JPH0413083B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0413083B2 JPH0413083B2 JP58012137A JP1213783A JPH0413083B2 JP H0413083 B2 JPH0413083 B2 JP H0413083B2 JP 58012137 A JP58012137 A JP 58012137A JP 1213783 A JP1213783 A JP 1213783A JP H0413083 B2 JPH0413083 B2 JP H0413083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- machining
- wire
- wire electrode
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/04—Apparatus for supplying current to working gap; Electric circuits specially adapted therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、ワイヤカツト放電加工におけるオフ
セツト測定方式に関する。 従来の技術 ワイヤカツト放電加工機は、ワイヤ電極とワー
ク間に所定のギヤツプを保たしめ、かつ、ワイヤ
電極とワーク間に電圧を印加してこのギヤツプ間
に火花放電を発生せしめ、その放電エネルギーに
てワークを削り取りながら、加工指令データに基
づいてワークをワイヤに対し相対的に移動し、所
望の形状に該ワークを加工するものであるが、ワ
ークとワイヤ電極間のギヤツプに火花放電を発生
させるものであるから、ワークの切削面、すなわ
ち、加工指令データとワイヤ電極の軌跡は一定距
離離れていなければならない。この一定距離、す
なわちオフセツト値は、従来、被加工物であるワ
ークに対し、試加工を行い、加工溝幅を測定し、
この加工溝幅から算出していた。しかし、ワーク
が小さくて、試加工ができない場合などは適切な
オフセツト値を求めることが難しかつた。 また、加工中に加工状態を検出し、オフセツト
量を変化させるという考えが特開昭53−83192号
公報に開示されている。 発明が解決しようとする問題点 試加工を行い、加工溝幅を測定し、この加工溝
幅からオフセツト値を算出する方法では、作業効
率が悪く、又、前述のように、試加工ができない
場合などは、このオフセツト値を求めることも困
難であつた。 又、前記特開昭53−83192号公報等に開示され
ているように、加工状態、即ち、ワイヤとワーク
間の極間状態を検知し、この検知した極間状態に
よつてオフセツト値を変えることができるという
ことが知られていても、極間状態からどのような
データを検出し、そのデータにより、どのように
オフセツト値を求めるか不明であり、前記特開昭
53−83192号公報に記載されているような、種々
の加工条件に対応して、オフセツト値を記憶装置
に記憶させておき、加工条件に合わせて、記憶装
置に記憶されたオフセツト値を選択するという方
法を採用するとすると、記憶装置の容量が大きく
なり経済的でないという欠点がある。又、前記特
開昭53−83192号公報に記載されているように、
高精度を必要としない場合には簡単な関数でオフ
セツト値を求めることができると予想されても、
具体的には、どのようなデータをどのように検出
し、どのような関数でオフセツト値を求められる
のか、さらには高精度の加工において、高精度の
オフセツト値をどのように求めることができるの
か、従来から問題であつた。 そこで、本願発明の目的は、加工中に、オフセ
ツト値を自動的に算出することができるワイヤカ
ツト放電加工機におけるオフセツト測定装置を提
供することにある。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、ワークとワイヤ電極とを相対的に移
動させ、放電により上記ワークの加工を行うワイ
ヤカツト放電加工機において、ワークとワイヤ電
極間の電圧を平滑し、該平滑電圧が基準電圧より
高くワークとワイヤ電極がシヨートしていないと
きのみ出力を出す電圧検出回路と、該電圧検出回
路から出力が出されているときのみワークとワイ
ヤ電極間に流れる電流を検出し平滑し平均加工電
流Iwを求める加工電流測定手段と、上記ワーク
とワイヤ電極間の平滑電圧より加工速度Fを測定
する速度測定手段とを設け、上記ワイヤカツト放
電加工機を制御する数値制御装置に上記ワークの
