JPH0472444B2 - - Google Patents
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- JPH0472444B2 JPH0472444B2 JP60112105A JP11210585A JPH0472444B2 JP H0472444 B2 JPH0472444 B2 JP H0472444B2 JP 60112105 A JP60112105 A JP 60112105A JP 11210585 A JP11210585 A JP 11210585A JP H0472444 B2 JPH0472444 B2 JP H0472444B2
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は交流き電線あるいは直流き電線のどち
らからでも電力供給が受けられる交直両用電車装
置に関するものである。
らからでも電力供給が受けられる交直両用電車装
置に関するものである。
我が国のように直流電化と交流電化とが共存す
るところや、ヨーロツパのようにいろいろな電化
方式をもつ国の間を直通運転する場合には多電気
方式の電気車が必要になる。
るところや、ヨーロツパのようにいろいろな電化
方式をもつ国の間を直通運転する場合には多電気
方式の電気車が必要になる。
我が国の在来線については直流1500V、単相交
流20KV、50Hzおよび60Hz電化区間があるので、
それらを通して運転する交直両用電車が多い。
流20KV、50Hzおよび60Hz電化区間があるので、
それらを通して運転する交直両用電車が多い。
従来の交直両用電車装置は、抵抗制御の直流電
車を基本にして、交流電化区間走行時には主変圧
器、主整流器を介して交流を直流に変える方式が
広く採用されている。
車を基本にして、交流電化区間走行時には主変圧
器、主整流器を介して交流を直流に変える方式が
広く採用されている。
第4図は従来の交直両用電車装置の構成図を示
すもので、BUSは交流又は直流のき電線、PTは
集電器、SW1,SW2は切換え器、TRは主変圧
器、RECは主整流器、Ldは直流リアクトル、Cd
は直流平滑コンデンサ、Rは可変抵抗器、DCM
は直流電動機である。
すもので、BUSは交流又は直流のき電線、PTは
集電器、SW1,SW2は切換え器、TRは主変圧
器、RECは主整流器、Ldは直流リアクトル、Cd
は直流平滑コンデンサ、Rは可変抵抗器、DCM
は直流電動機である。
直流き電区間では、切換え器SW1はb側に投入
され、SW2も投入される。故に直流平滑コンデン
サCdには、き電線の電圧DC1500Vが印加される。
され、SW2も投入される。故に直流平滑コンデン
サCdには、き電線の電圧DC1500Vが印加される。
直流電動機DCMの起動時は可変抵抗器Rを最
大にし、過大な電流が流れ込まないようにする。
大にし、過大な電流が流れ込まないようにする。
DCMの速度(列車の速度)が高くなるに従つ
て電動機の逆起動電力が大きくなり、電機子電流
が減少する。当該電機子電流が適当な値になるよ
うに可変抵抗器Rを徐々に減らしていく。最終的
にはRを短絡し、列車を加速する。列車が規定の
速度に達したところで再び可変抵抗器Rを最大に
し、回路を開放して、だ行運転する。ブレーキは
機械ブレーキである。
て電動機の逆起動電力が大きくなり、電機子電流
が減少する。当該電機子電流が適当な値になるよ
うに可変抵抗器Rを徐々に減らしていく。最終的
にはRを短絡し、列車を加速する。列車が規定の
速度に達したところで再び可変抵抗器Rを最大に
し、回路を開放して、だ行運転する。ブレーキは
機械ブレーキである。
交流き電区間は、切換え器SW1をa側に投入
し、SW2を開放する。主変圧器TRによつて降圧
し、それを主整流器RECで整流する。RECによ
つて交流は直流に変換され、直流リアクトルLd
を介して、直流平滑コンデンサCdに充電される。
し、SW2を開放する。主変圧器TRによつて降圧
し、それを主整流器RECで整流する。RECによ
つて交流は直流に変換され、直流リアクトルLd
を介して、直流平滑コンデンサCdに充電される。
平滑コンデンサCdの電圧VdはDC1500Vになる
