JPH0480920A - 反応性イオンエッチング方法 - Google Patents

反応性イオンエッチング方法

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JPH0480920A
JPH0480920A JP19394990A JP19394990A JPH0480920A JP H0480920 A JPH0480920 A JP H0480920A JP 19394990 A JP19394990 A JP 19394990A JP 19394990 A JP19394990 A JP 19394990A JP H0480920 A JPH0480920 A JP H0480920A
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Tadao Ishibashi
忠夫 石橋
Kunihiro Arai
邦博 荒井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、反応性イオンエツチング方法に係り、より詳
細には、エツチングの高精度化が可能な、電子のサイク
ロトロン共鳴(以下ECRという)を用いた反応性イオ
ンエツチング方法に関する。
[従来の技術] 従来、例えば、GaAs、InPなどのIII −V族
化合物半導体、あるいはAfLGaAs。
InGaAs、InAuAsなどの混晶半導体のエツチ
ングには、つ・エツトエツチングが一般的に用いられて
いる。すなわち、過酸化水素の混合液、硝酸と過酸化水
素の混合液を用いたエツチングが用いられている。
しかしながら、このようなウェットエツチングは、各方
向に等しくエツチングが行われるいわゆる等方性エツチ
ングであるため、アンダーカットあるいはサイドエツチ
ングが生じ、また、エツチング速度の結晶方位依存性が
顕著なため、半導体の垂直加工や微細でかつ深いエツチ
ング(いわゆるアスベスト比の高いエツチング)が困難
であった。
そこで、アスペクト比の高いエツチングを行うような場
合には、異方性エツチング(特定の方向のみのエツチン
グ)が可能な反応性イオンエツチングが行われる0反応
性イオンエツチングは、反応性ガス(例えばハロゲンガ
ス、ハロゲン元素を含むハロゲン系ガスなど)をプラズ
マ化し、プラズマ中にイオンとともに化学反応性の極め
て高い活性種(例えば、ラジカル)を生成させ、イオン
による物理的エツチングと上記活性種による化学的エツ
チングによりエツチングを行うものである。
とくに、この反応性エツチングを、電子サイクロトロン
共03(ECR)を利用したプラズマ発生源を用い、且
つ高周波(RF)電力を基板に印加して行う場合には、
低い圧力で高密度のプラズマを生じさせることができ、
また、基板に入射するイオンエネルギーを最適化するこ
とができるという特徴を有している。
すなわち、この技術は、従来の平行平板型RFプラズマ
励起を用いた反応性イオンエツチング法゛に比べ、低い
イオンエネルギーで高いエツチング速度が得られるとい
う特徴を持つ、また、ガス圧力がlXl0−’〜10 
x 10−’Torrであり、通常の平行平板型反応性
イオンエツチング法の1/10〜1/100という低い
圧力である。そのため、不揮発性反応生成物が他の方法
による場合よりも残存しにくく、高いエツチング速度が
得られるという特徴もある。
したがって、例えば、GaAsに対しては、4000人
/分以上の高いエツチング速度が得られる。また、In
を含む、I nGaAs。
InAuAs、InPに対しては、Inの塩化物の蒸気
圧が低いにもかかわらず、約400人/分のエツチング
速度を得ることが出来る。
しかしながら、かかる技術を用いたエツチング方法には
、例えば、次に述べるような問題がある。
以下に問題点を詳細に述べる。
近年、精力的に研究・開発がなされているヘテロ接合型
電界効果トランジスターやヘテロバイポーラ−トランジ
スターにおいて、GaAs層とAj2GaAs層との間
のオーミックコンタクト抵抗を低減するために、例えば
第3図に示すように、GaAs層32上にI nGaA
s層31を形成する。このような層構造を、エツチング
により分離する場合、InGaAsのエツチング速度は
、前述した通りGaAsの約1710であるため、I 
nGaAs層31のエツチングを行おうとすると、Ga
As層32の過度のエツチングが生じてしまう。
すなわち、第3図に示す層構造において、I nGaA
s層31の膜厚を1000人とし、GaAs層32の膜
