JPH06225329A - クロマキー処理方法及び装置 - Google Patents

クロマキー処理方法及び装置

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JPH06225329A
JPH06225329A JP5027442A JP2744293A JPH06225329A JP H06225329 A JPH06225329 A JP H06225329A JP 5027442 A JP5027442 A JP 5027442A JP 2744293 A JP2744293 A JP 2744293A JP H06225329 A JPH06225329 A JP H06225329A
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JP
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rgb
triangular pyramid
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JP5027442A
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Yasushi Mishima
也守志 三島
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IMAGICA KK
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IMAGICA KK
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00—Details of colour television systems
    • H04N9/64—Circuits for processing colour signals
    • H04N9/74—Circuits for processing colour signals for obtaining special effects
    • H04N9/75—Chroma key

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然な合成用前景画像を得られるようにす
る。 【構成】 RGB3次元空間の上で、背景代表色を中心
とする三角錐を組合せて完全背景を示す内側48面体4
0と、完全背景を示す外側48面体41とから成る二重
の48面体40,41を作り、画像の各絵素が48面体
40,41を構成する三角錐のうちどの三角錐に属する
かによって識別関数のパラメータを変えてキー値を算出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RGB数値データ化し
た色々な方式のカラー画像を処理して別のカラー画像の
上に合成するためのクロマキー処理方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオ映像製作におけるクロマキー手法
では、単一色に塗った(青色の場合が多い)背景パネル
の手前に合成したい前景物体を配置してカメラでブルー
バック素材として撮影し、この画像から様々な方法で青
色部分が0%で前景部分が100%となるキー信号の画
像を生成する。キー信号の画像はブルーバック素材と別
の背景用素材の切替え装置のスイッチ部に供給されて合
成画像を得るために用いられる。キー信号が0%か10
0%かの2値的な状態しかとらないとすると、合成後の
前景物体の輪郭部などが不自然になってしまうので、ソ
フトクロマキーと呼ばれる装置ではキー信号に0%から
100%の間の中間的な値をとることを許容している。
従来のソフトクロマキーの手法では色を表す属性である
色相・飽和度・明度のうち明度を除いた二つの特徴量を
表すことのできる色度図上の距離を用いてキー信号の発
生に用いていた。特開昭62−66791によるとまず
前景画像のRGBの3原色データは次式で表される変換
式を用いて2次元直交座標系上のデータ(X,Z)に変
換される。
【0003】
【数1】
【0004】ここでφは色度図上で背景色の色相のB−
Y軸に対する角度である。上式で得られるXとZを用い
てキー信号の値kは、 k=X−aZ2 なる計算式を用いて求められている。aは調整可能なパ
ラメータである。実際には可変利得kgとオフセットk0
を用いて、 k’=(k+k0)kg で表されるk’をキー信号の値としている。この手法に
よるとk’が一定値になるとXとZのデータの組は色度
