JPH0473688A - グランドピアノの弱音装置 - Google Patents

グランドピアノの弱音装置

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JPH0473688A
JPH0473688A JP2264502A JP26450290A JPH0473688A JP H0473688 A JPH0473688 A JP H0473688A JP 2264502 A JP2264502 A JP 2264502A JP 26450290 A JP26450290 A JP 26450290A JP H0473688 A JPH0473688 A JP H0473688A
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Nobuo Sugiyama
杉山 伸郎
Katsuo Ito
勝男 伊藤
Yasutoshi Kaneko
保敏 兼子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、グランドピアノに組み込まれる、打鍵操作時
等の発音を通常の時より小さくさせる弱音装置に関する
「従来の技術」 第9図はグランドピアノの公知の鍵駆動装置の一例を示
すものである。
従来の弱音装置を説明する前に、この図に基づき鍵駆動
装置について簡単に説明すると、符号1は棚板2上にX
を中心に鉛直方向回動自在に配される鍵である。鍵lの
奥部上方(この明細書において、第9図中右側を手前側
、左側を奥側とする)に位置するサポートレール3には
サポート4がビン4aを中心に鉛直方向回動自在に設け
られている。サポート4は、その下面に取り付けられた
サポートヒール5が、鍵1に植設されたキャブスタンス
クリュウ6に当接されることによって角度位置が決定さ
れる。サポート4の揺動先端部にはジャック7がビン7
aを中心に揺動自在に支持されている。
また、符号9はンヤンクレールであり、そこには/ヤン
クフレンジlOに取り付けられたビン11aを中心に、
ハンマー11が鉛直揺動自在に取り付けられている。ハ
ンマー11は、弦12を打つハンマーフェルト13とそ
れを支持するシャンク部14からなっており、前記鍵l
が打鍵操作されるとき、/ヤンク部14はジャック7の
先端にローラ15を介して押圧されて回動する。
なお、17はダンパーであり、鍵1の奥端によって、タ
ンパレバー18、ダンパーワイヤ19を介して操作され
る。
上記鍵駆動装置において、鍵1を打鍵操作すると、鍵は
Xを中心に時計方向へ回転する。それに伴いサポート4
は、下面をキャプスタンスクリュウ6およびサポートヒ
ール5を介して押圧され、ビン4aを中心に反時計方向
へ回転し、ジャック7およびローラ15を介してハンマ
ー/ヤング部14を押し上げる。この結果、ハンマー1
1はビンllaを中心に時計方向へ回転しハンマーフェ
ルト13で弦12を打って発音させる。
この発音のとき、ダンパー17は、ダンパーレバー18
およびダンパーワイヤ19を介し鍵lの奥端部分に操作
されて持ち上がっているが、その後押圧力が解除されて
鍵1が元の位置に復帰すると、自重により下降して弦1
2に触れて止音させる。
第10図は上記鍵駆動装置における鍵1とサポート4と
の関係を示す模式図である。
鍵1の打鍵操作に伴うサポート4の動きは上述した通り
であり、このときの鍵1の手前側端部の動きとサポート
4の揺動先端(ジャック支持用のビン7a)との関係は
、第11図に示すように、鍵lの手前側端部の下降量(
あがき!!l)に比例してサポート4の揺動先端の上昇
量が増加する関係となる。
ビン7aの上昇量は、鍵1のバランス比A−B(鍵lの
先端から支点Xまでの距離Δと、支点Xからキャプスタ
ンスクリュウ6までの長さBとの比)と、サポート4の
レバー比C:D (サポート4の回転中心4aからキャ
プスタンスクリュウ6との当接部までの長さCとサポー
ト4の回転中心4aからビン7aまでの長さDとの比)
によって決定される。
ところで、グランドピアノにおける従来の弱音装置とし
ては、ハンマー11の位置を横、すなわち鍵配列方向に
ずらし、打つ弦の数を減らすことによって音を小さくす
る構造のものがある。
また、他の簡易な弱音装置として、弦12とハンマー1
