JPH0480525B2 - - Google Patents

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JPH0480525B2
JPH0480525B2 JP19353186A JP19353186A JPH0480525B2 JP H0480525 B2 JPH0480525 B2 JP H0480525B2 JP 19353186 A JP19353186 A JP 19353186A JP 19353186 A JP19353186 A JP 19353186A JP H0480525 B2 JPH0480525 B2 JP H0480525B2
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JP
Japan
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core
winding
closed magnetic
windings
cores
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JP19353186A
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Kusuo Takagi
Juzaburo Inoe
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NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPS6347909A publication Critical patent/JPS6347909A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、平衡伝送路を同方向に伝導するコモ
ンモード雑音を阻止するコモンモードチヨークコ
イルに関すものである。
〔従来技術〕
従来、この種のコイルとしては、第19図(コ
モン−ドチヨークコイル概略構成図)のようなコ
イルが広く用いられている。第19図において、
1は円形状のトロイダルコアであり、このコア1
には、それぞれ巻線2及び2′が同回数Nだけ捲
回されている。3及び3′は巻線2及び2′の入力
端子、4及び4′は巻線2及び2′の出力端子であ
り、巻線2及び2′のコア1への巻方向は入力端
子3及び3′から出力端子4及び4′に同相で伝導
するコモンモード電流に対して、コア1内に生じ
るそれぞれの磁束が同方向となつて互いに強め合
うような方向に捲回されている。Cは巻線2及び
2′の入出力巻線間容量であり、第20図はこの
ようなコイルの電気的等価回路図である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようなコモンモードチヨークコイルの雑音
阻止特性は、インダクタンスLが大きく、容量C
が小さい程広帯域にわたつて良好なものとなる
が、実際にはコア形状や巻線寸法からこれらの値
が制約される。一方、このようなコイルは、抵抗
やコンデンサ等の電気回路部品と同様に種々の機
器に組込まれて用いられるが、これが金属筐体や
他の金属部品等の導電体に接近して取り付けられ
た場合、高周波コモンモード雑音に対する阻止特
性が低下する。すなわち、第19図に示す5は、
このような状況を説明する一例としてコイル巻線
の一方2′に接近して配置された導電体であり、
巻線2′との間の分布容量C0の集積によつて、入
出力端子3′−4′間の等価容量Cが増大して高周
波雑音が導電体5を通過し、この結果雑音阻止効
果が悪くなる。
第21図及び第22図は、このようなコイルへ
の導電体近接効果を防止するためになされている
従来のコモンモードチヨークコイル、いわゆる外
鉄形コイルの構成例を示す図であり、6は内部コ
ア、7及び8はコア6の周囲の全部又は大部分を
囲む外部コアである。内部コア6へそれぞれN回
捲回された巻線2及び2′の巻線方法は、第21
図は両者を分離して巻いた場合、第22図は、そ
ろえて巻いた場合をそれぞれ示す。
これらの構成では、巻線2及び2′が内部コア
6に捲回されており、これらの周囲は外部コア
7,8で大部分がおおわれているため、近くに金
属板等の導電体があつても、入出力端子間容量C
はこの影響をほとんど受けない。しかし、低域で
のインダクタンスLを得ようとして全長lから長
