JPH0480362A - 薄膜製造方法および製造装置 - Google Patents
薄膜製造方法および製造装置Info
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- JPH0480362A JPH0480362A JP2191528A JP19152890A JPH0480362A JP H0480362 A JPH0480362 A JP H0480362A JP 2191528 A JP2191528 A JP 2191528A JP 19152890 A JP19152890 A JP 19152890A JP H0480362 A JPH0480362 A JP H0480362A
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- thin film
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- ion
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、薄膜製造方法および製造装置に関し、特に、
リングレーザジャイロ用ミラー等に用い(れる低損失光
学薄膜を製造するために好適な薄膜製造方法および製造
装置に関する。
リングレーザジャイロ用ミラー等に用い(れる低損失光
学薄膜を製造するために好適な薄膜製造方法および製造
装置に関する。
[従来の技術〕
光学薄膜の製造に好適な従来の薄膜製造装置を、第2図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
第2図は、従来技術の電子ビーム加熱に用いる真空蒸着
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
同図に示すように、この電子ビーム蒸着装置21は、真
空容器22と、その真空容器22内に配置された基板ホ
ルダ25と、その基板ホルダ25に対向して配置された
ルツボ28と、その真空容器22に酸素ガスを供給する
酸素ガス導入部23と、この真空容器22内を真空にす
る真空排気装置24とを備えて構成される。
空容器22と、その真空容器22内に配置された基板ホ
ルダ25と、その基板ホルダ25に対向して配置された
ルツボ28と、その真空容器22に酸素ガスを供給する
酸素ガス導入部23と、この真空容器22内を真空にす
る真空排気装置24とを備えて構成される。
なお、図示してないが、ルツボ28に隠れた部分には電
子ビーム発生装置が配置され、また、この電子ビーム発
生装置から発生した電子ビームを、矢印Xの方向に曲げ
て、試料27に照射する磁場発生手段も配置されている
に の電子ビーム蒸着装置21を用いて、光学薄膜を製造す
るには、電子ビーム発生装置から発生した電子ビームを
、磁場発生手段を用いて曲げて、ルツボ28内の試料2
7に照射し、試料27を加熱・蒸発させ、その蒸気を基
板上に輸送して、凝縮・析出させることにより行なう。
子ビーム発生装置が配置され、また、この電子ビーム発
生装置から発生した電子ビームを、矢印Xの方向に曲げ
て、試料27に照射する磁場発生手段も配置されている
に の電子ビーム蒸着装置21を用いて、光学薄膜を製造す
るには、電子ビーム発生装置から発生した電子ビームを
、磁場発生手段を用いて曲げて、ルツボ28内の試料2
7に照射し、試料27を加熱・蒸発させ、その蒸気を基
板上に輸送して、凝縮・析出させることにより行なう。
高反射率の薄膜を基板上に形成するには、試料27とし
て、高屈折率物質と低屈折物質とを用い、これらを、そ
れぞれ、光の波長の四分の−に相当する厚さだけ、交互
に、基板上に堆積することにより行なう。
て、高屈折率物質と低屈折物質とを用い、これらを、そ
れぞれ、光の波長の四分の−に相当する厚さだけ、交互
に、基板上に堆積することにより行なう。
上記のように、高屈折率物質と低屈折物質とを。
それぞれ、光の波長の四分の−に相当する厚さだけ、交
互に、基板上に堆積させると高反射率の薄膜が得られる
ことは、周知事項である。
互に、基板上に堆積させると高反射率の薄膜が得られる
