JPH0475206B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0475206B2
JPH0475206B2 JP58167375A JP16737583A JPH0475206B2 JP H0475206 B2 JPH0475206 B2 JP H0475206B2 JP 58167375 A JP58167375 A JP 58167375A JP 16737583 A JP16737583 A JP 16737583A JP H0475206 B2 JPH0475206 B2 JP H0475206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chlorella
blood pressure
strain
rats
stroke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58167375A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6058924A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP58167375A priority Critical patent/JPS6058924A/ja
Publication of JPS6058924A publication Critical patent/JPS6058924A/ja
Publication of JPH0475206B2 publication Critical patent/JPH0475206B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 従来のクロレラは細胞壁が硬いことが、利用上
の一大欠点とされ、細胞壁の有効な破砕には特別
な方法が必要とされてきたが、本発明は細胞壁の
αセルロース欠損株であるため、化学的にアルカ
リで容易に溶解しあるいは機械的に簡単に破砕さ
れる性質を有し、かつ暗所で生育が良く、タンク
培養に適し、かつ生理活性物質CGF(Chlorella
growth factor)含有量の多いクロレラの変異株
(クロレラ・ブルガリスE25)(特公昭58−29074)
を有効成分とする血圧降下剤、脳卒中予防剤とし
ての用途開発に関する。
クロレラが血圧降下作用を有することは従来か
ら知られており、クロレラより降圧作用を有する
物質の抽出方法についても知られている(特願昭
53−111898、特願昭54−71560)。しかし本発明に
関するクロレラ・ブルガリスE25株は単細胞分離
によつて、特異な変異株を分離したもので次のよ
うな種々の特性を有する。
何回も単細胞分離を繰り返すことによつて得
られた純系の株であつて、オープンな野外池で
培養されたクロレラと異なり、系統株の性質が
安定し、実験結果の再現性が高い。
本クロレラは従属栄養性クロレラであつて、
暗黒下のタンク培養に適し、発育速度も早く
(培養時間30℃で41〜72時間)、藻体も鮮かな緑
色を呈する。
細胞壁のαセルロースが欠損しており、物理
的には破砕が容易で、消化率も従来の独立栄養
クロレラよりも高く、ラツトの直接法による真
の消化率は独立栄養クロレラの59.7%(満田久
輝他:栄養と食糧vol.30No.2pp.93〜98.1977)に
対し81.6%であつた。
暗培養のクロレラはCGF含有量が低いのが
通例であるにかかわらず本株のCGF含有量が
高い(特公昭58−29074)。
本クロレラ株の熱水抽出物には著しい降圧作
用が認められるが、経口的に脳卒中易発症高血
圧自然発症ラツト(SHRSP)にタンパク源と
して本クロレラを投与した場合、ラツトの成長
には殆ど影響がなく、血圧降下作用、脳卒中発
症率の低下が認められる他、著しい延命効果が
認められる。
本クロレラを経口投与開始後25週目に屠殺し
たラツト(5例)の血漿レニン(血圧上昇に関
連のある酵素の1つ)の活性は16.31±
5.45ng/hr/mlであり、対照群(5例)の
40.77±8.90ng/hr/mlより有意に低かつた。
本発明の血圧降下剤は成人1人当り通常1日量
0.1〜10gを1回または数回に別けて経口投与す
る。
本クロレラ株に関しては以上6つの特性があつ
て従来の独立栄クロレラの場合と次のような相異
点がある。例えばA社製独立栄養クロレラの場
合、熱水抽出物には時に著しい降圧作用が認めら
れるが、野外池培養であるため、他種緑藻類や細
菌等の混入が避けられず、純系というわけにはい
かない。そのため製品ごとに静注実験での降圧効
果にかなりの変動がみられた。又経口投与の場合
消化率が悪いため、ラツトの成長が一層悪く、実
験の継続ができなかつた。B社製クロレラの場
合、静注試験の結果が思わしくないため、経口投
与実験にまで至らなかつた。
一方従属栄養性クロレラ・ブルガリスE25の熱
水抽出物に著しい降圧作用がみられ(第1図)、
この作用が安定的に再現されると同時に、消化率
が良好で成長も正常に進むところから、SHRSP
に経口投与による血圧実験を実施することができ
た。クロレラ食群では血圧の上昇や脳卒中の発症
率は抑制され、著しい延命効果が認められた。
次に本発明の実施例を説明する。
実施例 1 消化実験を実施したが、クロレラブルガリス・
E25株を3%グルコースを炭素源として栗本鉄工
所の200タンクで純粋培養後、藻体を集め、加
熱乾燥して、グライデイグミルで粉末化し、粒度
は60メツシユを通過したものを利用した。
人工消化実験は消化酵素としてペプシン及びト
リプシンを用い、各試料300mgを常法によつて実
施した結果を第2図に示した。従属栄養性のクロ
レラ・ブルガリスE25の場合、24時間目におい
て、ペプシン56.8%、トリプシン66.4%で独立栄
養クロレラと比較して10〜10数%高い消化率を示
した。
次に直接法による真の消化率をしらべるため、
体重250〜300gの生後4週令のSD系雄ラツト10
匹を用いて28日間飼育して常法により実験した。
なお使用した従属栄養クロレラの粗タンパク含有
量は33.7%であつた。本クロレラ株の真の消化率
は0.1〜85.0%で平均81.6%と人工消化率より高い
価を示した。
なお内因性窒素測定法による本クロレラの生物
価(B.V.)は69.5%、正味タンパク利用率(N.P.