ように主変圧器TRの2次電圧Vsが選ばれる。
ように主変圧器TRの2次電圧Vsが選ばれる。
直流電動機の駆動方式は、直流き電の場合と同
じである。
じである。
このような従来の交直両用電車装置は、構成が
簡単で経済的に優れているが、次のような問題点
がある。
簡単で経済的に優れているが、次のような問題点
がある。
(1) 電動機の速度を可変抵抗器Rの大きさを変え
ることによつて制御しているため、列車の加減
速運転のたびに抵抗器Rに電力を消費させるこ
とになり、エネルギーが無駄になる。
ることによつて制御しているため、列車の加減
速運転のたびに抵抗器Rに電力を消費させるこ
とになり、エネルギーが無駄になる。
(2) 列車を減速させるには機械ブレーキ又は発電
ブレーキをかけるしかない。発電ブレーキは、
DCMの機械エネルギーを抵抗器Rに電気エネ
ルギーとして消費させるので、やはりエネルギ
ーは無駄になる。また、列車の速度が遅い場合
はブレーキのききが悪く、機械ブレーキにたよ
らざるを得ない。
ブレーキをかけるしかない。発電ブレーキは、
DCMの機械エネルギーを抵抗器Rに電気エネ
ルギーとして消費させるので、やはりエネルギ
ーは無駄になる。また、列車の速度が遅い場合
はブレーキのききが悪く、機械ブレーキにたよ
らざるを得ない。
(3) 第5図は主整流器RECの入力電圧Vsと入力
電流Isの波形を示したものであるが、入力電流
Isは図示如く矩形波形電流となり、第3、第
5、第7、……の高調波成分を多く含んでお
り、通信障害の原因をひきおこしている。
電流Isの波形を示したものであるが、入力電流
Isは図示如く矩形波形電流となり、第3、第
5、第7、……の高調波成分を多く含んでお
り、通信障害の原因をひきおこしている。
(4) 列車には車内照明やクーラ等の補機に電力を
供給する必要があるが、従来の装置ではバツテ
リ等の補機電源を別に設けなければならなかつ
た。最近は補機が消費する電力が増大し、上記
補機電源の容量はますます大きくなる傾向を示
している。
供給する必要があるが、従来の装置ではバツテ
リ等の補機電源を別に設けなければならなかつ
た。最近は補機が消費する電力が増大し、上記
補機電源の容量はますます大きくなる傾向を示
している。
本発明は以上に鑑みてなされたもので、交流き
電区間での運転での入力電流高調波の低減を図
り、回生ブレーキによる省エネルギーを達成し、
かつ補機電源の確保を容易にした交直両用電車装
置を提供することを目的とする。
電区間での運転での入力電流高調波の低減を図
り、回生ブレーキによる省エネルギーを達成し、
かつ補機電源の確保を容易にした交直両用電車装
置を提供することを目的とする。
本発明は従来の主整流器RECに代り、パルス
幅変調制御される電力変換器(PWMコンバータ
と呼ぶ)を用意し、交流き電区間での運転では、
当該PWMコンバータによつて、直流平滑コンデ
ンサの電圧がほぼ一定となるように入力電流Isを
電源電圧Vsと同相(力率=1)の正弦波(高調
波が小)に制御している。故に、回生ブレーキを
かけることにより電動機の機械エネルギーを電気
エネルギーとして電源にもどすことが可能とな
り、省エネルギーが達成でき、また入力電流は正
弦波となるための高調波の低減を図ることができ
る。
幅変調制御される電力変換器(PWMコンバータ
と呼ぶ)を用意し、交流き電区間での運転では、
当該PWMコンバータによつて、直流平滑コンデ
ンサの電圧がほぼ一定となるように入力電流Isを
電源電圧Vsと同相(力率=1)の正弦波(高調
波が小)に制御している。故に、回生ブレーキを
かけることにより電動機の機械エネルギーを電気
エネルギーとして電源にもどすことが可能とな
り、省エネルギーが達成でき、また入力電流は正
弦波となるための高調波の低減を図ることができ
る。
また補機電源は主変圧器の第3次巻線から取り
出し、交流き電区間ではき電線から主変圧器を介
して直流電力供給を受け、かつ、直流き電区間で
は前記PWMコンバータを停電圧、低周波数の直
流/交流変換器として動作させ、主変圧器を介し
て補機に電力を供給することができる。
出し、交流き電区間ではき電線から主変圧器を介
