JPH0476645B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0476645B2 JPH0476645B2 JP59231998A JP23199884A JPH0476645B2 JP H0476645 B2 JPH0476645 B2 JP H0476645B2 JP 59231998 A JP59231998 A JP 59231998A JP 23199884 A JP23199884 A JP 23199884A JP H0476645 B2 JPH0476645 B2 JP H0476645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pine
- specific gravity
- cellulose
- seedling
- seedlings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
この発明は育苗マツトに関し、詳しくは、融点
の異なる2種類の熱可塑性樹脂よりなる複合型接
着性繊維を育苗マツト素材の接着剤として用いる
ことで低比重化を可能とし、もつて育苗性の向上
等を図つた育苗用の繊維素系マツトに関する。 <従来の技術> 近年、田植機の発達により水稲用等の苗を育苗
箱を用いて育成する方法が使われるようになつて
きた。この方法においては、床土として山土、畑
土、田土あるいは人工培土等が従来から使用され
ている。しかしながら、これらの育苗培土は、多
量の水を潅水しても育苗に不必要な水は排水され
て育苗に適正な量しか保水しないこと、保肥性が
良好である等の利点がある反面、床土に適するよ
うに改良するためには乾燥、消毒、施肥等に多大
の労力を要するという欠点があり、また、長年に
わたつて使用されてきた結果、育苗に適した土の
供給が困難となつてきている。 このため、上記の育苗培土に代えて、針葉樹や
広葉樹などの木材チツプを解繊して得た各種パル
プ、各種植物繊維等の繊維質系素材を主原料と
し、これにポリエチレンやフエノール等の合成樹
脂あるいはデンプンの如き粘結剤を接着剤として
繊維素系素材に対して20重量%程度加え、加熱成
型するなどして構成される比重0.3〜0.05程度の
繊維素系マツトが開発され、また実用化されてき
ている。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記の繊維素系マツトには次の
ような不都合がある。即ち、この種のマツトで
は、その比重が0.05以上もあると、容水量が育苗
培土の2〜3倍にもなつてしまう。このため、マ
ツト内保有水分(保水量)が多くなり、播種後の
出芽期においてマツト内への熱の伝わりが遅くな
るため、出芽が遅れたり出芽不揃いとなり易い。
また、マツト内の水分が覆土に吸い上げられる度
合もその分多いので通気性が悪くなり、この結
果、酸素濃度が低下して種籾の生理異状が起き、
正常な発芽生長が出来なくなる。更に、多湿条件
となるために、カビの発生による出芽率の低下等
の過湿障害が起こつたり、緑化期や硬化期におい
て根の成長が悪くなる。また、保水量が多いため
に重くなり、作業性が悪なるという不都合もでて
くる。 そこで、このような繊維素系マツトの使用の際
には、播種時潅水量としてマツト最大容水量の1/
2〜1/3を与えることで水分を適正化し、上記不都
合に対処している。しかし、この方法を用いた場
合でも、容水量に満たない水分を与えるために、
潅水ムラ、吸水ムラとなり、マツト中の水分が均
一化しないために、根上がりの発生、出芽ムラな
どの生育障害の発生は不可避となる。 以上の問題をなくすためには、マツトの比重を
0.05以下にすればよいのであるが、その場合には
マツトのハンドリング強度が不足し、潅水時にマ
ツトのつぶれが起こつてマツト内への根の進入が
悪くなり、根上がりの発生あるいは通気性不足に
よる生育障害の発生等の問題がでてしまう。マツ
トのハンドリング強度を高めるためには接着剤の
添加量を大きくすることが考えられるが、添加量
を増やすとマツトの比重が上がり、また、固くな
るために根がマツトに進入せず根上がりの発生を
招いたり、育苗終了後に株分けのためにマツトを
千切る際のマツト引張り強度が過大となつて作業
性が著しく低下する等の不都合がでてくる。この
ため、マツトの比重をどうしても0.05以下に抑え
ることができず、上述した問題をうまく解決でき
ないのが現状である。 <問題点を解決するための手段> この発明の育苗マツトは、繊維素系素材を主原
料とし、これに融点の異なる2種類の熱可塑性樹
脂よりなる複合型接着性繊維を添加して加熱成型
してなり、比重を0.02〜0.04としたことを要旨と
