JPH0474719B2 - - Google Patents

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JPH0474719B2
JPH0474719B2 JP1015157A JP1515789A JPH0474719B2 JP H0474719 B2 JPH0474719 B2 JP H0474719B2 JP 1015157 A JP1015157 A JP 1015157A JP 1515789 A JP1515789 A JP 1515789A JP H0474719 B2 JPH0474719 B2 JP H0474719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、鍵数よりも少ない発音チヤンネル
(楽音発生チヤンネル)を設け、押圧鍵をいずれ
かの発音チヤンネルに割当てて発音させるように
した電子楽器の改良に関する。 〔従来の技術〕 近年、鍵盤部の配線の簡易化、回路部のLSI
化、音源回路数の削減、等によるコストの低減化
のために、鍵数よりもはるかに少ない発音チヤン
ネルを設け、押圧鍵のみを発音チヤンネルのいず
れかに割当てて発音させるようにした電子楽器
が、開発され実施されている。ところで、一般に
メロデイ演奏に使用されことが多い上鍵盤と、一
般に伴奏に使用されることが多い下鍵盤とを具え
る電子楽器にあつては、上鍵盤音と下鍵盤音の音
色を異ならせるのが普通であり、そのために上鍵
盤用の複数の発音チヤンネルと下鍵盤用の複数の
発音チヤンネルとを夫々独立に構成しなければな
らない。そのようなタイプの電子楽器としては、
例えば特開昭54−28614号に開示されたものが知
られている。上鍵盤用及び下鍵盤用の発音チヤン
ネル数は同時最大発音数(例えば10前後)に見合
つた数だけ夫々設けなければならない。これは、
上鍵盤のみを両手で演奏したり、あるいは下鍵盤
のみを両手で演奏することがあるためである。し
かし、上鍵盤と下鍵盤を使用した一般的な演奏形
態は、上鍵盤を用いて一方の手(右手)でメロデ
イ演奏を行ない、下鍵盤を用いて他方の手(左
手)で伴奏演奏を行なうものである。その場合、
上鍵盤用発音チヤンネル及び下鍵盤用発音チヤン
ネル共、実際に利用される発音チヤンネル数は全
チヤンネル数(同時最大発音数)よりもかなり少
なくなり(1乃至3チヤンネル程度)、多くの利
用されない発音チヤンネルが無駄となる。 他方、鍵盤を一段しか持たない電子楽器におい
ても鍵域分割によつて高温側鍵域でメロデイを演
奏し低温側鍵域で伴奏を演奏し、夫々を異なる音
色で発音することが実施されている。その種の電
子楽器においては、メロデイ及び伴奏に夫々対応
して複数の発音チヤンネルを夫々独立に設けてい
るが、各々のチヤンネル数はそれほど多くないの
が普通である。これは、利用されない発音チヤン
ネルが生じる無駄を防ぐためである。しかし、予
定された演奏態様(例えばメロデイは1音、伴奏
は同時に3音)の枠を外れて、自由な演奏(例え
ばメロデイ音色で同時に多数の音を演奏するよう
な)を行なおうとする場合、限られた少数のメロ
デイ用発音チヤンネルしかない電子楽器において
は演奏が不可能になるという不都合が生じる。 また、1段のキーボードを全鍵共通音色で使用
するシングルキーボードモードと2鍵域に分割し
て異なる音色で使用するダブルキーボードモード
をスイツチ操作によつて切り換えることができる
ようにし、このモード切換に応じて使用する発音
チヤンネルのグループ分けを切り換えるようにし
た電子楽器も知られている(例えば、雑誌「電子
展望」1979年4月号の記事「ポリフオニツク・シ
ンセサイザの設計から製作まで(3)」)。このような
公知の電子楽器においては、専用のモード切換ス
イツチ操作によつてキーボードモード切換を行う
ようになつており、自動伴奏と連動する制御は考
えられていなかつた。そのため、自動伴奏に関連
づけてそのようなキーボードモード切換制御を行
おうとする場合に派生する問題点について何の認
識も示されていないし、その解決策も当然提示し
ていない。特に、自動伴奏においては、自動伴奏
音のキー情報が自動的に作成されるようになつて
おり、伴奏和音の展開によつて、該自動伴奏音の
音高が設定された伴奏用鍵域から外れることも起
こりうる。そのような場合に、鍵域とチヤンネル
グループとの関係を、従来の単純なキーボードモ
ード切換に従つて設定していたのでは、適切な伴
奏音発生が行えなくなる。 〔発明が解決しようとする課題〕 この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
限られた数の発音チヤンネル(楽音発生チヤンネ
ル)を演奏形態に応じて効率的に利用することに
よりコストの低減化及び演奏性能の向上を図ると
共に、限られた数の鍵及び発音チヤンネルを極め
て効率的に利用して自動伴奏機能を実現すること
ができるようにすると共に、自動伴奏に連動して
そのような効率的な発音チヤンネル利用を行うに
あたつて自動伴奏演奏に不都合を来すことのない
発音チヤンネル利用制御を行うようにした電子楽
器を提供しようとするものである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る電子楽器は、N個の鍵と、任意
の鍵に対応する楽音の発生を割当てることが可能
であり、割当てられた任意の鍵に対応する任意の
音高の楽音信号を発生することが可能なM個(但
しM<N)の楽音発生チヤンネルを具える楽音発
生手段と、前記鍵をk個(但し0≦k<N)の鍵
からなる第1の鍵グループとn個(但し0<n≦
N−k)の鍵からなる第2の鍵グループとにグル
ープ化し、前記kは演奏モードに応じて変更され
るものであり、それにより演奏モードに応じて異
なる態様で前記第1及び第2の鍵グループを設定
する鍵グループ節通手段と、前記チヤンネルをj
個(但し0≦j<M)のチヤンネルからなる第1
のチヤンネルグループとM−j個のチヤンネルか
らなる第2のチヤンネルグループとにグループ化
し、前記jは演奏モードに応じて変更されるもの
であり、それにより演奏モードに応じて異なる態
様でチヤンネルグループを設定するチヤンネルグ
ループ設定手段と、前記鍵グループ設定手段で設
定された第1の鍵グループの押圧鍵に対応するキ
ー情報を前記チヤンネルグループ設定手段で設定
された第1のチヤンネルグループ内のいずれかの
チヤンネルに割当て、前記鍵グループ設定手段で
設定された第2の鍵グループの押圧鍵に対応する
キー情報を前記チヤンネルグループ設定手段で設
定された第2のチヤンネルグループ内のいずれか
のチヤンネルに割当てる割当て手段とを具えた電
子楽器において、下記の特徴を更に具えるもので
ある。 自動伴奏を選択するための自動伴奏選択手段
と、前記自動伴奏選択手段により自動伴奏が選択
されている場合は前記演奏モードとして分割モー
ドを指定し、他方、前記自動伴奏選択手段により
自動伴奏が選択されていない場合は前記演奏モー
ドとして共通モードを指定し、指定されて演奏モ
ードに応じて前記jを変更することを前記チヤン
ネルグループ設定手段に指示すると共に前記kを
変更することを前記鍵グループ設定手段に指示す
るグループ化指示手段と、 前記自動伴奏選択手段により自動伴奏が選択さ
れたとき、前記第1の鍵グループの押圧鍵の基づ
き伴奏音を構成する音のキー情報を発生する伴奏
音キー情報発生手段とを更に具えること。 そして、前記鍵グループ設定手段は、前記共通
モードが指定されたときk=0として前記鍵を第
2の鍵グループのみにグループ化し、他方、前記
分割モードが指定されたときはk=所定値(但し
0を除く)として夫々所定の鍵を第1及び第2の
鍵グループにグループ化するものであること。 また、前記チヤンネルグループ設定手段は、前
記共通モードが指定されたときj=0として前記
M個のチヤンネル全てを第2のチヤンネルグルー
プとし、他方、前記分割モードが指定されたとき
はj=所定値(但し0を除く)として各チヤンネ
ルを第1及び第2のチヤンネルグループにグルー
プ化するものであること。 また、前記割当て手段では、前記伴奏音キー情
報発生手段により発生された伴奏音のキー情報
を、それが第2の鍵グループに属するものであつ
ても、前記第1のチヤンネルグループ内のチヤン
ネルに強制的に割当てるようにし、前記楽音発生
手段では、前記自動伴奏選択手段により自動伴奏
が選択されたときは、前記第1チヤンネルグルー
プ内のチヤンネルで発生すべき楽音信号を自動伴
奏発音タイミングパターンに従つて発音制御する
ようにしたこと。 〔作用〕 このように、自動伴奏が選択されているか否か
に連動して分割モードまたは共通モードの演奏モ
ードを自動的に指定するようにしたので、自動伴
奏の選択/非選択に連動して鍵グループ分けとチ
ヤンネルグループ分けとが上述のように適切に行
われることになり、限られた数の鍵及び発音チヤ
ンネルを極めて効率的に利用して自動伴奏機能を
実現することができるようになる。また、伴奏音
の自動発生制御と上述の分割モードの指定が連動
して自動的に行なわれるので、演奏者は、伴奏音
を自動的に発生させるための自動伴奏機能を選択
する操作を単に行うだけでよく、格別の分割モー
ド指定操作は不要であるので、操作が楽である。 また、割当て手段では、前記自動伴奏選択手段
により自動伴奏が選択されたときに前記伴奏音キ
ー情報発生手段により発生される伴奏音のキー情
報を、それが、第2の鍵グループに属するもので
あつても、前記第1のチヤンネルグループ内のチ
ヤンネルの強制的に割当てるようにしているた
め、次に述べるように自動伴奏を正確に行うこと
ができるようになるという利点がある。 すなわち、自動伴奏機能では、例えば、根音を
押鍵によつて指定し、該根音に関する和音構成音
に相当する複数のキー情報を自動的に作成するの
で、自動作成される和音構成音が根音指定鍵より
も高音である場合が殆どであり、その場合、第1
の鍵グループの高音側で根音指定鍵を押圧する
と、自動作成される和音構成音の音高が第2の鍵
グループの音域に入つてしまうことが起り得る。
しかし、この発明においては、上述のように、伴
奏音のキー情報は、それが第2の鍵グループに属
するものであつても、前記第1のチヤンネルグル
ープ内のチヤンネルに強制的に割当てるようにし
ているため、自動作成された和音構成音のキー情
報に対応する鍵のいずれかが、仮りに第2の鍵グ
ループに属すべきものであつたとしても、これを
第1の鍵グループに属するものとして第1のチヤ
ンネルグループ内のチヤンネルに割当てるように
処理することができるので、不都合が生じないも
のとなる。 例えば、F3鍵から低温側が第1の鍵グループ、
F3鍵よりも高音側が第2の鍵グループの場合、
第1の鍵グループでE3鍵が根音指定鍵として押
鍵された場合、これに対応するメジヤー和音の和
音構成音はE3,G#3,B3であるが、本来の鍵
グループ分けのままではG#3,B3のキー情報
が第2の鍵グループに入つてしまう。また、その
とき第2の鍵グループでG#3又はB3の鍵が押
鍵されていたら、これら実際の押圧鍵のG#3,
B3又は和音構成音のG#3,B3のどちらかが同
一音の理由で割当てられなくなつてしまう。しか
し、この発明によれば、上述のように、同一音高
であつても、自動伴奏用の和音構成音は確実に第
1のチヤンネルグループ内のチヤンネルに割当て
られ、第2の鍵グループで実際に押鍵された音は
第2のチヤンネルグループ内のチヤンネルに確実
に割当てられるので、そのような不都合が起らな
いようにすることができる。 〔実施例〕 以下、この発明を添付図面の実施例にもとづい
て詳細に説明しよう。 以下詳述する実施例においては、一段鍵盤を2
つの鍵域に分割して両鍵域の音色を異らせること
ができるようにした電子楽器にこの発明を適用し
た例が示されている。しかし、一段鍵盤に限ら
ず、上下鍵盤を具える電子楽器にもこの発明が適
用できることは勿論である。 実施例の全体構成説明 第1図に示す電子楽器10は一段鍵盤式のもの
であり、キースイツチ回路11には一段鍵盤の各
鍵に対応するキースイツチが配列されている。キ
ーコーダ12はキースイツチ回路11の各キース
イツチのオン・オフ状態を検出し、オンしている
キースイツチ(押圧鍵)を表わすキーコードKC
を出力する。また、キーコーダ12からは、離鍵
検出に利用されるキーオフ検査信号Xとキーコー
ドKCの送出タイミングに同期した同期パルスSY
も出力される。 モードスイツチ回路13は演奏形態(以下モー
ドという)を選択設定するためのスイツチを具え
ている。発音チヤンネルの利用モードは2つのモ
ードから成る。1つは、鍵盤の全盤が同一音色
(例えばメロデイ系の音色)で発音されるように
全発音チヤンネル全鍵共通に利用するモードであ
り、仮りにこれを共通モード()という。も
う1つは、鍵盤を2つの鍵域に分割して両鍵域の
音が異なる音色(例えば高音側鍵域をメロデイ系
の音色、低音側鍵域を伴奏系の音色)で発音され
るように発音チヤンネルを分割して利用するモー
ドであり、仮りにこれを分割モード(SPL)とい
う。この実施例では上記2つの利用モード
(SPL,)のための選択スイツチが直接設け
られているのではなく、演奏機能選択スイツチに
よつて選択された演奏機能に応じて自動的に発音
チヤンネル利用モード(SPL,)が設定され
るようになつている。すなわち、自動ベースコー
ド演奏(ABC)が選択されているとき分割モー
ド(SPL)とされ、選択されていないとき共通モ
ード()とされる。 モードスイツチ回路13においては、自動ベー
スコード演奏の機能の1つであるフインガードコ
ード機能の選択スイツチFC−SWとシングルフイ
ンガー機能の選択スイツチSF−SWとが設けられ
ている。フインガードコード機能選択スイツチ
FC−SWがオンされると、自動ベースコード演奏
のブインガーコード機能選択信号FCが発生され、
電子楽器10においては所定の低音側鍵域で押圧
された鍵を伴奏音色で発音し、所定の高音側鍵域
で押圧された鍵をメロデイ音色で発音する。シン
グルフインガー機能選択スイツチSF−SWがオン
されると、シングルフインガー機能選択信号SF
が発生され、電子楽器10においては所定の低音
側鍵域で押圧された鍵を根音として従音(根音に
対して所定の音程関係にある音)を自動的に発生
しこれらを伴奏音色で発音すると共に、所定の高
音側鍵域で押圧された鍵をメロデイ音色で発音す
る。スイツチFC−SW、SF−SWが共にオフの場
合は自動ベースコード演奏が選択されていず、鍵
盤の全鍵が同一音色(メロデイ音色)で発音され
る。尚、ベース音に関する回路は、この発明とは
無関係であるので第1図では図示を省略してあ
る。 スイツチFC−SW及びSF−SWの出力はオア回
路14に入力される。このオア回路14の出力が
分割モードを表わす信号SPLとして利用され、更
にインバータ15で反転した信号が共通モードを
表わす信号として利用される。オア回路14
の出力は遅延フリツプフロツプ16及び排他オア
回路17に入力される。遅延フリツプフロツプ1
6の出力は排他オア回路17の他の入力に加わ
る。オア回路14の出力が“1”から“0”に、
あるいは“0”から“1”に変化したとき、すな
わち発音チヤンネル利用モードがSPLから
へ、あるいはからSPLへ変化したとき、排他
オア回路17の出力は一時的に(クロツクパルス
φ1の1周期分)“1”となる。排他オア回路17
の出力はワンシヨツト回路18に加わり、パルス
幅を拡大して出力される。この実施例では10μsの
時間幅に拡大されるようになつている。ワンシヨ
ツト回路18の出力は、モード切換時のクリア信
号MCCとして利用される。 スイツチmin−SW及び7th−SWは、シングル
フインガー機能の際にコード(和音)種類を選択
するためのスイツチである。マイナ選択スイツチ
min−SWの出力はアンド回路19及びノア回路
22に入力され、セブンス選択スイツチ7th−
SWの出力はアンド回路20及びノア回路22に
入力される。ノア回路22の出力は、マイナでも
セブンスでもないとき、すなわちメジヤーのとき
“1”となり、アンド回路21に入力される。ア
ンド回路19〜21の他の入力にはシングルフイ
ンガー機能選択スイツチSF−SWの出力が加えら
れる。アンド回路19〜21からはマイナ信号
min、セブンス信号7th、メジヤー信号Majが
夫々出力される。 モードスイツチ回路13から出力される信号
SPL〜Majは鍵域検出及び従音データ形成回路2
3に供給される。また、シングルフインガー機能
選択信号SFはキーコーダ12にも加わり、回路
23で従音データを形成するための時間区間を指
示するタイミング信号ABCT1を該キーコーダ1
2から発生させる。また、発音チヤンネル利用モ