して直流電力供給を受け、かつ、直流き電区間で
は前記PWMコンバータを停電圧、低周波数の直
流/交流変換器として動作させ、主変圧器を介し
て補機に電力を供給することができる。
第1図は本発明の交直両用電車装置の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
図中、BUSは交流又は直流き電線、PTは集電
器、SW1,SW2は切換器、TRは主変圧器、Lsは
交流リアクトル、CONVはパルス幅変調制御
(PWM制御)される電力変換器(以下、PWMコ
ンバータと呼ぶ)、Cdは直流平滑コンデンサ、
INVは直流を可変電圧可変周波数の3相交流に
変換するインバータ(VVVFインバータと呼
ぶ)、IMは誘導電動機、LDは補機を各々表わす。
器、SW1,SW2は切換器、TRは主変圧器、Lsは
交流リアクトル、CONVはパルス幅変調制御
(PWM制御)される電力変換器(以下、PWMコ
ンバータと呼ぶ)、Cdは直流平滑コンデンサ、
INVは直流を可変電圧可変周波数の3相交流に
変換するインバータ(VVVFインバータと呼
ぶ)、IMは誘導電動機、LDは補機を各々表わす。
PWMコンバータCONVは自己消弧能力のある
素子、例えばゲートターンオフサイリスタ4個で
単相プリツジ結線し、ホイーリングダイオードを
逆並列に接続した公知の回路(特開昭59−61475)
で構成されている。
素子、例えばゲートターンオフサイリスタ4個で
単相プリツジ結線し、ホイーリングダイオードを
逆並列に接続した公知の回路(特開昭59−61475)
で構成されている。
また、VVVFインバータINVはやはり自己消
弧能力のある素子(ゲートターンオフサイリスタ
等)6個での3相ブリツジ結線し、ホイーリング
ダイオードを逆並列に接続した回路(特開昭59−
61475を参照)で構成されている。インバータ
INVは誘導電動機IMに可変電圧可変周波数の3
相交流電流を供給するもので、IMのすべり周波
数を正の値にして制御することにより加速トルク
を得、逆にすべり周波数を負の値にして制御する
ことにより減速トルク(すなわち回生ブレーキト
ルク)を得て、速度制御を行つている。
弧能力のある素子(ゲートターンオフサイリスタ
等)6個での3相ブリツジ結線し、ホイーリング
ダイオードを逆並列に接続した回路(特開昭59−
61475を参照)で構成されている。インバータ
INVは誘導電動機IMに可変電圧可変周波数の3
相交流電流を供給するもので、IMのすべり周波
数を正の値にして制御することにより加速トルク
を得、逆にすべり周波数を負の値にして制御する
ことにより減速トルク(すなわち回生ブレーキト
ルク)を得て、速度制御を行つている。
交流き電区間では、切換え機SW1はa側に投入
され、SW2は開放される。
され、SW2は開放される。
主変圧器TRの1次巻線は上記切換え器SW1の
a側端子とアース端子(レール)に接続され、2
次巻線は交流リアクトルLsを介して前記PWMコ
ンバータの交流側端子に接続されている。また、
第3の巻線が補機に接続されている。
a側端子とアース端子(レール)に接続され、2
次巻線は交流リアクトルLsを介して前記PWMコ
ンバータの交流側端子に接続されている。また、
第3の巻線が補機に接続されている。
第2図は、第1図の装置のPWMコンバータ部
の制御動作を説明するためのブロツク図である。
の制御動作を説明するためのブロツク図である。
図中、VSDは電源電圧検出器、CV,CIは比較
器、GV,GIは制御補償回路、AD1,AD2は加算
器、MLは乗算器、Ksは演算増幅器、OSCは単相
正弦波発振器、ASはアナログスイツチ、PWM
はパルス幅変調制御回路である。
器、GV,GIは制御補償回路、AD1,AD2は加算
器、MLは乗算器、Ksは演算増幅器、OSCは単相
正弦波発振器、ASはアナログスイツチ、PWM
はパルス幅変調制御回路である。
交流き電区間ではアナログスイツチASはa側
に接続されている。
に接続されている。
まず、入力電流Isの制御動作を説明する。
入力電流Isは第1図の装置の変流器CTsによつ
て検出される。比較器CIによつて電流指令値I* sと
電流検出値Isを比較し、偏差εI=I* s−Isを求める。
