JPH0481358B2 - - Google Patents

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JPH0481358B2
JPH0481358B2 JP57117635A JP11763582A JPH0481358B2 JP H0481358 B2 JPH0481358 B2 JP H0481358B2 JP 57117635 A JP57117635 A JP 57117635A JP 11763582 A JP11763582 A JP 11763582A JP H0481358 B2 JPH0481358 B2 JP H0481358B2
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JP
Japan
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lock
signal
error
waves
phase angle
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JP57117635A
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JPS5818171A (ja
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Ei Moogan Eiuerii
Aaru Kashiasu Guren
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Honeywell Inc
Original Assignee
Honeywell Inc
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Publication date
Application filed by Honeywell Inc filed Critical Honeywell Inc
Publication of JPS5818171A publication Critical patent/JPS5818171A/ja
Publication of JPH0481358B2 publication Critical patent/JPH0481358B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、後方散乱によりひき起されるロツク
インの影響を最小にするためのバイアス装置を含
み、2つの波が閉ループ経路内を逆方向に進む角
速度センサに関するものである。とくに、本発明
は、この種のセンサに通常含まれている固有の誤
差の大きさを小さくし、またはセンサの出力を修
正し、あるいはその誤差を補償するようにセンサ
を制御できる、それらの誤差を補償するための新
規な方法を提供するものである。 簡単なレーザ角速度センサ(時にはリング・レ
ーザ・ジヤイロと呼ばれる)においては、互いに
逆向きに進む2つの波がほぼ単色の電磁放射の2
つの波すなわち2つのビーム、通常は単色光ビー
ム、により与えられる。それら2つの光ビーム
は、検出すべき回転の中心軸を成す入力軸を通常
囲む(必ずしも囲まなくてもよい)閉ループ経路
に沿つて逆向きに進むように発生される。センサ
が休止している時は、レーザ放出路は逆向きに進
むビームに対して同一であり、その結果として各
ビームの振動数も同一である。入力軸を中心とし
てリング・レーザ・ジヤイロとくに閉ループ経路
が回転すると、一方のビームが進む実効レーザ放
出路長が長くなり、他方のビームが進む実効レー
ザ放出路長が短くなる。そのような装置における
電磁放射ビームの振動数はレーザ放出路の実効長
に依存するから、このように2本のビーム路の長
さが変化すると各ビームの振動数が変化し、一方
は高く、他方は低くなる。したがつて、2本のビ
ームの振動数の差は光ビームの回転速度、すなわ
ち、入力軸を中心とする閉ループ経路の回転速度
を示すことになる。2本のビームの振動数が異な
ると互いに逆向きに進むビームの位相が異なるこ
とになり、その位相差は振動数の差に比例する速
さで変化する。したがつて、2本のビームの位相
差は振動数の差の時間積分に比例し、ジヤイロの
入力軸を中心とする入力回転速度の時間積分を表
す。したがつて、ある時間にわたる総移相量はそ
の積分時間中におけるジヤイロの入力軸を中心と
する総角変位を示し、その移相変化速度はジヤイ
ロの入力軸を中心とする回転速度を示す。 リング・レーザ・ジヤイロにおける厄介な特性
は「ロツクイン」である。ロツクインしきい値ま
たはロツクイン速度と呼ばれるある臨界値以下で
ある、リング・レーザ・ジヤイロの入力軸を中心
とする回転速度においては、互いに逆向きに進む
ビームの振動数の差は共通の値に同期するから振
動数の差が零ということは回転が全く行われてい
ないことを示す。ロツクイン特性は互いに逆向き
に進む波の相互結合のために生ずる。主な結合原
因は各ビームから他のビームの方へエネルギーが
相互に散乱することである。その作用は、従来の
電子発振器において以前から理解されていたロツ
クイン結合作用に類似する。 もちろん、低い回転速度を正確に測定すること
が不安定であると、航行装置におけるレーザ角速
度センサの有効性が低下することになる。したが
つて、レーザ角速度センサが航行装置においてよ
り効果的に使用されるように「ロツクイン」の影
響を小さくするか、なくす目的で多くの開発研究
がレーザ角速度センサの分野において行われてい
る。この分野での大きな進歩が米国特許第
3373650号に開示されている。その米国特許によ
れば、逆向きに進む電磁エネルギー・ビームの少
くとも一方の振動数に変化するバイアスをかけ
て、互いに逆向きに進む電磁エネルギー・ビーム
の間に変化する振動数の差を生じさせる。そのバ
イアスは変化する振動数の差の符号が交互に変化
するようなものである。そのようにして与えられ
る振動数バイアスは、大部分の時間にわたつてロ
ツクイン速度近くで起る振動数差より大きい振動
数差が互いに逆向きに進む2本のビームの間に存
在するようなものである。同じ符号の向きから反
転される符号反転の間の時間にわたつて積分され
た2本のビームの間の時間積分された振動数差が
ほぼ零であるように、振動数差の符号すなわち極
性が交互に反転される。振動数差の符号すなわち
向きが反転される時は、ある点でそれらのビーム
の間の振動数差が零であるから、2本のビームは
ロツクインしがちであることに注意されたい。ジ
ヤイロの出力角は零にロツクインされている振動
数差から一般に得られるから、ある程度の回転が
存在したとしてもジヤイロの出力角中に誤差が累
積することになる。2本のビームが「ロツクイン
される」時間は通常は非常に短いから、その結果
生ずるジヤイロ出力角誤差は大幅に小さくなる。
しかし、振動数差の各符号反転に対応するロツク
イン中のそれらの時間から生ずる誤差はジヤイロ
の出力角信号中に累積し、やがては面倒なレベル
に達し、とくに、精密な航行装置においては面倒
なレベルに達する。この誤差はランダム移動すな
わちランダム・ドリフトと呼ばれることがある。 前記米国特許第3373650号に開示されているそ
のようなバイアス装置により与えられるバイアス
は時にはデイザー(dither)と呼ばれ、そのよう
なデイザーを有するリング・レーザ・ジヤイロは
デイザーさせられるジヤイロと呼ばれる。以下、
デイザーされるジヤイロとは、互いに逆向きに進
むビームの振動数にバイアスがかけられることに
より、それらのビームの間の振動数差が時間とと
もに変化し、かつその振動数差の符号が交番する
ようなジヤイロのことを指すものとする。符号の
交番は周期性のもの、すなわち、完全な反復性の
ものである必要はない。加えられるバイアスはジ
ヤイロの慣性回転(機械的なデイザーすなわち震
動)により与えることもできれば、互いに逆向き
に進んでいるビームに直接(電気的または光学的
デイザーを)加えることにより与えることもでき
る。 前記米国特許第3373650号に開示されている基
本的なデイザーされるジヤイロには多くの改良が
行われている。そのような改良の一例が米国特許
第3467472号に開示されている。その改良は、ビ
ームの振動数がロツクインされている時の時間間
隔から生ずるランダムな移動を小さくするため
に、互いに逆向きに進むビームに加えられるバイ
アスの量をランダムに変化させることより成る。 従来のデイザーされるリング・レーザ・ジヤイ
ロは、互いに逆向きに進む2本のビームの情報か
ら得られるジヤイロ出力角に含まれている誤差を
小さくするために補償を行つたり、付加ジヤイロ
制御を採用したりできるように、ロツクインの寄
与と、ジヤイロの出力角に含まれている他の光散
乱誤差を決定していない。 本発明は、センサの出力中に含まれているロツ
クイン誤差の寄与に対応する1組の誤差パラメー
タを発生するために、リング・レーザ角速度セン
サの互いに逆向きに進む2本のビームの間の瞬時
位相差に関連する増分誤差パラメータを利用する
ものである。それらの誤差パラメータはロツクイ
ン誤差に対してジヤイロの出力を補償するために
使用できる。 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。本発明の装置の全体的なブロツク図が第1図
に示されている。ブロツク100はリング・レー
ザ・ジヤイロである。このブロツク100の中に
は三角形の閉ループ経路がある。この閉ループ経
路はそれを構成している反射鏡アセンブリを支持
するベース10の平面内に置かれる。この閉ルー
プ経路の周囲を互いに逆向きに進むほぼ単一振動
数の電磁放射ビームが矢印11,12で示されて
いる。回転は入力軸13の周囲で検出される。線
15はこのリング・レーザ・ジヤイロ100で検
出する慣性スペース・ベース運動を表す。この慣
性スペース・ベース運動はリング・レーザ・ジヤ
イロ100が受ける他の運動、たとえば機械的な
震動、ここでは震動運動と呼ぶ、とは区別すべき
である。第1図に示されているリング・レーザ・
ジヤイロ100は前記米国特許第3373650号に開
示されているものに類示する。この米国特許に開
示されているものとは異なる構成のリング・レー
ザ・ジヤイロも本発明で用いることができる。米
国特許第3373650号には三角形の閉ループ経路が
示されているが、本発明はそのような構成に限定
されるものではなく長方形およびその他の形の閉
ループ経路も用いることができる。 リング・レーザ・ジヤイロ100に結合器11
1を介してトランスデユーサ110が結合され
る。このトランスデユーサ110は互いに逆向き
に進むビームの一方または両方の特徴的なふるま
いを表す電気信号を発生する。リング・レーザ・
ジヤイロ100の軸13を中心とする回転を確認
するために、トランスデユーサ110により与え
られる電気信号は互いに逆向きに進んでいるビー
ムについての十分な情報を与える。たとえば、ト
ランスデユーサ110は互いに逆向きに進んでい
る2本のビームの間の瞬時位相差を示し、かつそ
れから回転情報を得ることができる電気信号を与
えることができる。トランスデユーサ110につ
いては第2図を参照して後で詳しく説明する。 トランスデユーサ110により発生された電気
信号はトランスデユーサ110の出力結合器11
2を介して第1と第2の信号処理装置120,1
40へ与えられる。それらの信号処理装置12
0,140は1つの信号処理装置にまとめること
ができるが、説明のために第1図には別々に示し
てある。第1の信号処理装置120はトランスデ
ユーサ110から与えられた電気信号のうちの選
択した1つの信号に応答する。第1の信号処理装
置120はトランスデユーサ110から与えられ
た情報を処理して、レーザ・ジヤイロの入力軸1
3を中心とする回転を表す出力信号を生ずる。ト
ランスデユーサ110によりそのようにして与え
られた情報は任意の回転、すなわち、慣性スペー
ス・ベース運動15と、震動と、米国特許第
3373650号に開示されているようなデイザーさせ
られるフアラデー・セル(Faraday cell)によ
り与えられるような光学的バイアス操作を含む、
互いに逆向きに進むビームに影響を及ぼすその他
の擾乱とのうちの少くとも1つによりひき起され
る、互いに逆向きに進むビームの応答である。第
1の信号処理装置の出力信号はここで説明してい
る種類のセンサに固有のロツクイン現象によりひ
き起されるロツクイン誤差を含む。第1の信号処
理装置は周知のものであり、かつ前記米国特許に
示されているからそれについての詳しい説明は省
く。 前記したように、米国特許第3373650号には、
周期的に交番するバイアスの完全な1サイクルの
後では、互いに逆向きに進む2本の光ビームの間
の時間積分された振動数差がほぼ零であるよう
に、それらのビームの振動数に周期的に交番する
バイアスが与えられて、大部分の時間はそれらの
ビームの間に時間的に変化する振動数差が存在す
るようにしたリング・レーザ・ジヤイロが開示さ
れている。リング・レーザ・ジヤイロ100にバ
イアス装置130が結合器131を介して結合さ
れる。このバイアス装置130は、互いに逆向き
に進むビームのうちの少くとも一方に時間的に変
化するバイアスをかけることにより、それら2つ
のビーム間に時間的に変化し、かつ符号が交番す
る振動数差を生じさせるものである。このバイア
ス装置130により与えられるバイアスは周期的
すなわち完全な反復性のものである必要はなく、
それらのビームの間の振動数差の符号を一定の時
間間隔(周期的である必要はない)で変えさせる
バイアスを与えるものである。説明を容易にする
ために、かつ実用上の目的からバイアス装置13
0は、以下の説明においては周期的な性質のもの
であると考えることにする。 前記米国特許第3373650号に開示されているよ
うに、周期的に交番するバイアスは、ジヤイロを
