JPH0475818A - 異常放電位置に基づいて放電間隙を補正する放電加工方法及び装置 - Google Patents

異常放電位置に基づいて放電間隙を補正する放電加工方法及び装置

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JPH0475818A
JPH0475818A JP18427490A JP18427490A JPH0475818A JP H0475818 A JPH0475818 A JP H0475818A JP 18427490 A JP18427490 A JP 18427490A JP 18427490 A JP18427490 A JP 18427490A JP H0475818 A JPH0475818 A JP H0475818A
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哲朗 坂野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は放電加工機に関11、特に複数軸の同時制御に
より放電間隙を制御する型彫放電加工機に関する。
従来の技術 放電加工機では工具となる電極と被加工物との間に火花
放電を生じざぜ、その際発生する熱によって被加工物の
材料を蒸発気比若1.<は溶融させ、かつ、断続的に放
電を生じさせることにより、それに伴う衝撃圧力によっ
て材料を飛散させて除去加工するものである。
したがって、加工電極と被加工物の間隙が大きすぎたり
、または逆に狭ずぎて加工電極と被加工物が接触してし
まった状態では放電が生じないため、加工が行われず加
工能率を低下させる。さらに、加工電極と被加工物の間
に放電加工によって生じた加工屑やガスが溜まると間隙
の電気絶縁性が低下して放電が停止せず、連続的な放電
となるため衝撃的な圧力が発生1.なくなって加工能率
が低下する。
また、加工電極と被加工物の間に放電加工によって生じ
た加工屑が溜まると、これを介し5て放電が生じるため
、加工電極と被加工物の間の1点に集中して何回も同じ
場所に放電が起きる場合がある。このような集中放電の
場合、集中放電が生じた加工電極や被加工物のその箇所
だけが消耗し2、全体の加工形状の精度を悪く(またり
、傷己なって残ってしまうという不具合が生じる。
第7たがって、放電加工機では、加工電極と被加工物を
放電が生じる程度まで近付けると共に、直接接触して短
絡を生じないように間隙を保つように加工電極または被
加工物を移動させ制御する必要がある。さらに、間隙に
加工屑が溜まったときには、−旦加工電極または被加工
物を後退させ間隙を大きく]7加工屑等の汚染物質を間
隙外に排出する必要がある。
また、工具電極が被加工物を切り込む際、その正面だけ
でなく側面でも放電が生じる。例えば、加工電極がテー
パ形状をしている場合、テーパになった加工電極の側面
で生じる放電も加工電極の正面(底面)で生じる放電と
同様に加工を行っている。
そのため、放電間隙の制御では、放電が実際に生じてい
る点で加工電極と被加工物の間隔を適切に保ち、かつ、
放電が生じている点の加工屑がうまく排除されるように
加工電極または被加工物を動かす必要がある。このため
には実際に放電が生じている点での加工電極又は被加工
物の法線方向に加工電極若しくは被加工物を動かすのが
最適である。
しかし、従来の汎用放電加工機(非NGの放電加工機)
では、加工電極を動かす方向が構造的に決まっており、
加工電極と被加工物の間のどこで放電が生じても一定の
方向に加工電極を移動させて間隙を制御している。これ
ては1、加工電極の底面での放電間隙が適切に制御され
ても、加工電極側面方向には間隙制御が行われないのと
同じであり、被加工物側面(加工された穴の側面)の精
度、品質が劣ったものになる。
一方、数値制御装置で制御されるNC放電加工機では複
数の送り軸の合成によって任意の方向に加工電極または
被加工物を動かすことができるが、しかし、放電が生じ
ている位置は次々と移動するために、どの方向に加工電
極を移動させればよいか、分からず、従来のNC放電加
工機においては、NCプログラムにしたがって現在切り
込んでいる方向、または事前に設定しておいた一定方向
に加工電極を動かし放電間隙を制御する方式が採用され
ていた。
発明が解決しようとする課題 上述したように従来の放電加工機においては、放電位置
