JPH047741Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047741Y2 JPH047741Y2 JP12941987U JP12941987U JPH047741Y2 JP H047741 Y2 JPH047741 Y2 JP H047741Y2 JP 12941987 U JP12941987 U JP 12941987U JP 12941987 U JP12941987 U JP 12941987U JP H047741 Y2 JPH047741 Y2 JP H047741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper making
- flat
- cocoon
- silkworms
- mature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000255789 Bombyx mori Species 0.000 claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 9
- 210000003608 fece Anatomy 0.000 description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 4
- 230000013872 defecation Effects 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Paper (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、平面繭を造る交雑育種蚕を載置し吐
糸させて平面繭を得るために使用する紙作り器に
関するものであり、更に述べると、吐糸直前に行
なう排尿・排便による平面繭の劣化を防止すると
共に作業性を向上させるための凹凸を施した紙作
り器の構造に関するものである。
糸させて平面繭を得るために使用する紙作り器に
関するものであり、更に述べると、吐糸直前に行
なう排尿・排便による平面繭の劣化を防止すると
共に作業性を向上させるための凹凸を施した紙作
り器の構造に関するものである。
蚕は、その習性として熟蚕となると繭を造り始
めるのが一般であるが、この習性である従来の営
繭をせず、平面的にのみ吐糸を行なう蚕が存在す
る。そして昭和初期よりこのような繭糸を布状に
形成させる平板上蔟法があるがこれは、普通繭に
比して強度・弾性・繊維長ともに若干劣る平面繭
糸繊維を、廃繊維としないための転用方法でしか
なく、木綿・羊毛等の繊維の輸入激減の長期化が
問題であつた第二次大戦が終結するとともに過去
のものとなつていた。
めるのが一般であるが、この習性である従来の営
繭をせず、平面的にのみ吐糸を行なう蚕が存在す
る。そして昭和初期よりこのような繭糸を布状に
形成させる平板上蔟法があるがこれは、普通繭に
比して強度・弾性・繊維長ともに若干劣る平面繭
糸繊維を、廃繊維としないための転用方法でしか
なく、木綿・羊毛等の繊維の輸入激減の長期化が
問題であつた第二次大戦が終結するとともに過去
のものとなつていた。
本考案者は、そうした平面繭繊維に関する文献
を前提とし、営繭しない蚕だけを抽出交配させる
ことから、平面繭の極めて容易な製法を完成させ
た。つまり、本考案者が得んとする平面繭は、営
繭する蚕中の粗悪蚕が吐糸する繭糸の有効利用と
いつた消極的なもの(例えば切断して羊毛の如き
短繊維化させる方法等)ではなく、価値ある工芸
商品、華麗な書紙として用いることを第一の目的
とするものであり、従来には短所として知られて
いた不均一吐糸による厚みムラ等を逆に長所とし
て生かしたものであると言える。
を前提とし、営繭しない蚕だけを抽出交配させる
ことから、平面繭の極めて容易な製法を完成させ
た。つまり、本考案者が得んとする平面繭は、営
繭する蚕中の粗悪蚕が吐糸する繭糸の有効利用と
いつた消極的なもの(例えば切断して羊毛の如き
短繊維化させる方法等)ではなく、価値ある工芸
商品、華麗な書紙として用いることを第一の目的
とするものであり、従来には短所として知られて
いた不均一吐糸による厚みムラ等を逆に長所とし
て生かしたものであると言える。
そうした状況の下で本考案者は、こうした平面
繭の価値を高めんと研究実験を重ね遂に理想的な
ものを完成させることに成功した。
繭の価値を高めんと研究実験を重ね遂に理想的な