1との間に、マフラーフェルト等を介在させ、これによ
り、ハンマー11の打弦力を弱める構造のものがある。
「発明が解決しようとする課題」 上記した従来のグランドピアノの弱音装置のうち前者に
あっては、音色を変更できても、必ずしも音量は下がら
ないという問題があった。
また、後者にあっては、高音域の音量は小さくできるが
、中音域あるいは低音域の音量は期待した程下がらず、
かつ、音色は高次倍音程消されてしまうため、張りのな
い音になってしまう欠点があった。加えて、自動演奏装
置において上記マフラーフェルトによる弱音を行う場合
、フェルトの反作用により弱い音が忠実に再現できなく
なり、機能を果たさなくなるおそれもあった。
なお、主にアップライトピアノであるが、打弦距離を縮
める目的でハンマー11を弦12側に近付ける構造のも
のもあるが、この種の弱音装置をグランドビア/に適用
する場合には、ノ・ンマー11の反力が鍵lに伝わらな
くなり鍵1の重R/<ランス上、支点Xより奥方の鍵部
分が持ち上がる。
このため、鍵lの奥端がダンパーレバー18を持ち上げ
てしまい、ダンパー機能が果たせなくなる欠点が生じる
。また、打鍵操作初期ではI\ンマー11が動かないこ
とから(ロストモーフ日ン)、鍵タッチ感が悪い欠点も
ある。
本発明は上記した問題点を解消せんとして成されたもの
であり、その目的は、ロストモーションがなく良好なタ
ッチ感が得られ、自動演奏時の連打特性が改善でき、か
つダンパー機能を損なわせることなく音量を下げること
ができるグランドピアノの弱音装置を提供することを目
的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明では係る目的を達成するために、棚板上の回転中
各回りに鉛直方向揺動自在に配設された鍵と、該鍵の回
動中心より長手方向奥側上部に突設されたキャプスタン
ボタンと、鍵の奥部上方に位置するサポートレールに鉛
直方向回動自在に設けられ、かつ下面に前記キャプスタ
ンボタンが当接して、鍵の回動に伴い前記サポートレー
ルとの連結部分である回動中心回りに回動されるサポー
トと、該サポートの揺動先端部に回動自在に連結され、
上記サポートの動きに連動して弦打撃用のハンマーに鍵
側からの作用力を伝達するジャックと、上記鍵の上面で
あって上記キャプスタンボタンと該鍵の回転中心との間
と、上記サポートの下面であって上記キャプスタンボタ
ンの当接部とジャック連結部との間に介装された打鍵力
伝達部材と、を備えたことを特徴とするものである。
「作用」 本発明の弱音装置において打鍵操作すれば、鍵の奥側が
上昇する力は、初期においては、キャプスタンボタンと
は別に設けた打鍵力伝達部材によりサポート側へ伝達さ
れ、キャプスタンボタンがサポートに当接した後におい
ては、このキャプスタンボタンを介してサポート側へ伝
達される。
このように、鍵の打鍵力をサポートへ伝達する部材が、
打鍵操作途中で自動的に切り替わる。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1実施例 第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示す。なお
、この実施例において、従来例と同一構成要素には同一
符号を付しその説明を省略する。
第1図に示すように、鍵1の上面であって上記キャプス
タンスクリュウ6と該鍵1め回転中心Xとの間と、上記
サポート4の下面であって上記キャプスタンスクリュウ
6の当接部とジャック連結部(ジャックピン7a)との
間には、第2のキャプスタンスクリュウ21が(以下の
説明において、従来からあるキャプスタンスクリュウ6
を第1のキャプスタンスクリュウ6と称する)、それぞ
れの鍵1に対応して上下動自在に介装されている。
第2のキャプスタンスクリュウ21は個々に長さ調整で
きるようになっていて、鍵1のそれぞれの動きを個々に
サポート4に伝えるものである。キャプスタンボタン2
1はホルダ22によって上下動自在に支持され(第2図
参照)、ホルダ22は、シャンクレール9に支持された
アーム23の先端に取り付けられている。
アーム23は回転自在に設けられ、必要に応じて前記第
2のキャプスタンスクリュウ21を鍵1とサポート4と
