JPH047386A - コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法 - Google Patents
コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法Info
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- JPH047386A JPH047386A JP2109281A JP10928190A JPH047386A JP H047386 A JPH047386 A JP H047386A JP 2109281 A JP2109281 A JP 2109281A JP 10928190 A JP10928190 A JP 10928190A JP H047386 A JPH047386 A JP H047386A
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- cobalt
- extraction
- extractant
- alkyl group
- phosphoric acid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コバルトの抽出剤及び該抽出剤を用いたコバ
ルトの抽出方法に関する。
ルトの抽出方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕近年、
ニッケルおよびその他種々の金属イオンが混在している
鉱石の酸浸出液などのコバルトを含む水溶液から、液−
液抽出による溶媒抽出法を用いて、コバルトを選択的に
分離回収する方法が開発され、種々のコバルト分離法が
提案されている。
ニッケルおよびその他種々の金属イオンが混在している
鉱石の酸浸出液などのコバルトを含む水溶液から、液−
液抽出による溶媒抽出法を用いて、コバルトを選択的に
分離回収する方法が開発され、種々のコバルト分離法が
提案されている。
このコバルトの抽出分離に関しては、米国特許第339
9055号などに記載されており、ジ(2−エチルヘキ
シル)リン酸、ジ(1−メチルヘプチル)リン酸、ジ(
イソオクチル)リン酸、ジ(ドデシル)リン酸などの鎖
状のアルキル基を2つもつジ(アルキル)リン酸または
その塩をコバルト抽出剤として用いる抽出法が知られて
いる。
9055号などに記載されており、ジ(2−エチルヘキ
シル)リン酸、ジ(1−メチルヘプチル)リン酸、ジ(
イソオクチル)リン酸、ジ(ドデシル)リン酸などの鎖
状のアルキル基を2つもつジ(アルキル)リン酸または
その塩をコバルト抽出剤として用いる抽出法が知られて
いる。
この方法は、コバルトとニッケルとを含む水溶液をこの
抽出剤を含む有機溶媒と液−液接触させて、水溶液中の
コバルトを有機相に抽出し、ニッケルは水相中に残留さ
れることによりコバルトを分離するものである。
抽出剤を含む有機溶媒と液−液接触させて、水溶液中の
コバルトを有機相に抽出し、ニッケルは水相中に残留さ
れることによりコバルトを分離するものである。
しかしながら、上記のリン酸ジエステルはニッケルに対
するコバルトの選択性が低く、コバルトも有機相に有効
に抽出できる条件下では、ニッケルも多量に有機相に抽
出されてしまうため、−回の抽出操作だけでは不十分で
ある。したがって、実際の抽出では、多段の向流接触を
行なうことによって分1効率を高めている。そのため、
コバルトの分離に際しては、大型の抽出装置が必要とな
るので、コスト高となり、また、多量の有機溶剤を使用
することも必要で、危険性も大きなものとなっている。
するコバルトの選択性が低く、コバルトも有機相に有効
に抽出できる条件下では、ニッケルも多量に有機相に抽
出されてしまうため、−回の抽出操作だけでは不十分で
ある。したがって、実際の抽出では、多段の向流接触を
行なうことによって分1効率を高めている。そのため、
コバルトの分離に際しては、大型の抽出装置が必要とな
るので、コスト高となり、また、多量の有機溶剤を使用
することも必要で、危険性も大きなものとなっている。
上記の問題点の解決のため、リン酸ジエステルよりもコ
バルト選択性の優れた抽出剤として、2−エチルへキシ
ルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシルエステル(特開
