JPH0481229B2 - - Google Patents

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JPH0481229B2
JPH0481229B2 JP60231809A JP23180985A JPH0481229B2 JP H0481229 B2 JPH0481229 B2 JP H0481229B2 JP 60231809 A JP60231809 A JP 60231809A JP 23180985 A JP23180985 A JP 23180985A JP H0481229 B2 JPH0481229 B2 JP H0481229B2
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JP
Japan
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color
colors
image
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JP60231809A
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Satoru Tomita
Hiroyuki Kumazawa
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS6292076A publication Critical patent/JPS6292076A/ja
Publication of JPH0481229B2 publication Critical patent/JPH0481229B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カラー画像を処理して色の種類数
が少数に限定されたカラー画像に変換するための
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
カラー画像を効率よく表示する手段として、画
像メモリとカラーマツプを用いることはカラー画
像表示装置においてはよく知られた技術である。
その場合、カラーマツプは第8図に例示する様な
画像メモリ内の各画素の画素値に相当するインデ
ツクス番号と実際の表示色の対応変換表としての
機能をもつハードウエアであり、例えば画素値が
8ビツトでありインデツクスの数が256あるとき
には、R(赤),G(緑),B(青)の各色成分の組
合せによる多数の色の種類(R,G,B各4ビツ
トなら4096種)の中から任意の256色を選択して
カラー画像表示に利用することができる。しか
し、カラーTVカメラなどにより入力される実際
のカラー画像を上記の様なカラーマツプを用いて
表示するためには、入力画像からカラーマツプに
登録すべき色を選択抽出する必要がある。この抽
出の処理は一般的には「色の量子化」と呼ばれる
もので、可能な限り自動的にしかも原画像からの
劣化が小さくなる様に行なうことが望ましい。
第4図と第5図は、例えば「カラーマツプ作成
に関する一考察」(昭和60年度電子通信学会総合
全国大会講演論文集1173)に記載された上記の様
な処理の具体的方法の概略を示すフローチヤート
である。
第4図において、ステツプ31でカラーTVカメ
ラやスキヤナー等の画像入力装置或いは磁気デイ
スク等の画像記憶装置からR,G,Bの各成分が
Mビツトのカラー画像を入力し、ステツプ32で入
力したカラー画像の全画素の色を調べて色の生起
頻度分布、すなわち3次元(RGB)色空間上の
ヒストグラムを作成する。ステツプ33ではこのヒ
ストグラムにもとづいて3次元色空間を複数の領
域に分割し領域毎に代表色を選択する。このステ
ツプ33の具体的内容は例えば第6図に示すステツ
プ61乃至63の各ステツプの様なものである。ステ
ツプ61では3次元RGB空間の各軸をNr,Ng,
Nb等分することによりRGB空間をNr・Ng・Nb
個の直方体に分割し、各直方体内で生起頻度が最
大である色を候補色として抽出する。但し、直方
体内に生起する色が存在しない場合には、その直
方体内から候補色は抽出しない。ステツプ62は初
期統合であり、RGB空間内の各色を最も距離の
小さい前記候補色に対応づけることによりRGB
空間をN個の領域に分割し、各領域の色の荷重平
均値を代表色とする。すなわち、前記候補色の集
合をY={〓i}N−1 i=0、但し、〓iはR,G,