ことは、周知事項である。
一般に、高屈折率物質としては、二酸化チタン(TiO
2)または五酸化タンタル(Ta20.)、低屈折率物
質としては、二酸化シリコン(Sin2)が用いられる
。
2)または五酸化タンタル(Ta20.)、低屈折率物
質としては、二酸化シリコン(Sin2)が用いられる
。
上記電子ビーム加熱を用いた真空蒸着法により基板上に
形成された薄膜は、その内部に空孔が多く存在するので
、水分の侵入等により膜としての安定性に欠ける。また
、空孔をできるかぎり少なくするために基板の温度を上
げるので、結晶性を示す薄膜が得られる。
形成された薄膜は、その内部に空孔が多く存在するので
、水分の侵入等により膜としての安定性に欠ける。また
、空孔をできるかぎり少なくするために基板の温度を上
げるので、結晶性を示す薄膜が得られる。
また、電子ビーム加熱を用いた真空蒸着法で製造したレ
ーザミラーを、リングレーザジャイロのレーザミラーと
して用いた場合においては、レーザミラー内の膜に結晶
が存在するので、レーザミラーからの後方散乱光を原因
とする、ロックイン現象と呼ばれるリングレーザジャイ
ロ特有の誤差が大きくなり、満足できるミラー性能を得
られないという問題がある。
ーザミラーを、リングレーザジャイロのレーザミラーと
して用いた場合においては、レーザミラー内の膜に結晶
が存在するので、レーザミラーからの後方散乱光を原因
とする、ロックイン現象と呼ばれるリングレーザジャイ
ロ特有の誤差が大きくなり、満足できるミラー性能を得
られないという問題がある。
上記の問題点である後方散乱光を少くするために、次に
示すイオンビームスパッタ技術が用いられている。
示すイオンビームスパッタ技術が用いられている。
この従来技術は、特公昭59−41511号公報に記載
されている技術である。
されている技術である。
第3図は、従来技術のイオンビームスパッタに用いるイ
オンビームスパッタ装置31を示す断面図である。
オンビームスパッタ装置31を示す断面図である。
同図に示すように、この装置の構造は、ガス導入管35
を備えた真空処理室32内に、低屈折率膜を形成するタ
ーゲットおよび高屈折率膜を形成するターゲットなどの
2種以上のターゲットA。
を備えた真空処理室32内に、低屈折率膜を形成するタ
ーゲットおよび高屈折率膜を形成するターゲットなどの
2種以上のターゲットA。
B、C,Dを保持するターゲットホルダ33を設け、こ
れらのターゲットA、B、C,Dに向けてアルゴン等の
希ガスイオンビームを照射する、通常カフマン型と呼ば
れるフィラメントを用いたイオン源36とが設けられ、
このターゲットホルダ33を臨む位置に基板ホルダ34
が設けられた構造となっている。
れらのターゲットA、B、C,Dに向けてアルゴン等の
希ガスイオンビームを照射する、通常カフマン型と呼ば
れるフィラメントを用いたイオン源36とが設けられ、
このターゲットホルダ33を臨む位置に基板ホルダ34
が設けられた構造となっている。
特公昭59−41511号公報の記載によれば、この装
置を用いることにより、イオンビームによって、高屈折
率膜用材料および低屈折率膜用材料である複数のターゲ
ットからスパッタされた粒子が、基板上で化学量論的組
成の薄膜を形成するように、ガス導入管35から酸素ガ
スが導入され、その結果、化学量論的組成の薄膜が基板
上に堆積するとなっている。
置を用いることにより、イオンビームによって、高屈折
率膜用材料および低屈折率膜用材料である複数のターゲ
ットからスパッタされた粒子が、基板上で化学量論的組
成の薄膜を形成するように、ガス導入管35から酸素ガ
スが導入され、その結果、化学量論的組成の薄膜が基板
上に堆積するとなっている。
この装置は、目的とする厚さである四分の一波長厚の膜
が基板上に堆積すると、ターゲットホルダ33が回転し
、別のターゲットがイオンビームによりスパッタされ、
低屈折率材料と高屈折率材料の層が、交互に、基板上に
堆積し、この結果、高反射率薄膜が基板上に形成される
ようになっている。
が基板上に堆積すると、ターゲットホルダ33が回転し
、別のターゲットがイオンビームによりスパッタされ、
低屈折率材料と高屈折率材料の層が、交互に、基板上に