実際に機械的に回転させることにより、または、
たとえば、レーザ放出路すなわちレーザ媒体に直
接作用して互いに逆向きに進む2本のバイアスの
振動数を直接変化させることにより、与えること
ができる。それらの方法は前記米国特許第
3373650号に電気的と機械的にバイアスを与える
方法として述べられている。したがつて、バイア
ス装置130は周期的に交番するバイアスを与え
る電気的または機械的なバイアス装置とすること
ができる。 第2の信号処理装置140はトランスデユーサ
110により与えられた電気信号のうちの選択さ
れた1つの信号に応答する。第1と第2の信号処
理装置120,140はトランスデユーサ110
により与えられた同じ信号またはそれぞれ異なる
信号に応答できる。第2の信号処理装置140は
トランスデユーサ110により結合器112へ与
えられた信号に応答して、第1の信号処理装置1
20の出力信号に含まれているロツクイン誤差を
示すロツクイン誤差パラメータを決定する。 第2の信号処理装置140はロツクイン誤差パ
ラメータを示す出力信号を結合器141を介して
第3の信号処理装置150へ与える。第3の信号
処理装置150も第1の信号処理装置120から
出力信号を結合器121を介して受け、かつθref
により示されているある既知の任意の角回転を表
す信号を受ける。それらの入力信号を用いて第3
の信号処理装置150は、このセンサ装置に接続
されている特定のリング・レーザ・ジヤイロの特
性シグネイチヤー(characteristic signature)
を決定する。θrefにより示されている信号は、た
とえば、地球の回転のようなセンサの個々の回転
の実際の大きさとすることもできれば、ランプな
どのようなある特徴づけられた入力にすることも
できる。第2の信号処理装置140と第3の信号
処理装置150、およびロツクイン誤差パラメー
タと特性シグネイチヤーについては後で詳しく説
明する。 第2の信号処理装置140により与えられたロ
ツクイン誤差パラメータを表す信号と、第3の信
号処理装置150により与えられたジヤイロの特
性シグネイチヤーを表す信号が結合器141,1
51をそれぞれ介して第4の信号処理装置160
へ与えられる。この第4の信号処理装置160も
第1の信号処理装置120から結合器121を介
して信号を受ける。第1の信号処理装置120か
ら結合器121へ与えられる信号は、ロツクイン
誤差およびその他の誤差を含むジヤイロ出力を表
す。第4の信号処理装置160は結合器121へ
与えられた修正されていないジヤイロ出力と、第
2の信号処理装置140から結合器141へ与え
られたロツクイン誤差パラメータ信号と、第3の
信号処理装置150から結合器151へ与えられ
てジヤイロの特性シグネイチヤーを示す信号とを
組合せ、ロツクイン誤差が修正されたリング・レ
ーザ・ジヤイロ100の回転を示す出力信号を生
ずる。その修正されたジヤイロの出力信号は出力
端子161へ与えられる。第4の信号処理装置1
60も第1〜3の信号処理装置120,140,
150に一体に組合わせることができるが、説明
のために図では別々に示してある。 リング・レーザ・ジヤイロ100は、光ビーム
の形の2種類のほぼ単一振動数の電磁放射ビーム
を放出するレーザ放出媒体と、閉ループ経路と囲
まれた領域を定める複数の反射器すなわち反射鏡
とで構成される。それら2本のビームは閉ループ
経路に沿つて互いに逆向きに進む。それらのビー
ムの間の振動数差(これは閉ループ経路の回転の
向きを示す)を決定するためにそれらのビームの
ふるまいをモニタする1つの手段はほぼ第2図に
示されている装置である。リング・レーザ・ジヤ
イロ100における閉ループ経路を形成する1枚
の反射鏡200は僅かに透明である。第2図に示
されている装置は前記米国特許第3373650号に詳
しく記述されているものであるからここでは簡単
に説明する。第1図のリング・レーザ・ジヤイロ
100は、光ビームの形でほぼ単一の周波数の2
つの電磁エネルギー・ビームすなわち電磁エネル
ギー波を生ずるレーザ放出媒体と、閉ループ経路
と囲まれた領域を定める複数の反射器すなわち反
射鏡とで一般に構成される。それらの光ビームは
閉ループ経路に沿つて互いに逆向きに進まされ
る。互いに逆向きに進むそれらのビームの振動数
差(その振動数差は閉ループ経路の回転を示す)
を決定するためにそれらのビームのふるまいをモ
ニタする1つの手段が第2図にほぼ示されている
装置である。リング・レーザ・ジヤイロ100に
おいて閉ループ経路を形成する1枚の反射鏡は僅
かに透明である。その反射鏡は第2図に半透明鏡
200として示されている。第2図に示されてい
る装置は前記米国特許第3373650号に詳しく記述
されているから、ここでは簡単に説明することに
する。 第2図を参照して、ビーム12のエネルギーの
一部が半透明鏡200を透過し、光組合せ用の直
角プリズム201を通つてから、半透明鏡200
の裏面の出口点で反射される。その出口点には半
透明鏡200を通過してきたビーム11のエネル
ギーの一部11′とビーム12のエネルギーのう
ち半透明鏡200の裏面から反射された部分1
2′が示されている。半透明鏡200と直角プリ
ズム201との光学的配置はビーム11′と1
2′が互いに小さな角度を成すようにされる。こ
のような状況においては検出器205の表面20
6に干渉パターンが生ずる。周知のように、表面
206における光の強さは互いに逆向きに進むビ
ーム11,12の間の瞬時移相角を示す。リン
グ・レーザ・ジヤイロ100が回転していない時
は表面206上の任意の点における光の強さは一
定である。ロツクイン速度以上の回転が存在して
いる時は、表面206における光の強さはリン
グ・レーザ・ジヤイロ100により検出される回
転速度に比例する速さで最高と最低の間を時間と
ともに変化する。このようにして光情報が検出器
205の表面206へ与えられ、そこから電気信
号のような種々の信号に変換される。半透明鏡2
00と直角プリズム201は結合器111を構成
し、検出器205とその表面206はトランスデ
ユーサ110を構成する。そのような結合器を用
いる検出器の一例について次に説明する。 トランスデユーサ110には1個またはそれ以
上の光検出器を設けることができる。それらの光
検出器は第2図に示す検出器205の表面206
に配置される。その詳細を第3A図に示す。第3
A図には光検出器301,302より成る検出器
205が示されている。光検出器301,302
のすぐ上には、ビーム11′と12′により表面2
06の上に形成できる典型的な干渉パターンのグ
ラフが示されている。このグラフは光検出器30
1と302で観察できる組合わされたビームの強
さと、表面206に沿う距離との関係を示すもの
である。回転速度情報を得るために1個の光検出
器を用いることができるが、回転の向きを決定す
るために第2の光検出器が通常求められる。表面
206上のある特定の点で測定された組合わされ
たビームの強さにより、互いに逆向きに進む2つ
のビームの間の瞬時位相差が相対的に示される。
この「相対的な位相差」は、表面206上の異な
る2つの点で、光検出器301により測定された
光の強さと、光検出器302により測定された光
の強さとの差に注意することにより明らかに示さ
れている。もちろん、光検出器301,302に
より測定された光の強さは、表面206上の位置
に依存するものであるから、相対的なものであ
る。 回転が存在する時は干渉パターンは第3A図に
示されているように時間の経過とともに動く。第
3A図は、たとえば光検出器301だけで測定し
光の強さと時間との関係を示すグラフである。記
号TAで示されている時間内で示されている比較
的高い強さの変化率は、TBで示されている時間
中に示されている強さの変化率より高いことに注
意されたい。時間TA中に光の変化率が高いとい
うことは、その時間中の回転速度が時間TB中の
回転速度より高いことを示す。動作時には、光検
出器は表面206上に生じた干渉パターンの強さ
に直接関連する電気信号をトランスデユーサ11
0の光検出器が与えられる。それらの信号は通常
は増幅され、処理されてリング・レーザ・ジヤイ
ロ100の軸13を中心とする回転速度と、選択
された時間間隔の間における角度変位を決定し、
それにより航行用の位置を決定する。第1図に示
されているように、第1の信号処理装置120は
電気信号を処理する機能を行い、出力としてジヤ
イロ出力角度を有する。リング・レーザ・ジヤイ
ロの出力信号は互いに逆向きに進む波の振動数の
ふるまいから得られるから、その出力信号にはロ
ツクイン誤差が含まれる。 そのような情報を決定するためのリング・レー
ザ・ジヤイロの一例は、少くとも1つの光検出器
から干渉パターンの強さの最高と最低またはその
部分をカウントする信号処理装置である。その情
報はそのような最高または最低の変化速度に関し
て更に処理され、および光検出器302のような
第2の光検出器からの情報を基にして、それらの
変化の向きが正であるか、負であるかについて処
理される。第1の信号処理装置120は、互いに
逆向きに進む2つのビームの振動数差にバイアス
装置130により導入されたバイアスを選択して
除去する性能を有する。第1の信号処理装置12
0の例が米国特許第3373650号と第3627425号に開
示されている。第1の信号処理装置120の出力
信号は、ジヤイロの入力軸13を中心として互い
に逆向きに進む2つのビームのふるまいを表す信
号から得た、入力軸13の周囲の少くとも角変位
を表す信号である。以下、第1の信号処理装置に
より与えられてジヤイロの角変位すなわちジヤイ
ロの出力角を表す出力信号のことをジヤイロ出力
信号または単に「ジヤイロ出力」と呼ぶことにす
る。このジヤイロ出力にはロツクイン誤差が含ま
れる。 本発明の一実施例においては、たとえば光検出
器301,302により第1の信号処理装置12
0へ与えられるような電気信号は、第1の信号処
理装置120により与えられるジヤイロ出力信号
を処理して、ロツクイン誤差を修正された航行情
報を発生するために、ロツクイン誤差情報を得る
ために利用される。 本発明を更に理解するためには、デイザーされ
るリング・レーザ・ジヤイロの性質とふるまいに
ついて説明することが必要である。リング・レー
ザ・ジヤイロは時には速度積分ジヤイロ
(integrating rate gyro)と呼ばれる。すなわ
ち、このジヤイロでは、入力軸を中心とする角度
回転に関しての位置情報を決定するために回転速
度が積分される。 これは次の式で表すことができる。 θ〓=Sψ〓=S(f2−f1)(1) ここに、f2、f1は互いに逆向きに進む2つのビ
ームの個々の振動数、Sはスケール・フアクタ〓
は互いに逆向きに進む2つのビームの間の位相の
変化速度、θはジヤイロの出力角、θ〓はジヤイロ
の出力速度、である。 ロツクイン現象その他の擾乱が存在しないもの
とすると、 θ〓=ωio (2) となる。ここに、ωioはソースとは無関係に、入
力軸を中心とする真の、または実際の慣性回転速
度である。 しかし、ロツクインのためにジヤイロの出力速
度は少くともロツクインによる誤差を含む。第1
の信号処理装置により決定されるジヤイロの出力
速度に及ぼすロツクインの影響をほぼ記述する数
学的表現が次式により表される。 θ〓=ωioΩ Lsio(+β) (3) ここに、は互いに逆向きに進む2つのビーム
の間の瞬時位相角、ΩLはロツクイン速度、βは
瞬時位相角の位相角測定値オフセツトであつ
て、これは一定であると仮定してある。 (3)式においては、θ〓はセンサのスケール・フク
クタKにより〓(の変化速度)に関係づけられ
る。 〓=Kθ〓 更に、βの値は、瞬時位相角を決定するため
に定められた基準光検出器の場所に依存する。こ
れは、基準光検出器を干渉パターンに対してどこ
にでも置くことができるからである。光学系がひ
とたび定められると、βは一定であると仮定され
る。 以下に行う解析は、第1の信号処理装置120
により与えられるジヤイロ出力角に関連する全ロ
ツクイン誤差を累積するための手段に到達するよ
うに、デイザーされているリング・レーザ・ジヤ
イロ装置で発生される増分ロツクイン誤差の定量
化を目的とするものである。したがつて、(3)式中
のロツクイン誤差項は説明のために(4)式のように
書き直す。 δθ〓=−Ω Lsio(+β) (4) (4)式に示されているジヤイロ出力角のための超
越式は、互いに逆向きに進む2本のビームの間の
瞬時位相角と、センサロツクイン速度と、位相角
測定値オフセツトとの関数である。(4)式を解いて
ロツクイン誤差速度の実際の量を得るためにの
値に対する時間的に変化する式がまず得られる。 米国特許第3373650号と第3467472号に開示され
ているバイアス装置に類似するバイアス装置につ
いて考えることにする。機械的なバイアス装置に
おいては、リング・レーザ・ジヤイロ100のベ
ース10は周期的に前後に機械的に回転させら
れ、そのために互いに逆の向きに進む2つのビー
ム間の振動数差が正弦波状に変化し、その符号が
周期的に交番する。そのような状況においては、
互いに逆向きに進む2つのビームの間の瞬時位相
角の大きさは、ベース10が1つの向きに回転さ
せられているから時間の経過とともに常に増大す
る。1つの向きから別の向きへ回転の向きが変る
と、時間的に変化する振動数差が零へ向かう。 第4A図は、回転の向きが反転される領域にお
いて、デイザーされるジヤイロに対する(4)式によ
つて示されている関係から生ずる誤差を示すグラ
フである。カーブ412はジヤイロ速度出力δθ〓中
の誤差と時間との関係を描いたもので、時刻TO
で反転が起る前には振動数が低くなり、その後は
振動数が高くなる様子が示されている。カーブ4
12のほぼ一定の振幅はセンサ特性ロツクイン・
レートΩLに依存する。カーブ413はジヤイロ
角度出力δθ中の誤差を描いたものである。このカ
ーブ413はカーブ412を積分して得たもので
