718Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0263700U (ja) | 1990-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0618480Y2 (ja) | 培養容器 | |
| US8356725B2 (en) | Container and method for producing a connection between a lower part and an upper part of a container | |
| US3889416A (en) | Seedling tree growing apparatus | |
| DK2503870T3 (en) | Covers for plant culture media | |
| US4903432A (en) | Autoclavable, reusable, sterile plant growth system and method | |
| CN211185094U (zh) | 一种浇水均匀且可储水的卫生花盆 | |
| JPH04718Y2 (ja) | ||
| ES2978565T3 (es) | Componente articulado, y sistema mecánico que comprende dicho componente | |
| CN106386711A (zh) | 一种昆虫保湿培养方法及其装置 | |
| KR101164019B1 (ko) | 무병 우량 씨감자를 포함한 생물체의 대량생산용 배양용기 | |
| CN204498920U (zh) | 一种植物组织培养苗驯化装置 | |
| CN105532580B (zh) | 养殖箱 | |
| JPH0629040Y2 (ja) | 植物培養容器 | |
| CN209676927U (zh) | 一种自动补水花盆和一种带水位指示的蓄水花盆 | |
| JPS63287478A (ja) | 生物組織培養ボックス | |
| CN210298724U (zh) | 一种育苗盆 | |
| CN209806582U (zh) | 一种多用途育苗杯 | |
| CN107950239B (zh) | 组合式植物种植容器 | |
| JP2517105Y2 (ja) | 蘭等の植物栽培用ポット | |
| JPH0525440Y2 (ja) | ||
| WO2006077669A1 (ja) | 植木鉢 | |
| CN206791134U (zh) | 一种甘蔗根系培养容器 | |
| CN222764375U (zh) | 适用于北方地区的兰科植物栽植盆具 | |
| JP3245815U (ja) | 容器 | |
| CN213907888U (zh) | 一种用于奇异果培育的高成活率培养皿 |