に関係なくある決められた方向に加工電極を移動させて
放電間隙を制御しており、異常放電が生じてもその異常
放電箇所に応じた最適の放電間隙制御ができず、加工能
率、加工結果の品質の両面で十分満足できるものではな
かった。
型彫放電加工機においては、その特徴である3次元形状
の総量加工において、異常放電が放電間隙制御運動の方
向によってきまる方向の面以外の点で生じたときにその
異常放電を停止させるような最適な間隙制御ができず、
放電間隙制御運動の方向によってきまる方向の面と、他
の面の加工特性が異なることは、加工の転写精度を低下
させるだけでなく加工電極の制作において、これを補償
する必要が生じ、加工法の利用価値を損ねている。
そこで本発明の目的は、電極の形状に関係なく最適な放
電間隙制御を実施する異常放電位置に基づいて放電間隙
を補正する放電加工方法及び装置を提供することにある
課題を解決するための手段 加工電極若しくは被加工物のどちらか一方の給電点を分
割し少なくとも3つ以上の異なった位置の分割給電点と
し、他方を1つの給電点として加工電極と被加工物間に
加工電源を接続し、上記各分割給電点に流れる電流の値
を検出する電流測定器と、上記電流測定器で測定される
電流値から電流値の比若しくは電流の時間的変化率の比
を算出する比算出手段と、分割給電点を設けた側の加工
電極若しくは被加工物の各点に電流を流したときの各分
割給電点に流れる電流の電流値の比若しくは電流の時間
的変化率の比に対応する加工電極若しくは加工形状の上
記各点における法線方向を記憶する記憶手段と、異常放
電を検出する異常放電検出手段と、上記異常放電検出手
段で異常放電が検出されると上記比算出手段で算出され
る比に基づいて上記記憶手段から読み出される法線方向
ベクトルの各軸方向成分に基づいて加工電極と被加工物
の相対的移動を補正して加工電極と被加工物間の間隙を
制御する補正手段とを備えた放電加工機とすることによ
って上記課題を解決した。
特に、上記記憶手段に記憶させる電流値の比若しくは電
流の時間的変化率の比に対する加工電極若しくは加工形
状の法線方向は、工作物のCAD情報若しくは加工用N
Cプログラムから予め求め記憶しておく。若しくは、測
定用電源と各方向の方向ベクトルを発生する方向ベクト
ル発生器と、加工が所定量進むごとに加工電源から測定
用電源に切り替えて、上記方向ベクトル発生器を作動さ
せて順次加工電極を加工穴中心位置から移動させ、被加
工物に短絡させ、そのときh向ベクトルR生器から出力
された方向ベクトルをそのとき検出される電流値の比若
しくは電流の時間的変化率の比に対する法線方向と15
で上記記憶手段の法線方向を書き替える法線方向[き替
え手段を設ける。+とによって、順次記憶内容を更新す
るようにする0、作   用 第2図は本発明の作用原理を説明する説明図で、この説
明図では被加工物2側に3つの分割給電点Pi、P2.
P3か設けらオーしており、工具電極1には1一つの給
電点POが設けらオ]ている。図中〜lOは被加工物2
.!:加工電極1間に接続、された電源の電圧を意味I
〜、Rは電源と加工電極1間(ご挿入されでいる電流制
限抵抗である。例えば、加二■−電極lの点D1と被加
工物20点D2間に放電が生じたとすると、放ち点D1
.と給電点10間の抵抗をRO1放電点I) 2と分割
給電点P1゜R2,R3間の抵抗をR1,R2゜R3と
1−7、給電点P Oに流れる電流を10.分割給電点
P1.P2F”3に流ねる電流を11.I2,13とR
7、放電柱の内部での電圧降下(ギャップ電圧)をVG
とする1と、分割給電点Pi、P2.P3は被加工物状
の異な一つだ位置であることから抵抗R1,R2゜R3
の値電流?1,12.13の値も異なってくる。そして
、次の第1−・−第3式か成立する。
RI=(1/II) f(VO−’G) −(R+RO
+ +(11−(1)R2= [1/!2) I (V
O−VG) −(R+RO) !01     =−(
2)R3= (1/13)f (VO−VG)−(R+
RO)101         −(3)上記第1−第
3式において抵抗R1〜R3は分割給電点P1〜P3か
ら放電点D2までの各抵抗値であり、分割給電点P1〜
P3から放電点I) 2までの各距離に比例する。すな
わち、上記第1〜第3式より抵抗値R↑−R3がわかれ
ば、3次元上の放電点D2の位置がわかる。二とになる
。、そl。