昭53−141170号)、ブチルホスホン酸モノオク
チルエステル(特開昭59−157233号)などの有
機ホスホン酸エステルや、ジー2−エチルへキシルホス
フィン酸(特開昭53−73143号)などの有機ホス
フィン酸を用いることも提案されている。
バルト選択性の優れた抽出剤として、2−エチルへキシ
ルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシルエステル(特開
昭53−141170号)、ブチルホスホン酸モノオク
チルエステル(特開昭59−157233号)などの有
機ホスホン酸エステルや、ジー2−エチルへキシルホス
フィン酸(特開昭53−73143号)などの有機ホス
フィン酸を用いることも提案されている。
しかし、これらの化合物は、従来のリン酸ジエステルに
比較して高いコバルト選択性を有するが、いずれも分子
内にP−C結合を有する構造のため、特開昭59−15
7092号などにみられるように、その合成にはリン酸
ジエステルに比べて複雑な操作や高価な金属試薬を必要
とする。その結果。
比較して高いコバルト選択性を有するが、いずれも分子
内にP−C結合を有する構造のため、特開昭59−15
7092号などにみられるように、その合成にはリン酸
ジエステルに比べて複雑な操作や高価な金属試薬を必要
とする。その結果。
価格がリン酸ジエステルと比較して大幅に高くなるとい
う欠点を有している。
う欠点を有している。
従って、本発明の目的は、比較的簡単に安価に合成でき
、かつ、有機ホスホン酸エステルよりも高いコバルト選
択性を有するコバルト抽出剤およびコバルト抽出法を提
供することにある。
、かつ、有機ホスホン酸エステルよりも高いコバルト選
択性を有するコバルト抽出剤およびコバルト抽出法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者らは、
上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一
般式(I) (但し、R工は置換もしくは非置換の環状アルキル基、
R2は置換もしくは非置換のアルキル基、環状アルキル
基、アラルキル基またはアリール基であり、又は水素原
子または1価もしくは2価の金属イオンを示す。) で表されるリン酸ジエステルがコバルト抽出剤として非
常に有効であることを知見した。
上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、下記一
般式(I) (但し、R工は置換もしくは非置換の環状アルキル基、
R2は置換もしくは非置換のアルキル基、環状アルキル
基、アラルキル基またはアリール基であり、又は水素原
子または1価もしくは2価の金属イオンを示す。) で表されるリン酸ジエステルがコバルト抽出剤として非
常に有効であることを知見した。
即ち、コバルトの選択抽出性と抽出剤化合物との構造相
関について検討を進めた結果、これまでコバルト選択性
が低いとされていたリン酸ジエステルにおいても、有機
基として環状アルキル基を導入すれば、有機ホスホン酸
エステルよりも高いコバルト選択性を示すことを見いだ
し、本発明を完成するに至ったものである。
関について検討を進めた結果、これまでコバルト選択性
が低いとされていたリン酸ジエステルにおいても、有機
基として環状アルキル基を導入すれば、有機ホスホン酸
エステルよりも高いコバルト選択性を示すことを見いだ
し、本発明を完成するに至ったものである。
従って、本発明は上記一般式(I)の環状アルキル基を
有するリン酸ジエステルからなるコバルト抽出剤、及び
このコバルト抽出剤を含む抽出溶媒を抽出操作を施すべ
きコバルトを含む抽出対象物と接触させて、該抽出対象
物中のコバルトを上記抽出溶媒に移行させることを特徴
とするコバルト抽出方法を提供する。
有するリン酸ジエステルからなるコバルト抽出剤、及び
このコバルト抽出剤を含む抽出溶媒を抽出操作を施すべ
きコバルトを含む抽出対象物と接触させて、該抽出対象
物中のコバルトを上記抽出溶媒に移行させることを特徴
とするコバルト抽出方法を提供する。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係るコバルト抽出剤は、上記一般式CI)のリ
ン酸ジエステルからなるものである。
ン酸ジエステルからなるものである。