図上で焦点がX軸にあり準線がZ軸上にある放物線にな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法に
おけるX,Zの直交座標は、明度の情報をもっていない
ので、例えば明るい青色と暗い青色を区別することはで
きない。
【0006】ソフトクロマキーの場合、輪郭部や半透明
前景を処理するためにキー信号の値は中間的な値をとる
ことができるが、従来の装置はブルーバック素材画像の
成り立ちを理論的に取り扱っているわけではなかったの
で、抽出結果が不自然になったり、見かけ上の画像品質
を向上させるためにクロマキャンセルなど本来不要な処
理を付け加える必要があったりした。
【0007】又、色度図上を一本の閉じていない線で区
切る場合は、中間彩度のバックを用いてより高彩度の色
とより低彩度の色をあわせ持つ前景を処理することが不
可能であった。
【0008】更に、マウスやタブレットなどの位置指示
機器を用いて、画面上の背景位置をカーソル指定するこ
とでパラメータを決定する方法は存在したが、これはハ
ードエッジのキーイング処理に限られ、ソフトクロマキ
ーのディゾルブ部分の処理は可変抵抗を用いており直観
的に操作できなかった。
【0009】本発明は、上述の実情に鑑み、自然な合成
用前景画像を得られるようにしたクロマキー処理方法及
び装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、RG
B3原色データとして表わされた素材画像から色の違い
を利用して前景となる物体を抽出し、背景画像に合成す
るためのキー値を求めるようにしたクロマキー処理方法
において、RGBの3原色を直交する3軸とする3次元
空間を、背景代表色を頂点として共有する48の三角錐
空間に区切り、各三角錐空間について背景領域とソフト
キー領域との境となる内側平面を設定してRGB3次元
空間に背景領域の識別境界となる内側の48面体を作る
と共に、各三角錐空間について前景領域とソフトキー領
域との境となる外側平面を設定してRGB3次元空間に
前景領域の識別境界となる外側の48面体を作って、2
つの48面体を内分して得られる48面体をソフトキー
領域のキー値の等位面とし、素材画像の各絵素が、RG
B3次元空間を区切る48の三角錐空間のうちどの三角
錐空間に属するかを調べて、所属する三角錐空間ごとに
内側平面や外側平面などによって定められる識別関数か
ら得られるパラメータを用いてキー値を算出することを
特徴とするクロマキー処理方法にかかるものである。
【0011】請求項2の発明は、素材画像上の完全背景
部分や完全前景部分を指定するマウス型ポインタデバイ
スまたはタブレット型ポインタデバイス等の位置指示機
器によって指定された完全背景部分や完全前景部分に基
づき半自動的にキー値算出のための識別関数のパラメー
タを決定する請求項1記載のクロマキー処理方法にかか
るものである。
【0012】請求項3の発明は、素材絵素のRGBデー
タと背景代表色のRGBデータとの第1の差を取る引算
器と、上記第1の差データのうちRGBのいずれかの2
つの間の第2の差を取る引算器と、上記第1の差データ
のうちRGBのいずれか2つの和を取る足算器と、各引
算器及び足算器からの第1、第2の引算データ及び足算
データの符号を検査する符号検査器と、各符号検査器か
らの9ビットの符号データのビットパターンから48面
体を構成する三角錐のうち所属する三角錐のインデック
スを求めるルックアップテーブルとを有する所属三角錐
判断装置を備えたことを特徴とするクロマキー処理装置
にかかるものである。
【0013】
【作用】本発明では、入力されたRGB3原色データを
情報量の損失なしに利用するため色度図などの2次元空
間に写像することをせずRGB3次元空間でそのまま取
り扱う。従ってキー信号(キー値)の値を決定するのは
3変数の関数であり、RGB3次元空間内のスカラー場
によってあらわされるものである。この関数のことを識
別関数と呼ぶ。
【0014】ブルーバック撮影された前景映像のRGB
データをRGB3次元空間中にプロットしてみると、背
景部分の絵素はB軸の近くに比較的小さく分布してい
る。これに対し前景部分の絵素はバナナの形のように細
長く分布したものがいくつか組み合されたような格好で
背景部分の絵素から離れた所に分布している。また両者
の境界部分の絵素はそれぞれのバナナ状に分布した絵素
を底辺に持ち、背景部分の絵素を頂点に持つほぼ三角形
の範囲内に分布している。キー値を表すスカラー場はバ
ナナ状の部分の絵素が100%、背景部分の絵素が0%
で三角形の範囲内の部分の値が頂点から底辺に向かって
徐々に増えていくよう設定するのが理想的である。