て、抵抗R1−ヘーR3の比六るに1 R1/’R2=12/I 1     ・・・(4)R
1/′R3= 13 y’ I 1     ・・・(
5)R2i’R3= 13y’l 2     ・・・
(6)となり、抵抗の比すなわち、名分割給電点PI−
P3から族m点1)2までの距離の1(cは各分割給電
点Pi=P3らに流れる電流I i−13の比によって
表わされる。また、加工電極または、被加工物−Lの分
割給電点々いう既知の点からの距離の比1こよって放電
位置を特定させるためには、2つ以上の距離の比、即ち
12つ以上の電流の比を必要1とし1.3つ以上の分割
給電点かあ号1.ばよい、二とになる。このことより各
分割給電点P1〜・−R3を流れる電流の比によって放
電位置を特定できるこ吉を意味する。
また、放電開始時の放電電流の時間微分を用いても放電
点の特定はできる。上記第1〜3式においで、抵抗RO
,R1゜R2,R3,を夫々のインダクタンスLO,L
i、し.L3と置き換え、11EI0,11,12.I
3の微分値をio、il、I2.I3とすれば、次の第
7へ一9式が成立する。なお、この場合インダクタンス
に比べ抵抗RO,R1,R2,R3の影腎は小さいので
その項は省略する。
Ll(1/if)  X 1(VO−VG)−RxlO
−LOX1ll) −(7)し=(1/i2)  X 
 ((VO−VG)−RXII)−LD  Xi[l)
  =18)l、3・(1/i3)  X t(VO−
VG)−RxlO−LOX1O)  ・=(9)インダ
クタンスの値も各分割給電点Pi−P3から放電点D2
の距離と比例しrいるから、各分割給電点から放電点間
での距離の比は上記第7−9式より各分割給電点に流れ
る電流の時間的変化率の比であらオ)され、2一つ以上
の距離の比が求められれば放電点の位置が特定できる。
一方、被加工物2の形状は工作物のCAD情報または加
−L用N C”f oグラ1、がら事前に求められるの
で加工形状の各点における法線方向若し2くは加工電極
の法線方向を求めることができる。そこで、各点の法線
方向と、各点と分割給電点間の距離の比すなわち、各分
割給を点に流れる電流の此若シ、<は電流の時間的変化
率の比を表とし、て配憶装置に配憶しておく。
さらには、予め被加工物(加工電極に分割給電点をもう
けた場合には加工電極)の各点にプローブを接触させ、
測定用の電流を流し、その接触位置の法線方向と各分割
給電点に流れる電流の比。
若しくは電流の時間的変化率の比を求め表として記憶装
置に記憶しておく。なお、プローブを接触させて電流を
流した場合第1〜3式、第7〜9式においてVOは測定
用電圧、VGは接触抵抗、ROが加工電極上の給電点か
ら短絡点までの電気抵抗を現わすものとなり、各分割給
電点P1〜P3から接触点(放電点)間での距離の比が
各分割給電点に流れる電流の比若しくは電流の時間的変
化率の比で現わされることには変わりはない。
また、加工途中において、加工電極自体をプローブとし
て用い、測定用電源を加工電極と被加工物間に接続し、
加工用電極を加工穴の中心に位置ぎめしたのちあらゆる
方向に移動させて加工電極と被加工物を接触短絡させ、
この時流れる各分割給電点の短絡電流を測定し各分割給
電点の電流値の比若しくは電流の時間的変化率の比を求
め、この比と、加工電極の移動方向を表として記憶する
ようにする。すなわち、加工穴の中心位置から加工電極
を移動させ接触させれば、その接触点の法線方向は加工
電極の移動方向と同一方向であり、短絡電流の比若しく
は電流変化率の比は各分割給電点から接触点までの距離
の比となり、接触点が特定され記憶されることになると
共にその接触点の法線方向が記憶されることになる。
一方放電加工途中において、異常放電が生じると、各分
割給電点における電流を測定し、その電流値の比若しく
は電流の時間的変化率の比を求めて上記表より、この比
に対する法線方向を求め、放電間隙をこの求められた法
線方向に異常放電が解消するように補正するようにすれ
ば、最適の放電間隙制御が得られる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のブロック図で、1は加工電
極、2は被加工物、3は放電加工電源である。放電加工
電源3は主電源4.電流制限抵抗5、スイッチング素子
6及び該スイッチング素子6をオン/オフさせる断続信
号を発生する断続信号発生回路7で構成され従来の放電