厚さh、使用ワイヤ電極とワーク材質で決まる定
数K1、もれ電流値を決める定数K2、を設定する
ことにより、上記数値制御装置は加工中に上記加
工電流測定手段により測定される平均加工電流
Iwと速度測定手段で測定される送り速度Fとに
より次式の演算を行うことによりA=K1・(Iw−
K2・h)/2F・h。 オフセツト値Aを自動的に測定することにより
上記問題点を解決した。 作 用 第2図は、オフセツト値を求めるための原理説
明図で、ワーク2の厚さをh、該ワーク2がワイ
ヤ電極1で加工される加工溝幅をdとし、加工
中、ワーク2とワイヤ電極1に流れる放電電流の
ピーク電流Ip、実放電電流幅をτ、通電幅のギヤ
ツプ電圧をVG、単位時間放電繰返数をf、加工
速度をF、単位時間当りのワーク2の加工量をW
とすると、加工量Wは次の第(1)式で示される。 W=h・d・F ……(1) 一方、加工量Wはワーク2とワイヤ電極1間の
ギヤツプでの消費電力に比例するから、 W=η・VG・Ip・τ・f ……(2) (なお、ηは加工のエネルギー効率を示す) となる。一方、上記第(2)式において、Ip・τ・f
は加工中、単位時間当りに流れる電流の量であ
り、単位時間当りに平均した電流Iは加工に要し
た真の加工電流を意味し、第(1)式、第(2)式より W=h・d・F=η・VG・I ……(3) となる。一方、η・VGの値は使用されるワイヤ
電極1とワーク2の材質で定まる定数であるか
ら、この定数をK1とすると、第(3)式より加工溝
幅dは d=K1・I/h・F ……(4) となる。 又、オフセツト値Aは加工溝幅dの1/2である
から、 A=K1・I/2h・F ……(5) となる。その結果、真加工電流Iである放電電流
の平均値と加工速度Fを検出すれば、上記第(5)式
よりオフセツト値Aが求まることとなる。上記真
加工電流I(=Ip・τ・f)は上述したように、
ワイヤ電極1がワーク2を実際に加工するとき流
れるワイヤ電極1とワーク2間の電流を意味して
いる。そのため、ワイヤ電極1とワーク2がシヨ
ートして流れる電流や、ワイヤ電極1とワーク2
間のもれ電流は実際の加工を行わないものである
から、ワイヤ電極1とワーク2間に流れる電流か
ら、これらシヨート時の電流及びもれ電流を排除
する必要がある。 そこで、上記電圧検出回路によつて、ワイヤ電
極1とワーク2のシヨートを検出し、シヨートが
生じていないときのみ、ワイヤ電極1とワーク2
間に流れる電流を上記加工電流測定手段で検出
し、平滑して平均加工電流Iwを求め、シヨート
時のワイヤ電極1とワーク2間に流れる電流を排
除する。又、もれ電流に関しては、ワイヤカツト
放電加工の基本構成が特定されれば決まる定数
K2とワークの厚さhの積によつて決まるので、
上記加工電流測定手段で検出された平均加工電流
Iwから、もれ電流K2・hを差引けば、真加工電
流I=(Iw−K2h)で求まる。 そこで、上記加工電流測定手段で検出された平
均加工電流Iwと上記速度測定手段で検出された
加工速度Fと数値制御装置に設定された、上記定
数K1、K2及びワークの厚さhにより、次の第(6)
式の演算を行えば、オフセツト値Aを求めること
ができる。 A=K1・(Iw−K2・h)/2F・h ……(6) 実施例 以下、本発明の一実施例について、図面と共に
詳細に説明する。 第1図は、本発明を実施するワイヤカツト放電
加工機のブロツク線図であり、1はワイヤ電極、
2はワーク、3は加工電源、4は抵抗R1,R2で
分圧されたワイヤ電極1とワーク2間の電圧を平
滑する積分器、5は基準電圧V1と積分器4の出
力との差を増幅する差動増幅器、6は電圧周波数
変換器で、該差動増幅記5、電圧周波数変換器6
及び数値制御装置11により、ワイヤ電極1とワ
ーク2間の相対的な送り速度、即ち、加工速度F
を検出する速度検出手段を構成している。又、7
は基準電圧V2と積分器4の出力とを比較し、積
分器4の出力の方が大きい間、その出力aを
「1」とする比較器で、ワイヤ電極1とワーク2
がシヨートし、上記積分器の出力が基準電圧V2
以下になると、その出力aを「0」とするシヨー
トを検出する電圧検出手段を構成している。 8は比較器7の出力aが「1」の間オンとなる
アナログスイツチ、9は積分器、10はAD変換
器で、該要素8,9,10で平均加工電流を求め
る加工電流測定手段を構成している。又、11は
数値制御装置、12X,12YはそれぞれX、Y
軸のサーボユニツト、13X,13Yはワイヤ電
極1とワーク2とを相対的に移動させるX、Y軸
のモータである。 積分器4は、抵抗R1,R2によつて分圧された
ワイヤ電極1とワーク2との間の電圧を平滑化す
