JPH0478601B2 - - Google Patents
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- JPH0478601B2 JPH0478601B2 JP15883585A JP15883585A JPH0478601B2 JP H0478601 B2 JPH0478601 B2 JP H0478601B2 JP 15883585 A JP15883585 A JP 15883585A JP 15883585 A JP15883585 A JP 15883585A JP H0478601 B2 JPH0478601 B2 JP H0478601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- red
- fly
- pigment
- naphthol
- hydroxy
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- Expired
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、ハエ誘引剤に関する。
従来の技術
従来より、ハエを捕殺する手段のひとつとし
て、リボン状のハエトリ紙がよく知られている
が、従来のハエトリ紙は、ハエを積極的に誘引す
る作用を有しておらず、従つてその捕殺効果は偶
発的で極めて非効率的である。 近年、黄色系着色体又は発光体がハエの誘引効
果を奏することが見出され、これを上記ハエトリ
紙等に利用する試みが研究されている。しかしな
がら、本発明者らの研究によれば、上記黄色系着
色体又は発光体のハエ誘引効果は、尚充分ではな
く、これを用いたハエの駆除効率も満足されるも
のではない。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記従来の技術に見られる欠点を全
て解消し、殊に優れたハエの誘引効果を奏する新
しいハエ誘引剤を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、製剤化により赤色系を呈する
色素を含有されたことを特徴とするハエ誘引剤が
提供される。 本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、上記の
通り製剤化により赤色系を呈する色素を含有させ
た製剤が、卓越したハエ誘引効果を発現すること
を見出し、ここに本発明を完成するに至つた。 本明細書において「製剤化により赤色系を呈す
る色素」とは、色素を含む成分を製剤化したとき
に、該製剤が赤色系を呈することを言う。 しかして、物の色を表示する方法としては、色
相、明度及び彩度の三属性による表示が慣用され
ており、本発明に言う「赤色系」とは、上記の色
相が赤色であることを意味する。この色相は、
JIS基準(JIS Z 8721参照)によれば、2.5R〜
2.5YR、好ましくは7.5R〜2.5YRの範囲にある色
相に該当する。また上記赤色系色素の明度及び彩
度は、特に本発明に利用する色素に必須のもので
はないが、通常明度は、ほぼ4以上、好ましくは
5以上であるのがよく、彩度は7以上、好ましく
は6以上であるのがよい。 更に本発明において「色素」とは、広義に解釈
されるものであつて、通常の色素(着色物質)の
みならず、螢光物質や発光物質をも含むものとす
る。該製剤化により赤色系を呈する色素の例とし
ては、例えば以下のものを例示できる。 Γ赤色2号(アマランス、アシツドレツド27、1
−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ナフ
トール−3,6−ジスルホン酸トリナトリウ
ム) Γ赤色3号(エリスロシン、アシツドレツド51、
9−0−カルボキシフエニル−6−ヒドロキシ
−2,4,5,7−テトラヨード−3−イソキ
サントンジナトリウム) Γ赤色102号(ニユーコクシン、アシツドレツド
18、1−(4−スルホン−1−ナフチルアゾ)−
2−ナフトール−6,8−ジスルホン酸トリナ
トリウム) Γ赤色104号(1)(フロキシンB、アシツドレツド
92、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−0
−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−2,
4,5,7−テトラブロモ−3−イソキサント
ンジナトリウム) Γ赤色105号(1)(ローズベンガル、アシツドレツ
ド94、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−
0−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−
2,4,5,7−テトラヨード−3−イソキサ
ントンジナトリウム) Γ赤色106号(アシツドレツド、アシツドレツド
52、9−(4′−スルホ−2′−スルホニウムフエ
ニル)−6−ジエチルアミノ−3−(N,N−ジ
エチルイミノ)−3−イソキサンテンモノナト
リウム) Γ黄色4号(タートラジン、アシツドエロー23、
3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−p−ス
ルホフエニル−4−p−スルホフエニルアゾピ
ラゾールトリナトリウム) Γ黄色5号(サンセツトエロ−FCF、アシツド
エロ−3、1−p−スルホフエニルアゾ−2−
ナフトール−6−スルホン酸ジナトリウム) Γ赤色201号(リゾールルビンB、ピグメントレ
ツド57−1、4−(0−スルホ−p−トリルア
ゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸モノナ
トリウム) Γ赤色202号(リゾールルビンBCA、ピグメント
レツド57−1、4−(0−スルホ−p−トリル
アゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸カル
シウム) Γ赤色203号(レーキレツドC、ピグメントレツ
ド533(Na)、1−(4−クロロ−0−スルホ−
