JPH047633Y2 - - Google Patents
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- JPH047633Y2 JPH047633Y2 JP10082487U JP10082487U JPH047633Y2 JP H047633 Y2 JPH047633 Y2 JP H047633Y2 JP 10082487 U JP10082487 U JP 10082487U JP 10082487 U JP10082487 U JP 10082487U JP H047633 Y2 JPH047633 Y2 JP H047633Y2
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- wire
- pulley
- power transmission
- casing
- transmission line
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、弛み吸収装置に関し、特に送電線等
の熱膨張により生じる弛みを吸収し得る弛み吸収
装置に関する。
の熱膨張により生じる弛みを吸収し得る弛み吸収
装置に関する。
<従来の技術>
種々の技術分野に於て、掛け渡されたワイヤの
弛みを制御する必要が生じる場合がある。例えば
発電所または変電所相互間、又は発電所と変電所
との間を連絡して電力を供給するための送電線に
あつては、所定の間隔をもつて配設された鉄塔間
に掛け渡されているが、送電線の張力を過大にす
ることのないように、送電線を適度の弛みをもつ
て張る必要がある。しかしながら、送電線の最低
地上高部分と大地との間に安全離隔距離を確保す
るため、送電線と大地との間には充分大きな間隔
をもつて送電線の最低地上高を確保する必要があ
る。
弛みを制御する必要が生じる場合がある。例えば
発電所または変電所相互間、又は発電所と変電所
との間を連絡して電力を供給するための送電線に
あつては、所定の間隔をもつて配設された鉄塔間
に掛け渡されているが、送電線の張力を過大にす
ることのないように、送電線を適度の弛みをもつ
て張る必要がある。しかしながら、送電線の最低
地上高部分と大地との間に安全離隔距離を確保す
るため、送電線と大地との間には充分大きな間隔
をもつて送電線の最低地上高を確保する必要があ
る。
ところで、近年の電力消費量の増大に伴つて、
送電線の負荷電流が増大するようになつてきたた
め、その電流による発熱量が比較的増大してき
た。そのため、送電線の長さがその熱膨張の増大
により、更に増大するようになり、送電線の鉄塔
間の弛みが過大になる虞れが生じてきた。従つ
て、送電線の最低地上高さが低くなつて大地との
間隔が狭くなるばかりでなく、強風や地震などに
より送電線が揺れる際には各送電線の間隔も狭く
なるという問題も生じる。
送電線の負荷電流が増大するようになつてきたた
め、その電流による発熱量が比較的増大してき
た。そのため、送電線の長さがその熱膨張の増大
により、更に増大するようになり、送電線の鉄塔
間の弛みが過大になる虞れが生じてきた。従つ
て、送電線の最低地上高さが低くなつて大地との
間隔が狭くなるばかりでなく、強風や地震などに
より送電線が揺れる際には各送電線の間隔も狭く
なるという問題も生じる。
そこで、負荷電流が増大して熱膨張により過大
な弛みが生じた場合でも、最低地上高を充分確保
するためには、鉄塔の高さを高くする必要があ
る。また、過大な弛みを生じさせないためには、
送電線の熱膨張を低く押えるべく送電線を太くす
ると良いが、この場合には送電線の重量が増加す
るため、鉄塔強度を高める必要がある。
な弛みが生じた場合でも、最低地上高を充分確保
するためには、鉄塔の高さを高くする必要があ
る。また、過大な弛みを生じさせないためには、
送電線の熱膨張を低く押えるべく送電線を太くす
ると良いが、この場合には送電線の重量が増加す
るため、鉄塔強度を高める必要がある。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら、送電線の掛け替え及び鉄塔の建
設工事などにより、設備費が増大するという問題