【0015】そこで、識別関数を表すスカラー場とし
て、二重の48面体で定義されるものを用いる。これに
よりRGB3次元空間における素材画像データの分布に
適した形状のスカラー場が形成され、輪郭部や半透明部
を滑らかに表現できるキー値が算出される。キー値が決
まると画像合成の理論から導かれたモデルに従って半透
明部などバック色が関与している前景部分の絵素の色を
本来の前景色に色変換する。
【0016】RGB3次元空間上に任意の位置を包含す
るようにスカラー場を定義できるので背景色の制限が大
幅に削減され、前景色にバック色がなければキーイング
ができる。
【0017】ハードエッジのクロマキーパラメータを設
定してから前景部分まで透き通ってしまうようなソフト
エッジのパラメータを指定し、その後で透き通ってはい
けない部分をマウスやタブレットを用いて繰返し画面上
でポインティングすることによってソフトキーのパラメ
ータを設定する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0019】図1〜図15は本発明の一実施例である。
【0020】本発明の入力となるデータはRGBで表さ
れるブルーバック素材のデジタルデータであり、出力と
なるのはブルーバックの青い部分が黒く表された前景抽
出後の画像で、やはりRGBのデジタルデータである。
【0021】実際の映像製作の流れを図3に示す。まず
映画のカメラまたはビデオカメラなどの撮影機器3でブ
ルーバック素材が撮影される。どちらの場合もフィルム
スキャナまたはビデオデジタイザなどの画像デジタル化
装置4を用いてRGBの3原色の数値データの集りであ
る画像データ配列42に変換され、磁気テープや固定デ
ィスク装置上に記録される。本発明は画像の空間解像度
や色成分の量子化ビット数などを自由に選ぶことができ
る。
【0022】このRGBデジタルデータである画像デー
タ配列42が本発明のクロマキー処理装置5に読み込ま
れ、処理後の前景抽出画像43がRGBデジタルデータ
として出力される。
【0023】一方合成すべき別の画像も上記と同様の方
法でRGBデジタルデータの画像データ44に変換さ
れ、前景抽出画像43とともに画像合成装置6によって
合成される。
【0024】合成結果はRGBデジタルデータである画
像データ配列45の形でフィルムレコーダ装置またはフ
レームメモリなどの録画機器7を用いてフィルム又はビ
デオテープ上に録画される。
【0025】本発明のクロマキー処理装置5では、最初
に前景画像の画像データ配列42が読み込まれる。この
映像を図9に示すようなユーザーインターフェース37
としてのコンピュータのディスプレイ38上に表示し、
マウスやタブレットなどの位置指示機器39を用いてキ
ー信号生成のためのパラメータをコンピュータの支援の
下に作成する。この操作は一つのカット(カメラが回り
始めてから止るまでの連続したフレームの集まり)に対
し通常1回行なう。次に連続フレーム処理のモードに切
替えると、前景画像の画像データ配列42を次々読み込
み、全ての絵素を設定済みのパラメータを用いて処理す
る。処理した結果は前景抽出画像43として出力され次
のプロセスに送られる。前景抽出画像43とは、キー信
号と、色変換された前景画像の2種類のデータである。
【0026】○キー値を決定する48面体の定義 キー信号の値であるキー値kは後述する線形の式によっ
て表現されるが、前景画像の各データの持つRGB色成
分がRGB3次元空間上でどこに位置するかによってそ
の式の係数が異なる。RGB3次元空間は、図4に示す
ような、頂点を共有する48個の三角錐46によって区
切られており、各三角錐46区間は、それぞれ別の係数
パラメータを持つ。このパラメータによって定義される
キー値kにより、RGB3次元空間内で48面体形状を
等位面として持つスカラー場が形成される。
【0027】48個の三角錐46区間は次のように定義
されている。まずもっとも典型的な背景色として一つの
色を決めそのRGBデータを与える。この色を背景代表
色の点C0と呼ぶ。通常この色はマウスやタブレットな
どの位置指示機器39を用いて画面上の背景色部分をR
GBデータとして何点かサンプリングし、その平均値を
用いる。次にこの背景代表色C0を表わすRGB3次元
空間上の点から26本の直線を伸ばす。この直線の方向
ベクトルは図5に示されている。R軸・G軸・B軸それ
ぞれの正方向と負方向に一本ずつの6本。R軸とG軸を
含むRG平面上で角ROGを2等分する直線など各象現
の45゜方向の線4本をGB平面、BR平面にそれぞれ
とった計12本。およびRG・GB・BR平面で区切ら
れる8つの空間のそれぞれに背景代表色C0を原点とし