さが制約されたコア6への巻数を多くすると、コ
ア6には巻線2及び2′の2つの巻線が捲回され
ているので、第21図及び第22図のいずれの場
合も巻線間の密集によつて入出力巻線容量Cが増
加し、雑音の高域阻止特性が低下するという問題
があつた。また、前記lの長さを長くすればこの
問題点は解決されるが、全体の長さ寸法が拡大
し、コイルが大型化するという問題があつた。
一方、巻数Nを少なくすれば容量Cが減少して
高域阻止特性は向上するが、インダクタンスLが
小さいため、低域阻止特性が低下し、これらによ
つて雑音阻止の広帯域特性が得られないという問
題があつた。
本発明の目的は、導電体周辺に取り付けても影
響を受けない広帯域雑音阻止特性を有するコモン
モードチヨークコイルを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特
徴は、本明細書の以下の記述及び添付画面によつ
て説明する。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的な
ものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
従来の外鉄形コモンモードチヨークコイルをも
とに、2つの巻線の施された内部コアの断面中心
を長さ方向に2分割して2つの閉磁路を形成し、
それぞれの内部コアに一方の側から中央部付近ま
で捲回した巻線を中央部で反対側コア巻線と接続
したことを最も主要な特徴とするものである。
〔作用〕
外鉄形コモンマードチヨークコイルの2つの巻
線の施された内部コアの断面中心を長さ方向に2
分割して、それぞれの外部コアとで第1の閉磁路
と第2の閉磁路を形成し、これらの内部コア部分
に2つに分けて巻線を施し、中央部付近で長さ方
向にずれた互いに反対側巻線と接続することによ
つてコモンモードチヨークコイルを形成したこと
により、従来の外鉄形コイルと長さ寸法及び入出
力端子間巻数が同一の場合であつても入出力巻線
間容量を小さくできると共に、インダクタンスを
増加させることができるので、コモンモード雑音
電流に対する阻止特性の広帯域化をはかることが
できる。
また、上記分割した内部または側面コアの一部
と、巻線の一部で共通巻きする第3及び第4の閉
磁路補助コアを設けることにより、インダクタン
スを更に大きくすることができるので、阻止特性
の低域側への拡大をはかることができる。
また、上記第3の閉磁路コア及び第4の閉磁路
コアを第1及び第2の閉磁路コアの長さ方向の外
両側に配置したことにより、巻数を多くした場合
にも入出力巻線間容量Cが小さくなり、入出力巻
線間容量を小さくすると共に、インダクタンスを
増加させることができるので、コモンモード雑音
電流に対する阻止特性の広帯域化を更に大きくす
ることができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的に
説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
実施例 本発明の実施例の外鉄形コモンモードチヨー
クコイル概略構成を第1図に示し、その等価回路
を第2図に示す。
第1図及び第2図において、9及び10は第2
1図及び第22図に示した従来のコイルの内部コ
ア6の長さ方向に垂直な断面中心を長さ方向に切
断した内部コア、11,12は外部コアであり、
コア9と11及びコア10と12でそれぞれ第1
の閉磁路及び第2の閉磁路を形成している。ま
た、巻線2a,2a′は、内部コア9,10に一方
の端から中央部付近まで対向してN1回だけ捲回
され、巻線2b′,2bは、同様に内部コア9,1
0のもう一方の端から中央部付近まで対向して
N2回だけ捲回されている。そして、内部コア9,
10の中央部付近で巻線2aと2b及び巻線2
a′と2b′がそれぞれ交叉状に接続されている。こ
のときコア9に対する巻線2aと2b′の巻方向及
びコア10に対する巻線2a′と2bの巻方向はそ
れぞれ同一方向に、かつ巻線2aと2a′及び2b
と2b′とは互いに反対方向に捲回されている。
第3図は、第1図の2つの閉磁路コアの長さ方
向に垂直な中央部付近の断面図であり、巻線は省
略してある。すなわち、第1図の外部コア11,
12は第3図のように、前記内部コア9及び10
の周囲をそれぞれコの字状に囲むように構成され
ている。gは2つの閉磁路の外部コア同志の対向
ギヤツプであり、反対側磁路への磁束の流出を防