するものである。繊維素系素材としては、木材、
稲ワラ、バカス等の解繊された繊維等で、化学処
理の有無を問わない植物系繊維を指し、例えば、
サーモメカニカルパルプ、製紙用パルプ等を指
す。融点の異なる2種類の熱可塑性樹脂よりなる
複合型接着性繊維とは、ポリエステル等の高融点
の樹脂とポリエチレンの如き低融点の樹脂とが一
体に複合結合して繊維を形成してなるものである
(例えばユニチカ(株)製のメルテイー#4080)。これ
らの樹脂の結合状態としては、第1図A〜Cに示
した如き種々な形態があるが、低融点樹脂2が高
融点樹脂1の外周を均一にオーバーシールした第
1図Aのような芯鞘状のものが、外周全域にわた
つて一様な接着性を発揮するので好適である。ま
た、2種類の樹脂の融点の差は、加熱成型時にお
いて、低融点樹脂が軟化して接着性をもつ温度に
なつた時に高融点樹脂の形状、状態に変化がない
程度であればよい。 更に、比重を0.02〜0.04としたのは、これより
重いとマツトの容水量が多くなる結果、カビの発
生や生育ムラ等のマツト内保有水分過多時の不都
合が発生し、一方、これより軽い場合には潅水時
のマツトつぶれ及びこれに伴う根上がりが発生す
ることが実験によつて確認されているためであ
る。 また、複合型接着性繊維の添加量としては、マ
ツトが低比重(0.05以下)の範囲において繊維素
系素材に対して5〜10重量%の範囲とした場合
が、ハンドリング強度やマツトの引張り強度等の
面からみて好適であることが確認されている。こ
のように低添加量でも十分なハンドリング強度を
もたせることができるのは、次の理由に因るもの
と思われる。即ち、従来の単一型の熱可塑性樹脂
等を接着剤として用いた場合には、繊維素系素材
間の結合が不十分となり、これが低添加量では十
分なハンドリング強度をもたせることができない
原因となつていた。これに対して、この発明で用
いた複合型接着性繊維は、加熱時には低融点樹脂
がヒートシールして接着性繊維相互及び繊維素系
素材を結合する一方、芯材となる高融点樹脂はな
お本来の繊維形状を保持している。このため、低
添加量でも繊維素系素材間の結合は確実となり、
十分なハンドリング強度をもたせることができる
訳である。 <作用> 上記の複合型接着性繊維を繊維素系素材の接着
剤として用いることで、接着剤の添加量が少なく
且つ低比重(0.05以下)でもマツトに十分なハン
ドリング強度をもたせることができる。また比重
を0.02〜0.04とすることで潅水時のマツトつぶれ
等の不都合なくマツトの容水量を適正化できる。 <実施例> 実施例 1 木材チツプをアスプルンド・デイフアイブレー
ターで解繊して得たサーモメカニカルパルプ
100gに対して複合型接着性繊維(ユニチカ(株)製
メルテイー#4080)を8gの割合で均一に混合し、
微量のPH調整剤及び肥料を添加後、フリース成型
機にて厚み18mmにマツト化し、これを120℃で80
秒間加熱して比重0.01〜0.05の範囲内で8種のマ
ツトを作つた。これらのマツトを用いて公知の育
苗法により稚苗育苗し、21日目の苗を調査した。
マツトの特性値、苗の調査結果は表1の通りであ
り、比重が0.02〜0.04のものが育苗性良好である
ことがわかる。尚、参考のために山土を用いた場
合の苗の調査結果も示しておく。
の異なる2種類の熱可塑性樹脂よりなる複合型接
着性繊維を育苗マツト素材の接着剤として用いる
ことで低比重化を可能とし、もつて育苗性の向上
等を図つた育苗用の繊維素系マツトに関する。 <従来の技術> 近年、田植機の発達により水稲用等の苗を育苗
箱を用いて育成する方法が使われるようになつて
きた。この方法においては、床土として山土、畑
土、田土あるいは人工培土等が従来から使用され
ている。しかしながら、これらの育苗培土は、多
量の水を潅水しても育苗に不必要な水は排水され
て育苗に適正な量しか保水しないこと、保肥性が
良好である等の利点がある反面、床土に適するよ
うに改良するためには乾燥、消毒、施肥等に多大
の労力を要するという欠点があり、また、長年に
わたつて使用されてきた結果、育苗に適した土の
供給が困難となつてきている。 このため、上記の育苗培土に代えて、針葉樹や
広葉樹などの木材チツプを解繊して得た各種パル
プ、各種植物繊維等の繊維質系素材を主原料と
し、これにポリエチレンやフエノール等の合成樹
脂あるいはデンプンの如き粘結剤を接着剤として
繊維素系素材に対して20重量%程度加え、加熱成
型するなどして構成される比重0.3〜0.05程度の
繊維素系マツトが開発され、また実用化されてき
ている。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記の繊維素系マツトには次の
ような不都合がある。即ち、この種のマツトで
