JPH0480482B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0480482B2 JPH0480482B2 JP1065622A JP6562289A JPH0480482B2 JP H0480482 B2 JPH0480482 B2 JP H0480482B2 JP 1065622 A JP1065622 A JP 1065622A JP 6562289 A JP6562289 A JP 6562289A JP H0480482 B2 JPH0480482 B2 JP H0480482B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- resin composition
- polyphenylene sulfide
- resin
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
本発明は、二輪、四輪自動車など自動車用前照
灯に関するものであり、詳細には樹脂組成物によ
り反射鏡を形成した前照灯に係るものである。
灯に関するものであり、詳細には樹脂組成物によ
り反射鏡を形成した前照灯に係るものである。
従来、この種の自動車用前照灯21の例を示す
ものが第3図であり、例えば原動機付自転車など
に使用するものなど、電球22が比較的に低消費
電力で発熱が少ないものを除いては、反射鏡23
は金属部材のプレス成形などで形成され、前記電
球22の発熱による熱変形などを防ぐものであつ
た。
ものが第3図であり、例えば原動機付自転車など
に使用するものなど、電球22が比較的に低消費
電力で発熱が少ないものを除いては、反射鏡23
は金属部材のプレス成形などで形成され、前記電
球22の発熱による熱変形などを防ぐものであつ
た。
前照灯21の軽量化および生産の合理化の面か
ら、反射鏡23として熱可塑性の樹脂を用い射出
成形などの方法で形成することが有利とされ、そ
の実現が望まれている。 しかしながら、現在の前照灯21に使用される
ハロゲン電球など発熱量の極めて多い電球22に
対しては、熱可塑性樹脂ではその発熱に耐えられ
ず、使用途上において熱変形を生じて不十分な配
光特性となる問題点を生じ、この問題の解決が課
題とされるものとなつていた。
ら、反射鏡23として熱可塑性の樹脂を用い射出
成形などの方法で形成することが有利とされ、そ
の実現が望まれている。 しかしながら、現在の前照灯21に使用される
ハロゲン電球など発熱量の極めて多い電球22に
対しては、熱可塑性樹脂ではその発熱に耐えられ
ず、使用途上において熱変形を生じて不十分な配
光特性となる問題点を生じ、この問題の解決が課
題とされるものとなつていた。
本発明は前記した課題を解決するための具体的
手段として、樹脂組成物で反射鏡を成形した自動
車用前照灯において、前記樹脂組成物を、ポリフ
エニレンサルフアイド樹脂と、該ポリフエニレン
ンサルフアイド樹脂に混和される10重量%以下の
ガラス繊維と40〜70重量%の充填材およびその他
の添加剤とで成る樹脂組成物とし、該樹脂組成物
の射出成形により成形した反射鏡としてあること
を特徴とする自動車用前照灯を提供することで、
前記した従来の課題を解決するものである。
手段として、樹脂組成物で反射鏡を成形した自動
車用前照灯において、前記樹脂組成物を、ポリフ
エニレンサルフアイド樹脂と、該ポリフエニレン
ンサルフアイド樹脂に混和される10重量%以下の
ガラス繊維と40〜70重量%の充填材およびその他
の添加剤とで成る樹脂組成物とし、該樹脂組成物
の射出成形により成形した反射鏡としてあること
を特徴とする自動車用前照灯を提供することで、
前記した従来の課題を解決するものである。
つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 第1図に符号1で示すものは要部で示す自動車
用前照灯(以下、前照灯1と省略する)であり、 この前照灯1には、例えばハロゲンなどの電球
2と、反射鏡3と、レンズ4とで構成されている
ものであることは従来例のものと同様であるが、
本発明により反射鏡3は熱可塑性の樹脂組成物3
Aで形成されたものとされている。 以下に、前記した樹脂組成物3Aに付いて詳細
に説明を行えば、この樹脂組成物3Aは熱可塑性
樹脂であるポリフエニレンサルフアイド樹脂と、
添加材との混合物であり、前記添加材としては、
主として前記ポリフエニレンサルフアイド樹脂の
耐熱性を一層に高めることを目的とする充填材
と、同樹脂の高熱時における形状保持性を向上さ
せるためのガラス繊維の二目的のものが混合され
ている。 第2図に示すグラフは本発明を成すための発明
者による数多くの試作・実験結果を示したもの
で、縦軸には反射鏡3の性能が設計者の設計値に
対してどの程度沿つたものとなつているかを5段
階評価で示したもので、評価4以上であれば実用
上の使用に耐えるものとして目盛られている。 一方の横軸には前記した樹脂組成物3Aの添加
材中の添加材の量を重量%で目盛られている。 図中の曲線K50は前記ポリフエニレンサルフア
イド樹脂が50%であり残部が前記添加材であつ
て、この添加材の比率を保持したまま充填材とガ
ラス繊維との比率を順次変化させたときの評価値
をプロツトしたものであり、同様に曲線K40は前
記ポリフエニレンサルフアイド樹脂が40%、曲線
K30は前記ポリフエニレンサルフアイド樹脂が30
%のときの同様な評価値を示すものである。 ここで、曲線K50を例として第2図を更に詳細
に説明すれば、先ず、添加材中の充填材としては
例えば炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、雲母な
ど従来からこの目的に使用されている素材が採用