当該偏差εIを制御補償回路GIに入力し、比例増幅
あるいは積分増幅を行う。ここでは説明を簡単に
するため、GIは比例要素のみとし、GI=−KIと
する。符号を負の値にしたのは、入力電流Isの向
きを第1図に示した方向を正としたためである。
て検出される。比較器CIによつて電流指令値I* sと
電流検出値Isを比較し、偏差εI=I* s−Isを求める。
当該偏差εIを制御補償回路GIに入力し、比例増幅
あるいは積分増幅を行う。ここでは説明を簡単に
するため、GIは比例要素のみとし、GI=−KIと
する。符号を負の値にしたのは、入力電流Isの向
きを第1図に示した方向を正としたためである。
制御補償回路GIの出力−KI・εIは加算器AD2を
介して、演算増幅器Ksの出力と加算され、PWM
制御回路PWMに入力信号eiとして入力される。
介して、演算増幅器Ksの出力と加算され、PWM
制御回路PWMに入力信号eiとして入力される。
PWM制御回路PWMは上記入力信号eiに比例
した電圧VcをPWMコンバータの交流側端子に発
生させるように、コンバータCONVをパルス幅
変調制御するもので、詳しくは特開昭59−61475
号に開示されている。
した電圧VcをPWMコンバータの交流側端子に発
生させるように、コンバータCONVをパルス幅
変調制御するもので、詳しくは特開昭59−61475
号に開示されている。
ここで、入力電流Isをコンバータ電圧Vcによつ
て制御する場合、電源電圧Vsは外乱となる。
て制御する場合、電源電圧Vsは外乱となる。
従つて、上記外乱を取り除くために、次に述べ
る様な回路により、入力電流Isの大きさに関係な
く電源電圧Vs分を予めコンバータ側から発生さ
せるようにしている。
る様な回路により、入力電流Isの大きさに関係な
く電源電圧Vs分を予めコンバータ側から発生さ
せるようにしている。
すなわち、電源電圧Vsを電圧検出器VSDで検
出し、この電源電圧Vsに同期した単位正弦波
sinwtを得ている。この単位正弦波sinωtは演算増
幅器Ksを介してKs倍され、Kssinωtとして加算器
AD2を介して、制御補償回路GIの出力−KI・εIと
加算され、PWM制御回路PWMに入力信号eiと
して入力される。
出し、この電源電圧Vsに同期した単位正弦波
sinwtを得ている。この単位正弦波sinωtは演算増
幅器Ksを介してKs倍され、Kssinωtとして加算器
AD2を介して、制御補償回路GIの出力−KI・εIと
加算され、PWM制御回路PWMに入力信号eiと
して入力される。
この時、Is=Is *であれば、制御補償回路GIの出
力−KI・εIの出力は0となるので、PWM制御回
路PWMへ入力信号eiは、 ei=Kssinωt となる。
力−KI・εIの出力は0となるので、PWM制御回
路PWMへ入力信号eiは、 ei=Kssinωt となる。
また、コンバータCONVの出力電圧Vcは、変
換定数をKcとした場合、PWM制御回路PWMの
入力信号eiに対して、 Vc=Kcei の関係があるので、演算増幅器Ksの定数を Ks=Vsn/Kc (Vsnは電源電圧波高値で一定値) に選べば、 Vc=Kcei=KcKssinωt =Vsnsinωt=Vs となり、コンバータCONVの出力電圧Vcは電源
電圧Vsに一致するので、外乱は補償される。
換定数をKcとした場合、PWM制御回路PWMの
入力信号eiに対して、 Vc=Kcei の関係があるので、演算増幅器Ksの定数を Ks=Vsn/Kc (Vsnは電源電圧波高値で一定値) に選べば、 Vc=Kcei=KcKssinωt =Vsnsinωt=Vs となり、コンバータCONVの出力電圧Vcは電源
電圧Vsに一致するので、外乱は補償される。
いま、入力電流Isの増減を簡単にするために、
便宜上Is=0を中心として動作を説明する。
便宜上Is=0を中心として動作を説明する。
Is=Is *の場合には、偏差εI=0となるので、上
述したようにVs=Vcとなり、交流リアクトルLs
に印加される電圧は、 VL=Vs−Vc=0 となり、入力電流Isは増減しない。
述したようにVs=Vcとなり、交流リアクトルLs