5−トリルアゾ)−2−ナフトールモノナトリ
ウム) Γ赤色204号(レーキレツドCBA、ピグメントレ
ツド53(Ba)、1−(4−クロロ−0−スルホ−
5−トリルアゾ)−2−ナフトールバリウム) 赤色205号(リソールレツド、ピグメントレツド
49(Na)、2−(2−ヒドロキシ−1−ナフチルア
ゾ)−1−ナフタレンスルホン酸モノナトリウム) Γ赤色206号(リソールレツドCA、ピグメントレ
ツド49、2−(2−ヒドロキシ−1−ナフチル
アゾ)−1−ナフタレンスルホン酸カルシウム) Γ赤色207号(リソールレツドBA、ピグメント
レツド49(Ba)、2−(2−ヒドロキシ−1−ナ
フチルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸バリ
ウム) Γ赤色208号(リソールレツドSR、ピグメントレ
ツド49(Sr)、2−(2−ヒドロキシ−1−ナフ
チルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸ストロ
ンチウム) Γ赤色213号(ローダミンB、ベイシツクバイオ
レツト10、9−0−カルボキシフエニル−6−
ジエチルアミノ−3−エチルイミノ−3−イソ
キサンテン3−エトクロリド) Γ赤色214号(ローダミンBアセテート、ベイシ
ツクバイオレツト10、9−0−カルボキシフエ
ニル−6−ジエチルアミノ−3−エチルイミノ
−3−イソキサンテン3−エトアセテート) Γ赤色215号(ローダミンBステアレート、ソル
ベントレツド49、9−0−カルボキシフエニル
−6−ジエチルアミノ−3−エチルイミノ−3
−イソキサンテン 3−エトステアレート) Γ赤色218号(テトラクロロテトラブロモフルオ
レセイン、ソルベントレツド92、2,4,5,
7−テトラブロモ−12,13,14,15−テトラク
ロロ−3,6−フルオランジオール) Γ赤色219号(ブリリアントレーキレツドR、ピ
グメントレツド64、3−ヒドロキシ−4−フエ
ニルアゾ−2−ナフトエ酸カルシウム) Γ赤色220号(デイープマルーン、ピグメントレ
ツド63(Ca)、4−(1−カルホ−2−ナフチル
アゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸カル
シウム) Γ赤色221号(トルイジンレツド、ピグメントレ
ツド3、1−(0−ニトロ−p−トリルアゾ)−
2−ナフトール) Γ赤色223号(テトラブロモフルオレセイン、ソ
ルベントレツド43、2,4,5,7−テトラブ
ロモ−3,6−フルオランジオール) Γ赤色225号(スダン、ソルベントレツド23、
1−p−フエニルアゾフエニルアゾ−2−ナフ
トール) Γ赤色226号(ヘリンドンピンクCN、バツトレ
ツド1、5,5′−ジクロロ−3,3′−ジメチル
チオインジゴ) Γ赤色227号(フアストアシツドマゲンタ、アシ
ツドレツド33、8−アミノ−2−フエニルアゾ
−1−ナフトール−3,6−ジスルホン酸ジナ
トリウム) Γ赤色228号(パーマトンレツド、ピグメントレ
ツド4、1−(0−クロロ−p−ニトロフエニ
ルアゾ)−2−ナフトール) Γ赤色230号の(1)(エオシンYS、アシツドレツド
87、9−0−カルボキシフエニル−6−ヒドロ
キシ−2,4,5,7−テトラブロモ−3−イ
ソキサントンジナトリウム) Γ赤色230号の(2)(エオシンYSK、アシツドレツ
ド87、9−0−カルボキシフエニル−6−ヒド
ロキシ−2,4,5,7−テトラブロモ−3−
イソキサントンジカリウム) Γ赤色231号(フロキシンBK、アシツドレツド
92、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−0
−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−2,
4,5,7−テトラブロモ−3−イソキサント
ンジカリウム) Γ赤色232号(ローズベンガルK、アシツドレツ
ド94、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−
0−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−
2,4,5,7−テトラヨード−3−イソキサ
ントンジカリウム) Γだいだい色201号(ジブロモフルオレセイン、
ソルベントレツド72、4,5−ジブロモ−3,
6−フルオランジオール) Γだいだい色203号(パーマネントオレンジ、ピ
グメントオレンジ5、1−(2,4−ジニトロ
フエニルアゾ)−2−ナフトール) Γだいだい色204号(ベンチジンオレンジG)、ピ
グメントオレンジ13、3,3′−ジクロロジフエ
ニル−4,4′−ビスアゾ−(1−フエニル−3
−メチル−5−ピラゾロン)) Γだいだい色205号(エレンジ、アサツドオレ
ンジ7、1−p−スルホフエニルアゾ−2−ナ
フトールモノナトリウム) Γ赤色401号(ビオラミンR、アシツドバイオレ
ツト9、9−0−カルボキシフエニル−6−
(4−スルホ−0−トリルイミノ−3−イソキ
サンテンジナトリウム) Γ赤色404号(ブリリアントフアーストスカーレ
ツト、ピグメントレツド24、1−(4−ニトロ
−2−トリルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸アニリド Γ黄色405号(パーマネントレツドF5R、ピグメ
ントレツド48、1−(3−クロロ−6−スルホ
−4−トリルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸カルシウム) Γ赤色501号(薬用スカーレツト、ソルベントレ
ツド24、0−トリルアゾ−0−トリルアゾ−2
−ナフトール) Γ赤色502号(ボンソー3R、フレツドレツド6、
1−プソイドクミルアゾ−2−ナフトール−
3,6−ジスルホン酸ジナトリウム) Γ赤色503号(ボンソーR、アシツドレツド26、
1−キシリルアゾ−2−ナフトール−3,6−
ジスルホン酸ジナトリウム) Γ赤色504号(ボンソーSX、フツドレツド1、2
−(5−スルホ−2,4−キシリルアゾ)−1−