堆積し、この結果、高反射率薄膜が基板上に形成される
ようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
イオンビームスパッタ法は、後方散乱光の少ないレーザ
ミラーを製造するには一応有効な方法であることが判明
しているが、より一層の低散乱ミラーの要求や、高性能
光学薄膜の具備すべきもう一つの重要な性能である、光
の低吸収性能を満足するに至っていない。
ミラーを製造するには一応有効な方法であることが判明
しているが、より一層の低散乱ミラーの要求や、高性能
光学薄膜の具備すべきもう一つの重要な性能である、光
の低吸収性能を満足するに至っていない。
上記従来技術のイオンビームスパッタ装置は、イオンビ
ームを用いてターゲットをスパッタするとともに、真空
処理室内に酸素ガスを導入することだけで、二酸化シリ
コン、二酸化チタンなどの膜を基板上に堆積させている
。
ームを用いてターゲットをスパッタするとともに、真空
処理室内に酸素ガスを導入することだけで、二酸化シリ
コン、二酸化チタンなどの膜を基板上に堆積させている
。
この方法では、スパッタ粒子の酸素成分が不足するので
、化学量論的組成の薄膜とはならない場合が多く、この
ため、散乱特性に限界があり、かつ、光吸収のある光学
膜が形成される可能性が高いという問題がある。
、化学量論的組成の薄膜とはならない場合が多く、この
ため、散乱特性に限界があり、かつ、光吸収のある光学
膜が形成される可能性が高いという問題がある。
また、上記従来技術に係る装置を用いた場合において、
ターゲットとしてシリコン、チタン等の純金属を用いた
ときは、酸化反応を促進するために、多量の酸素ガスを
導入するので、上記のターゲット表面に酸化膜が形成さ
れる。その結果、成膜速度が極端に低下するので、所望
の膜厚を得るのに長時間を要し、生産性が低下するとと
もに、イオン源のフィラメントの焼損が生じるので、装
置の長時間作動が困難になるなど、実用性が乏しくなっ
てしまう不都合がある。
ターゲットとしてシリコン、チタン等の純金属を用いた
ときは、酸化反応を促進するために、多量の酸素ガスを
導入するので、上記のターゲット表面に酸化膜が形成さ
れる。その結果、成膜速度が極端に低下するので、所望
の膜厚を得るのに長時間を要し、生産性が低下するとと
もに、イオン源のフィラメントの焼損が生じるので、装
置の長時間作動が困難になるなど、実用性が乏しくなっ
てしまう不都合がある。
また、フィラメントの材質が光学膜中に微量ながら混入
し、その結果、光が吸収される問題もある。
し、その結果、光が吸収される問題もある。
本発明は、光学部品の表面散乱を減少させ、後方散乱が
少なく、また、光吸収の少ない高性能光学薄膜を製造す
る技術を提供するとともに、長時間稼動可能な薄膜製造
技術を提供することを目的とする。
少なく、また、光吸収の少ない高性能光学薄膜を製造す
る技術を提供するとともに、長時間稼動可能な薄膜製造
技術を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の目的は、内部を真空排気可能な容器と、この容
器内に配置されるターゲットホルダと、このターゲット
ホルダに支持されるターゲットに向かってイオンビーム
を照射可能な第1のECR(電子共鳴)イオン源と、こ
の容器内に上記ターゲットホルダと対向して配置可能な
基板ホルダと、この基板ホルダに支持される基板に向か
ってイオンビームを照射可能な第2のECRイオン源と
を備えて構成される薄膜製造装置により達成することが
できる。
器内に配置されるターゲットホルダと、このターゲット
ホルダに支持されるターゲットに向かってイオンビーム
を照射可能な第1のECR(電子共鳴)イオン源と、こ
の容器内に上記ターゲットホルダと対向して配置可能な
基板ホルダと、この基板ホルダに支持される基板に向か
ってイオンビームを照射可能な第2のECRイオン源と
を備えて構成される薄膜製造装置により達成することが
できる。
また、夕、−ゲットに対して、第1のイオン源からイオ
ンビームを照射するとともに、基板に対して、第2のイ
オン源から酸素イオンビームを照射して、基板上にター
ゲット物質の酸化物を成膜する薄膜製造方法によって達
成できる。
ンビームを照射するとともに、基板に対して、第2のイ
オン源から酸素イオンビームを照射して、基板上にター
ゲット物質の酸化物を成膜する薄膜製造方法によって達
成できる。
[作 用コ
光学薄膜として必要な材質は、二酸化シリコン(Sin
2)、二酸化チタン(Tie、)などの酸化物であるの
で、ターゲットの材料としては、通常、これら酸化物を
形成する基物質であるシリコン、チタン等の純金属を用
いる。
2)、二酸化チタン(Tie、)などの酸化物であるの
で、ターゲットの材料としては、通常、これら酸化物を
形成する基物質であるシリコン、チタン等の純金属を用
いる。
まず、容器内を真空に排気した後、第1のイオン源から
ターゲットに向けてイオンビームを照射する。
ターゲットに向けてイオンビームを照射する。
イオンビームの照射により、ターゲットからスパッタさ
れた材料が基板上に堆積する。
れた材料が基板上に堆積する。
この基板上への堆積中に、第2のイオン源から、酸素イ
オンビームを基板に向は照射すると、主に、基板上にお
いて、第2のイオン源からの酸素イオン、および酸素ラ
ジカルと、純金属ターゲットからスパッタされて飛来す
るチタン・シリコンなどの金属粒子とが化学反応し、基
板上に酸化物の薄膜が形成される。
オンビームを基板に向は照射すると、主に、基板上にお
いて、第2のイオン源からの酸素イオン、および酸素ラ
ジカルと、純金属ターゲットからスパッタされて飛来す
るチタン・シリコンなどの金属粒子とが化学反応し、基
板上に酸化物の薄膜が形成される。
また、冷却水を用いて、膜堆積中に、基板を冷却すれば
、その温度上昇が防止されるので、基板上に堆積する膜
は結晶化せずに、アモルファス状態の膜となる。
、その温度上昇が防止されるので、基板上に堆積する膜
は結晶化せずに、アモルファス状態の膜となる。
また、第1のイオン源からのイオンビームを酸素イオン
ビームとすれば、ターゲット上でターゲットを酸化させ
たり、また、スパッタ粒子そのものを酸化物にすること
ができるので、第2のイオン源からの酸素イオンビーム
の作用である、主に、基板上で酸化反応をおこし、酸化
物薄膜を堆積するという作用を補助し、化学量論的組成
の優れた酸化物薄膜が形成される。
ビームとすれば、ターゲット上でターゲットを酸化させ
たり、また、スパッタ粒子そのものを酸化物にすること
ができるので、第2のイオン源からの酸素イオンビーム
の作用である、主に、基板上で酸化反応をおこし、酸化
物薄膜を堆積するという作用を補助し、化学量論的組成
の優れた酸化物薄膜が形成される。
[実施例コ
本発明の実施例を、第1図を用いて説明する。
第1図は、本実施例に係る薄膜製造装置を示す断面図で
ある。
ある。
本実施例の薄膜製造装置は、大別して、高真空に保持し
て成膜を行なう真空処理室1などの容器と、この真空処
理室1内を高真空度にする真空排気手段(図示せず)と
、この真空処理室1内に配置されたターゲット6にスパ
ッタ用イオンビーム7を照射するための第1のECRイ
オン源などのスパッタ用イオン源8と、この真空処理室
1内に配置された基板5にアシスト用イオンビーム9を
照射するための第2のECRイオン源などのアシスト用
イオン源10と、基板およびターゲットのそれぞれに電
子ビームを照射する電子源11a。
て成膜を行なう真空処理室1などの容器と、この真空処
理室1内を高真空度にする真空排気手段(図示せず)と
、この真空処理室1内に配置されたターゲット6にスパ
ッタ用イオンビーム7を照射するための第1のECRイ
オン源などのスパッタ用イオン源8と、この真空処理室
1内に配置された基板5にアシスト用イオンビーム9を
照射するための第2のECRイオン源などのアシスト用
イオン源10と、基板およびターゲットのそれぞれに電
子ビームを照射する電子源11a。
11bなどの電子ビーム発生手段と、を備えて構成され
る。
る。
また、上記2つのECRイオン源8,10は、公知のも
のを用いることができる。
のを用いることができる。
基板5は、基板ホルダ4に取付けられる。
この基板ホルダ4は、外部モータ2により、回転自在で
あり、さらに、基板を冷却するための冷却水の通路3を