は、その比重が0.05以上もあると、容水量が育苗
培土の2〜3倍にもなつてしまう。このため、マ
ツト内保有水分(保水量)が多くなり、播種後の
出芽期においてマツト内への熱の伝わりが遅くな
るため、出芽が遅れたり出芽不揃いとなり易い。
また、マツト内の水分が覆土に吸い上げられる度
合もその分多いので通気性が悪くなり、この結
果、酸素濃度が低下して種籾の生理異状が起き、
正常な発芽生長が出来なくなる。更に、多湿条件
となるために、カビの発生による出芽率の低下等
の過湿障害が起こつたり、緑化期や硬化期におい
て根の成長が悪くなる。また、保水量が多いため
に重くなり、作業性が悪なるという不都合もでて
くる。 そこで、このような繊維素系マツトの使用の際
には、播種時潅水量としてマツト最大容水量の1/
2〜1/3を与えることで水分を適正化し、上記不都
合に対処している。しかし、この方法を用いた場
合でも、容水量に満たない水分を与えるために、
潅水ムラ、吸水ムラとなり、マツト中の水分が均
一化しないために、根上がりの発生、出芽ムラな
どの生育障害の発生は不可避となる。 以上の問題をなくすためには、マツトの比重を
0.05以下にすればよいのであるが、その場合には
マツトのハンドリング強度が不足し、潅水時にマ
ツトのつぶれが起こつてマツト内への根の進入が
悪くなり、根上がりの発生あるいは通気性不足に
よる生育障害の発生等の問題がでてしまう。マツ
トのハンドリング強度を高めるためには接着剤の
添加量を大きくすることが考えられるが、添加量
を増やすとマツトの比重が上がり、また、固くな
るために根がマツトに進入せず根上がりの発生を
招いたり、育苗終了後に株分けのためにマツトを
千切る際のマツト引張り強度が過大となつて作業
性が著しく低下する等の不都合がでてくる。この
ため、マツトの比重をどうしても0.05以下に抑え
ることができず、上述した問題をうまく解決でき
ないのが現状である。 <問題点を解決するための手段> この発明の育苗マツトは、繊維素系素材を主原
料とし、これに融点の異なる2種類の熱可塑性樹
脂よりなる複合型接着性繊維を添加して加熱成型
してなり、比重を0.02〜0.04としたことを要旨と
するものである。繊維素系素材としては、木材、
稲ワラ、バカス等の解繊された繊維等で、化学処
理の有無を問わない植物系繊維を指し、例えば、
サーモメカニカルパルプ、製紙用パルプ等を指
す。融点の異なる2種類の熱可塑性樹脂よりなる
複合型接着性繊維とは、ポリエステル等の高融点
の樹脂とポリエチレンの如き低融点の樹脂とが一
体に複合結合して繊維を形成してなるものである
(例えばユニチカ(株)製のメルテイー#4080)。これ
らの樹脂の結合状態としては、第1図A〜Cに示
した如き種々な形態があるが、低融点樹脂2が高
融点樹脂1の外周を均一にオーバーシールした第
1図Aのような芯鞘状のものが、外周全域にわた
つて一様な接着性を発揮するので好適である。ま
た、2種類の樹脂の融点の差は、加熱成型時にお
いて、低融点樹脂が軟化して接着性をもつ温度に
なつた時に高融点樹脂の形状、状態に変化がない
程度であればよい。 更に、比重を0.02〜0.04としたのは、これより
重いとマツトの容水量が多くなる結果、カビの発
生や生育ムラ等のマツト内保有水分過多時の不都
合が発生し、一方、これより軽い場合には潅水時
のマツトつぶれ及びこれに伴う根上がりが発生す
ることが実験によつて確認されているためであ
る。 また、複合型接着性繊維の添加量としては、マ
ツトが低比重(0.05以下)の範囲において繊維素
系素材に対して5〜10重量%の範囲とした場合
が、ハンドリング強度やマツトの引張り強度等の
面からみて好適であることが確認されている。こ
のように低添加量でも十分なハンドリング強度を
もたせることができるのは、次の理由に因るもの
と思われる。即ち、従来の単一型の熱可塑性樹脂
等を接着剤として用いた場合には、繊維素系素材
間の結合が不十分となり、これが低添加量では十
分なハンドリング強度をもたせることができない
原因となつていた。これに対して、この発明で用
いた複合型接着性繊維は、加熱時には低融点樹脂
がヒートシールして接着性繊維相互及び繊維素系
素材を結合する一方、芯材となる高融点樹脂はな
お本来の繊維形状を保持している。このため、低
添加量でも繊維素系素材間の結合は確実となり、
十分なハンドリング強度をもたせることができる
訳である。 <作用> 上記の複合型接着性繊維を繊維素系素材の接着
剤として用いることで、接着剤の添加量が少なく
且つ低比重(0.05以下)でもマツトに十分なハン
ドリング強度をもたせることができる。また比重
を0.02〜0.04とすることで潅水時のマツトつぶれ