ナフトール−4−スルホン酸ジナトリウム) Γ赤色505号(オイルレツドXO、ソルベントオ
レンジ7、1−キシリルアゾ−2−ナフトー
ル) Γ赤色506号(フアストレツドS、アシツドレツ
ド88、4−(2−ヒドロキシ−1−ナフチルア
ゾ)−1−ナフタリンスルホン酸モノナトリウ
ム) Γだいだい色401号(ハンザオレンジ、ピグメン
トオレンジ1、α−(0−ニトロ−p−アニシ
ルアゾ)−0−アセトアセトトルイド) Γだいだい色402号(オレンジ、アシツドオレ
ンジ20、4−p−スルホフエニルアゾ−1−ナ
フトールモノナトリウム) Γだいだい色403号(オレンジSS、ソルベントオ
レンジ2、1−0−トリルアゾ−2−ナフトー
ル) Γ黄色401号(ハンザエロー、ピグメントエロー
1、α−(0−ニトロ−p−トリルアゾ)アセ
トアセトアニリド 上記例示の色素は、その1種を単独で利用する
こともでき、また2種以上を併用することもでき
る。 本発明のハエ誘引剤は、上記色素をその必須成
分として含有させた製剤形態に調製される。この
製剤は、これが上記赤色系を呈する限り、その組
成及び調製方法には制限はなく、各種成分及び調
製方法を任意に採用することができる。通常上記
成分としては、得られる製剤を、例えば紙、合成
紙、不織布、合成樹脂、木材、布帛、金属の等基
材(フイルムやシート等の形態に成型したもの)
に、塗布、含浸等により適用するための、塗料形
態等の液状形態とするか、又は該製剤を単独で例
えばハエの捕殺剤等として利用するための、例え
ば固剤形態とすることのできる適当な担体、希釈
剤、結合剤等を適宜組合せて利用できる。 上記担体の具体例としては、例えば粉糖、ゼオ
ライト、小麦粉等を例示できる。希釈剤として
は、例えばメタノール・アセトン混液、水・エタ
ノール混液等を例示できる。また結合剤として
は、例えばヒドロキシプロピルセルロース、メチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、アラビア
ゴム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、
デンプン等を例示でき、之等は、通常適当な濃
度、例えば約1〜20%の水溶液として利用され
る。 上記各成分の使用割合も、得られる製剤が上記
赤色系を呈するものとなる限り任意に決定され
る。固体形態の製剤を調製するための代表的成分
の使用割合及び之等を用いて製剤を得るための方
法につき例示すれば、次の通りである。 <成分組成> 1 担体 粉 通 150〜200g 2 色素 黄色5号 2〜5 g 3 希釈液 メタノール・アセトン等量液 5〜10ml 4 結合剤 20%アラビアゴム水溶液 10〜20ml 上記1〜3成分を混合撹拌し、ロータリー・エ
バポレーターを用いて溶媒を留去後、メツシユで
ふるい、固形部も潰して粉剤化し、これに結合剤
水溶液をスプレーして充分に練り合せ、加圧造粒
し、乾燥して最終製剤とする。 塗料形態等の液剤形態の製剤は、これを適当な
基材に塗布、乾燥後の塗膜が赤色系を呈するもの
となるように、上記各成分を混合して調製され
る。その際の各成分及びそれらの使用割合は、上
記に準じて適宜決定される。 また、上記製剤には、本発明誘引剤により誘引
されるハエを確実に且つ効率よく殺虫するための
殺虫剤を配合することができる。該殺虫剤は、当
業界でよく知られており、そのうちで特に好まし
いのは、以下に示す如きピレスロイド系、有機リ
ン系、カーバメート系等の殺虫剤である。 Γ3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エ
ン−4−オン−1−イルdl−シス/トランス−
クリサンテマート(一般名アレスリン) Γ3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エ
ン−4−オン−1−イルd−シス/トランス−
クリサンテマート(商品名ピナミンフオルテ:
住友化学工業株式会社製) Γd−3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2
−エン−4−オン−1−イルd−トランス−ク
リサンテマート(一般名バイオアレスリン) Γ5−ベンジル−2−フリルメチルd−シス/ト
ランス−クリサンテマート(一般名レスメトリ
ン) Γ5−(2−プロパルギル)−3−フリルメチルク
リサンテマート(一般名フラメトリン) Γ3−フエノキシベンジル2,2−ジメチル−3
−(2′,2′−ジクロロ)ビニルシクロプロパン
カルボキシレート(一般名ペルメトリン) Γ3−フエノキシベンジルd−シス/トランス−
クリサンテマート(一般名フエノトリン) Γ0,0−ジメチル0−(2,2−ジクロロ)ビ
ニルホスフエート(DDVP) Γ0−イソプロポキシフエニルメチルカーバメー
ト(バイゴン) Γ0,0−ジメチル0−(3−メチル−4−ニト
ロフエニル)チオノフオスフエート(スミチオ
ン) Γ0,0−ジエチル0−2−イソプロピル−4−
メチル−ビリモジル−(6)−チオフオスフエート
(ダイアジノン) ΓN−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミ
ド)−メチルdl−シス/トランス−クリサンテ
マート(一般名フタルスリン) Γ0,0−ジメチルS−(1,2−ジカルボエト
キシエチル)−ジチオフオスフエート(マラソ
ン) Γα−シアノ−3′−フエノキシベンジルα−イソ
プロピル−4−クロロフエニルアセテート(一
般名フエンバレレート) Γ0−(4−ブロモ−2,5−ジクロロフエニル)
0,0−ジメチルホスホロチオエート(ブロモ
フオス) ΓS−メチルN−(メチルカルバモイルオキシ)
チオアセチミエート(商品名メソミル) Γ0,0−ジメチル0−4−メチルチオ−m−ト
ルイルホスホロチオエート(商品名バイジツ
ト) Γジメチル−(2,2,2−トリクロロ−1−ヒ
ドロキシエチル)ホスホネート(商品名トリク
ロロホン) Γ0−2,4−ジクロロフエニル0−エチル−S
−プロピル−ホスホロジチオエート(商品名プ
ロチオフエス) 上記例示の殺虫剤は、その1種を単独で用いて
もよく、2種以上を併用することもできる。殺虫