るものであり、その出力は平均加工電圧に対応し
たものとなる。差動増幅器5は、積分器4の出力
と基準電圧V1との差を増幅して電圧周波数変換
器6にその差を入力し、数値制御装置11は電圧
周波数変換器6からのパルス信号を分配してモー
タ13X,13Yの動作を制御する信号を作成
し、サーボユニツト12X,12Yに加える。そ
して、これにより、平均加工電圧が一定となるよ
うな速度で、ワイヤ電極1とワーク2との相対的
な送りが行われる。なお、上述の如き動作は良く
知られているものであるから、詳細な説明は省略
する。 比較器7は、積分器4の出力と基準電圧V2と
を比較し、基準電圧V2の方が小の間は、ワイヤ
電極1とワーク2との間の放電が正常に行われて
いるとして、その出力aを「1」とし、基準電圧
V2の方が大きい間は、アーク状態であるとして、
その出力aを「0」とし、アナログスイツチ8及
び数値制御装置11に加える。従つて、ワイヤ電
極1とワーク2との間の放電が正常に行われてい
るときのみ、電流検出用抵抗R3からの電流信号
が、アナログスイツチ8を介して積分器9に加え
られることになる。積分器9はアナログスイツチ
8を介して加えられる電流信号を平滑化し、AD
変換器10に加えるものであり、その出力は正常
放電時における平均加工電流Iwに対応したもの
となる。 上記のような構成において、数値制御装置11
は、上記前(6)式の演算を行つてオフセツト値Aを
求めることとなるが、加工形状に加工仕上げしろ
や被加工製品であるダイスとポンチ間のクリアラ
ンスΔを設ける場合には、上記オフセツト値Aは
加工溝幅dの半分にクリアランスΔを付加した値
となるので、本実施例では第(6)式の右辺にこのク
リアランスΔを加算した値をオフセツト値として
求める次の第(7)式の演算を数値制御装置11で行
うようにしている。 A=K1・(Iw−K2・h)/(2F・h)+Δ …(7) そこで、定数K1、K2を予め放電加工機に設定
しておかねばならないが、まず、予め放電加工機
の型式毎に、かつ各種ワークと各種ワイヤ電極の
組み合わせ毎にもれ電流を測定し、このもれ電流
をワークの厚さhで割り、ワークとワイヤ電極の
組み合わせごとのワーク単位厚さ当たりのもれ電
流の値、すなわち、定数K2の値を求めておく。
そして、数値制御装置11に該定数K2及び加工
しようとするワークの厚みを設定し、該ワークを
加工し、平均加工電流Iw、送り速度Fを求め、
数値制御装置11より、次の8式の演算を行わせ
る。 h・F/(Iw−K2・h) ……(8) そして、加工の結果得られた加工溝幅dを測定
し、上記8式により得られた値に測定結果の加工
溝幅dを乗じることによつて次の9式のように定
数K1を求める。 K1=d・h・F/(Iw−K2・h) ……(9) 以下ワークの種類とワイヤ電極の組み合わせ毎
に上記定数K1を求めておく。 例えば、この定数K1、K2の一例を示すと次の
第1表のようになる。 なお、第1表において、K2のみを表示してい
る欄は自動ワイヤ結線機構(AWF)をつけない
ときのワイヤカツト放電加工機、K2(AWF)は
自動ワイヤ結線機構つけたときのワイヤカツト放
電加工機の場合を示しており、定数K1はワイヤ
カツト放電加工機に関係なく、ワイヤ電極とワー
ク材質で決まる値であり、K2はワイヤ放電加工
機によつて変わるものである。
セツト測定方式に関する。 従来の技術 ワイヤカツト放電加工機は、ワイヤ電極とワー
ク間に所定のギヤツプを保たしめ、かつ、ワイヤ
電極とワーク間に電圧を印加してこのギヤツプ間
に火花放電を発生せしめ、その放電エネルギーに
てワークを削り取りながら、加工指令データに基
づいてワークをワイヤに対し相対的に移動し、所
望の形状に該ワークを加工するものであるが、ワ
ークとワイヤ電極間のギヤツプに火花放電を発生
させるものであるから、ワークの切削面、すなわ
ち、加工指令データとワイヤ電極の軌跡は一定距
離離れていなければならない。この一定距離、す
なわちオフセツト値は、従来、被加工物であるワ
ークに対し、試加工を行い、加工溝幅を測定し、
この加工溝幅から算出していた。しかし、ワーク
が小さくて、試加工ができない場合などは適切な
オフセツト値を求めることが難しかつた。 また、加工中に加工状態を検出し、オフセツト
量を変化させるという考えが特開昭53−83192号
公報に開示されている。 発明が解決しようとする問題点 試加工を行い、加工溝幅を測定し、この加工溝
幅からオフセツト値を算出する方法では、作業効
率が悪く、又、前述のように、試加工ができない
場合などは、このオフセツト値を求めることも困
難であつた。 又、前記特開昭53−83192号公報等に開示され