ものを完成させることに成功した。
本考案はその中で、本考案者自身が以前特願昭
59−252679号(特開昭61−128829号)として出願
した紙作り器の改良に関するものである。
59−252679号(特開昭61−128829号)として出願
した紙作り器の改良に関するものである。
当時の出願に係る紙作り器は、「平板上蔟法に
よつて平面繭を得るために使用するものであつて
熟蚕載置面に起毛処理を施した合成樹脂より成る
ものである」ことを特徴としたものであり、これ
によつて、吐糸が終了して得られる平面繭を簡単
に剥ぎ取ることが可能となり、吐糸前に行なう糞
尿の処理が容易となり、一応の成果を見た。
よつて平面繭を得るために使用するものであつて
熟蚕載置面に起毛処理を施した合成樹脂より成る
ものである」ことを特徴としたものであり、これ
によつて、吐糸が終了して得られる平面繭を簡単
に剥ぎ取ることが可能となり、吐糸前に行なう糞
尿の処理が容易となり、一応の成果を見た。
しかし、起毛部分により排尿のほとんどを吸収
し、また排便の処理を容易にするとはいつても、
吸収しきれない尿の量は無視できないものである
し(変色の原因となる)、排便の処理が容易とな
つても便が平面繭に接する形で残存している(平
面繭に凸起が生じ変形の原因となる)、特に平面
繭が比較的薄い場合剥ぎ取りにくいことが依然あ
る、等々の問題を生じ、理想的な紙作り器とは成
りえていなかつた。
し、また排便の処理を容易にするとはいつても、
吸収しきれない尿の量は無視できないものである
し(変色の原因となる)、排便の処理が容易とな
つても便が平面繭に接する形で残存している(平
面繭に凸起が生じ変形の原因となる)、特に平面
繭が比較的薄い場合剥ぎ取りにくいことが依然あ
る、等々の問題を生じ、理想的な紙作り器とは成
りえていなかつた。
そこで本考案者は上記諸点に鑑み、また熟蚕に
は最終糞尿の後にしか吐糸を行わない性質がある
点に着目した上で更に研究の結果本考案を成した
ものであり、その特徴とするところは、熟蚕載置
面に起毛処理を施した合成樹脂製の紙作り器にお
いて、該合成樹脂の表側前面にわたつて、その凹
部には熟蚕がはまり込まない大きさの凹凸が多数
設けられている点にある。つまり、蚕が移動する
場合、凹部にはまり込まないので、蚕は凹凸の凸
部だけを移動することになり、その結果完成する
平面繭は紙作り器との接触面積の非常に小さいも
のとなるという特徴、更に吐糸前に行なう最終糞
尿のほとんどが該凹部に落ちることとなるので、
変色・変形といつた問題が生じることが少なくな
ることとなるものである。
は最終糞尿の後にしか吐糸を行わない性質がある
点に着目した上で更に研究の結果本考案を成した
ものであり、その特徴とするところは、熟蚕載置
面に起毛処理を施した合成樹脂製の紙作り器にお
いて、該合成樹脂の表側前面にわたつて、その凹
部には熟蚕がはまり込まない大きさの凹凸が多数
設けられている点にある。つまり、蚕が移動する
場合、凹部にはまり込まないので、蚕は凹凸の凸
部だけを移動することになり、その結果完成する
平面繭は紙作り器との接触面積の非常に小さいも
のとなるという特徴、更に吐糸前に行なう最終糞
尿のほとんどが該凹部に落ちることとなるので、
変色・変形といつた問題が生じることが少なくな
ることとなるものである。
なお、「凹凸」は、熟蚕がはまり込めない大き
さであれば、後述する矩形穴形状のものに限らず
例えば正六角形状の穴のものや多数の溝を平行に
設けたような形状の凹凸であつても、或いは規則
的なものではない凹凸からなるものであつても良
いものとする。
さであれば、後述する矩形穴形状のものに限らず
例えば正六角形状の穴のものや多数の溝を平行に
設けたような形状の凹凸であつても、或いは規則
的なものではない凹凸からなるものであつても良
いものとする。
以下図面に示す実施例に基づいて本考案を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本考案に係る紙作り器1の実施例の一
つを示すものであり、図より明らかなように紙作
り器1はその全面にわたつて多数の凹凸を有する
シート状体のものである。これは、プラスチツク
を材質としており軽量且つ強靱なものである。ま
たこの凹凸は、6mm×6mm程度の底面を有し深さ
が約3mmの凹部2と、3mm程度の幅で網目状に構
成される凸面3とにより構成されている。
つを示すものであり、図より明らかなように紙作
り器1はその全面にわたつて多数の凹凸を有する
シート状体のものである。これは、プラスチツク
