JPH0472859B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0472859B2 JPH0472859B2 JP58012007A JP1200783A JPH0472859B2 JP H0472859 B2 JPH0472859 B2 JP H0472859B2 JP 58012007 A JP58012007 A JP 58012007A JP 1200783 A JP1200783 A JP 1200783A JP H0472859 B2 JPH0472859 B2 JP H0472859B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermosetting resin
- microcapsules
- resins
- weight
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、保護ライニング材に適用し好適な耐
摩耗性に優れた熱硬化性樹脂組成物に関するもの
である。
摩耗性に優れた熱硬化性樹脂組成物に関するもの
である。
(従来の技術)
ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂等の熱硬
化性樹脂は、その優れた物性から、従来、工場、
事務所等の床材、歩車道等の路面材料、砕石プラ
ント等の保護ライニング材等に使用されている
が、これ等の用途において再施工が必要となる要
因は、摩耗による損傷である場合が圧倒的に多
く、従つて耐摩耗性を向上せしめ、できる限り長
期間にわたつて性能を発揮し続けることが望まれ
ている。
化性樹脂は、その優れた物性から、従来、工場、
事務所等の床材、歩車道等の路面材料、砕石プラ
ント等の保護ライニング材等に使用されている
が、これ等の用途において再施工が必要となる要
因は、摩耗による損傷である場合が圧倒的に多
く、従つて耐摩耗性を向上せしめ、できる限り長
期間にわたつて性能を発揮し続けることが望まれ
ている。
ところで、熱硬化性樹脂に耐摩耗性向上のため
シリコン油、弗素樹脂などを配合することは特公
昭40−13002号公報、特開昭51−107341号公報な
どに記載されて公知である。
シリコン油、弗素樹脂などを配合することは特公
昭40−13002号公報、特開昭51−107341号公報な
どに記載されて公知である。
しかし、これら公知のものは成形品を得る樹脂
材料に対するものであつて、その後の成形工程を
必須としており、保護ライニング材に適用されて
いる硬化剤を含有し常温硬化性のポリウレタン樹
脂又はエポキシ樹脂にそのまま適用するには適し
ていない。
材料に対するものであつて、その後の成形工程を
必須としており、保護ライニング材に適用されて
いる硬化剤を含有し常温硬化性のポリウレタン樹
脂又はエポキシ樹脂にそのまま適用するには適し
ていない。
(発明が解決しようとする課題)
本発明者らは、上述の事情に対処し、ライニン
グ剤として従来の熱硬化性樹脂の耐摩耗性を向上
せしめるべく鋭意検討を行い、その結果、常温硬
化性のポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂から選ば
れた熱硬化性樹脂にフツ素樹脂又はシリコーン樹
脂内包マイクロカプセルを所要量混入することに
より耐摩耗性を向上し得ることを知見し、本発明
を完成するに至つた。
グ剤として従来の熱硬化性樹脂の耐摩耗性を向上
せしめるべく鋭意検討を行い、その結果、常温硬
化性のポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂から選ば
れた熱硬化性樹脂にフツ素樹脂又はシリコーン樹
脂内包マイクロカプセルを所要量混入することに
より耐摩耗性を向上し得ることを知見し、本発明
を完成するに至つた。
もとより、油分をマイクロカプセル内に封入
し、樹脂と混合させることは特公昭48−43374号
公報などに記載され公知であるが、従来のかかる
混合物は軸受などの成形に使用され、母材の中に
油粒子が独立した細胞状に存在する含油プラスチ
ツク成形品とするもので、本発明の如きライニン
グ材に適用するものではない。
し、樹脂と混合させることは特公昭48−43374号
公報などに記載され公知であるが、従来のかかる
混合物は軸受などの成形に使用され、母材の中に
油粒子が独立した細胞状に存在する含油プラスチ
ツク成形品とするもので、本発明の如きライニン
グ材に適用するものではない。
即ち、本発明は特に前記熱硬化性樹脂と前記樹
脂内包マイクロカプセルの混合により保護ライニ
ング材としての熱硬化性樹脂組成物を提供し、従
来の保護ライニング層の耐摩耗性の大幅な向上を
図ることを目的とするものである。
脂内包マイクロカプセルの混合により保護ライニ
ング材としての熱硬化性樹脂組成物を提供し、従
来の保護ライニング層の耐摩耗性の大幅な向上を
図ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
しかして上記目的に適合する本発明は(イ)常温硬
化性のポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂から
なる群より選ばれた少なくとも1種の熱硬化性樹
脂および(ロ)フツ素樹脂、シリコーン樹脂からなる