ているように、加工状態、即ち、ワイヤとワーク
間の極間状態を検知し、この検知した極間状態に
よつてオフセツト値を変えることができるという
ことが知られていても、極間状態からどのような
データを検出し、そのデータにより、どのように
オフセツト値を求めるか不明であり、前記特開昭
53−83192号公報に記載されているような、種々
の加工条件に対応して、オフセツト値を記憶装置
に記憶させておき、加工条件に合わせて、記憶装
置に記憶されたオフセツト値を選択するという方
法を採用するとすると、記憶装置の容量が大きく
なり経済的でないという欠点がある。又、前記特
開昭53−83192号公報に記載されているように、
高精度を必要としない場合には簡単な関数でオフ
セツト値を求めることができると予想されても、
具体的には、どのようなデータをどのように検出
し、どのような関数でオフセツト値を求められる
のか、さらには高精度の加工において、高精度の
オフセツト値をどのように求めることができるの
か、従来から問題であつた。 そこで、本願発明の目的は、加工中に、オフセ
ツト値を自動的に算出することができるワイヤカ
ツト放電加工機におけるオフセツト測定装置を提
供することにある。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、ワークとワイヤ電極とを相対的に移
動させ、放電により上記ワークの加工を行うワイ
ヤカツト放電加工機において、ワークとワイヤ電
極間の電圧を平滑し、該平滑電圧が基準電圧より
高くワークとワイヤ電極がシヨートしていないと
きのみ出力を出す電圧検出回路と、該電圧検出回
路から出力が出されているときのみワークとワイ
ヤ電極間に流れる電流を検出し平滑し平均加工電
流Iwを求める加工電流測定手段と、上記ワーク
とワイヤ電極間の平滑電圧より加工速度Fを測定
する速度測定手段とを設け、上記ワイヤカツト放
電加工機を制御する数値制御装置に上記ワークの
厚さh、使用ワイヤ電極とワーク材質で決まる定
数K1、もれ電流値を決める定数K2、を設定する
ことにより、上記数値制御装置は加工中に上記加
工電流測定手段により測定される平均加工電流
Iwと速度測定手段で測定される送り速度Fとに
より次式の演算を行うことによりA=K1・(Iw−
K2・h)/2F・h。 オフセツト値Aを自動的に測定することにより
上記問題点を解決した。 作 用 第2図は、オフセツト値を求めるための原理説
明図で、ワーク2の厚さをh、該ワーク2がワイ
ヤ電極1で加工される加工溝幅をdとし、加工
中、ワーク2とワイヤ電極1に流れる放電電流の
ピーク電流Ip、実放電電流幅をτ、通電幅のギヤ
ツプ電圧をVG、単位時間放電繰返数をf、加工
速度をF、単位時間当りのワーク2の加工量をW
とすると、加工量Wは次の第(1)式で示される。 W=h・d・F ……(1) 一方、加工量Wはワーク2とワイヤ電極1間の
ギヤツプでの消費電力に比例するから、 W=η・VG・Ip・τ・f ……(2) (なお、ηは加工のエネルギー効率を示す) となる。一方、上記第(2)式において、Ip・τ・f
は加工中、単位時間当りに流れる電流の量であ
り、単位時間当りに平均した電流Iは加工に要し
た真の加工電流を意味し、第(1)式、第(2)式より W=h・d・F=η・VG・I ……(3) となる。一方、η・VGの値は使用されるワイヤ
電極1とワーク2の材質で定まる定数であるか
ら、この定数をK1とすると、第(3)式より加工溝
幅dは d=K1・I/h・F ……(4) となる。 又、オフセツト値Aは加工溝幅dの1/2である
から、 A=K1・I/2h・F ……(5) となる。その結果、真加工電流Iである放電電流
の平均値と加工速度Fを検出すれば、上記第(5)式
よりオフセツト値Aが求まることとなる。上記真
加工電流I(=Ip・τ・f)は上述したように、
ワイヤ電極1がワーク2を実際に加工するとき流
れるワイヤ電極1とワーク2間の電流を意味して
いる。そのため、ワイヤ電極1とワーク2がシヨ
ートして流れる電流や、ワイヤ電極1とワーク2
間のもれ電流は実際の加工を行わないものである
から、ワイヤ電極1とワーク2間に流れる電流か
ら、これらシヨート時の電流及びもれ電流を排除
する必要がある。 そこで、上記電圧検出回路によつて、ワイヤ電
極1とワーク2のシヨートを検出し、シヨートが
生じていないときのみ、ワイヤ電極1とワーク2
間に流れる電流を上記加工電流測定手段で検出
し、平滑して平均加工電流Iwを求め、シヨート
時のワイヤ電極1とワーク2間に流れる電流を排
除する。又、もれ電流に関しては、ワイヤカツト
