JPH047721A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH047721A
JPH047721A JP2111132A JP11113290A JPH047721A JP H047721 A JPH047721 A JP H047721A JP 2111132 A JP2111132 A JP 2111132A JP 11113290 A JP11113290 A JP 11113290A JP H047721 A JPH047721 A JP H047721A
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signal
sense line
circuit
coordinate
line group
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JP2111132A
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Inventor
Shinji Saeki
真治 佐伯
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピュータ等の情報処理装置へ座標入力を
行う座標入力装置に関し、特に!磁誘導現象を応用した
座標入力装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、XY直交座標軸の各々の軸に沿って敷設され
た2つのセンスライン群のうち一方のセンスライン群を
励磁回路により順次励磁して、この励磁信号に共振する
共振回路を有する座標指示器をセンスラインに近づけた
とき、他方のセンスライン群に誘導される誘導信号の振
幅および位相を順次振幅信号検出回路および位相信号検
出回路により処理し、これら処理された誘導信号を振幅
信号記憶回路および位相信号記憶回路に記憶し、この誘
導信号から座標指示器の位!すなわち座標と座標指示器
のスイッチの状態を求めるようにした座標入力装置であ
る。
〔従来の技術〕
従来の座標入力装置としては、本出願人により先に出願
された特開昭52−96825号、特開昭55−964
11号がある。
これらの座標読取装置は、座標指示器より発生する交番
磁界によりXY直交座標軸に沿って敷設された2つのセ
ンスライン群に誘導する誘導信号を順次検出し、各セン
スラインの誘導信号の太きさを比較することにより座標
を求めていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしこの従来の座標入力装置では、座標指示器から交
番磁界を発生させるためにタブレットから座標指示器へ
励磁信号を与える必要と、座標指示器のスイッチの状態
を検出するために座標指示器からタブレットへスイッチ
の検出信号を与える必要があった。したがって、タブレ
ットと座標指示器をケーブルで接続しなければならなか
った。
このため、操作者が座標入力装置上で文字や図形を入力
するとき、このケーブルが座標指示器の自由な動きを制
限し座標入力装置を操作性の悪いものにしていた。
本発明の目的は、このような従来の欠点を改善したもの
であり、タブレットと座標指示器を接続しているケーブ
ルを排除し、操作性の良い座標入力装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
タブレットと座標指示器とから構成され、座標指示器は
、コイルとコンデンサにより構成される共振回路と、ス
イッチ素子としてこの共振回路に並列に接続される感圧
抵抗素子とを設け、タブレットは、XY直交座標軸の一
方の軸に平行で、かつ互いに等間隔に敷設された複数の
センスラインを有する第1のセンスライン群と、他方の
軸に平行で、かつ互いに等間隔に敷設された複数のセン
スラインを有する第2のセンスライン群と、第1のセン
スライン群を順次選択する第1の走査回路と、第1の走
査回路に接続され第1のセンスライン群を励磁する励磁
回路と、第2のセンスライン群を順次選択する第2の走
査回路と、第2の走査回路に接続され第2のセンスライ
ン群に誘導される誘導信号の振幅を検出する振幅信号検
出回路と、誘導信号の位相を検出する位相信号検出回路
と、振幅信号検出回路により検出された誘導信号の振幅
を記憶する振幅信号記憶回路と、位相信号検出回路によ
り検出された誘導信号の位相を記憶する位相信号記憶回
路と、振幅信号記憶回路および位相信号記憶回路に記憶
された情報から座標および座標指示器のスイッチの状態
を求める制御回路とを設けた構成としたものである。