有する。
あり、さらに、基板を冷却するための冷却水の通路3を
有する。
また、真空処理室1の外部からの操作により、上記ター
ゲットホルダ12は、紙面と直交する方向に、移動でき
るようになっており、移動軸方向に2種類の金属ターゲ
ット6を並列に配置でき、それぞれのターゲットをイオ
ンビームの照射位置に移動できる。
ゲットホルダ12は、紙面と直交する方向に、移動でき
るようになっており、移動軸方向に2種類の金属ターゲ
ット6を並列に配置でき、それぞれのターゲットをイオ
ンビームの照射位置に移動できる。
スパッタ用イオン源8には、ガス導入口17が接続され
ており、このガス導入口17には、マスフローコントロ
ーラを介して、Arガスソース19と、化学反応性の大
きい02ガスソース15とが接続されている。さらに、
これらのガスをプラズマ化するための、マイクロ波電源
が接続されている(図示せず)。
ており、このガス導入口17には、マスフローコントロ
ーラを介して、Arガスソース19と、化学反応性の大
きい02ガスソース15とが接続されている。さらに、
これらのガスをプラズマ化するための、マイクロ波電源
が接続されている(図示せず)。
アシスト用イオン源10には、ガス導入口16が接続さ
れており、このガス導入口16には、マスフローコント
ローラを介して、02ガスソース18が接続されている
。さらに、これらのガスをプラズマ化するための、マイ
クロ波電源が接続されている(図示せず)。
れており、このガス導入口16には、マスフローコント
ローラを介して、02ガスソース18が接続されている
。さらに、これらのガスをプラズマ化するための、マイ
クロ波電源が接続されている(図示せず)。
なお、真空処理室1のサイズは、400φ×450L程
度であり、到達圧力は、lXl0−’〜lXl0−’T
orrである。
度であり、到達圧力は、lXl0−’〜lXl0−’T
orrである。
次に、本実施例の薄膜製造装置の運転方法およびこれを
用いた薄膜の製造方法について説明する。
用いた薄膜の製造方法について説明する。
まず、洗浄済の基板5を、基板ホルダ4に取付ける。
次に、真空排気手段を用いて、真空処理室1内の圧力を
約5X10−@Torr以下にする。
約5X10−@Torr以下にする。
次に、2つのECRイオン源8,10を起動するために
、次の操作を行なう。
、次の操作を行なう。
スパッタ用イオン源8に02ガスを供給する。
この場合、02ガスの供給量は、イオン電流が20mA
以上となる量とする。この量は、メインガンが安定に動
作しているときは、約33CCMである。
以上となる量とする。この量は、メインガンが安定に動
作しているときは、約33CCMである。
ただし、供給ガスは、100%02ガス、100%Ar
ガス、または、02ガスとArガスとの混合ガスの3種
類のガスのうち、いずれかを使用することができ、本実
施例においては、100%02ガスを用いた。
ガス、または、02ガスとArガスとの混合ガスの3種
類のガスのうち、いずれかを使用することができ、本実
施例においては、100%02ガスを用いた。
次に、アシスト用イオン源10に、02ガスを供給する
。
。
この場合、02ガスの供給量は、イオン電流が4mA以
上となる量とする。この量は、アシストガンが安定に動
作しているときは、約25CCMである。
上となる量とする。この量は、アシストガンが安定に動
作しているときは、約25CCMである。
次に、2つのイオン源8,10に、マイクロ波を投入し
、プラズマを点火する。
、プラズマを点火する。
次に、2つの電子源11a、llbに、Arガスを約4
8CCM流す。
8CCM流す。
なお、2つの電子源11a、llbは、それぞれ、ター
ゲットおよび基板のチャージアップ防止のために使用す
る。
ゲットおよび基板のチャージアップ防止のために使用す
る。
次に、2つの電子源11a、llbから、電子を放出す
るす。
るす。
スパッタ用イオン源8の引出し電極に、電圧(約800
V)を印加し、02イオンビーム(約20mA)を引出
す。
V)を印加し、02イオンビーム(約20mA)を引出
す。
同時に、アシスト用イオン源10の引出し電極に、電圧