が生じる。
設工事などにより、設備費が増大するという問題
が生じる。
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、低コストにかつ容易に、送電線等の
熱膨張により生じる弛みを吸収し得る弛み吸収装
置を提供することにある。
主な目的は、低コストにかつ容易に、送電線等の
熱膨張により生じる弛みを吸収し得る弛み吸収装
置を提供することにある。
<問題点を解決するための手段>
このような目的は、送電線等の張力を自動的に
調整するための弛み吸収装置であつて、ケーシン
グと、互いに同軸的かつ一体的に前記ケーシング
に枢支された第1及び第2のプーリと、前記第1
のプーリに巻回された第1のワイヤと、前記第2
のプーリに巻回された第2のワイヤの遊端と前記
ケーシングとの間に設けられ、かつ前記第2のプ
ーリから前記第2のワイヤを引き出す向きの付勢
力を発生するばね部材とを有し、前記第1のプー
リに対する前記第2のプーリの有効巻取径の比
が、前記第1のワイヤに略一定の張力を与えるよ
うに、前記第1のワイヤを緊張させる向きの前記
ばね部材の変形量に応じて漸増するようにされて
いることを特徴とする弛み吸収装置を提供するこ
とにより達成される。
調整するための弛み吸収装置であつて、ケーシン
グと、互いに同軸的かつ一体的に前記ケーシング
に枢支された第1及び第2のプーリと、前記第1
のプーリに巻回された第1のワイヤと、前記第2
のプーリに巻回された第2のワイヤの遊端と前記
ケーシングとの間に設けられ、かつ前記第2のプ
ーリから前記第2のワイヤを引き出す向きの付勢
力を発生するばね部材とを有し、前記第1のプー
リに対する前記第2のプーリの有効巻取径の比
が、前記第1のワイヤに略一定の張力を与えるよ
うに、前記第1のワイヤを緊張させる向きの前記
ばね部材の変形量に応じて漸増するようにされて
いることを特徴とする弛み吸収装置を提供するこ
とにより達成される。
<作用>
このようにすれば、ワイヤに熱膨張による伸び
が生じた場合に、掛け渡された送電線等に熱膨張
による伸びが生じた場合に、送電線等が弛む分だ
け、ばね部材により第1のワイヤを緊張させる向
きに第1のプーリが回転し得るため、弛み分を巻
きとることができる。このとき、ばね部材のばね
力がその変形量に応じて低下することになるが、
第1のワイヤと連結された第1のプーリの有効巻
取径に対して、ばね部材により回転駆動される第
2のプーリの有効巻取径が、ワイヤを緊張させる
向きに回転するに連れて漸増するため、送電線等
に対する張力の減少を防止することができる。
が生じた場合に、掛け渡された送電線等に熱膨張
による伸びが生じた場合に、送電線等が弛む分だ
け、ばね部材により第1のワイヤを緊張させる向
きに第1のプーリが回転し得るため、弛み分を巻
きとることができる。このとき、ばね部材のばね
力がその変形量に応じて低下することになるが、
第1のワイヤと連結された第1のプーリの有効巻
取径に対して、ばね部材により回転駆動される第
2のプーリの有効巻取径が、ワイヤを緊張させる
向きに回転するに連れて漸増するため、送電線等
に対する張力の減少を防止することができる。
<実施例>
以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
第1図は、本考案に基づく弛み吸収装置を用い
た送電線の支持状態を示す模式図であり、隣り合
う鉄塔1の間にはワイヤ状の送電線2が掛け渡さ
れている。鉄塔1の所定の高さの位置にはアーム
3が水平方向に延出しており、そのアーム3の両
側には一対のワイヤ弛み吸収装置4が、それぞれ
がいし5を介してロープ6により支持されてい
る。このワイヤ弛み吸収装置4により、各鉄塔1
間の送電線2が両端をクランプ部材7を介して支
持されており、各鉄塔1に於ける両クランプ部材
7間に掛け渡されたジヤンパ線8を介して、それ
ぞれ電気的に接続されている。
た送電線の支持状態を示す模式図であり、隣り合
う鉄塔1の間にはワイヤ状の送電線2が掛け渡さ
れている。鉄塔1の所定の高さの位置にはアーム
3が水平方向に延出しており、そのアーム3の両
側には一対のワイヤ弛み吸収装置4が、それぞれ
がいし5を介してロープ6により支持されてい