群より選ばれる少なくとも1種を内包してなるマ
イクロカプセルを含有する組成物であつて、マイ
クロカプセルの含有量が1乃至60重量%である熱
硬化性樹脂組成物を提供するものである。
化性のポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂から
なる群より選ばれた少なくとも1種の熱硬化性樹
脂および(ロ)フツ素樹脂、シリコーン樹脂からなる
群より選ばれる少なくとも1種を内包してなるマ
イクロカプセルを含有する組成物であつて、マイ
クロカプセルの含有量が1乃至60重量%である熱
硬化性樹脂組成物を提供するものである。
上記本発明における熱硬化性樹脂としては公知
の熱硬化性樹脂が適宜使用可能であるが、施工の
迅速性および物性上より特に常温硬化性のポリウ
レタン系樹脂もしくはエポキシ系樹脂は最も好適
である。
の熱硬化性樹脂が適宜使用可能であるが、施工の
迅速性および物性上より特に常温硬化性のポリウ
レタン系樹脂もしくはエポキシ系樹脂は最も好適
である。
またマイクロカプセルに内包されるフツ素樹
脂,シリコーン樹脂としても公知のものが使用さ
れるが、これらは常温でグリース状であることが
好ましい。
脂,シリコーン樹脂としても公知のものが使用さ
れるが、これらは常温でグリース状であることが
好ましい。
なお、マイクロカプセル化は既知のいずれの方
法によつても容易に行うことができる。
法によつても容易に行うことができる。
本発明の熱硬化性樹脂組成物は、上記した熱硬
化性樹脂およびマイクロカプセルを十分混合する
ことにより得られるが、組成物中のマイクロカプ
セルの含有量は1乃至60重量%であることが肝要
である。この場合、含有されるマイクロカプセル
の量が1重量%より少ない場合には十分な耐摩耗
性が得られず、また60重量%を越える場合には硬
化物の引つ張り、引き裂き強さ等の物性が低下す
るので好ましくない。
化性樹脂およびマイクロカプセルを十分混合する
ことにより得られるが、組成物中のマイクロカプ
セルの含有量は1乃至60重量%であることが肝要
である。この場合、含有されるマイクロカプセル
の量が1重量%より少ない場合には十分な耐摩耗
性が得られず、また60重量%を越える場合には硬
化物の引つ張り、引き裂き強さ等の物性が低下す
るので好ましくない。
なお、本発明の熱硬化性樹脂組成物には、必要
に応じて、酸化チタン等の顔料、クレー等のフイ
ラー、消泡剤、酸化防止剤、分散安定剤、ダレ止
め剤等の添加剤を添加することができる。
に応じて、酸化チタン等の顔料、クレー等のフイ
ラー、消泡剤、酸化防止剤、分散安定剤、ダレ止
め剤等の添加剤を添加することができる。
(作用)
本発明組成物によれば、これを前記保護ライニ
ング材等として使用したとき、熱硬化性樹脂硬化
物ライニング材の耐摩耗性は著しく改良され、加
えて作業性も改善される。
ング材等として使用したとき、熱硬化性樹脂硬化
物ライニング材の耐摩耗性は著しく改良され、加
えて作業性も改善される。
(実施例)
以下、本発明を実施例により説明する。例中、
部は重量部を表わす。
部は重量部を表わす。
実施例 1
スミカダインF310(硬化材含有ポリウレタン樹
脂系組成物、住友化学社品)100重量部に常温で
の動粘度が50cSt(センチストークス)のポリジメ
チルシロキサンを内包するマイクロカプセル(松
本油脂社品)20重量部を添加し、充分に攪拌棒で
混合し組成物を得、これを離型剤を予め塗布した
ガラス板上に流し込み、厚さ2mmのシート状に注
型した。7日間室温にて養生した後、荷重1Kg、
1000回転の条件下で、テーバー式耐摩耗性試験を
行つた。その結果、摩耗輪H22での重量損失は40
mgであつた。
脂系組成物、住友化学社品)100重量部に常温で
の動粘度が50cSt(センチストークス)のポリジメ
チルシロキサンを内包するマイクロカプセル(松
本油脂社品)20重量部を添加し、充分に攪拌棒で
混合し組成物を得、これを離型剤を予め塗布した
ガラス板上に流し込み、厚さ2mmのシート状に注
型した。7日間室温にて養生した後、荷重1Kg、
1000回転の条件下で、テーバー式耐摩耗性試験を
行つた。その結果、摩耗輪H22での重量損失は40
mgであつた。
比較例 1
マイクロカプセルを添加せずに実施例1と同様
に行つた実験では、重量損失は110mgであつた。
に行つた実験では、重量損失は110mgであつた。
実施例 2
トーコー(Toko)エスエポ#500(硬化剤含有
エポキシ系樹脂組成物、東興アスフアルト社品)
100重量部に、常温で10000cStのポリジメチルシ
ロキサンを内包したマイクロカプセル(松本油脂
社品)40重量部を加え、攪拌棒で充分混合を行
い、組成物を得、これを予め、離型剤を塗布した
ガラス板上に流し込み、厚さ2mmのシート状に注
型した。3日間放置後、得られたシートを、実施
例1と同様にして摩耗試験を行つたところ、摩耗
による重量損失は30mgであつた。
エポキシ系樹脂組成物、東興アスフアルト社品)
100重量部に、常温で10000cStのポリジメチルシ
ロキサンを内包したマイクロカプセル(松本油脂
社品)40重量部を加え、攪拌棒で充分混合を行
い、組成物を得、これを予め、離型剤を塗布した
ガラス板上に流し込み、厚さ2mmのシート状に注
型した。3日間放置後、得られたシートを、実施
例1と同様にして摩耗試験を行つたところ、摩耗
による重量損失は30mgであつた。