を材質としており軽量且つ強靱なものである。ま
たこの凹凸は、6mm×6mm程度の底面を有し深さ
が約3mmの凹部2と、3mm程度の幅で網目状に構
成される凸面3とにより構成されている。
第2図は、紙作り器1の一部拡大図であり、支
持体であるプラスチツク層4の熟蚕載置面側に起
毛層5を有していることを明らかにしたものであ
る。本例の場合この起毛は、静電的起毛法によつ
た。本考案者が実験した範囲ではこの起毛層5の
高さは1.5mm程度とした場合が最も効果的であつ
た。
持体であるプラスチツク層4の熟蚕載置面側に起
毛層5を有していることを明らかにしたものであ
る。本例の場合この起毛は、静電的起毛法によつ
た。本考案者が実験した範囲ではこの起毛層5の
高さは1.5mm程度とした場合が最も効果的であつ
た。
第3図は、熟蚕が吐糸を終了し、紙作り器1上
に平面繭6が完成した状態を示すものである。吐
糸前に排出された糞7や尿8は凹部2に溜り、平
面繭6とほとんど接していないことが明らかにさ
れている。勿論、最終糞尿の前には熟蚕はしばし
ば糞を排泄するので、ある程度までは除去してや
るようにする必要はある。
に平面繭6が完成した状態を示すものである。吐
糸前に排出された糞7や尿8は凹部2に溜り、平
面繭6とほとんど接していないことが明らかにさ
れている。勿論、最終糞尿の前には熟蚕はしばし
ば糞を排泄するので、ある程度までは除去してや
るようにする必要はある。
なお、熟蚕載置面が凹凸を有するものであるの
で、第1図の如きシート状体の場合、その端部が
凹凸のいずれかによつて、完成する平面繭の輪郭
がわずかに異なる。即ち、端部が、例えば第3図
中A−A線で切断して得られるような形状の場合
には完成する平面繭の輪郭はボケるし、B−B線
で切断して得られるような形状の場合には輪郭の
はつきりした平面繭が得られることとなる。これ
らの選択は、用途や好みによつて随意に行なえば
良い。
で、第1図の如きシート状体の場合、その端部が
凹凸のいずれかによつて、完成する平面繭の輪郭
がわずかに異なる。即ち、端部が、例えば第3図
中A−A線で切断して得られるような形状の場合
には完成する平面繭の輪郭はボケるし、B−B線
で切断して得られるような形状の場合には輪郭の
はつきりした平面繭が得られることとなる。これ
らの選択は、用途や好みによつて随意に行なえば
良い。
また、製造される平面繭の面積は、紙作り器の
面積に従うものであり、これを例えば名刺サイズ
の大きさとすれば、簡単に名刺用平面繭ができる
こととなる。その他瓢箪形・扇形などの載置面形
状の紙作り器とするなど自由にできる。大きな面
積の平面繭を得るについては、通常の大きさの紙
作り器を連結することによつて対応できる。連結
方法は、紙作り器の形状が第1図で示した如きシ
ート状体の場合には、連結部分の裏面を接着テー
プT等で接合すれば足りる(第4図a)。或いは、
紙作り器の形状をシート状体とせず、周りに壁部
9を設けるようにし、連結に際しては隣接する壁
部9,9をステープルSにて固定するようにして
も良い(第4図b)。この場合紙作り器1は、壁
部9の存在によつて連結が容易となる以外に、紙
作り器1自身の強度が向上するという利点があ
る。
面積に従うものであり、これを例えば名刺サイズ
の大きさとすれば、簡単に名刺用平面繭ができる
こととなる。その他瓢箪形・扇形などの載置面形
状の紙作り器とするなど自由にできる。大きな面
積の平面繭を得るについては、通常の大きさの紙
作り器を連結することによつて対応できる。連結
方法は、紙作り器の形状が第1図で示した如きシ
ート状体の場合には、連結部分の裏面を接着テー
プT等で接合すれば足りる(第4図a)。或いは、
紙作り器の形状をシート状体とせず、周りに壁部
9を設けるようにし、連結に際しては隣接する壁
部9,9をステープルSにて固定するようにして
も良い(第4図b)。この場合紙作り器1は、壁
部9の存在によつて連結が容易となる以外に、紙
作り器1自身の強度が向上するという利点があ
る。
なおここまで、紙作り器1表面に凹凸を設ける
ための手段として矩形状の穴を全面にわたつて多
数設けるという方法を採つたが、この矩形穴の代
わりに、正六角形状の穴を設けたいわゆるハニー
カム状のものとすると、紙作り器1の強度が向上
する。(図示せず) 〔考案の効果〕 以上詳細に説明したように、本考案に係る紙作
り器は、平板上蔟法によつて平面繭を得るために
使用するものであり、熟蚕載置面に起毛処理を施
した合成樹脂製の紙作り器において、該合成樹脂