に印加される電圧は、 VL=Vs−Vc=0 となり、入力電流Isは増減しない。
Is *>Isとなつた場合、偏差εIは正の値となり、
ei=−KI・εI+Kssinωtが減少し、その結果Vcが
Vsより小さくなつて、入力電流Isを第1図の矢印
の方向に増加させる。
ei=−KI・εI+Kssinωtが減少し、その結果Vcが
Vsより小さくなつて、入力電流Isを第1図の矢印
の方向に増加させる。
逆にIs *<Isとなつた場合、εI<0となり、eiを
増加させ、Vc>Vsとなり、入力電流Isを減少させ
る。結果的にはI* s≒Isとなつて落ち着く。
増加させ、Vc>Vsとなり、入力電流Isを減少させ
る。結果的にはI* s≒Isとなつて落ち着く。
従つて、電流指令値I* sを正弦波状に変化させて
も実電流Isはそれに追従して制御され、I* s≒Isに
制御される。
も実電流Isはそれに追従して制御され、I* s≒Isに
制御される。
次に、直流電圧Vdの制御動作を説明する。
平滑コンデンサCdの直流電圧Vdを絶縁増幅器
を使つて検出し、比較器CVに入力する。比較器
CVは電圧指令値V* dと上記検出値Vdを比較し、偏
差εV=V* d−Vdを求めて、次の制御補償回路GVに
入力する。GVは比例要素あるいは積分要素等に
よつて構成されるが、ここでは説明を簡単にする
ため、比例要素KVだけとして説明する。制御補
償回路GVの出力KV・εVは加算器ADIを介して乗
算器MLに入力される。また、乗算器MLの他方
の入力端子には前述の単位正弦波sinωtが入力さ
れ、次の演算が行なわれる。
を使つて検出し、比較器CVに入力する。比較器
CVは電圧指令値V* dと上記検出値Vdを比較し、偏
差εV=V* d−Vdを求めて、次の制御補償回路GVに
入力する。GVは比例要素あるいは積分要素等に
よつて構成されるが、ここでは説明を簡単にする
ため、比例要素KVだけとして説明する。制御補
償回路GVの出力KV・εVは加算器ADIを介して乗
算器MLに入力される。また、乗算器MLの他方
の入力端子には前述の単位正弦波sinωtが入力さ
れ、次の演算が行なわれる。
I* s=Im・sinωt
この信号I* sは、前述の入力電流Isの指令値にな
るもので、その振幅値Inは、電圧制御の偏差εVに
比例した値となつている。また、指令値I* sは電源
電圧Vs=Van・sinωtに同期した正弦波になつて
いる。
るもので、その振幅値Inは、電圧制御の偏差εVに
比例した値となつている。また、指令値I* sは電源
電圧Vs=Van・sinωtに同期した正弦波になつて
いる。
V* d>Vdとなつた場合、偏差εVは正の値となり、
電流波高値Inを正の値にして、電源から有効電力
Ps=Vs・Is=Van・In・(sinωt)2が供給される。
この結果、平滑コンデンサCdにはエネルギー1/2
CdV2 d=Ps・tが蓄積され、直流電圧Vdを増大さ
せる。
電流波高値Inを正の値にして、電源から有効電力
Ps=Vs・Is=Van・In・(sinωt)2が供給される。
この結果、平滑コンデンサCdにはエネルギー1/2
CdV2 d=Ps・tが蓄積され、直流電圧Vdを増大さ
せる。
逆に、V* d<Vdとなつた場合、εV<0となり、
波高値Inを負の値にして、有効電力を電源に回生
する。この結果、平滑コンデンサCdの蓄積エネ
ルギーは減少し、直流電圧Vdを減少させる。
波高値Inを負の値にして、有効電力を電源に回生
する。この結果、平滑コンデンサCdの蓄積エネ
ルギーは減少し、直流電圧Vdを減少させる。
最終的にV* d≒Vdとなつて落ち着く。
ここで加算器AD1に入力されるもう1つの入力
量k・ILを説明する。
量k・ILを説明する。
ILをインバータINVに供給される直流電流で電
流検出器CTLによつて検出される。インバータ側
で消費する有効電力PLは直流電圧をVd、直流電
流をILとした場合、PL=Vd・ILである。
流検出器CTLによつて検出される。インバータ側
で消費する有効電力PLは直流電圧をVd、直流電
流をILとした場合、PL=Vd・ILである。
ILが急変した場合、上記電力PLに見合う分の有
効電力Psを交流電源から供給してやれば、直流電
圧Vdの変動を小さくすることができる。