〔作用〕
本発明による座標入力装置では、第1のセンスライン群
から発生する交番磁界により座標指示器の共振回路が共
振し、第2のセンスライン群にはこの共振した座標↑旨
示器から発生する交番磁界により誘導信号が誘起される
ことを利用している。
第1の走査回路によって順次励磁されていく第1のセン
スラインと座標指示器の距離が近いとき、座標指示器の
共振回路にはより大きな電流が流れる。このとき、第2
の走査回路によって順次選択される第2のセンスライン
と、前記座標指示器の距離が近ければ、第2のセンスラ
インにはより大きな誘導電流(誘導信号)が発生する。
例えば、励磁されている第1のセンスラインが座標指示
器の真下に選択され、かつ、この座標指示器の真下に第
2のセンスラインが選択されているとき最も大きな誘導
信号が発生する。したがって、選択された第1および第
2のセンスラインの位置にしたがいそのとき検出した誘
導信号の振幅を誘導信号記憶回路へ記憶させ、制御回路
により記憶させたその振幅を比較することにより座標指
示器の位置すなわち座標を求めることが出来る。
また、第2のセンスラインに発生する誘導信号の位相は
、座標指示器のもつ各回路素子の定数により決まる。す
なわち、座標指示器のスイッチ素子として用いている感
圧抵抗素子に圧力を加えることによりこの抵抗値の変化
させ、誘導信号の位相を変化させることができる。した
がって、誘導信号の位相を検出し、位相信号記憶回路へ
記憶させ、制御回路により記憶させた位相の変化を検出
することにより座標指示器のスイッチの状態を求めるこ
とができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図ないし第12図に基づき
説明する。第1図に、本発明による座標入力装置の構成
図を示す0図において、1はセンスライン群を示しSl
はセンスラインy1〜ynを有する第1のセンスライン
群、S2はセンスラインx1〜X−を有する第2のセン
スライン群、2は第1のセンスライン群S1を順次選択
する第1の走査回路、3は第2のセンスライン群S2を
順次選択する第2の走査回路、4は第1のセンスライン
群S1を励磁する励磁回路、5は第2のセンスライン群
S2に発生する誘導信号の振幅を検出する振幅信号検出
回路、6は誘導信号の位相を検出する位相信号検出回路
、7は一般的なCPU回路で構成される制御回路、8は
誘導信号の振幅を記憶する振幅信号記憶回路、9は誘導
信号の位相を記憶する位相信号記憶回路、10は共振回
路(図示しない)を有する座標指示器である。
第2図に、励磁回路4の構成図を示す。40はローパス
フィルタ、41は増幅部、42は抵抗素子である。
第3図に、第1の走査回路2の構成図を示す。
なお、第1図と同一記号のものは第1図と同しものを示
す、20はデコーダ、21はスイッチ素子211〜21
nを有するアナログスイッチ群、101は励磁回路4よ
り出力される励磁信号、102は制御回路7より出力さ
れる選択信号である。
また、第2の走査回路3の詳細は図示しないが、第1の
走査回路2と同一の構成であり、異なる点は第1の走査
回路2へは励磁信号101が入力されているのに対し、
第2の走査回路3からは誘導信号104が出力される点
である。
第4図に、振幅信号検出回路5の構成図を示す。
50は増幅部、51は検波部、52は平滑部、53はA
D変換部である。
第5圀に、位相信号検出回路6の構成図を示す。
60は増幅部、61はコンパレータ、62は1JHtt
l的論理和素子、63は抵抗素子、64はコンデンサ、
65ばAD変換部である。
第6図および第7図に、誘導信号の波形図および座標算
出のための説明図を示す。
第8図に、位相信号検出回路のタイミング図を示す。
第9図に、座標指示器10に含まれる回路を示す。80
はコイル、81はコンデンサ、82は可変コンデンサで
ありLC共振回路を構成する。83は感圧抵抗素子であ
り、前記LC共振回路に並列に接続される。
第10図および第11図に、代表的な座標指示器として
スタイラスペンおよびカーソルの特にスイッチ部につい
ての簡単な構造図を示す。両図において第9図と同一記
号のものは同一のものを示す。第10図において、90
はケース、91はコンデンサ81と可変コンデンサ82
を有する回路基板でありコイル80と感圧抵抗素子83
が接続されて(配線は図示しない)いる。92はスタイ
ラス芯でチャック93に取り付けられ、このスタイラス
芯92とチャック93はケース90に対してフリーとな
っている。第11図において、95はコイル80が取り
付けられているヘース、96はケース、97はコンデン
