JPH0480639B2 - - Google Patents

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JPH0480639B2
JPH0480639B2 JP61026136A JP2613686A JPH0480639B2 JP H0480639 B2 JPH0480639 B2 JP H0480639B2 JP 61026136 A JP61026136 A JP 61026136A JP 2613686 A JP2613686 A JP 2613686A JP H0480639 B2 JPH0480639 B2 JP H0480639B2
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voltage
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Yasuhiko Hosokawa
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は三相巻線形の誘導電動機のロータ巻
線に可変の電圧源を接続し、この電圧源の出力電
圧を操作することにより、ステータ巻線側の有効
電力及び無効電力を制御する装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
巻線形誘導電動機のロータ巻線に可変電圧源を
接続してステータ巻線側の有効電力,無効電力を
制御する技術が例えばIEEE Transaction on
Industry applications,Vol.IA−10,No.6,
11/12(1974),P806〜813に公知である。第8図
はこの文献に示された制御装置の構成図であり、
図において、1は三相交流電源であり巻線形誘導
電動機2のステータ巻線が接続されている。この
誘導電動機2のロータにはスリツプリングを介し
て三相のサイクロコンバータ3の出力端子が接続
され、また誘導電動機のロータには速度検出器4
が機械的に結合されている。5は電源1の周波数
を検出する周波数検出器、6は減算器、7は加算
器、8は積分器、9は有効電力指令値Pと実有
効電力値Pとの差ΔPを求める減算器、10は無
効電力指令値Qと実無効電力値Qとの差を求め
る減算器、11,12はこれらP,Q,P,
Qに基づき二つの電流指令値Iqr,Idrを演算
する電流基準発生器、13は積分器8の出力θrと
電流指令値Iqr,Idrを入力され、三相電流指
令値Iar,Ibr,Icrを出力する二相三相変
換器、14a,14b,14cはロータ巻線の三
相電流Iar,Ibr,Icrを検出する電流検出器、1
5a,15b,15cは電流指令値と電流検出器
14a,14b,14cが検出した実電流との差
を得る減算器、16a,16b,16cはこの差
に基づいてサイクロコンバータ3に与える電圧基
準値var,vbr,vcrを出力する電流コント
ローラ、17は誘導電動機2のステータ巻線に連
なる系統の電圧,電流から有効電力Pと無効電力
Qを演算する電力検出器である。
このように構成された制御装置の動作は以下の
とおりである。即ちサイクロコンバータ3は入力
側電源の周波数電圧を制御入力によつて他の周波
数,電圧に変換して出力するものであり、ここで
は入力側電源を三相交流電源1とし、また制御入
力をvar,vbr,vcrとして可変周波数,可
変電圧の電圧var,vbr,vcrを出力する。サイク
ロコンバータ3は、3組の単相サイクロコンバー
タをスター結線したものであり、各単相サイクロ
コンバータは、2群のサイリスタコンバータから
構成される。この様なサイクロコンバータによ
り、任意の出力波形を得る方法は、例えばB.R.