の表側全面にわたつて、その凹部には熟蚕がはま
り込まない大きさの凹凸が多数設けられているも
のであることを特徴とするものであり、以下述べ
る如き種々の利点を有する実用上非常に有用な考
案である。
ための手段として矩形状の穴を全面にわたつて多
数設けるという方法を採つたが、この矩形穴の代
わりに、正六角形状の穴を設けたいわゆるハニー
カム状のものとすると、紙作り器1の強度が向上
する。(図示せず) 〔考案の効果〕 以上詳細に説明したように、本考案に係る紙作
り器は、平板上蔟法によつて平面繭を得るために
使用するものであり、熟蚕載置面に起毛処理を施
した合成樹脂製の紙作り器において、該合成樹脂
の表側全面にわたつて、その凹部には熟蚕がはま
り込まない大きさの凹凸が多数設けられているも
のであることを特徴とするものであり、以下述べ
る如き種々の利点を有する実用上非常に有用な考
案である。
熟蚕載置面に起毛処理が施されており、且つ
凹凸を有しているため接触面積が小さくなるの
で完成した平面繭を紙作り器から剥ぎ取る作業
が極めて容易になる。
凹凸を有しているため接触面積が小さくなるの
で完成した平面繭を紙作り器から剥ぎ取る作業
が極めて容易になる。
熟蚕載置面に起毛処理が施されているので吐
糸前に度々排泄される糞の除去作業が簡単であ
る。
糸前に度々排泄される糞の除去作業が簡単であ
る。
熟蚕載置面に凹凸があるので、吐糸直前に行
なう最終糞尿が凹部内に落ち、平面繭と接する
ことが少なくなり、品質が向上する。
なう最終糞尿が凹部内に落ち、平面繭と接する
ことが少なくなり、品質が向上する。
本体が、合成樹脂を支持体とするものであ
り、安価・軽量且つ強靱なものであるため、大
量生産に適し、コストダウンを図り易い。
り、安価・軽量且つ強靱なものであるため、大
量生産に適し、コストダウンを図り易い。
第1図は本考案に係る紙作り器の実施例の一つ
を示す一部を切り欠いた斜視図、第2図はその一
部拡大断面図を含む部分斜視図、第3図は平面繭
を生産した状態を概略的に示す断面図、そして第
4図a,bは共に本考案に係る紙作り器同士の連
結方法を示すどちらも断面図である。 1……紙作り器、2……凹部、3……凸面、4
……プラスチツク層、5……起毛層、6……平面
繭。
を示す一部を切り欠いた斜視図、第2図はその一
部拡大断面図を含む部分斜視図、第3図は平面繭
を生産した状態を概略的に示す断面図、そして第
4図a,bは共に本考案に係る紙作り器同士の連
結方法を示すどちらも断面図である。 1……紙作り器、2……凹部、3……凸面、4
……プラスチツク層、5……起毛層、6……平面
繭。
Claims (1)
- 平板上蔟法によつて平面繭を得るために使用す
るものであり、熟蚕載置面に起毛処理を施した合
成樹脂製の紙作り器において、該合成樹脂の表側
全面にわたつて、その凹部には熟蚕がはまり込ま
ない大きさの凹凸が多数設けられているものであ
ることを特徴とする紙作り器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12941987U JPH047741Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12941987U JPH047741Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0159058U JPH0159058U (ja) | 1989-04-13 |
| JPH047741Y2 true JPH047741Y2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=31383677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12941987U Expired JPH047741Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047741Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-26 JP JP12941987U patent/JPH047741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0159058U (ja) | 1989-04-13 |
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