た時の座標値の絶対値が3成分とも同一になる直線8本
の合計26本の直線である。26本の直線は次式で表わ
される。
【0028】Pn=tvn+c0(n=1,2,…,2
6) ここでvnはnでインデクシングされた直線の単位方向
ベクトルである(図5)。このベクトルは不変である。
【0029】三角錐46はこの26本の直線の中の隣合
う3本の直線によって作られる。48個の三角錐46の
インデックスと各三角錐46を構成する3本の直線のイ
ンデックスを図6に示す。これらの三角錐46空間は背
景代表色C0を通る9枚の平面によって切断されたRG
B空間の一部になっている。これらはRG平面,GB平
面,BR平面に平行な3枚の平面とRG平面をG軸を中
心に45゜回転させたもの及び−45゜回転させたもの
2枚、GB平面をB軸を中心に45゜回転させたものお
よび−45゜回転させたもの2枚、BR平面をR軸を中
心に45゜回転させたものおよび−45゜回転させたも
のの合計9枚である。
【0030】一つの三角錐46中においてキー信号の値
kは交わらない二つの平面すなわち二つの三角形により
定義される(図4)。スカラー場をC0級連続にするた
め、隣り合う三角錐46の三角形は頂点を共有するの
で、結局二重の48面体40,41がRGB3次元空間
内の任意の色のキー値kを決定する。つまり26本の直
線上に一つずつ点をとり、各三角錐46空間を構成する
3本の直線上の点を結んでできる48個の三角形によっ
て48面体40,41が一つできる。このような48面
体40,41を交わらないように大小2つ配置すること
で図2に示すようなスカラー場が決まる。
【0031】ひとつの48面体40,41は直線上の背
景代表色C0とのRGB3次元空間におけるユークリッ
ド距離26個と背景代表色C0の三つの成分の合計29
個のパラメータで定義される。大小の48面体40,4
1の背景代表色C0は同一なので二重の48面体40,
41は55個の調整可能パラメータによって定義される
ことになる。
【0032】これらのデータはコンピュータのユーザイ
ンタフェースプログラムを用いて設定されメインメモリ
上にストアされる。
【0033】定性的にはこの2つの48面体40,41
のうち小さい方の48面体40の内側の背景領域47に
含まれるRGBデータで表わされる色の絵素1は完全に
背景であるとしてキー値kを0%にする。また大きい方
の48面体41の外側の前景領域48に含まれるRGB
データで表わされる色の絵素2は完全に前景であるとし
てキー値kを100%、二つの48面体40,41には
さまれた領域は背景でも前景でもないソフトキー領域4
9として処理する。
【0034】α値計算処理は次のようなものである。三
角錐46空間にある二枚の平面50,51のうち背景代
表色C0に近い方が小さい48面体40の面であり、前
景絵素の色データがこの面50よりも背景代表色C0側
にある時、その絵素の位置のキー値kは0%であり、も
う一つの平面51の外側にある時キー値kは100%で
ある。二つの平面50,51にはさまれる空間にある場
合は内側平面50に近いほどキー値kの値が低く、外側
平面51に近いほど値が高くなる。このようなキー値k
は背景代表色C0からの距離の関数として計算される。
【0035】処理する前景絵素データをCrとする。Cr
と背景代表色C0を結ぶ直線が内側平面と交わる点を
C1,外側平面と交わる点をC2とする。背景代表色C0
からCr,C1,C2までの距離をlr,l1,l2とすると
kは
【数2】 と計算される。この関数をグラフにしたものが図7であ
る。
【0036】色空間の距離は次のように計算される。該
当三角錐46を形成している3本の直線のインデックス
をルックアップテーブル(図8)から読み込み、それぞ
れの直線上にある二重の48面体40,41の頂点の位
置をメインメモリから背景代表色C0との距離として取
り出す。添字iを直線のインデックスとすると各直線上
の内側三角形の頂点Aiと外側三角形の頂点Biは Ai=aivi+C0Bi=bivi+C0 として計算される。内側及び外側の平面の方程式 外側:loutr+moutg+noutb+oout=0 内側:linr+ming+ninb+oin=0 の係数は、この平面がAiおよびBiで表されるそれぞれ
三つの頂点を通ることから、各座標値を用いて計算でき
る。
【0037】処理する前景絵素データCrの成分を
(rr,gr,br),と背景代表色C0の成分を(r0,
g0,b0)とするとこれらを結ぶ直線の方程式は、
【数3】 と表わされる。平面の方程式と直線の方程式の連立方程
式を解くと、
【数4】
【0038】ここで得られるのが長さのパラメータで、
このtinは点CrC0間の長さCrC0を1としたときの点