Pelly著「サイクロコンバータ」(西條訳,電気書
院(1976))等に詳細に述べられている。
さて巻線形誘導電動機2は、ステータ巻線に電
源1が接続され、ロータ巻線に上記サイクロコン
バータ3が接続されている。ロータ巻線に供給す
る電流Iar,Ibr,Icrの基本周波数は、電源周波
数に同期する様にステータの角速度ωeと、ロー
タの角速度ωrとの差 ωs=ωe−ωr で決められる。ωeの検出器、つまり電源の周波
数検出器5としてはPLL(hase ocked
oop)回路の/V(周波数/電圧)変換器が使
用される。ロータの角速度ωrの検出器、つまり
ロータの速度検出器4としてパルスジエネレータ
と、その出力を与える/V変換器が使用され
る。電源1と、誘導電動機2との間の電力の授受
は、ステータ入力電圧とロータ入力電流との位相
関係で決る。そこでこの電力を制御するために第
3の信号ΔPが基本周波数ループに入力される。
ΔPは、有効電力指令値Pと実際の有効電力値
Pとの差分に相当し、この誤差を零とする様にス
テータ入力電圧に対するロータ電流位相が制御さ
れる。減算器6出力の速度差はサイクロコンバー
タ3の周波数指令値として用いられるが、加算器
7にてΔPにより補正された後、積分器8で積分
される。この出力が、ロータ電流の位相基準値θr
となる。二相三相変換器13は、位相θrから90゜
位相のずれた三相正弦波を作成する関数発生器
と、この関数発生器出力と電流指令値Iqr,Idr
とから次の演算を行なつて三相電流指令値Iar
,Ibr,Icrを求めて出力する演算器とを備
えている。
Iar=Iqr cosθr+Idr sinθr Ibr=Iqr cos(θr−2π/3) +Idr sin(θr−2π/3) Icr=Iqr cos(θr+2π/3) +Idr sin(θr+2π/3) 電流指令値Iqrは、有効電力基準値Pと実
有効電力値Pとの差ΔPを減算器9で求め、電流
基準発生器11でこの偏差を比例積分した結果で
あり、PがPに等しくなる様に決定される。一
方電流指令値Idrは無効電力基準値Qと実無
効電力値Qとの差ΔQを減算器10で求め、電流
基準発生器12でこの偏差を比例積分した結果で
あり、QがQに等しくなる様に決定される。
第9図は従来装置の動作を説明するベクトル図
であり、ステータ入力電圧ベクトルをqs軸にと
り、それと直交する方向にds軸をとつている。し
たがつて、ステータ電流のqs軸成分が有効電力P
に比例し、ds軸成分が無効電力Qに比例する。一
方、qr−dr軸は、ロータ電流ベクトルの基準軸で
あり、ロータの位相基準値θrで決定される。即ち θr=∫(ωs+ΔP)dt であるから、図示のようにΔPが正となると、ロ
ータの位相は、ステータ位相より進み方向に変化
し、ΔPが負となると、ロータ位相は、ステータ
位相より遅れる。その結果、qs−ds軸と、qr−dr
軸との間に位相差Δθが生じる。有効電力Pを制
御することを目的としてIqrが、また、無効電
力Qを制御することを目的として、Idrが出力
され、これらによつてロータ電流I・rが定まる。
このロータ電流I・rは、ステータ側のqs−ds軸か
らみると、qs軸成分IP,ds軸成分IQとなり、ス
テータ側にIPに比例した有効電力と、IQに比例
した無効電力とを生じる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の装置は、以上のように構成されているの
で、有効電力Pを制御すべくPを変化させると
ロータ側の位相がΔθだけ変化する。そのため、
ロータ側の電流指令値Iqr,Idrがそれぞれス
テータ側の有効電力,無効電力に一義的に対応し
ない。すなわち有効電力を変化せしめるべくIqr
を変化させるIPだけでなく、IQも変化して、
無効電力が影響を受ける。逆に、無効電力を変え
ようとすると、有効電力が変化する。その結果、
有効電力,無効電力を高速かつ安定に制御する事
が困難であつた。
本発明は、上述の如き従来技術の問題点を解決
すべくなされたものであつて、ステータ側の有効
電力,無効電力を各別に制御でき、これによつて