サ8Iと可変コンデンサ82と感圧抵抗素子83を有す
る回路基板でありコイル80が接続されて(配線は図示
しない)いる、98はカーソル・ボタンであり板バ29
9によりケース96に取り付けられ上下に動かすことが
できる。
第12図に振幅信号記憶回路8の説明図を示す。
以下本実施例の動作について説明する。第1図において
、座標指示器10がセンスラインx4とセンスラインy
4の交わるところ(第1図A部)に位置していた場合に
ついて説明する。
励磁回路4は、制御回路7から出力される励磁クロック
100 (614,4KHzの方形波)をローパスフィ
ルタ40にて高調波を除去して正弦波へ変換し、増幅部
41にて所定の電圧にし、電流制御用の抵抗素子42を
通して614.4KH2の正弦波となった励磁信号10
1を第1の走査回路2へ出力する。
第1の走査回路2は制御回路7より出力される選択信号
102により、まず第1のセンスライン群S1のセンス
ラインy1を選択する。すなわち、第3図においてデコ
ーダ20は選択信号102によりアナログスイッチ21
1をオンし、励磁信号101を第1のセンスラインy1
へ供給し、センスラインy1から614.4KHzの磁
界を発生させる。一方、第2の走査回路3はこの間に制
御回路7より出力される選択信号103により第2のセ
ンスライン群S2をxi、x2  ・・・xmと順次選
択していく。そして、第2のセンスライン群の走査が−
通り終了したならば次に、第1の走査回路2は制御回路
7より出力される選択信号102により第1のセンスラ
イン群S1のセンスラインy2を選択し、第2の走査回
路3はこの間に制御回路7より出力される選択信号10
3により第2のセンスライン群S2をxl、x2  ・
・・X−と順次選択していく。以下同様にこの走査を繰
り返し、最後に第1の走査回路2は第1のセンスライン
群S1のセンスライン群口を選択し、第2の走査回路3
はこの間に第2のセンスライン群S2をXI、X2  
・・・xmと順次選択していく。
ここまでの一連の選択動作、すなわちセンスラインy1
とセンスラインx1の選択からセンスラインynとセン
スラインX−の選択までの走査を全面走査と呼ぶ。
振幅信号検出回路5および位相信号検出回路6は、全面
走査中順次選択される第2のセンスライン群S2に発生
する誘導信号104を波形整形し、その大きさ(振幅)
および位相を順次デジタル化し振幅信号105および位
相信号106とする。
さらにデジタル化された振幅信号105および位相信号
105は、制御回路7により振幅信号記憶回路8および
位相信号記憶回路9へ順次記憶されていく。振幅信号記
憶回路8および位相信号記憶回路9への記憶方法の詳細
については後述する。
ここで、上記誘導信号104の大きさについての詳細を
第6図を基に説明する。第6図は、座標指示器が第1図
のA部に位置しているときの波形図で、第1の走査回路
2および第2の走査回路3へ入力される選択信号102
.103と振幅信号検出回路5においてAD変換される
前の誘導信号(第4図の信号110)を示す、aは、A
部の真下すなわち第1のセンスラインy4と第2のセン
スラインx4が選択されたときの誘導信号であり全面走
査の中で検出した信号のうち最も大きな信号となる。そ
の理由は、第1のセンスライン群のうち座標指示器IO
と最も距離の近いセンスラインy4を選択したとき座標
指示器の共振回路には量も大きな電流が発生し、第2の
センスライン群のうち座標指示器10との距離が最も近
いセンスラインx4を選択したとき座標指示器から発生
する磁界により最も大きな誘導電流(誘導信号)が発生
するからである。
bおよびCは、A部の左右すなわち第1のセンスライン
y4と第2のセンスラインx3が選択されたとき、およ
び第1のセンスラインy4と第2のセンスラインx5が
選択されたときの誘導信号である。誘導信号すおよび誘
導信号Cの大きさは、座標指示器10の共振回路に流れ
る誘導電流は同しであるが、座標指示器10と選択され
た第2のセンスラインの距離かはなれている分、誘導信
号aより小さくなる。またdおよびeは、A部の上下す
なわち第1のセンスラインy3と第2のセンスラインx
4が選択されたとき、および第1のセンスラインy5と
第2のセンスラインx4が選択されたときの誘導信号で
ある。誘導信号dおよび誘導信号eの大きさは、誘導信
号を検出する第2のセンスラインが共通であるが、座標
指示器1゜と選択された第1のセンスラインの距離かは
なれている分、座標指示器10の共振回路に流れる誘導
電流が小さくなり、誘導信号aより小さくなる。
以上、誘導信号a −eについて説明したが、他の信号
についても第1のセンスライン群S1および第2のセン