ここで、一般式CI)において、Rユの置換もしくは非
置換の環状アルキル基は、シクロブチル、シクロヘキシ
ル基など4員環以上であればよいが、原料価格、入手の
容易さからシクロヘキシル基が好ましい。また、その置
換基は、炭素数が1〜22の長鎖または分岐アルキル、
アルケニル、アルコキシアルキル、ハロゲノアルキル基
などであり、置換数は1〜3である。一方、R2の炭素
数に特に制限はないが、有機溶媒に対する溶解性から炭
素数は4以上、特に4〜18であることが好ましい。ま
た、その置換基は1,1−ジメチルエチル、2−エチル
ヘキシル、n−ラウリル、2−オクチルデシル基などで
ある。更に、Xの1価もしくは2価の金属イオンとして
は、ナトリウム。
置換の環状アルキル基は、シクロブチル、シクロヘキシ
ル基など4員環以上であればよいが、原料価格、入手の
容易さからシクロヘキシル基が好ましい。また、その置
換基は、炭素数が1〜22の長鎖または分岐アルキル、
アルケニル、アルコキシアルキル、ハロゲノアルキル基
などであり、置換数は1〜3である。一方、R2の炭素
数に特に制限はないが、有機溶媒に対する溶解性から炭
素数は4以上、特に4〜18であることが好ましい。ま
た、その置換基は1,1−ジメチルエチル、2−エチル
ヘキシル、n−ラウリル、2−オクチルデシル基などで
ある。更に、Xの1価もしくは2価の金属イオンとして
は、ナトリウム。
カリウム、カルシウム、マグネシウムイオン等が挙げら
れる。
れる。
上記リン酸ジエステルを具体的に例示すると、シクロヘ
キシル(2−エチルヘキシル)リン酸。
キシル(2−エチルヘキシル)リン酸。
シクロヘキシル(2,4,4−)−リメチルペンチル)
リン酸、シクロヘキシル(ドデシル)リン酸。
リン酸、シクロヘキシル(ドデシル)リン酸。
ジ(シクロヘキシル)リン酸、2−メチルシクロヘキシ
ル(2−エチルヘキシル)リン酸、2−メチルシクロヘ
キシル(ドデシル)リン酸、5−メチル−2−(1−メ
チルエチル)シクロヘキシル(シクロヘキシル)リン酸
、5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシ
ル(2−エチルヘキシル)リン酸、ジ〔5−メチル−2
−(1−メチルエチル)シクロヘキシルコリン酸などが
挙げられる。これらの中では、特にR1,R2がそれぞ
れ5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシ
ル基であるもの、R1が2−メチルシクロヘキシル基、
R2が2−エチルヘキシル基であるもの、R工が2−メ
チルシクロヘキシル基。
ル(2−エチルヘキシル)リン酸、2−メチルシクロヘ
キシル(ドデシル)リン酸、5−メチル−2−(1−メ
チルエチル)シクロヘキシル(シクロヘキシル)リン酸
、5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシ
ル(2−エチルヘキシル)リン酸、ジ〔5−メチル−2
−(1−メチルエチル)シクロヘキシルコリン酸などが
挙げられる。これらの中では、特にR1,R2がそれぞ
れ5−メチル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシ
ル基であるもの、R1が2−メチルシクロヘキシル基、
R2が2−エチルヘキシル基であるもの、R工が2−メ
チルシクロヘキシル基。
R2が1−メチルヘプチル基であるもの、R□が5−メ
チル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシル基、R
2が2−エチルヘキシル基であるものが好適である。
チル−2−(1−メチルエチル)シクロヘキシル基、R
2が2−エチルヘキシル基であるものが好適である。
なお、上記リン酸ジエステルはその1種を単独で用いて
もよく、2種以上を併用するようにしてもよい。
もよく、2種以上を併用するようにしてもよい。
上述した抽出剤を用いてコバルト抽出を行なう場合は、
該抽出剤を含む抽出溶媒を抽出操作を施すべきコバルト
を含む抽出対象物と接触させ、抽出対象物中のコバルト
を抽出溶媒に移行させる。
該抽出剤を含む抽出溶媒を抽出操作を施すべきコバルト
を含む抽出対象物と接触させ、抽出対象物中のコバルト
を抽出溶媒に移行させる。
この場合、抽出剤はそのまま抽出溶媒として使用に供す
ることができるが、抽出に際して抽出液(抽出溶媒)の