放電加工の基本構成が特定されれば決まる定数
K2とワークの厚さhの積によつて決まるので、
上記加工電流測定手段で検出された平均加工電流
Iwから、もれ電流K2・hを差引けば、真加工電
流I=(Iw−K2h)で求まる。 そこで、上記加工電流測定手段で検出された平
均加工電流Iwと上記速度測定手段で検出された
加工速度Fと数値制御装置に設定された、上記定
数K1、K2及びワークの厚さhにより、次の第(6)
式の演算を行えば、オフセツト値Aを求めること
ができる。 A=K1・(Iw−K2・h)/2F・h ……(6) 実施例 以下、本発明の一実施例について、図面と共に
詳細に説明する。 第1図は、本発明を実施するワイヤカツト放電
加工機のブロツク線図であり、1はワイヤ電極、
2はワーク、3は加工電源、4は抵抗R1,R2で
分圧されたワイヤ電極1とワーク2間の電圧を平
滑する積分器、5は基準電圧V1と積分器4の出
力との差を増幅する差動増幅器、6は電圧周波数
変換器で、該差動増幅記5、電圧周波数変換器6
及び数値制御装置11により、ワイヤ電極1とワ
ーク2間の相対的な送り速度、即ち、加工速度F
を検出する速度検出手段を構成している。又、7
は基準電圧V2と積分器4の出力とを比較し、積
分器4の出力の方が大きい間、その出力aを
「1」とする比較器で、ワイヤ電極1とワーク2
がシヨートし、上記積分器の出力が基準電圧V2
以下になると、その出力aを「0」とするシヨー
トを検出する電圧検出手段を構成している。 8は比較器7の出力aが「1」の間オンとなる
アナログスイツチ、9は積分器、10はAD変換
器で、該要素8,9,10で平均加工電流を求め
る加工電流測定手段を構成している。又、11は
数値制御装置、12X,12YはそれぞれX、Y
軸のサーボユニツト、13X,13Yはワイヤ電
極1とワーク2とを相対的に移動させるX、Y軸
のモータである。 積分器4は、抵抗R1,R2によつて分圧された
ワイヤ電極1とワーク2との間の電圧を平滑化す
るものであり、その出力は平均加工電圧に対応し
たものとなる。差動増幅器5は、積分器4の出力
と基準電圧V1との差を増幅して電圧周波数変換
器6にその差を入力し、数値制御装置11は電圧
周波数変換器6からのパルス信号を分配してモー
タ13X,13Yの動作を制御する信号を作成
し、サーボユニツト12X,12Yに加える。そ
して、これにより、平均加工電圧が一定となるよ
うな速度で、ワイヤ電極1とワーク2との相対的
な送りが行われる。なお、上述の如き動作は良く
知られているものであるから、詳細な説明は省略
する。 比較器7は、積分器4の出力と基準電圧V2と
を比較し、基準電圧V2の方が小の間は、ワイヤ
電極1とワーク2との間の放電が正常に行われて
いるとして、その出力aを「1」とし、基準電圧
V2の方が大きい間は、アーク状態であるとして、
その出力aを「0」とし、アナログスイツチ8及
び数値制御装置11に加える。従つて、ワイヤ電
極1とワーク2との間の放電が正常に行われてい
るときのみ、電流検出用抵抗R3からの電流信号
が、アナログスイツチ8を介して積分器9に加え
られることになる。積分器9はアナログスイツチ
8を介して加えられる電流信号を平滑化し、AD
変換器10に加えるものであり、その出力は正常
放電時における平均加工電流Iwに対応したもの
となる。 上記のような構成において、数値制御装置11
は、上記前(6)式の演算を行つてオフセツト値Aを
求めることとなるが、加工形状に加工仕上げしろ
や被加工製品であるダイスとポンチ間のクリアラ
ンスΔを設ける場合には、上記オフセツト値Aは
加工溝幅dの半分にクリアランスΔを付加した値
となるので、本実施例では第(6)式の右辺にこのク
リアランスΔを加算した値をオフセツト値として
求める次の第(7)式の演算を数値制御装置11で行
うようにしている。 A=K1・(Iw−K2・h)/(2F・h)+Δ …(7) そこで、定数K1、K2を予め放電加工機に設定
しておかねばならないが、まず、予め放電加工機
の型式毎に、かつ各種ワークと各種ワイヤ電極の
組み合わせ毎にもれ電流を測定し、このもれ電流
をワークの厚さhで割り、ワークとワイヤ電極の
組み合わせごとのワーク単位厚さ当たりのもれ電
流の値、すなわち、定数K2の値を求めておく。
そして、数値制御装置11に該定数K2及び加工
しようとするワークの厚みを設定し、該ワークを
加工し、平均加工電流Iw、送り速度Fを求め、
数値制御装置11より、次の8式の演算を行わせ
る。 h・F/(Iw−K2・h) ……(8) そして、加工の結果得られた加工溝幅dを測定
し、上記8式により得られた値に測定結果の加工