ードを表わすSPL、は、発音割当て処理手段
であるチヤンネルプロセツサ24にも供給され、
発音割当て態様を変更するために利用される。 キーコーダ12から発生された押圧鍵のキーコ
ードKCは鍵域検出及び従音データ形成回路23
を経由してチヤンネルプロセツサ24に供給され
る。鍵域検出及び従音データ形成回路23は、モ
ード信号SPL,の状態にもとづいて、分割モ
ード(SPL)の場合はキーコードKCが低鍵域に
属するかあるいは高鍵域に属するかを検出する。
高鍵域に属する場合は高鍵域信号YUK(鍵グルー
プ信号)を発生し、低鍵域に属する場合は低鍵域
YLK(鍵グループ信号)を発生する。また、共通
モード()のときは鍵域に関係なく高鍵域信
号YUKを発生する。更に、回路23では、シン
グルフインガー機能(SF)の場合に、根音に相
当するキーコードKC及びコード(和音)種類を
表わす信号min,7th,Majにもとづいて従音の
キーコードを自動的に形成する。鍵域検出及び従
音データ形成回路23から出力されるキーコード
KC*(キーコーダ12からのキーコードKCある
いは自動的に形成されたキーコード)はチヤンネ
ルプロセツサ24に供給される。 トーンジエネレータ部25は5つの発音チヤン
ネル(sh1〜ch5)を具備しており、チヤンネル
プロセツサ24はキーコードKC*をこれら発音
チヤンネルのいずれかに割当てる処理を行なう。 チヤンネルプロセツサ24は割当て制御回路2
6に付随して割当て態様変更回路27を含んでい
る。 この割当て態様変更回路27の働きにより、共
通モード()のときは全発音チヤンネル
(ch1〜ch5)を鍵盤の全鍵で利用するようにし、
分割モード(SPL)のときは特定のチヤンネ
(ch1とch2)を高鍵域(メロデイ音色)の鍵で利
用し、残りのチヤンネル(ch3、ch4、ch5)を低
鍵域(伴奏音色)の鍵で利用するよに割当て態様
が変更される。 チヤンネルプロセツサ24において、キーコー
ドメモリ28は各発音チヤンネル(ch1〜c5)に
対応する5つの記憶位置を具えており、各チヤン
ネルに割当てられたキーコードが対応する記憶位
置に記憶される。比較器29は回路23から供給
されたキーコードKC*とキーコードメモリ28
に記憶している割当て済みのキーコードKC**
とを比較し、両者が一致したとき一致信号EQを
生じる。割当て制御回路26は、回路23から供
給されたキーコードKC*が未だどのチヤンネル
にも割当られていないものであることを条件に、
割当て態様変更回路27によつて指定されたチヤ
ンネルグループ(ch1〜ch5あるいはch1、ch2あ
るいはch3〜ch5)内のいずれかのチヤンネルに
そのキーコードKC*を割当てる制御を行なう。
すなわち、キーコードKC*を割当てるべきチヤ
ンネルに対応いてロード信号LDを発生する。ま
た、割当て制御回路26においては、各チヤンネ
ルに割当てられた鍵が押圧中であるか否かを表わ
すキーオン信号KONを発生する。トランケート
回路30は、最も古く離鍵されたキーコードが割
当てられるチヤンネルを検出するための回路であ
り、検出したチヤンネル(トランケートすべきチ
ヤンネル)に対応してトランケートチヤンネル指
定信号TRを発生する。タインミグ信号発生回路
31はキーコーダ12から供給された同期パルス
SYにもとづいてチヤンネルプロセツサ24内の
各回路の動作制御用のタイミング信号を発生す
る。 トーンジエネレータ部25では、各チヤンネル
(ch1〜ch5)に割当てられたキーコードKC**
とそれに対応するキーオン信号KONにもとづい
て楽音信号を発生する。トーンジエネレータ部2
5には分割モードを表わす信号SPLが入力されて
おり、分割モードのときはチヤンネルch1、ch2
とch3〜ch5の音色を異らせる。自動コードパタ
ーン発生器32は、自動コード(和音)の発音タ
イミングを表わすパターンパルスを発生する。コ
ード(和音)を自動的にきざんで発音させる場合
は自動コード選択スイツチ33をオンにし、パタ
ーン発生器32からのパターンパルスをトーンジ
エネレータ部25に加えてチヤンネルch3〜ch5
に割当てられた低鍵域音(伴奏音色の音)を自動
的に開閉制御する。トーンジエネレータ部25か
ら発生された楽音信号はサウンドシステム34を
経て発音される。 各部の詳細例説明 第2図はキーコーダ12の一例を示すブロツク
図である。このキーコーダ12は、マトリクス状
に配列されたキースイツチ回路11のオクターブ
配線OCT1、OCT2,OCT3,OCT4及びノ
ート配線NC〜NBを介して並列的に信号の送受
を行なつてオンしているキースイツチのみを効率
的に検出するようになつており、公知の「キーコ
ーダ」(特願昭50−99152号・特開昭52−23324号)
あるいは「キーコードデータ発生装置」(特願昭
52−109750号・特開昭54−43014号)と同様の技
術思想にもとづいて構成される。キースイツチ回
路11のオクターブ配線OCT1〜OCT4は第1
オクターブ乃至第4オクターブに対応しており、
ブロツク検出・記憶回路35における第1オクタ
ーブ乃至第4オクターブに対応する部分OC1〜
OC4に夫々接続されている。キースイツチ回路
11のノート配線NC〜NBは12の音名C,C
#,D,……Bに対応しており、ノート検出・記
憶回路36の各音名C〜Bに対応する部分nC〜
nBに夫々接続されている。 ブロツク検出・記憶回路35及びノート検出・
記憶回路36の各回路部分OC1,OC2,OC3,
OC4,ABC1,ABC2,ABC3及びnC〜nB
は、夫々に入力されたデータを記憶する機能を
夫々有している。更に回路部分OC1,OC2,
OC3,OC4,nC〜nBはデータ(“1”)をオク
ターブ配線OCT1〜OCT4あるいはノート配線
NC〜NBを介してキースイツチ回路11に送出
する機能も有している。また、ブロツク検出・記
憶回路35全体としては回路部分OC1,OC2,
OC3,OC4,ABC1,ABC2,ABC3の順で
それらの記憶データを優先選択出力する機能も有
している。同様に、ノート検出・記憶回路36全
体としては回路部分nC,nC#,nD……nBの順
でそれらの記憶データを優先選択出力する機能を
有している。その際に、一旦、優先選択出力した
データの記憶をクリアし、上位のデータから順に
選択出力されていくようになつている。 優先選択によつて出力されたブロツク検出・記
憶回路35のデータはオクターブエンコーダ37
に入力される。優先選択によつて出力されたノー
ト検出・記憶回路36のデータはノートエンコー
ダ38に入力される。ノートエンコーダ38は、
各音名C〜Bに対応する回路部分nC〜nBから入
力されたデータを下記第1表に示すようにエンコ
ードし、ノートコードNCDを出力する。
【表】 オクターブエンコーダ37は、回路部分OC1
〜OC4、ABC1〜ABC3から入力されたデータ
を第2表に示すようにエンコードし、オクターブ
コードOCDを出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、限られ
た数の発音チヤンネルの利用態様が演奏形態に応
じて変更されるので、限られた数の発音チヤンネ
ルを無駄なく効率的に利用することができる。従
つて、発音チヤンネル数の節約によつてコストの
低減化を計ることができると共に、必要なときに
は十分な発音チヤンネルが確保できることによつ
て発音チヤンネルの不足によつて演奏に支障が生
じることが起らなくなる。 特に、この発明によれば、自動伴奏が選択され
ているか否かを連動して分割リードまたは共通モ
ードの演奏モードを指定することにより、鍵グル
ープ分けとチヤンネルグループ分けとが自動伴奏
の選択/非選択に連動して行われることになり、
限られた数の鍵及び発音チヤンネルを極めて効率
的に利用して自動伴奏機能を実現することができ
るようになる、という効果を奏する。また、この
発明によれば、割当て手段は、自動伴奏が選択さ
れたときに伴奏音キー情報発生手段により発生さ
れる伴奏音のキーの情報を、それが第2の鍵グル
ープに属するものであつても、前記第1のチヤン
ネルグループ内のチヤンネルに強制的に割当てる
ようにするので、伴奏者の音高が該伴奏者のため
に割当てられた鍵域から外れたとしても、すべて
の伴奏音を同じ第1のチヤンネルグループに割当
てることができることになり、自動伴奏に連動し
て鍵グループとチヤンネルグループの組合せを自
動的に切り換える制御を行うにあたつて、不都合
のない自動伴奏を行うことができるようになると
いう優れた効果を奏する。 また、演奏者は、伴奏音を自動的に発生させる
ための自動伴奏機能を選択する操作を単に行うだ
けで、伴奏音の自動発生制御と上述の分割モード
の指定が連動して自動的に行なわれるので、初心
者でも極めて容易に自動伴奏演奏をともなう電子
楽器演奏を楽しむことができる、という優れた効
果を奏する。 因に、自動伴奏の選択と共通モード/分割モー
ドの選択をそれぞれ独立して行うものにあつて
は、両方の選択操作を組合せて行わねばならず、
その操作が面倒であるとともに、初心者にあつて
は自動伴奏の選択操作だけを行なつて演奏してし
まうこともあり、そのような場合には、自動伴奏
の選択に連動して自動的に分割モードが選択され
ないことにより、正しい自動伴奏が行なえなくな
ることがある、という不都合が生じることがあ
る。例えば、分割モードが選択されないことによ
り、自動伴奏用の発音チヤンネルに押鍵データが
与えられずに、自動伴奏が選択されているにもか
かわらず、自動伴奏音が発音されなかつたり、あ
るいは逆に、メロデイ演奏者が伴奏発音タイミン
グパターンに従つて発音制御されてしまう、とい
うような不都合が生じてしまうこともある。しか
し、この発明によれば、自動伴奏の選択に連動し
て分割モードが自動的に選択されるので、そのよ
うな不都合は全く生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電子楽器の一実施例の全体
構成を示すブロツク図、第2図は第1図のキーコ
ーダの一例を示すブロツク図、第3図はクロツク
パルスその他各種タイミング信号の時間関係を示
すタイミングチヤート、第4図は第2図のステー
ト制御回路におけるステート制御信号のためのフ
ローチヤート、第5図は第1図の鍵域検出及び従
音データ形成回路の一例を示す回路図、第6図は
第1図のチヤンネルプロセツサの一例を示す回路
図、第7図は第1図のトーンジエネレータ部の一
例を示す回路図、である。 11……キースイツチ回路、12……キーコー
ダ、13……モードスイツチ回路、23……鍵域
検出及び従音データ形成回路、25……トーンジ
エネレータ部、26……割当て制御回路、27…
…割当て態様変更回路、52……鍵域信号発生回
路、FC−SW……フイガードコード機能選択スイ
ツチ、SF−SW……シングルフイガー機能選択ス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N個の鍵と、 任意の鍵に対応する楽音の発生を割当てること
    が可能であり、割当てられた任意の鍵に対応する
    任意の音高の楽音信号を発生することが可能なM
    個(但しくM<N)の音楽発生チヤンネルを具え
    る楽音発生手段と、 前記鍵をk個(但し0≦k<N)の鍵からなる
    第1の鍵グループとn個(但し0<n≦N−k)
    の鍵からなる第2の鍵グループとにグループ化
    し、前記kは演奏モードに応じて変更されるもの
    であり、それにより演奏モードに応じて異なる態
    様で前記第1及び第2の鍵グループを設定する鍵
    グループ設定手段と、 前記チヤンネルをj個(但し0≦j<M)のチ
    ヤンネルからなる第1のチヤンネルグループとM
    −j個のチヤンネルからなる第2のチヤネルグル
    ープとにグループ化し、前記jは前奏モードに応
    じて変更されるものであり、それにより演奏モー
    ドに応じて異なる態様でチヤンネルグループを設
    定するチヤンネルグループ設定手段と、 前記鍵グループ設定手段で設定された第1の鍵
    グループの押圧鍵に対応するキー情報を前記チヤ
    ンネルグループ設定手段で設定された第1のチヤ
    ンネルグループ内のいずれかのチヤンネルに割当
    て、前記鍵グループ設定手段で設定された第2の
    鍵グループの押圧鍵に対応するキー情報を前記チ
    ヤンネルグループ設定手段で設定された第2のチ
    ヤンネルグループ内のいずれかのチヤンネルに割