U.)は56.8%であつた。
実施例 2 クロレラの経口投与実験を行つた。実験は生後
5週間令のSHRSPを用い、同胞を2群に分け、
実験群10匹、対照群9匹とし、対照群は市販粉末
飼料(舟橋−F2)で飼育し、実験群は基礎実験
で正常な発育を示したクロレラ配合飼料:すなわ
ち対照群の粉末飼料50%とクロレラと無機塩等を
配合した飼料(クロレラ77.3%,ビタミン混合物
1%,マツカラム塩4%,粉末セルロース3%,
塩化コリン0.24%,大豆油5%,残りは全体100
%になるようにαコーンスターチで調整し、タン
パク量は市販飼料の粗タンパク量30.1%に調整し
たもの)50%の混合飼料で、ラツトが死亡するま
で飼育した。水は自由に摂取させた。
各ラツトは自然死後直ちに病理解剖を行い、病
変の有無を確かめた。特に脳については脳血管病
変の有無を慎重に調べた。また脳卒中発症や平均
寿命の計算には100日以内に死亡したラツトは除
外した。
12〜13週令までは実験群対照群とも210〜220g
まで成長した。それ以後クロレラ食群では少しず
つ劣つているが、大きな差は見られなかつた。第
3図は成長に伴う血圧カーブを示したもので、両
者とも12〜3週令までは急激な血圧の上昇を示
し、210〜220mmHgまで達し、それ以後17週令ま
では有意な差がみられた。17週令以後は有意な差
がみられないもののクロレラ群は10〜20mmHg低
い血圧を維持した。
対照群6例中5例すなわち83.3%が脳卒中を発
症し、その平均生存日数は176±29.86日、クロレ
ラ群では4例中1例で25%に脳卒中の発症が見ら
れ、平均生存日数は337±19.96日でほゞ2倍に及
ぶ著しい延命効果が認められた。また他の実験目
的で25週令で各群とも3例死亡させたが、クロレ
ラ群では脳病変をおこしているものはなかつたの
に対し、対照群ではすでに1例に脳病変が認めら
れた。
これらの結果からSHRSPにクロレラ食を経口
投与とすることによつて、明かな血圧上昇の抑
制、脳卒中発症率の低下、著しい生存日数の延長
が認められた。
以上詳述したごとく、本発明によれば、従属栄
養性のクロレラ・ブルガリスE25はαセルロース
欠損の特異な細胞壁を有し、工業的にも簡単に破
砕が可能で、消化率も良好であるが、本株を脳卒
中易発症血圧自然発症ラツト(SHRSP)に経口
投与することによつて、血液の上昇の抑制作用、
脳卒中発症率の低下、著しい延命作用、血圧上昇
に関係する酵素の一種レニンの活性を低下させる
作用が認められた。従つてクロレラ・ブルガリス
E25株は本クロレラ株自体を有効成分とする血圧
降下及び脳卒中予防剤と考えうる。
本株は多数のクロレラ株の中からスクリーニン
グによつて得られた特殊変異株であると共に、繰
返し単細胞分離を行つた純系株をタンク内で純粋
培養に成功したもので、常に安定した性質の維持
が可能である。すでに大型タンクによる培養も可
能になつており、安価に一定の良質のクロレラを
季節に関係なく提供することが可能で、本株を利
用する医薬品の開発等工業化も容易であると信ず
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はクロレラ・ブルガリスE25の熱水抽出
物の静脈注射による血圧降下。第2図はクロレラ
とカゼインのペプシン,トリプシンによる人工消
化実験。第3図はSHRSPラツト成長に伴う血圧
カーブに対するクロレラ食の影響を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 αセルロースを殆ど含まずアルカリで容易に
    溶解し、また機械的にも極めて破砕し易い細胞壁
    を有し、かつ暗培養下で、明培養された従来のク
    ロレラ属が細胞内につくるCGFとほぼ同量同質
    のCGFを細胞内につくるクロレラ・ブルガリス
    を有効成分とする血圧降下及び脳卒中予防剤。
JP58167375A 1983-09-10 1983-09-10 従属栄養クロレラを有効成分とする血圧降下及び脳卒中予防剤 Granted JPS6058924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58167375A JPS6058924A (ja) 1983-09-10 1983-09-10 従属栄養クロレラを有効成分とする血圧降下及び脳卒中予防剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58167375A JPS6058924A (ja) 1983-09-10 1983-09-10 従属栄養クロレラを有効成分とする血圧降下及び脳卒中予防剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6058924A JPS6058924A (ja) 1985-04-05
