JPH0480218A - 水分散型撥水撥油剤 - Google Patents
水分散型撥水撥油剤Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
更に詳しく言えば、高い撥水撥油性と洗濯耐久性を有し
かつ製品の経時変化のきわめて少ない撥水撥油剤に関す
るものである。
ルキル基含有の重合し得る化合物に塩化ビニルまたは塩
化ビニリデンおよびこのポリフルオロアルキル基含有の
化合物に共重合可能な化合物とを共重合させたものが撥
水撥油性に非常に有用である事が知られている。しかる
にこれらの共重合体はエマルションの機会的安定性や長
期の保存安定性に劣るという欠点を有していた。
は塩化ビニリデンを共重合成分として含む水分散型のフ
ッ素系撥水撥油剤において、洗濯やドライクリーニング
などの実用上の耐久性などを阻害する事な〈従来品の懸
案であった、保存時の経時変化にともなう撥水撥油剤の
形態変化や性能の低下などの問題を有さない保存安定性
に優れた撥水撥油剤を提供することである。
合物に塩化ビニルまたは塩化ビニリデンおよびこのポリ
フルオロアルキル基含有の化合物に共重合可能な化合物
とを共重合させて得られる水分散型のフッ素系撥水撥油
剤の優れた性能と、洗濯やドライクリーニングなどの耐
久性をそこなうことなく、保存安定性に優れた撥水撥油
剤を提供することを目的として種々の研究、検討を重ね
た結果、塩化ビニルまたは塩化ビニリデンを共重合成分
として含む水分散型のフッ素系撥水撥油剤において、重
合後に未反応モノマーとしてエマルション中に残存して
いる塩化ビニル、塩化ビニリデンが、保存安定性を大き
く阻害していることを見いだして本発明に至った。
し得る化合物に塩化ビニルまたは塩化ビニリデンおよび
このポリフルオロアルキル基含有の化合物に共重合可能
な化合物とを共重合させたのちに、エマルション中に含
浸している未反応の塩化ビニル、塩化ビニリデンを減圧
留去などの手法によってエマルション中から除外しエマ
ルション中の未反応塩化ビニル、塩化ビニリデンの残存
濃度をl Oppm以下に抑えることで、保存時の形態
変化や性能の低下などといった保存安定性上の問題を解
消した優れた撥水撥油剤を供給するものである。
アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルのご
ときフルオロアルキル基含有の重合し得る化合物として
は、 (ここでR+はHもしくはCH,) のごときポリフルオロアルキル基を含有する(メタ)ア
クリル酸エステルを好適なものとしてあげることができ
、これらの2種以上、または炭素数の異なる化合物を2
種以上併用することも可能である。
の直鎖状または分岐鎖状のポリフルオロアルキル基であ
り、通常は末端部がパーフルオロアルキル基であるもの
が選定されるが、末端部に水素原子あるいは塩素原子を
含むもの、あるいはオキシポリフルオロアルキレン含有
基なども使用可能である。
もしくはメタクリル酸エステルのごときポリフルオロア
ルキル基含有の重合し得る化合物と共重合可能な化合物
としては、以下のごとき、ラジカル反応性の不飽和結合
を持った化合物であり、 CH,=CR,C0OR。
〜12)CH2CH2 \ 1 (ここでR1はHlまたはCH3,R,はHlまたはC
H2CH2でqばlから23であり好ましくは1〜6) などのメタクリル酸およびアクリル酸もしくはそれらの
エステル類や下式で示されるようなCH2”CRICO
NHCH20HCH2=CRICONHCH20C4H
9CH2”CHCl CHz”CC1zC
H,=CH20COCH! CH2=CH2C
H20H(ここでR1はHlまたはCH3) のごとき(メタ)アクリル酸アミド誘導体、塩化ビニル
、塩化ビニリデン等のハロゲン含有ビニルモノマー、エ
チレン、ビニルアルキルエーテル、酢駿ビニル、マレイ
ン酸無水物およびマレイン酸ジアルキルエステル、スチ
レン、a−メチルスチレン、p−メチルスチレン、アク
リロニトリル、ブタジェン、イ′ソブレン、クロロプレ
ン、メチルビニルケトンなどが好ましい。
成分として必要である。また本発明においては、洗濯や
トライクリーニング耐久性の向上と保存時の性能低下の
防止を目的として、N−メチロールアクリルアミドを使
用することが可能である。また同様の目的のためにN−
メチロールアクリルアミドの代わりに、より安定性付与
に効果的な、窒素を含有する共重合可能な化合物と水酸
基を含有する共重合可能な化合物との両者を必須成分と
して使用することも可能である。
ニリデンの共重合割合は20〜80重!部が適当である
。
cR,cON(CH,)、 CH2CH2ル基含