効電力Psを交流電源から供給してやれば、直流電
圧Vdの変動を小さくすることができる。
故に、Vd・IL=Van・In/2の関係を導入し、
In=k・IL=(2・Vd/Van)・ILを加算器AD1に
入力し、電圧制御応答の改善を図つているもので
ある。
In=k・IL=(2・Vd/Van)・ILを加算器AD1に
入力し、電圧制御応答の改善を図つているもので
ある。
以上のように交流き電区間では直流電圧Vdは
その指令値V* dに一致するようにほぼ一定値に制
御され、インバータINVに安定した直流電圧を
供給することができる。しかも交流電源から供給
される入力電流Isは電源電圧Vsと同相の正弦波に
制御され、入力力率=1に保持され、高調波含有
率がきわめて小さいシステムを提供することがで
きる。また、当然のことながら、電動機IMのす
べり周波数を負の値にすることにより、回転エネ
ルギーを一旦直流平滑コンデンサに蓄積し、それ
をさらに電源にもどす、いわゆる回生ブレーキを
かけることができ、省エネルギー化を図ることが
できる。さらに交流き電の場合、補機電源は主変
圧器TRを介して直接利用することができる利点
がある。
その指令値V* dに一致するようにほぼ一定値に制
御され、インバータINVに安定した直流電圧を
供給することができる。しかも交流電源から供給
される入力電流Isは電源電圧Vsと同相の正弦波に
制御され、入力力率=1に保持され、高調波含有
率がきわめて小さいシステムを提供することがで
きる。また、当然のことながら、電動機IMのす
べり周波数を負の値にすることにより、回転エネ
ルギーを一旦直流平滑コンデンサに蓄積し、それ
をさらに電源にもどす、いわゆる回生ブレーキを
かけることができ、省エネルギー化を図ることが
できる。さらに交流き電の場合、補機電源は主変
圧器TRを介して直接利用することができる利点
がある。
直流き電区間では、第1図の切換え器SW1はb
側に投入され、SW2もオンされる。VVVFイン
バータの動作は前述と同様である。
側に投入され、SW2もオンされる。VVVFイン
バータの動作は前述と同様である。
第2図の制御回路において、アナログスイツチ
ASはb側に接続される。すなわち、パルス幅変
調制御回路PWMの入力eiは、単相正弦波発生器
OSCから供給される。
ASはb側に接続される。すなわち、パルス幅変
調制御回路PWMの入力eiは、単相正弦波発生器
OSCから供給される。
OSCの出力V* d=V′n・sinω′tは交流き電の場合
の電源電圧Vs=Van・sinωtに相当する電圧を
PWMコンバータCONVから発生させもので、
V′n≒Van、ω′≒ωに選ばれる。しかし、完全に
一致必要はない。
の電源電圧Vs=Van・sinωtに相当する電圧を
PWMコンバータCONVから発生させもので、
V′n≒Van、ω′≒ωに選ばれる。しかし、完全に
一致必要はない。
この結果、コンバータCONVの変流電圧Vcと
しては定電圧、定周波数の単相交流が発生され、
主変圧器TRを介して補機LDに定電圧の交流を
供給することができる。
しては定電圧、定周波数の単相交流が発生され、
主変圧器TRを介して補機LDに定電圧の交流を
供給することができる。
すなわち、直流き電区間においては、PWMコ
ンバータCONVは補機電源となる。
ンバータCONVは補機電源となる。
第3図は、本発明装置の他の実施例を示す構成
図である。図の中の記号で、第1図に一致するも
のは、第1図の記号の説明に準ずる。図中、
CHOは直流チヨツパ装置、D1,D2はホイーリン
グダイオード、SW3は回生スイツチ、DCMは直
流電動機、WFはCDMの界磁巻線を各々示す。
図である。図の中の記号で、第1図に一致するも
のは、第1図の記号の説明に準ずる。図中、
CHOは直流チヨツパ装置、D1,D2はホイーリン
グダイオード、SW3は回生スイツチ、DCMは直
流電動機、WFはCDMの界磁巻線を各々示す。
PWMコンバータCONVの動作は第1図の説明
と同様なので省略する。
と同様なので省略する。
直流電動機DCMを加速する場合、まずスイツ
チSW3を投入し、直流チヨツパ装置CHOをオ
ン・オフ制御してDCMの電機子電流Iaを制御す
る。
チSW3を投入し、直流チヨツパ装置CHOをオ
ン・オフ制御してDCMの電機子電流Iaを制御す
る。
Iaを増加させれば、発生トルクが増大し加速さ
れ、Iaを減少させれば発生トルクは減少し、加速
度は小さくなる。
れ、Iaを減少させれば発生トルクは減少し、加速
度は小さくなる。
チヨツパCHOがオンでIaが増加し、オフでホ
イーリングダイオードD2を介してIaは減衰する。
イーリングダイオードD2を介してIaは減衰する。
電動機DCMに回生ブレーキをかけるときは、
スイツチSW3をオフし、介磁電流Ifを反転させ
る。すると、CHOがオンで、電機子電流Iaが、
DCM→D1→CHO→DCMを通つて増加し、CHO
がオフでIaが、DCM→D1→D+ d→D- d→D2→
DCMと流れて、平滑コンデンサCdを充電する。
すなわち、DCMの回転エネルギーが平滑コンデ
ンサCdに電気エネルギーとなつて蓄積される。
PWMコンバータCONVは直流電圧Vdが一定に
なるように制御しているから、Vdの上昇分は交
流電源に回生される。(交流き電の場合)直流き
電の場合には、Vdの上昇分は直接き電線にもど
される。
スイツチSW3をオフし、介磁電流Ifを反転させ
る。すると、CHOがオンで、電機子電流Iaが、
DCM→D1→CHO→DCMを通つて増加し、CHO
がオフでIaが、DCM→D1→D+ d→D- d→D2→
DCMと流れて、平滑コンデンサCdを充電する。
すなわち、DCMの回転エネルギーが平滑コンデ
ンサCdに電気エネルギーとなつて蓄積される。
PWMコンバータCONVは直流電圧Vdが一定に
なるように制御しているから、Vdの上昇分は交
流電源に回生される。(交流き電の場合)直流き
電の場合には、Vdの上昇分は直接き電線にもど
される。
すなわち、電機子電流Iaがほぼ一定になるよう
に回生ブレーキをかければ、ブレーキトルクは一
定になり安定したブレーキ力を得ることができ
る。
に回生ブレーキをかければ、ブレーキトルクは一
定になり安定したブレーキ力を得ることができ
る。
以上のように本発明装置は直流電動機を用いた
システムでも同様の効果を期待できるものであ
る。
システムでも同様の効果を期待できるものであ
る。
以上のように本発明の交直両用電車装置では、
交流き電区間での運転では、電源から供給される
入力電流は電源電圧と同相(又は逆相)の正弦波
に制御され、入力力率は常に1となり、入力電流
の高調波はきわめて小さくなる。また、回生運転
も自由にでき、省エネルギー化を図ることができ
る。さらに交流、直流き電区間を問わず補機電源
を確保することができ、従来必要であつたバツテ
リ等は省略することが可能となる。
交流き電区間での運転では、電源から供給される
入力電流は電源電圧と同相(又は逆相)の正弦波
に制御され、入力力率は常に1となり、入力電流
の高調波はきわめて小さくなる。また、回生運転
も自由にでき、省エネルギー化を図ることができ
る。さらに交流、直流き電区間を問わず補機電源
を確保することができ、従来必要であつたバツテ
リ等は省略することが可能となる。
第1図は本発明の交直両用電車装置の一実施例
を示す構成図、第2図は第1図の装置の動作を説
明するための制御ブロツク図、第3図は本発明装
置の他の実施例を示す構成図、第4図は従来装置
の構成図、第5図は第4図の装置の動作を説明す
るための動作波形図である。 BUS……交流又は直流き電線、PT……集電
器、SW1,SW2……切換え器、TR……主変圧
器、Ls……交流リアクトル、CONV……PWMコ
ンバータ、INV……VVVFインバータ、IM……
誘導電動機、LD……補機,CHO……直流チヨツ
パ装置、D1,D2……ホイーリングダイオード、
SW3……回生用スイツチ、DCM……直流電動機。
を示す構成図、第2図は第1図の装置の動作を説
明するための制御ブロツク図、第3図は本発明装
置の他の実施例を示す構成図、第4図は従来装置
の構成図、第5図は第4図の装置の動作を説明す
るための動作波形図である。 BUS……交流又は直流き電線、PT……集電
器、SW1,SW2……切換え器、TR……主変圧
器、Ls……交流リアクトル、CONV……PWMコ