剤の配合割合は、特に限定はないが、通常本発明
誘引剤全重量に対して約0.5〜2重量%の範囲と
するのがよい。 更に、本発明のハエ誘引剤には、上記殺虫剤の
他に、従来よりよく知られている各種の殺菌剤、
殺鼠剤、鳥、鼠等の忌避剤、共力剤等の農薬乃至
薬品を配合することもできる。 また、固剤形態の本発明ハエ誘引剤又はこれを
利用した殺虫剤には、これを幼児等が誤つて摂食
しないように、誤食防止剤を更に添加配合するの
が好ましい。この誤食防止剤としては、例えばト
ウガラシチキン、ニガキ、クロラムフエニコール
等を例示できる。之等は、通常約0.1重量%以上、
好ましくは約0.5〜3重量%の配合量で製剤中に
配合され、これにより所望の効果を奏し得る。 本発明ハエ誘引剤によつて誘引されるハエとし
ては、例えばイエバエ、ヒメイエバエ、オオイエ
バエ、オオクロバエ、フタオクロバエ、センチニ
クバエ、ナミニクバエ、シヨウジヨウバエ、サシ
バエ、ヒメハモグリバエ、アネカラバエ等を挙げ
ることができる。 本発明の誘引剤は、その適用に当つては、これ
に予め上記したように殺虫剤を添加配合して、通
常のハエ駆除剤乃至捕殺剤と同様に、ハエ駆除の
要求される個所に放置、散布等により適用すれば
よい。また本発明誘引剤は、これを一つの製剤形
態として、他の適当な剤形の殺虫剤等と併用する
こともできる。いずれにせよ、本発明誘引剤の利
用によれば、ハエを非常に効率よく誘引すること
ができ、これによつてハエの効果的駆除が可能と
なる。 実施例 以下、本発明を更に詳細に説明するため実施例
を挙げる。各例において%とあるは特に断わらな
い限り重量%を示す。 実施例 1 1 粉 糖 60g 2 色 素 0.8g 3 シス−9−トリコセン(1%アセトン溶液と
して1.5ml)
15mg4 メタノール・アセトン等量液 100ml 5 結合剤(20%アラビアゴム水溶液) 7ml 上記1〜5成分を混合撹拌し、ロータリー・エ
バポレーター(50℃)を用いて溶媒を留去後、メ
ツシユ(2mm)でふるい、固形物も潰して粉剤化
し、これに結合剤水溶液をスプレーして充分に練
り合せ、加圧造粒(2mmメツシユ)し、12時間以
上室温で静置、乾燥して最終製剤試料とした。 各製剤試料のシス−9−トリコセン濃度は、
0.025%濃度である。 また、得られた各製剤試料の色相をJIS基準に
より調べた結果は、下記第1表の通りであつた。
て、リボン状のハエトリ紙がよく知られている
が、従来のハエトリ紙は、ハエを積極的に誘引す
る作用を有しておらず、従つてその捕殺効果は偶
発的で極めて非効率的である。 近年、黄色系着色体又は発光体がハエの誘引効
果を奏することが見出され、これを上記ハエトリ
紙等に利用する試みが研究されている。しかしな
がら、本発明者らの研究によれば、上記黄色系着
色体又は発光体のハエ誘引効果は、尚充分ではな
く、これを用いたハエの駆除効率も満足されるも
のではない。 発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記従来の技術に見られる欠点を全
て解消し、殊に優れたハエの誘引効果を奏する新
しいハエ誘引剤を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明によれば、製剤化により赤色系を呈する
色素を含有されたことを特徴とするハエ誘引剤が
提供される。 本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、上記の
通り製剤化により赤色系を呈する色素を含有させ
た製剤が、卓越したハエ誘引効果を発現すること
を見出し、ここに本発明を完成するに至つた。 本明細書において「製剤化により赤色系を呈す
る色素」とは、色素を含む成分を製剤化したとき
に、該製剤が赤色系を呈することを言う。 しかして、物の色を表示する方法としては、色
相、明度及び彩度の三属性による表示が慣用され
ており、本発明に言う「赤色系」とは、上記の色
相が赤色であることを意味する。この色相は、
JIS基準(JIS Z 8721参照)によれば、2.5R〜
2.5YR、好ましくは7.5R〜2.5YRの範囲にある色
相に該当する。また上記赤色系色素の明度及び彩
度は、特に本発明に利用する色素に必須のもので
はないが、通常明度は、ほぼ4以上、好ましくは
5以上であるのがよく、彩度は7以上、好ましく
は6以上であるのがよい。 更に本発明において「色素」とは、広義に解釈
されるものであつて、通常の色素(着色物質)の
みならず、螢光物質や発光物質をも含むものとす
る。該製剤化により赤色系を呈する色素の例とし
ては、例えば以下のものを例示できる。 Γ赤色2号(アマランス、アシツドレツド27、1
−(4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ナフ
トール−3,6−ジスルホン酸トリナトリウ
ム) Γ赤色3号(エリスロシン、アシツドレツド51、
9−0−カルボキシフエニル−6−ヒドロキシ
−2,4,5,7−テトラヨード−3−イソキ
サントンジナトリウム) Γ赤色102号(ニユーコクシン、アシツドレツド
18、1−(4−スルホン−1−ナフチルアゾ)−
2−ナフトール−6,8−ジスルホン酸トリナ
トリウム) Γ赤色104号(1)(フロキシンB、アシツドレツド
92、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−0
−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−2,
4,5,7−テトラブロモ−3−イソキサント
ンジナトリウム) Γ赤色105号(1)(ローズベンガル、アシツドレツ
ド94、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−
0−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−
2,4,5,7−テトラヨード−3−イソキサ
ントンジナトリウム) Γ赤色106号(アシツドレツド、アシツドレツド
52、9−(4′−スルホ−2′−スルホニウムフエ