有(C2H,)2CH。
R1はH5またはCH,) 等を好適なものとしてあげることができ、これらを併用
することが可能である。
C00CHxCHCHzH CH,=CR,C00CH2CH2CH,0)lCH,
=CR4C00(C,H40)、H(Pは1〜12)C
H,=CR4C00(C,H,O)、H(Pは1〜12
)CH,=CR4C00(C,H,O)、H(Pは1〜
12)(ここでR4はHlまたはCH,) 等を好適なものとしてあげることができ、これらを併用
することが可能である。
ニリデンおよびN−メチロールアクリルアミドもしくは
、窒素を含有する共重合可能な化合物と水酸基を含有す
る共重合可能な化合物以外に前述の共重合可能な化合物
を1種以上併用することも可能である。これらのポリフ
ルオロアルキル基を含まない重合し得る化合物を共重合
させる事により、撥水撥油性や防汚性、洗濯耐久性、ド
ライクリーニング耐久性に加えて、溶解性、硬さ、触感
などの種々の性質を改善することができる。
またはメタクリル酸エステルのごときフルオロアルキル
基含有の重合し得る化合物とこの重合し得る化合物以外
の共重合性化合物との共重合体を得るためには、塊状重
合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの各種の重合方
法を採用し得る。また重合の開始方法も、開始剤による
重合、放射線重合、光重合などの各種の重合開始方法を
採用し得る。本発明における撥水撥油剤は、有機溶液や
有機分散液の形態でも使用可能であるが、染色工程等へ
の適用や、処理作業環境への影響を考慮すると、水分散
型の形態で使用されることが好ましい。ゆえに分散補助
剤として水可溶性の有機溶剤を併用し、界面活性剤の存
在下で水中で乳化重合する方法が好ましい。
ニオン系、アニオン系、カチオン系、両性系等各種のも
のが採用可能であり、これらを適宜併用してもよい。具
体的にはポリオキシエチレンモノオレイルエーテル、ポ
リオキシエチレンモノアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンモノ(アルキルフェニル)エーテル、ポリオキシ
エチレンモノオレイル酸エステル、ポリオキシエチレン
モノアルキルカルボン酸エステル、ソルビタンエステル
、ショ糖エステルなどのノニオン系界面活性剤や、3級
アミンの酢酸塩、4級アンモニウム塩などのカチオン系
界面活性剤、アルキルスルホン酸とその塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸とその塩、アルキルカルボン酸とその
塩、アルコキシポリオキシエチレンスルホン酸ナトリウ
ムなどのアニオン系界面活性剤、ベタイン型もしくはコ
リン、エタノールアミン等のリン酸エステル型などの両
性系界面活性剤等が好ましい。
を含有する重合しつる化合物の分散性を良好にし、他の
共重合性ポリマーとの共重合性を良好にする。この目的
に適した溶剤としては、ポリフルオロアルキル基を含有
する重合しつる化合物に対して溶解性のある水可溶の溶
媒であれば特に限定することな(用いることができるが
、アセトン、メチルエチルケトンのごときケトン類、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコールのごときエ
チレングリコール誘導体および、ポリエチレングリコー
ルジメチルエーテル、ポリエチレングリコールジメチル
エーテル、ポリエチレングリコールモノブチルエーテル
のごときエチレングリコール誘導体のアルキルエーテル
類、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコールのごときプロピレングリコー
ル誘導体、シクロデキストリン、デキストリンのごとき
ポリエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチルのごときエス
テル類などが好適なものとして例示される。これらの有
機溶剤の添加量は、本発明の重合体100重合部あたり
、通常2〜300重量部好ましくは5〜120部の範囲
から選定される。
開始剤のうち水溶性のものをもちいることが好ましい。
物の塩酸塩などの水溶性の開始剤および過硫酸カリウム
などの水溶性の過酸化物系の開始剤を好適なものとして
あげられる。重合温度は開始剤に応じて選ぶことができ
るが、通常40℃〜80℃が好適である。
、塩化ビニリデンを除く方法としては、特に限定するこ
とな(、既存の種々の方法が利用できる。たとえば、減
圧による留去、常圧加熱下での撹拌による留去、加熱下
での空気もしくは窒素気流、スチームのバブリングによ