る。このワイヤ弛み吸収装置4により、各鉄塔1
間の送電線2が両端をクランプ部材7を介して支
持されており、各鉄塔1に於ける両クランプ部材
7間に掛け渡されたジヤンパ線8を介して、それ
ぞれ電気的に接続されている。
第2図は、ワイヤ弛み吸収装置4の全体を示す
軸線方向に沿う断面図である。第2図に良く示さ
れるように、両端が開放された円筒形をなすケー
シング11の第2図に於ける右端近傍には、L字
形状の係止孔12が直径方向の対称位置にそれぞ
れ開設されており、両係止孔12にはバー形状の
ロープクランプ13の両遊端部が係合している。
このロープクランプ13の中心には孔14が穿設
されており、孔14には前記したロープ6の遊端
部が挿通されている。尚、ロープ6の遊端部が孔
14に挿通された後に反転しており、その遊端部
に圧着スリーブ15がかしめられて、ロープ6が
抜け止めされている。また、ロープクランプ13
の両遊端部がケーシング11の外周面に沿うよう
に略直角に曲折されていることにより、ロープク
ランプ13の脱落が防止されている。
軸線方向に沿う断面図である。第2図に良く示さ
れるように、両端が開放された円筒形をなすケー
シング11の第2図に於ける右端近傍には、L字
形状の係止孔12が直径方向の対称位置にそれぞ
れ開設されており、両係止孔12にはバー形状の
ロープクランプ13の両遊端部が係合している。
このロープクランプ13の中心には孔14が穿設
されており、孔14には前記したロープ6の遊端
部が挿通されている。尚、ロープ6の遊端部が孔
14に挿通された後に反転しており、その遊端部
に圧着スリーブ15がかしめられて、ロープ6が
抜け止めされている。また、ロープクランプ13
の両遊端部がケーシング11の外周面に沿うよう
に略直角に曲折されていることにより、ロープク
ランプ13の脱落が防止されている。
ケーシング11の第2図に於ける左端には円板
状の端板16が、ケーシング11内に雨または埃
などが侵入しないようにケーシング11の開放端
を閉塞するべく、例えば溶接により固着されてい
る。また、ケーシング11内の第2図に於ける左
端近傍には板状の壁部17がケーシング11の内
周面に沿つて環状をなすように形成されている。
状の端板16が、ケーシング11内に雨または埃
などが侵入しないようにケーシング11の開放端
を閉塞するべく、例えば溶接により固着されてい
る。また、ケーシング11内の第2図に於ける左
端近傍には板状の壁部17がケーシング11の内
周面に沿つて環状をなすように形成されている。
ケーシング11の壁部17の第2図に於ける右
端側には後記する円筒形状のシリンダ18が同軸
的に受容されており、このシリンダ18の第2図
に於ける右端には大径の円板状の端板19が例え
ば溶接により固着されている。端板19と壁部1
7との間にはばね部材としての圧縮コイルばね2
1が、シリンダ18の外周部を外囲するように、
圧縮状態にて介装されている。更に、シリンダ1
8の第2図に於ける左端の底壁22の周縁部に
は、弧状断面形状をなす一対の延長ブラケツト2
3が互いに対向して軸線方向に沿つて第2図に於
ける左方に延長するように固着されている。この
一対の延長ブラケツト23の両遊端にはワイヤク
ランプ板24の両端部が固着されているが、この
ワイヤクランプ板24は第2図に於ける奥側に若
干偏心した位置に設けられている。
端側には後記する円筒形状のシリンダ18が同軸
的に受容されており、このシリンダ18の第2図
に於ける右端には大径の円板状の端板19が例え
ば溶接により固着されている。端板19と壁部1
7との間にはばね部材としての圧縮コイルばね2
1が、シリンダ18の外周部を外囲するように、
圧縮状態にて介装されている。更に、シリンダ1
8の第2図に於ける左端の底壁22の周縁部に
は、弧状断面形状をなす一対の延長ブラケツト2
3が互いに対向して軸線方向に沿つて第2図に於
ける左方に延長するように固着されている。この
一対の延長ブラケツト23の両遊端にはワイヤク
ランプ板24の両端部が固着されているが、この
ワイヤクランプ板24は第2図に於ける奥側に若
干偏心した位置に設けられている。
ケーシング11内の壁部17と端板16との間
にはプーリ装置25が、ケーシング11の直径方