溝幅dを乗じることによつて次の9式のように定
数K1を求める。 K1=d・h・F/(Iw−K2・h) ……(9) 以下ワークの種類とワイヤ電極の組み合わせ毎
に上記定数K1を求めておく。 例えば、この定数K1、K2の一例を示すと次の
第1表のようになる。 なお、第1表において、K2のみを表示してい
る欄は自動ワイヤ結線機構(AWF)をつけない
ときのワイヤカツト放電加工機、K2(AWF)は
自動ワイヤ結線機構つけたときのワイヤカツト放
電加工機の場合を示しており、定数K1はワイヤ
カツト放電加工機に関係なく、ワイヤ電極とワー
ク材質で決まる値であり、K2はワイヤ放電加工
機によつて変わるものである。
【表】
そこでまず、キーボード(図示せず)からワー
クの厚さh、定数K1、K2及び必要によつては仕
上げしろ、クリアランスΔを入力し、ワイヤカツ
ト放電加工を開始すると、ワイヤ電極1とワーク
2間の電圧は抵抗R1,R2で分圧され、その分圧
電圧は積分器4で平滑され、該平滑電圧は、差動
増幅器5に入力され基準電圧V1との差が増幅さ
れ、該差動増幅器5の出力は電圧周波数変換器6
で周波数に変換されると共に、上記積分器4の出
力である平滑電圧は比較器7に入力され、基準電
圧V2と比較され、平滑電圧が基準電圧V2より大
きいとき、即ち、ワーク2とワイヤ電極1がシヨ
ートせず、正常な加工が行われているときのみ比
較器7からその出力aが「1」の出力を出し、ア
ナグロスイツチ8をオンとして、放電電流信号が
積分器9に入力され平滑された後AD変換器10
でデジタル信号に変換される。即ち、AD変換器
10からは、加工が正常に行われているときの平
均加工電流Iwが検出されることとなる。 そこで、数値制御装置11は、比較器7からの
出力aが「1」であるか否か判定し、放電が正常
に行われていて、出力aが「1」とあると、上記
数値制御装置11はAD変換器10の出力、すな
わち、平均加工電流Iwを検出し、さらに、電圧
周波数変換器6の出力に基づいてワイヤ電極1と
ワーク2との相対的な送り速度Fを求め、第(7)式
で示した演算を行い、オフセツト値Aを求める。 上記のようにして、オフセツト値Aは加工中に
測定できるが、一般的には、本加工径路へのアプ
ローチの途中において、上記オフセツト値を測定
し定めるようにするとよい。 さらに、セカンドカツト時には、加工溝幅dが
すでに測定されているため、従来のように、加工
溝幅dを改めて測定して、ワイヤ電極1のワーク
2への寄せ幅を出す必要がなく、即座に出すこと
ができる。すなわち、セカンドカツト寄せ幅とし
ては、一般に、d/2−φ/2+αの値を取つて
いる。(なお、φはワイヤ電極の直径、αは−
10μm〜+10μm程度の値である。) 発明の効果 以上述べたように、本発明は、平均加工電流を
加工電流測定手段で検出し、検出した平均加工電
流に対し、もれ電流を補正して真加工電流を求め
て、又加工速度を検出する速度測定手段より加工
速度を求めて、求められた真加工電流と加工速度
より自動的にオフセツト値を測定できるようにし
たため、試加工など行つてオフセツト値を測定す
る必要なく、加工作業が簡単になると共に、求め
られるオフセツト値も正確なものが得られ、高精
度の加工を行うことができる。又、セカンドカツ
トへの移行も即座に行えるものである。
クの厚さh、定数K1、K2及び必要によつては仕
上げしろ、クリアランスΔを入力し、ワイヤカツ
ト放電加工を開始すると、ワイヤ電極1とワーク
2間の電圧は抵抗R1,R2で分圧され、その分圧
電圧は積分器4で平滑され、該平滑電圧は、差動
増幅器5に入力され基準電圧V1との差が増幅さ
れ、該差動増幅器5の出力は電圧周波数変換器6
で周波数に変換されると共に、上記積分器4の出
力である平滑電圧は比較器7に入力され、基準電
圧V2と比較され、平滑電圧が基準電圧V2より大
きいとき、即ち、ワーク2とワイヤ電極1がシヨ
ートせず、正常な加工が行われているときのみ比
較器7からその出力aが「1」の出力を出し、ア
ナグロスイツチ8をオンとして、放電電流信号が
積分器9に入力され平滑された後AD変換器10
でデジタル信号に変換される。即ち、AD変換器
10からは、加工が正常に行われているときの平
均加工電流Iwが検出されることとなる。 そこで、数値制御装置11は、比較器7からの
出力aが「1」であるか否か判定し、放電が正常
に行われていて、出力aが「1」とあると、上記
数値制御装置11はAD変換器10の出力、すな
わち、平均加工電流Iwを検出し、さらに、電圧
周波数変換器6の出力に基づいてワイヤ電極1と
ワーク2との相対的な送り速度Fを求め、第(7)式
