JPH0476438A - X線回折装置の試料低温装置 - Google Patents

X線回折装置の試料低温装置

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JPH0476438A
JPH0476438A JP2189408A JP18940890A JPH0476438A JP H0476438 A JPH0476438 A JP H0476438A JP 2189408 A JP2189408 A JP 2189408A JP 18940890 A JP18940890 A JP 18940890A JP H0476438 A JPH0476438 A JP H0476438A
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Osamu Akutsu
阿久津 修
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Rigaku Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、X線回折装置の試料回転台に取り付けた試
料を液体窒素で冷却するようにした試料低温装置に関す
る。
[従来の技術] X線回折装置の試料回転台に取り付けた試料を液体窒素
で冷却するには、従来は、試料回転台の」−に液体窒素
容器を載せて、この液体窒素容器内の液体窒素でヒート
シンクを冷却していた。試料はヒートシンクに熱接触さ
せている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の試料低温装置には次のような欠点がある
(イ)試料回転台の上に液体窒素容器を載せているため
に、液体窒素容器をあまり大きくてきない。現在の液体
窒素容器の容量は2リットル程度である。このため、液
体窒素が消費されてしまうと、試料低温装置は使用でき
なくなり、試料低温装置の使用時間が制約される。
(ロ)ヒートシンクは液体窒素容器内の液体窒素に接触
することによって冷却されているので、試料を適当な温
度に保つことが難しい。すなわち、試料を液体窒素温度
に冷却するには、単にヒートシンクを液体窒素に接触さ
せておくだけでよいが、試料を液体窒素よりも高い所定
の温度に保とうとすると、ヒートシンクをヒータで適当
に加熱する必要がある。しかし、ヒータの投入電力の調
整だけでは試料温度の精密な制御は難しい。
この発明は、このような欠点を解消するために開発され
たものであって、その目的は、長時間にわたって使用で
きて、しかも、精密に温度制御できる試料低温装置を提
供することである。
[課題を解決するための手段コ 」−記の目的を達成するために、この発明に係る試料低
温装置は、以下の特徴を備えている。
すなわち、第1の発明は、X線回折装置の試料回転台に
取り付けた試料を液体窒素で冷却するようにした試料低
温装置において、 試料をヒートシンクに接触させ、 前記ヒートシンクに液体窒素供給管から液体窒素を吹き
付けるようにし、 前記液体窒素供給管を、X線回折装置とは別置きの液体
窒素容器に接続することを特徴としている。
ここて、ヒートシンクとは、試料と液体窒素との間で、
熱の吸収と放出を媒介するものを指し、適当な熱容量を
備えた熱伝導性の良好な部材でできている。
第2の発明は、ヒートシンクを試料回転台とともに回転
可能にし、一方で、液体窒素供給管はヒトンンクの回転
とは無関係に静止可能にすることを特徴としている。
第3の発明は、液体窒素供給管から吹き出す液体窒素の
流量を調整することによって試料の温度を制御すること
を特徴としている。
第4の発明は、液体窒素流量の調整に加えて、ヒートシ
ンクに埋め込んだヒータへの投入電力を調整することに
よって試料の温度を制御することを特徴としている。
[作用] この発明では、液体窒素容器を試料回転台の1−に載せ
ないで、X線回折装置とは別置きにしている。そして、
この液体窒素容器から液体窒素供給管を延ばして、この
供給管の先端から液体窒素を吹き出させてヒートシンク
を冷却している。このような構成にすると、液体窒素容
器を大きくすることができ、液体窒素の消費による試料
低温装置の使用時間の制約が解消される。
ヒートシンクは試料回転台と共に回転する必要があるが
、液体窒素供給管をヒートシンクと共に回転可能にする
のは難しい。というのは、液体窒素供給管は別置きの液
体窒素供給管に接続しているからである。そこで、液体
窒素供給管とヒートシンクとを相対的に回転可能にすれ
ば、ヒートシンクが回転しても液体窒素供給管は静止状
態を保つことができる。この発明では、液体窒素による
冷却方式として液体接触式ではなくて吹出し式を採用し
ているので、このような相対回転可能な構成とすること