され、形状保持材としては前記で説明したように
ガラス繊維が採用されている。ここで、曲線K50
の横軸値10に対応する位置は添加材中の充填材が
10重量%であることを示すもので、即ち残部であ
る40重量%が形状保持材であるガラス繊維で占め
られ、このときの評価値は2以下である。 同様に横軸値20でも評価値はやや向上するもの
の依然として2以下であり、横軸値30では評価値
3と順次向上の気配を示し、横軸値40に至り評価
値4に達して実用範囲となり、横軸値40と50の中
間で最大値に達し、以後は再び以下の傾向を示す
ものとなる。以上の結果から、曲線K50において
は横軸値40以上、即ち充填材40重量%以上、ガラ
ス繊維10重量%以下の範囲が実用範囲となり、曲
線K40においてもこの傾向は変わらず、曲線K30
では充填材70重量%、ガラス繊維0重量%の一点
のみが評価値を満足するものとなる。 ここで、縦軸である前記評価値について補足説
明すると、この評価値は反射鏡3の成形直後のも
のでなく、前記反射鏡が実際の使用途上で受ける
ことが予想される諸条件、例えば耐熱などの諸試
験を行つた後の結果を示すものであるので、前記
充填材40〜70重量%、ガラス繊維10重量%以下の
範囲はそのまま実用範囲である。 いかに、上記の結果が得られた要因について考
察すればガラス繊維を含む添加材の総量が50重量
%以下の場合には耐熱性が不足して、使用状態に
おける寸法の維持性に問題を生ずるものとなり、
且つ70重量%以上においては成形性が低下し成形
時において既に寸法不良となるものであり、ま
た、前記した添加材に含まれるガラス繊維は、そ
の含まれる量に逆比例して反射鏡3の反射面を損
なう特性を有するものとなり、10重量%以下と限
定して添加するときに、その効果を最大に発揮で
きるものとなる。よつて、第2図の曲線K50でも
明らかなようにポリフエニレンサルフアイド樹脂
50重量%、充填材45重量%、ガラス繊維5%程度
の位置に評価値の最大値(略5)を生ずるものと
なる。
詳細に説明する。 第1図に符号1で示すものは要部で示す自動車
用前照灯(以下、前照灯1と省略する)であり、 この前照灯1には、例えばハロゲンなどの電球
2と、反射鏡3と、レンズ4とで構成されている
ものであることは従来例のものと同様であるが、
本発明により反射鏡3は熱可塑性の樹脂組成物3
Aで形成されたものとされている。 以下に、前記した樹脂組成物3Aに付いて詳細
に説明を行えば、この樹脂組成物3Aは熱可塑性
樹脂であるポリフエニレンサルフアイド樹脂と、
添加材との混合物であり、前記添加材としては、
主として前記ポリフエニレンサルフアイド樹脂の
耐熱性を一層に高めることを目的とする充填材
と、同樹脂の高熱時における形状保持性を向上さ
せるためのガラス繊維の二目的のものが混合され
ている。 第2図に示すグラフは本発明を成すための発明
者による数多くの試作・実験結果を示したもの
で、縦軸には反射鏡3の性能が設計者の設計値に
対してどの程度沿つたものとなつているかを5段
階評価で示したもので、評価4以上であれば実用
上の使用に耐えるものとして目盛られている。 一方の横軸には前記した樹脂組成物3Aの添加
材中の添加材の量を重量%で目盛られている。 図中の曲線K50は前記ポリフエニレンサルフア
イド樹脂が50%であり残部が前記添加材であつ
て、この添加材の比率を保持したまま充填材とガ
ラス繊維との比率を順次変化させたときの評価値
をプロツトしたものであり、同様に曲線K40は前
記ポリフエニレンサルフアイド樹脂が40%、曲線
K30は前記ポリフエニレンサルフアイド樹脂が30
%のときの同様な評価値を示すものである。 ここで、曲線K50を例として第2図を更に詳細
に説明すれば、先ず、添加材中の充填材としては
例えば炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、雲母な
ど従来からこの目的に使用されている素材が採用
され、形状保持材としては前記で説明したように
ガラス繊維が採用されている。ここで、曲線K50
の横軸値10に対応する位置は添加材中の充填材が
10重量%であることを示すもので、即ち残部であ
る40重量%が形状保持材であるガラス繊維で占め
られ、このときの評価値は2以下である。 同様に横軸値20でも評価値はやや向上するもの
の依然として2以下であり、横軸値30では評価値
3と順次向上の気配を示し、横軸値40に至り評価
値4に達して実用範囲となり、横軸値40と50の中
間で最大値に達し、以後は再び以下の傾向を示す
ものとなる。以上の結果から、曲線K50において
は横軸値40以上、即ち充填材40重量%以上、ガラ
ス繊維10重量%以下の範囲が実用範囲となり、曲
線K40においてもこの傾向は変わらず、曲線K30
では充填材70重量%、ガラス繊維0重量%の一点
のみが評価値を満足するものとなる。 ここで、縦軸である前記評価値について補足説
明すると、この評価値は反射鏡3の成形直後のも
のでなく、前記反射鏡が実際の使用途上で受ける
ことが予想される諸条件、例えば耐熱などの諸試
験を行つた後の結果を示すものであるので、前記
充填材40〜70重量%、ガラス繊維10重量%以下の
範囲はそのまま実用範囲である。 いかに、上記の結果が得られた要因について考
察すればガラス繊維を含む添加材の総量が50重量
%以下の場合には耐熱性が不足して、使用状態に
おける寸法の維持性に問題を生ずるものとなり、
且つ70重量%以上においては成形性が低下し成形
時において既に寸法不良となるものであり、ま
た、前記した添加材に含まれるガラス繊維は、そ
の含まれる量に逆比例して反射鏡3の反射面を損
なう特性を有するものとなり、10重量%以下と限
定して添加するときに、その効果を最大に発揮で
きるものとなる。よつて、第2図の曲線K50でも