で示した演算を行い、オフセツト値Aを求める。 上記のようにして、オフセツト値Aは加工中に
測定できるが、一般的には、本加工径路へのアプ
ローチの途中において、上記オフセツト値を測定
し定めるようにするとよい。 さらに、セカンドカツト時には、加工溝幅dが
すでに測定されているため、従来のように、加工
溝幅dを改めて測定して、ワイヤ電極1のワーク
2への寄せ幅を出す必要がなく、即座に出すこと
ができる。すなわち、セカンドカツト寄せ幅とし
ては、一般に、d/2−φ/2+αの値を取つて
いる。(なお、φはワイヤ電極の直径、αは−
10μm〜+10μm程度の値である。) 発明の効果 以上述べたように、本発明は、平均加工電流を
加工電流測定手段で検出し、検出した平均加工電
流に対し、もれ電流を補正して真加工電流を求め
て、又加工速度を検出する速度測定手段より加工
速度を求めて、求められた真加工電流と加工速度
より自動的にオフセツト値を測定できるようにし
たため、試加工など行つてオフセツト値を測定す
る必要なく、加工作業が簡単になると共に、求め
られるオフセツト値も正確なものが得られ、高精
度の加工を行うことができる。又、セカンドカツ
トへの移行も即座に行えるものである。
第1図は、本発明の一実施例のブロツク線図、
第2図は、オフセツト値を求める原理説明図であ
る。 1……ワイヤ電極、2……ワーク、3……加工
電源、4,9……積分器、5……差動増幅器、6
……電圧周波数変換器、7……比較器、8……ア
ナログスイツチ、10……AD変換器、11……
数値制御装置、12X,12Y……サーボユニツ
ト、13X,13Y……モータ、R1〜R3……抵
抗。
第2図は、オフセツト値を求める原理説明図であ
る。 1……ワイヤ電極、2……ワーク、3……加工
電源、4,9……積分器、5……差動増幅器、6
……電圧周波数変換器、7……比較器、8……ア
ナログスイツチ、10……AD変換器、11……
数値制御装置、12X,12Y……サーボユニツ
ト、13X,13Y……モータ、R1〜R3……抵
抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ワークとワイヤ電極とを相対的に移動させ、
放電により上記ワークの加工を行うワイヤカツト
放電加工機において、ワークとワイヤ電極間の電
圧を平滑し、該平滑電圧が基準電圧より高くワー
クとワイヤ電極がシヨートしていないときのみ出
力を出す電圧検出回路と、該電圧検出回路から出
力が出されているときのみワークとワイヤ電極間
に流れる電流を検出し平滑し平均加工電流Iwを
求める加工電流測定手段と、上記ワークとワイヤ
電極間の平滑電圧より加工速度Fを測定する速度
測定手段と、上記ワイヤカツト放電加工機を制御
する数値制御装置に上記ワークの厚さh、使用ワ
イヤ電極とワーク材質で決まる定数K1、もれ電
流値を決める定数K2を設定する手段とを設ける
と共に、上記数値制御装置内に加工中、上記加工
電流測定手段により測定される平均加工電流Iw
と速度測定手段で測定される送り速度Fとによ
り、次式の演算を行つてオフセツト値Aを求める
演算手段を備えていることを特徴とするワイヤカ
ツト放電加工機におけるオフセツト自動測定装
置。 A=K1・(Iw−K2・h)/2F・h。 2 上記数値制御装置に仕上げしろまたはクリア
ランスの値を設定したときは、上記演算手段は上
記算出されたオフセツト値Aに、上記設定された
仕上げしろまたはクリアランスの値を加算してオ
フセツト値とする特許請求の範囲第1項記載のワ
イヤカツト放電加工機におけるオフセツト自動測
定装置。 3 本加工径路へのアプローチ加工中に上記オフ
セツト値を測定する特許請求の範囲第1項または
第2項記載のワイヤカツト放電加工機におけるオ
フセツト自動測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1213783A JPS59142021A (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | ワイヤカツト放電加工機におけるオフセツト自動測定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1213783A JPS59142021A (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | ワイヤカツト放電加工機におけるオフセツト自動測定方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59142021A JPS59142021A (ja) | 1984-08-15 |