ンバータ、INV……VVVFインバータ、IM……
誘導電動機、LD……補機,CHO……直流チヨツ
パ装置、D1,D2……ホイーリングダイオード、
SW3……回生用スイツチ、DCM……直流電動機。
Claims (1)
- 1 交流または直流き電線と、当該き電線に接触
する集電器と、交流/直流切換え器と、当該切換
え器の一方(交流側)の端子に1次巻線が接続さ
れた主変圧器と、上記切換え器の他方(直流側)
の端子に接続された直流平滑コンデンサと、前記
主変圧器の2次巻線に接続された交流リアクトル
と、当該交流リアクトルを介して前記主変圧器と
前記直流平滑コンデンサ間の電力変換を行うパル
ス幅変調制御の電力変換器と、前記直流平滑コン
デンサを直流電圧減として列車を駆動する電動機
に電力を供給する電動機駆動装置と、前記主変圧
器の3次巻線に接続された電車用補機と、前記集
電器が交流き電線から電力供給を受ける場合前記
平滑コンデンサの直流電圧がほぼ一定になるよう
に前記電力変換器の交流入力電流の値を制御する
手段と、前記集電器が直流き電線から電力供給を
受ける場合、前記電力変換器の交流側端子電圧が
ほぼ一定周波数一定電圧になるように制御する手
段とからなる交直両用電車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112105A JPS61273103A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 交直両用電車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112105A JPS61273103A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 交直両用電車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61273103A JPS61273103A (ja) | 1986-12-03 |
| JPH0472444B2 true JPH0472444B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14578268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60112105A Granted JPS61273103A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 交直両用電車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61273103A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0865811A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-08 | Toshiba Corp | 電気車制御装置 |
| JP2010200576A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Railway Technical Res Inst | 電力供給方法及び交直流電車用電源システム |
| JP5665823B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2015-02-04 | 株式会社東芝 | 電力変換装置 |
| JP5777669B2 (ja) * | 2013-08-09 | 2015-09-09 | 株式会社東芝 | 電気車用制御装置 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60112105A patent/JPS61273103A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61273103A (ja) | 1986-12-03 |
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