等の不都合なくマツトの容水量を適正化できる。 <実施例> 実施例 1 木材チツプをアスプルンド・デイフアイブレー
ターで解繊して得たサーモメカニカルパルプ
100gに対して複合型接着性繊維(ユニチカ(株)製
メルテイー#4080)を8gの割合で均一に混合し、
微量のPH調整剤及び肥料を添加後、フリース成型
機にて厚み18mmにマツト化し、これを120℃で80
秒間加熱して比重0.01〜0.05の範囲内で8種のマ
ツトを作つた。これらのマツトを用いて公知の育
苗法により稚苗育苗し、21日目の苗を調査した。
マツトの特性値、苗の調査結果は表1の通りであ
り、比重が0.02〜0.04のものが育苗性良好である
ことがわかる。尚、参考のために山土を用いた場
合の苗の調査結果も示しておく。
【表】
一方、上記したマツトのうち、比重が0.04のも
のについての保水量の変動を第2図の実線Aに示
す。尚、点線Cは比重が0.068の従来のパルプ系
マツト、一点鎖線Bは山土の場合をそれぞれ示し
たものである。同図より、本発明のものは育苗期
間を通じて山土の場合とほぼ等しい保水量である
ことがわかる。 また、上記A〜Cについて、吸水速度及び透水
係数をそれぞれ測定した場合の結果は表2の通り
であり、本発明品Aが他のものより優れているこ
とがわかる。これは、複合型接着性繊維を接着剤
として用いると共に低比重化したことで、本発明
のものは多孔質形状となり、通気性大となつたた
めと思われる。
のについての保水量の変動を第2図の実線Aに示
す。尚、点線Cは比重が0.068の従来のパルプ系
マツト、一点鎖線Bは山土の場合をそれぞれ示し
たものである。同図より、本発明のものは育苗期
間を通じて山土の場合とほぼ等しい保水量である
ことがわかる。 また、上記A〜Cについて、吸水速度及び透水
係数をそれぞれ測定した場合の結果は表2の通り
であり、本発明品Aが他のものより優れているこ
とがわかる。これは、複合型接着性繊維を接着剤
として用いると共に低比重化したことで、本発明
のものは多孔質形状となり、通気性大となつたた
めと思われる。
【表】
実施例 2
木材チツプをアスプルンド・デイフアイブレー
ターで解繊して得たサーモメカニカルパルプ
100gに複合型接着性繊維(ユニチカ(株)製メルテ
イー#4080)を3g、5g、8g、10g、15gの割合で
添加後それぞれ均一に混合し、実施例1と同様の
方法により厚み18mm、比重0.04のマツトをそれぞ
れ作り、これらのマツトの潅水時における厚み方
向のつぶれ及びマツト引張り強度を測定した。結
果は表3の通りであり、5〜10gの範囲のものが
マツトつぶれが殆んど無く、且つ、マツト引張り
強度が適正であることがわかる。
ターで解繊して得たサーモメカニカルパルプ
100gに複合型接着性繊維(ユニチカ(株)製メルテ
イー#4080)を3g、5g、8g、10g、15gの割合で
添加後それぞれ均一に混合し、実施例1と同様の
方法により厚み18mm、比重0.04のマツトをそれぞ
れ作り、これらのマツトの潅水時における厚み方
向のつぶれ及びマツト引張り強度を測定した。結
果は表3の通りであり、5〜10gの範囲のものが
マツトつぶれが殆んど無く、且つ、マツト引張り
強度が適正であることがわかる。
【表】
実施例 3
製紙用クラフトパルプ100gに対して複合型接
着性繊維(ユニチカ(株)製メルテイー#4080)を
10gの割合で均一に混合し、微量のPH調整剤及び
肥料を添加後、フリース成型機にて厚み18mmにマ
ツト化し、これを120℃で90秒間加熱して比重
0.04のマツトを作つた。これらのマツトを用いて
公知の育苗法により稚苗育苗し、21日目の苗を調
査した。マツトの特性値、苗の調査結果は表4の
通りである。
着性繊維(ユニチカ(株)製メルテイー#4080)を
10gの割合で均一に混合し、微量のPH調整剤及び
肥料を添加後、フリース成型機にて厚み18mmにマ
ツト化し、これを120℃で90秒間加熱して比重
0.04のマツトを作つた。これらのマツトを用いて
公知の育苗法により稚苗育苗し、21日目の苗を調
査した。マツトの特性値、苗の調査結果は表4の
通りである。
【表】
また、このマツトについて、潅水時のマツトの
つぶれ、マツト引張り強度をそれぞれ測定した場
合の結果は表5の通りである。 表5 マツトのつぶれ マツト引張り強度 (mm) (g/cm2) 0.1 12.2 <発明の効果> この発明の育苗マツトは繊維素系素材の接着剤
として複合型接着性繊維を用いたので、接着剤の
添加量が低く且つ低比重であつても十分なハンド
リング強度を持たせることができ、また、比重を
0.02〜0.04と軽くしたのでマツトの容水量を低く
抑えることができる。従つて、次のような特有の
効果を奏する。 容水量が育苗培土に近くなり、水分が多いこ