| JPH0413083B2 true JPH0413083B2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=11797121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1213783A Granted JPS59142021A (ja) | 1983-01-29 | 1983-01-29 | ワイヤカツト放電加工機におけるオフセツト自動測定方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59142021A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2567262B2 (ja) * | 1987-11-16 | 1996-12-25 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機の加工条件検出方法及び装置 |
| JP2722867B2 (ja) * | 1991-07-01 | 1998-03-09 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026649B2 (ja) * | 1976-12-28 | 1985-06-25 | 三菱電機株式会社 | ワイヤカツト放電加工制御方法 |
-
1983
- 1983-01-29 JP JP1213783A patent/JPS59142021A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59142021A (ja) | 1984-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4734447B2 (ja) | ワイヤカット放電加工機および放電加工方法 | |
| US7262381B2 (en) | Controller for wire electric discharge machine | |
| JP3808444B2 (ja) | ワイヤ放電加工機の制御装置 | |
| JPWO2010001472A1 (ja) | ワイヤ放電加工装置、及びワイヤ放電加工方法 | |
| US6278075B1 (en) | Controller of wire electric discharge machine | |
| US4837415A (en) | Wire electrode type electric discharge machining apparatus | |
| US5170026A (en) | Method and apparatus for positioning first and second objects based on a potential difference | |
| US4970362A (en) | Wire-cutting electric discharge machining device | |
| JP4569973B2 (ja) | 放電加工装置及び方法、並びに放電発生を判別する方法 | |
| JPH0229453B2 (ja) | ||
| JPS6336891B2 (ja) | ||
| CN103658887B (zh) | 具有轴进给控制方式判别功能的电火花线切割加工机 | |
| JPH0413083B2 (ja) | ||
| WO2011145217A1 (ja) | ワイヤ放電加工装置 | |
| GB2095426A (en) | Electrical discharge machining | |
| JPS6211968B2 (ja) | ||
| JP3807189B2 (ja) | 放電による追加工方法及び装置 | |
| JPH0732217A (ja) | ワイヤ放電加工機における被加工物厚さ測定装置と該測定装置を使用した加工条件変更方法 | |
| JPS5851020A (ja) | ワイヤカツト放電加工方式 | |
| JPH0230811B2 (ja) | Hodenkakoki | |
| JPS60201824A (ja) | ワイヤ放電加工電源 | |
| JPH0248116A (ja) | ワイヤカット放電加工機 | |
| JPH0911042A (ja) | 放電加工装置 | |
| JP2541205B2 (ja) | ワイヤカツト放電加工機 | |
| JP2686094B2 (ja) | 放電加工装置 |