JPH0474822A - ばね特性と耐へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材 - Google Patents

ばね特性と耐へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材

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JPH0474822A
JPH0474822A JP18773890A JP18773890A JPH0474822A JP H0474822 A JPH0474822 A JP H0474822A JP 18773890 A JP18773890 A JP 18773890A JP 18773890 A JP18773890 A JP 18773890A JP H0474822 A JPH0474822 A JP H0474822A
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JP
Japan
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stainless steel
cold working
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strength stainless
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JP18773890A
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Toshihiko Takemoto
敏彦 武本
Yoshihiro Uematsu
植松 美博
Yasushi Murata
康 村田
Yoshiaki Hori
芳明 堀
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はTV. OA機器、VTRなどの部品である押
えばね、皿ばねなどに使用される耐食性に優れ、かっば
ね特性と耐へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材に関
する。
〔従来技術と問題点〕
TV、OA機器. VTRなどの部品である押えばね皿
ばねなどには耐食性および優れたばね特性が要求され、
SUS301系の加工硬化型ステンレス鋼などが使用さ
れている。すなわち、本系鋼では冷間加工により高強度
の加工誘起マルテンサイト相を多量に生成させるととも
にオーステナイト相の加工硬化を利用し高強度化させ、
さらに場合によっては冷間加工後、400℃付近での時
効処理を施しばね特性を向上させる。
しかしながら、最近、上述した用途において黒色化処理
として600℃付近の高温で熱処理される場合が多くな
り、このような温度での熱処理は加工硬化したオーステ
ナイト相を軟化させるとともに加工誘起マルテンサイト
相の消失が生じるため、SUS301系鋼でばばね特性
や耐へたり性が著しく低下し、使用に耐えなくなるとい
う問題が生し、高温での熱処理を施してもばね特性や耐
へたり性が低下しない新規なステンレス鋼が要望されて
いる。
〔問題解決に関する知見〕
本発明者等はCr−Niステンレス鋼において600℃
付近の高温熱処理でもばね特性や酎へたり性が低下しな
い合金組成ならびに冷間加工と熱処理の影響を鋭意研究
したところ、冷間加工を施しても加工誘起マルテンサイ
ト相が生成せず、実質的に7相である鋼に冷間加工後、
500〜700℃で熱処理を施すことでひずみ時効硬化
が生し,その結果ばね特性が著しく向上し、かつ500
〜700℃の高温域で使用される場合においても耐へた
り性が優れていることを見出だし,本発明に至った。
〔発明の構成と作用〕
本発明は、重量%で c : o.oa%以下 Si : 2.0%以下 Mn : 2.0〜8.0% Cr : 14.0〜22.0%以下 Ni : 10.0〜20.0% N  : 0.05〜0.35% を含有し、残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を
施しても実質的にγ単相である鋼に500〜700゜C
の温度域で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と
耐へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材を堤供する。
本発明はまた、重量%で c : o.og%以下 Sj : 2.0%以下 Mn : 2.0−8.0% Cr : 14.0〜22.0%以下 Ni : 10.0〜20.0% N : 0.05〜0.35% Mo : 3.0%以下 ■、Nb. Tiの1種または2種以上をそれぞれ1、