ある。図示のように、ジヤイロの角度誤差は向き
が変化する前後で変化する振動数および振幅とと
もに振動し、向きの変化全体にわたつて積分誤差
角δθiの段を示している。第4A図からわかるよ
うに、(4)式から生ずる誤差は常に存在するが、そ
の最も大きな影響は向きの変化が生じた時であ
る。正弦波状に周期的にデイザーされるリング・
レーザ・ジヤイロの場合には、その向きの変化は
各デイザー・サイクルごとに2回起り、カーブ4
13に示されているような誤差は向きが変るたび
に生ずる。不幸なことに、従来の装置ではそれら
のロツクイン誤差の大きさは必ずしも等しくない
ばかりか、符号も常に逆というわけではないか
ら、ジヤイロの出力中には誤差が累積されること
になる。これは時にはランダム・ドリフトまたは
ランダム・ウオークと呼ばれる。 第4B図を参照して行つた以上の説明は機械的
にデイザーされるジヤイロについてのものであ
る。しかし、光学的または電気的にデイザーされ
るセンサの特性も以上説明したものと同様である
から、それらについては説明を省く。 第4A図に示すカーブ410は、たとえば光検
出器301(第3A図)により観察される干渉パ
ターンを生ずる組合わされたビーム11′と1
2′の強さと、第4A図に示されている時刻TO
の附近における光検出器301の出力電気信号を
示すグラフである。前記のように、カーブ410
は瞬時位相角に測定オフセツト位相角βを加え
たものを示すものである。カーブ410から、互
いに逆向きに進む2つのビームの瞬時光検出器
は、光検出器301により観察される2つの連続
する光の強さの最大値の間、または2つの連続す
る強さの最小値の間で2πラジアン変化するから、
それらのビームの間の瞬時位相角の変化を得るこ
とができる。全△のプロツト、すなわち、TO
の周囲のジヤイロ出力角が第4C図のカーブ41
1で示されている。互いに逆向きに進む2つのビ
ームの間の瞬時位相角の変化速度は時刻TOまで
は徐々に低下し、その時刻TOにおいては振動数
差の符号が反転し、機械的な回転の向きが変る。
TO以後の時刻では、最大負振動数差に対応する
時刻まではの変化速度が高くなることに注意さ
れたい。 TOの附近の時刻では、振動数差の符号が反転
した時にジヤイロの入力角加速度をほぼ一定と仮
定できるから、の二次微分はほぼ一定であると
仮定され、次式で表される。 ¨Kω〓0 (5) ここに、ω〓0はセンサに加えられた全運動(デ
イザー運動を含む)により生じた入力角如速度で
あつて、Kは比例定数すなわちスケール・フアク
タである。 以下に説明するように、増分誤差角度δθiは位
相角と向きが変る時(〓=0)に存在する角加
速度¨との関数として表すことができる。誤差の
増大の記述に重要であるから、向きが反転する〓
=0の点(位相角の変化の速さが零点を通過する
ことを意味する)は、零速度交差(ZRC、すな
わちZero Rate Crossing)と呼ばれ、そのZRC
における互いに逆向きに進む2つのビームの間の
瞬時位相角はZRC位相角0と呼ばれ、の対応
する二次時間微分はZRC角加速度¨0と呼ばれる。 以下の説明にあたつて立てる第1の仮定は
ZRC領域内での¨がほぼ一定であるということで
ある。第2の仮定は、誤差をZRC領域内での事
象により記述できること、および1つのZRCに
おいて生ずる増分角度誤差が他の全てのものから
独立していることである。第1の仮定を基にし
て、に対する次の二次式が得られる。 =0+¨0(t−t02/2 (6) ここに、tは時刻、t0はZRCにおける時刻、0
はZRCにおいて1つの光検出器により示される
瞬時位相角、¨はZRCにおけるの二次微分であ
る。 (6)式を(4)式に代入すると、 δθ〓=−Ω Lsio0+β+x2(sign¨)} (7) ここに、
【式】 前記した第2の仮定を適用すると、1つの
ZRCからの増分角度誤差は、(7)式を全ての時間
にわたつて積分することにより得ることができ
る。すなわち、i番目のZRCに対しては、 δθi=∫+∞ -∞δ〓θdt (8) (8)式の積分を行うためには というフレネル積分を用いる。そうすると (10)式はデイザー角の2分の1の間に零回転速度
を1度通過したことから角度誤差増分δθiを記述
するものである。この増分誤差δθiは第1の信号
処理装置120の出力中に含まれ、その出力中に
累積する。¨0の符号はデイザー・サイクルのど
ちらの半サイクルでの誤差の累積かを示すもので
ある。(10)式はデイザー・サイクルの極性を保つて
書き直すことができる。その書き直した式は、
¨0が正と負のそれぞれの場合に零回転速度を1
度通過した時からの増分角度誤差をそれぞれ記述
する式(11a)、(11b)で示される。 δθ+ i=C1△F1+C2△F2 (11a) δθ- i=C3△F3+C4△F4 (11b) ここに、 C1=C4=−√ΩL(cosβ+sinβ) (12a) −C2=C3=√ΩL(cosβ−sinβ) (12b) これらの式の記号と編成は以下に述べる説明の
ために採用されたものである。 肩記号「+」は¨0が正の時にZRCについて増
分角度誤差が記述されていることを示し、肩記号
「−」は¨0が負の時にZRCについて誤差が記述さ
れていることを示すものである。 各リング・レーザ・ジヤイロがほぼ一定のΩL
とβを有すると仮定とすると、係数C1、C2、C3
C4もほぼ一定であると見なすことができ、ある
特定のリング・レーザ・ジヤイロの特性シグネイ
チヤーを表す。(12a)式に示されているC1とC4
の関係と、(12b)式に示されているC2とC3の間
の関係は微分の結果ではあるが、「+」と「−」
のZRCの間に存在することができる差をとるこ
とができるようにそれらの係数が別々に定められ
る。 式(11a)と(11b)は、従来の装置で典型的
に見られるジヤイロ出力角度中の増分ロツクイン
誤差を定量的に記述するものである。 式(13a)〜(13d)は式(11a)、(11b)にお
ける増分ロツクイン誤差により表される全ロツク
イン誤差に寄与する増分誤差パラメータとして定
められる。式(12a)、(12b)の係数はある特定
のリング・レーザ・ジヤイロの特性シグネイチヤ
ー係数として定められる。第1の信号処理装置1
20のジヨイロ出力中に累積されたロツクイン誤
差の寄与が各デイザー半サイクル中に起り、か
つ、互いに逆向きに進むビームの間の瞬時位相角
の、それらのビームの振動数差の各符号反転時に
起る値の三角関数に、適切な特性シグネイチヤ
ー係数を乗じたものに関係づけられる。これは式
(11a)〜(12b)により示されている。 以下、互いに逆向きに進むビームの間の瞬時相
対位相角の、〓が零の時の値を零速度交差
ZRC)位相差0で示すことにする。 このZRCはジヤイロの入力軸を中心とする全
回転運動に応答し、かつ依存すること、および慣
性スペース回転とデイザー運動を含むことに注意
することが重要である。これまでの説明と、以下
の説明では機械的なデイザーを用いているが、前
記した電気的バイアスも、互いに逆向きに進むビ
ームの振動数差が符号を変えた時に起る対応する
ZRC位相を有する。したがつて、式(11a)と
(11b)に類似する1組の数式を発生できる。そ
れらの式はそれらの状況における対応するZRC
位相差と、ロツクインより生じた誤差の寄与の決
定に利用される1つかそれ以上の特性シグネイチ
ヤーとを含む。 各デイザー・サイクルに発生される増分ロツク
イン誤差を定量化したら、含まれている累積され
たロツクイン誤差分の修正を加え通常のジヤイロ
出力角を用いて、連続して修正される出力角を発
生できる。これは(14)式で表される。 θc=θ〓−ni=1 (δθ+ i+δθ- i) (14) θc=θ〓−ΣCiFi (14) ここで説明している例ではi=1、2、3、4
である。更に、 Fini=1 △Fij (15) ここに、(15)式のFiは、θ〓の取込みの間に生ず
る各ZRCごとに△Fijを加え合わせることにより
得られる。なお、θ〓は測定されたジヤイロの出力
で速度の検出された積分であり、θcはロツクイン
を修正した後のジヤイロ出力である。△FijとCi
それぞれ式(12)、(13)により決められる。 式(15)で表されるFiはロツクイン誤差パラメ
ータとして定義される。各ロツクイン誤差パラメ
ータは増分誤差パラメータの和に関係し、ジヤイ
ロ出力角すなわち第1の信号処理装置120の出
力の累積に対応するやり方で、各通過するZRC
毎に加え合わされる。 θ〓とθcを識別することは重要である。θ〓は検出

の表面206(第2図)上の干渉パターンと、第
1の信号処理装置120(第1図)の出力端子で
示されている、互いに逆向きに進む2つのビーム
のうなりから決定される。結合器121上の出力
信号はθ〓を表す。発生された干渉パターンと、そ
の変化速度はロツクイン誤差を含む。本発明にお
いては、測定値θ〓の修正は、互いに逆向きに進む
2つのビームの間の瞬時位相差の値を、〓=0に
対応する振動数差の符号反転時において確認する
ことにより、かつ、特性シグネイチヤー係数(以
下、単に係数と呼ぶことにする)C1、C2、C3
C4の値を確認することにより行われる。〓が零に
なる時刻というのはバイアスにより行われる回転
と慣性入力回転と双方により〓が零になる時刻で
ある。係数C1、C2、C3、C4は式(12a)(12b)に
より示されているようにΩLとβとの関数である。
修正されたジヤイロ出力は第4の信号処理装置1
60の出力端子161に示される。 リング・レーザ・ジヤイロはロツクイン現象に
最も寄与する種々の散乱特性を有するから、特性
シグネイチヤー係数はある特定のリング・レー
ザ・ジヤイロおよびバイアス装置の特性シグネイ
チヤーを表す。したがつて、それらの係数は誤差
修正を最もよく行えるように各ジヤイロごとに実
験的に決定せねばならない。長時間にわたるデー
タ収集などを基にした係数の予測は理論的には可
能であるが、ロツクイン誤差を求める方法とロツ
クイン誤差を修正する方法との2つの方法のよう
な正確さは達成されない。 本発明における誤差修正は()ZRC位相差
と、その二次微分を決定する要素と、()増分
誤差パラメータを決定する、すなわち、各ZRC
位相差の三角関数を加え合わせるための要素と、
()センサの特徴を定める、すなわち、ジヤイ
ロの出力信号とZRC位相差の一連の測定を基に
して特性シグネイチヤー係数を実験的に決定し、
かつ係数を決定するために線形回帰またはそれに
類似の推定プロセスを行うことにより、得られ
る。センサを特徴づける有用な係数を得るために
は、ロツクイン誤差パラメータ中の特徴を識別す
るやり方でセンサを混乱させ、回帰プロセス中に
係数を分離できるようにしなければならないこと
に注意すべきである。 センサを混乱させる例としてはデイザー中のラ
ンダムなノイズ、ランピング(ramping)のよう
な制御された入力ベース運動などが含まれる。 第1図に示す本発明の実施例においては、第2
の信号処理装置140はトランスデユーサ110
から結合器112を介して電気信号を受ける。第
2の信号処理装置140は、互いに逆向きに進む
2つのビームの間の瞬時位相差を示す電気信号を
必要とするが、たとえば表面206の上に作られ
た干渉パターンから得ることができる。光検出器
301,302は第2の信号処理装置140へ位
相情報を与えるという要求を満す電気信号を与え
る。 第2の信号処理装置140は互いに逆向きに進
む2つのビームの間の瞬時位相角を示す電気信号
に応答して、()振動数差の符号反転(すなわ
ち、向きの逆転)特にある一定の空間基準(測定
オフセツトβ)に対する瞬時位相角0と¨の値を
決定し、()振動数差の符号の向きすなわち〓
の符号を決定し、()ZRC位相角0の正弦値と
余弦値を決定する。第2の信号処理装置140は
互いに逆向きに進む2つのビームのふるまいを示
すトランスデユーサ110からの電気信号を受
け、ロツクイン誤差または光散乱誤差(その情報
は互いに逆向きに進む2つのビームの特性ふるま
い中に含まれる)の関数である増分誤差パラメー
タを与え、次の信号処理のためにロツクイン誤差
パラメータと、そのパラメータを示す信号を決定
する。 第5図は第2の信号処理装置140機能を説明
するための全体的なブロツク図である。この第2
の信号処理装置140はトランスデユーサ110
からの信号を結合器112を介して受ける。その
信号は互いに逆向きに進む2つのビームの間の瞬
時位相差を表すものである。たとえば、それらの
電気信号は2つの光検出器301,302の出力
とすることができる。それらの信号は向き指示器
501によりモニタされる。この向き指示器50
1は〓の符号を示す信号を発生する。向き指示器
501に結合されている零速度交差(ZRC)位
相角検出器は向き指示器501により指示される
向きの変化時刻あたりで信号を発生する。ZRC
位相差測定器503がZRC位相角検出器502
と結合器112に接続されZRC位相差の測定値
と、トランスデユーサ110から結合器112に
与えられた信号の対応する二次微分を得る。
ZRC位相差測定器503の出力端子は正弦−余
弦値発生器504に結合され各ZRC位相差の正
弦値と余弦値を表す出力信号を生ずる。式
(13a)〜(13d)により示されている増分誤差パ
ラメータを決定するためにそれらの信号は計算器
505へ与えられる。そして、それらの増分誤差
信号は結合器510を介して格納および加算器5
06へ与えられる。この格納および加算器506
は増分誤差パラメータの連続記録を保持し、その
和((15)式により示されているロツクイン誤差
パラメータである)を与える。ロツクイン誤差パ
ラメータ信号は結合器141を介して第3の信号
処理装置150へ与えられる。それらの信号はセ
ンサの特性シグネイチヤー係数を発生するために
利用される。 第3の信号処理装置150は、ジヤイロが受け
る既知の回転速度と、第2の信号処理装置140
の格納および加算器150により与えられるロツ
クイン誤差パラメータとを基にしてシグネイチヤ
ー係数を生ずる。 第3の信号処理装置150の詳しい説明は次の
通りである。 格納および加算器505により与えられ、
ZRC位相角の三角関数であるロツクイン誤差パ
ラメータと、第3の信号処理装置により与えられ
た係数とは、第4の信号処理装置160におい
て、第1の信号処理装置120により与えられた
出力角に組合わされて、(14)式に従つて修正さ
れたジヤイロ出力角に対応する信号を与える。 次に、第2〜第5の信号処理装置について詳し
く説明する。 光検出器301,302の出力が信号「a」,
「b」により表されるものとする。それらの出力
は第8図にカーブ801,802で示されてい
る。ZRCの位相角と向きは光検出器301,3
02のうちの少くとも一方から供給される情報か
ら得ることができる。光検出器301と302は
表面206の上に発生されている干渉パターンの
しまつ間隔の4分の1の距離だけ隔てられている
から、光検出器301,302の出力信号は位相
が90度異る。光検出器301の出力を「a」と
し、光検出器302の出力を「b」とすると、そ
れらの出力は次式で表すことができる。 a=sin() (16) b=cos(+φ) (17) ここに、ψは互いに逆向きに進む2つのビーム
の間の、先に定義した角度βだけオフセツトされ
た瞬時位相角、φはフオトダイオードの物理的位
置ぎめにより定められた直角度(しまの間隔の4
分の1)の誤差角である。式(16)、(17)で例示
される検出装置においては、信号「a」が零で、
信号「b」が正の時に零基準が生ずる。φの値
は、光検出器301,302をしま間隔の正確に
4分の1だけ分離させることができず、誤差が生
じた時の間隔誤差に帰する。 〓が零に等しい時であるZRCの時刻にを得る
1つのやり方は、信号「a」と「b」の符号が変
化する時刻の間の時間を測定し、ZRCの領域に
おいて¨がほぼ一定であるという近似を利用する
ことである。たとえば、信号「a」が零であつて
正になりつつある時と、信号「b」が零である時
との間の経過時間を知ることにより、信号「a」,
「b」の何回かの各符号変化ごとにZRC位相各0
の値を決定できる。 第5図に示す第2の信号処理装置140のより
詳しいブロツク図を第6図に示す。また、この第
2の信号処理装置140を動作を説明するための
流れ図を第7A〜7C図に示す。この第2の信号
処理装置の主な目的は、ZRC位相角の値を基に
してロツクイン誤差パラメータを決定することで
ある。光検出器301,302のそれぞれの出力
「a」,「b」は符号検出器601a,601bへ
それぞれ与えられる。それらの極性検出器601
a,601bの出力は入力信号「a」,「b」の極
性のデジタル表現であり、高い電圧レベルは入力
信号の正極性に対応する論理零を表し、低い電圧
レベルは入力信号の負極性に対応する論理1を表
す。符号検出器601a,601bの出力は、そ
れぞれ入力信号「a」,「b」の極性のデジタル表
現であるA,Bであつて、符号反転弁別器602
a,602bへそれぞれ与えられる。これらの符
号反転弁別器は入力信号A,Bが極性を変えるた
びに幅の狭いパルスを生ずる。それらの出力パル
スはオア回路603へ与えられる。このオア回路
の出力がZとして示されている。ジヤイロの入力
軸を中心とする回転が存在する時は、オア回路6
03の出力は入力信号「a」または「b」の極性
変化を表す一連のパルスである。後で説明するよ
うに、出力信号Zは4分の1サイクル・タイミン
グ発生器となる。 符号検出器601a,601bと符号反転弁別
器602a,602bは簡単な信号比較器と、パ
ルス縁部弁別器と、パルス整形器などを用いて
種々のやり方で作ることができるから、ここでは
説明は省略する。 第8図には入力信号「a」,「b」がカーブ80
1,802で示され、符号検出器601a,60
1bの出力信号A,Bが波形図803,804で
それぞれ示されている。これらのカーブと波形図
は〓またはZRCの符号反転時刻TOの前と直後の
状態を示している。波形図805はオア回路60
3の4分の1サイクル出力パルスZを示すもの
で、入力信号「a」,「b」の極性変化に対応して
信号AまたはBの状態が変化するたびにパルスが
発生されていることがわかる。パルス波形図のす
ぐ上の数字は信号「a」,「b」の4分の1サイク
ル時間事象を示すためのものである第8図には〓
の符号反転が起る時刻t0も示されている。これに
ついては後で詳しく説明する。 説明の便宜上の、第8図のt0の左側の時間が、
〓が正で、¨が負である状況に対応するものとす
る。第3a,3b図を参照して先に説明したよう
に、信号「a」または「b」の完全サイクルは互
いに逆方向に進む2つのビームの間の位相変化
2πラジアンに一致する。また、半サイクルはπ
ラジアンの位相角変化に対応する。ここでの説明
のために、直交性定数であるφの値が零であり、
出力Aが論理状態を変えている事象から、次に出
力Bが論理状態を変えている事象まで、またはそ
の逆が起る間の経過時間が、互いに逆向きに進む
2つのビームの間のπ/2ラジアンの位相角変化
に対応するものと仮定する。出力信号A,Bの状
態の既知変化の間に経過する時間を直角位相角と
定義すると、信号A,Bと4分の1サイクル・パ
ルスZとにより供給される情報を用いて時刻t0
おけるZRC位相角を決定できる。 ZRC位相角はπ/2象限プラス角度αの数に
より表すことができる。ここに、角度αは、〓の
符号が変る前に入つた最後の象限における位相変
化の量と定義される。たとえば、第8図のカーブ
801と802では、最後の象限は信号「b」
(カーブ802)が零値をとり、上昇しようとし
ている点「1」の後で起る。 前記したように、ZRC交差においては¨はほぼ
一定であると仮定すると、についての式(6)を利
用することにより、未知角度αと¨の値を信号A
とBの間の状態変化の間の経過時間により決定で
きる。 カーブ805の上に示されているようにjをタ
イミング基準点により定め、tjをカーブ806の
上に示されているように信号AまたはBの状態変
化時刻とすると、αを経過時間と¨に関係づける
式は次のように書くことができる。 α+(j−1)π/2=|¨0|/2(△j)2
18) j=1、2、3… ここに、 △j=t0−tj t0=t1+t-1/2 である。これは、t0が、向きが変る直前における
AまたはBの状態変化と、向きの反転直後におけ
る対応する状態変化との間の中間であるという近
似を採用している。(18)式は△tjと呼ばれる4
分の1サイクル時間に関して解くことができる。
これは、カーブ806の上に示すように、4分の
1サイクル・パルスの間の高周波クロツクをカウ
ントすることを基にしている。この△tjは △tj=tj−1−tjおよび△t1=1/2(t-1−t1) として定義される。そのために △j=ji=1 △ti である。これは(18)式の要求を満すものであ
る。一連の△tjを知ることにより、式(18)から
作られた連立方程式を、¨とαを解くために用い
ることができる。〓の極性と、論理信号A,Bか
ら得た信号「a」,「b」の極性を知り、かつ正弦
と余弦の関係を用いることにより、各ZRC位相
角についてcosとsinψを決定できる。 下記の(19)式は(18)式を修正したものであ
つて、直交性定数φを含んでいる。α、¨、φに
ついて解くためにAとBの零交差点の間の既知の
時間値から3個の連立方程式を作ることができ
る。信号「a」,「b」から得た論理信号A,Bか
ら〓の極性を決定でき、ZRC象限を識別できる。
ψ0をαについて計算するためにこの情報を使用
できる。 〓の極性は次の論理式により決定できる。 D=ABp0 正の〓 1 負の〓 ここに、BpはAまたはBの最近の状態変化前
のBの論理状態である。 α±λjφ+(j−1)π/2=|¨|/2△2 j(1
9) j=1、2、3… 下記の条件が成立つ時には(19)式におけるλj
にφを乗じたものの値は常に零であり、 ABD=0およびjが奇数または ABD=1およびjが偶数 それ以外の場合はλjは「1」で、その符号は、
〓が正の時は正、〓が負の時は負である。 以上の説明は¨と0の値を得て、最終的には零
速度交差すなわち〓が零の時に角度ψの正弦と余
弦の値を得る1つの技術を示したものである。も
ちろん、いずれかの光検出器301または302
の出力により示され、生ずる事象の間の△tの測
定値を用いる他の多くのやり方も可能である。
0と¨の値を得るための別の技術の一例は半サイ
クル時間を用いることである。すなわち、一方の
光検出器の出力信号が、負から正へ向かう時に零
を横切る時刻と、そのすぐ後で正から負へ向かう
時に零を横切る時刻との間の時間測定を行うこと
である。この時間測定は論理出力AまたはBの状
態変化を調べることにより行うことができる。
(19)式に類似する式を作ることができ、新しい
連立方程式を書くことができる。同様に、全サイ
クル時間の間の時間測定を行うことにより0
¨0を決定できる。 再び第6図を参照して、出力信号A,B,Zは
信号処理装置610へ与えられる。この信号処理
装置610はタイミング制御器611と、パラメ
ータ格納器612と、向き論理回路613と、タ
イマ・クロツク614と、タイマ15と、メモ
リ・アレイ16と、インデツクス制御器618
と、ZRC計算器(コンピユータ)617とを含
む。各素子は周知のものであり、マイクロプロセ
ツサまたはマイクロコンピユータとして知られて
いる各種のコンピユータを含む任意の汎用コンピ
ユータで用いられているものである。 パラメータ格納器612はA,Bの値と、最後
に受けた4分の1サイクル・パルスZの前のA,
BのAp、Bpとして定められる以前の値と、Dに
より示される〓の極性の論理表現と、最後に受け
た4分の1サイクル・パルスの前のDのDpとし
て定められる以前の値とを格納する。DとDpの
値は前記した論理式を有する向き論理ブロツク6
13へ与えられる。パラメータ格納器612に格
納されている情報は、ZRC計算器617と関連
してZRC位相角決定のために用いられる。 信号処理装置610のタイミング制御器611
はオアゲート603からの4分の1サイクル・タ
イミングの出力パルスにより主として制御され
る。このタイミング制御器611は4分の1サイ
クル・パルスの前後で格納パラメータA,B,D
を同期させるとともに、タイマ615を同期させ
る。このタイマ615はタイマ・クロツク614
により与えられたタイマ・クロツク・パルスをカ
ウントする。タイマ・クロツク・パルスは第8図
にパルス806として示されている。タイマ61
5は、第8図にパルス805として示されている
4分の1サイクル・パルスZの間に生ずるクロツ
ク・パルスの数をカウントする。タイマ・クロツ
ク614とタイマ615の目的は4分の1サイク
ル・パルスの間の実際の時間を決定することであ
る。タイマ615の出力は4分の1サイクル・パ
ルスの間の実際の時間のデジタル表現であつて、
各4分の1サイクル・パルスの後でメモリアレイ
616に順次格納される。メモリ・アレイ616
は4分の1サイクル・パルスの間の実際の時間
を、インデツクス制御器618により与えられた
インデツクス項「Jc」により定められるマトリツ
クスすなわちアレイ場所に格納する。各4分の1
サイクルごとにインデツクスJcが増加させられる
ように、メモリ・アレイはタイミング制御器61
1により制御される。 前記したように、4分の1サイクル・パルスの
間の時間を得て、向きの変化Dの発生を検出する
ことにより、ZRC位相角の値と¨の値を前記した
ようにして決定できる。 第8図のカーブ805はタイマ615のための
タイマ・クロツク614の10MHz出力を表すもの
である。第7図に示す流れ図を参照して後で行う
説明においては、デイザー周波数の計算のための
ZRC計算器サイクル時間と比較して割合に低う
と仮定してある。もちろん、ZRC位相角の決定
のために多少とも高い確度でタイマ・クロツク6
14の値の多くの種類のものを利用できる。 ZRC計算器617は本質的にはコンピユータ
であつて、(19)式をα、φ、¨について解くた
めに連立方程式を解くようにプログラムされてい
る。第7A図に示す流れ図は出力Zにより与えら
れた4分の1サイクル検出信号を検出することに
より始められる。インデツクスJcは1だけ増加さ
せられ、最後の4分の1サイクル・パルスと現在
の4分の1サイクル・パルスの間の経過時間が示
された適切なアレイに格納され、タイマがリセツ
トされる。この点で向きパラメータDとDpが調
べられて向きの変更が行われたが、すなわち、
ZRC交差が行われたか否かが調べられる。向き
が変えられたのであれば、ZRC計算過程が開始
される(第7B図)。 第7B図に示されているルーチンで示されてい
るZRC位相角計算の始めには、A、B、Ap、
Bp、D、Dpの値が格納される。ZRCルーチンに
入ると、Ap、Bp、Dpの値は〓の極性の変化前の
位相角象限に対応する値であり、A,B、Cの値
は向きが変つた後、すなわち、零速度交差、〓が
零である、の後における値に対応するものである
ことに注意されたい。 ZRCルーチンはj=1、2、5の場合の△j
の個々の値を計算するブロツクへ進む。それらの
値はφ、0、¨の計算に用いられる。種々の連立
方程式を解くために、j=1を除く他の値も選択
できる。△jのそれらの値を用いることにより、
(19)式を解くために1組の連立方程式を作るこ
とができる。 ¨=4π/△25−△21、α=|¨|/
2△2 1 φ=|¨|/2(△2 2−△2 1)−π/2(20
) ブロツク720において、格納されているパラ
メータを用いて、計算されたα角の値を修正する
ためにφの符号が決定される。この流れ図の点7
30でαが決定されると、の正弦と余弦が第7
C図の流れ図に示されているルーチンにより決定
される。ZRC計算器617(第6図)はαの正
弦と余弦を計算するための正弦関数・余弦関数発
生器を含む。信号「a」と「b」の間の三角関係
から、0の正弦と余弦を決定するために出力A,
Bの論理状態が用いられる。それらの値は式
(13a)〜(13d)に従つて決定された0の絶対値
の平方根によつて除され、第7C図の流れ図のブ
ロツク505′,506′において(15)式に従つ
て更に処理される。それらのブロツク505′,
506′は第5図のブロツク505,506にそ
れぞれ対応する。ZRC計算器617の出力デー
タは第2の信号処理装置140の出力端子141
に既に示されている。 説明はしなかつたが、アレイ・インデツクスJc
の一般的な操作と、加算および格納器506の初
期設計は周知のものである。 φは光検出器301と302の間の直交性定数
であるから、連立方程式の解により発生されたφ
は常に等しくなければならないが、そのようなプ
ロセスには常にいくらかの誤差がある。第7B図
のブロツク740にはφの次のような形を有する
平均値を得るためのデジタル・フイルタが示され
ている。 φ^=φ^+K〓(φ^−φ) ここに、 φは現在計算されている値、 φ^は波された値、 K〓はフイルタの利得である。 これで、各ZRC交差におけるZRC位相角を決
定する方法と、各向きにおける個々のZRC時刻
における、ZRC位相角の正弦と余弦を¨の適切な
値で除したものの和を求める方法の一例について
説明した。 第1図に示すように、第3の信号処理装置15
0は第1の信号処理装置120からデータを受け
る。第1の信号処理装置120はロツクインを修
正されていないジヤイロ出力データを結合器12
1を介して与える。第3の信号処理装置150は
第2の信号処理装置140からのデータも結合器
141を介して受ける。そのデータはロツクイン
誤差パラメータF1,F2,F3,F4である。
それらのデータは、リング・レーザ・ジヤイロの
回転の各向きに対するZRC位相角の正弦と余弦
との関数である増分誤差パラメータの和の連続し
た記録である。それらの和については式(15)、
(13)により示されているロツクイン誤差パラメ
ータとして既に定められている。第3の信号処理
装置150の機能は、第1の信号処理装置120
からの生のジヤイロ出力データを、第2の信号処
理装置140からのロツクイン誤差パラメータに
組合わせて、前記特性ジグネイチヤー係数と、そ
れを示す信号を第3の信号処理装置150の出力
端子151に生ずることである。第3の信号処理
装置としては、(14)式を解くための係数C1、
C2、C3、C4を定めるための線形回帰を実行でき
る装置であればどのようなものでも用いることが
できる。それらの係数が定められると、第1の信
号処理装置120により与えられたジヤイロ出力
を(14)式に従つてロツクイン誤差パラメータF
1,F2,F3,F4についての連続したデータ
により修正できる。(14)式は下の(21)式のよ
うに多少異なる形で表すことができる。 θc=θ〓−C1F1−C2F2−C3F3−C4F4 (21) 式(12a)、(12b)により示されている係数を
実験的に定めるための線形回帰の解の1つの種類
が、1組の係数を発生するために既知パラメータ
を基にした多項式の最小自乗法である。式
(11a)、(11b)により示されているように、決定
すき係数はC1、C2、C3、C4の4つがある。 第3の信号処理装置150がその機能を実行す
るために必要とする入力は()修正されていな
いジヤイロ出力データ、()ロツクイン誤差パ
ラメータ、()角回転のいくつかの既知の値ま
たは既知関数である。後者は、リング・レーザ・
ジヤイロの特性シグネイチヤーを示す多項式を得
るために(21)式の左辺を与える。第3の信号処
理装置150により求められる角回転についての
データは、別のジヤイロまたは角速度測定試験器
のような外部基準から得られる情報で構成でき
る。あるいは、そのデータすなわち知識は、リン
グ・レーザ・ジヤイロ100が地球に対して回転
していないということを知つているというよう
な、角速度が一定であるという簡単なこともあ
る。 第3の信号処理装置150が前記した3種類の
情報を必要とするから、リング・レーザ・ジヤイ
ロは数秒間または何時間もモニタして第3の信号
処理装置の個別の入力情報を与え、特性シグネイ
チヤー係数を発生させる。それらの係数が決定さ
れ、リング・レーザ・ジヤイロの特性シグネイチ
ヤーがそのように特徴づけられたら、装置は第3
の信号処理装置により発生された係数と、第2の
信号処理装置140により持続して供給されるロ
ツクイン誤差パラメータを用いて連続して動作で
きる。 再び第1図を参照して、第4の信号処理装置1
60は()第1の信号処理装置120から与え
られる修正されていないジヤイロ出力データ、
()第2の信号処理装置140から与えられる
ロツクイン誤差パラメータ信号F1,F2,F
3,F4、()第3の信号処理装置150から
与えられる特性シグネイチヤー係数を入力として
受け、式(21)と対応する式(14)により示され
た計算を行い、修正したジヤイロ出力信号を出力
として生ずる。その信号は、第1の信号処理装置
120により与えられた修正されていないジヤイ
ロ出力と、第2の信号処理装置140により与え
られたロツクイン誤差パラメータ信号と、第3の
信号処理装置150により与えられた予め定めら
れている特性シグネイチヤーとの関数である。し
たがつて、第4の信号処理装置160の出力は、
ロツクイン、またはレーザ・ジヤイロ装置100
(第1図)の一部である他の光散乱誤差発生要素
により導入された誤差を考慮に入れて修正された
ジヤイロ出力である。 信号処理装置120,140,150,160
は第1図には別々のものとして示されているが、
汎用コンピユータまたはマイクロプロセツサのよ
うな1台の信号処理装置にまとめることができ
る。ZRC位相角を用いることを先に述べたが、
(4)式に従つて〓が最大である時のを用いるとい
うような他の選択も可能である。 更に、デジタル・タイミング手法を利用して
ZRC位相角を表す情報を得るために、光検出器
301と302の少くとも一方の出力を用いる多
くの可能なやり方があり、または光検出器30
1,302の出力信号をモニタするためにアナロ
グ回路を利用することも可能である。したがつ
て、ZRC位相角情報を得る技術は選択の問題で
ある。 第7図に示す流れ図は、汎用コンピユータまた
はマイクロプロセツサのための共通のプログラミ
ング言語で書くことができる処理の一例を示すも
のである。 第1〜8図を参照して説明したリング・レー
ザ・ジヤイロ装置は、零である〓により示されて
いる向きの変化が起るたびに起る零速度交差位相
角を用いて、ジヤイロ出力角中に累積された誤
差を決定するために用いられる1つかそれ以上の
増分誤差パラメータと、1つかそれ以上のロツク
イン誤差パラメータを発生する。それらの誤差パ
ラメータは、それらの誤差パラメータを生じたレ
ーザ・ジヤイロを特徴づける1組の係数が乗ぜら
れ、互いに逆向きに進むビームから得た修正され
ていないジヤイロ出力角データが組合わされる
と、ロツクイン誤差がほぼ修正されたジヤイロ出
力角となる。レーザ・ジヤイロの特性シグネイチ
ヤーを表す係数との組合わせで誤差パラメータを
連続して更新することにより、真のジヤイロ入力
角と、得た修正されていないジヤイロ出力との間
の誤差についてジヤイロの出力信号を修正できる
手段が得られる。この相互関係(correlary)は、
誤差パラメータが零であるとすると特性係数が何
ら重要性を持たず、更に、ジヤイロ出力信号の修
正は求められない。この相互関係は式(14)と
(21)の解析から容易にわかる。 上記の相互関係に従つて動作するリング・レー
ザ・ジヤイロが第9図にブロツク図で示されてい
る。この装置は、誤差パラメータを零へ向つてド
ライブするようなやり方で誤差パラメータを最終
的に制御するために、リング・レーザに加えられ
るバイアスを制御する帰還バイアス装置を付加さ
れていることを除き、第1図に示す装置に類似す
る。 トランスデユーサ910が結合器911を介し
てリング・レーザ・ジヤイロ900に結合され
て、リング・レーザ・ジヤイロ900の中を互い
に逆向きに進むビームのうちの少くとも1つのビ
ームのふるまいを示す電気信号を与える。第1の
信号処理装置920が、トランスデユーサ910
から結合器912を介して与えられた電気信号に
応答する。第1の信号処理装置920と、トラン
スデユーサ910と、リング・レーザ・ジヤイロ
900は同じ機能を行い、第1図の対応するブロ
ツク120,110,100とほぼ同じ信号を生
ずる。リング・レーザ・ジヤイロ900はリン
グ・レーザ・ジヤイロ100(第1図)と同様
に、バイアス装置130に類似するバイアス装置
930へ結合される。このバイアス装置930は
外部制御信号971に応答する点がバイアス装置
130とは異る。バイアス装置930は結合要素
931によりリング・レーザ・ジヤイロ900に
結合される。第1の信号処理装置120(第1
図)に類似する第1の信号処理装置920がジヤ
イロ出力角信号を生ずる。この信号は、トランス
デユーサ910により与えられた電気信号から形
成される。その出力角信号はロツクインのような
光散乱誤差を修正されていない。後で説明するよ
うに、第9図に示すリング・レーザ・ジヤイロ装
置は第1の信号処理装置920からジヤイロ出力
信号を生ずる。この出力信号には、第1図に示す
第1の信号処理装置120の出力信号に含まれて
いるのよりも大幅に少いロツクイン誤差が含まれ
る。 第9図で、第1と第2の信号処理装置940,
950で構成されている帰還バイアス装置がトラ
ンスデユーサ910からの信号に応答して、バイ
アス制御信号をバイアス装置930へ与える。そ
のバイアス制御信号は加算器960により、振幅
制御器980から与えられた一定入力信号に加え
合わされる。この加算器960の出力は利得が
GTの利得ブロツク970により増幅されてから
バイアス装置930へ与えられ、リング・レー
ザ・ジヤイロ900の互いに逆向きに進むビーム
に与えられるバイアスを制御する。この帰還装置
は、ジヤイロ出力角に通常含まれているロツクイ
ン誤差を零へ向つてドライブするようなやり方
で、互いに逆向きに進むビーム波に作用を及ぼす
ために、リング・レーザ・ジヤイロ900へ与え
られるバイアスを制御する。したがつて、第1の
信号処理装置920により与えられる出力角は、
従来のデイザーされるジヤイロで誤差が累積させ
るために第1図の第1の信号処理装置120の出
力に含まれているような誤差について修正する必
要はない。 第2の信号処理装置940は第2の信号処理装
置140(第1図)に類似しており、トランスデ
ユーサ910から結合要素912を介して与えら
れた電気信号に応答し、第5図を参照して説明し
たように、ZRC位相角情報から得たロツクイン
誤差パラメータ信号を発生する。第2の信号処理
装置の出力信号は、()逆向きに進む2つのビ
ームの間の振動数差の極性に対応する〓の極性を
示す信号と、()〓の極性の変化を示す信号
(この信号はある種のパルスまたは論理レベルの
変化である)と、()互いに逆向きに進む2つ
のビームの間の振動数の差の極性変化時、すなわ
ち、〓が零に等しい時、に生ずるZRC位相角を示
す信号と、()¨の各極性に対するZRC位相角
の正弦と余弦の関数値の累積された値の関数であ
る、式(15)、(13)により定められるロツクイン
誤差パラメータ信号である。 これらの信号()〜()は結合要素941
を介して第3の信号処理装置950へ与えられ
る。 第3の信号処理装置950はそれらの信号、と
くにロツクイン誤差パラメータ信号F1,F2,
F3,F4(式(15)と対応する式(13)ごと
の)に応答する。 第3の信号処理装置950はロツクイン誤差パ
ラメータ信号に作用してバイアス装置930を制
御する制御信号を生ずる。この制御信号は振幅制
御器980の出力に加え合わされその和信号は利
得GTだけ増幅されてからバイアス装置930へ
与えられる。機械的バイアス装置では、振幅制御
器980は、バイアス装置930により指令され
ている望ましいピーク=ピーク回転角を得るため
の信号を与える。後で詳しく説明するように、バ
イアス装置930には、ZRC位相角を変えるた
めに第3の信号処理装置により決定される値だ
け、次第に増加するように変化させられる、振幅
制御器980により決定される一定バイアスが与
えられる。機械的なバイアス装置においては、バ
イアス装置930は、ZRC位相角が決定された
値を有するように、ジヤイロの入力軸を中心とす
る正逆回転角を変えるようにして制御される。 バイアス装置930は第1図のバイアス装置1
30と同様に機能する。バイアス装置930は、
リング・レーザ・ジヤイロ900において互いに
逆向きに進む電磁放射ビームのうちの少くとも1
つのビームの振動数に変化するバイアスを与える
ことにより、前記電磁放射ビームの間の振動数の
差を変化させ、符号を交番させる手段を構成する
ものである。しかし、バイアス装置930は、第
3の信号処理装置により与えられたバイアス制御
信号に応答して、互いに逆向きに進むビーム波の
間の変化する振動数差の特性に作用を及ぼすよう
にして、バイアスを制御することによりZRC位
相角の決定された値を生ずるものである点が第1
図のバイアス装置130とは異なる。リング・レ
ーザ・ジヤイロ900に機械的な回転を与えるバ
イアス装置の場合には、第3の信号処理装置95
0により与えられるバイアス制御信号は、ジヤイ
ロの入力軸を中心とする機械的な正・逆回転角の
振幅を制御するようにバイアス装置930を制御
する。そのために、互いに逆向きに進むビーム波
の間の積分された振動数差が作用を受け、したが
つて〓が零である時の位相角が作用を受け、極性
すなわち符号が変えられる。これはもちろん両方
のビームの間の振動数の差の極性の変化のことで
あり、前記したようにZRC位相角である。 第9図に示されている装置は、リング・レー
ザ・ジヤイロ900において互いに逆向きに進む
ビームに、入力軸を中心とする機械的回転なし
に、直接作用する電気的または光学的なバイアス
装置の一部であるような帰還バイアス装置に等し
く用いることができる。機械的なバイアス装置と
同様に、第3の信号処理装置950は、リング・
レーザ・ジヤイロ900内の互いに逆向きに進む
ビーム波のうちの少くとも一方のビーム波の振動
数に変化するバイアスを加えて振動数差を変化さ
せ、更に重要なことは〓が極性を変える点でそれ
らのビーム波の間の瞬時位相角に作用するように
バイアス装置930を制御する。 本発明のこの実施例を理解するには、バイアス
装置930の一例と、それがリング・レーザ・ジ
ヤイロ900にどのようにして係合されたかをも
つとよく理解することが助けとなる。ここで、第
10図に示されているバイアス装置について説明
する。第10図において、ベース1011に平行
な平面内に設けられている閉ループ経路1010
と、この閉ループ経路に沿つて互いに逆向きに進
むビームを支持するベース1011に閉ループ経
路1010が固定される。リング・レーザ・ジヤ
イロ900は、閉ループ経路を形成する平面に垂
直な軸1012を中心とする回転を測定するもの
である。更に、ベース1011は2枚またはそれ
以上の板ばね1015,1016と、ベース10
14にとりつけられている軸1017を介して第
2のベース1014に結合される。リング・レー
ザ・ジヤイロ900のこの構造においては、ベー
ス1011は軸1017とほぼ同軸の軸1012
を中心として回転できる。したがつて、ベース1
011はベース1014に対して正・逆転でき
る。このような構造の系はほぼ高いQの弾性質量
系である。板ばねの少くとも1枚に制御されたト
ルクを加えることにより回転と、回転角の大きさ
を制御できる。 機械的な回転を制御する装置の一例も第10図
に示されている。双方向圧電素子1020,10
21が板ばね1015,1016にそれぞれ結合
される。圧電素子1020は板ばね1015にト
ルクを加え、圧電素子1021はそのトルクの大
きさを測定する。適切な回路と組合わせることに
より、第10図に示す装置はQの高い電気機械的
な発振器の一部となる。 次に、圧電素子1020を励振して、ベース1
011をベース1014に対して軸1012を中
心として正・逆転させるための電気装置について
説明する。パルス形成器1030が電気パルスを
高電圧増幅器1031を介して圧電素子1020
へ与える。それらのパルスの極性は交番し、圧電
素子1021の出力に同期させられる。それらの
パルスはパルス幅変調または振幅変調などができ
る。第10図に示しているのは、ベース1014
に対するベース1011の回転量を制御するため
にパルス幅変調を用いる装置の一例である。図示
のように、パルス制御器1040が、パルス形成
器1030を制御するために、制御信号発生器1
050により制御される。このパルス形成器10
30は圧電素子1020にパルスを与える。パル
ス制御器1040は、ベース1014に対するベ
ース1011の回転の向きが変化する時刻に同期
させられる。この回転の向きの変化の時刻に〓は
零にされ、極性を変えられる。この動作は、デイ
ザーによりひき起される回転速度が慣性入力回転
速度より高い通常時にはこの通りである。同期
は、同期パルスを結合要素1061を介してパル
ス制御器1040へ与える回転の向き変化指示器
1060へ与える圧電素子1021の出力をとり
出すことにより行われる。 指示器1060はたとえば電圧微分器1062
と、この電圧微分器1062の出力端子に接続さ
れる零交差指示器1063と、この指示器106
3の出力端子に接続されるパルス整形器1064
とで構成される。パルス整形器1064の出力は
結合要素1061を介してパルス制御器1040
へ与えられる。 回転の向き変化指示器1060は、パルス制御
器1040が、同期パルスに対してある時間的な
関係を有するゲートパルスを、パルス形成器10
30へ与えることができるように、同期パルスを
パルス制御器1040へ与える。同期パルスは第
2の信号処理装置940の出力端子で〓論理信号
から得られることに注意すべきである。しかし、
同期パルスは他の手段で得ることもできる。 次に、第11図も参照してこのバイアス装置の
動作を説明する。ベース1011と、板ばね10
15,1016とで構成されているバイアス装置
の組合せは、以下デイザー振動数FDと呼ぶこと
にする、ある共振振動数を持つばね−質量系を構
成する。このデイザー振動数FDはデイザー周期
TDが伴う。説明のために、制御信号発生器10
50が、パルス形成器1030により発生させる
希望のパルス幅に対応する有限時間幅TWの信号
を発生するものと仮定する。そうすると、パルス
制御器1040は t(スタート)=TD/4−TW/2 に対応する希望のスタート時刻にゲート信号をパ
ルス形成器1030へ与える。そのゲート信号は t(ストツプ)=TD/4+TW/2 に対応する時刻に消去させられる。 パルス形成器1030をこのように同期ゲート
制御する状況を示すグラフを第11図に示す。第
11図で、カーブC10はジヤイロ入力軸101
2(第10図)を中心とする回転角を表す。この
入力軸を中心とする回転の向きが変化した時刻が
カーブC10上の点C11,C12,C13で示
されている。この回転の向きの変化は、微分器1
062の出力に応答する零交差検出器1064に
より検出される。回転の向きが変化する時には微
分器1062の出力は零であるから、パルス整形
器1064の出力端子に同期パルスが生ずる。回
転の向きが変るたびに同期パルスが回転の向き変
化指示器1060により発生される。それらの同
期パルスは第11図においては同期パルスC2
1,C22,C23として示されている。パルス
制御器1040はそれらの同期パルスを、TWの
値を発生する制御信号発生器1050の出力に組
合わせ、ゲート信号C31,C32をパルス形成
器1030へ与える。それらのゲートパルスの幅
は制御信号発生器1050により発生される時間
幅TWに等しい。それらのゲート信号のスタート
時刻とストツプ時刻は同期パルスたとえばパルス
C21,C22から測定される。 ゲート信号の同期パルスに対するスタート時刻
とストツプ時刻は既知のデイザー振動数FDと、
対応する周期TDをとる。FDの値は、このバイ
アス装置が適用される特定のリング・レーザ・ジ
ヤイロのばね−質量系の実際の共振振動数とする
こともできれば、そうしなくともよいが、なるべ
くそれに近い値にすべきである。得たパルス幅
TWの値が共振デイザー周期TDとくらべて小さ
いと、実際の共振デイザー周期に対して選択され
たTDの値に生ずる小さな変動がばね−質量系の
デイザー振動数に及ぼす影響は最小となる。いい
かえると、ばね−質量系はその実際の共振振動数
でデイザーすなわち振動する。 第10図に示すバイアス装置の動きの各向きに
対する実際のデイザー角度の振幅は、次に行われ
る向きの変化の前に制御信号発生器1050によ
り与えられるパルス幅TWの値に主として関連さ
せられる。上記の例では、制御信号発生器105
0は一定であると仮定した。この状況において
は、この装置が動作を開始させられた後は、利得
がばね−質量系の損失に等しくなつてほぼ一定の
ピーク=ピークデイザー角度振幅となり、回転角
度が正弦波状に変化するまで、デイザー角度の振
幅は大きくなる。制御信号発生器1050により
与えられる時間TWが変化するとデイザー角度の
振幅が変化する。各パルスはピーク振幅の一方の
向きまたは他方の向きに寄与する。パルス幅TW
が変化した時の回転振幅の変化の間の関係は、第
11図のカーブC10上の点C18,C19によ
り示されている零回転角度に対するゲート信号パ
ルスの相対的な配置に依存する。圧電素子102
0へ与えられるパルスの中心が点C18,C19
で示されている時刻にちようど位置すると、パル
ス幅TWの値に変化に対する回転角の変化の間に
最高の直線関係が存在する。ゲート信号パルスの
実際のスタートは、共振デイザー振動数FDの周
期であると仮定している選択された定数に依存す
る。これはそうすることもできれば、しなくても
よい。その理由は、対象とする特定のばね−質量
系の共振デイザー振動数に寄与する多くの変量が
あるからである。しかし、制御信号発生器105
0により与えられたパルス幅TWがデイザー周期
より小さく、TDの選択された値がTDの実際の
値に非常に近いと、回転角振幅と、制御信号発生
器1050により与えられたパルス幅TWの値の
間に非常な直線関係が存在する。一方、実際の共
振デイザー周期TDと、選択された定数値TDと
からのずれにより、希望の直線関係は低下する。 要約すると、第10図に示されているバイアス
装置は、各回転の向きに対するピーク・デイザー
角を、制御信号発生器1050により与えられた
1つの入力信号TWの振幅の関数として制御する
手段を与えるものである。デイザー角の振幅が変
化するとZRC位相角、すなわち、第11図の点
C11,C12,C13である回転の向きを変え
る点における瞬時位相角が変化することになる。
更に、ZRC位相角の制御により、式(21)で示
されているロツクイン誤差パラメータFを零まで
小さくできるものとすると、第1の信号処理装置
920(第9図)からのジヤイロ出力角にロツク
イン誤差がないようにしたり、非常に小さくした
りできる。第10図の制御信号発生器1050は
本質的には第3の信号処理装置950と振幅制御
器960との組合せである。その出力は加算器で
加え合わされる。この加算器の出力は大体におい
て、制御信号発生器1050により与えられる出
力である。加算器960の出力は第3の信号処理
装置950により主として変えられる。次に、第
3の信号処理装置950の詳しい説明と、この信
号処理装置を用いて行う制御について説明する。 式(10)と対応する式(11)とは、デイザー・サイ
クルの2分の1サイクルの間に回転速度が1回だ
け零になつたことにより生ずる増加する角度誤差
を記述するものである。回転速度が零というのは
〓が零であることに対応する。式(11a)と
(11b)を組合わせ、それらの式と(15)式を書
き直すと、正と負の各ZRCにおいて生ずる個々
の誤差を加え合わせることにより、累積されるロ
ツクイン誤差が得られる。すなわち、 ε=ni=1 δθi +ni=1 δθi -1 (22) 前記式(14)、(15)から式(22)は次のように
書き直すことができる。 ε=oi=1 CiFi (23) ここに、いまの実施例ではn=4である。 以上の説明においては、ロツクイン誤差パラメ
ータFiを発生する要素と、特性シグネイチヤー係
数Ciを発生する要素は、出力から直接減算するた
めに全ロツクイン誤差εを決定するためのものと
説明した。以下の説明では、ロツクイン誤差を零
近くに保つための手段を導入する。 (23)式で、累積ロツクイン誤差は、前記した
ようにしてロツクイン誤差パラメータを観察する
ことにより決定できる。(23)式に含まれている
ロツクイン誤差パラメータが零にされたとする
と、第1の信号処理装置920(第9図)のジヤ
イロ出力角中に累積された全ロツクイン誤差ε
は、特性シグネイチヤー係数(C)の値とは無関係に
零となる。 ZRC位相角の正弦値と余弦値の以後の値を、
F1,F2,F3,F4が零まで収束し、したが
つてロツクイン誤差εが零に収束するようにさせ
ることにより制御が行われる。この制御のやり方
は、ZRC位相角の過去の値を基にしたロツクイ
ン誤差パラメータの現在の値により表されるベク
トル関係により数学的に表すことができ、未来に
起るZRC位相角の決定により未来に起る増分誤
差パラメータ△Fに影響が及ぼされる。 F1とF2をベクトルF→+の2つの直交成分と
し、△F1と△F2をベクトル△F→+の直交する
2つの成分とすると、F→+における、したがつて
F1とF2における最大の減少は、△F→+をF→+
向きに沿つて負に置くことにより達成される。こ
れは数学的には次式で表される。 ここに、 △F→+=△F1i→+△F2i→2j F→+=F1i→+F2i→ である。式(13a)と(13b)を式(23)に代入
し、対応するベクトル成分を等しいと置くと次の
ようになる。 式(25)、(26)から、正の0に対する希望の
ZRC位相角が計算される。 0 +=tan-1(−F2/−F1) (27) ここに、このアークタンジエントの解は全ての
象限において要求される。 同様のやり方で、F3とF4はベクトルF→-の直交
する2つの成分と考えることができ、△F3と△
F4はベクトル△F→-の直交する2つの成分と考え
ることができる。以上説明した同じ展開に続い
て、負の¨0に対する希望のZRC位相角が次式の
ように計算される。 0 -=tan-1(−F4/−F3) (28) ここに、このアークタンジエントの解は全ての
象限において求められる。 (27)式で表される0 +の値は未来に起る、す
なわち、次の向きの変化における希望のZRC位
相角の決定であり、その未来の決定においては、
正である回転角加速度に対応して¨0は正である。
(28)式は、負である回転角加速度に対応して¨0
が負であるZRC位相角の値に対する表現である。
次に起るZRC位相角が式(27)、(28)において
決定される値のプラスマイナスπ/2ラジアン内
であるとすると、ロツクイン誤差パラメータが、
小さくなるから、(23)式で表されているように、
累積ロツクイン誤差が小さくなり、その後で、第
1の信号処理装置920により与えられるジヤイ
ロ出力角に含まれているロツクイン誤差が小さく
なる。 再び第9図を参照して、第3の信号処理装置9
50は、式(23)中のFに対する表現で示されて
いるように、ロツクイン誤差パラメータ信号を処
理し、上で説明したような(24)式に従う制御操
作を行つてバイアス装置930を制御する出力信
号を与え、次のZRC位相角を式(27)、(28)式
に示されているような値にする。以上説明したバ
イアス装置と制御のやり方が成功するか否かは、
帰還バイアス装置がZRC位相角の妥当な程度に
正確な制御を行える性能に依存する。 もちろん、ZRC位相角は、バイアス装置93
0(第9図)により加えられる運動ばかりでな
く、リング・レーザ・ジヤイロが測定しようとし
ているベース運動すなわち入力運動にも依存す
る。入力運動が存在している時に希望のZRC位
相角を得るために第3の信号処理装置950が適
切な信号を与えて、第1の信号処理装置920か
らのジヤイロ出力信号に含まれている誤差を最小
にできるように、第3の信号処理装置950は帰
還バイアス装置の全応答を予測する手段を設けね
ばならない。以下の説明は、式(27)、(28)の説
明において述べた要求に従つてZRC位相角を制
御する制御信号を第3の信号処理装置950から
発生する方法についてのものである。 式(24)〜(28)により示されている制御動作
は、ロツクイン誤差パラメータFの最終値を小さ
くするために、未来のZRC位相角の値を操作す
ることを求めている。これは、もちろん、ZRC
位相角測定の履歴が得られており、将来の処理に
備えて保持されていることを仮定した上でのこと
である。 板ばねにトルクを周期的に与える第10図に示
されているようなデイザー装置を仮定すると、
ZRC位相角測定は加えられるそれらのトルクと、
ジヤイロの入力軸の周囲の慣性回転入力速度すな
わちベース運動を含む、ジヤイロの入力軸の周囲
の外部擾乱との関数である。加えられているトル
クの変化による影響を分離できるように、それら
の外部擾乱は考慮に入れておかねばならない。外
部擾乱の影響を小さくするためには、次のZRC
位相角を最新のデータを基にして予測し、制御す
ることが望ましい。以下の説明においては、適切
な制御を行えるように、¨の正と負の値の間で
ZRC位相角を識別することが重要である。 第12図はいくつかのデイザー・サイクルを示
すグラフで、このグラフには加えられた制御トル
クが重ねて示されている。それらの制御トルクは
記号IXoで示されており、ZRC位相角の間の中間
点、すなわち、最大デイザー角度振幅の中間点に
中心を置いている。もつとも、第10図を参照し
て先に説明した装置の動作にとつては、制御トル
クをこのような時点で加える必要はない。以下の
説明においては、制御トルク「IXo」はラジアン
の単位で表される増大する制御トルクを表す。そ
の増大する制御トルクは一定値に加えられる。加
えられる制御トルクはエネルギー量であるから、
増大する制御トルクの作用は0の角度値に増大
する作用を及ぼし、ここで説明している例ではデ
イザー角度振幅である。 第12図において、ジヤイロ900がある時間
だけデイザーされ、最後に行つた、時には制御ト
ルクIXoが加えられる前に、ZRCの測定で得られ
た値が7であると仮定する。また、増大する制
御トルクIXoは計算されて、Nが起る前に加え
られる制御トルクに一致するものと仮定する。
ZRC位相角を制御するために、Pで示されてい
るZRC位相角の前に加えるべき増大する制御ト
ルクIXPを表す制御信号を与えることが第3の信
号処理装置の目的である。このような状況におい
ては、Pは、(24)式において示したようにF3
とF4で構成されたベクトルF→-を小さくし、し
たがつてジヤイロの出力に含まれている誤差の量
を小さくするZRC位相角の希望の値である。 次のZRC位相角ψPを生じさせるためにIXPに
より加えるべきトルクの大きさを予測する1つの
方法は、慣性入力回転速度の存在する状況におい
て、ZRC位相角の履歴を調べることにより帰還
バイアス装置の応答を予測する方法である。これ
は、¨が選択された極性である引き続くZRC位相
角の値を比較することにより行うことができる
が、¨が交番する極性である引き続くZRC位相角
を基にしてφPを予測することも可能である。「次
の」ZRC位相角Pを生じさせるためにIXPの値
を予測する方法は、上で述べた2つ以外に数多く
ある。以下に述べるのは前者の方法、すなわち、
同じ極性の¨0の引き続くZRC位相角を調べる方
法についてのみである。 慣性入力回転速度の変化が比較的小さく、デイ
ザー振動数が比較的高いと仮定すると、入力制御
トルクを除外したZRC位相角「u」の変化は¨の
極性が同じである1つのZRC位相角から次の
ZRC位相角までほぼ同じであることがわかる。
たとえば、第12図で、UPはU7にほぼ等しい
と仮定している。Uを第1種の予測子と定める
と、Uについての一般的な式は次のように書くこ
とができる。 Uii−ψi-2 +(−1)i(IXi-1+IXi-2) (29) 特別な例では、U7とU5は次のように計算され
る。 U7=7−5−(IX6+IX5) U5=5−3−(IX4+IX3) (30) UPの値を予測する際における更に細かい手順
は、前の第1種の予測子U5を調べ、U7とU5
の間の値を変化させてUPの値を修正することで
ある。これは一般に次式で表すことができる。 E1=Ui−Ui-2 (31) この誤差E1を用いてUPは次の一般的な形式
で予測できる。 Ui+2=Ui+E1 (32) 第12図に示す特別な例では、式(31)、(32)
に代入することによりUPは次のように計算され
る。 UP=U7+(U7−U5) はIXPとIXNとの値に依存するから、一般的
な形式でのPの値の式は次のように表すことが
できる。 ^i+2i(−1)i(IXi +IXi+1)+Ui+2 (34) この式の左辺は加えられたトルクを基にした
^(i+2)の予測値であり、この項の上の「帽子」に
より示されている。式(27)、(28)の適切な解
(これは所期の制御機能を満すものである)を
(34)式の左辺に代入してIX(i+1)の値について解
くと次式が得られる。 IXi+1=(−1)-ii −^i+2+Ui+2)−IXi (35) 第12図に示す特別な例においては、Pは
(27)式から決定され、それを(34)式に代入す
ると ^P=ψ7+(IXP+IXN)+UP (36) IXP=(−1)(7−^P+UP)−IXN (37) が得られる。 上記の解析においては、IXNは既知であつて、
ZRCの測定値ψを基にして計算したと仮定した。
したがつて、同様のやり方で、一般式(34)、
(35)と制御式(28)を、ψPに関連するZRC位相
角の極性とは逆の極性の¨を有するZR位相角で
あるNの次の値を計算するために利用できる。 第3の信号処理装置950は、増大するロツク
イン誤差パラメータFと、最新のZRC位相角0
Dと〓0の極性とを表す信号を第2の信号処理装
置から受け、ほぼ式(27)と(28)によりそれぞ
れ決定されるZRC位相角とUPまたはψNとの次
の希望値を計算する。以上説明した操作が、第3
の信号処理装置950の動作を表す第13図の流
れ図に示されている。¨(D)の極性に応じて選択さ
れた1つのブロツク1310または1320が、
ロツクイン誤差パラメータを表す現在のデータを
基にして動作し、それぞれPまたはNの値を計
算する。それらの計算に続いて、増大する制御ト
ルクIXPまたはIXNの値が、式(29)〜(37)に
関連して先に説明した「予測子」制御手法を用
い、過去の実行データを基にして計算される。
ZRC位相角の過去の値と、増大する制御トルク
IXPとIXNの過去の計算された指令値とを格納す
るために、第3の信号処理装置は十分な容量のメ
モリを必要とする。増大する制御トルクを計算す
る過程が第13図の流れ図の破線より下の部分1
350で示されている。 第3の信号処理装置950の出力951は、
(24)式でほぼ記述されている所期の制御機能を
満すように、ZRC位相角を得るためにジヤイロ
900へ与えられる増大する制御トルクを表す信
号である。したがつて、第3の信号処理装置95
0は適切なパラメータ格納、タイミング同期、お
よび式(29)〜(37)に関連する演算を行い、増
大する制御トルクを表す制御信号を発生するため
に、任意のコンピユータ、計算装置、マイクロプ
ロセツサなどで構成できる。 第3の信号処理装置950の出力は加算器96
0において振幅制御器980の出力に加え合わさ
れる。振幅制御器980の出力はほぼ一定である
希望のピーク位相角または振幅を表す希望の一定
値を表し、第3の信号処理装置950の出力は位
相角振幅の増大する値であつて、振幅制御器98
0の一定出力値に加え合わされる。したがつて、
加算器960の出力は希望の全位相角変化△、
いいかえれば、バイアス装置930により加えら
れたレーザ・ジヤイロ900のデイザー角度の振
幅を表す信号である。加算器960の出力はブロ
ツク970によりGT倍にされる。ブロツク97
0はバイアス装置930に適合する信号変換処理
機能を有する。 第10図を参照して説明したバイアス装置にお
いては、利得ブロツク970の出力971と、そ
れに先行する回路は、デイザー装置とくにジヤイ
ロに加えられるトルクを制御するための第10図
の制御信号発生器1050を表す。第10図に示
されているようなバイアス装置では、利得ブロツ
ク970は、ジヤイロ900に加えることができ
るトルクパルスの希望のパルス幅TWを表す信号
を生ずる信号変換処理機能を含む。 もちろん、選択したバイアス装置が振幅変調装
置であれば、利得ブロツク970の信号変換処理
機能により、ジヤイロ900へ与えられるトルク
パルスの希望のパルス振幅を表す出力信号が得ら
れる。したがつて、利得ブロツク970は、機械
的(回転)、電気的または光学的なバイアス装置
のいずれでも構成できるバイアス装置930に適
合するように構成される。 以上説明した解析は制御トルクIXP、IXNの値
を何ら制約するものでないから、小さいものであ
ると仮定した。それらの値は、振幅制限器980
の希望のピーク=ピーク一定振幅出力に、加算器
960において加え合わされる。この加算器96
0の出力はジヤイロ入力軸を中心とする回転角の
振幅を制御する。 更に、この帰還バイアス装置には少くとも2つ
のシステム利得が存在する。第1の利得はIXPと
IXNの計算された値から、第10図のバイアス
装置により利用される制御信号への変換に伴うも
のである。この変換によりパラメータIXPとIXN
が、第10図のパルス形成器1030の実際のパ
ルス幅変調またはパルス振幅変調に変換される。
こ利得は第9図ではブロツク970により示され
ている。更に、第10図のバイアス装置には出力
利得が含まれる。これは、本質的には、パルス幅
またはパルス振幅に対するZRC位相角またはデ
イザー装置の振幅の感度である。 第9図のレーザ・ジヤイロ装置に対する、振幅
制御と自動利得制御の少くとも一方の組合せは、
装置性能向上のためにある状況では望ましいもの
である。第14図に示す装置は本発明の原理を用
いる別の実施例である。これは第9図の装置に自
動利得制御と帰還振幅制御の2つの機能を付加し
たものである。これらの機能は自動利得制御ブロ
ツク1410により行われる。 ピーク=ピーク・デイザー角はバイアス装置9
30からのレーザ・ジヤイロ900をデイザーさ
せる振幅制御トルクに依存する。第10図を参照
して説明したバイアス装置のばね−質量系におけ
る損失に備えて、制御トルクは十分に大きくなけ
ればならない。また、バイアス装置の電力消費量
を低くするように、トルク電流はできるだけ少
く、直線領域内に留めることが望ましい。したが
つて、ほぼ一定のピーク=ピーク・デイザー角振
幅を保つことが望ましく、そのためにバイアス装
置の必要エネルギー量が制限される。第14図の
帰還振幅制御器980′は、ピーク=ピーク・デ
イザー角振幅を示す信号に応答して可変信号を加
算器960へ与える。この加算器の出力はバイア
ス装置930を制御するために利得ブロツク97
0′により増幅される、振幅制御器980′の必要
とするピーク=ピーク信号は、ピーク=ピーク・
デイザー角を決定するためのトランスデユーサ9
10からの信号により与えることもできれば、レ
ーザジヤイロ900に加えられる機械的な回転か
ら与えることもできる。第1の信号処理装置92
0は、互いに逆向きに進むビームの間の位相角に
おける2πラジアンの位相変化の回数をカウント
するためのアツプ/ダウン・カウンタを通常含ん
でいるから、ピーク=ピーク・デイザー角を表す
信号はそれから得られる。帰還振幅制御器98
0′は各種の制御技術のうちの1つを用いて構成
でき、マイクロプロセツサなどを使用できる。 第9図で、利得ブロツク970は、第3の信号
処理装置950により発生された値と振幅制御器
980から与えられた値に装置の利得が乗ぜられ
る。これにより、それからの信号は式(29)〜
(37)について説明した予測式を基にしてZRC位
相角の変化に変換される。この装置の硬度とくに
ロツクイン誤差パラメータをどれだけ速く零にド
ライブできるかは、利得ブロツク970のために
選択した利得値の確度に依存する。確度を向上さ
せるために、第14図の装置は利得ブロツク97
0′と自動利得制御器1410を含む自動利得制
御器1410は次のZRC位相角の予測と、得ら
れた実際のZRC位相角に応答して利得ブロツク
970′の値を修正する。動作時には、自動利得
制御器は、第3の信号処理装置950により与え
られた制御信号に適切な利得が乗ぜられて、得ら
れたZRC位相角と希望のZRC位相角の差が最小
となるように、自動利得制御器が利得ブロツク9
70′の利得を絶えず修正する。 以上説明したのは、4つのロツクイン誤差パラ
メータFと4つの係数(C)のためのプロセスであつ
た。式(12a)と(12b)から対応する2パラメ
ータ・モデルが存在することは明らかである。以
下に説明するモデルは係数C1 *とC2 *、ロツクイ
ン・パラメータF1 *とF* 2についてのものである。 C* 1=√ΩL(sinβ−cosβ) (38) C* 2=−√ΩL(sinβ+cosβ) (39) ZRCを全体にわたつて加えると F1 *=〓△F1j* (42) F2 *=〓△F2j* (43) となる。 CとFについての説明はC*とF*についても適
用できる。したがつて(14)式は θc=θ〓−〓Ci *F i *i=1、2 (44) となる。 第9〜14図に示す帰還バイアス装置に関する
(14)式におけるように、F1 *とF2 *を小さくする
ために必要とされる0 -0 +の制御には、ベク
トルF→*をベクトルF*に沿つて負の向きにするこ
とを要する。ここに、 △F→*=△F* 1j→+△F* 1j→ (47) F→*=F・1 *i→+F2 *j→ (48) 正のZRCに対しては、式(40)、(41)、(47)、
(48)を式(46)に代入し、ベクトルの成分を等
しいと置くことにより次式が得られる。 正のZRCが生じた時にψ0 +を含む項だけが含ま
れるという条件が課される。 式(49)、(50)から 0 +=tan-1(−F1 */−F2 *) (51) となる。同様にして、希望の0 +は次のように得
られる。 0 -=tan-1(−F2 */F1 *) 信号処理装置920,940,950と振幅制
御器980は第9図には別々に示されているが、
完全に1つのユニツトとすることもできれば、そ
の選択した部分だけを1つのユニツトにすること
もできる。更に、第10図のバイアス装置930
の選択した部分と利得ブロツク970を1つの信
号制御装置にまとめることもできる。同様に信号
処理装置920,940′,950、帰還振幅制
御ブロツク980′、自動利得制御ブロツク14
10、利得ブロツク970′、バイアス装置93
0の全部または一部を汎用コンピユータのような
単一の処理装置にまとめることもできる。以上説
明した本発明の実施例は発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々改変できる。とくに、第1,9,14
図の装置は増大する誤差パラメータを得るため
に、選択的にZRC位相角で動作する。しかし、
位相角サンプリングの種々の選択たとえば、〓が
最大の時の位相角も使用できる。これはもちろん
前記実施例とは異なるが、多少類似する誘導、解
析および制御である。しかし、実際的な見地から
は、〓が実際に零で、トランスデユーサの出力信
号が最低速度で変化するから、ZRC位相角は容
易に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図はリング・レーザ・ジヤイロで用いられる典型
的な出力部の構成を示す線図、第3A,3B図は
第2図に示す光検出器に与えられる信号を示すグ
ラフ、第4A図は典型的なリング・レーザ・ジヤ
イロの出力信号中のロツクイン誤差を示すグラ
フ、第4B図はデイザーされているジヤイロの向
き反転の周囲における光検出器へ与えられた組合
わされたビームの強さを示すグラフ、第4C図は
デイザー・ジヤイロの向き反転の周囲における全
移相変化のグラフ、第5図は第1図に示す信号処
理装置の一部のブロツク図、第6図は第5図に示
す信号処理装置を更に詳しく示すブロツク図、第
7A〜7C図は第6図に示す信号処理装置の流れ
図、第8図は第6図と第7図に示す装置の信号を
示すタイミング波形図、第9図は帰還デイザー制
御器を用いる本発明の別の実施例を示すブロツク
図、第10図はバイアス装置のブロツク図、第1
1図は第10図に示すバイアス装置の動作を示す
グラフ、第12図は第9図に示す装置の制御のや
り方を示すグラフ、第13図は第9図の信号処理
装置の動作を示す流れ図、第14図は帰還デイザ
ー制御を用いる本発明の別の実施例のブロツク図
である。 100,900……リング・レーザ・ジヤイ
ロ、110,910……トランスデユーサ、12
0,140,150,160,610,920,
940,950……信号処理装置、130,93
0……バイアス装置、301,302……光検出
器、501……向き検出器、502……ZRC検
出器、503……ZRC位相角測定器、504…
…正弦−余弦値発生器、505……計算器、50
6……格納および加算器、601a,602a…
…符号検出器、602a,602b……符号反転
弁別器、617……ZRC計算器、980……振
幅制御器、1020,1021……圧電素子、1
030……パルス形成器、1040……パルス制
御器、1050……制御信号発生器、1060…
…向きの変化指示器、1062……電圧微分器、
1063……零交差指示器、1064……パルス
整形器、1410……自動利得制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つの波が相互に逆向きに閉ループ路にほぼ
    沿つて伝播し、前記2つの波それぞれの振動数が
    前記閉ループ路の回転速度の関数であり、前記2
    つの波の間に生まれる位相関係も前記閉ループ路
    の回転速度の関数であるようになつている角速度
    センサであつて、その正味の回転角度に関連する
    が角速度センサに固有のロツクイン誤差を含むセ
    ンサ信号を発生するものであり、さらに、変化す
    る振動数のバイアスを前記2つの波の少くとも一
    方に対して導入することにより、前記2つの波の
    相対位相角の変化の速さが少なくとも1度は零点
    を通過させられるようなバイアスを導入するバイ
    アス手段を含んでいる角速度センサにおいて: 前記2つの波の少くとも一方に応じ、前記位相
    関係を表す少くとも1つの出力信号を与える検知
    手段と; 前記検知手段の前記出力信号に応じ、前記2つ
    の波の間の前記位相関係に関してその位相角の一
    次の時間微分d/dtが所定の値をとる時点での
    位相角の値を決定する位相角決定手段と; 前記位相角の諸値の所定のものに応じ、角速度
    センサの特性を表すものであつて、それから前記
    センサ信号に付随のロツクイン誤差が決定できる
    ものである、ロツクイン誤差関数の特性シグネイ
    チヤー係数を得るための特徴づけ手段とを備える
    ことを特徴とする角速度センサ。 2 2つの波が相互に逆向きに閉ループ路にほぼ
    沿つて伝播し、前記2つの波それぞれの振動数が
    前記閉ループ路の回転速度の関数であり、前記2
    つの波の間に生まれる位相関係も前記閉ループ路
    の回転速度の関数であるようになつている角速度
    センサであつて、前記2つの波の間の前記位相関
    係に関してその位相角の変化の速さが所定の値を
    とる時点での位相角の値を決定するための位相角
    生成装置を含み、その位相角生成装置が: 前記2つの波の少くとも一方に応じ、前記位相
    関係を表す少くとも1つの出力信号を与える検知
    手段と; 前記検知手段の前記出力信号に応じ、前記位相
    関係の位相角の変化の速さがその所定の値をとる
    度に、それを検出してそれを示す所定の信号変化
    を呈する出力信号を発生する速さ検出手段と; 前記検知手段の前記出力信号に応じ、前記検知
    手段の前記出力信号がその所定の値をとる度に、
    それを検出してそれを示す所定の信号変化を呈す
    る出力信号を与える信号処理手段と; 前記信号処理手段の出力信号に応じて、前記検
    知手段の前記出力信号がその所定の値をとる諸時
    点のうちの予定のもの相互間の時間間隔を決定す
    るタイミング手段であつて、前記速さ検出手段の
    前記出力信号の発生前と発生後のそれぞれにおけ
    る、前記信号処理手段の前記出力信号の最初の発
    生の間の経過時間を表す遅延時間を決定する手段
    を含んでいるタイミング手段と; 前記速さ検出手段の前記出力信号、および前記
    遅延時間を含む所定の前記時間間隔に応じ、前記
    位相関係に関してその位相角の変化の速さが所定
    の値をとる時点での位相角の値を前記時間間隔に
    基づいて決定する位相角決定手段とを含んでいる
    ことを特徴とする角速度センサ。 3 ほぼ単色ビームの2つの波が相互に逆向きに
    閉ループ路にほぼ沿つて伝播し、前記2つの波の
    それぞれの振動数が前記閉ループ路の回転速度の
    関数であり、前記2つの波の間に生まれる位相関
    係も前記閉ループ路の回転速度の関数であるよう
    に、ほぼ単色ビームの2つの波を維持する維持手
    段と; 前記波の振動数に振動数バイアスを生じさせ、
    前記位相関係の変化の速さが少なくとも1度は零
    点を通過させられるように、前記維持手段を正回
    転および逆回転の向きに振動させる手段と; 前記波の少なくとも一方に応答して、前記位相
    関係を示す少くとも1つの出力信号を生ずる変換
    手段と; 前記変換手段の前記出力信号に応答して、前記
    閉ループ路の回転を示すが角速度センサに固有の
    ロツクイン誤差の累積を含む出力信号を与える第
    1の信号処理手段と; 前記変換手段の前記出力信号に応答して、前記
    第1の信号処理手段の前記出力信号中に累積され
    ロツクイン誤差を表すロツクイン誤差信号を与え
    る第2の信号処理手段とを備え; この第2の信号処理手段は、 前記2つの波の間の前記位相関係に関してその
    位相角の一次の時間微分d/dtが所定の値をと
    る時点での位相角の値を決定する位相角決定手
    段と、 少くとも選択された第1の関数について前記位
    相角の所定のものに対しての関数の数値を得る関
    数手段にして、それにより前記第1の信号処理手
    段の出力信号中のロツクイン誤差の累積の増分を
    表す第1の増分ロツクイン誤差パラメータが得ら
    れる関数手段と、 前記第1の関数の値の和をとり、第1のロツク
    イン誤差パラメータを与える累算手段と、 角速度センサを表わす予定のロツクイン誤差関
    数に従つて前記ロツクイン誤差パラメータに対し
    て算術演算を行い、角速度センサに固有のロツク
    イン誤差の累積を示す信号を与えるロツクイン誤
    差信号手段とを有していることを特徴とするリン
    グ・レーザ形の角速度センサ。 4 2つの波が相互に逆向きに閉ループ路にほぼ
    沿つて伝播し、前記2つの波それぞれの振動数が
    前記閉ループ路の回転速度の関数であり、前記2
    つの波の間に生まれる位相関係も前記閉ループ路
    の回転速度の関数であるようになつている角速度
    センサであつて、その正味の回転角度に関連する
    が角速度センサに固有のロツクイン誤差を含む第
    1のセンサ信号を発生するものであり、さらに、
    前記2つの波の少くとも一方に対して導入され
    る、変化する振動数のバイアスにより、前記2つ
    の波の相対位相角の変化の速さが少くとも1度は
    零点を通過させられるような角速度センサにおい
    て、それに固有のロツクイン誤差がほぼ取除かれ
    た第2のセンサ信号を得る方法であつて: 校正のための過程であつて、 前記センサの既知の角回転を表すデータと、そ
    の角回転に対するセンサの応答を表すがロツクイ
    ン誤差を含んでいる前記第1のセンサ信号により
    与えられる対応のデータとの、データ対を記録す
    るステツプと、 前記2つの波の間の位相関係から導出される、
    前記データ対に対応の増分誤差パラメータ・デー
    タにして、前記第1のセンサ信号中のロツクイン
    誤差における増分変化に関連している増分誤差パ
    ラメータ・データを得るステツプと、 前記増分誤差パラメータ・データの所定のもの
    を累積し、そのうちで、前記第1のセンサ信号中
    のロツクイン誤差の累積に前記データ対それぞれ
    毎で対応する累積を、選択的に記録するステツプ
    と、 前記増分誤差パラメータ・データの累積と前記
    データ対とを解析的に処理し、前記データ対に付
    随するロツクイン誤差の寄与をほぼ特徴づけるよ
    うに、前記センサのロツクイン誤差の関数を表す
    多項式の特性シグネイチヤー係数を発生するステ
    ツプと を有する角速度センサの校正過程と; 動作させる過程であつて、 前記2つの波の間の位相関係から導出される、
    前記第1のセンサ信号に対応の増分誤差パラメー
    タ・データにして、前記第1のセンサ信号中のロ
    ツクイン誤差における積分変化に関連している増
    分誤差パラメータ・データを得るステツプと、 前記増分誤差パラメータ・データの所定のもの
    を累積し、そのうちで、前記第1のセンサ信号中
    のロツクイン誤差の累積に対応する累積を選択的
    に記録するステツプと、 前記増分誤差パラメータ・データの選択した累
    積と前記第1のセンサ信号および前記特性シグネ
    イチヤー係数を処理し、ロツクイン誤差成分がほ
    とんどないロツクイン誤差を修正された前記第2
    のセンサ信号を発生するステツプと を有する角速度センサの動作過程と を備えることを特徴とする、角速度センサにおい
    てその回転を示す信号を得る方法。
JP57117635A 1981-07-06 1982-07-06 角速度センサおよびその回転を示す信号を得る方法 Granted JPS5818171A (ja)

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US06/280,423 US4529311A (en) 1981-07-06 1981-07-06 Ring laser gyro system
US280423 1981-07-06

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JPH0481358B2 true JPH0481358B2 (ja) 1992-12-22

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JP57117635A Granted JPS5818171A (ja) 1981-07-06 1982-07-06 角速度センサおよびその回転を示す信号を得る方法

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