Bの成分で表現された3次元ベクトル〓i=(ri,
gi,bi),またRGB空間上の色を〓、〓も同様に
3次元ベクトル〓=(r,g,b)とすると、〓
は次式(1)を満たす候補色〓iと対応づけられ、領
域番号iの領域Siに属することになる。なお、こ
の対応関係は第9図に例示する様なカラー空間分
割マツプに登録され、色〓に対応して領域番号i
が記入される。
d(〓,〓i)d(〓,〓j); ∀j≠i(0jN−1) (1) ここで、d(〓,〓i)はベクトル〓と〓iと
の距離を表わしており、例えばユークリツド距離 d(〓,〓i) =√(−)2+(−)2+(−)2(
2) である。なお以下の説明において単に距離という
ときは、このユークリツド距離を意味するものと
する。
このステツプ62では更に各領域に含まれる色の
荷重平均値 〓i= 〓 〓∈Sih(〓)・〓/hi (3) 但しhi= 〓 〓∈Sih(〓) を計算し、その領域の代表色とする。但し、 h(〓)は色〓をもつ画素の出現頻度、 〓 〓∈Si は領域Siに属する全ての色〓についての和を意味
する。各領域の色の頻度の総和hiと代表色〓i
は、第11図の様な領域テーブルにまとめられ、
後述の色統合に利用される。
ステツプ63では領域の隣接関係テーブルを作成
する。隣接関係テーブルは第10図に例示する様
なテーブルであり、必須ではないが後述の色統合
の質や処理速度を改善するための一手段である。
隣接関係の作成は例えば次の様にして行なうこと
ができる。ここでカラー空間分割マツプを形式的
にS(r,g,b)と表わす。つまり色(r,g,
b)が属する領域をS(r,g,b)とする。こ
のときRGB空間の各色(r,g,b)について S(r,g,b)=S(r+1,g,b) (4) S(r,g,b)=S(r,g+1,b) (5) S(r,g,b)=S(r,g,b+1) (6) が成立するか否かを調べる。もし式(4)が成立しな
い場合には、領域S(r,g,b)と領域S(r+
1,g,b)は隣接し、式(5)が成立しない場合に
は領域S(r,g,b)と領域S(r,g+1,
b)は隣接し、式(6)が成立しない場合には領域S
(r,g,b)と領域S(r,g,b+1)は隣接
する。上記の処理をRGB空間の全色について行
なうことにより隣接関係が作成される。第10図
aは隣接関係テーブルの一例であり、領域Siに隣
接する領域は、行iを横方向に見たときに論理値
1の立つている部分の列番号の領域として示し、
図では領域Siが領域S2と領域Sjと隣接しているこ
とを示している。右下りの対角線上の論理値は常
に0である。
一方、第4図のステツプ34では以下で説明する
色空間上での領域の統合処理によつて色の数(す
なわち領域数、または代表色数)が減少した結
果、所定の目標数に達すればステツプ39へ進み、
まだ色の数が多い場合には更に領域統合処理を実
行する様にする。ステツプ41は色空間上の領域の
中で、その領域に属する色の生起頻度の和(以下
これを単に領域の頻度と略記する。)の最も小さ
い領域を検出する。ステツプ42では前記頻度が最
小の領域の代表色と最も距離の小さい代表色を有
する領域を検出する。(以下の説明において上記
の様な領域の代表色間の距離を単に領域間の距離
と略記することがある。)この際、隣接関係テー
ブルがあればそれを参照して、隣接領域の中で距
離が最小の領域を選ぶ。ステツプ37では上記の様
に検出された2つの領域の統合を行なう。すなわ
ち2つの領域をSiとSjとし、それぞれの領域の頻
度をhi,hj、または代表色を〓i,〓jとすると
統合によつてできる新領域SKの頻度hKと代表色
Kを hK=hi+hj (7) 〓K=(hi〓i+hj〓j)/(hi+hj) (8) とする。この結果は第11図の様な領域テーブル
に反映される。例えばSKの頻度と代表色をSi(i
<j)の項に記入すると共に、Sjをテーブルから
削除する。これにより領域テーブルはSi+Sj→Si
として更新される。
ステツプ38では隣接関係テーブルを更新する。
第10図にその具体例を示す。同図aの状態から
領域Sjが領域Siに統合されたときの更新結果が同
図bである。すなわち行iと行jとの論理和をと
りその結果を行iに書き、列iと列jとの論理和
をとりその結果を列iに書くと共に、行j,列j
及び対角成分に論理値0を書く。
上記の、ステツプ41,42,37,38の処理を繰返
し、所定の色数になればステツプ39でカラー画像
を目的の少数種の色からなるカラー画像に変換す
る。その具体的手順は第7図に例示する様なもの
で、ステツプ71で目標数にまで減少した代表色を