加工電源と同一である。被加工物2は数値制御装置8で
制御されるX軸周サーボモータ9、Y軸周サーボモータ
10でXY軸方向に移動させられるようになっている。
また、加工電極1は数値制御装置8で制御されるZ軸周
サーボモータ11によって2軸方向に駆動されるように
なっている。これらの被加工物2.加工電極1の駆動方
式は従来の数値制御装置で制御される放電加工機と同一
構成であり、詳細は省略する。
加工電極1は1つの給電点POを介して放電加工電源の
一方の端子に接続され、被加工物2は位置が異なる3つ
の分割給電点Pi、P2.P3を介して放電加工電源3
の他方の端子に接続されている。そして、各分割給電点
PL、P2.P3に流れる電流を電流測定器12,13
.14で夫々測定するようにしている。
15はプロセッサ、ROM、RAM等のメモリ等で構成
されている電極運動制御装置で、加工電極1と被加工物
2間のギャップ電圧VGと各電流測定器12.13.L
4の出力が入力され、出力として、加工電極1と被加工
物2の間隙を補正する補正データを出力するようになっ
ている。また、数値制御装置8との間で制御信号が入出
力されるようになっている。
第3図は上記電極運動制御装置15が、加工形状の各点
の法線方向と電流測定器12. 13. 14で検出さ
れる電流値の比を算出し方向ベクトル表を作成し、電流
値の比と法線方向を記憶するときの機能ブロック図であ
る。
第3図中、符号20は電流比計算部、22は方向ベクト
ル発生器、21は電流値の比の組み合わせに対する方向
ベクトルのXYZ軸成分を記憶する方向ベクトル表、2
3〜15は方向ベクトルのXYZ成分に夫々基準速度V
sを乗じて分配速度指令を求め、これを数値制御装置8
に出力する乗算器である。なお、26は基準速度発生器
である。
まず、放電加工電源3の主電源4の電圧を測定用電圧に
変え、スイッチング素子6を常時オンとして放電加工電
源を測定用電源に切り替える。または、従来から放電加
工機が備えている短絡測定用の電源に切り替えて、電極
1と被加工物2間に測定用電圧を印加するようにしても
よい。続いて、加工電極1を加工穴の中心位置に位置ぎ
めし、た後、方向ベクトル発生器22は、予め記憶され
でいる所定ビッヂずつ方向が異なる方向ベクトルの各軸
成分を出力I7、この各軸成分に基準電圧Vsを乗じて
分配速度指令Vx、 Vy、VZと17て数値制御装置
8に出力する。数値制御装置8はこの分配速度指令をX
Yzの各軸のサーボモータ9.10゜11に出力し加工
電極1を被加工物2に対して相対的に移動させる。そし
て、加工電極1と被加工物2が接触し短絡電流が流れる
と、加工電極1の移動を停止し、各分割給電点I) 1
〜P3に流れる電流を電流測定器12−14で検出(−
1その電流値はA/D変換器(図示ぜ“ず)でディジタ
ル信号に変換され、電流比計算部20に入力され、2・
つの電流値の比、例えばI 1/”’、  l 2. 
 I 1/′I 3が計算され、ある単位で四捨五入さ
れて、2つの電流値の比データとして方向ベクトル表2
1に出力される。方向ベクトル表21は2一つの電流値
の比を縦軸、横軸に取ったテーブル状に構成され、2つ
の電流値の比の交点に、そのとき方向ベクトル発生器2
2から発生(7ていた方向ベクトルの各軸成分を記憶す
る。すなわち、2つの電流値の比の組み合オ)せに対応
するアドレスにそのとき発生していた方向ベクトルの各
軸成分が記憶されることになる。加工電極1を加工穴の
中心位置から移動させ加工電極1と被加工物2を接触さ
せたものであるから、加工電極1の移動方向は接触した
点の加工形状(加工電極)の法線方向を意味する。
そのため、接触した位置における2つの電流値の比の組
み合わせに対応するアドレスにその接触した位置の法線
方向が記憶さ才することになる。
そして、再び加工電極1を加工穴の中心位置に位置イ」
け、方向ベクトル発生器22に記憶された次の方向に加
工電極を移動させ上述した動作を繰り返し行わぜ、方向
ベクトル発生器22に設定記憶されているすべての方向
に対して、−上述し、た処理を行うことによって、方向
ベクトル表21に加工形状(加工電極)の各点における
電流値の比に対応する方向ベクトルを記憶させ、方向ベ
クトル表21の作成は終了する。なお、この方向ベクト
ル表21の作成は加工が設定所定鍛打われるごとに実施
I5.て、該方向ベクトル表21は更新される。
第4図は、異常放電時の加工電極1と被加工物2間の間