JPH0475206B2 true JPH0475206B2 (ja) 1992-11-30

Family

ID=15848544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58167375A Granted JPS6058924A (ja) 1983-09-10 1983-09-10 従属栄養クロレラを有効成分とする血圧降下及び脳卒中予防剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6058924A (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045603B2 (ja) * 1978-09-12 1985-10-11 クロレラ工業株式会社 降圧作用を有する物質の抽出方法
JPS6045604B2 (ja) * 1979-06-07 1985-10-11 クロレラ工業株式会社 動脈硬化抑制物質の抽出方法
JPS5829074A (ja) * 1981-08-14 1983-02-21 Toshiba Corp 光学的文字読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6058924A (ja) 1985-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lindsay et al. Digestion of two legumes and rumen bacterial growth in defaunated sheep
JP3163127B2 (ja) アスタキサンチンの製造方法
JP4854841B2 (ja) 肝障害低減剤
JP4309108B2 (ja) 糖尿病治療薬
JP2003502052A (ja) リコペンを製造する方法
EP0404300A2 (en) Process for production of eicosapentaenoic acid-containing phospholipids
JP4000946B2 (ja) 冬虫夏草の新規製造方法及び得られた冬虫夏草とその使用
JPH0475206B2 (ja)
Dewey Biochemical factors in the maximal growth of Tetrahymena
JPS60185719A (ja) 抗腫瘍剤
CA2020633C (en) Mutant of pseudomonas, a strain yzh, and a process for producing 851 yzh nutrient solution by application of the strain
Grau et al. Sesame protein in chick diets.
JP3515140B2 (ja) ブロイラー用腹水症防止剤及び腹水症防止方法
JPH0870848A (ja) ビタミンEおよびβ−カロチン高含有量のユーグレナ藻体およびその製造方法
CA2012278C (en) Mutant of microbacterium, a strain 851r, and a process for producing 851r nutrient solution by application of the strain
EP0196858B1 (en) Liver function-improving agent and blood pressure-lowering agent
JPH01180832A (ja) 高ヨウ素含有淡水クロレラからの熱水抽出物、その製法、およびその用途
CN113615827A (zh) 一种具有抗癌功能的色氨酸缺乏组合食品及其制备方法
Zhang et al. Cytotoxic effects of short‐chain carboxylic acids on human gingival epithelial cells
Benton et al. Properties of substances in gelatin which stimulate the growth of chicks fed amino acid diets
US3020204A (en) Process for preparing augmentative intrinsic factor concentrate
JPH01240196A (ja) 新規グリコペプチド系抗生物質pa−45052
EP0110563B1 (en) Antitumour substance from streptomyces
JPS6026374B2 (ja) 代謝産物a−27106を含有する組成物
JPS6237019B2 (ja)