領域テーブルから抽出してカラーマツプに登録す
ると共に、ステツプ72でRGB空間の全色とカラ
ーマツプのインデツクス番号との対応関係をカラ
ー空間分割マツプに登録する。最後にステツプ73
において、画像メモリ内の各画素の画素値をカラ
ー分割空間マツプを参照してカラーマツプのイン
デツクス番号に変換し、画像メモリに書き込む。
上記の様に第4図のフローチヤート等を用いて
説明したカラー画像変換の処理を実行する装置の
構成の典型的なものは、カラーTVカメラ等の画
像入力装置と、カラーマツプを備えたビツトマツ
プデイスプレイをもつマイクロコンピユータとか
らなるシステムである。
第5図は従来のカラー画像変換処理装置におけ
る処理方法の他の一例の概略を示すフローチヤー
トである。図中ステツプ31乃至34,37乃至39は第
4図の場合と同様であり、統合すべき2つの領域
を選ぶ方法のみが異なるものである。すなわち、
領域に分割されたRGB空間において、ステツプ
51で領域相互間の距離を計算し、ステツプ52で領
域間の距離が最小である領域対を検出して、ステ
ツプ37でその対をなす両領域を統合する。その
際、隣接関係テーブルがあれば領域間の距離を計
算するのは隣接関係にある領域についてのみ行な
えばよい。また、色数が目標数にまで達せず色統
合処理を繰返す場合にも、ステツプ51では直前の
領域統合によつて生じる新領域と隣接関係にある
領域との距離のみを改めて計算するのみでよく、
その他の隣接領域間の距離は領域統合によつて変
わつていないので計算量を大幅に削減することが
できる。
第5図の処理を実行する装置の構成も、第4図
の場合と同様である。
従来のカラー画像変換装置は上記の様な処理を
実行する様に構成され、カラー画像が入力される
と、自動的に色統合処理を行ない結果の代表色を
カラーマツプに登録すると共に原画像を変換して
表示する様になつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の様な従来のカラー画像変換装置では、色
統合を行なうべき領域対を検出する方法が色統合
が画像に与える影響を十分に考慮していないた
め、画像の内容によつては不適当な色統合が行な
われてしまう問題点があつた。つまり、色統合を
次々に行なう際にその順番が不適当であり、色統
合の結果が原画像から著しく劣化し、原画像に含
まれる重要な情報内容が損われてしまう危険性が
大きかつた。
例えば、第4図で説明した方法では頻度の小さ
い領域が優先的に色統合されてゆくため、原カラ
ー画像内で面積的には大きな割合を占めないが情
報としては重要な線や記号などが消滅してしまう
危険性が大きい。また、第5図で説明した方法で
は、領域間の距離の小さい領域対が優先的に色統
合されていくため、原カラー画像内で大きな面積
を占めながらあまり大きな差のない色をもつ形状
が画像上で隣接して存在する様な場合(自然画で
はこの様な場合が多い)では、色統合によつても
との形状が失われてしまう危険性が大きい。
この様に、従来のカラー画像変換装置では色統
合を行なうべき領域対を検出する際にその優先度
を数量的に比較するために用いられる量(以下こ
れを測度という)が、領域の頻度のみであると
か、領域間の距離のみであるとかの単一的な量で
あるために、色統合の影響を精度よく表わし得
ず、その結果不適当な色統合が優先的に行なわれ
てしまうことが起きるものである。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、測度を色統合の影響をよく表わす
量として不適当な色統合が行なわれる危険性を小
さくし、良好なカラー画像変換処理を実行するカ
ラー画像変換装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
画像メモリに記憶された原カラー画像中の色の
生起頻度のヒストグラムを作成するヒストグラム
作成手段と、上記ヒストグラムにもとづき色空間
を複数の領域に分割し、領域毎に代表色を選択す
る色空間分割手段と、分割された各領域毎或いは
各領域の代表色相互間で定義される測度の小さい
順に領域をその数が所定数に達するまで次々と統
合すると共に、領域数が所定数に達した段階で原
カラー画像を限定された数の代表色のみから成る
カラー画像に変換する色統合手段とを備えたカラ
ー画像変換装置において、上記色統合手段は、そ
の測度として次式 hi・hj・dij/hi+hj を用いることを特徴とするカラー画像変換装置 ただし、hi,hjは統合対象の2領域内の色の頻