高速かつ安定な電力制御のできる巻線形誘導電動
機の電力制御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る誘導電動機の電力制御装置は、ス
テータ巻線に印加される電圧の位相θeと、ロータ
巻線の回転位相θrとを検出してその位相差θs=θe
−θrを算出してステータの座標軸ds−qsに対する
ロータの座標軸dr−qrを決定する一方、ロータ巻
線の三相電流をθsを用いて三相二相変換してロー
タ電流のうち有効電力,無効電力の夫々に比例す
る成分iqr,idrを帰還値として得、これを所望の
有効、無効電力値に係る夫々の指令値iqr,idr
と一致させるべき二相の電圧指令信号を得、こ
れをθsを用いて三相の電圧指令信号に変換して、
ロータ巻線に連なるサイクロコンバータ等の可変
電圧源の制御入力とする構成としたものである。
〔作用〕
本発明装置においては、ステータ巻線に印加さ
れる電圧の位相θeとロータ巻線の回転位相θrとの
位相差θsにてロータの三相電流を座標変換してこ
れを有効分と無効分との2成分iqr,idrに分離
し、一方位相差θsにてロータの三相量の決定、つ
まり、これに印加すべき電圧への座標変換を行う
ので、ステータ側の電力を有効分と無効分とに分
離して各別に制御することが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて
詳述する。第1図は、この発明の実施例による制
御装置の構成ブロツク図である。図において、2
は三相の巻線形誘導電動機であり、そのステータ
巻線には三相交流電源1が接続され、またロータ
巻線にはスリツプリングを介して三相のサイクロ
コンバータ3が可変電圧源として接続されてい
る。サイクロコンバータ3は電源1を入力電源と
しており、後述する二相三相の座標変換器31出
力を制御入力としている。巻線形誘導電動機2の
ロータにはロータ巻線の位置θr、つまりその回転
位相を検出するロータ位相検出器21が機械的に
結合されている。電源1と誘導電動機2との間に
はステータ巻線の電圧位相θeを検出する電源位相
検出器20が設けられており、このθe及び前記θr
は減算器22に入力され、位相差θs=θe−θrが算
出される。
θsは座標変換器26,31に入力される。
誘導電動機2のロータ巻線に流れる三相電流
iu,iv,iwをCT等の電流検出器25にて検出し、
これを三相二相の座標変換器26に入力すべく構
成してある。減算器22出力θsはこの変換のため
に座標変換器26に入力されている。
23は、誘導電動機2のステータ側の有効電力
の基準値Pを図示しない有効電力設定回路から
入力され、所定の係数Kを乗算する事により、q
軸成分の電流指令値Iqrを発生する係数器、2
4は、誘導電動機2のステータ側の無効電力の基
準値Qを図示しない無効電力設定回路から入力
され、所定の係数Kを乗算する事により、d軸成
分の電流指令値Idrを発生する係数器であり、
両係数器23,24の各出力Iqr,Idrは減算
器27,28に入力され、ここで座標変換器26
出力のIqr,Idrとの差が算出され、この差は電流
制御器29,30夫々に入力される。
座標変換器26は下記(1)式によりIqr,Idrを算
出する。
電流制御器29(又は30)は電流指令値Iqr
(又はIdr)と座標変換された検出電流値Iqr
(又はIdr)との偏差を比例積分して有効電力P
を実現すべきロータ巻線への印加電圧の二相値
vqrに相当する制御信号vqr(又は無効電力Q
を実現すべきロータ巻線への印加電圧の二相値
vqrに相当する制御信号vdrを演算して出力す
るものである。
二相三相座標変換器31は位相θsとロータの座
標軸dr−qr上での二相電圧指令値vdr,vqr
を入力され、下記(2)式によりロータ巻線に印加す
べき三相電圧指令値を演算し、vu,vv,vwをサ
イクロコンバータ3から得るための制御信号vu
,vv,vwを出力するものである。
vu,vv,vwは、三相サイクロコンバー
タ3に与えられ、各相のサイクロコンバータは誘