隙の補正処理の機能ブ「172図で、28は異常放電検
出手段で、27は基準電圧Vr発生器である。通常の異
猟放電が発生し、ていないときは、方向ベクトル表21
からは出力が出されておらず、ギャップ電圧VGからら
基準電圧Vi−を減じであるゲイン(図示せず)を乗じ
て得られる間隙補正速度指令Vgcに各軸方向ベクトル
を乗して出力される分配速度指令Vx、Vy、Vzは「
0」であり、数値制御装置8によって通常のサーボ送り
制御が行われている。しか[17、異常放電が生じると
、従来の異常放電検出手段様の方法で異常放電検出手段
が異常を検出(2、電流比計算部20に信号を送り、各
電流測定器12,13. 14で検出される電流値より
電流値の比(II/12.11/月3)を算出させ、方
向ベクトル表21からこの2つの電流値の比の組み合わ
せに対応する方向ベクトルの各軸成分を読みだ(2、ギ
ャップ電圧VGから基準電圧Vrを減じ、ゲインを乗じ
た間隙補正速度指令Vgeに方向ベクトルの各軸成分を
乗じて間隙補正用の分配速度指令Vx。
Vy、Vzを出力し、数値制御装置8はこの補正用分配
速度指令Vx、Vy、Vzをサーボ送りの各軸成分に加
算し、て各軸のサーボモータを駆動する。
間隙補正速度指令Vgcはギャップ電圧VGから基準電
圧Vrを減じた値に比例するものであるから、集中放電
等で異常にギャップ電圧VGが低下し基準電圧Vrより
小ざくなる点、負の値となり、この値に方向ベクトルの
名軸値か乗j−られτ得られる補正用分配速度指令は方
向ベクトル点逆向きの方向りなる。すなわち、第3図で
説明した加工電極1を被加工物2に接触させる方向みは
逆向きの指令となり、加工電極1古被加工物2間の間隙
が拡大する方向に、しかもその方向は集中放電が生じて
いる位置の法線方向に加工電極の移動が補正されること
になる。その結果異常放電か停止し、異常放電が停止す
れば、方向ベクトル表21からの出力は「0」となり、
補正用分配速度指令Vx、Vy、Vzは「0」となッテ
通常ノサーボ送りになる。
このようにして、異常放電に対して自動的に異常放電が
解消するように補正されることとなる。
以上が、本実施例の機能の説明であるが、上記機能を具
体的に実施する数値制御装置8のプロセッサ(シーケン
ス制御を行うプロセッサ)の処理と、電極運動制御装置
15のプロセッサの処理を第5図及び第6図(a)、(
b)に示すフローチャートと共に説明する。
第5図は、本実施例において、本発明に関し数値制御装
置8のプロセッサが実施する処理のフローチャートであ
る。この放電加工機で放電加工のための運転を開始する
と、まず、加工電極と被加工物の間に測定用電源を接続
する(ステップSL)。すなわち、前述したように、放
電加工電源3の主電源4の電圧を小さくしスイッチング
素子6をオンとし、放電加工電源3を測定用電源として
使用するか、若しくは別に設けられた測定用電源を加工
電極1と被加工物2に接続する。次に加工穴の中心に加
工電極1を位置決めする。なお、この中心位置は記憶し
ておく(ステップS2)。次に、測定指令を電極運動制
御装置15に出力しくステップS3)、電極運動制御装
置15から測定終了信号が出力されたか、または位置決
め信号が出力されたか監視する(ステップS4,35)
一方第6図(a)、  (b)は電極運動制御装置15
のプロセッサが実施する処理のフローチャートである。
放電加工機が放電加工のための運転を開始すると、従来
と同様の方法で異常放電が発生しているか否か判断し、
異常放電が発生していなければ、測定指令が数値制御装
置8から送られて来ているか否か繰り返し判断している
(ステップ5IOI、8102)。そして、前述したよ
うに数値制御装置8から測定指令が出力されると(ステ
ップS3)、電極運動制御装置15のプロセッサは指標
iを1にセットしくステップ5108)、電極運動制御
装置15内に設けられた所定ピッチ毎の方向ベクトルを
記憶するメモリの指標iで示されるアドレスより、該ア
ドレスに記憶する方向ベクトルの各軸成分を読みだし、
該方向ベクトル各軸成分に基準速度Vsを乗じて各軸分
開速度指令Vx、Vy、Vzを数値制御装a8に出力す
る(ステップ5109)。数値制御装rj!!8のパル
ス分配を行うプロセッサはこの分配速度指令を各軸のサ
ーボモータに分配し、各軸のサーボモータ9゜10.1
1を駆動し加工電極1を被加工物2に対して相対的に移
動させる。