ができる。
試料の温度を制御するには、吹き出す液体窒素の流量を
調整すればよく、さらに好ましくは、ヒータ加熱も用い
る。
[実施例] 次に、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例で使用する試料低温アタッ
チメントを正面断面図で示したものである。
この試料低温アタッチメント10は、X線回折装置のゴ
ニオメータの試料回転台40の1−に載せて使用する。
試料低温アタッチメント10は第1真空容器12と第2
真空容器14とを備えている。
第1真空容器12は試料回転台40に固定され、試料回
転台40と共に回転する。第2真空容器14は、第1真
空容器12に対して軸受16によって回転可能に支持さ
れており、第1真空容器12が回転しても静止状態を保
つことができるようになっている。
第2真空容器14には、液体窒素供給管20と窒素ガス
排出管22が貫通している。第2真空容器14の内部で
は、液体窒素供給管20は窒素ガス排出管22の内部を
通っている。液体窒素供給管20を流れる液体窒素は、
窒素ガス排出管40を流れる冷たい窒素ガスと、その外
側の真空空間とによって、外気から熱的に遮断されてい
る。
第1真空容器12の内部中央には第1ヒートシンク28
があって、肉厚の薄い円筒部29を介して第1真空容器
12に固定されている。円筒部29の内部は、冷えた窒
素ガスの空間24であって、この空間24の上端は、フ
ッ素樹脂製のリング18によって外気から遮断されてい
る。リング18は、第1真空容器12に固定されていて
、その内部の第2真空容器14とは、すべり接触してい
る。
リング18はフッ素樹脂でできているので、第1真空容
器12から第2真空容器14へと熱を伝えにくく、しか
も、第2真空容器18との間で滑りが良好である。リン
グ18がないと、空間24内の冷たい窒素ガスが直接軸
受16に当たることになり、軸受16が冷却されてしま
う。軸受16が冷えると、大気中の水分が結露して凍り
付き、回転障害のもとになる。リング18はこれを防止
している。
第1ヒートシンク28は銅製のブロックであって、その
上端中央には円形凹所36が形成されている。第1ヒー
トシンク28の外周面にはヒータ34が埋め込まれてい
る。第1ヒートシンク28の下端には第2ヒートシンク
30が固定されていて、この第2ヒートシンク30に試
料32が取り付けられる。第1ヒートシンク28の内部
中央のA点には温度制御用の熱電対の測温部が配置され
、第2ヒーi・シンク30の試料32の背面側のB点に
は温度モニター用の熱電対のM14部が配置されている
X線38は第1真空容器12に設けた窓39を透過して
試料32に当たるようになっている。試料32で回折し
たX線も窓39を透過してX線検出器に向かうようにな
っている。
第1真空容器12の真空排気口44は真空ポンプ52(
第2図参照)に接続されている。ガス導入口42は、第
1真空容器12の内部に不活性ガスなどを導入するため
のもので、試料32を室温具」二に加熱するときに必要
に応じて用いる。試料32を室温以下に冷却するときに
はガス導入は行わない。
第2図は試料低温装置のシステム構成図である。
液体窒素容器54はX線回折装置とは別置きになってい
て、ここから試料低温アタッチメント10まで液体窒素
供給管20が延びている。液体窒素供給管20の途中に
は電磁弁56と可変流量弁58がある。電磁弁56はオ
ン・オフ制御によって液体窒素の流量を自動制御するも
のである。可変流量弁58は手動調整によって絞りの度
合いを変えるためのものである。液体窒素容器54には
レベル表示装置60が設置されており、液体窒素の液面
が」−眼レベルと下限レベルになったときに、そのこと
を表示するようになっている。
試料の温度は温度コントローラ48で制御する。
Ulfコントローラ48には、パーソナルコンピュタ5
0から設定温度が人力される。試料の温度は熱電対46
で測定されて、その測定結果が温度コン)・ローラ48
に人力される。熱電対46は、実際は、第1図のところ
で説明したように、第1ヒートシンク28のA点に配置
した温度制御用と、第2ヒートシンク30のB点に配置
した温度モニター用がある。主として温度制御に使用す
るのはA点に配置した熱電対であり、試料32の温度を
正確にモニターするためにはB点に配置した熱電対を利
用する。B点に配置した熱電対を温度制御に直接利用す
るとハンチングが生じやすいので、このように二つの熱
電対を使用している。
温度コントローラ48の出力は二つあり、一方の出力は
電磁弁56をオン・オフ制御するのに用いる。具体的に
は、オン・オフのデユーティ比を変化させて流量制御を
している。他方の出力は第1ヒートシンク28に埋め込
まれたヒータ34の投入電力を制御するのに用いる。こ