の間に介在させる第1図に示す状態(弱音演奏状態)と
、それを解除させる状態(通常演奏状態)とに切り替え
られるようになっている。切替手段としては、ノブ管を
介し手動によってアーム23を回転させる機構、ペダル
機構と連動しペダル操作によってアーム23を回転させ
る機構、あるいは自動演奏の場合等においてはMPU制
御のアクチュエータ駆動(例えば、ギャードモータによ
る駆動)等が考えられる(共に図示略)なお、アーム2
3と連動し、ハンマーシャンク14を必要に応じて持ち
上げるリフトアーム24を配設してもよい。リフトアー
ム24の先端にはフェルト等の弾性部材24aを設ける
。このように構成すると、アーム23回転時の負荷軽減
効果および弱音演奏時のハンマー戻りによるiIi撃の
アクシタン系への伝達遮断効果を奏する。
次に、上記構成の鍵駆動機構の弱音装置の作用について
説明する。
A1弱音演奏 適宜手段(手動操作、ペダル操作等)によりアーム23
を回転させて、第2のキャブスタンスクリ二つ21を鍵
1とサポート4との間に介装させる(第1図参照)。
このとき、あらかじめねじ調整を行うことで、第2のキ
ヤブスタンスクリ二つ21の下端および上端がそれぞれ
鍵lとサポート4に接するように設定するとともに、第
1のキャプスタンスクリュウ6とサポートヒール5との
間に、若干のクリアランスCが生じるようにする。これ
により、サポート4は、通常の演奏状態時に比べて第2
のキャプスタンスクリュウ21により反時計方向へ所定
量回動され、ジャック7およびローラ15を介してハン
マー11を時計方向へ回動させて打鍵距離Hを縮める。
また、この場合、ハンマー11の重量は、0−ラ15お
よびジャック7を介してサポート4へ伝わり、そこから
第2のキャブスタンスクリック21を介して鍵1にも伝
わる。このため、非打鍵操作時では、鍵1は自重に抗し
反時計方向へ回動されて、第1図中実線で示すように初
期の位置にある。また、ダンパー17も弦12に当接す
る位置になる。
この状態で、打鍵操作すると、鍵1はXを中心に時計方
向に回動し、鍵1の奥方の上動に伴い、打鍵初期におい
ては、第2のキャプスタンスクリュウ21により打鍵力
がサポート4へ伝えられる鍵1の手前側端部の動きとサ
ポート4の揺動先端(ジャ、7り支持用のビン7a)と
の関係は、第3図に示す通りである。前記した第11図
に示すmlのキャプスタンスクリュウ6による打鍵力伝
達時に比べ、初期位置が上がっておりかつ傾斜がなだら
かとなっているのがわかる。このように傾斜がなだらか
となるのは、前記した鍵lの支点Xから第2のキャプス
タンスクリュウまでの長さが小さくなり、かつ、サポー
ト4の回転中心4aから第2のキャプスタンスクリュウ
との当接部までの長さが大きくなるからである。
ここで、打鍵行程中において第1のキャブスタンスクリ
ック6がサポートヒール4に接触する点を鍵の鉛直方向
移動量の範囲内に合わせると(鍵先端(図示しない鍵1
の右端)鉛直方向の全移動量は例えば10mm)、最初
は第2のキャブスタンスクリ二つ21によって打鍵力が
伝わり、第1のキャプスタンスクリュウ6がサポート4
に当接した後は、第1のキャブスタンスクリック6を介
して打鍵力が伝達される。
これを表したものが第4図である。この図は第3図と第
11図を合成したものであり、この図から、初期におい
てはサポート4の揺動先端(ジャックビン7a)の移動
速度は遅く、第1のキャプスタンスクリュウ6がサポー
ト4に当接した後では高速に切り替わって従来のものと
同程変の速度で動くことがわかる。この後半の高速にな
る部分が短く十分な加速が行えないこと、および前記し
たように打鍵距離Hが短くなることから、弦12を打つ
ハンマー11の力が弱くなり、結果として音量を小さく
できる。
加えて、常にハンマー11の重量がジャック7およびサ
ポート4等を介して鍵1に伝わっているので、良好なタ
ッチ感が得られ、かつ不必要な時に鍵1が動くことも防
止できる。
このように、鍵1の動きに応じて該鍵1の動きを伝達す
る部材が変わるのは、以下の2つの理由からである。
一つは、新たに設けた第2のキャプスタンスクリュウ2
1の下端が、鍵1の上面であって第1のキャブスタンス
クリ1つ6と鍵の回動中心Xとの間に当接するからであ
る。
すなわち、第2のキャプスタンスクリュウ21が、鍵1