向に亘つて固設された軸26に、軸受27を介し
て、回動自在に軸支されている。第3図は第2図
の−線についてみた断面図であるが、第2図
及び第3図によく示されるように、プーリ装置2
5には、軸26と同心をなしかつ有効巻取径部を
真円に形成された第2のプーリとしての真円プー
リ部28と、連続的に縮径する有効巻取径部を形
成された第1のプーリとしての可変径プーリ部2
9とが互いに一体的に形成されている。尚、この
可変径プーリ部29の外周にあつては、真円プー
リ部28と同一の外径を有する部分31と、その
部分31から第2図に於ける反時計方向回り(矢
印A)に連続して所定の率をもつて縮径された可
変径部分32とが形成されている。
にはプーリ装置25が、ケーシング11の直径方
向に亘つて固設された軸26に、軸受27を介し
て、回動自在に軸支されている。第3図は第2図
の−線についてみた断面図であるが、第2図
及び第3図によく示されるように、プーリ装置2
5には、軸26と同心をなしかつ有効巻取径部を
真円に形成された第2のプーリとしての真円プー
リ部28と、連続的に縮径する有効巻取径部を形
成された第1のプーリとしての可変径プーリ部2
9とが互いに一体的に形成されている。尚、この
可変径プーリ部29の外周にあつては、真円プー
リ部28と同一の外径を有する部分31と、その
部分31から第2図に於ける反時計方向回り(矢
印A)に連続して所定の率をもつて縮径された可
変径部分32とが形成されている。
真円プーリ部28には第2のワイヤ33の一端
部がねじ止めされていると共に第2図の矢印Bの
向きに沿うように巻回されているが、第2のワイ
ヤ33の他端部が前記したワイヤクランプ板24
と結合している。従つて、シリンダ18の端板1
9に作用する圧縮コイルばね21の付勢力が、真
円プーリ部28を第2図に於ける矢印Bの向きに
回転駆動するように作用している。また、可変径
プーリ部29には、ケーシング11の外部にて一
端部をクランプ部材7を介して送電線2の端部に
連結された第1のワイヤ34の他端部がねじ止め
されていると共に、その他端部側が第2図の矢印
Aの向きに繰り出されるように巻回されている。
部がねじ止めされていると共に第2図の矢印Bの
向きに沿うように巻回されているが、第2のワイ
ヤ33の他端部が前記したワイヤクランプ板24
と結合している。従つて、シリンダ18の端板1
9に作用する圧縮コイルばね21の付勢力が、真
円プーリ部28を第2図に於ける矢印Bの向きに
回転駆動するように作用している。また、可変径
プーリ部29には、ケーシング11の外部にて一
端部をクランプ部材7を介して送電線2の端部に
連結された第1のワイヤ34の他端部がねじ止め
されていると共に、その他端部側が第2図の矢印
Aの向きに繰り出されるように巻回されている。
ケーシング11の端板16近傍にはガイドロー
ラ36が、第1のワイヤ34に於けるケーシング
11の外部に向けて延出する部分がケーシング1
1と同軸的になるように、ケーシング11に固設
された支持軸37により回動自在に軸支されてい
る。尚、ケーシング11の外部に於いては、ガイ
ドローラ36に案内された第1のワイヤ34が、
端板16の中央部に開設された孔38を介して繰
り出されている。このようにして、ケーシング1
1の外部に向けて延出した第1のワイヤ34の端
部が前記したようにクランプ部材7と連結してい
るが、第1のワイヤ34がケーシング11と同軸
をなすようにガイドローラ36より規制されてい
るため、第1のワイヤ34に作用する張力の方向
に対してケーシング11の軸線が傾くことを防止
できる。
ラ36が、第1のワイヤ34に於けるケーシング
11の外部に向けて延出する部分がケーシング1
1と同軸的になるように、ケーシング11に固設
された支持軸37により回動自在に軸支されてい
る。尚、ケーシング11の外部に於いては、ガイ
ドローラ36に案内された第1のワイヤ34が、
端板16の中央部に開設された孔38を介して繰
り出されている。このようにして、ケーシング1
1の外部に向けて延出した第1のワイヤ34の端
部が前記したようにクランプ部材7と連結してい
るが、第1のワイヤ34がケーシング11と同軸
をなすようにガイドローラ36より規制されてい