ニル)−6−ジエチルアミノ−3−(N,N−ジ
エチルイミノ)−3−イソキサンテンモノナト
リウム) Γ黄色4号(タートラジン、アシツドエロー23、
3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−p−ス
ルホフエニル−4−p−スルホフエニルアゾピ
ラゾールトリナトリウム) Γ黄色5号(サンセツトエロ−FCF、アシツド
エロ−3、1−p−スルホフエニルアゾ−2−
ナフトール−6−スルホン酸ジナトリウム) Γ赤色201号(リゾールルビンB、ピグメントレ
ツド57−1、4−(0−スルホ−p−トリルア
ゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸モノナ
トリウム) Γ赤色202号(リゾールルビンBCA、ピグメント
レツド57−1、4−(0−スルホ−p−トリル
アゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸カル
シウム) Γ赤色203号(レーキレツドC、ピグメントレツ
ド533(Na)、1−(4−クロロ−0−スルホ−
5−トリルアゾ)−2−ナフトールモノナトリ
ウム) Γ赤色204号(レーキレツドCBA、ピグメントレ
ツド53(Ba)、1−(4−クロロ−0−スルホ−
5−トリルアゾ)−2−ナフトールバリウム) 赤色205号(リソールレツド、ピグメントレツド
49(Na)、2−(2−ヒドロキシ−1−ナフチルア
ゾ)−1−ナフタレンスルホン酸モノナトリウム) Γ赤色206号(リソールレツドCA、ピグメントレ
ツド49、2−(2−ヒドロキシ−1−ナフチル
アゾ)−1−ナフタレンスルホン酸カルシウム) Γ赤色207号(リソールレツドBA、ピグメント
レツド49(Ba)、2−(2−ヒドロキシ−1−ナ
フチルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸バリ
ウム) Γ赤色208号(リソールレツドSR、ピグメントレ
ツド49(Sr)、2−(2−ヒドロキシ−1−ナフ
チルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸ストロ
ンチウム) Γ赤色213号(ローダミンB、ベイシツクバイオ
レツト10、9−0−カルボキシフエニル−6−
ジエチルアミノ−3−エチルイミノ−3−イソ
キサンテン3−エトクロリド) Γ赤色214号(ローダミンBアセテート、ベイシ
ツクバイオレツト10、9−0−カルボキシフエ
ニル−6−ジエチルアミノ−3−エチルイミノ
−3−イソキサンテン3−エトアセテート) Γ赤色215号(ローダミンBステアレート、ソル
ベントレツド49、9−0−カルボキシフエニル
−6−ジエチルアミノ−3−エチルイミノ−3
−イソキサンテン 3−エトステアレート) Γ赤色218号(テトラクロロテトラブロモフルオ
レセイン、ソルベントレツド92、2,4,5,
7−テトラブロモ−12,13,14,15−テトラク
ロロ−3,6−フルオランジオール) Γ赤色219号(ブリリアントレーキレツドR、ピ
グメントレツド64、3−ヒドロキシ−4−フエ
ニルアゾ−2−ナフトエ酸カルシウム) Γ赤色220号(デイープマルーン、ピグメントレ
ツド63(Ca)、4−(1−カルホ−2−ナフチル
アゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸カル
シウム) Γ赤色221号(トルイジンレツド、ピグメントレ
ツド3、1−(0−ニトロ−p−トリルアゾ)−
2−ナフトール) Γ赤色223号(テトラブロモフルオレセイン、ソ
ルベントレツド43、2,4,5,7−テトラブ
ロモ−3,6−フルオランジオール) Γ赤色225号(スダン、ソルベントレツド23、
1−p−フエニルアゾフエニルアゾ−2−ナフ
トール) Γ赤色226号(ヘリンドンピンクCN、バツトレ
ツド1、5,5′−ジクロロ−3,3′−ジメチル
チオインジゴ) Γ赤色227号(フアストアシツドマゲンタ、アシ
ツドレツド33、8−アミノ−2−フエニルアゾ
−1−ナフトール−3,6−ジスルホン酸ジナ
トリウム) Γ赤色228号(パーマトンレツド、ピグメントレ
ツド4、1−(0−クロロ−p−ニトロフエニ
ルアゾ)−2−ナフトール) Γ赤色230号の(1)(エオシンYS、アシツドレツド
87、9−0−カルボキシフエニル−6−ヒドロ
キシ−2,4,5,7−テトラブロモ−3−イ
ソキサントンジナトリウム) Γ赤色230号の(2)(エオシンYSK、アシツドレツ
ド87、9−0−カルボキシフエニル−6−ヒド
ロキシ−2,4,5,7−テトラブロモ−3−
イソキサントンジカリウム) Γ赤色231号(フロキシンBK、アシツドレツド
92、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−0
−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−2,
4,5,7−テトラブロモ−3−イソキサント
ンジカリウム) Γ赤色232号(ローズベンガルK、アシツドレツ
ド94、9−(3,4,5,6−テトラクロロ−
0−カルボキシフエニル)−6−ヒドロキシ−
2,4,5,7−テトラヨード−3−イソキサ
ントンジカリウム) Γだいだい色201号(ジブロモフルオレセイン、
ソルベントレツド72、4,5−ジブロモ−3,
6−フルオランジオール) Γだいだい色203号(パーマネントオレンジ、ピ
グメントオレンジ5、1−(2,4−ジニトロ
フエニルアゾ)−2−ナフトール) Γだいだい色204号(ベンチジンオレンジG)、ピ
グメントオレンジ13、3,3′−ジクロロジフエ
ニル−4,4′−ビスアゾ−(1−フエニル−3
−メチル−5−ピラゾロン)) Γだいだい色205号(エレンジ、アサツドオレ
ンジ7、1−p−スルホフエニルアゾ−2−ナ
フトールモノナトリウム) Γ赤色401号(ビオラミンR、アシツドバイオレ
ツト9、9−0−カルボキシフエニル−6−
(4−スルホ−0−トリルイミノ−3−イソキ
サンテンジナトリウム) Γ赤色404号(ブリリアントフアーストスカーレ
ツト、ピグメントレツド24、1−(4−ニトロ