止すると共に、巻線の発熱による熱の放射孔の役
目もしている。
また、第4図は、第3図の外部コアの一部を削
除し、取付台13Aを設けたものである。
第5図及び第6図は、第1図乃至第4図に示す
実施例1についてコモンモード雑音電流Nc及び
通常の信号電流(ノーマルモツド)S流入時の動
作原理を説明するための図であり、第5図が前
者、第6図が後者の場合をそれぞれ示す。すなわ
ち、第5図において巻線入力端子3,3′から同
相のコモンモード雑音電流Ncがコイル巻線に流
入した時、内部コア9内に生じる巻線2aによる
磁束φ1Nと巻線2b′によるφ′2N及び内部コア10
内に生じる巻線2a′による磁束φ′1Nと巻線2bに
よる磁束φ2Nとはそれぞれの閉磁路内で同方向に
生じるため強め合い、コモンモード雑音電流Nc
に対して大きなインダクタンスとなる。一方、第
6図において、巻線入力端子3,3′からノーマ
ルモードの信号電流Sがコイル巻線に流入したと
き、内部コア9内に生じる巻線2aによる磁束
φ1Sと巻線2b′による磁束φ′2S及び内部コア10内
に生じる巻線2a′による磁束φ′1Sと巻線2bによ
る磁束φ2Sとは、それぞれの閉磁路内で反対方向
に生じるため打消し合つて、信号電流Sに対して
はインダクタンスとして作用せずロスとならな
い。
次に、第21図と第1図との入出力端子間容量
についてみると、第21図のコア6に捲回された
巻線2及び2′の巻線数の和(=2N)と第1図の
コア9またはコア10に捲回された巻線数の和
(=N1+N2)が等しく、N1=N2とするのN1
N2=Nとなり、巻線両端間距離が一定の巻線間
静電容量は、巻線方法が同一とすると、ほぼ巻数
に比例することから、巻線2a,2a′のそれぞれ
両端間容量C1及び巻線2b′,2bのそれぞれ両端
間容量C2は、C1=C2=Cとなる。よつて、容量
C1と容量C2とが直列接続された第1図の入出力
端子3−4間及び3′−4′間巻線容量はいずれも
C/2となり、第2図の入出力端子3−4間また
は3′−4′間容量Cの1/2に軽減される。
一方、トロイダルコアのインダクタンスLは、
コアの透磁率をμ、断面積をS、巻線をN、平均
閉磁路長をdとすると、L=μSN2/dで表わさ
れ、S及びN2比例することがわかつている。そ
こで、第21図の出力端子3−4間又は3′−
4′間のインダクタンスに対する第1図の同入出
力の端子間のインダクタンスを考えると、第1図
では磁路長はほぼ同一であり、磁路断面積が1/2、
巻数が2倍となつているため、1/2×22=2倍と
なることが明らかである。したがつて、第1図に
示す本実施例は、従来のものに比べ容量Cが1/
2に小さくなり、かつインダクタンスLが2倍に
増大する構成となつているため、コモンモード雑
音電流Ncに対する阻止特性が高域側及び低域側
のいずれにも拡大され、広帯域化される利点があ
る。
なお、上記説明では、巻線2a,2a′の巻数
N1と巻線2b′,2bの巻数N2とが等しい場合に
ついて述べたが、等しくなくても2aと2a′,2
b′と2bの各対向巻線同志の巻線が等しく巻き方
が同等でさえあれば同様の効果があることはいう
までもない。
実施例 本発明の実施例の外鉄形コモンモードチヨー
クコイルの概略構成を第7図に示す。
本実施例の外鉄形コモンモードチヨークコイ
ルは、第1図乃至第6図に示す実施例をもとに
さらにコモンモード雑音電流Ncに対するインダ
クタンスLの増加をはかつたものであり、第1図
に示す内部コア9,10の間に第3の閉磁路を有
する補助コア13及び第4の閉磁路を有する補助
コア14を挿入し、巻線2a,2a′,2b,2
b′の一部であるそれぞれ巻線2a1,2a′1,2b1
2b′1によつて内部コア9,10の一部と補助コ
ア13または14とを共通巻きしたものであり、
残りの巻線2a2,2a′2及び2b2,2b′2は、それ
ぞれ内部コア9及び10のみに捲回してある。
第8図及び第9図は、第7図の構成についてコ
モンモード雑音電流Nc及びノーマルモード信号
電流Sが入力端子3,3′から巻線に流入したと
きの動作原理を説明するための説明図であり、前
記第1及び第2の閉磁路コア内に生じる磁束につ
いては、第5図及び第6図と同様である。第3、
第4の閉磁路コア内に発生する磁束については、
第8図のコモンモード雑音電流Ncに対しては、
コア13内に同方向磁束φ1NC及びφ′1NCが生じて、
第5図の場合のインダクタンスLをさらに強め
る。また、第9図のノーマルモード電流Sに対し