スライン群S2の中から選択されるセンスラインの位置
と座標指示器10の位置関係によりその大きさは決まる
。なお、第1のセンスライン群S1と第2のセンスライ
ン群S2とは直行しているので、基本的に第2のセンス
ライン群2には第1のセンスライン群1から発生する信
号に直接誘導されることはない、したがって、以上説明
したように、第1のセンスライン群S1および第2のセ
ンスライン群S2の中から選択されるセンスラインの位
置と座標指示器10の位置関係により誘導信号の大きさ
を考えることができる。
ここで上記5つの誘導信号a ”’−eに着目し、座標
算出の方法について説明する。
最初に、X座標の算出方法について第7図を基に誘導信
号a、b、cに着目し説明する。第7図(1)は、第1
図に示すA部周辺を拡大したものであり、座標指示器l
Oがセンスラインy4の中心上をセンスラインx4の中
心LOからセンスラインx4とセンスラインx5の間L
lへ移動する場合を考える。第7[111il (2)
および(3)は、座標指示器10がLOおよびLlに位
置しているときの誘導信号a、b、cについて示したも
のである。まず、第7図(2)に示した座標指示器10
がLOに位置する場合について説明する。前述したよう
に誘導信号aは、センスラインy4を選択している間に
センスラインx4を、誘導信号すはセンスラインx3を
、誘導信号Cはセンスラインx5を選択したときの信号
である。このとき、誘導信号aが最も大きな値になり、
誘導信号すとCは、座標指示器10とセンスラインx3
の距離および座標指示器10とセンスラインx5の距離
が同しため等しくなる0次に、第7図(3)に示した座
標指示器10がLlに位置する場合について説明する。
このとき誘導信号aとCは、座標指示器10とセンスラ
インx4の距離および座標指示器10とセンスラインx
5の距離が同じため等しくなる。ここで、本出願人が提
案した方式(特開昭55−96411)を適用し座標を
算出することができる。すなわち上記誘導信号を基に次
式で定義される計算を行う。
式−I  Q= (Vp −Vp+1 ) / (Vp
 −Vp4 )ただし、Vp+1 > Vp−1 上式において、誘導信号aをVpに、誘導信号すをVp
−1に、誘導信号CをVp+1に代入し、座標指示器1
0をLOからLlへ移動させたときの六−1に示すQの
変化を第7図(4)に示す。座標指示器10がLOの位
置にあるときQ−1となり、座標指示器10がLlの位
置にあるときQ=0となる事は上述した説明より明らか
である。また、座標指示器10がLOとLlの間に位置
するときQは、この位置と1対1に対応したQ<Q<1
の範囲の値をとる。したがって、このQの特性をあらか
じめ実験的に求めておくことにより、誘導信号a、b、
cからQを算出し、このQからセンスライン上のLO−
Ll間における座標指示器の正確な位1を求めることが
できる。さらに、このQと誘導信号aを検出したセンス
ラインの位!によりX座標を求めることができる。なお
、この座標算出方式の詳細については、特開昭55−9
6411に述べられているのでここでは省略する。
つぎに、X座標の算出方法について第7図を基に誘導信
号a、d、eに着目し説明する。X座標についても上述
したX座標と同様に考えることができる。第7図(1)
において、座標指示器10がセンスラインx4の中心上
をセンスラインy4の中心LOからセンスラインy4と
センスラインy5の間L2へ移動する場合を考える。第
7図(5)および(6)は、座標指示器10がLOおよ
びL2に位置しているときの誘導信号a、d、eについ
て示したものである。まず、第7図(5)に示した座標
指示器10がLOに位置する場合について説明する。前
述したように、誘導信号aはセンスラインy4を選択し
ている間にセンスラインx4を、誘導信号dはセンスラ
インy3を選択している間にセンスラインx4を、誘導
信号eはセンスラインy5を選択している間にセンスラ
インx4を選択したときの信号である。このとき、誘導
信号aが最も大きな値になり、誘導信号dとeは、座標
指示器lOとセンスラインy3の距離および座標指示器
10とセンスラインy5の距離が同しため等しくなる。
次に、第7図(6)に示した座標指示器10がL2に位
置する場合について説明する。このとき誘導信号aとe
は、座標指示器10とセンスラインy4の距離および座
標指示器10とセンスラインy5の距離が同しため等し
くなる。したがって、前述したX座標の場合と同様に座
標指示器10をLOからL2へ移動させたときのQの特
性を、式−1に基づき誘導信号aをVpに、誘導信号d