の温度コントローラ48は、パーソナルコンピュータ5
0から入力された設定温度と熱電対46から人力された
測定温度との差分を基にしてPID制御演算を行い、ま
ず、一つの出力を求めている。そして、これを電磁弁5
6の制御用とヒータ34の制御用とに一定の割合で振り
分けている。その割合は、手・動で調整できるようにな
っている。
次に、この試料低温装置の動作を説明する。
この試料低温装置は液体窒素温度(−196℃)から3
00℃までの温度範囲で試料の温度を設定できるように
なっている。
第1図において、液体窒素供給管20の先端から吹き出
した液体窒素は第1ヒートシンク28の上面に当たって
、第1ヒートシンク28を冷やす。
このとき液体窒素は蒸発して窒素ガスになり、窒素ガス
排出管22を通って出ていく。窒素ガス排出管22はそ
のまま外気に開放してもよく、あるいは、真空ポンプで
吸引して負圧にしておいてもよい。第1ヒートシンク2
8は上述の液体窒素で冷却される一方で、必要に応じて
ヒータ34で加熱され、その結果、所定の設定温度が保
たれる。
第2ヒートンンク30は第1ヒートシンク28と熱接触
して、第1ヒートシンク28とほぼ同じ温度に保たれ、
最終的に試料32が所望の温度に保たれる。
試料32の粉末X線回折測定を行うときには、試料回転
台40を回転させるが、この試料回転台40に固定され
ている第1真空容器12も同時に回転する。これに対し
て、第2真空容器14は、液体窒素供給管20と窒素ガ
ス排出管22に固定されているので、これら供給管と排
出管の剛性によって支えられて静止状態を保つ。
第2図において、液体窒素容器54の液面レベルが下限
位置に達すると、レベル表示装置60の下限ランプが点
灯する。このときは、液体窒素容器54に液体窒素を補
給する。液体窒素容器54の容量は50〜100リット
ル程度なので、X線回折測定の途中で液体窒素がなくな
るような恐れはまずない。また、下限レベルに達したら
液体窒素容器54に液体窒素を自動補給するようなシス
テムとすることもできる。
[発明の効果] この発明の試料低温装置では、液体窒素容器をX線回折
装置とは別置きにして、液体窒素供給管からの液体窒素
をヒートシンクに吹き付けるようにしたことにより、液
体窒素容器の容量を大きくすることができて、使用時間
の制約がなくなった。
そして、ヒートシンクが試料回転台と共に回転しても液
体窒素供給管は静止状態を保てるようにしであるので、
液体窒素容器に接続している液体窒素供給管がねじれを
受けなくて済む。
さらに、液体窒素供給管から吹き出す液体窒素流量を調
整することによって試料の温度を制御しているので、従
来に比べて試料の温度を精密に制御できる。これに加え
て、ヒートシンクに埋め込んだヒータへの投入電力を調
整すれば、試料の温度制御はより効率的になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例で使用する試料低温アタッ
チメントの正面断面図、 第2図はこの実施例のシステム構成図である。 10・・・試料低温アタッチメント 12・・・第1真空容器 14・・・第2真空容器 16・・・軸受 20・・・液体窒素供給管 28.30・・・ヒートシンク 32・・・試料 34・・・ヒータ 40・・・試料回転台 54・・・液体窒素容器 56・・・電磁弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線回折装置の試料回転台に取り付けた試料を液
    体窒素で冷却するようにした試料低温装置において、 試料をヒートシンクに接触させ、 前記ヒートシンクに液体窒素供給管から液体窒素を吹き
    付けるようにし、 前記液体窒素供給管を、X線回折装置とは別置きの液体
    窒素容器に接続することを特徴とするX線回折装置の試
    料低温装置。
  2. (2)前記ヒートシンクは前記試料回転台とともに回転
    可能であり、前記液体窒素供給管は前記ヒートシンクの
    回転とは無関係に静止可能であることを特徴とする請求
    項1記載の試料低温装置。
  3. (3)前記液体窒素供給管から吹き出す液体窒素の流量
    を調整することによって試料の温度を制御することを特
    徴とする請求項1記載の試料低温装置。
  4. (4)前記ヒートシンクにヒータを埋め込み、このヒー
    タへの投入電力を調整することによって試料の温度を制
    御することを特徴とする請求項3記載の試料低温装置。
JP2189408A 1990-07-19 1990-07-19 X線回折装置の試料低温装置 Expired - Lifetime JP2942317B2 (ja)

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