導電動機2のロータ巻線にこの指令値に従つて電
圧vu,vv,vwを発生するように点弧制御され
る。
次に本発明装置により有効電力と無効電力とが
独立的に制御できるとする理由について説明す
る。
ステータ側の有効電力Pと無効電力Qは、ステ
ータ電流I・sを直交する二成分に分けて制御する
ことにより独立に制御される。ステータの三相電
流の直交2成分をIqs,Idsとし、電源電圧V・sと
Iqsとが同相であり、Idsがこれより90゜遅れてい
るものとする。
これをベクトル表示すると、 V・s=1/√2VSM …(3) 但し、VSMは電源電圧の波高値 I・s=1/√2(Iqs−jIds) …(4) 但し、I・sはステータ巻線の電流を表すベクト
ル値 となる。この関係を図示すると、第2図の様にな
る。d−q軸は電源の周波数で回転する回転座標
軸であり、この座標軸上では、I・sは静止してみ
える。従つて、Ids,Iqsは直流量である。(3),(4)
式よりP,Qを求めると、 P=3/2VSMIqs …(5) Q=3/2VSMIds …(6) となり、P,QとIqs,Idsとはそれぞれ比例して
いることがわかる。
第3図に示す誘導電動機の等価回路において、
V・s:ステータ電圧、I・s:ステータ電流、V・
r:ロータ電圧(サイクロコンバータ出力電圧)
I・r:ロータ電流である。
またXs=XM+Xs l Xr=XM+Xr l XM=ωe M 但しωe:電源角周波数 M :相互インダクタン Xs l:ステータの漏れリアクタンス Xr l:ロータの漏れリアクタンス その他rsはステータ抵抗,rrはロータ抵抗,S
はすべりである。
なお第2図に示すIqr,IdrはI・rのq軸,d軸
成分である。なおロータ側の量はステータ側に換
算して示してある。
誘導電動機の回転数は、ほぼ電源の周波数に同
期しており、一般にすべりSは非常に小さな範囲
で運転される。そこでロータ側のjsXr成分と
jsXM I・sの成分は無視できる程小さいと考え
ることができる。その結果、ロータ側の電圧V・r
と電流I・rの間には(7)式が成立する。
I・r≒1/rrV・r …(7) 一方、ステータ側では通常rsはXsに比べて充
分小さい。そこでrsを無視すると、(8)式の関係が
成立する。
I・s≒1/jXs(V・s−jXM I・r) =1/jXsV・s−XM/XsI・r …(8) (8)式のI・sをd軸成分とq軸成分に分解する
と、(9),(10)式が得られる。
Iqs≒−XM/XsIqr …(9) Ids≒−1/XsV/SM−XM/XsIdr …(10) このうちVSMは電源電圧であり、これを一定
と考えれば、Iqr,Idrを変化させることにより
Iqs,Idsが変化し、その結果これに比例してP,
Qが変化する。
一方(7)式のI・rを、d軸成分とq軸成分とに分
解すると(11),(12)式が得られる。
Idr≒1/rrVdr …(11) Iqr≒1/rrVqr …(12) であるから、Vdrを増減することによりIdrが、
また、Vqrを増減することによりIqrがそれぞれ
増減する。この様にサイクロコンバータ3の電圧
をステータ電源電圧V・sの位相θeとロータの位相
θrとの位相差θsに同期した2成分の電圧Vqr,
Vdrに分解することで、Iqr,Idrは独立制御さ
れ、その結果、Iqs,Idsが独立制御され、従つて
(5),(6)式よりP,Qが独立に制御される。これに
伴いロータのd−q軸は、ステータd−q軸と同
期して回転し、その位相も一致する。
電圧指令に従つてサイクロコンバータ3がロー
タ巻線に電圧vu,vv,vwを発生するが、この電
圧をベクトル表示した電圧V・rは、θeで回転する
座標軸d−q軸上ではI・sと同様静止してみえ
る。V・rのd−q軸上における直交成分,vqr,
vdrはロータの実際の三相電圧vu,vv,vwを(13)
式の様にステータd−q軸に座標変換したもので
ある。
いま、vu,vv,vwが指令値vu,vv,vw
に従つて発生していると考えると、(2)式と(13)
式より vqr vdr=vqr vdr となり電流制御器29,30で指令された二相電