    当てる割当て手段と を具えた電子楽器において、 自動伴奏を選択するための自動伴奏選択手段
    と、 前記自動伴奏選択手段により自動伴奏が選択さ
    れている場合は前記演奏モードとして分割モード
    を指定し、他方、前記自動伴奏選択手段により自
    動伴奏が選択されていない場合は前記演奏モード
    として共通モードを指定し、指定された演奏モー
    ドに応じて前記jを変更することを前記チヤンネ
    ルグループ設定手段に指示すると共に前記kを変
    更することを前記鍵グループ設定手段に指示する
    グループ化指示手段と、 前記自動伴奏選択手段により自動伴奏が選択さ
    れたとき、前記第1の鍵グループの押圧鍵に基づ
    き伴奏音を構成する音のキー情報を発生する伴奏
    音キー情報発生手段とを更に具え、 前記鍵グループ設定手段は、前記共通モードが
    指定されたときk=0として前記鍵を第2の鍵グ
    ループのみにグループ化し、他方、前記分割モー
    ドが指定されたときはk=所定値(但し0を除
    く)として夫々所定の鍵を第1及び第2の鍵グル
    ープにグループ化するものであり、 前記チヤンネルグループ設定手段は、前記共通
    モードが指定されたときj=0として前記M個の
    チヤンネル全てを第2のチヤンネルグループと
    し、他方、前記分割モードが指定されたときはj
    =所定値(但し0を除く)として各チヤンネルを
    第1及び第2のチヤンネルグループにグループ化
    するものであり、 前記割当て手段では、前記伴奏音キー情報発生
    手段により発生された伴奏音のキー情報を、それ
    が第2の鍵グループに属するものあつても、前記
    第1のチヤンネルグループ内のチヤンネルに強制
    的に割当てるようにし、 前記楽音発生手段では、前記自動伴奏選択手段
    により自動伴奏が選択されたときは、前記第1の
    チヤンネルグループ内のチヤンネルで発生すべき
    楽音信号を自動伴奏発音タイミングパターンに従
    つて発音制御するようにした電子楽器。 2 前記N個の鍵は一段鍵盤に配されたものであ
    り、前記共通モードにおける第2の鍵グループは
    前記一段鍵盤の全鍵から成り、前記分割モードに
    おける第1及び第2の鍵グループは前記一段鍵盤
    を2つの鍵域に分割したときの各々の鍵域に対応
    する特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 前記N個の鍵は第1盤と第2鍵盤に配された
    ものであり、前記共通モードにおける第2の鍵グ
    ループは第1または第2鍵盤のどちらか一方であ
    り、前記分割モードにおける第1及び第2の鍵グ
    ループは夫々第1鍵盤と第2鍵盤のどちらか一方
    である特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 4 前記鍵グループ設定手段は、割当て対象とな
    る押圧鍵が所属する鍵グループを表わす鍵グルー
    プ信号を共通モードあるい分割モードに応じて発
    生する鍵グループ信号発生回路を有し、 前記チヤンネルグループ設定手段は、共通モー
    ドの場合は前記鍵グループ信号が第2の鍵グルー
    プを表わしていることを条件に全チヤンネルに割
    当可能であることを指示し、分割モードの場合は
    前記鍵グループ信号が表わす鍵グループに応じて
    第1又は第2のチヤンネルグループのどちらかに
    割当可能であることを指示する割当て態様変更回
    路を有し、前記割当て手段では前記割当て態様変
    更回路によつて指示されたチヤンネルグループ内
    のチヤンネルのいずれかに前記割当て対象となる
    押圧鍵を割当てる処理を行うようにした特許請求
    の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の電子
    楽器。
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