の第1のキャプスタンスクリュウ6が取り付けられた部
分よりも鍵1の回転中心側に当接するため、鍵lが回動
する際、第1のキャプスタンスクリュウ6が取り付けら
れた部分に比べて第2のキャプスタンスクリュウ2Iが
当接する部分の方が移動量が小さい。したがって、打鍵
操作時の鍵1の回動初期において、第1のキャブスタン
スクリック6とサポート4との間に隙間Cが形成され、
該第1のキャブスタンスクリック6を介して打鍵力が伝
達できない場合でも、鍵lの回動が進むに連れて、第1
のキャプスタンスクリュウ6とサポート4とが接触する
場合があり、それ以降の鍵の回動に対しては第1のキャ
プスタンスクリュウ6が打鍵力を伝達することとなる。
他の一つは、上記新たに設けた第2のキャブスタンスク
リ^つ21の上端が、サポート4の下面であって第1の
キャプスタンスクリュウ6当接部とジャック連結部(ジ
ャックビン7a)との間に当接するからである。
すなわち、第2のキャプスタンスクリュウ21がサポー
ト4に当接する部分は第1のキャプスタンスクリュウ6
が当接する部分よりも揺動先端側であり、サポート4が
、第2のキャプスタンスクリュウ21と第1のキャプス
タンスクリュウ6とによって、例えば同量押圧されて回
動することを考えると、サポート4は回転中心側である
第1のキャプスタンスクリュウ6によって押圧される方
がより多く回動する。
ここで、上記したように鍵1が回動する際、第2のキャ
プスタンスクリュウ21の移動量よりも第1のキャプス
タンスクリュウ6の移動量の方が大きいことから、結局
、鍵回動初期においては、第2のキャプスタンスクリュ
ウ21によってサポート4側へ打鍵力が伝わり、中期以
降においては、第1のキャプスタンスクリュウ6によっ
て打鍵力が伝わることとなる。
B 通常演奏 また、適宜手段(手動操作、ペダル操作)によりホルダ
22を回転させて、第2のキャプスタンスクリュウ21
を鍵lとサポート4との間に介装させる状態を解除する
。これにより、鍵駆動装置は、第9図に示す構造のもの
と実質的に同じになり、弱音状態が解除されて通常の演
奏が行える。
第5図は第2のキャプスタンスクリュウ21の支持構造
の変形例である。
このように、第2のキャプスタンスクリュウ21は、回
動軸30に取り付けられた板バネ31によって上下動自
在に支持してもよい。なお、この構造のものにおいても
、回動軸30を回動操作することにより、キャプスタン
スクリュウ21を鍵1とサポート4との間に介装させる
状態、およびその状態を解除する状態に切り替えること
ができる。
なお、上記実施例においては、鍵1とサポート4との間
に介在させる打鍵力伝達部材としてキャプスタンスクリ
ュウ21を用いているが、これに限られることなく他の
部材でもよく、実施例の如く鍵あるいはサポートに点接
触し、かつそれ自体長さ調整できるものであればより好
ましい。
第2実施例 第6図ないし第8図は本発明の第2実施例を示す。なお
、この実施例において、前記した第1実施例で用いた構
成要素と同一構成要素には同一符号を付しその説明を省
略する。
第6図において、40はアクションブラケット41に固
定されたコラムであり、該コラム40の側部にはブラケ
ット42が取り付けられている。
ブラケット42の側面に;よ楕円状のカム44が回動自
在に設けられている。また、ブラケット42の先端には
軸45が設けられ、この軸45には上アーム46と下ア
ーム47とが回動自在に支持されている。上アーム46
は、先端の上方折曲部46aがサポート4の下面の第1
のキャプスタンスクリュウ6の当接部とジャック連結部
との間に当接し得るように位置決めされ、また、下アー
ム47は、先端の下方折曲部47aが鍵1の上面の第1
のキャプスタンスクリュウ6の支持部と鍵1の回動中心
Xと間に当接し得るように位置決めされている。さらに
、上アーム46と下アーム47との間のにはコイルバネ
48が先端を各アーム4647の溝46b、47bに嵌
入されて設けられ、これにより上アーム46と下アーム
47とはそれぞれの折曲部46a、47aが互いに離間
するように付勢されている。上記上アーム46、下アー
ム47およびコイルバネ48は各社1ごとに合計88セ
ツト設けられ、楕円状のカム44の軸は88鍵にわたっ
て一体に設けられて駆動部に連結され、また、軸45お