粘度を下げ、取扱い易くすると共に、接触面積を大きく
するため、有機溶媒に希釈して用いることが好ましい。
ることができるが、抽出に際して抽出液(抽出溶媒)の
粘度を下げ、取扱い易くすると共に、接触面積を大きく
するため、有機溶媒に希釈して用いることが好ましい。
かかる有機溶媒としては、抽出対象物に不溶なものが選
択され、例えば抽出対象物がコバルトを含む水溶液の場
合は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル、エ
ーテル、高級アルコール、ハロゲン化炭化水素などが用
いられ、抽出剤はこれらの有機溶媒により通常1:2o
〜20:1の比率で希釈して使用される。
択され、例えば抽出対象物がコバルトを含む水溶液の場
合は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル、エ
ーテル、高級アルコール、ハロゲン化炭化水素などが用
いられ、抽出剤はこれらの有機溶媒により通常1:2o
〜20:1の比率で希釈して使用される。
コバルト抽出方法としては、回分法、連続的並流抽出法
、連続的向流抽出法などの公知の方法を採用してコバル
ト抽出溶媒とコバルトを含む抽出対象物、例えばコバル
ト含有水溶液とを接触させることにより行なうことがで
きる。この場合、抽出剤を有機溶媒で希釈した抽出溶媒
によりコバルト含有水溶液を抽出処理するに際して、相
の接触はいわゆるミキサーセトラーで通常行なわれるが
、他の多くの種類の装置でも行なうことができる。
、連続的向流抽出法などの公知の方法を採用してコバル
ト抽出溶媒とコバルトを含む抽出対象物、例えばコバル
ト含有水溶液とを接触させることにより行なうことがで
きる。この場合、抽出剤を有機溶媒で希釈した抽出溶媒
によりコバルト含有水溶液を抽出処理するに際して、相
の接触はいわゆるミキサーセトラーで通常行なわれるが
、他の多くの種類の装置でも行なうことができる。
ミキサーセトラーでは、ミキサーにおいて有機相と水相
は適当な撹拌により混合されて分散状態となる。この間
、抽出剤はコバルト錯体を形成し、有機相ヘコバルトを
取り込む。次いで、該分散液はセトラーに流入され、静
置条件で有機相と水相が分離し、コバルトを含む有機相
は水相より分離される。
は適当な撹拌により混合されて分散状態となる。この間
、抽出剤はコバルト錯体を形成し、有機相ヘコバルトを
取り込む。次いで、該分散液はセトラーに流入され、静
置条件で有機相と水相が分離し、コバルトを含む有機相
は水相より分離される。
ここで、接触する有機相と水相との体積比は抽出剤、有
機溶媒(稀釈剤)およびコバルト含有水溶液の濃度に依
存し、かなりの範囲で変化させることができる、一般に
、抽出における有機相と水相との比は、1:20〜20
:1の範囲である。
機溶媒(稀釈剤)およびコバルト含有水溶液の濃度に依
存し、かなりの範囲で変化させることができる、一般に
、抽出における有機相と水相との比は、1:20〜20
:1の範囲である。
また、抽出剤の抽出性能は抽出系のpHに大きく依存す
るため抽出時のpHをコントロールすることが重要であ
る。抽出至適pHは抽出剤化合物の構造によって若干具
なるが、好ましくはpH2,5〜7、より好ましくはp
H3,5〜6.5である。
るため抽出時のpHをコントロールすることが重要であ
る。抽出至適pHは抽出剤化合物の構造によって若干具
なるが、好ましくはpH2,5〜7、より好ましくはp
H3,5〜6.5である。
抽出時のpH調整には、アンモニア、苛性ソーダ。
炭酸ソーダ、水酸化カルシウム等を用いることができる
。なお、pH調整剤を有機相と水相との接触前に有機相
に加え、リン酸ジエステルが塩を形成した状態で、水相
と接触させ抽出を行なうこともできる。更に、抽出温度
は一般にo℃〜80℃前後で行なわれ、良好な相分離を
得るには20 ’C〜70℃が好ましい。
。なお、pH調整剤を有機相と水相との接触前に有機相
に加え、リン酸ジエステルが塩を形成した状態で、水相
と接触させ抽出を行なうこともできる。更に、抽出温度
は一般にo℃〜80℃前後で行なわれ、良好な相分離を
得るには20 ’C〜70℃が好ましい。
このようにしてコバルト抽出することにより得られたコ
バルト含有有機相は、水溶液中のコバルト/ニッケル比
に対応してニッケルを含むが、このニッケルを除去する
ために洗浄を行なってもよい。