比較例 2
実施例2において、マイクロカプセルを添加せ
ずに摩耗試験を行つた結果、摩耗による重量損失
は130mgであつた。
ずに摩耗試験を行つた結果、摩耗による重量損失
は130mgであつた。
(発明の硬化)
本発明熱硬化性樹脂組成物は以上のようにフツ
素樹脂、シリコーン樹脂からなる群より選ばれた
少なくとも1種を内包してなるマイクロカプセル
をポリウレタン系樹脂又はエポキシ系樹脂からな
る熱硬化性樹脂に所定量混合組成せしめたもので
あり、従来保護ライニング材に適用されている熱
硬化性樹脂に比し耐摩耗性が著しく向上し、摩耗
による損傷を大幅に低減して性能を長期にわたり
維持することができると共に、マイクロカプセル
に内包して混合するため、熱硬化性樹脂との混合
も容易で、かつ保護ライニング作業に際しても作
業性を著しく良好ならしめることができる。
素樹脂、シリコーン樹脂からなる群より選ばれた
少なくとも1種を内包してなるマイクロカプセル
をポリウレタン系樹脂又はエポキシ系樹脂からな
る熱硬化性樹脂に所定量混合組成せしめたもので
あり、従来保護ライニング材に適用されている熱
硬化性樹脂に比し耐摩耗性が著しく向上し、摩耗
による損傷を大幅に低減して性能を長期にわたり
維持することができると共に、マイクロカプセル
に内包して混合するため、熱硬化性樹脂との混合
も容易で、かつ保護ライニング作業に際しても作
業性を著しく良好ならしめることができる。
Claims (1)
- 1 (イ)常温硬化性のポリウレタン系樹脂、エポキ
シ系樹脂からなる群より選ばれた少なくとも1種
の熱硬化性樹脂及び(ロ)フツ素樹脂、シリコーン樹
脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を内包
してなるマイクロカプセルを含有する組成物であ
つて、マイクロカプセルの含有量が1乃至60重量
%であることを特徴とするライニング材用熱硬化
性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012007A JPS59136348A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | ライニング材用熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012007A JPS59136348A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | ライニング材用熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136348A JPS59136348A (ja) | 1984-08-04 |
| JPH0472859B2 true JPH0472859B2 (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=11793526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58012007A Granted JPS59136348A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | ライニング材用熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136348A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE50013562D1 (de) * | 2000-06-20 | 2006-11-16 | Abb Research Ltd | Vergussmassen für die Herstellung von elektrischen Isolierungen |
| JP5141857B2 (ja) * | 2006-09-08 | 2013-02-13 | 信越化学工業株式会社 | エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 |
| WO2009055772A1 (en) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Solvent-promoted self-healing materials |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4843374A (ja) * | 1971-10-02 | 1973-06-22 | ||
| JPS51107341A (ja) * | 1975-03-18 | 1976-09-22 | Sumitomo Electric Industries | Ganyupurasuchitsukusoseibutsu |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP58012007A patent/JPS59136348A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136348A (ja) | 1984-08-04 |
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