るため、第1のワイヤ34に作用する張力の方向
に対してケーシング11の軸線が傾くことを防止
できる。
クランプ部材7には送電線2の端部をかしめに
より咬持するためのクランプ部39が形成されて
おり、クランプ部39と一体的に形成されたフラ
ンジ部41にはU字ボルト35が取付けられてい
る。このU字ボルト35に第1のワイヤ34の環
状に形成された端部が連結している。尚、送電線
2は、クランプ部39により強固にかしめられて
いるが、更に送電線2の遊端の心線43を圧着ス
リーブ42をもつてかしめており、確実に抜け止
めされている。また、クランプ部材7にはジヤン
パソケツト部44がクランプ部39から延出する
ように一体的に形成されており、ジヤンパソケツ
ト部44には前記したジヤンパ線8の端部がかし
めにより保持されている。
より咬持するためのクランプ部39が形成されて
おり、クランプ部39と一体的に形成されたフラ
ンジ部41にはU字ボルト35が取付けられてい
る。このU字ボルト35に第1のワイヤ34の環
状に形成された端部が連結している。尚、送電線
2は、クランプ部39により強固にかしめられて
いるが、更に送電線2の遊端の心線43を圧着ス
リーブ42をもつてかしめており、確実に抜け止
めされている。また、クランプ部材7にはジヤン
パソケツト部44がクランプ部39から延出する
ように一体的に形成されており、ジヤンパソケツ
ト部44には前記したジヤンパ線8の端部がかし
めにより保持されている。
前記したシリンダ18内には円板状のピストン
45が軸線方向に摺動自在に受容されている。ピ
ストン45の中心には同軸的にねじ孔46が形成
されており、そのねじ孔46に支持棒48の一端
部が螺合して、ピストン45と支持棒48とが互
いに同軸かつ一体的をなしている。尚、この支持
棒48の他端部は、前記したロープクランプ13
の中央部に形成されたボス部51内に揺動自在に
かつ調心的に軸支されている。
45が軸線方向に摺動自在に受容されている。ピ
ストン45の中心には同軸的にねじ孔46が形成
されており、そのねじ孔46に支持棒48の一端
部が螺合して、ピストン45と支持棒48とが互
いに同軸かつ一体的をなしている。尚、この支持
棒48の他端部は、前記したロープクランプ13
の中央部に形成されたボス部51内に揺動自在に
かつ調心的に軸支されている。
このようにして、ピストン45が支持棒48に
より軸線方向に対して固定されており、例えば消
費電力の増減に伴つて送電線2が熱膨張により伸
縮することにより、シリンダ18が第2図に於け
る矢印のCにより示される両方向に往復動するこ
ととなる。
より軸線方向に対して固定されており、例えば消
費電力の増減に伴つて送電線2が熱膨張により伸
縮することにより、シリンダ18が第2図に於け
る矢印のCにより示される両方向に往復動するこ
ととなる。
ピストン45の第2図に於ける左側の第1のシ
リンダ室53とその右側の第2のシリンダ室54
との内部にはそれぞれ大気が通常圧で充満してい
るが、ピストン45にはオリフイス52が軸線方
向に沿つて穿設されており、両シリンダ室53及
び54がオリフイス52を介して互いに連通して
いる。ピストン45の外周には、二つ割り形状を
なす環状の摺動材55が、その外周端面に弾発的
に嵌装されたガータスプリング56により固定さ
れて同軸的に嵌着されており、シリンダ18が往
復動する際に、両シリンダ室53,54内の一方
の大気が他方にピストン45の外周部から漏出す
ることを極力防止している。
リンダ室53とその右側の第2のシリンダ室54
との内部にはそれぞれ大気が通常圧で充満してい
るが、ピストン45にはオリフイス52が軸線方
向に沿つて穿設されており、両シリンダ室53及
び54がオリフイス52を介して互いに連通して
いる。ピストン45の外周には、二つ割り形状を
なす環状の摺動材55が、その外周端面に弾発的
に嵌装されたガータスプリング56により固定さ
れて同軸的に嵌着されており、シリンダ18が往
復動する際に、両シリンダ室53,54内の一方
の大気が他方にピストン45の外周部から漏出す
ることを極力防止している。
更に、オリフイス52の第1のシリンダ室53
側には板状の調節プレート57が例えばボルトに