ては、コア13内に生じる2つの磁束φ1SC、φ′1SC
の方向が反対となつて打消し合い、インダクタン
スLとして作用しない。コア14についても同様
である。したがつて、第7図乃至第9図に示す本
実施例は、前記実施例に比べ、入出力端子3
−3′間又は4−4′間の巻数が同一の場合、イン
ダクタンスLをさらに大きくすることができるた
め、低域特性が改善できる。一方、第1図に示す
ものに比べ、容量Cは両者でほとんど変らないた
め、高域特性は同等であり、全体として雑音阻止
特性をより広帯域化することができる利点があ
る。
第10図は、第7図に示す本実施例をより具
体化した組立構成図であり、第11図はその分解
斜視図、第12図は巻線を施したコイルボビン部
の斜視図、第13図は第12図のX−X切断線に
おける断面図である。
本実施例において、第7図に示すコア9,1
1及び10,12からなるそれぞれ第1及び第2
の閉磁路、ならびに補助コア13,14からなる
第3、第4の閉磁路をそれぞれ長さ方向に垂直な
断面を中心に2分割し、組立後それぞれの磁路断
面をつきあわせて閉磁路を形成するようにしてあ
る。すなわち、第11図及び第12図において、
9a,9b,10bは内部コアであり、内部コア
10aは図示していない。11b,11b,12
a,12bはそれぞれの内部コアをコの字形に囲
む外部コアであり、13a,13b,14a,1
4bは補助コアである。15は各補助コアに設け
たばね溝であり、16a,16bは補助コア押え
バネである。17,17′はボビンの内部コア挿
入口であり、18,18′はボビンの補助コア挿
入口である。また、第13図において、19,1
9′はコイル接続線、20,20′はコイル接続線
19,19′とコイルとの接続点であり、コイル
接続線19,19′は一方のボビン側から反対側
にのびており、接続点20,20′は、組立前は
コイルから分離されている。
本実施例の組立方法は、長さ方向中心線に沿
つて分離した2つのボビンの一方の両端から中央
部に向つて第12図のように巻線2a1と2a2及び
2b′1と2b′2を施し、もう一方のボビンの両端か
ら中央に向つて2a′1と2a′2及び2b1と2b2を施
しておき、両ボビンをあわせた後、コイル接続点
20,20′を接続する。次に、第11図に示す
ように、このボビンの内部コア挿入口17及び1
7′の両側から内部コア9a,9b及び10a,
10bを挿入すると共に、補助コア挿入口18,
18′の両側からコの字形の補助コア13aと1
3b及び14aと14bとを挿入した後、補助コ
ア押え用ばね16a,16bを補助コアのばね溝
15に挿入して固定し、補助コアの閉磁路を構成
する。第1の閉磁路コア及び第2の閉磁路の固定
は図示していないケースや金具等を用いて外部コ
ア11a,11b及び12a,12bを長さ方向
の両側から押えることによつて第1の閉磁路コア
及び第2の閉磁路コアによる閉磁路を形成すると
第10図のようになる。
第14図及び第15図は、第11図の補助コア
13a,13bからなる第3の閉磁路及び補助コ
ア14a,14bからなる第4の閉磁路部分につ
いての他の実施例の構成を示す分解斜視図であ
り、第14図は、13a′,13b′からなるコの字
形補助コアを補助コア押え板ばね17Aを開いて
固定した場合、第15図は、13a″,13b″から
なるL字形補助コアを補助コア押え板ばね18A
を用いて固定した場合を示す。いずれもボビン挿
入後の取付けが簡単で固定が確実な利点がある。
実施例 本発明の実施例の外鉄形コモンモードチヨー
クコイルの概略構成を第16図に示す。
第16図において、19,20はそれぞれ第1
及び第2の閉磁路の内部コアであり、21,22
はそれぞれ第1及び第2の閉磁路の外部コアであ
る。また、23,24はそれぞれ第3及び第4の
閉磁路の内部コアであり、25,26はそれぞれ
第3及び第4の閉磁路の外部コアである。
本実施例の外鉄形コモンモードチヨークコイ
ルは、第16図に示すように、前記第7図に示す
第3の閉磁路の補助コア13及び第4の閉磁路の
補助コア14を第1及び第2の閉磁路コアの長さ
方向の外両側に配置したものである。そして、前
記第1又は第2の閉磁路コアと第3又は第4の閉
磁路コアとを共通巻きした巻線2a1,2a′1,2
b1,2b′1部分が、第1又は第2の閉磁路コアへ
の巻線2a2,2a′2,2b2,2b′2部分と同一直線
輪上にないため、上記共通巻き部分の磁路の長さ
を短くして多層巻きしてこの部分の巻線両端間容