次に、電極運動制御装置15のプロセッサは電流測定器
12,13.14のどれか1つによって、電流が流れた
か否か判断しくステップ5IIO)、加工電極1と被加
工物2が接触して短絡電流が流れると、これを検出して
、方向ベクトルの各軸成分を「0」にし加工電極1の被
加工物2に対する相対移動を停止させる(ステップ5i
ll)。そして、各分割給電点の各電流測定器12,1
3゜14で検出される電流を測定し、2つの電流値の比
(例えば11/12.II/13)を求め、この2つの
電流値の比を所定単位で四捨五入して、電極運動制御装
置15内に設けられたメモリ内の方向ベクトル表(21
)のアドレスをこの2つの電流値の比から決定する(ス
テップ5112,5113.5114)。そして、この
アドレスに加工電極を移動した方向、すなわち、ステッ
プ5109で移動させた方向ベクトルの各軸成分をこの
アドレスに記憶する(ステップS 115)。次に、指
標iを1インクリメンl−L、該指標iが、メモリに記
憶したすべての方向ベクトルの数nを越えたか否か判断
しくステップ5116,8117)、越えてなければ、
位置決め信号を数値制御装置8に出力しくステップ51
18)、測定指令が数値制御装置8から送られてくるの
を待つ(ステップS 119)。
一方、数値制御装置8では電極運動制御装置15から位
置ぎめ信号が送られてくるとこれを検出して、ステップ
S5からステップS2に移行し、再び加工電極1を加工
穴の中心に位置ぎめし、測定指令を出力し、位置決め信
号または測定終了信号が送られでくるまで待機1−る。
数値制御装置8より、測定指令が送ら11てくる乙、%
電極運動制御装置15のプロセッサはこれを検出1.(
ステップ5119)、再びステップ8109以下の処理
を行う。
以下、上記処理を繰り返し2、メモリ内の2つの電流値
の比の組み合オ)ぜに応じたアドレスに、その2つの電
流値の比が得ら才する位置の方向ベクトルの各軸成分を
配憶する。こうし、で、メモリに記憶された所定ピッチ
毎の方向の各々に対応し、で、その方向に加工電極を移
動させて加工電極と被加]物2を接触させ、そのとき得
られる各分割給電点に流れる電流の比に対する移動方向
(法線方向)が記憶される。指標1が法線方向の数nを
越えると、測定終了信号を数値制御装置8に出力しくス
ーΣ〜ツブ5120)、この測定終了信号を数値制御装
置8のブロモ・ソザか検出側ると(ステップS4)、放
電加工電源を測定用電源、とし、゛て使用した場合は、
数値制御装置8のプロセッサか主電源を加工用の電圧に
切り替え、断続信号発生回路7を作動させて、放電加工
電源3を通常の加工時の電源にする。一方、他に測定用
電源を備えている場合には、この測定用電源から放電加
工電源に切り替える(ステップS6)。そI−で、従来
と同様にサーボ送りを開始し、放電加工を開始1−る(
ステップS7’)。
そj−て、加工が終rし7たか、または、設定所定散切
り込み加工17たか否か判断しくステップS3゜S9)
、設定された所定量加工l、たことが検出されると、サ
ーボ送りを停ML(ステップ510)、ステップS1に
戻り測定用電源に切り替えて、放電加工を一時中断して
、前述1.たステップ82〜S5の処理を行うと共に、
電極運動制御装置15のプロセッサはステップ3108
〜5120の処理を行って方向ベクトル表の書き替えを
行う。以下、所定量加工が進むごとに、方向ベクトル表
は書き替えられ、加工電極1と被加工物2を接触させた
加工形状の各点において、分割給電点1) IF5.P
3に流tする電流の社に応I〜でその点の法線方向か更
新される。二古になる。
こうし2て、方向ペタトル表を更新1.なから、放電加
工が進められるが、この放電加工中において、異常放電
が生じる点電極運動制御装置15のブI−′Iセッザは
その異常放電を検出1.(ステップSIO])、そのと
と、電流測定器12゜13゜14て検出される電流を測
定L、2つの電流の比(■1−/12.11/I3)を
求めこの2つの電流値の比に対応する方向ベクトルの各
軸成分を方向ベクI・ル表上り読みだし、この方向ベク
トルの各軸成分に、そのとき検出されたギャップ電圧V
 Gから基準電圧Vrを減じた値に所定のゲインを乗じ
た間隙補正速度指令Vge@乗じて補正用分配速度指令
Vx、Vy、Vzを求め、数値制御装置8に出力する。
なお、このときの補正用分配速度指令Vx、Vy、Vz
の大きさは、ギャップ電圧VGと基準電圧V 1−の差