厚を1000人とすると、前述した通り、I nGaA
sのエツチング速度は400人/分であるから、I n
GaAs層31の全てをエツチングするために要するエ
ツチング時間は、2分30秒ということになる。
しかし、層厚の面内分布等を考慮すると、確実にI n
GaAs層31を完全に除去するためには、膜厚の10
%(15秒)程度のオーバーエツチングを加えるのが普
通である。このとき、既にI nGaAs層31がエツ
チングされているところ(すなわち、GaAs層32の
表面が露出しているところ)は、GaAs層32の表面
が15秒間エツチングされることになる。GaAsのエ
ツチング速度が4000人/分であることから、このオ
ーバーエツチングの間のGaAs層32のエツチング量
は1000人となり、GaAs層32は完全にエツチン
グされてしまうという問題が生じる。仮に、GaAs層
32の膜厚が1000Å以下ならば、GaAs層32の
下層(第3図では基板33)もその材質いかんではエツ
チングされてしまうおそれがある。
したがりて、GaAs層32のエツチング量を高精度に
制御するためには、GaAsのエツチング速度を低くす
る必要がある。しかも、重要なことは、I nGaAs
のエツチング速度を低下させることなくGaAsのエツ
チング速度を低下させる必要があるということである。
しかるに、これを実現する技術は現在のところ存在しな
い。
なお、かかる問題は、I nGaAsとGaAsとの間
でのみ生ずるものではなく、異なる組成を有する複数の
薄膜が基板上に形成されている場合において、該複数の
薄膜のエツチング速度が異なり、一方の層のみのエツチ
ングを行いたい場合に頻繁に生じるところである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、エツチング対象とする膜のエツチング速度を
低くすることなく、他の膜のエツチング速度を低下させ
ることができる反応性イオンエツチング方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明の要旨は、電子のサイ
クロトロン共鳴により反応性ガスをプラズマ化して基体
上に形成された薄膜のエツチングを行う反応性イオンエ
ツチング方法において、該基体側電極に高周波電源を印
加するとともに該反応性ガスに不活性ガスを混合するこ
とを特徴とする反応性イオンエツチング方法に存在する
6[作用コ 以下に本発明の作用を、本発明をなすに際して得た知見
に基づき、詳細な構成とともに説明する。
なお、ここでは、I nGaAsとGaAsを例にとっ
て説明する。
まず、本発明者は、従来の技術において、I nGaA
sとGaAsとのエツチング速度が異なるのは、それぞ
れ、エツチング速度を律速する因子が異なっているため
ではないかとの着想を得た。
しかるに、ECRを用い、かっRF電力を印加する場合
における律速因子は従来はとんど解明されていなかった
そこで、本発明者は、まず、律速因子を究明するための
手がかりとして、基板側電極に印加するRF電力を数々
変化させて、それぞれのエツチング速度に与える影響に
ついて調べた。なお、その際反応性ガスとして100%
塩素ガスを用いた。
その結果の一例を第2図に示す。
第2図に示すように、I nGaAsの場合は、RF[
力の増加とともに、そのエツチング速度(線22)は増
加するが、GaAsの場合は、RF電力を増加させても
50W以上ではそのエツチング速度(線21)は飽和あ
るいは若干減少してしまうことがわかった。
ところで、基板側電極にRF電力を印加すると、基板表
面には自己バイアス電圧が発生する。
プラズマ中のイオンは電荷を有しているためこの自己バ
イアス電圧により加速されて大きなエネルギーを得て基
板表面に入射する。RF電力を大きくすると、自己バイ
アス電圧も大きくなり、したがって、基板表面に入射す
るイオンのエネルギーも大きくなる。それに対し、活性
種は中性であるため、入射エネルギーは自己バイアス電
圧に左右されない。
したがって、第2図に示すように、GaAsのエツチン
グ速度(線21)が、RF電力を大きくしてもそれに相
関して大きくならないということは、GaAsのエツチ
ング速度(線21)がイオンエネルギーに依存せず、活
性種(例えば、反応性ガスに塩素ガスを用いた場合は塩
素及び塩素ラジカルcu’等)の供給律速になフている
と考えられる。
それに対し、I nGaAsのエツチング速度(線22
)は、RF電力とともに増加していることから、エツチ