量が増加しても全体の入出力端子3−4間又は
3′−4′間容量にはあまり影響しないように形成
できる。したがつて、インダクタンスLを大きく
でき、かつ、容量Cも増加しないことから、コモ
ンモード雑音の阻止特性をさらに広帯域化できる
利点がある。
第17図は、第16図をより具体化した組立構
成図であり、第18図は、第17図の分解斜視図
である。
本実施例の組立方法は、第18図において、
巻線2a2と2b′2の捲回されたコイルボビンと巻
線2a′2と2b2の捲回されたコイルボビンとをそ
ろえてこの開口部29及び30に内部コイル1
9,20を挿入する。次に、共通巻線2a1,2
b′1及び2a′1,2b1の捲回されたコイルボビンの
内側開口部、それぞれ31,32,33,34に
第1及び第2閉磁路を形成する外部コア突部、そ
れぞれ27a,27b,28a,28bを挿入す
ると共に、共通巻線2a1,2b′1及び2a′1,2b1
の捲回されたコイルボビンの外側開口部35,3
6,37,38に第3及び第4の閉磁路を形成す
る内部コア23a,24a,25a,26aをそ
れぞれ挿入すると、この結果、第17図のように
なる。
このように巻線が外部コアでおおわれており、
かつ、巻数を多くした場合にも入出力巻線間容量
Cが小さくなるように構成したことにより、従来
の外鉄形コイルに比べ、さらにインダクタンスL
を大きくかつ入出力巻線間容量Cが小さくなるこ
とができるので、コモンモード雑音電流に対する
阻止特性の広帯域化を更に大きくすることができ
る。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明
したが、本発明は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において
種々変更可能であることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、外鉄形
コモンモードチヨークコイルの2つの巻線の施さ
れた内部コアの断面中心を長さ方向に2分割し
て、それぞれの外部コアとで第1の閉磁路と第2
の閉磁路を形成し、これらの内部コア部分に2つ
に分けて巻線を施し、中央部付近で長さ方向にず
れた互いに反対側巻線と接続することによつてコ
モンモードチヨークコイルを形成したことによ
り、従来の外鉄形コイルと長さ寸法及び入出力端
子間巻数が同一の場合であつても入出力巻線間容
量を小さくすると共に、インダクタンスを増加さ
せることができるので、コモンモード雑音電流に
対する阻止特性の広帯域化をはかることができ
る。
また、上記分割した内部又は側面コアの一部
と、巻線の一部で共通巻きする第3及び第4の閉
磁路補助コアを設けたことにより、インダクタン
スを更に大きくすることができるので、阻止特性
の低域側への拡大をはかることができる。
また、上記第3の閉磁路コア及び第4の閉磁路
コアを第1及び第2の閉磁路コアの長さ方向の外
両側に配置したことにより、巻数を多くした場合
にも入出力巻線巻容量Cが小さくなり、インダク
タンスを増加させることができるので、コモンモ
ード雑音電流に対する阻止特性の広帯域化を更に
大きくはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の外鉄形コモンモ
ードチヨークコイル概略構成を示す説明図、第2
図は、第1図の等価回路図、第3図は、第1図の
2つの閉磁路コアの長さ方向に垂直な中央部付近
の断面図、第4図は、第3図の外部コアの一部を
削除し、取付台を設けた断面図、第5図及び第6
図は、第1図乃至第4図に示す本発明の実施例
について、コモンモード雑音電流Nc及び通常の
信号電流(ノーマルモード)S流入時の動作原理
の説明図、第7図は、本発明の実施例の外鉄形
コモンモードチヨークコイルの概略構成を示す説
明図、第8図及び第9図は、第7図の構成につい
てコモンモード雑音電流NC及びノーマルモード
の信号電流Sが入力端子から巻線に流入したとき
の動作原理の説明図、第10図は第7図に示す本
発明の実施例の外鉄形コモンモードチヨークコ
イルをより具体化した組立構成図、第11図は、
第10図の分解斜視図、第12図は、巻線を施し
たコイルボビン部の斜視図、第13図は、第12
図のX−X切断線における断面図、第14図及び
第15図は、第11図の第3の閉磁路及び第4の
閉磁路部分についての他の実施例の構成を示す分
解斜視図、第16図は、本発明の実施例の外鉄