によ)で決まり、集中放電等でギャップ電圧VGが小さ
ければ、間隙補正速度指令Vgcは負となり、集中放電
が生じている面の法線方向に間隙を開くような補正用分
配速度指令となる(ステップ5103=8107)。数
値制御装置8は、二の補正用分配、速度指令を通常のサ
ーボ送りの各軸分配速度指令に加算して、各軸のサーボ
モータ9.10.11を駆動し2、加工電極1表被加工
物2間の間隙を補正する。
こうして、間隙が補正されると。異常放電が解消されて
、異常放電が検出されなくなるので(ステップ5IOI
)、補正用分配速度指令Vx、 Vy、Vzが10」に
なるので、通常のサーボ送りによる間隙制御が行われ放
電加工が持続し、て行オ、)れることとなる。
このようにして、放電加]lか行われ、加工が設定所定
量進むご、J−に方向ベクトル表が書き替え更新され、
異常放電が件しる表方向ベク)・ル表に基づいて、異常
放電が牛(lでいる面の法線方向に加工電極1と被加工
物2間の間隙が広げられ、補正されて異常放電を自動的
に解消するように駆動さね、放電加工が進められる。ぞ
L7て、加工が終了すると(ステップS9)、この処理
は終了する1、なお、上記実施例では、測定用電源を加
工用電源の電圧より但、い電圧、と1−1加丁電極1と
被加」−物2間にこの電圧を常時印加して加工電極1と
被加工物2を接触短絡させ、分割給電点の電流の比を求
めるようにしたが、放電加工電源3の主電源4の電圧を
小さくし、断続信号発生回路7を加工時と同様に作動さ
せてスイッチング素子6をオン/オフさせて、各分割給
電点に流れる電流を電流測定器12.13.14で測定
し、その電流の時間的変化率を求めこの変化率の比2つ
(il/i2、jl/i3)を算出し、この2つの電流
の時間的変化率の比に対応する方向ベクトルを方向ベク
トル表に記憶しておと、異常放電時に各分割給電点に流
れる電流の時間的変化率の比を求めて、異常放電が生じ
ている面の法線方向を上記方向ベクトル表から読みだし
加工電極1と被加工物2間の間隙を補正するようにして
もよい。
また、上記実施例では、加工電極1を加工物2に接触さ
せて、方向ベクトルと電流の比の関係を求めて方向ベク
トル表を作成したが、被加工物の加工形状のCAD情報
若しくはNCプログラムから、予め加工形状の各点にお
ける電流値の比(■1/I2.11/13)と法線ベク
トルを求め記憶させておいてもよい。
また、加工電極の変わりにプローブを用い、該プローブ
と被加工物間に測定用電源を接続し、加工形状の各点に
該プローブを接触させて各分割給電点に流れる電流を測
定し、各分割給電点の電流の比若しくは、各分割給電点
に流れる電流の時間的変化率の比を求めて、該プローブ
の接触点の法線方向を、上記電流の比若しくは電流の時
間的変化率の比に対応させて記憶させるようにしてもよ
い。
また、上記実施例では分割給電点を被加工物側に設けた
が、加工電極側に設けてもよい。
発明の効果 本発明においては、異常放電が検出されると、その異常
放電が生じている箇所における加工電極若しくは被加工
物の法線方向に加工電極と被加工物の間隙が拡大するよ
うに間隙制御がなされるので、テーパになった加工電極
の側面に異常放電が生じても、またコーナ一部分の加工
で側面に異常放電が生じても、これらの異常放電を速や
かに解消することがでと、加工面の精度を向上させると
共に、均一な精度の加工面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の作用原理を説明する説明図、第3図は本発明の一実
施例における、方向ベクトル表を作成するときの電極運
動制御装置の機能ブロック図、第4図は同実施例におけ
る異常放電時の電極運動制御装置の間隙補正処理の機能
ブロック図、第5図は同実施例におれる数値制御装置の
処理フローチャート、第6図(a)、  (b)は同実
施例における電極運動制御装置の処理フローチャートで
ある。 1・・・加工電極、2・・・被加工物、3・・・放電加
工電源、4・・・主電源、5・・・電流制限抵抗、6・
・・スイッチング素子、7・・・断続信号発生回路、8
−数値制御装置、9,10.11・・・サーボモータ、
12.13.14・・・電流測定器、15・・・電極運
動制御回路、PO・・・給電点、Pi、P2.P3・・
・分割給電点、20・・・電流比計算部、21・・・方
向ベクトル表、22・・・方向ベクトル発生器、23.