より固設されて、その端部をオリフイス52の開
口部に臨むように設けられている。この調節プレ
ート57を調節してオリフイス52の開口面積を
増減することにより、オリフイス52を通過する
大気の流量を調節し得るため、シリンダ18の往
復動に対する減衰力を好適に調整することができ
る。尚、端板19にも、支持棒48との摺接部分
からの大気洩れを防止すべく、二つ割り形状をな
す環状摺動材58が、その外周端面に弾発的に嵌
装されたガータスプリング59により固定されて
同軸的に嵌着されている。
側には板状の調節プレート57が例えばボルトに
より固設されて、その端部をオリフイス52の開
口部に臨むように設けられている。この調節プレ
ート57を調節してオリフイス52の開口面積を
増減することにより、オリフイス52を通過する
大気の流量を調節し得るため、シリンダ18の往
復動に対する減衰力を好適に調整することができ
る。尚、端板19にも、支持棒48との摺接部分
からの大気洩れを防止すべく、二つ割り形状をな
す環状摺動材58が、その外周端面に弾発的に嵌
装されたガータスプリング59により固定されて
同軸的に嵌着されている。
また、端板19の外周縁部には凸片60が、ケ
ーシング11に軸線方向に沿つて開設されたスロ
ツト(図示せず)からケーシング11の半径方向
外側に向けて延出するように設けられている。こ
の凸片60により端板19の変位量を目視するこ
とができ、設置時の圧縮コイルばね21によるば
ね付勢位置を容易に調節することができる。
ーシング11に軸線方向に沿つて開設されたスロ
ツト(図示せず)からケーシング11の半径方向
外側に向けて延出するように設けられている。こ
の凸片60により端板19の変位量を目視するこ
とができ、設置時の圧縮コイルばね21によるば
ね付勢位置を容易に調節することができる。
このようにして構成されたワイヤ弛み吸収装置
4にあつては、送電線2に電流が流れていない場
合には第2図の状態であり、送電線に許容最大電
流が流れた際には、発熱により送電線2が熱膨張
するため、第2図の想像線より示される位置まで
シリンダ18が移動することとなる。このとき本
実施例にあつては、シリンダ18の移動に伴つて
圧縮コイルばね21が伸びた状態となるためその
ばね付勢力が減少するが、同時にプーリ装置25
が矢印Bの向きに回転するため、送電線2と連結
された第1のワイヤ34が可変径プーリ部29の
可変径部分32により巻き取られることから、そ
の巻取力が有効巻取径としての可変径部分32の
半径の減少に応じて増大することとなる。第2の
ワイヤ33が引き出される向きである圧縮コイル
ばね21の伸び側の変形量に応じてばね付勢力が
減少するが、第1のワイヤ34に対して即ち送電
線2に対する略一定の張力を与えるように、可変
径プーリ部29に対する真円プーリ部28の有効
巻取径を相対的に漸増させるべく、本実施例に於
ける可変径部分32の縮径率が定められている。
4にあつては、送電線2に電流が流れていない場
合には第2図の状態であり、送電線に許容最大電
流が流れた際には、発熱により送電線2が熱膨張
するため、第2図の想像線より示される位置まで
シリンダ18が移動することとなる。このとき本
実施例にあつては、シリンダ18の移動に伴つて
圧縮コイルばね21が伸びた状態となるためその
ばね付勢力が減少するが、同時にプーリ装置25
が矢印Bの向きに回転するため、送電線2と連結
された第1のワイヤ34が可変径プーリ部29の
可変径部分32により巻き取られることから、そ
の巻取力が有効巻取径としての可変径部分32の
半径の減少に応じて増大することとなる。第2の
ワイヤ33が引き出される向きである圧縮コイル
ばね21の伸び側の変形量に応じてばね付勢力が
減少するが、第1のワイヤ34に対して即ち送電
線2に対する略一定の張力を与えるように、可変
径プーリ部29に対する真円プーリ部28の有効
巻取径を相対的に漸増させるべく、本実施例に於
ける可変径部分32の縮径率が定められている。
尚、本実施例のプーリ装置25にあつては、圧
縮コイルばね21によるばね付勢力を真円プーリ
部28に作用させて、送電線2に対する引張り力
を可変径プーリ部29により作用させたが、両プ
ーリ部の組合せをこれに限ることなく、ばね付勢