度の和、dijは統合対象の2領域の代表色間の距
離である。
〔作用〕
この発明においては、色統合を行なうべき領域
対を検出するための測度として、領域の頻度と領
域間の距離の両方をとり入れた複合的量が用いら
れる。従つて、測度が色統合の影響を十分に表わ
しているので、不適当な領域統合は優先度が低く
なり、原画像からの劣化の小さいカラー画像への
変換を実行することができる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例であるカラー画
像変換装置の全体構成図である。また第2図は、
この発明にかかるカラー画像変換装置のシステム
構成の一例を示すシステム構成図であり、第3図
は、この発明にかかるカラー画像変換装置におけ
る処理の概略を示すフローチヤートである。以下
これらの図を用いてこの発明の実施例を説明す
る。なお、図において同一番号は同一または相当
部分を表わす。
画像入力手段1は具体的にはカラーTVカメラ
や磁気デイスク等の装置であり、カラー画像を入
力または転送することにより、R,G,Bの各成
分をもつ画像データとして画像メモリ2に書き込
む(ステツプ31)。画像メモリ2内に記憶された
画像データはカラーマツプ3により必要な対応変
換を受けて(無変換も含まれる)表示装置4によ
り表示される。
ヒストグラム作成手段5は画像メモリ2に記憶
された画像データの画素値を順次読出して、色の
生起頻度を色別に計数してヒストグラムを作成す
る(ステツプ32)。具体的には例えばCPU21が
画像メモリ2内の画素値を順次読出して、ワーキ
ングメモリ22内に確保された色別頻度計数用の
メモリ領域に、画素毎にその画素の色を計数して
いる対応番地の値を1つずつインクリメントして
いくことによりヒストグラムを作成する。
色空間分割手段6は、従来例における説明の色
空間分割処理(ステツプ33)と同様に3次元
(RGB)色空間の各軸を分割することにより、色
空間を多数の直方体に分割し、各直方体内で生起
頻度が最大の色を候補色として抽出する。次に初
期統合処理によりRGB空間をN個の領域に分割
すると共に、この分割をワーキングメモリ22内
のカラー空間分割マツプに登録し、各領域の色の
荷重平均値をその領域の代表色とする。また、領
域テーブルをワーキングメモリ22内に作成して
後述の色統合の際に利用、更新する。更に、隣接
関係テーブル作成手段7により、前記カラー空間
分割マツプから隣接関係テーブルをワーキングメ
モリ22内に作成する。従来例と同様にこの隣接
関係テーブル作成手段7は必須の構成要素ではな
い。
色統合手段8は領域或いは代表色相互間で定義
される後述の様な領域の頻度と領域間の距離の両
方を含む測度にもとづいて優先的に統合すべき領
域対を検出し、次々と領域統合を実行する。手順
としては第5図の従来例の場合とほぼ同様であ
る。すなわち、領域に分割されたRGB空間にお
いて、ステツプ35で領域相互間の測度を計算し、
ステツプ36で領域間の測度が最小である様な領域
対を検出して、ステツプ37でその対をなす両領域
を統合する。新領域の頻度と代表色は式(7)及び式
(8)によつて計算する。この際に、隣接関係テーブ
ルがあれば領域間の測度を計算するのは隣接関係
にある領域についてのみ行なえばよい。また、ス
テツプ34で色数が目標数にまで達せず色統合処理
を繰返す場合にも、ステツプ35では直前の領域統
合によつて生じる新領域と隣接関係にある領域と
の測度のみを改めて計算するのみでよく、その他
の隣接領域間の測度は直前の領域統合によつて変
わつていないので計算量を大幅に削減することが
できる。隣接関係テーブルがある場合は、色統合
手段は、領域統合後にステツプ38で隣接関係の更
新も行なう。この処理も従来例と同様である。
色統合手段8は上記のステツプ34乃至38の処理
を繰返し、ステツプ34で所定の色数に達したと判
断されたときは、従来例と同様のステツプ39でカ
ラー画像変換を行なう。すなわち、カラーマツプ
作成手段9によつて、目標数にまで減少した代表
色を領域テーブルから抽出してカラーマツプ3に
登録すると共に、カラー空間分割マツプ作成手段
10によりRGB空間の全色とカラーマツプ3の
インデツクス番号との対応関係テーブルをワーキ
ングメモリ22内に作成する。最後に画像メモリ
2内の各画素値を読出して、上記カラー空間分割
マツプを参照して対応するカラーマツプ3のイン
デツクス番号に変換し、このインデツクス番号を
画像メモリ2に書き込む。これにより入力された