をVp−1に、誘導信号eを■ρ+1に代入し求めると
第7図(7)に示したようになる。これは、第7図(4
)のX座標の場合の特性とほぼ同様の特性が得られ、X
座標の場合と同様にこのQの特性を用いてY座標を求め
ることができる。
なお、以上の処理は一般的なCPU回路で構成される制
御回路7において、振幅信号記憶回路8に記憶されてい
る振幅信号】05を読み出すことにより行われる。
次に、誘導信号104の位相についての詳細を第8図を
基に説明する。座標指示器10は第9図に示す回路構成
となっており、LC共振回路の共振周波数は第1のセン
スライン郡S1より発生する交番磁界の周波数よりわず
かにずらして調整されている。したがって、LC共振回
路に誘導する誘導電流の位相は感圧抵抗素子83の抵抗
値の変化により変化する。第10図および第11区にス
タイラスペンおよびカーソルの構造図を示す。スタイラ
スペンの場合、オペレータがスタイラスペンで何かを指
示(スイッチ・オン)したとき、すなわちスタイラス芯
92が読み取り面上に触れたときに、圧力がスタイラス
芯92とチャック93を介して感圧抵抗素子83へ伝達
されその抵抗値が減少する。またカーソルの場合、オペ
レータがカーソル・ボタン98を押したとき(スイッチ
・オン)に、その圧力が感圧抵抗素子83へ加わりその
抵抗値が減少する。したがって、第1のセンスライン郡
S1から発生する磁界により座標指示器10の共振回路
に発生する誘導電流の位相は、感圧抵抗素子83の抵抗
値の減少により変化し、第2のセンスライン郡S2に発
生する誘導信号104の位相もこれに従い変化する。例
えば、座標指示器のLC共振回路の共振周波数を、第1
のセンスライン郡S1から発生する交番磁界の周波数よ
り高く調整した場合、オペレータによりスイッチ・オン
の動作が行われたときの誘導信号104の位相は、スイ
ッチ・オフの状態と比較し、感圧抵抗素子83の抵抗値
が低くなるため遅れる。
位相信号検出回路6は、微小信号である誘導信号104
を増幅部60にて増幅し、コンパレータ61にて矩形波
の誘導信号120にし、排他的論理和素子62へ入力す
る。排他的論理和素子62は、この矩形波に変換された
誘導信号120と励磁クロック100の排他的論理和を
とり位相信号121を生成する。第8図の誘導信号10
4と誘導信号120は、実線で示されたものがスイッチ
・オフ時、破線で示されたものがスイッチ・オン時の波
形である。位相信号121は、同図に示すようにスイン
 のオン/オフによる誘導信号104の位相の変化二伴
いパルス幅が変化する。位相信号]、 21は、抵抗素
子63とコンデンサ64により積分されパルス幅を電圧
にし、さらにAD変換器65によりデジタル化され位相
信号106となり制御回路7へ出力される。したがって
、制御回路7において、位相信号106が所定の闇値よ
り大きいか小さいかにより座標指示器100オン/オフ
の状態を判定することができる。なお、感圧抵抗素子8
3は加えられる圧力の強さによりアナログ的に抵抗値が
変化する素子であるため、上記オン/オフ判定の闇値の
設定値を変えることによりスイッチの感度を変化させら
れること、さらにまた、オン/オフ判定だけでなく所定
の闇値を越えた量(電圧)を検出することによりスイッ
チ(スタイラスペンの場合スタイラス芯92、カソルの
場合カーソル・ボタン98)に加えられた圧力を検出で
きることは言うまでもない。
ここで、振幅信号105の振幅信号記憶回路8への記憶
方法および振幅信号記憶回路8がらの読み出し方法につ
いて第12図に基づき説明する。
振幅信号記憶回路8は、ランダムアクセスメモリ (R
AM)により構成され、その読み書きの制御は制御回路
7により行われる。第12図は、振幅信号105をラン
ダムアクセスメモリへ記憶させるメモリマフピングにつ
いて示したものであり、アドレスを1001番地(デシ
マル表示)から割り当てた場合である。第1図に示した
実施例の場合、n本のセンスラインを有する第1のセン
スライン群S1とn本のセンスラインを有する第2のセ
ンスライン群S2の選択の組合せは、m x n通りと
なる。したがって、全面走査を一回行ったときの振幅信
号105をすべて記憶させるのに必要な振幅信号記憶回
路8のアドレス空間は、mxnバイト(AD変換された
振幅信号105を8ビツトデータとする)となり、アド
レスは1001番地から1000+(mxn)番地とな
る。そして、振幅信号105は、制御回路7により全面
走査を行った順に振幅信号記憶回路8へ1001番地か
ら順次記憶(書き込み)されて行く、すなわち、第1の
走査回路2によりy番目(1≦y≦n)のセンスライン