力を例えば連続的に拡径されたプーリ部に作用さ
せて、これと一体をなす真円プーリ部により送電
線2を引張るようにしてもよい。
縮コイルばね21によるばね付勢力を真円プーリ
部28に作用させて、送電線2に対する引張り力
を可変径プーリ部29により作用させたが、両プ
ーリ部の組合せをこれに限ることなく、ばね付勢
力を例えば連続的に拡径されたプーリ部に作用さ
せて、これと一体をなす真円プーリ部により送電
線2を引張るようにしてもよい。
また、前記したようにピストン45とシリンダ
18とによるダンパ機構を設けていることによ
り、例えば風または地震などにより送電線2が揺
れた際には、その振動をダンパ機構により好適に
減衰させることができる。従つて、何等かの外的
要因により送電線2に振動が生じた場合であつて
も、各送電線2間の間隔及び最低地上高が大きく
減少することを防止できる。
18とによるダンパ機構を設けていることによ
り、例えば風または地震などにより送電線2が揺
れた際には、その振動をダンパ機構により好適に
減衰させることができる。従つて、何等かの外的
要因により送電線2に振動が生じた場合であつて
も、各送電線2間の間隔及び最低地上高が大きく
減少することを防止できる。
尚、本実施例にあつては、送電線2に対するば
ね付勢力を加えるものとして圧縮コイルばね21
を用いたが、圧縮コイルばねに限ることなく引張
りコイルばねを用いるようにしても良いばかりで
なく、ばねの形状も限定されるものではない。
ね付勢力を加えるものとして圧縮コイルばね21
を用いたが、圧縮コイルばねに限ることなく引張
りコイルばねを用いるようにしても良いばかりで
なく、ばねの形状も限定されるものではない。
<考案の効果>
このように本考案によれば、送電線等に熱膨張
による伸びが生じた際には、第1のワイヤを巻き
取る向きである第2のプーリから第2のワイヤを
引き出す向きに両プーリが回転するに連れてばね
部材の付勢力が低下するが、両プーリの有効巻取
径の比を好適に定めることにより、第1のワイヤ
の張力を略一定に保つことができ、自動的に送電
線等の伸びによる弛みを吸収することができる。
従つて、負荷の増大に対して送電線等の掛け替え
或いはその掛替え或いはワイヤの支持構造部の改
造を行なう必要がなくなるため、設備費を低廉化
し得るなど、その効果は極めて大である。
による伸びが生じた際には、第1のワイヤを巻き
取る向きである第2のプーリから第2のワイヤを
引き出す向きに両プーリが回転するに連れてばね
部材の付勢力が低下するが、両プーリの有効巻取
径の比を好適に定めることにより、第1のワイヤ
の張力を略一定に保つことができ、自動的に送電
線等の伸びによる弛みを吸収することができる。
従つて、負荷の増大に対して送電線等の掛け替え
或いはその掛替え或いはワイヤの支持構造部の改
造を行なう必要がなくなるため、設備費を低廉化
し得るなど、その効果は極めて大である。
第1図は、本考案に基くワイヤ弛み吸収装置が
適用された送電線の支持状態を示す模式図であ
る。第2図は、本考案に基くワイヤ弛み吸収装置
の全体を示す軸線方向に沿う断面図である。第3
図は、第2図の−線についてみた断面図であ
る。 1……鉄塔、2……送電線、3……アーム、4
……ワイヤ弛み吸収装置、5……がいし、6……
ロープ、7……クランプ部材、8……ジヤンパ
線、11……ケーシング、12……係止孔、13
……ロープクランプ、14……孔、15……圧着
スリーブ、16……端板、17……壁部、18…
…シリンダ、19……端板、21……圧縮コイル
ばね、22……底壁、23……延長ブラケツト、
24……ワイヤクランプ板、25……プーリ装
置、26……軸、27……軸受、28……真円プ
ーリ部、29……可変径プーリ部、31……部
分、32……可変径部分、33……第2のワイ
ヤ、34……第1のワイヤ、35……U字ボル
ト、36……ガイドローラ、37……支持軸、3
8……孔、39……クランプ部、41……フラン
ジ部、42……圧着スリーブ、43……心線、4
4……ジヤンパソケツト部、45……ピストン、
46……ロツド、48……支持棒、51……ボス
部、52……オリフイス、53……第1のシリン
ダ室、54……第2のシリンダ室、55……摺動