る留去、充填塔やスピンコーター、円筒状の揮発装置な
どを利用する方法などが例示されるが特にこれらの例示
に限定されない。
合体の固形分濃度は、特に限定されないが、通常は2〜
60wt%、好ましくは5〜50wt%に調製され、加
工にあたっては、これを水によって0.2〜16wt%
程度に希釈した状態で使用される。そして、かかるエマ
ルション型の撥水撥油剤は、有機溶剤型のものに比して
、原液の引火点が高い、固形分濃度を高くすることが可
能であるなどの利点があり、さらに加工時の作業環境汚
染を極小にすることができるなどの種々の利点を有する
ものである。
、仔意の方法で被処理物品に適用され得る。例えば、浸
漬塗布等のごとき被覆加工の既知の方法により、被処理
物の表面に付着させ乾燥する方法が採られる。また、必
要ならば適当なる架橋剤と共に適用し、キユアリングを
行なっても良い。更に本発明の撥水撥油剤に他の撥水剤
や撥油剤あるいは防虫剤、難燃剤、帯電防止剤、染料定
着剤、防シワ剤などを添加して併用する事ももちろん可
能である。
あれば、特に限定なく種々の例をあげることかで(る。
アミド、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリア
クリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンのご
とき種々の合成繊維、レーヨン、アセテートのごとき半
合成繊維、ガラス繊維、アスベスト繊維のごとき無機繊
維、あるいはこれらの混合繊維及び織物などがあげられ
る。
重合成分として含む水分散型のフッ素系撥水撥油剤組成
物において、エマルションから未反応の塩化ビニル、塩
化ビニリデンの濃度を10ppm以下にせしめることに
よって、洗濯やドライクリーニングなどの実用上の耐久
性などを阻害することな〈従来品のセ案であった、保存
時の経時変化にともなう撥水撥油剤の形態変化や性能の
低下などの問題を有しない保存安定性に優れた撥水撥油
剤組成物を提供することができたが、その理由は明確で
はない。しかしながらエマルションの構成成分である塩
化ビニル、塩化ビニリデンの部分は、水分散体中では、
系中に溶存している塩素イオンによって分解が促進され
、またその分解速度は、重合体中の塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン部分の分子量が低くなるほど加速されることが
知られている。
ニリデンが溶存しているとき、まず、これらの未反応モ
ノマーが、系中に溶存している塩素イオンによって分解
されて、新たな塩素イオンの供給源となりえる。この反
応によって系中の塩素イオン濃度が上昇するため、モノ
マーの分解にひき続いて、重合体中の塩化ビニル、塩化
ビニリデン部分の分解が加速され、エマルションが破壊
し、長期の安定性が低下すると考えられる。そこでエマ
ルション中から、未反応のモノマーを留去することによ
って、系中に溶存している塩素イオン濃度の上昇を抑え
、その結果、重合体組成物の分解を抑制させることで、
エマルションの長期の安定性を可能にさせていると考え
られる。この説明が本発明を何ら限定するものでないこ
とは勿論である。
、この説明が本発明を限定するものではない事はもちろ
んである。
様な尺度で示した。すなわち、撥水性は、JISL−1
092のスプレー法による(8水性ナンバー(下記第1
表参照)をもって表わし、撥油性は下記第2表に示され
た試験溶液を試験布の上、二ヶ所に数滴(径約4mm)
置き、30秒後の浸透状態により判別した(AATCC
−T M 11g−1966)。
たものは、それぞれの性能がわずかに良好なものを示す
。
ートクレーブ(内容積1℃)中に、パーフルオロアルキ
ルエチルアクリレート(以下FA) [C,F、?C
I(2C820COC)l=cH2] 120g、ジ
オクチルマレート36g、NN−ジメチルアクノルアミ
ド4g、ヒドロキシエチルアクリレート4g、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル10g、ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド2g、アセトン120 g
、水350g、アゾビス(ジブチルアミジン)2塩酸塩
〈和光化成品V−50>Igを加え、撹拌しながら約2
0分間窒素置換を行ない塩化ビニル76gを加えたのち
、60℃に昇温し、重合を開始させる。60℃で15時
間保温撹拌したのち冷却し、固形分濃度31%のエマル
ションを得た。
9.0〜99.8%(パーフルオロアルキル基含有の重
合し得る化合物に対して)であった。
収率は95〜99%であった。続いて、60℃に加熱し