C2C0間の長さである。また、このtoutは点CrC0間
の長さCrC0を1としたときの点C1C0間の長さであ
る。
【0039】このtinとtoutを用いるとlr,l1,l2
で表されたkの式は、
【数5】 と計算できる。
【0040】tinとtoutを求める式が前景の全ての絵
素に対して計算される。この式の分母を展開すると、
【数6】 となり、分母の三つの項と分子はCrに依存せず三角錐
46の中で一定で予め計算しておくことができるので、
実際にRGB信号を処理する段階に入る前に48面体4
0,41の各平面50,51の方程式の係数をもとめて
これらの項を計算し識別関数パラメータDINn,DO
UTn(分子)およびEINn,EOUTn(分母の3項
の和) DIN=−linr0−ming0−ninb0−oin EIN=linr0+ming0+ninb0 DOUT=−loutr0−moutg0−noutb0−oout EOUT=loutr0+moutg0+noutb0 としてCrおよびlout,mout,nout,lin,min,n
inとともに識別関数パラメータレジスタ(図8)に保存
しておく。
【0041】○前景映像のRGB信号の処理 処理する映像はRGBデジタルデータで前景を構成する
全ての絵素データ42が連続してクロマキー処理装置5
に入力される。クロマキー処理装置5は絵素毎に独立し
て処理を行なう。
【0042】クロマキー処理装置5の内部は図9のよう
な構造になっている。入力部52から得られた一つの絵
素分のRGBデジタルデータは所属三角錐判断装置10
とα値計算装置11と色変換装置12に送られる。
【0043】まず所属三角錐判断装置10での処理が最
初に行なわれる。所属三角錐判断装置10は図10に示
すようなものである。背景代表色C0は識別関数パラメ
ータレジスタ8の中に存在する。
【0044】入力部52から送られた前景絵素2のRG
Bデジタルデータは成分毎に識別関数パラメータレジス
タ8の背景代表色C0と共に引算器13,14,15に
入れられる。引算器13,14,15から得られる三つ
のデータは前景絵素2の背景代表色C0に対する3次元
の相対座標値である。48個の三角錐46区間は9枚の
平面の切断によって得られる空間なので、前景絵素デー
タが各平面に対してどちらの側の半空間に属しているか
を全て調べれば所属する三角錐46を特定できる。
【0045】RG平面、GB平面、BR平面に平行な面
に対する所属半空間は相対座標値の成分の符号を調べる
ことにより決定できる。45°傾いた面に対しては成分
の大小関係や符号を入れ変えた成分の大小関係を調べれ
ば決定できるのでRGBの三つの相対座標値から二つを
とりだして引算器16,18,20と足算器17,1
9,21に入れた結果の符号を調べれば良い。9個の符
号の組合せによって前景絵素2がどの三角錐46に入る
かは予めわかっているので、9ビットのアドレスに対し
て三角錐46のインデックスが対応するLUT(ルック
アップテーブル)22が用意されている(図11)。9
個の符号検査器53〜61は正の時Highを負の時L
owを出力し、LUT22に9ビットの数値としてアド
レスを供給する。この結果所属三角錐判断装置10の出
力として所属三角錐46のインデックスが得られ、識別
関数パラメータレジスタ8の後段に位置するパラメータ
セレクタ9に与えられる。
【0046】パラメータセレクタ9は図12のように所
属三角錐判断装置10から三角錐46のインデックス
(0〜47)を与えられると、その三角錐46で定義さ
れている2平面50,51の識別関数パラメータDIN
n,DOUTn,EINn,EOUTn,lout,mout,n
out,lin,min,ninをα値計算装置11に送る。
【0047】α値計算装置11では前述のキー値kの式
を計算する(図13)。入力部52から与えられる前景
絵素2のRGB信号が識別関数パラメータレジスタ8か
ら供給される係数と共に乗算器23〜25,23’〜2
5’に入れられ、その結果とEINn,EOUTnとの合
計が足算器26,26’で求められて、DINnと,D
OUTnとともに除算器27,28に入れられる。内側
平面50と外側平面51の二組の識別関数パラメータに
よって得られる除算器27,28の出力結果t inとt
outがそれぞれ1より大きいか小さいかを比較器29で
比較され、その結果で場合分けされてクリッピング処理
のなされたキー値kとして出力される。場合分け部分の
フローチャートを図14に示す。
【0048】○色変換装置 クロマキー処理装置5の次の段階に位置する合成装置6
では次のような合成式によって前景と別の背景の合成処
理を行なう。
【0049】
【数7】 ここでCdstは合成後の画像の色データ、Cfrontは手前
にある対象物(前景)の色データ、Cbackは前景とは別
に用意してある背景の色データである。kはα値計算装
置11で得られたものである。
【0050】合成結果画像のデータであるCdstを求め
るためにはαCfrontを与える必要があるので色変換装
置12を用いてこの値を計算する。ブルーバックの前景
素材画像も上の合成式で計算されるとすると、式中のC
dstは前景素材として得られている処理中の入力色デー
タCr,Cfrontは入力画像の中の前景部分の色、Cback
は入力画像の中の背景代表色C0である。この場合、 kCfront=Cdst−(1−k)Cback =Cr−(1−k)C0 という式を用いてαCfrontが計算できる。色変換装置
12の内部処理を図15に示す。前段で求められたキー
値kが反転器30で1から引かれ背景代表色C0の各成
分と共に乗算器31,32,33に入れられる。その結
果得られたRGBデータが前景絵素のRGBデータとと
もに引算器34,35,36に入れられ結果が出力部6
2から出力される。
【0051】○キー値パラメータ入力 キー値kの算出に必要なパラメータの設定には次のよう
な手順を用いる。まずユーザーインターフェース37と
なるコンピュータのディスプレイ38上に前景素材映像
を表示する。次にこの画面上で、マウスやタブレット等
の位置指示機器39を用いて完全に背景であることが確
実な部分をサンプリングする。これには矩形領域を指定
してその内部にRGBデータを取り出す方法やカーソル
が通過した位置を連続的にサンプリングする方法などが
ある。サンプリングしたRGBデータの平均値を取って
背景代表色C0とする。そして、サンプリングした全て
のデータを内側に含むような小さい48面体40を作
る。
【0052】この48面体40の決定方法は次の通りで
ある。サンプリングした全RGBデータについて以下の
作業を繰り返す。所属三角錐判断装置10を用いてその
データが48面体40を構成する三角錐46のうちどの
三角錐内にあるか調べる。現在その三角錐46の中で小
さい48面体40の内側にデータがある場合は何もせず
次のデータの処理に進む。外側にある場合にはそのデー
タ点を通る平面が三角錐46の各軸と交わる点と背景代
表色C0との距離(切片)の合計が最小になるような平
面50を数値計算(勾配法)で求め、内側多面体の平面
50とする。ただしそれぞれの切片がそれまで存在して
いた平面50の切片の長さより短い場合は以前の切片を
用いる。これにより既に小48面体40の内側に分類さ
れていたデータが新たに外側に分類されることを防いで
いる。
【0053】以上の方法により一つの48面体40のパ
ラメータを設定し実際に前景抽出とテストの合成を行っ
てみる。この結果完全に前景の部分が画面上に残ってい
る場合は前述の位置指示機器39などのサンプリング手
段を用いて同様の形状決定法を完全背景部分が認められ
なくなるまで繰り返す。
【0054】次に大きい48面体41を定義する。ま
ず、26本の全ての外側48面体41の切片として十分
大きい値を仮に入力する。これには予め決まった値を代
入する方法と、ユーザがマニュアルで適当な値を設定す
る方法とがある。外側48面体41が十分大きいと本来
完全に前景であるはずの部分までディゾルブ領域に入る
ので、テストの合成を行ってみると前景部が変色し半透
明になった映像が得られる。ここで前述の位置指示機器
39などのサンプリング手段を用いて完全に前景である
ことが確実な部分をサンプリングする。この結果サンプ
リングした全データが外側に出るような大きい48面体
41を作る。
【0055】この形状決定法は小48面体40とは異な
り次のようなものである。サンプリングした全RGBデ
ータについて以下の作業を繰り返す。所属三角錐判断装
置10を用いてそのデータが48面体41を構成する三
角錐46のうちどの三角錐内にあるか調べる。現在その
三角錐46の中で大きい48面体41の平面の外側にデ
ータがある場合は何もせず次のデータの処理に進む。内
側にある場合にはそのデータ点を通る平面51が三角錐
46の各軸と交わる点と背景代表色C0との距離(切
片)が、そのデータ点と背景代表色C0を結ぶ直線と各
軸のなす角との正弦に比例しているとして平面51を決
定する。ただしそれぞれの切片がそれまで存在していた
平面51の切片の長さより長い場合は以前の切片を用い
た平面51で同様の計算を行う。これにより既に大きい
48面体41の外側に分類されていたデータが新たに内
側に分類されることを防いでいる。
【0056】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクロマキ
ー処理方法及び装置によれば、以下のような優れた効果
を奏し得る。
【0058】従来のソフトクロマキーでは高品質に処理
できなかった前景の輪郭、ブレたエッジ、アウトフオー
カスのエッジ、半透明の物体、物体の影、風になびく髪
やネット等極端に複雑な物体、煙や雲や炎などが自然に
合成できる。
【0059】タブレットやマウスなどの位置指示デバイ
スを用いて完全背景部や完全前景部を指し示すことによ
りソフトキーのパラメータを含めたキーパラメータの設
定が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】RGB空間の色分布とキー値の場の模式図であ
る。
【図2】RGB空間に定義された2重の48面体を表わ
す図である。
【図3】本発明の装置を含めた全画像処理システムの模
式図である。
【図4】三角錐内のキー値の配置を示す模式図である。
【図5】48面体頂点の存在する直線の方向ベクトルと
三角錐番号の対応表である。
【図6】三角錐番号とそれを構成するインデックスの対
応表である。
【図7】キー値と背景代表色からの距離の関数を示すグ
ラフである。
【図8】識別関数パラメータレジスタの内容表である。
【図9】本発明の装置の全体のブロック図である。
【図10】所属三角錐判断装置のブロック図である。
【図11】所属三角錐判断装置で使われるビットパター
ンと三角錐の対応表である。
【図12】識別関数パラメータレジスタのセレクタのモ
デル図である。
【図13】α値計算装置のブロック図である。
【図14】α値計算装置の場合分けによるkの計算のフ
ローチャートである。
【図15】色変換装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 所属三角錐判断装置 13〜15,16,18,20 引算器 17,19,21 足算器 22 ルックアップテーブル 39 位置指示機器 40,41 48面体 46 三角錐 47 背景領域 48 前景領域 49 ソフトキー領域 50,51 平面 53〜61 符号検査器 C0 背景代表色 k キー値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RGB3原色データとして表わされた素
    材画像から色の違いを利用して前景となる物体を抽出
    し、背景画像に合成するためのキー値を求めるようにし
    たクロマキー処理方法において、RGBの3原色を直交
    する3軸とする3次元空間を、背景代表色を頂点として
    共有する48の三角錐空間に区切り、各三角錐空間につ
    いて背景領域とソフトキー領域との境となる内側平面を
    設定してRGB3次元空間に背景領域の識別境界となる
    内側の48面体を作ると共に、各三角錐空間について前
    景領域とソフトキー領域との境となる外側平面を設定し
    てRGB3次元空間に前景領域の識別境界となる外側の
    48面体を作って、2つの48面体を内分して得られる
    48面体をソフトキー領域のキー値の等位面とし、素材
    画像の各絵素が、RGB3次元空間を区切る48の三角
    錐空間のうちどの三角錐空間に属するかを調べて、所属
    する三角錐空間ごとに内側平面や外側平面などによって
    定められる識別関数から得られるパラメータを用いてキ
    ー値を算出することを特徴とするクロマキー処理方法。
  2. 【請求項2】 素材画像上の完全背景部分や完全前景部
    分を指定するマウス型ポインタデバイスまたはタブレッ
    ト型ポインタデバイス等の位置指示機器によって指定さ
    れた完全背景部分や完全前景部分に基づき半自動的にキ
    ー値算出のための識別関数のパラメータを決定する請求
    項1記載のクロマキー処理方法。
  3. 【請求項3】 素材絵素のRGBデータと背景代表色の
    RGBデータとの第1の差を取る引算器と、上記第1の
    差データのうちRGBのいずれかの2つの間の第2の差
    を取る引算器と、上記第1の差データのうちRGBのい
    ずれか2つの和を取る足算器と、各引算器及び足算器か
    らの第1、第2の引算データ及び足算データの符号を検
    査する符号検査器と、各符号検査器からの9ビットの符
    号データのビットパターンから48面体を構成する三角
    錐のうち所属する三角錐のインデックスを求めるルック
    アップテーブルとを有する所属三角錐判断装置を備えた
    ことを特徴とするクロマキー処理装置。
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