材、56……ガータスプリング、57……調節プ
レート、58……摺動材、59……ガータスプリ
ング、60……凸片。
適用された送電線の支持状態を示す模式図であ
る。第2図は、本考案に基くワイヤ弛み吸収装置
の全体を示す軸線方向に沿う断面図である。第3
図は、第2図の−線についてみた断面図であ
る。 1……鉄塔、2……送電線、3……アーム、4
……ワイヤ弛み吸収装置、5……がいし、6……
ロープ、7……クランプ部材、8……ジヤンパ
線、11……ケーシング、12……係止孔、13
……ロープクランプ、14……孔、15……圧着
スリーブ、16……端板、17……壁部、18…
…シリンダ、19……端板、21……圧縮コイル
ばね、22……底壁、23……延長ブラケツト、
24……ワイヤクランプ板、25……プーリ装
置、26……軸、27……軸受、28……真円プ
ーリ部、29……可変径プーリ部、31……部
分、32……可変径部分、33……第2のワイ
ヤ、34……第1のワイヤ、35……U字ボル
ト、36……ガイドローラ、37……支持軸、3
8……孔、39……クランプ部、41……フラン
ジ部、42……圧着スリーブ、43……心線、4
4……ジヤンパソケツト部、45……ピストン、
46……ロツド、48……支持棒、51……ボス
部、52……オリフイス、53……第1のシリン
ダ室、54……第2のシリンダ室、55……摺動
材、56……ガータスプリング、57……調節プ
レート、58……摺動材、59……ガータスプリ
ング、60……凸片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 送電線等の張力を自動的に調整するための弛み
吸収装置であつて、 ケーシングと、互いに同軸的かつ一体的に前記
ケーシングに枢支された第1及び第2のプーリ
と、前記第1のプーリに巻回された第1のワイヤ
と、前記第2のプーリに巻回された第2のワイヤ
の遊端と前記ケーシングとの間に設けられ、かつ
前記第2のプーリから前記第2のワイヤを引き出
す向きの付勢力を発生するばね部材とを有し、前
記第1のプーリに対する前記第2のプーリの有効
巻取径の比が、前記第1のワイヤに略一定の張力
を与えるように、前記第1のワイヤを緊張させる
向きの前記ばね部材の変形量に応じて漸増するよ
うにされていることを特徴とする弛み吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082487U JPH047633Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082487U JPH047633Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS646728U JPS646728U (ja) | 1989-01-13 |
| JPH047633Y2 true JPH047633Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=31329252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10082487U Expired JPH047633Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047633Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5547303B1 (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-09 | 中国電力株式会社 | バインドレス碍子及び架線の張弛調整方法 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP10082487U patent/JPH047633Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS646728U (ja) | 1989-01-13 |
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