(約100V)を印加し、02イオンビーム(約4mA
)を引出すことにより成膜を開始する。
(約100V)を印加し、02イオンビーム(約4mA
)を引出すことにより成膜を開始する。
なお、ターゲットとしては、SiとTiの2種類の金属
を用い、これらを交互にターゲットとして、目的とする
交互多層薄膜を作成する。
を用い、これらを交互にターゲットとして、目的とする
交互多層薄膜を作成する。
次に、上記ECRイオン源10からのイオンビームが本
実施例に好適な理由を、第4図を用いて説明する。
実施例に好適な理由を、第4図を用いて説明する。
同図は、ECRイオン源からのイオン種を分析した周知
の実験データの一例を示すグラフであり、縦軸はイオン
電流値を示し、横軸はm/eを示す。
の実験データの一例を示すグラフであり、縦軸はイオン
電流値を示し、横軸はm/eを示す。
同図に示すように、ECRイオン源からのイオンビーム
は、0などのラジカルイオン源が多く、化学反応を促進
するイオン源としては好適であることがわかる。
は、0などのラジカルイオン源が多く、化学反応を促進
するイオン源としては好適であることがわかる。
次に、電子源11a、llbの作用について説明する。
基板5上に形成される薄膜は二酸化シリコンなどの絶縁
物であり、薄膜形成中において、この薄膜と同じ組成の
絶縁物薄膜がターゲット6上に形成されることが多い。
物であり、薄膜形成中において、この薄膜と同じ組成の
絶縁物薄膜がターゲット6上に形成されることが多い。
この結果、基板5上や、ターゲット6上に電荷が蓄積さ
れ、異常放電が生じ、形成中の薄膜が損傷する場合があ
る。
れ、異常放電が生じ、形成中の薄膜が損傷する場合があ
る。
上記現象を防止するため、真空処理室1内の基板5とタ
ーゲット6の少なくとも一方に向けて電子ビームを照射
できる電子源11a、llbを設け、これらの電子源1
1a、llbから照射される電子ビーム13.14によ
って、基板5やターゲット6め電荷を中和し、異常放電
を防止するようにしている。
ーゲット6の少なくとも一方に向けて電子ビームを照射
できる電子源11a、llbを設け、これらの電子源1
1a、llbから照射される電子ビーム13.14によ
って、基板5やターゲット6め電荷を中和し、異常放電
を防止するようにしている。
なお、基板5上に形成される薄膜がM縁性でない場合な
どは、上記電子源11a、11.bは、必要ない。
どは、上記電子源11a、11.bは、必要ない。
次に、冷却水通路3の作用について説明する。
成膜中のイオンビーム9の照射およびターゲット6を照
射するイオンビーム7からの熱により、基板ホルダー4
に取り付けられた基板5は加熱される。この加熱を防ぐ
ため、冷却水通路3に冷却水を流がし、基板5を冷却す
る。
射するイオンビーム7からの熱により、基板ホルダー4
に取り付けられた基板5は加熱される。この加熱を防ぐ
ため、冷却水通路3に冷却水を流がし、基板5を冷却す
る。
次に、本実施例における成膜のメカニズムについて説明
する。
する。
本実施例においては、この真空処理室1内に、基板5に
向けてイオンビーム、例えば、酸素イオンビームを照射
する第2のECRイオン源1oを設けている。
向けてイオンビーム、例えば、酸素イオンビームを照射
する第2のECRイオン源1oを設けている。
これにより、この第2のECRイオン源10からの酸素
イオンと酸素ラジカルとを用いて、第1のECRイオン
源8からのイオンビーム照射によりスパッタされるター
ゲット6の材料を、主に、基板5上で化学反応させ、基
板5上にターゲット6の材料の酸化物の薄膜を形成させ
る。
イオンと酸素ラジカルとを用いて、第1のECRイオン
源8からのイオンビーム照射によりスパッタされるター
ゲット6の材料を、主に、基板5上で化学反応させ、基
板5上にターゲット6の材料の酸化物の薄膜を形成させ
る。
すなわち、第2のECRイオン源10から一定エネルギ
の酸素イオンビームを基板5に照射することにより、基
板5の表面近傍のみに酸素イオン、酸素ラジカルが局在
し、基板5に飛来するスパっ夕粒子と、酸素イオン、酸
素ラジカルとを基板E上で十分化学反応させ、化学量論
的組成の酸化牛薄膜を、冷却水により冷却された基板5