0%以下 を含有し,残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を
施しても実質的にγ単相である鋼に500〜700℃の
温度域で熱処理を施したことを特徴とする特許 材を提供する。
本発明はまた,重量%で C : 0.08%以下 Si : 2.0%以下 Mn : 2.0 〜8.0% Cr : 14.0〜22.0%以下 Ni : 10.0〜20.0% N : 0.05〜0.35% Ca. REMの1種または2種を0.05%以下を含
有し、残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を施し
ても実質的にγ単相である鋼に500〜700℃の温度
域で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と耐へた
り性に優れた高強度ステンレス鋼材を提供する。
本発明はまた、重量%で C : 0.08%以下 Si : 2.0%以下 Mn : 2.O′−8.0% Cr : 14.0−22.Q%以下 \i : 10.0〜20.0% N : 0.05〜0.35% 呵o : 3.0%以下 ■、〜b. Tiの1種または2種以上をそれぞれ1、
0%以下、さらにCa− REMの1種または2種を0
.05%以下 を含有し、残部Feおよび不純物からなり,冷間加工を
施しても実質的にγ単相である鋼に500〜700゜C
の温度域で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と
耐へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材を提供する。
ここに実質的にγ単相の用語は加工誘起マルテンサイト
およびδフェライトを合計で10%まで含有し得ること
を意味する。以下に本発明の構成要件の限定理由につい
て述べる。
CはNと同様に強力なオーステナイト相安定化元素であ
り、冷間加工後の組織を実質的にγ相とするに有効な元
素である。またCは冷間加工後500〜700℃の温度
域で熱処理を施すことによりばね特性を向上させる有効
な元素でもある。しかし、多量に含有されると耐食性が
低下するため、その上限を0.08%とする。
Siは優れたばね特性を得るに有用な元素であるが,そ
の含有量が2.0%以上になると冷間加工後に加工誘起
マルテンサイト相が多量に生成し、その結果500〜7
00℃の温度域での時効処理によりばね特性ならびに耐
へたり性が低下する。さらに。
Siは600℃以上の高温域でのばね特性を著しく低下
させる。これらを考慮し、その上限を2.0%とする。
llInはNiと同様オーステナイト相安定化元素であ
り、冷間加工後の組織を実質的にγ相とするのに有用な
元素である。さらに、Mnはばね特性の向上に有効な元
素であるNの固溶度を高める元素でもある.これらの性
能を発揮するには2.0%以上の含有が必要である。し
かし、多量に含有さわると製鋼時にMnヒユームが多量
に生成するなど製造が困難となるため,その上限を8.
0%とする。
Niはオーステナイト系ステンレス鋼の基本成分であり
,オーステナイト相の安定化に寄与する有用な元素であ
る。冷間加工後の組織を実質的にγ相とするためには1
0,0%以上必要である。またN1は500〜700℃
の温度域での時効処理後の優れたばね特性を得るに有効
でもあるが,多量に含有されてもその効果が飽和するた
め上限を20.0%とする。
Crはステンレス鋼の基本成分であり,良好な耐食性を
得るには14.0%以上の含有が必要である。
しかしながら、多量に含有されると多量のδフェライト
が生成し,実質的にγ相の組織を得ることができなくな
るため、その上限を22,0%とする。
■はオーステナイト安定化元素であり,冷間加工後の組
織を実質的にγ相とするに有用な元素である。またNは
本発明の特徴である優れたばね特性と耐へたり性を得る
に必須の元素である。これらの性能を発揮させるために
は0.05%以上の含有が必要であるが、0.35%を
超えると,健全な鋼塊が得られなくなるため、これを上
限とする。
阿0は耐食性の向上に有効に作用するとともに優れたば
ね特性と耐へたり性を得るに有効な元素である。しかし
ながら、多量に含有されるとδフエライト生成量が増加
し、組織を実質的にγ相とすることができなくなるため
、その上限を3.0%とする。
V、Nb、 Tiはともに冷間加工後500−700°
Cの温度域で熱処理を施すことによりばね特性と耐へた
り性を向上させるに有効な元素であるが、多量に含有さ
れるとδフエライト生成量が増加し、組織を実質的にγ
相とすることができなくなるため、それぞれ1.0%以
下とする。
Ca、 REIよ強力な脱酸、脱硫剤として作用し、熱
間加工性を向上させる有用な元素である。しかし、0.