圧指令vqr,vdrと実際のd−q軸成分電圧
Vqr,Vdrとは一致する。このように、座標変換
器31は、サイクロコンバータの電圧をステータ
電源電圧V・sに同期した座標軸上の直交二成分電
圧Vqr,Vdrに分解して制御することを可能にし
ている。
叙上の如く、この発明によれば、ステータ電圧
位相θeと同期した座標軸上でロータ電流,ロータ
電圧が制御されるので、ステータ座標軸とロータ
座標軸の相対的なずれによる有効電力,無効電力
の制御上の干渉が無くなる。また、有効電力,無
効電力がIqr,Idrに比例するので、実際の有
効電力P,無効電力Qを検出し、フイードバツク
する必要は無く、係数器のみによつてP,Qのオ
ープンループ制御を行うことができ、構成が簡単
である。
なお、上記実施例では電流制御器29,30の
機能を比例積分動作として説明したが、比例動作
のみであつてもよい。また、直交二成分の電流基
準値IqrとIdrとを指令する方法としては、係
数器23,24によるオープンループ制御の実施
例にて説明したが、クロースドループの制御も可
能である。
即ち第4図に示す如く従来例と同様に電力検出
器17でステータ側の有効電力値Pと無効電力値
Qとを検出し、減算器9,10で有効電力指令値
,無効電力指令値QとP,Qとの減算を
夫々行い、この偏差を零とするように有効電力制
御器11及び無効電力制御器12でIqr,Idr
を定める構成としてもよいことは勿論である。
更に上記実施例ではサイクロコンバータを可変
電圧源としているが、インバータを使用してもよ
い。
第5図,第6図,第7図は、本発明の他の利用
例を示している。前述のようにIdrにより誘導
電動機のステータ側の無効電力の制御が行なえる
ことを着目し、ステータ側の端子電圧を電圧基準
設定回路41にて設定した所定値Vsに保持す
るように構成しているのが第5図の例である。
電圧検出器32によりステータの端子電圧Vs
を検出し、減算器33により、VsとVsとの差
をとり、この偏差を増幅器34で増幅してIdr
を求める。その結果、端子電圧Vsが所定値Vs
より小さくなつた場合、Idrが負となり、進相
の無効電力が流れ、V・sを上昇させる。逆にVs
が所定値Vsより大きくなると、Idrが正とな
り、遅相の無効電力をとるので、V・sは下降し、
電圧を所定値に保つ。
誘導電動機においては、有効電力Pと誘導電動
機の発生トルクTとが比例関係にある。
第6図の回路はこれを利用したものであり、係
数器35により、所望トルクTに相当する信号
(トルク基準設定回路42にて設定される)に比
例したq軸電流指令値Iqrを与えることにより、
所要の有効電力Pを得、これによりトルクを制御
する。
第7図は、上記トルク制御を速度制御に拡張し
たものである。即ちパルスジエネレータ等の速度
検出器36で回転数Nを検出し、速度基準設定回
路43にて設定される回転数Nと減算器37に
て比較してこの偏差を増幅器38で増幅した結果
を、Iqrとすることにより、速度制御を行わん
とするものである。
〔効果〕
以上のように本発明装置はステータ電圧の位相
θeとロータ巻線の位相θrとを検出し、ロータ電流
を有効電力Pにのみ関係する成分と、無効電力Q
にのみ関係する成分とに分解する様に位相差θs=
θe−θrを用いて三相二相の座標変換し、またロー
タ電圧指令値も位相差θsによつて座標変換するこ
とによつて、ステータ電圧の位相θeに同期した二
つの直交成分に分解した操作できるようにしたも
のであるので、有効電力と無効電力とをそれぞれ
独立に制御することが可能となり、互いに干渉が
発生せず、安定かつ高速の有効電力,無効電力制
御が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明装置の動作原理を説明するベクト
ル関係図、第3図は巻線形誘導電動機の等価回路
図、第4図は本発明の他の実施例を示すブロツク
図、第5図,第6図及び第7図は発明の他への転
用例を示すブロツク図、第8図は従来の誘導電動
機の電力制御装置の構成ブロツク図、第9図は従