−2−トリルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸アニリド Γ黄色405号(パーマネントレツドF5R、ピグメ
ントレツド48、1−(3−クロロ−6−スルホ
−4−トリルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸カルシウム) Γ赤色501号(薬用スカーレツト、ソルベントレ
ツド24、0−トリルアゾ−0−トリルアゾ−2
−ナフトール) Γ赤色502号(ボンソー3R、フレツドレツド6、
1−プソイドクミルアゾ−2−ナフトール−
3,6−ジスルホン酸ジナトリウム) Γ赤色503号(ボンソーR、アシツドレツド26、
1−キシリルアゾ−2−ナフトール−3,6−
ジスルホン酸ジナトリウム) Γ赤色504号(ボンソーSX、フツドレツド1、2
−(5−スルホ−2,4−キシリルアゾ)−1−
ナフトール−4−スルホン酸ジナトリウム) Γ赤色505号(オイルレツドXO、ソルベントオ
レンジ7、1−キシリルアゾ−2−ナフトー
ル) Γ赤色506号(フアストレツドS、アシツドレツ
ド88、4−(2−ヒドロキシ−1−ナフチルア
ゾ)−1−ナフタリンスルホン酸モノナトリウ
ム) Γだいだい色401号(ハンザオレンジ、ピグメン
トオレンジ1、α−(0−ニトロ−p−アニシ
ルアゾ)−0−アセトアセトトルイド) Γだいだい色402号(オレンジ、アシツドオレ
ンジ20、4−p−スルホフエニルアゾ−1−ナ
フトールモノナトリウム) Γだいだい色403号(オレンジSS、ソルベントオ
レンジ2、1−0−トリルアゾ−2−ナフトー
ル) Γ黄色401号(ハンザエロー、ピグメントエロー
1、α−(0−ニトロ−p−トリルアゾ)アセ
トアセトアニリド 上記例示の色素は、その1種を単独で利用する
こともでき、また2種以上を併用することもでき
る。 本発明のハエ誘引剤は、上記色素をその必須成
分として含有させた製剤形態に調製される。この
製剤は、これが上記赤色系を呈する限り、その組
成及び調製方法には制限はなく、各種成分及び調
製方法を任意に採用することができる。通常上記
成分としては、得られる製剤を、例えば紙、合成
紙、不織布、合成樹脂、木材、布帛、金属の等基
材(フイルムやシート等の形態に成型したもの)
に、塗布、含浸等により適用するための、塗料形
態等の液状形態とするか、又は該製剤を単独で例
えばハエの捕殺剤等として利用するための、例え
ば固剤形態とすることのできる適当な担体、希釈
剤、結合剤等を適宜組合せて利用できる。 上記担体の具体例としては、例えば粉糖、ゼオ
ライト、小麦粉等を例示できる。希釈剤として
は、例えばメタノール・アセトン混液、水・エタ
ノール混液等を例示できる。また結合剤として
は、例えばヒドロキシプロピルセルロース、メチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、アラビア
ゴム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、
デンプン等を例示でき、之等は、通常適当な濃
度、例えば約1〜20%の水溶液として利用され
る。 上記各成分の使用割合も、得られる製剤が上記
赤色系を呈するものとなる限り任意に決定され
る。固体形態の製剤を調製するための代表的成分
の使用割合及び之等を用いて製剤を得るための方
法につき例示すれば、次の通りである。 <成分組成> 1 担体 粉 通 150〜200g 2 色素 黄色5号 2〜5 g 3 希釈液 メタノール・アセトン等量液 5〜10ml 4 結合剤 20%アラビアゴム水溶液 10〜20ml 上記1〜3成分を混合撹拌し、ロータリー・エ
バポレーターを用いて溶媒を留去後、メツシユで
ふるい、固形部も潰して粉剤化し、これに結合剤
水溶液をスプレーして充分に練り合せ、加圧造粒
し、乾燥して最終製剤とする。 塗料形態等の液剤形態の製剤は、これを適当な
基材に塗布、乾燥後の塗膜が赤色系を呈するもの
となるように、上記各成分を混合して調製され
る。その際の各成分及びそれらの使用割合は、上
記に準じて適宜決定される。 また、上記製剤には、本発明誘引剤により誘引
されるハエを確実に且つ効率よく殺虫するための
殺虫剤を配合することができる。該殺虫剤は、当
業界でよく知られており、そのうちで特に好まし
いのは、以下に示す如きピレスロイド系、有機リ
ン系、カーバメート系等の殺虫剤である。 Γ3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エ
ン−4−オン−1−イルdl−シス/トランス−
クリサンテマート(一般名アレスリン) Γ3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エ
ン−4−オン−1−イルd−シス/トランス−
クリサンテマート(商品名ピナミンフオルテ:
住友化学工業株式会社製) Γd−3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2
−エン−4−オン−1−イルd−トランス−ク
リサンテマート(一般名バイオアレスリン) Γ5−ベンジル−2−フリルメチルd−シス/ト
ランス−クリサンテマート(一般名レスメトリ
ン) Γ5−(2−プロパルギル)−3−フリルメチルク
リサンテマート(一般名フラメトリン) Γ3−フエノキシベンジル2,2−ジメチル−3
−(2′,2′−ジクロロ)ビニルシクロプロパン
カルボキシレート(一般名ペルメトリン) Γ3−フエノキシベンジルd−シス/トランス−
クリサンテマート(一般名フエノトリン) Γ0,0−ジメチル0−(2,2−ジクロロ)ビ
ニルホスフエート(DDVP) Γ0−イソプロポキシフエニルメチルカーバメー
ト(バイゴン) Γ0,0−ジメチル0−(3−メチル−4−ニト
ロフエニル)チオノフオスフエート(スミチオ
ン) Γ0,0−ジエチル0−2−イソプロピル−4−
メチル−ビリモジル−(6)−チオフオスフエート
(ダイアジノン) ΓN−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミ
ド)−メチルdl−シス/トランス−クリサンテ
マート(一般名フタルスリン) Γ0,0−ジメチルS−(1,2−ジカルボエト
キシエチル)−ジチオフオスフエート(マラソ
ン) Γα−シアノ−3′−フエノキシベンジルα−イソ
プロピル−4−クロロフエニルアセテート(一
般名フエンバレレート) Γ0−(4−ブロモ−2,5−ジクロロフエニル)
0,0−ジメチルホスホロチオエート(ブロモ
フオス) ΓS−メチルN−(メチルカルバモイルオキシ)
チオアセチミエート(商品名メソミル) Γ0,0−ジメチル0−4−メチルチオ−m−ト
ルイルホスホロチオエート(商品名バイジツ
ト) Γジメチル−(2,2,2−トリクロロ−1−ヒ
ドロキシエチル)ホスホネート(商品名トリク
ロロホン) Γ0−2,4−ジクロロフエニル0−エチル−S
−プロピル−ホスホロジチオエート(商品名プ
ロチオフエス) 上記例示の殺虫剤は、その1種を単独で用いて
もよく、2種以上を併用することもできる。殺虫
剤の配合割合は、特に限定はないが、通常本発明
誘引剤全重量に対して約0.5〜2重量%の範囲と
するのがよい。 更に、本発明のハエ誘引剤には、上記殺虫剤の
他に、従来よりよく知られている各種の殺菌剤、
殺鼠剤、鳥、鼠等の忌避剤、共力剤等の農薬乃至
薬品を配合することもできる。 また、固剤形態の本発明ハエ誘引剤又はこれを
利用した殺虫剤には、これを幼児等が誤つて摂食
しないように、誤食防止剤を更に添加配合するの
が好ましい。この誤食防止剤としては、例えばト
ウガラシチキン、ニガキ、クロラムフエニコール
等を例示できる。之等は、通常約0.1重量%以上、
好ましくは約0.5〜3重量%の配合量で製剤中に
配合され、これにより所望の効果を奏し得る。 本発明ハエ誘引剤によつて誘引されるハエとし
ては、例えばイエバエ、ヒメイエバエ、オオイエ
バエ、オオクロバエ、フタオクロバエ、センチニ
クバエ、ナミニクバエ、シヨウジヨウバエ、サシ
バエ、ヒメハモグリバエ、アネカラバエ等を挙げ
ることができる。 本発明の誘引剤は、その適用に当つては、これ
に予め上記したように殺虫剤を添加配合して、通
常のハエ駆除剤乃至捕殺剤と同様に、ハエ駆除の
要求される個所に放置、散布等により適用すれば
よい。また本発明誘引剤は、これを一つの製剤形
態として、他の適当な剤形の殺虫剤等と併用する
こともできる。いずれにせよ、本発明誘引剤の利
用によれば、ハエを非常に効率よく誘引すること
ができ、これによつてハエの効果的駆除が可能と
なる。 実施例 以下、本発明を更に詳細に説明するため実施例
を挙げる。各例において%とあるは特に断わらな
い限り重量%を示す。 実施例 1 1 粉 糖 60g 2 色 素 0.8g 3 シス−9−トリコセン(1%アセトン溶液と
して1.5ml)
15mg4 メタノール・アセトン等量液 100ml 5 結合剤(20%アラビアゴム水溶液) 7ml 上記1〜5成分を混合撹拌し、ロータリー・エ
バポレーター(50℃)を用いて溶媒を留去後、メ
ツシユ(2mm)でふるい、固形物も潰して粉剤化
し、これに結合剤水溶液をスプレーして充分に練
り合せ、加圧造粒(2mmメツシユ)し、12時間以
上室温で静置、乾燥して最終製剤試料とした。 各製剤試料のシス−9−トリコセン濃度は、
0.025%濃度である。 また、得られた各製剤試料の色相をJIS基準に
より調べた結果は、下記第1表の通りであつた。
【表】
【表】
実施例 2
実施例1において、更に殺虫剤成分としてメソ
ミル(デユポン社製、カーバメート系殺虫剤)の
600mgを添加混合する以外は、同様にして、殺虫
剤濃度1%の各製剤試料A2〜M2の各々を得た。 得られた各製剤試料の色相は、各々対応する実
施例1における試料A1〜M1(第1表参照)と同
じであつた。 上記実施例2で得た各製剤を、次の誘引効果試
験に供した。 <試験> ガラスシヤーレ(直径15.5cm)に、各製剤のそ
れぞれ60gを入れ、それらをハエ放飼実験室の床
面に、それぞれ約30cmの間隔になるように同心円
状に配置する。該実験室内にイエバエを放ち放飼
させる。一定時間経過後、各シヤーレ内で死亡し
ている虫数を調査する。 各製剤のハエ誘引効果は、これを入れたシヤー
レ内で死亡している虫数を、実験室内の総死虫数
(すべてのシヤーレ内で死亡している虫数の合計
値)で徐した値の百分率(%)を求めることによ
り、評価される。 <試験> プラスチツクカツプに各製剤のそれぞれ10gを
入れ、それらを野外にあるガラス室(1.45m×
1.4m)の床面に約20cmの間隔で同心円状に配置
する他は、<試験>と同様にして、各製剤のハ
エ誘引効果を評価する。 上記各試験の結果を、第2表(試験)及び第
3表(試験)にそれぞれ示す。
ミル(デユポン社製、カーバメート系殺虫剤)の
600mgを添加混合する以外は、同様にして、殺虫
剤濃度1%の各製剤試料A2〜M2の各々を得た。 得られた各製剤試料の色相は、各々対応する実
施例1における試料A1〜M1(第1表参照)と同
じであつた。 上記実施例2で得た各製剤を、次の誘引効果試
験に供した。 <試験> ガラスシヤーレ(直径15.5cm)に、各製剤のそ
れぞれ60gを入れ、それらをハエ放飼実験室の床
面に、それぞれ約30cmの間隔になるように同心円
状に配置する。該実験室内にイエバエを放ち放飼
させる。一定時間経過後、各シヤーレ内で死亡し
ている虫数を調査する。 各製剤のハエ誘引効果は、これを入れたシヤー
レ内で死亡している虫数を、実験室内の総死虫数
(すべてのシヤーレ内で死亡している虫数の合計
値)で徐した値の百分率(%)を求めることによ
り、評価される。 <試験> プラスチツクカツプに各製剤のそれぞれ10gを
入れ、それらを野外にあるガラス室(1.45m×
1.4m)の床面に約20cmの間隔で同心円状に配置
する他は、<試験>と同様にして、各製剤のハ
エ誘引効果を評価する。 上記各試験の結果を、第2表(試験)及び第
3表(試験)にそれぞれ示す。
【表】
【表】
実施例 3〜6
実施例2において、殺虫成分としてのメソミル
の製剤中濃度は1%に保持したままで、色素とし
て下記各色素をそれぞれ製剤中濃度を0.08%(実
施例3、製剤No.3)、0.16%(実施例4、製剤No.