形コモンモードチヨークコイルの概略構成を示す
説明図、第17図は、第16図をより具体化した
組立構成図、第18図は、第17図の分解斜視
図、第19図及び第20図は、従来の円形状のト
ロイダルコアを用いたコモンモードチヨークコイ
ルの問題点を説明するための図、第21図及び第
22図は、従来の外鉄形コモンモードチヨークコ
イルの問題点を解決するための図である。 図中、9,10,19,20,23,24……
内部コア、11,12,21,22,25,26
……外部コア、13,14……補助コア、2a,
2b′……内部コア9に施した巻線、2a′,2b…
…内部コア10に施した巻線、2a1,2a′1,2
b1,2b′1……補助コアに施した共通巻線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対向巻線の施された内部コアと、この周囲を
    囲む外部コアとから閉磁路が形成された外鉄形コ
    モンモードチヨークコイルにおいて、前記内部コ
    アを形状の等しい第1の内部コア及び第2の内部
    コアで構成し、該2つの内部コアのそれぞれにつ
    いて長さ方向両端と該長さ方向に垂直な断面内の
    周囲3方向と囲む外部コアとから独立した第1の
    閉磁路及び第2の閉磁路を構成し、前記2つの内
    部コアの前記外部コアで囲まれない面を対向して
    配置し、前記2つの内部コアに巻方向が互いに反
    対方向になるようにそれぞれ対向して巻線を捲回
    し、該対向巻線のそれぞれを前記内部コアの長さ
    方向中央部付近で切断し、該巻線切断部をお互い
    に長さ方向にずれた反対側の巻線切断部と接続し
    たことを特徴とする外鉄形コモンモードチヨーク
    コイル。 2 対向巻線の施された内部コアと、この周囲を
    囲む外部コアとから閉磁路が形成された外鉄形コ
    モンモードチヨークコイルにおいて、前記内部コ
    アを形状の等しい第1の内部コア及び第2の内部
    コアで構成し、該2つの内部コアのそれぞれにつ
    いて長さ方向両端と該長さ方向に垂直な断面内の
    周囲3方向とを囲む外部コアとから独立した第1
    の閉磁路及び第2の閉磁路を構成し、前記2つの
    内部コアの前記外部コアで囲まれない面を対向し
    て配置し、前記2つの内部コアに巻方向が互いに
    反対方向になるようにそれぞれ対向して巻線を捲
    回し、該対向巻線のそれぞれを前記内部コアの長
    さ方向中央部付近で切断し、該巻線切断部をお互
    いに長さ方向にずれた反対側の巻線切断部と接続
    し、前記第1及び第2の内部コアの長さ方向中央
    部両側の対向部分に、前記第1及び第2の内部コ
    アに捲回されたそれぞれの対向巻線の一部貫通す
    る磁路を有するそれぞれ独立した第3及び第4の
    閉磁路からなる補助コアを配置したことを特徴と
    する外鉄形コモンモードチヨークコイル。 3 対向巻線の施された内部コアと、この周囲を
    囲む外部コアとから閉磁路が形成された外鉄形コ
    モンモードチヨークコイルにおいて、前記内部コ
    アを形状の等しい第1の内部コア及び第2の内部
    コアで構成し、該2つの内部コアのそれぞれにつ
    いて長さ方向両端と該長さ方向に垂直な断面内の
    周囲3方向とを囲む外部コアとから独立した第1
    の閉磁路及び第2の閉磁路を構成し、前記2つの
    内部コアの前記外部コアで囲まれない面を対向し
    て配置し、前記2つの内部コアに巻方向が互いに
    反対方向になるようにそれぞれ対向して巻線を捲
    回し、該対向巻線のそれぞれを前記内部コアの長
    さ方向中央部付近で切断し、該巻線切断部をお互
    いに長さ方向にずれた反対側の巻線切断部と接続
    し、前記第1及び第2の閉磁路の長さ方向の両側
    に、独立した第3及び第4の閉磁路からなる補助
    コアを配置し、該補助コアと前記第1及び第2の
    閉磁路の長さ方向両側コア部分とを共通巻きした
    巻線と、前記内部コア巻線の両端とを前記第1及
    び第2の内部コアに捲回した巻線とそれぞれ同方
    向に接続したことを特徴とする外鉄形コモンモー
    ドチヨークコイル。
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