バルト含有有機相は、水溶液中のコバルト/ニッケル比
に対応してニッケルを含むが、このニッケルを除去する
ために洗浄を行なってもよい。
本発明の抽出剤は、有機ホスホン酸エステルよりもコバ
ルト選択性が高く、かつ、通常のリン酸ジエステルと同
様に安価に合成できる特徴を持っており、このため本発
明のコバルト抽出剤を用いたコバルト抽出方法は、各種
鉱石の湿式精錬、スクラップ、廃触媒などの産業廃棄物
より生成するコバルト含有水溶液からコバルトを回収す
るのに好適である。
ルト選択性が高く、かつ、通常のリン酸ジエステルと同
様に安価に合成できる特徴を持っており、このため本発
明のコバルト抽出剤を用いたコバルト抽出方法は、各種
鉱石の湿式精錬、スクラップ、廃触媒などの産業廃棄物
より生成するコバルト含有水溶液からコバルトを回収す
るのに好適である。
次に、実施例と比較例を示し、本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない
。
るが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない
。
〔実施例1〕
コバルト抽出剤としてジC5−メチル−2−(1−メチ
ルエチル)シクロヘキシルコリン酸を使用し、ブレスト
ンの方法(J 、 S 、 Praeston : H
ydr。
ルエチル)シクロヘキシルコリン酸を使用し、ブレスト
ンの方法(J 、 S 、 Praeston : H
ydr。
metallurgy、9,115(1982))によ
ってコバルト選択性を評価した。
ってコバルト選択性を評価した。
即ち、上記抽出剤をQ、25Mの濃度となるようにケロ
シンに溶解したものと、コバルトまたはニッケルの硝酸
塩を0.04Mの濃度で含む水溶液(p H緩衝剤とし
て0.4Mの硝酸アンモニウムを含む)とをガラス瓶に
入れて、激しく撹拌しながらアンモニアで系中のPHを
上昇させて抽出を行なった。加えるアンモニアの量の変
化によって緩衝された抽呂時のpHと、有機相中に抽出
された金属の抽出率との関係からコバルト選択性を評価
した。
シンに溶解したものと、コバルトまたはニッケルの硝酸
塩を0.04Mの濃度で含む水溶液(p H緩衝剤とし
て0.4Mの硝酸アンモニウムを含む)とをガラス瓶に
入れて、激しく撹拌しながらアンモニアで系中のPHを
上昇させて抽出を行なった。加えるアンモニアの量の変
化によって緩衝された抽呂時のpHと、有機相中に抽出
された金属の抽出率との関係からコバルト選択性を評価
した。
その抽出率曲線の結果を第1図(A)に示す。
なお、図中黒丸はコバルト、白丸はニッケルの抽出率曲
線である。また、コバルト/ニッケル抽出率曲線間のp
Hの差(△pH)を第1表に示す。
線である。また、コバルト/ニッケル抽出率曲線間のp
Hの差(△pH)を第1表に示す。
〔実施例2〜4〕
コバルト抽出剤としてそれぞれ5−メチル−2−(1−
メチルエチル)シクロヘキシル(2−エチルヘキシル)
リン酸(実施例2)、2−メチルシクロヘキシル(2−
(1−メチルブチル)5−メチルオクチルコリン酸(実
施例3)、シクロヘキシル(2−エチルヘキシル)リン
酸(実施例4)を用い、実施例1と同様にしてコバルト
/ニッケル抽出率曲線間のpHの差(△pH)を評価し
た。その結果を第1表に示す。
メチルエチル)シクロヘキシル(2−エチルヘキシル)
リン酸(実施例2)、2−メチルシクロヘキシル(2−
(1−メチルブチル)5−メチルオクチルコリン酸(実
施例3)、シクロヘキシル(2−エチルヘキシル)リン
酸(実施例4)を用い、実施例1と同様にしてコバルト
/ニッケル抽出率曲線間のpHの差(△pH)を評価し
た。その結果を第1表に示す。
〔比較例1〜3〕
抽出剤としてジー(2−エチルヘキシル)リンw!(比
較例1)を使用し、実施例1と同様にしてコバルト及び
ニッケルの抽出率曲線、△PHを求めた。
較例1)を使用し、実施例1と同様にしてコバルト及び
ニッケルの抽出率曲線、△PHを求めた。
第1図(B)に抽出曲線の結果を示し、第1表に△pH
の結果を示す。
の結果を示す。
更に、抽出剤としてジ(n−オクチル)リン酸(比較例
2)、ジ(2−(1−メチルブチル)5−メチルオクチ
ルコリン酸(比較例3)をそれぞれ使用した場合の△P
Hの結果を第1表に示す。
2)、ジ(2−(1−メチルブチル)5−メチルオクチ
ルコリン酸(比較例3)をそれぞれ使用した場合の△P