原カラー画像は目的とする少数に限定された色の
種類のみからなるカラー画像に変換され、表示装
置4に表示される。
なお、上記の説明からわかる様にヒストグラム
作成手段5、色空間分割手段6、隣接関係テーブ
ル作成手段7、色統合手段8、カラーマツプ作成
手段9、カラー空間分割マツプ作成手段10など
はいずれも具体的装置としてはCPU21とその
プログラムや各種テーブルなどのデータを記憶す
るプログラム・ワーキングメモリ22とによつて
実現することが可能であり、また一部をハードウ
エア的な論理回路によつて実現することも可能で
ある。
測度の具体的関数形については、次の様に考え
ることができる。2つの領域Si,Sjについて前述
と同様にそれぞれの頻度をhi,hj、また代表色を
〓i,〓jとし、領域の統合による新領域の頻度
と代表色を式(7)と式(8)により計算すると、統合に
より例えば領域Siに属する画素全体の色の変化量
の総和Δは Δ=hi(〓K−〓i) =hihj/hi+hj(〓j−〓i) (9) |Δ|=hihj/hi+hjdij (10) となる。ここでdijは代表色〓iと〓jの間の距
離である。また、領域Sjに属する画素全体の色の
変化量の総和も同様に Δ=hj(〓K−〓j) =hihj/hi+hj(〓i−〓j) (11) |Δ|=hihj/hi+hjdij (12) となる。つまり、両領域を統合する前と後との色
の変化量は|Δ|によつて見積ることができる。
従つて、2つの領域間で定義すべき測度として|
Δ|を用い、これが最小である様な領域対を検出
して優先的に統合すれば、各回の領域統合におい
て、最も色の変化量が小さく画像全体への影響度
も小さいと考えられる統合を選択していることに
なり、この意味で最適な順序で色領域統合を実行
することになる。実際、hihjdij/(hi+hj)を測
度とすれば、頻度が小さくても他の領域との距離
が大きい様な色の領域は直ちに統合されずに残る
傾向があつて、画像内での面積割合は小さいが他
の部分とは際立つて色が違う様な文字や記号が消
滅する危険性が従来方法に比べて小さくなる。ま
た、自然画像の様に画像全体として類似の色が多
く含まれる場合で代表色間の距離が小さい領域間
でも両領域の頻度が大きければ簡単には統合され
ずやはり形状が保存される傾向がある。
なお、上記測度は従来の頻度や距離の単一量を
用いる方法と比べると若干計算量が大きくなる
が、極端に大きいわけではない。
また、上記測度と同様の効果をもち、かつ計算
量を軽減できる測度としてhjdijが考えられる。
これは、ある領域Sjの頻度とその領域から最小距
離にある領域Siとの間の距離dijとの積である。
更に、上記2つの測度を領域間の頻度の比に応
じて使い分けることも考えられる。これは、 hi≫hjのとき hihj/hi+hjdijhjdij (13) であることから、例えばhi/hj>3であれば式(1
3)の右辺の測度を計算し、1hi/hj3であれ
ば式(13)のうち左辺の測度を計算して用いる。但
し、この場合2つの領域のうち頻度の大きい方を
Si、小さい方をSjとしている。式(13)の右辺を用
いることは、両領域の統合による色の変化量を式
(8)の変わりに〓K=〓i、すなわち小さい領域が
大きい領域に吸収されてしまう場合の色の変化量
として概算することに相当する。頻度の比がある
程合大きければこれで十分よい近似であるし、こ
れによつて計算量を軽減することができることに
なるのである。
以上説明した様に、この発明の実施例によれ
ば、測度として領域の頻度と距離の両方を含む量
を用いているので、色統合の影響を精度よく表わ
し、不適当な色統合が行なわれる危険性が小さ
い。
なお、上記実施例では3次元色空間をRGB空
間として説明したが、色空間にはLUV(均等色空
間)やLHS(明度,色相,彩度),YIQ(輝度と2
つの色度)などのRGB空間以外の3次元空間が
考えられ、これらについても各軸について適当な
重みづけによる距離関数を与えれば同様に色空間
の分割が考えられ、上記実施例と同様の測度を用
いた色統合方法を用いることができる。
また、上記実施例では色空間分割はRGB空間
の各軸を等分することにより空間をNr・Ng・
Nb個の直方体に分割し、各直方体内で生起頻度
が最大である色を候補色として抽出し、RGB空
間内の各色を最も距離の小さい候補色に対応づけ
ることにより行なつて、分割された各領域で代表
色を計算すると説明したが、距離計算を行なわず
にあらかじめ定められたカラー空間分割マツプを