明らかなようにポリフエニレンサルフアイド樹脂
50重量%、充填材45重量%、ガラス繊維5%程度
の位置に評価値の最大値(略5)を生ずるものと
なる。
このように、熱可塑性樹脂であるポリフエニレ
ンサルフアイド樹脂に充填材40〜70重量%、ガラ
ス繊維10重量%以下の範囲で添加材を混合するこ
とでハロゲンランプなど高出力の電球2からの発
熱にも耐えうる反射鏡3を得ることが可能とな
り、射出成形での反射鏡3の形成が可能となる。
ンサルフアイド樹脂に充填材40〜70重量%、ガラ
ス繊維10重量%以下の範囲で添加材を混合するこ
とでハロゲンランプなど高出力の電球2からの発
熱にも耐えうる反射鏡3を得ることが可能とな
り、射出成形での反射鏡3の形成が可能となる。
以上に説明したように、樹脂組成物を、ポリフ
エニレンサルフアイド樹脂と、該ポリフエニレン
サルフアイド樹脂に混和される10重量%以下のガ
ラス繊維と40〜70重量%以下の充填材およびその
他の添加剤とで成る樹脂組成物としたことで、こ
の樹脂組成物はハロゲンランプなど高出力の電球
の発熱にも耐え得るものとなり、これにより自動
車用前照灯の反射鏡を熱可塑性樹脂であるポリフ
エニレンサルフアイド樹脂で形成可能、即ち射出
成形で形成可能とし、生産工程を飛躍的に簡素化
する優れた効果を奏すると共に、コストダウンも
可能とする効果も併せて奏するものである。
エニレンサルフアイド樹脂と、該ポリフエニレン
サルフアイド樹脂に混和される10重量%以下のガ
ラス繊維と40〜70重量%以下の充填材およびその
他の添加剤とで成る樹脂組成物としたことで、こ
の樹脂組成物はハロゲンランプなど高出力の電球
の発熱にも耐え得るものとなり、これにより自動
車用前照灯の反射鏡を熱可塑性樹脂であるポリフ
エニレンサルフアイド樹脂で形成可能、即ち射出
成形で形成可能とし、生産工程を飛躍的に簡素化
する優れた効果を奏すると共に、コストダウンも
可能とする効果も併せて奏するものである。
第1図は本発明に係る自動車用前照灯の一実施
例を示す断面図、第2図は同じ実施例の作用を示
すグラフ、第3図は従来例を示す断面図である。 1……自動車用前照灯、2……電球、3……反
射鏡、3A……樹脂組成物、4……レンズ。
例を示す断面図、第2図は同じ実施例の作用を示
すグラフ、第3図は従来例を示す断面図である。 1……自動車用前照灯、2……電球、3……反
射鏡、3A……樹脂組成物、4……レンズ。
Claims (1)
- 1 樹脂組成物で反射鏡を成形した自動車用前照
灯において、前記樹脂組成物を、ポリフエニレン
サルフアイド樹脂と、該ポリフエニレンサルフア
イド樹脂に混和される10重量%以下のガラス繊維
と40〜70重量%の充填材およびその他の添加剤と
で成る樹脂組成物とし、該樹脂組成物の射出成形
により形成した反射鏡としてあることを特徴とす
る自動車用前照灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1065622A JPH02244501A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 自動車用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1065622A JPH02244501A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 自動車用前照灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02244501A JPH02244501A (ja) | 1990-09-28 |
| JPH0480482B2 true JPH0480482B2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=13292308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1065622A Granted JPH02244501A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 自動車用前照灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02244501A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3564580B2 (ja) | 1994-07-27 | 2004-09-15 | 東ソー株式会社 | ポリフェニレンスルフィド樹脂組成物および光反射用成形品 |
| JP2001260965A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Honda Motor Co Ltd | 透明または半透明な車体カバーを有する車両 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP1065622A patent/JPH02244501A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02244501A (ja) | 1990-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071218 Year of fee payment: 15 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218 Year of fee payment: 16 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |