JPH0481576B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0481576B2 JPH0481576B2 JP59140528A JP14052884A JPH0481576B2 JP H0481576 B2 JPH0481576 B2 JP H0481576B2 JP 59140528 A JP59140528 A JP 59140528A JP 14052884 A JP14052884 A JP 14052884A JP H0481576 B2 JPH0481576 B2 JP H0481576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- biphenyltetracarboxylic acid
- triphenylphosphine
- ester
- tetrakis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明はビフエニルテトラカルボン酸の製造方
法に関する。 〔発明の背景〕 従来より次式で示されるビフエニルテトラカル
ボン酸について数種の製造方法が提案されてい
る。 代表的な従来方法は次の通りである。 (1) オルソーフタル酸ジメチルをパラジウムの有
機酸塩の存在下、酸素加圧下に、β−ジケトン
及ぶ/またはエチレンジアミンテトラ酢酸を添
加して脱水素二量化し、その後酸により加水分
解して製造する方法(特公昭50−31148号公報
参照)。 (2) オルソーキンレンを酸素加圧下、パラジウム
の有機酸塩とエチレンジアミンテトラ酢酸の存
在下で脱水素二量化し、更に液相で酸化して製
造する方法(特公昭50−31149号公報参照)。 (3) 4−ハロゲノオルソフタル酸塩を水酸化アル
カリ水溶液中で、金属パラジウムと少量のメタ
ノールの存在下に加熱反応させてカツプリング
させる方法(特開昭55−20705号報参照)。 (4) オルソフタル酸エステルを、有機パラジウム
塩K.1,10−フエナントロリン及び/または
α,α′−ビピリジルの存在下に、酸素加圧下で
酸化カツプリングして合成する方法(特開昭55
−153747号公報参照)。 これらの内、(1)、(2)、(4)の製法では、酸素加圧
下での反応なので特殊な装置を要求され、爆発の
危険性を有し、収率が悪く、異性体が多くできて
選択性が無い等の欠点がある。また(3)の製法では
反応条件は温和だが収率が極めて低いという問題
がある。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、高純度のビフエニルテトラカ
ルボン酸を高収率、温和条件で得る方法を提供す
るにある。 〔発明の概要〕 本発明によるビフエニルテトリカルボン酸の製
造方法は、
法に関する。 〔発明の背景〕 従来より次式で示されるビフエニルテトラカル
ボン酸について数種の製造方法が提案されてい
る。 代表的な従来方法は次の通りである。 (1) オルソーフタル酸ジメチルをパラジウムの有
機酸塩の存在下、酸素加圧下に、β−ジケトン
及ぶ/またはエチレンジアミンテトラ酢酸を添
加して脱水素二量化し、その後酸により加水分
解して製造する方法(特公昭50−31148号公報
参照)。 (2) オルソーキンレンを酸素加圧下、パラジウム
の有機酸塩とエチレンジアミンテトラ酢酸の存
在下で脱水素二量化し、更に液相で酸化して製
造する方法(特公昭50−31149号公報参照)。 (3) 4−ハロゲノオルソフタル酸塩を水酸化アル
カリ水溶液中で、金属パラジウムと少量のメタ
ノールの存在下に加熱反応させてカツプリング
させる方法(特開昭55−20705号報参照)。 (4) オルソフタル酸エステルを、有機パラジウム
塩K.1,10−フエナントロリン及び/または
α,α′−ビピリジルの存在下に、酸素加圧下で
酸化カツプリングして合成する方法(特開昭55
−153747号公報参照)。 これらの内、(1)、(2)、(4)の製法では、酸素加圧
下での反応なので特殊な装置を要求され、爆発の
危険性を有し、収率が悪く、異性体が多くできて
選択性が無い等の欠点がある。また(3)の製法では
反応条件は温和だが収率が極めて低いという問題
がある。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、高純度のビフエニルテトラカ
ルボン酸を高収率、温和条件で得る方法を提供す
るにある。 〔発明の概要〕 本発明によるビフエニルテトリカルボン酸の製
造方法は、
【式】(Xはハロゲ
ン、Rは望ましくは炭素数が5個以下のアルキル
基)で示されるハローベンゼンカルボン酸ジアル
キルエステルを、テトラキス(トリフエニルホス
フイン)ニツケル、テトラキス(トリフエニルホ
スフイン)パラジウム触媒の少なくとも1種の存
在下でカツプリングさせ、
基)で示されるハローベンゼンカルボン酸ジアル
キルエステルを、テトラキス(トリフエニルホス
フイン)ニツケル、テトラキス(トリフエニルホ
スフイン)パラジウム触媒の少なくとも1種の存
在下でカツプリングさせ、
【式】で示され
るビフエニルテトラカルボン酸テトラアルキルエ
ステルとした後、これを加水分解することにより
得ることを特徴とする。こうして得られたビフエ
ニルテトラカルボン酸は式
ステルとした後、これを加水分解することにより
得ることを特徴とする。こうして得られたビフエ
ニルテトラカルボン酸は式
実施例 1
温度計、撹拌器、窒素ガス吹込口の付いた50ml
のフラスコに、亜鉛粉末0.5g(8mmol)とト
リフエニルホスフイン0.5g(2mmol)、4−ヨ
ード−ジメチルフタレート2.0g(6.2mmol)、
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)5mlを
入れ窒素を30分間吹き込んだ。この混合物に、通
常の方法で調節したテトラキス(トリフエニルホ
スフイン)ニツケルのDMF懸濁液(触媒量0.5m
mol)を加える。4時間撹拌した後、希塩酸を加
え、続いてクロロホルムを加えて抽出した。クロ
ロホルム相を取出し、クロロホルムを留去して、
3,3′,4,4′−ビフエニルテトラカルボン酸テ
トラメチルエステルを得た。次いで、10%水酸化
ナトリウム水溶液、メタノール中で、50℃、2時
間撹拌して、エステルを加水分解した。室温に冷
却したのち、クロロホルムを加え、水相を洗浄し
た。分液した水層に塩酸を加え、PHを1以下にし
て、ビフエニルテトラカルボン酸を酸析した。こ
の白色沈澱を口別し、乾燥することにより0.91
g、収率80%で3,3′,4,4′−ビフエニルテト
ラカルボン酸二水和物を得た。生成物の融点を測
定した結果、295℃で分解し、融点は測定できな
かつた。 実施例 2 触媒としてテトラキス(トリフエニルホスフイ
ン)パラジウム(0)を用いた以外は実施例1と
同様に操作して、3,3′,4,4′−ビフエニルテ
トラカルボン酸二水和物の合成を行つた。その結
果、目的物を0.93g(収率82%)得た。 実施例 3 ハローベンゼンジカルボン酸ジアルキルエステ
ルとして、4−クロロ−ジメチルフタレートを原
料とした以外は実施例1と同様に操作して、3,
3′,4,4′−ビフエニルテトラカルボン酸二水和
物の合成を行つた。その結果、目的物を0.97g
(収率85%)得た。 実施例 4 ハローベンゼンジカルボン酸ジアルキルエステ
ルとして、3−ヨード−ジメチルフタレートを用
いた以外は実施例1と同様に操作して、2,2′,
3,3′−ビフエニルテトラカルボン酸二水和物を
0.89g(収率82%)得た。融点は、265℃(分解)
であつた。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば高純度の
ビフエニルテトラカルボン酸が高収率に温和な条
件で得られるという効果がある。
のフラスコに、亜鉛粉末0.5g(8mmol)とト
リフエニルホスフイン0.5g(2mmol)、4−ヨ
ード−ジメチルフタレート2.0g(6.2mmol)、
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)5mlを
入れ窒素を30分間吹き込んだ。この混合物に、通
常の方法で調節したテトラキス(トリフエニルホ
スフイン)ニツケルのDMF懸濁液(触媒量0.5m
mol)を加える。4時間撹拌した後、希塩酸を加
え、続いてクロロホルムを加えて抽出した。クロ
ロホルム相を取出し、クロロホルムを留去して、
3,3′,4,4′−ビフエニルテトラカルボン酸テ
トラメチルエステルを得た。次いで、10%水酸化
ナトリウム水溶液、メタノール中で、50℃、2時
間撹拌して、エステルを加水分解した。室温に冷
却したのち、クロロホルムを加え、水相を洗浄し
た。分液した水層に塩酸を加え、PHを1以下にし
て、ビフエニルテトラカルボン酸を酸析した。こ
の白色沈澱を口別し、乾燥することにより0.91
g、収率80%で3,3′,4,4′−ビフエニルテト
ラカルボン酸二水和物を得た。生成物の融点を測
定した結果、295℃で分解し、融点は測定できな
かつた。 実施例 2 触媒としてテトラキス(トリフエニルホスフイ
ン)パラジウム(0)を用いた以外は実施例1と
同様に操作して、3,3′,4,4′−ビフエニルテ
トラカルボン酸二水和物の合成を行つた。その結
果、目的物を0.93g(収率82%)得た。 実施例 3 ハローベンゼンジカルボン酸ジアルキルエステ
ルとして、4−クロロ−ジメチルフタレートを原
料とした以外は実施例1と同様に操作して、3,
3′,4,4′−ビフエニルテトラカルボン酸二水和
物の合成を行つた。その結果、目的物を0.97g
(収率85%)得た。 実施例 4 ハローベンゼンジカルボン酸ジアルキルエステ
ルとして、3−ヨード−ジメチルフタレートを用
いた以外は実施例1と同様に操作して、2,2′,
3,3′−ビフエニルテトラカルボン酸二水和物を
0.89g(収率82%)得た。融点は、265℃(分解)
であつた。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば高純度の
ビフエニルテトラカルボン酸が高収率に温和な条
件で得られるという効果がある。
Claims (1)
- 1 ハローベンゼンジカルボン酸ジアルキルエス
テルをテトラキス(トリフエニルホスフイン)ニ
ツケル、テトラキス(トリフエニルホスフイン)
パラジウム触媒の少なくとも1種の存在下でカツ
プリングさせてビフエニルテトリカルボン酸テト
ラアルキルエステルを得、しかる後これを加水分
解することを特徴とするビフエニルテトラカルボ
ン酸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59140528A JPS6122044A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | ビフエニルテトラカルボン酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59140528A JPS6122044A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | ビフエニルテトラカルボン酸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6122044A JPS6122044A (ja) | 1986-01-30 |
| JPH0481576B2 true JPH0481576B2 (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15270761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59140528A Granted JPS6122044A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | ビフエニルテトラカルボン酸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122044A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1021439C (zh) * | 1988-10-11 | 1993-06-30 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 3,3′,4,4′-联苯四甲酸及其衍生物的合成 |
| US5066430A (en) * | 1989-03-20 | 1991-11-19 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for centrifugally spinning pitch carbon fibers |
| CN105061124B (zh) * | 2015-07-27 | 2017-03-22 | 苏州大学 | 一种制备二芳基甲烷类化合物的方法 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP59140528A patent/JPS6122044A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6122044A (ja) | 1986-01-30 |
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