作成し、分割された各領域で生起頻度が最大の色
または(領域内に生起する色が存在しない場合に
は)領域の重心に相当する色を代表色とする様に
してもよい。例えば、カラー分割マツプを形式的
にS(r,g,b)と表わすと、S(r,g,b)
に対する領域番号として、 S(r,g,b) =i・Ng・Nb+j・Nb+k (14) なる値を与える。但し、ここでi,j,kは、
Lr,Lg及びLbをRGB空間の各軸をそれぞれNr,
Ng,Nb等分して得られるNr・Ng・Nb個の直
方体のR軸,G軸,B軸方向の辺の長さとして次
式を満たす値とする。
i・Lrr<(i+1)・Lr j・Lgg<(j+1)・Lg k・Lbb<(k+1)・Lb (15) また、上記実施例では、色空間分割(ステツプ
33)のあと、ステツプ34で色数が目標数に達した
ことがわかるまで、画像メモリ2やカラーマツプ
3の内容は変更せずに色統合を繰返す様に説明し
たが、途中でそれまでの色統合の結果にもとづい
てカラーマツプ3への登録やカラー空間分割マツ
プの作成などを行なつてカラー画像変換(ステツ
プ39)を実行し、途中の結果を表示装置4に表示
する様にしてもよい。特にカラーマツプ3のイン
デツクス番号が原カラー画像で生起する可能性の
ある色の数まで大きくとれる場合には、画像メモ
リ2内の各画素値を変更しなくてもカラーマツプ
3の書替えのみで途中結果の表示が可能である。
更に、システム構成的には、実施例の説明では画
像入力装置1からカラー画像が画像メモリ2に直
接入力されるとしたが、それに限らず入出力や通
信用のインタフエースにより、CPU21を介し
て画像データが画像メモリ2に入力される構成で
あつてもよいことは当然である。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、色統合の際に
領域或いは代表色間で定義される測度としての領
域頻度と領域間の距離の両方を含む複合的量を用
いているので、測度が色統合による画像全体への
影響度をよく反映し、不適当な色統合が行なわれ
る危険性が小さくなつて、原カラー画像を少数に
限定された種類の色からなる良好なカラー画像に
変換できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるカラー画像
変換装置の全体構成図、第2図はこの発明にかか
るカラー画像変換装置のシステム構成の一例を示
すシステム構成図、第3図はこの発明にかかるカ
ラー画像変換装置における処理の概略を示すフロ
ーチヤート、第4図及び第5図は従来のカラー画
像変換装置における処理の概略を示すフローチヤ
ート、第6図及び第7図はその一部分の具体的処
理手順を示すフローチヤート、第8図はカラーマ
ツプの一例、第9図はカラー空間分割マツプの一
例、第10図は隣接関係テーブルの一例、第11
図は領域テーブルの一例を示す図である。 図において、1は画像入力手段、2は画像メモ
リ、3はカラーマツプ、4は表示装置、5はヒス
トグラム作成手段、6は色空間分割手段、7は隣
接関係テーブル作成手段、8は色統合手段、9は
カラーマツプ作成手段、10はカラー空間分割マ
ツプ作成手段、21はCPU、22はプログラ
ム・ワーキングメモリである。なお、図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像メモリに記憶された原カラー画像中の色
    の生起頻度のヒストグラムを作成するヒストグラ
    ム作成手段と、上記ヒストグラムにもとづき色空
    間を複数の領域に分割し、領域毎に代表色を選択
    する色空間分割手段と、分割された各領域毎或い
    は各領域の代表色相互間で定義される測度の小さ
    い順に領域をその数が所定数に達するまで次々と
    統合すると共に、領域数が所定数に達した段階で
    原カラー画像を限定された数の代表色のみから成
    るカラー画像に変換する色統合手段とを備えたカ
    ラー画像変換装置において、上記色統合手段は、
    その測度として次式 hi・hj・dij/hi+hj を用いることを特徴とするカラー画像変換装置。 ただし、hi,hjは統合対象の2領域内の色の頻
    度の和、dijは統合対象の2領域の代表色間の距
    離である。
JP60231809A 1985-10-17 1985-10-17 カラ−画像変換装置 Granted JPS6292076A (ja)

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