Hの結果を第1表に示す。
第 1 表
第1図及び第1表の結果より、本発明の抽出剤はコバル
ト/ニッケル抽出率曲線間のPHの差(ΔpH)が大き
く、従来のリン酸ジアルキルエステルに比べてコバルト
選択性が高いことが認められた。
ト/ニッケル抽出率曲線間のPHの差(ΔpH)が大き
く、従来のリン酸ジアルキルエステルに比べてコバルト
選択性が高いことが認められた。
〔実施例5〕
抽出剤として上記実施例1のジ〔5−メチル−2−(1
−メチルエチル)シクロヘキシルコリン酸を0.08M
の濃度となるようにケロシンに溶解し、これと、コバル
トおよびニッケルを硫酸塩としてそれぞれ0.02Mの
濃度で含む水溶液(pH緩衝剤として0.4Mの硝酸ア
ンモニウムを含む)とをガラス瓶に入れて、激しく撹拌
しながら苛性ソーダで系中のpHを上昇させて抽出を行
なった。この結果、コバルト、ニッケルの抽出分離係数
βは2210 (pH4,60)であり、この条件下で
は高い値であった。なお、分離係数は、β=(有機相中
のコバルト濃度÷水相中のコバルト濃度)÷(有機相中
のニッケル濃度÷水相中のニッケル濃度)で算出される
。
−メチルエチル)シクロヘキシルコリン酸を0.08M
の濃度となるようにケロシンに溶解し、これと、コバル
トおよびニッケルを硫酸塩としてそれぞれ0.02Mの
濃度で含む水溶液(pH緩衝剤として0.4Mの硝酸ア
ンモニウムを含む)とをガラス瓶に入れて、激しく撹拌
しながら苛性ソーダで系中のpHを上昇させて抽出を行
なった。この結果、コバルト、ニッケルの抽出分離係数
βは2210 (pH4,60)であり、この条件下で
は高い値であった。なお、分離係数は、β=(有機相中
のコバルト濃度÷水相中のコバルト濃度)÷(有機相中
のニッケル濃度÷水相中のニッケル濃度)で算出される
。
〔比較例4〕
抽出剤として2−エチルへキシルホスホン酸モノ−2−
エチルヘキシルエステルを用いて、実施例5と同様の操
作で行なった結果、抽出分離係数βは1560 (pH
4,40) であり、ジ〔5−メチル−2−(1−メチ
ルエチル)シクロヘキシルコリン酸に比べて、低い値で
あった。
エチルヘキシルエステルを用いて、実施例5と同様の操
作で行なった結果、抽出分離係数βは1560 (pH
4,40) であり、ジ〔5−メチル−2−(1−メチ
ルエチル)シクロヘキシルコリン酸に比べて、低い値で
あった。
〔実施例6〕
抽出剤として2−メチルシクロヘキシル(2−エチルヘ
キシル)リン酸を用い、コバルト、ニッケルをそれぞれ
硫酸塩、pH緩衝剤を硫酸アンモニウム、pH調整剤を
アンモニアとして実施例5と同様な操作を行なった結果
、抽出分離係数βは6795 (pH5,50)と極め
て高い値を示した。
キシル)リン酸を用い、コバルト、ニッケルをそれぞれ
硫酸塩、pH緩衝剤を硫酸アンモニウム、pH調整剤を
アンモニアとして実施例5と同様な操作を行なった結果
、抽出分離係数βは6795 (pH5,50)と極め
て高い値を示した。
〔比較例5〕
抽出剤として2−エチルへキシルホスホン酸モノ−2−
エチルヘキシルエステルを用いて、実施例6と同様の操
作を行なった結果、抽出分離係数βは3038 (pH
5,60)であり、2−メチルシクロヘキシル(2−エ
チルヘキシル)リン酸のそれに比べて低い値であった。
エチルヘキシルエステルを用いて、実施例6と同様の操
作を行なった結果、抽出分離係数βは3038 (pH
5,60)であり、2−メチルシクロヘキシル(2−エ
チルヘキシル)リン酸のそれに比べて低い値であった。
〔実施例7〕
抽出剤として2−メチルシクロヘキシル(1−メチルヘ
プチル)リン酸を用いて、実施例6と同様な操作を行な
った結果、抽出分離係数βは4970 (pH5,10
)と比較例5より高い値を示した。
プチル)リン酸を用いて、実施例6と同様な操作を行な
った結果、抽出分離係数βは4970 (pH5,10
)と比較例5より高い値を示した。
〔実施例8〕
抽出剤として5−メチル−2−(1−メチルエチル)シ
クロヘキシル(2−エチルヘキシル)リン酸を用いて、
実施例3と同様な操作を行なった結果、抽出分離係数β
は3550 (pH4,35)と比較例5より高い値を
示した。
クロヘキシル(2−エチルヘキシル)リン酸を用いて、
実施例3と同様な操作を行なった結果、抽出分離係数β
は3550 (pH4,35)と比較例5より高い値を
示した。