が、第2の走査回路3によりX番目(l≦x5m)のセ
ンスラインが選択されたときの振幅信号105は、振幅
信号記憶回路8の100(1(y−1)xm+x番地へ
記憶される。この方法にしたがい、上記実施例の第7図
で示した誘導信号a −eは、第12図に示したアドレ
スへ記憶される。
次に、振幅信号記憶回路8から誘導信号a −eを読み
出す方法について説明する。まず、振幅信号記憶回路8
の中から最大値を検出することにより誘導信号aがわか
り、そのアドレス(1000十3 m + 4 )から
誘導信号aを検出した第1および第2のセンスラインの
位置がわかる。また、振幅信号105は上記方法にした
がい順次振幅信号記憶回路8に記憶されるため、誘導信
号aが記憶されているアドレスの+1のアドレスに誘導
信号aの左右の誘導信号が、すなわち、1000+3m
+3番地に誘導信号すが、1000+3m+5番地に誘
導信号Cが記憶されている。また、誘導信号aが記憶さ
れているアドレスの±mのアドレスに誘導信号aの上下
の誘導信号が、すなわち、1000+2m+4番地に誘
導信号dが、100Q +4 m + 4番地に誘導信
号eが記憶されている。
したがって、振幅信号記憶回路8の中から最大値を検出
することにより、座標算出に必要な情報すなわち上記実
施例の場合、誘導信号a −eおよび誘導信号aを検出
した第1および第2のセンスラインの位置を知ることが
できる。
一方、位相信号記憶回路9も振幅信号記憶回路8と同様
の構成でアドレスを1001+(mxn)番地から割り
当て、全面走査を行なった順に位相信号106を位相信
号記憶回路9へ書き込んでいく、この様にすることによ
り、あるセンスラインが選択されたときの位相信号10
6は、その時の振幅信号105が振幅信号記憶回路8に
記憶されているアドレスに(mXn)を加えたアドレス
に常に記憶されていることになる。したがって制御回路
7は、振幅信号記憶回路8から振幅信号105の最大値
を検出したアドレスに(mXn)を加えたアドレスの位
相信号106を位相信号記憶回路9から読み込み、闇値
判定により座標指示器10のスイッチの状態を検出する
ことができる。
また、閾値判定に用いる位相信号106は振幅信号10
5が最大値のときのものでなくても可能であるが、誘導
信号104にある程度の振幅がないと、位相信号検出回
路6のコンパレータ61の出力する誘導信号120が不
安定となることから、このほうが好ましい。
このように、制御回路7により振幅信号記憶回路8から
誘導信号の最大値とその最大値を検出した第1および第
2のセンスラインの位置、および最大値を検出した誘導
信号の上下左右の誘導信号を検出し、さらに位相信号記
憶回路9から振幅信号105が最大値のときの位相信号
を検出することにより、前述したように座標指示器の座
標およびそのスイッチの状態を求めることができる。
なお、制御回路7における処理については種々の方法が
考えられる。例えば、走査に関して言えば、全面走査に
て座標算出に必要な誘導信号の最大値を検出したならば
、次回からは全面走査を行わず、検出した誘導信号の最
大値付近のみ走査(この走査を部分走査と呼ぶ)し座標
算出を行う方法である0部分走査の領域として誘導信号
の最大値を検出したセンスラインの上下左右2本ずつと
した場合について、第1図を基に説明する。第1図のA
部に座標指示器10が位置している場合、部分走査の領
域は、第1のセンスライン群S1のセンスラインy2か
らy6と、第2のセンスライン群S2のセンスラインx
2からx6の範囲となる。すなわち、センスラインy2
とセンスラインx2の選択からセンスラインy6とセン
スラインx6の選択までの走査を行い、25種類の誘導
信号についての振幅信号105および位相信号106を
順次振幅信号記憶回路8および位相信号記憶回路9へ記
憶させる。そして、前記実施例で示した座標算出の処理
を行うのである。本実施例は前記実施例と比較し、振幅
信号記憶回路8および位相信号記憶回路9のアドレス空
間は各々25バイトで済み、また、−回の走査にかかる
時間が短縮されるため、単位時間当りの座標検出の能力
が向上する利点がある。
また、制御回路7の処理の他の例として、全面走査にお
いて最大値を検出せずに、闇値判定を行う方法がある。
すなわち、全面走査において闇値より大きな誘導信号が
検出されたならば、上記部分走査へ移る方法である。こ
の方法によると、全面走査中に部分走査へ移行すること
が可能となり、最初の座標算出までの時間が短縮され、
座標入力装置の応答性が向上する利点がある。
さらに、座標算出の処理に関しても、前記実施例で示し
た、誘導信号の最大値およびその両隣の信号の3種類を