の表面番、形成させるものである。
の酸素イオンビームを基板5に照射することにより、基
板5の表面近傍のみに酸素イオン、酸素ラジカルが局在
し、基板5に飛来するスパっ夕粒子と、酸素イオン、酸
素ラジカルとを基板E上で十分化学反応させ、化学量論
的組成の酸化牛薄膜を、冷却水により冷却された基板5
の表面番、形成させるものである。
本実施例によれば、基板5に向けて酸素イオンビームを
照射する第2のECRイオン源10を、ターゲット6用
のイオン源8とは別個に設けたCで、スパッタされた粒
子が、主に基板5上で、/j応性の強い酸素イオンおよ
び酸素ラジカルと化1反応し、正確な化学量論的組成の
酸化物薄膜力illられる。
照射する第2のECRイオン源10を、ターゲット6用
のイオン源8とは別個に設けたCで、スパッタされた粒
子が、主に基板5上で、/j応性の強い酸素イオンおよ
び酸素ラジカルと化1反応し、正確な化学量論的組成の
酸化物薄膜力illられる。
また、第2イオン源10からの酸素イオンおよび酸素ラ
ジカルは、基板5の近傍に局在し、真空処理室1内に拡
散することが少ないので、従来の真空処理室内全体を酸
素ガス雰囲気にする場合よりも、低いガス圧力で成膜で
きる。
ジカルは、基板5の近傍に局在し、真空処理室1内に拡
散することが少ないので、従来の真空処理室内全体を酸
素ガス雰囲気にする場合よりも、低いガス圧力で成膜で
きる。
また、第1のイオン源8としてもECRイオン源を用い
たので、真空処理室1内の酸素によるイオン源フィラメ
ントの破損を防止でき、長期間の4゜ 連続運転が可能となる。
たので、真空処理室1内の酸素によるイオン源フィラメ
ントの破損を防止でき、長期間の4゜ 連続運転が可能となる。
また、第1のイオン源8から酸素イオンビームをターゲ
ット6に照射することも可能であるので、ターゲット6
上での酸化反応も期待できる。
ット6に照射することも可能であるので、ターゲット6
上での酸化反応も期待できる。
また、基板5を冷却水を用いて冷却するので、基板5上
に形成される膜が、アモルファス状態にできる。
に形成される膜が、アモルファス状態にできる。
また、薄膜形成中に、電子線源11a、llbから、基
板5上やターゲット6上へ電子を照射することにより、
基板5上やターゲット6上の電荷が中和され、チャージ
アップによる異状放電が防止でき、異状放電による薄膜
表面の損傷を防止できる。
板5上やターゲット6上へ電子を照射することにより、
基板5上やターゲット6上の電荷が中和され、チャージ
アップによる異状放電が防止でき、異状放電による薄膜
表面の損傷を防止できる。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、本発明によれば、光学部品
の表面散乱を減少させ、後方散乱が少なく、また、光吸
収の少ない高性能光学薄膜を製造でき、長時間稼動可能
な薄膜製造装置を提供できるという効果がある。
の表面散乱を減少させ、後方散乱が少なく、また、光吸
収の少ない高性能光学薄膜を製造でき、長時間稼動可能
な薄膜製造装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光学薄膜製造装置を示す断
面図、第2図は従来技術の電子ビーム加熱に用いる真空
蒸着装置を示す断面図、第3図は従来技術のイオンビー
ムスパッタに用いるイオンビームスパッタ装置を示す断
面図、第4図はECRイオン源からのイオン種を分析し
た周知の実験データの一例を示すグラフである。 1・・・真空処理室、2・・・モータ、3・・・冷却水
通路、4・・・基板ホルダ、5・・・基板、6・・・タ
ーゲット、8・・・スパッタ用イオン源、10・・・ア
シスト用イオン源、lla、b・・・電子源、21・・
・電子ビーム蒸着装置、31・・・イオンビームスパッ
タ装置。
面図、第2図は従来技術の電子ビーム加熱に用いる真空
蒸着装置を示す断面図、第3図は従来技術のイオンビー
ムスパッタに用いるイオンビームスパッタ装置を示す断
面図、第4図はECRイオン源からのイオン種を分析し
た周知の実験データの一例を示すグラフである。 1・・・真空処理室、2・・・モータ、3・・・冷却水
通路、4・・・基板ホルダ、5・・・基板、6・・・タ
ーゲット、8・・・スパッタ用イオン源、10・・・ア
シスト用イオン源、lla、b・・・電子源、21・・
・電子ビーム蒸着装置、31・・・イオンビームスパッ
タ装置。
Claims (9)
- 1.内部を真空排気可能な容器と、この容器内に配置さ
れるターゲットホルダと、このターゲットホルダに支持
されるターゲットに向かってイオンビームを照射可能な
第1のECR(電子共鳴)イオン源と、この容器内に上
記ターゲットホルダと対向して配置可能な基板ホルダと
、この基板ホルダに支持される基板に向かってイオンビ
ームを照射可能な第2のECRイオン源とを備えて構成
されることを特徴とする薄膜製造装置。 - 2.上記第2のECRイオン源は、化学反応性の大きい
イオンビームを放射可能であることを特徴とする請求項
1記載の薄膜製造装置。 - 3.上記容器内に配置される基板ホルダに支持される基
板、およびターゲットホルダに支持されるターゲットの
少なくとも一方に対して、電子ビームを照射可能な電子
ビーム発生手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
の薄膜製造装置。 - 4.上記第1のECRイオン源は、化学反応性の大きい
イオンビームを放射可能であることを特徴とする請求項
1記載の薄膜製造装置。 - 5.上記真空容器内に配置される上記基板ホルダに取付
けられる基板の温度上昇を防ぐための冷却装置を、該基
板近傍に位置するように設けることを特徴とする請求項
1記載の薄膜製造装置。 - 6.薄膜が光学薄膜である請求項1,2,3,4または
5記載の光学薄膜製造装置。 - 7.真空容器内で、ターゲットをスパッタして、基板上
に薄膜を製造する方法において、ターゲットに対して、
第1のイオン源からイオンビームを照射するとともに、
基板に対して、第2のイオン源から酸素イオンビームを
照射して、基板上にターゲット物質の酸化物を成膜する
ことを特徴とする薄膜製造方法。 - 8.真空容器内で、ターゲットをスパッタして、基板上
に薄膜を製造する方法において、第1のイオン源から、
複数のターゲットに対して、交互に、イオンビームを照
射するとともに、第2のイオン源から酸素イオンビーム
を基板上に照射して、基板上に、複数のターゲット物質
の酸化物を層状に成膜することを特徴とする多層薄膜製
造方法。 - 9.電子ビームを、基板およびターゲットの少なくとも
一方に照射する工程を含んで構成されることを特徴とす
る請求項7または8記載の薄膜製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2191528A JPH0480362A (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | 薄膜製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2191528A JPH0480362A (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | 薄膜製造方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0480362A true JPH0480362A (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=16276168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2191528A Pending JPH0480362A (ja) | 1990-07-19 | 1990-07-19 | 薄膜製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0480362A (ja) |
-
1990
- 1990-07-19 JP JP2191528A patent/JPH0480362A/ja active Pending
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