第1図(A)はジ〔5−メチル−2−(1−メチルエチ
ル)シクロヘキシルコリン酸、(B)はジ(2−エチル
ヘキシル)リン酸をそれぞれ用いた場合のコバルト及び
ニッケルの抽出率曲線である。 出願人 ライオン 株式会社 代理人 小 島 隆 司 (他1名)手 続 補 正 書 (方 式) 1、事件の表示 平成2年特許願第109281号 2、発明の名称 コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法 3、補正をする考 事件との関係 住 所 氏 名
ル)シクロヘキシルコリン酸、(B)はジ(2−エチル
ヘキシル)リン酸をそれぞれ用いた場合のコバルト及び
ニッケルの抽出率曲線である。 出願人 ライオン 株式会社 代理人 小 島 隆 司 (他1名)手 続 補 正 書 (方 式) 1、事件の表示 平成2年特許願第109281号 2、発明の名称 コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法 3、補正をする考 事件との関係 住 所 氏 名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・〔 I 〕 (但し、R^1は置換もしくは非置換の環状アルキル基
、R^2は置換もしくは非置換のアルキル基、環状アル
キル基、アラルキル基またはアリール基であり、Xは水
素原子または1価もしくは2価の金属イオンを示す。) で表されるリン酸ジエステルからなるコバルト抽出剤。 2、請求項1に記載のコバルト抽出剤を含む抽出溶媒を
抽出操作を施すべきコバルトを含む抽出対象物と接触さ
せて、該抽出対象物中のコバルトを上記抽出溶媒に移行
させることを特徴とするコバルト抽出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2109281A JPH047386A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2109281A JPH047386A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047386A true JPH047386A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14506193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2109281A Pending JPH047386A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | コバルト抽出剤及びコバルト抽出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047386A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7201391B2 (en) | 2004-12-28 | 2007-04-10 | Showa Corporation | Front fork in two-wheeled vehicle or the like |
| WO2024203328A1 (ja) * | 2023-03-27 | 2024-10-03 | 富士フイルム株式会社 | 金属抽出剤、及びこの金属抽出剤を用いた金属イオンの分離回収方法、並びに、化合物 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP2109281A patent/JPH047386A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7201391B2 (en) | 2004-12-28 | 2007-04-10 | Showa Corporation | Front fork in two-wheeled vehicle or the like |
| WO2024203328A1 (ja) * | 2023-03-27 | 2024-10-03 | 富士フイルム株式会社 | 金属抽出剤、及びこの金属抽出剤を用いた金属イオンの分離回収方法、並びに、化合物 |
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