よび楕円状のカム44は各音域(セクシせン)ごとに設
けられている。
さらに、上記楕円状のカム44は、図示しない回動手段
、例えば専用レバーやリンク等の手動機構、あるいはモ
ータやロータリンレノイドを用いた電動アクチュエータ
によって、90度ごとに回動操作されるようになってい
る(第6図および第7図参照)。 次に、上記構成の鍵
駆動機構の弱音装置の作用について説明する。
A0弱音演奏 第7図に示すように、楕円状のカム44を長手方向が水
平状態になるように回動操作する。すると、上アーム4
6と下アーム47はそれぞれ前端(第7図中右側端部)
がカム44に当接することなく軸45を中心に自由回転
状態になり、コイルバネ48の付勢力によって両アーム
46.47は回転し、下アーム47の下方折曲部47a
は鍵1に接触し、上アーム46の上方折曲部46aはサ
ポート4に接触する。このとき、鍵1は下方位置が定め
られており上方へ浮き上がることなくサポート4が浮き
上がる。これに伴い、ジャック7が突き上げられ、ハン
マー11と弦12との打弦距離Hが例えば47.5±1
.5mmから15±3mmまで縮められる。この状態で
は第1のキャプスタンスクリュウ6とサポートヒール5
との間には2〜3a11の隙間が生じる。
この状態で鍵1を打鍵すると、鍵1の奥側は上がり始め
る。このとき、第1のキャプスタンスクリュウ6がサポ
ートヒール5へ接触するまでは下アーム47が軸45を
中心に鍵lに接触したまま回転してコイルバネ48を縮
め、これに伴いフィルバネ48のサポート4への押圧力
が強まりサポート4は若干上昇する。次に、キャプスタ
ンスクリュウ6がサポートヒール5へ接触した後は、こ
の接触部分を介して1!1からサポート4へ力の伝達が
行われ、キャプスタンスクリュウ6からの押圧力によっ
てサポート4が突き上げられる。このとき上下のアーム
46.47はサポート4および鍵lにそれぞれ接触した
姿勢で軸45を中心に回転する。
この状態においては第8図に示すように上アーム46の
サポート4への接触位置の上がりff1Yと下アーム4
7と鍵1との接触位置の上がり量Xは、前者の方が大き
いため最初のときにフィルバネ48のたわんだ量がこの
過程中に元に戻り、打鍵して打鍵力を保持しているとき
演奏者が鍵1を介してコイルバネ48から受ける作用力
は小さくなる。
つまり、上アーム46のサポート4゛への接触位置の上
がり量Yは、下アーム47と鍵1との接触位置の上がり
ftXを用いて表すと、 Y−(BxF/CxG)xX となる。(B:鍵lの回転中心からキャプスタンスクリ
ュウ6までの長さ、F・サポート4の回転中心から上ア
ーム46への当接部までの長さ、C:サポート4の回転
中心からキャプスタンスクリュウ6への当接部までの長
さ、G:鍵1の回転中心から下アーム47への当接部ま
での長さ)一つのピアノを例に採れば、B :125m
g+SF :82mmC:62mm、G:105mmで
あり、Y/Xは1.57倍となる。
したがって、第1のキャプスタンスクリュウ6がサポー
トヒール5へ接触するまでは、コイルバネ48の負荷が
鍵1から演奏者に伝わり「から」を感じることはなく、
接触後はコイルバネ48の負荷はゼロとなるよう減少し
ていき、ジャック7の抜ける際の抵抗を感じるグランド
ピアノのタッチ感とほぼ同等のキーアクションが得られ
る。
ハンマー11は第1のキャプスタンスクリュウ6がサポ
ートヒール5へ接触してから加速されるが、打弦距離H
が縮められているため速度が出ず弦12を打つハンマー
11の力が弱くなり、音量が低減する。さらに、常にハ
ンマー11のff1ffiが上下のアーム46.47を
介して鍵1に伝わっているため、タッチ感の劣化もなく
、不必要な時に鍵Iが動いたり鍵1のバランスくずれに
よる止音不良も生じない。なお、上下のアームの先端屈
曲部46a、47aとサポート4、鍵1との接触面に接
触防音防止用部材(例えば、フェルト等)を介装しても
よい。
影−更!遺1 手動あるいは自動操作によって楕円状のカム44を90
度回転させて第6図に示すようにカム44の長手方向が
上下方向となるようにする。このとき、カム44の先端
が上、下アーム46.47の前端部内面を押圧し、コイ
ルバネ48に抗して上、下アーム46.47を双方の先
端折曲部46a。