来装置の動作ベクトル関係図である。 1…電源、2…巻線形誘導電動機、3…可変電
圧源(サイクロコンバータ)、20…電源位相検
出器、21…ロータ位相検出器、22,27,2
8,33,37…減算器、23,24,35…係
数器、25…電流検出器、26,31…座標変換
器、29,30…電流制御器、32…電圧検出
器、34,38…増幅器、36…速度検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 三相巻線形誘導電動機のロータ巻線に電圧を
    印加してステータ巻線側の電力を制御する装置に
    おいて、 前記ロータ巻線に連なる可変電圧源と、 前記ステータ巻線に印加される電圧の位相θeを検
    出する電源位相検出器と、 ロータ巻線の回転位相θrを検出するロータ位相
    検出器と、 電源位相検出器が検出したθeとロータ位相検出
    器が検出したθrとの差θs=θe−θrを演算する位相
    差演算器と、 所望の有効電力値に係る第1の電流指令値iqr
    を発生する第1の基準発生器と、 所望の無効電力値に係る第2の電流指令値idr
    を発生する第2の基準発生器と、 ロータ巻線の三相の電流iu,iv,iwを検出する
    電流検出器と、 該電流検出器が検出したiu,iv,iwと前記位相
    θeとにより下記(1)式に基づいて、第1及び第2の
    電流帰還値iqr,idrを演算する第1の座標変換器
    と、 第1,第2の電流指令値iqr,idrと第1,
    第2の電流帰還値iqr,idrとの偏差に基づいて第
    1,第2の電圧指令値vqr,vdrを演算する
    電流制御器と、 第1,第2の電圧指令値vqr,vdrと、前
    記位相差θsとを入力とし、下記(2)式に基づいて、
    ロータ巻線に印加すべき電圧vu,vv,vwを演算
    する第2の座標変換器と、 を有し、前記電圧vu,vv,vwを前記可変電圧源
    の出力電圧とする制御を行うべく構成したことを
    特徴とする誘導電動機の電力制御装置。 2 前記可変電圧源がサイクロコンバータである
    特許請求の範囲第1項記載の誘導電動機の電力制
    御装置。 3 前記第1の基準発生器が有効電力基準の設定
    値に所定係数を乗じる演算器を含む特許請求の範
    囲第1項記載の誘導電動機の電力制御装置。 4 前記第2の基準発生器が無効電力基準の設定
    値に所定係数を乗じる演算器を含む特許請求の範
    囲第1項記載の誘導電動機の電力制御装置。 5 前記第2の基準発生器が、電圧基準信号を発
    する電圧基準設定回路と、誘導電動機のステータ
    巻線の電圧を検出する電圧検出器と、電圧基準設
    定回路及び電圧検出器の出力の差を求める演算器
    と、該演算器の出力に所定の係数を乗じる演算器
    とを備える特許請求の範囲第1項記載の誘導電動
    機の電力制御装置。 6 前記第1の基準発生器がトルク基準信号を発
    するトルク基準設定回路と、該トルク基準信号に
    所定の係数を乗じる演算器とを備える特許請求の
    範囲第1項記載の誘導電動機の電力制御装置。 7 前記第1の基準発生器が速度基準信号を発す
    る速度基準設定回路と、誘導電動機の回転数検出
    器と、速度基準設定回路及び回転数検出器の出力
    の差を求める演算器とを備える特許請求の範囲第
    1項記載の誘導電動機の電力制御装置。
JP61026136A 1986-02-07 1986-02-07 誘導電動機の電力制御装置 Granted JPS62185579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61026136A JPS62185579A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 誘導電動機の電力制御装置

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