4)、0.5%(実施例5、製剤No.5)及び1.3%
(実施例6、製剤No.6)となる割合に変化させて
用いて、本発明ハエ誘引殺虫剤(粒状形態)を得
た。 得られた各製剤につき実施例2と同様のハエ誘
引試験を行なつた結果を、次の第4表(試験)
及び第5表(試験)示す。
の製剤中濃度は1%に保持したままで、色素とし
て下記各色素をそれぞれ製剤中濃度を0.08%(実
施例3、製剤No.3)、0.16%(実施例4、製剤No.
4)、0.5%(実施例5、製剤No.5)及び1.3%
(実施例6、製剤No.6)となる割合に変化させて
用いて、本発明ハエ誘引殺虫剤(粒状形態)を得
た。 得られた各製剤につき実施例2と同様のハエ誘
引試験を行なつた結果を、次の第4表(試験)
及び第5表(試験)示す。
【表】
【表】
上記各表より、以下のことが結論付けられる。
即ち、ハエに対して誘引性を示す色素の濃度と活
性については、従来考察されることはなかつた
が、第4表に示すように、フルオレセイン、黄色
5号、サンセツトエローFの3色素は、いずれも
ハエ誘引活性を示す色素であるが、之等のうち前
2者の活性には濃度依存性が認められ、後者の活
性は濃度と無関係であることが判る。更に色素の
濃度と活性との関係は、第4表と第5表との対比
より、製剤試料の置かれる位置の光の条件によつ
ても変化し、黄色5号では室内の人工照明下では
濃度依存性を示すが、野外の自然光下では逆依存
の傾向を示している。 これらのことより、本発明のハエ誘引剤におい
ては、用いる色素、その濃度、該製剤の使用場所
等を任意に選択することによつて、非常に有効な
ハエ誘引効果を奏し得ることが明らかである。
即ち、ハエに対して誘引性を示す色素の濃度と活
性については、従来考察されることはなかつた
が、第4表に示すように、フルオレセイン、黄色
5号、サンセツトエローFの3色素は、いずれも
ハエ誘引活性を示す色素であるが、之等のうち前
2者の活性には濃度依存性が認められ、後者の活
性は濃度と無関係であることが判る。更に色素の
濃度と活性との関係は、第4表と第5表との対比
より、製剤試料の置かれる位置の光の条件によつ
ても変化し、黄色5号では室内の人工照明下では
濃度依存性を示すが、野外の自然光下では逆依存
の傾向を示している。 これらのことより、本発明のハエ誘引剤におい
ては、用いる色素、その濃度、該製剤の使用場所
等を任意に選択することによつて、非常に有効な
ハエ誘引効果を奏し得ることが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 製剤化により赤色系を呈する色素を含有させ
たことを特徴とするハエ誘引剤。 2 赤色系の色相が2.5R〜2.5YR(JIS基準)であ
る特許請求の範囲第1項に記載のハエ誘引剤。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60158835A JPS6219504A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | ハエ誘引剤 |
| US07/031,068 US4855133A (en) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | Composition for attracting flies |
| EP86904389A EP0229191B1 (en) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | Fly-attractive composition |
| AU61368/86A AU591161B2 (en) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | Fly-attractive composition |
| PCT/JP1986/000373 WO1987000401A1 (fr) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | Composition attirant les mouches |
| DE86904389T DE3688525T2 (de) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | Fliegenanziehungszusammensetzung. |
| KR1019870700238A KR940000802B1 (ko) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | 파리 유인용 조성물 |
| BR8606797A BR8606797A (pt) | 1985-07-18 | 1986-07-18 | Composicao para atrair moscas |
| CN 86108161 CN1030680C (zh) | 1985-07-18 | 1986-11-29 | 吸引苍蝇的组合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60158835A JPS6219504A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | ハエ誘引剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6219504A JPS6219504A (ja) | 1987-01-28 |
| JPH0478601B2 true JPH0478601B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15680431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60158835A Granted JPS6219504A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | ハエ誘引剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6219504A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1067534C (zh) * | 1993-12-28 | 2001-06-27 | 中国农业机械化科学研究院 | 一种食品加工方法及设备 |
| JP4651174B2 (ja) * | 2000-10-04 | 2011-03-16 | オカモト株式会社 | 防虫間仕切りシート |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP60158835A patent/JPS6219504A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6219504A (ja) | 1987-01-28 |
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