ング速度(線22)はイオンの衝撃により支配されてい
ると考えられ、I nGaAsの場合は、イオンの供給
律速になっていると考えられる。
なにゆえに、I nGaAsとGaAsとのエツチング
速度を律速する因子がこのように両者で異なるのかを考
察したが、次の理由によると考えられる。
すなわち、GaAsのエツチングの際に生ずる反応生成
物は、Gaと反応性ガスの構成元素との化合物及びAs
と反応性ガスの構成元素との化合物(反応性ガスが例え
ば塩素ガスの場合は塩素化合物)と考えられる。しかし
、これらの反応生成物の蒸気圧は高いために容易に基板
表面から蒸発しエツチングが進行すると考えられる。し
たがって、GaAsのエツチング速度(線21)を主に
決定しているのは、表面に入射する活性種(塩素又は塩
素ラジカル等)の数であると考えられる。
それに対し、InGaAsのエツチングの際に生ずる反
応生成物は、Gaと反応性ガスの構成元素との化合物、
Asと反応性ガスの構成元素との化合物及びInと反応
性ガスの構成元素との化合物(反応性ガスが例えば塩素
ガスの場合は塩素化合物)と考えられる。このうちIn
の化合物はその蒸気圧が低いため、不揮発生成物として
残存し、基板表面を覆い、エツチングを阻止してしまう
。このため、例えばI nGaAsのエツチング速度(
線22)はGaAsに比べ約1710と小さくなるもの
と考えられる。
表面を覆ったInの化合物の離脱は、室温においてはエ
ツチング表面へのイオン衝突によって起こると考えられ
、したがって、InGaAsのエツチング速度(線22
)を主に決定しているのは、表面に入射するイオンの数
あるいはエネルギーと考えられる。
以上の知見を基礎として、従来の技術が有する問題の解
決手段を鋭意探究したところ、反応性ガスに不活性ガス
を混合すると、上記問題は解決されることを見い出した
般的に考えると、反応性ガスに不活性ガスを混合すると
、反応性ガスの分圧は当然低くなり、たとえGaAsの
エツチング速度が低下したとしてもI nGaAsのエ
ツチング速度も低下してしまうと予想される。しかし、
かかる一般的予想に反して、GaAsのエツチング速度
のみが低下してI nGaAsのエツチング速度は低下
しないことを本発明者は見い出し、本発明をなすにいた
ったものである。
I nGaAsのエツチング速度が低下せずに、GaA
sのエツチング速度のみが低下する理由は、上記知見と
合せ考えると。次の通りと推測できる。
すなわち、反応性ガスに不活性ガスを混合した混合ガス
を用いると、プラズマ中の活性種の数は減少し、活性種
ラジカルの入射数も減少する。しかし、プラズマ中には
、不活性ガスのイオンも生じており、結局、全体的なイ
オンの数は減少していない。前述した通り、I nGa
Asの場合は、イオンの供給律速と考えられるので、入
射イオン数が減少しなければ、I nGaAsのエツチ
ング速度の低下は少ない。
それに対し、GaAsのエツチング速度は、反応性ガス
の濃度に比例して低下していく。したがって、反応性ガ
スを不活性ガスで希釈するとGaAsのエツチング速度
のみが低下し、I nGaAsのエツチング速度は変化
しないことになるためと考えられる。
なお、以上の説明は薄膜としてI nGaAsとGaA
sを例にとった説明であるが、本発明は、単に、I n
GaAs層とGaAs層とが形成されている場合に通用
し得るばかりでなく、蒸気圧に差がある反応生成物を生
成する層が形成されている場合(従来法では、かかる場
合にエツチング速度に差が生ずる)に一般に通用するこ
とができることは前記説明から明らかである。
例えば、InP/GaAs、InGaAs/AJIGa
As、InP/AfGaAs等の化合物半導体、混晶半
導体よりなる薄膜、その他の薄膜のエツチングにも応用
できる。
なお、本発明において、反応性ガスは、エツチングする
薄膜の材料により適宜決定すればよいが、例えば、ハロ
ゲンガスを用いることができる。ハロゲンガスの中でも
塩素ガス、ブロムガス、ヨウ素ガスが好ましい。またこ
れらを2種以上混合してもよい。
一方、上記反応性ガスに混合する不活性ガスとしては、
例えば、ヘリウムガス、ネオンガス、アルゴンガス、ク
リプトンガス、キセノンガス、窒素ガス(本明細書では
窒素ガスも不活性ガスの中に含める)などがあげられる
、なお、反応性ガスとして塩素ガスを用い、不活性ガス
としてアルゴンガスを用いることが好ましい。
反応性ガスと不活性ガスとの混合比率は、反応性ガスと
不活性ガスとの具体的組合せにより第1図に示すような
反応性ガス濃度とエツチング速度との関係を求めておぎ
、不揮発性反応生成物を生じない方の膜のエツチング量
がどの程度まで許容できるかなどによりその都度適宜決
定すればよく、混合比率(反応性ガス濃度)を変化させ
ることによりエツチング速度を幅広く変化させることが
できる。
なお、各種の薄膜材料につきそのエツチング速度と反応
性ガスの濃度との関係を第1図に示すように求め、それ
ぞれの線が交差する点における反応性ガス濃度以下の濃
度を選択すわば、等しいかあるいはより低いエツチング
速度を得ることができる。例えば、前述した、InGa
AsとGaAsの例では、直線11と直線12とは反応
性ガス濃度が約10%のところで交差しているので、反
応性ガス濃度を約10%以下とすればGaAsのエツチ
ング速度をI nGaAsのエツチング速度以下とする
ことができる。
[実施例コ 以下に本発明の詳細な説明する。
(″7/7S1実施例) 第4図に、本実施例で用いたECRエツチング装置の概
念図を示す。
ま、ず、この装置を説明する。
この装置においては、反応性ガスに不活性ガスを混合し
て得られる混合ガス43をプラズマ室44に導入し、プ
ラズマ室44において高密度のプラズマ49を形成する
このプラズマ49は、コイル42の発散磁界により、エ
ツチング室45内に引き出される。エツチング室45内
では、試料台48にRF電力47が印加され、試料台4
8近傍の圧力にしたがって、試料台48とプラズマ49
の間に自己バイアス電圧が生じる。この自己バイアス電
圧により、プラズマ49中のイオンは試料台48に向か
って加速され、試料(基板)46表面に入射し、表面の
不揮発性反応生成物をスパッタすることにより、又は、
気化熱に相当するエネルギーを反応生成物に与え蒸発さ
せることによりエツチングを促進する。
一方、中性である活性種(例えば、塩素及び塩素ラジカ
ル)は、エツチング圧力に従った面密度で試料46表面
に到達し、活性種との化合物を形成する・。
以上述べたように、第4図に示す装置においては、活性
種とイオンの衝撃により、エツチングは進行していく。
この装置を用いて実際のエツチング試験を行った。
第3図に示す層構造のエツチングに先立ち、第3図に示
す各層を構成する材料に対するエツチング速度の反応性
ガス濃度依存性を求めた。
その際のエツチング条件は下記の通りである。
層構成材料−・・GaAs、InGaAsRF電力・・
・50W RF周波数・・・13.56MHz 基板温度・・・室温 反応性ガス・・・塩素ガス 不活性ガス・・・アルゴンガス 反応性ガス濃度・・・0〜100%(分圧比)ただし、 不活性ガス濃度(%)= (反応性ガス)/(不活性ガス+反応性ガス)である。
この試験の結果、GaAsとI nGaAsのエツチン
グ速度と塩素ガス濃度依存性との関係につき、第1図に
示す結果が得られた。
第1図に示されるように、GaAsのエツチング速度(
線11)は、塩素ガス濃度100%では、4000人/
分であるが、塩素ガス濃度が減少するにつれ次第に減少
し、例えば約10%では、400人/分となっていた。
一方、InGaAsのエツチング速度(線12)は、塩
素ガス濃度が0〜約5%までは増加するが、5%以上に
なるとエツチング速度は400人/分で飽和し始めた。
すなわち、5%〜100%までは400人/分でほとん
ど変わらなかりた。
そして、線11(GaAsのエツチング速度)と線12
 (I nGaAsのエツチング速度)とは塩素ガス濃
度約10%の点で交差する(なお、交差点における両者
のエツチング速度は400人/分である)、シたがって
、塩素ガス濃度を10%以下(好ましくは5〜10%)
としてエッチングを行えばGaAsのエツチング速度を
InGaASのエツチング速度よりも低くすることがで
きることが確認された。
次に、塩素ガス濃度を10%として、第3図に示すよう
な層構造、すなわち、InGaAs層31(厚さ:’ 
1000人)とGaAs層32(厚さ:1000人)が
基板33上の順次積層してなる積層構造のエツチングを
行った。
なお、塩素ガス濃度以外のエツチング条件は第1図を求
めたときの条件と同じとした。
まず、I nGaAs層31を2分30秒エツチングし
た。このとき、GaAs層32の一部は表面に露出して
いた。
次いで、15秒間(I nGaAs層31の膜厚10%
に相当)のオーバーエツチングを行フた。
このオーバーエツチングの間のGaAs層32のエツチ
ング量を調べたところエツチング量は高々100人に抑
えられていた。すなわち、従来に比べ約1/lOに減少
していた。
このように本実施例では高精度のエツチング加工が実現