とによる出芽不揃いや過湿障害等の問題が起こ
らず、根の生育が健全な良苗が得られるので、
育苗性に優れている。 軽量ながらハンドリング強度を有し、且つ、
潅水時のマツトつぶれの発生がない。 多孔質形状であるから、透水性及び吸水性が
良く、従つて、播種プラントの高速化ができて
作業性の向上を図ることができる。
つぶれ、マツト引張り強度をそれぞれ測定した場
合の結果は表5の通りである。 表5 マツトのつぶれ マツト引張り強度 (mm) (g/cm2) 0.1 12.2 <発明の効果> この発明の育苗マツトは繊維素系素材の接着剤
として複合型接着性繊維を用いたので、接着剤の
添加量が低く且つ低比重であつても十分なハンド
リング強度を持たせることができ、また、比重を
0.02〜0.04と軽くしたのでマツトの容水量を低く
抑えることができる。従つて、次のような特有の
効果を奏する。 容水量が育苗培土に近くなり、水分が多いこ
とによる出芽不揃いや過湿障害等の問題が起こ
らず、根の生育が健全な良苗が得られるので、
育苗性に優れている。 軽量ながらハンドリング強度を有し、且つ、
潅水時のマツトつぶれの発生がない。 多孔質形状であるから、透水性及び吸水性が
良く、従つて、播種プラントの高速化ができて
作業性の向上を図ることができる。
第1図A〜Cはこの発明に用いる複合型接着性
繊維の例を示した断面図、第2図は実施例及び従
来例を用いた際の育苗期間における保水量の変動
を示したグラフである。 1,3,5……高融点樹脂、2,4,6……低
融点樹脂。
繊維の例を示した断面図、第2図は実施例及び従
来例を用いた際の育苗期間における保水量の変動
を示したグラフである。 1,3,5……高融点樹脂、2,4,6……低
融点樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繊維素系素材を主原料とし、これに融点の異
なる2種類の熱可塑性樹脂よりなる複合型接着性
繊維を添加して加熱成型してなり、比重を0.02〜
0.04としたことを特徴とする育苗マツト。 2 該繊維素系素材に対して該複合型接着性繊維
を5〜10重量%添加してなることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の育苗マツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231998A JPS61111628A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 育苗マツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231998A JPS61111628A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 育苗マツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61111628A JPS61111628A (ja) | 1986-05-29 |
| JPH0476645B2 true JPH0476645B2 (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=16932339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59231998A Granted JPS61111628A (ja) | 1984-11-02 | 1984-11-02 | 育苗マツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61111628A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001333636A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Unitica Fibers Ltd | 生分解性植生マット |
| JP2001346437A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-18 | Kuraray Co Ltd | 育苗用培土 |
-
1984
- 1984-11-02 JP JP59231998A patent/JPS61111628A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61111628A (ja) | 1986-05-29 |
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