05%を超えて添加されると、逆に熱間加工性を低下さ
せるとともに、耐食性を低下させるため、これを上限と
する。
熱処理を500〜700℃の温度域で実施するのは本発
明者等の知見に基いているが、その限定の理由は以下の
発明の具体的開示の欄の記載より明らかになるであろう
〔発明の具体的開示〕
以下、図面を参照して、本発明を実施例によって具体的
に説明する。
第1表に示す組成の鋼試料を溶製した。AIは従来鋼5
US301.81〜B9は本発明鋼である。それぞれの
鋼を鋳造、鍛造、熱間圧延により3圃厚とした。
ついで溶体化処理後、冷間圧延と焼鈍を繰り返し、仕上
げ板厚: 0.6mmの冷間圧延材とした。最終冷延段
階の圧下率は第2表に示した。これらの冷間圧延材に4
00〜800℃の温度で30分間の熱処理を施した後、
JIS )+3130の繰返したわみ試験法に準じてば
ね限界値を測定した。冷間圧延材を幅101ffl+。
長さ100mmの試片に加工した後、第1図に示す標線
間隔Q =80anのエツジに載置し、第2図に示す様
に、中央に置いたエツジに荷重を加えてa=3膿の変位
を与えた状態で400〜800°Cの温度で30分間の
熱処理を施し、空冷後除荷し、へたり量すを測定した。
へたり率=(b/a)X100(%) と定義する。
第2表 CRは冷間圧延を意味する。
BIOの鋼の最終冷延圧下率50%の試料について40
0〜800℃の温度で熱処理した後のへたり率とばね限
界値を第4図に示す。この図から明らかなように、50
0〜700℃の範囲で熱処理したものはへたり率もばね
限界値も優れていることがわかる。
他の試料の試験結果も第2表に示しである。この表から
れかるように従来鋼AIでは、60%の冷間圧延後に4
00℃の熱処理を施すと、ばね限界値は81kg/w1
2と高いが、600°Cの熱処理を施すと、ばね限界値
は42 kg / mm ”まで低下する。一方、へた
り率も400℃の熱処理を施した場合に比へ600°C
の熱処理を施した場合の方が大きいことがわかる。
これに対し、本発明鋼である81〜B5では、オーステ
ナイト安定化元素のNi、 MnおよびNを多く含有し
、高温の熱処理後でも優れたばね特性と耐へたり性を示
す。86〜11はMOlV、NbおよびTiを適量含有
しているもので、冷間加工と熱処理を付与した後のばね
特性と耐へたり性は、これらの元素を含有しない鋼に比
入でさらに上昇している。
なお、第2表中の本邸は、供試材が本発明鋼であるが熱
処理温度が本発明範囲を外れるものであり、400℃の
熱処理を施すとばね限界値が十分とはいえず、また80
0℃の熱処理でばばね限界値が低く、かつ耐へたり性も
大きくなることがわかる。
〔発明の効果〕 本発明は冷間加工を施しても実質的にγ重相である鋼に
、500〜700°Cの温度域で熱処理を施すことを特
徴とする特許 強度ステンレス鋼材を提供するものであり、その工業的
価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はへたり率測定の方法を図解する概念図であ
り,第4図は本発明鋼材の1試料と既知鋼試料の熱処理
温度とへたり率およびばね限界率の関係を示すグラフで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)重量%で C:0.08%以下 Si:2.0%以下 Mn:2.0〜8.0% Cr:14.0〜22.0%以下 Ni:10.0〜20.0% N:0.05〜0.35% を含有し、残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を
    施しても実質的にγ単相である鋼に500〜700℃の
    温度域で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と耐
    へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材。 2)重量%で C:0.08%以下 Si:2.0%以下 Mn:2.0〜8.0% Cr:14.0〜22.0%以下 Ni:10.0〜20.0% N:0.05〜0.35% Mo:3.0%以下 V、Nb、Tiの1種または2種以上をそれぞれ1.0
    %以下 を含有し、残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を
    施しても実質的にγ単相である鋼に500〜700℃の
    温度域で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と耐
    へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材。 3)重量%で C:0.08%以下 Si:2.0%以下 Mn:2.0〜8.0% Cr:14.0〜22.0%以下 Ni:10.0〜20.0% N:0.05〜0.35% Ca、REMの1種または2種を0.05%以下を含有
    し、残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を施して
    も実質的にγ単相である鋼に500〜700℃の温度域
    で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と耐へたり
    性に優れた高強度ステンレス鋼材。 4)重量%で C:0.08%以下 Si:2.0%以下 Mn:2.0〜8.0% Cr:14.0〜22.0%以下 Ni:10.0〜20.0% N:0.05〜0.35% Mo:3.0%以下 V、Nb、Tiの1種または2種以上を、それぞれ1.
    0%以下、Ca、REMの1種または2種を0.05%
    以下 を含有し、残部Feおよび不純物からなり、冷間加工を
    施しても実質的にγ単相である鋼に500〜700℃の
    温度域で熱処理を施したことを特徴とするばね特性と耐
    へたり性に優れた高強度ステンレス鋼材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084597A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Nippon Seisen Co Ltd 耐水素性ばね用ステンレス鋼線及びそれを用いた耐水素性ばね製品
JP2012211348A (ja) * 2011-03-18 2012-11-01 Sumitomo Metal Ind Ltd 高温耐へたり性に優れる冷間圧延ステンレス鋼板およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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