用いて座標を求める方式に限らず、最大値またはその周
辺の誘導信号を用いて座標を算出する、現在発明されて
いる種々の方式が適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、XY直交座標軸の
各々の軸に沿って2つのセンスライン群を敷設し、片方
のセンスライン群を励磁回路により順次励磁して、この
励磁信号に共振する共振回路を有する座標指示器をセン
スラインに近づけたとき、他方のセンスライン群に誘導
される誘導信号の振幅および位相を順次振幅信号検出回
路および位相信号検出回路により処理し、これら処理さ
れた誘導信号を振幅信号記憶回路および位相信号記憶回
路に記憶し、この誘導信号から座標指示器の位置すなわ
ち座標と座標指示器のスイッチの状態を求めるようにし
たことにより、タブレットから座標指示器へケーブルを
介して信号を与えることが不必要となったため、従来の
座標入力装置にあったタブレットと座標指示器間のケー
ブルを排除することができる。
このため、操作者が座標入力装置上で文字や図形を人力
するとき使用する座標指示器は、日常的に使われている
筆記用具と同様の感覚で使用できるものとなり、座標指
示器の動きに制限を全く加えない操作性の良い座標入力
装置を提供することができる。また、従来の座標入力装
置の欠点の一つとされていたタブレットと座標指示器間
のケーブルの断線による故障も皆無となり、座標入力装
置の信転性の向上を区ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は励磁
回路の構成図、第3図は走査回路の構成図、第4図は振
幅信号検出回路の構成図、第5図は位相信号検出回路の
構成図、第6図は誘導信号の波形図、第7図は座標算出
のための説明図、第8図は位相信号検出回路のタイミン
グ図、第9図は座標指示器の回路図、第10図はスタイ
ラスペンの構造図、第11図はカーソルの構造図、第1
2図は誘導信号記憶回路の説明図である。 1 ・・・・・ センスライン群 2.3 ・・・ 走査回路 4 ・・・・・ 励磁回路 5 ・・・・・ 振幅信号検出回路 6 ・・・・・ 位相信号検出回路 7 ・・・・・ 制御回路 振幅信号記憶回路 位相信号記憶回路 座標指示器 以 上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 タブレットと座標指示器とから構成され、 該座標指示器は、コイルとコンデンサにより構成される
    共振回路と、該座標指示器のスイッチ素子として該共振
    回路に並列に接続される感圧抵抗素子とを有し、 前記タブレットは、XY直交座標軸の一方の軸に平行で
    、かつ互いに等間隔に敷設された複数のセンスラインを
    有する第1のセンスライン群と、他方の軸に平行で、か
    つ互いに等間隔に敷設された複数のセンスラインを有す
    る第2のセンスライン群と、前記第1のセンスライン群
    を順次選択する第1の走査回路と、該第1の走査回路に
    接続され前記第1のセンスライン群を励磁する励磁回路
    と、前記第2のセンスライン群を順次選択する第2の走
    査回路と、該第2の走査回路に接続され前記第2のセン
    スライン群に誘導される誘導信号の振幅を検出する振幅
    信号検出回路と、該誘導信号の位相を検出する位相信号
    検出回路と、前記振幅信号検出回路により検出された前
    記誘導信号の振幅を記憶する振幅信号記憶回路と、前記
    位相信号検出回路により検出された前記誘導信号の位相
    を記憶する位相信号記憶回路と、前記振幅信号記憶回路
    および前記位相信号記憶回路に記憶された情報から座標
    および前記座標指示器の前記スイッチの状態を求める制
    御回路とを有することを特徴とする座標入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993018448A1 (fr) * 1992-03-02 1993-09-16 Seiko Instruments Inc. Dispositif d'introduction de position et clavier
JP2009252233A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Elan Microelectronics Corp 静電容量式タッチコントロール装置及び該装置に応用されるデータ伝送方法

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