、撹拌させながら、窒素ガスによるバブリングを5時間
おこない、未反応の塩化ビニルを除いた。ガスクロマト
グラムで分析をおこなった結果、重合後に約11000
ppあった未反応の塩化ビニルは、6ppmまで減少し
た。
例1、バブリング前で未反応塩化ビニルを高濃度含む重
合組成物を比較例1とした。
剤を変更し乳化重合をおこなった。
をおこなった。一方比較例2〜6では、実施例2〜6と
同じ仕込み、同じ操作で重合したが、そののち未反応モ
ノマー除去の操作をおこなわなかった。用いたモノマー
、乳化剤、重合開始剤を第3表、第4表に示した。
始剤を変更し乳化重合を行なった。弓き続いて実施例1
に示した未反応モノマーの除去操作をおこなったがこの
際、除去操作の時間を短縮することによって、未反応塩
化ビニルモノマーの残存量を調節したサンプルを比較例
7〜11として得た。それぞれの比較例に残存する塩化
ビニルモノマー■を第6表に示した。
を12重量%にしたラテックスを原液として、撥水撥油
性能の試験を行なった。ラテックス原液を水により希釈
し、原液の水に対する割合を、1.5%とした。これに
併用樹脂としてメラミン樹脂を形成するスミテックスレ
ジンM−3およびスミテックスアクセラレータACXを
加えて処理液とし、撥水撥油性能を測定した。試験はナ
イロンタフタ布について行ない、撥水t8油処理は次の
様に行なった。即ち、前記のごとく希釈したラテックス
処理液に試験布を30秒間浸漬し、2本のゴムローラー
の間で布をしぼって、ウェットピックアップを30%と
した。次いで、110℃で90秒間乾燥、更に170℃
で60秒間熱処理した。かくして得られた処理布につい
て撥水撥油性能を測定した結果を耐久性試験後の撥水撥
油性能と共に、下記第5表、第6表にまとめて示した。
分として含もフッ素系水分敢型tg水撥油剤において、
重合反応ののちに、未反応の塩化ビニルまたは塩化ビニ
リデンをエマルション中から除去することによって、従
来の高い耐久性を維持しながら、保存安定性に優れた撥
水撥油剤を提供することが可能となった。また、保存安
定性が向上したことによって、従来安定性の面から供給
に問題のあった高濃度品を供給することが可能になった
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポリフルオロアルキル基含有の重合し得る化合物と
塩化ビニルまたは塩化ビニリデンおよびこのポリフルオ
ロアルキル基含有の化合物に共重合可能な化合物とを共
重合して得られる共重合体を含む撥水撥油剤中の未反応
塩化ビニルモノマーまたは塩化ビニリデンモノマー濃度
を10ppm以下としてなる水分散型撥水撥油剤。 2、共重合体100重量部に対する塩化ビニル又は塩化
ビニリデンの共重合割合が20〜80重量部である請求
項1に記載の水分散型撥水撥油剤。 3、ポリフルオロアルキル基含有の化合物に共重合可能
な化合物が、水酸基を側鎖に含有する化合物又は、窒素
原子を側鎖に含有する化合物である請求項1に記載の水
分散型撥水撥油剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2190817A JP2605168B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 水分散型撥水撥油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2190817A JP2605168B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 水分散型撥水撥油剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0480218A true JPH0480218A (ja) | 1992-03-13 |
| JP2605168B2 JP2605168B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16264250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2190817A Expired - Lifetime JP2605168B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 水分散型撥水撥油剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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