24.25・・・乗算器、26・・・基準速度発生器、
27・・・基準電圧発生器、28・・・異常放電検出部
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工電極若しくは被加工物のどちらか一方の給電
    点を分割し少なくとも3つ以上の異なった位置の分割給
    電点とし、他方を1つの給電点として加工電極と被加工
    物間に加工電源を接続し、上記各分割給電点に流れる電
    流の値または電流の時間変化率の比によって放電点を特
    定し該放電点の加工電極又は被加工物の法線方向を予め
    記憶装置に記憶しておき、異常放電が生じたとき上記分
    割放電点に流れる電流の値または電流の時間変化率の比
    によって該放電点の法線方向を求め、放電間隙を該法線
    方向に補正するようにした異常放電位置に基づいて放電
    間隙を補正する放電加工方法。
  2. (2)上記各分割給電点に流れる電流の値または電流の
    時間変化率の比に対応する放電点の法線方向の記憶は、
    給電点を1つとした側をプローブとし、該プローブと分
    割給電点とした加工電極若しくは被加工物間に測定用電
    源を接続し、プローブを加工電極若しくは被加工物の各
    点に接触させ、そのとき各分割給電点に流れる電流の値
    の比若しくは電流の時間的変化率の比に対応させて接触
    した点の法線方向を記憶装置に記憶させておく請求項第
    1記載の放電間隙を補正する放電加工方法。
  3. (3)上記各分割給電点に流れる電流の値または電流の
    時間変化率の比に対応する放電点の法線方向の記憶は、
    工作物のCAD情報若しくは加工用NCプログラムから
    予め求め記憶装置に記憶しておく請求項第1記載の放電
    間隙を補正する放電加工方法。
  4. (4)加工が設定量進むごとに、加工電極と被加工物間
    に測定用電源を接続し、加工電極を加工中心に位置付け
    たのち順次移動方向を変えて加工電極若しくは被加工物
    を相対的に移動させ加工電極と被加工物を短絡させ、上
    記移動方向を上記各分割給電点の電流値若しくは電流の
    時間的変化率の比に対応する法線方向として記憶装置の
    記憶を順次書き替える請求項1記載の異常放電位置に基
    づいて放電間隙を補正する放電加工方法。
  5. (5)加工電極若しくは被加工物のどちらか一方の給電
    点を分割し少なくとも3つ以上の異なった位置の分割給
    電点とし、他方を1つの給電点として加工電極と被加工
    物間に加工電源を接続し、上記各分割給電点に流れる電
    流の値を検出する電流測定器と、上記電流測定器で測定
    される電流値から電流比若しくは電流の時間的変化率の
    比を算出する比算出手段と、分割給電点を設けた側の加
    工電極若しくは被加工物の各点に電流を流したときの各
    分割給電点に流れる電流の電流比若しくは電流の時間的
    変化率の比に対応する加工電極若しくは加工形状の上記
    各点における法線方向を記憶する記憶手段と、異常放電
    を検出する異常放電検出手段と、上記異常放電検出手段
    で異常放電が検出されると上記比算出手段で算出される
    比に基づいて上記記憶手段から読み出される法線方向ベ
    クトルの各軸方向成分に基づいて加工電極と被加工物の
    相対的移動を補正して加工電極と被加工物間の間隙を制
    御する補正手段とを備えた異常放電位置に基づいて放電
    間隙を補正する放電加工装置。
  6. (6)測定用電源と各方向の方向ベクトルを発生する方
    向ベクトル発生器と、加工が所定量進むごとに加工電源
    から測定用電源に切り替えて、上記方向ベクトル発生器
    を作動させて順次加工電極を加工穴中心の位置から移動
    させ、被加工物に短絡させ、そのとき方向ベクトル発生
    器から出力された方向ベクトルを、そのとき各電流測定
    器で検出される電流値の比若しくは電流の時間的変化率
    の比に対応する法線方向として、上記記憶手段の法線方
    向を書き替える法線方向書き替え手段を備えた請求項5
    記載の異常放電位置に基づいて放電間隙を補正する放電
    加工装置。
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US5500500A (en) * 1994-03-17 1996-03-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Process and apparatus for electric discharge position detection

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