された。
(第2実施例) 本例では、第1実施例におけるGaAs層32に代え、
層32をA、QGaAs層とし、層31を第1実施例と
同じ< I nGaAs層とした。
本例においても、第1実施例と同様に、まず、Al2G
aAsのエツチング速度及びI nGaAsのエツチン
グ速度と反応性ガス濃度との関係を求めた。なお、この
際のエツチング条件は、層構成材料を除き第1実施例に
おいて第1図を求めたときと同じ条件を用いた。
その結果、Al1GaAsについては、塩素濃度100
%の点で、エツチング速度は4000人/分でありGa
Asと同じであったが、塩素ガス濃度約10%の点では
エツチング速度は500λ/分であった。
一方、I nGaAsについては実施例1と同様の結果
が得られた。
そして、AρGaAsのエツチング速度を示す線と、I
 nGaAsのエツチング速度を示す線(第1図線12
)とは、塩素ガス濃度約8%の点(エツチング速度40
0人/分)のところで交差していた。
次に、塩素ガス濃度を8%として、第3図に示すような
層構造、すなわち、r nGaAs層31(厚さ:10
00人)とAl2GaAs層32(厚さ:1000人)
からなる積層構造のエツチングを行った。なお、塩素ガ
ス濃度以外の他のエツチング条件は第1実施例のときの
エツチング条件と同じとした。
その結果第1実施例と同様の結果が得られた。
すなわちオーバーエツチングの間のAllGaAs層3
2のエツチング量は高々100人に抑えられていた。
このように本実施例でも高精度のエツチング加工が実現
された。
(第3実施例) 本例では、W:31をInP層とし、層32をA 12
 G a A s W7とした。
本例においても、第1実施例と同様に、まず、Al1G
aAsのエツチング速度及びInPのエツチング速度と
反応性ガス濃度との関係を求めた。
なお、この際のエツチング条件は、層構成材料を除き第
1実施例において第1図を求めたときと同じ条件を用い
た。
その結果、Al1GaAsについては、第2実施例と同
じ結果が得られた(すなわち、塩素ガス濃度100%の
点で、エツチング速度は4000人/分、塩素ガス濃度
10%の点ではエツチング速度は500人/分)。
一方、InPについては、I nGaAsの場合(第1
図の線12)と同じ結果が得られた。
そして、AfGaAsのエツチング速度を示す線と、I
nPのエツチング速度を示す線とは、塩素ガス濃度約8
%の点(エツチング速度400人/分)のところで交差
していた。
次に、塩素ガス濃度を8%として、第3図に示すような
層構造、すなわち、InP層31(厚さ:1000人)
とAl1GaAs層32(厚さ:1000人)からなる
積層構造のエツチングを行った。なお、他のエツチング
条件は第1実施例のときのエツチング条件と同じとした
その結果第1実施例と同様の結果が得られた。
すなわちオーバーエツチングの間のAffiGaAs層
32のエツチング量は高々100人に抑えられていた。
このように本実施例でも高精度のエツチング加工が実現
された。
(第4実施例) 本例では、層構成材料は第1実施例と同じとした。ただ
、本例では不活性ガスとしてアルゴンガスに代え窒素ガ
スを用いた。
本例でも第1実施例と同様に、まず、GaAsのエツチ
ング速度及びI nGaAsのエツチング速度と反応性
ガス濃度との関係を求めた。なお、この際のエツチング
条件は、不活性ガスを除き第1実施例で第1図を求めた
ときと同じエツチング条件を用いた。
その結果、GaAsのエツチング速度は、塩素ガス濃度
100%では、4000人/分であり、塩素ガス濃度が
減少するにつれ次第に減少し、10%では、400人/
分となっていた。すなわち、第1実施例と同じ結果が得
られた。つまり、GaAsのエツチング速度については
、不活性ガスとしてアルゴンガスを用いても窒素ガスを
用いても変わりはなかった。
一方、I nGaAsのエツチング速度は、塩素ガス濃
度が0〜5%までは増加するが、5%からエツチング速
度は300人/分で飽和した。すなわち、5%〜100
%までは300人/分でほとんど変わらなかった。結局
、不活性ガスとしてアルゴンガスを用いた実施例1と比
べると、飽和するエツチング速度が低下していた。
そして、GaAsのエツチング速度の線とI nGaA
sのエツチング速度の線とは塩素ガス濃度8%の点で交
差していた(なお、交差点における両者のエツチング速
度は300人/分である)。
したがって、塩素ガス濃度を8%以下(好ましくは5〜
8%)としてエツチングを行えばGaAsのエツチング
速度をI nGaAsのエツチング速度よりも低くする
ことができることが確認された。
次に、塩素濃度を8%として、第3図に示すような層構
造、すなわち、I nGaAs層31(厚さ:1000
人)とGaAs層32(厚さ:1000人)からなる積
層構造のエツチングを行った。なお、不活性ガスの種類
、及び、塩素ガス濃度以外のエツチング条件は第1実施
例のときのエツチング条件と同じとした。
まず、I nGaAs層31を3分20秒エツチングし
た。このとき、GaAs層32の一部は表面に露出して
いた。
次いで、20秒間(I nGaAs層31の膜厚10%
に相当)のオーバーエツチングを行った。
このオーバーエツチングの間のGaAs層32のエツチ
ング量を調べたところエツチング量は高々100人に抑
えられていた。
このように本実施例では高精度のエツチング加工が実現
された。
以上の実施例では、二つの層のエツチング速度を同じく
すべき例として、反応性ガス濃度を8%あるいは10%
とした場合について述べたが、かかる反応ガス濃度にこ
だわる必要はなく、反応性ガス濃度は100%未満の間
で適宜選択することができることはいうまでもない。
なお、第1実施例から第4実施例を通して言えることは
、層構成材料、不活性ガスの種類が変わったとしても、
層構成材料につき、第1図に示すような、反応性ガス濃
度とエツチング速度との関係を求めておき、層構成材料
の組合せに対応する線の交差点における反応性ガス濃度
でエツチングを行えば、′M3図に示す層構造の下層(
32)のエツチング量を一定(第1実施例〜第4実施例
では100人)にすることができるということである。
[発明の効果] 本発明によれば例えば次なる効果を得ることができる。
従来法によればコ、ツチング速度が異なる2以上の層の
エツチングを、一方の層のエツチング速度を低下させる
ことなく、他方の層のエツチング速度を任意の速度に低
下させることが可能となり、例えばその層が積層構造を
有している場合、その積層構造のエツチング精度を向上
させることができ、かつ積層構造に対する一加工上の制
限が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、塩素ガスをArで希釈した時の、エツチング
速度の塩素濃度依存性を示すグラフである。 第2図は、100%塩素ガスによる、GaAsとI n
GaAsのエツチング速度のRF電力依存性を示すグラ
フである。 第3図は、本発明の実施例によりエツチングしようとす
る半導体の層構成の例である。 !4図は、本発明の実施例において用いたECRエツチ
ング装置の概念図である。 (符号の説明) 11.21・・・GaAsのエツチング速度12.22
・・・I nGaAsのエツチング速度31− I n
 G a A s層(InP層)32−・−G a A
 s層(AuGaAs層)33・・・基体(基板) 41・・・マイクロ波 42・・・コイル 43・・・混合ガス 44・・・プラズマ室 45・・・エツチング室 46・・・試料(基板) 47・・・RF電力 48・・・試料台 49・・・プラズマ 第 図 C12/(C12+Ar) (%) (分圧比) 11・−・GaAs 12−1nGaAs 第 図 2+ ・=GaAs 22 ・= InGaAs 第 図 33・・・基4反 46・・・試料(基板) 47・・・RF電源 48・・試料台 49・・プラズマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子のサイクロトロン共鳴により反応性ガスをプ
    ラズマ化して基体上に形成された薄膜のエッチングを行
    う反応性イオンエッチング方法において、該基体側電極
    に高周波電力を印加するとともに該反応性ガスに不活性
    ガスを混合することを特徴とする反応性イオンエッチン
    グ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6289882A (ja) * 1985-10-14 1987-04-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 気相エツチング方法
JPH0393224A (ja) * 1989-09-06 1991-04-18 Toshiba Corp ドライエッチング方法

Patent Citations (2)

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