47aどうしが接近する方向に回転させる。
この状態では、両アーム46.47は鍵1およびサポー
ト4に接触しておらず、鍵1が打鍵操作されると、鍵l
の奥端が上がり、第1のキャブスタンスクリュウ6を介
してサポート4が上がり、ジャック7が突き上げられ、
ハンマー11が弦12を打ち発音するという通常の打弦
動作が行われる。
なお、この実施例においては、上アーム46、下アーム
47、コイルバネ48等の部材を、ブラケット42を介
して一体化して所定位置に組み付ける構成であり、新規
のグランドピアノには勿論既存のグランドピアノにも容
易に組み付けることができる利点がある。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、初期においては、
キャプスタンボタンとは別に設けた打鍵力伝達部材によ
り打鍵力がサポート側へ伝達されキャプスタンボタンが
サポートに当接した後においては、このキャプスタンボ
タンを介してサポート側へ伝達されることとなり、常に
鍵の動きがハンマーに伝わるので、ロストモーションが
なく良好なタッチ感が得られる。また、ハンマーを弦に
近付けることで打鍵距離を短くできるから、ハンマーの
往復に要する時間が短縮でき、自動演奏等の弱音時の連
打特性が改善でき、例えばピアニシモのトリルや連打演
奏の忠実な再現が可能となる。
さらに、弱音状態に切り替えた場合、鍵の奥方は下がっ
たままであり、したがってダンパーによる止音機能が損
なわれることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は打弦機構の側断面図、第2図は打鍵力伝達部材(
第2のキャプスタンスクリュウ)の支持状態を示す拡大
斜視図、第3図は打鍵力伝達部材を用いて鍵の回動力を
サポートに伝達する場合の鍵とサポートとの移動量の関
係を示す説明図、第4図は本実施例の鍵とサポートとの
移動量の関係を示す説明図、第5図は打鍵力伝達部材の
支持構造の変形例を示す斜視図である。 第6図ないし第8図は本発明の第2実施例を示すもので
、第6図は打弦機構の側断面図、第7図は打弦機構の動
きを説明するために示す側断面図、第8図は上記打鍵機
構において鍵とサポートとの移動量の関係を示す説明図
である。 第9図は従来のグランドピアノの打鍵機構の一例を示す
側断面図、第1O図は鍵とサポートとの関係を示す模式
図、第11図は上記従来の打鍵機構において鍵とサポー
トとの移動量の関係を示す説明図である。 ■・・・・・・鍵 2・・・・・・棚板 3・・・・・・サポートレール 4・・・・・・サポート 4a・・・・・ビン 6・・・・・・第1のキャプスタンスクリュウ(キャッ
プスタンボタン) 7・・・・・ジャック 11・・・・・・ハンマー 11a・・・・・・ハンマーピン 21・・・・第2のキャプスタンスクリュウ(打鍵力伝
達部材) 22・・・・・・ホルダ 23・・・・・・アーム 44・・・・・・楕円状のカム 45・・・・・・軸 46・・・・・・上アーム(打鍵力伝達部材)47・・
・・・下アーム(打鍵力伝達部材)48・・・・・・フ
ィルバネ X・・・・・・鍵回動中心

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 棚板上の回転中心回りに鉛直方向揺動自在に配設された
    鍵と、 該鍵の回動中心より長手方向奥側上部に突設されたキャ
    プスタンボタンと、 鍵の奥部上方に位置するサポートレールに鉛直方向回動
    自在に設けられ、かつ下面に前記キャプスタンボタンが
    当接して、鍵の回動に伴い前記サポートレールとの連結
    部分である回動中心回りに回動されるサポートと、 該サポートの揺動先端部に回動自在に連結され、上記サ
    ポートの動きに連動して弦打撃用のハンマーに鍵側から
    の作用力を伝達するジャックと、上記鍵の上面であって
    上記キャプスタンボタンと該鍵の回転中心との間と、上
    記サポートの下面であって上記キャプスタンボタンの当
    接部とジャック連結部との間に介装された打鍵力伝達部
    材と、を備えたことを特徴とするグランドピアノの弱音
    装置。
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