JPH0481646A - 塗装金属部材の塗膜中含水量測定方法 - Google Patents
塗装金属部材の塗膜中含水量測定方法Info
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- JPH0481646A JPH0481646A JP19525490A JP19525490A JPH0481646A JP H0481646 A JPH0481646 A JP H0481646A JP 19525490 A JP19525490 A JP 19525490A JP 19525490 A JP19525490 A JP 19525490A JP H0481646 A JPH0481646 A JP H0481646A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、塗装金属部材における塗膜中の含水量を前
記塗膜の誘電率の変化として測定するのに利用される塗
装金属部材の塗膜中含水量測定方法に関するものである
。 (従来の技術) 従来、塗装金属部材における塗膜中の含水量を測定する
方法としては、主に、■重量法と■インピーダンス法が
あった。 これらのうち、 ■重量法は、塗装鋼板等の塗装金属部材を所定の時間だ
け水中に浸漬した後、電子天秤等で当該塗装金属部材の
重量変化を測定し、これによって塗膜中の含水量を求め
る方法である。 ■インピータンス法には、第5図に示すような0’、1
mo交KC文水溶液を電解質として用いる方法がある。 これは、ガラスセル51を用いて、0.1mofLK(
、Q水溶液52をカラスセル51中に満たし、塗装金属
部材53を作用極とすると共に対極として白金電極54
を用い、塗装金属部材53と白金型ai54との間に定
電圧電源55を接続すると共に発振器56を接続し、さ
らに演算装置(CPU)57を接続すると共に表示装置
58を接続した構成をなす測定装置を用いるものである
、この場合、被測定鋼板である塗装金属部材53をセル
51および電解液52に密着させるために、抑え板61
と止めねし62を用いて固定するようにしている。 そして、このような測定装置において、対極である白金
電極54と作用極である塗装金属部材53との間に、定
電圧電源55よりIHz−LX104Hzの交流を印加
し、この際の電気インピータンスの周波数応答を測定す
ることによって塗膜中の含水量を誘電率の変化として測
定する方法である。 また、別のインピーダンス法として、上記の0.1mo
文KC文水溶液の代替として、0.1m o l K
Clを含む寒天をガラスセルに満たし、白金電極を埋め
込んだものを対極として用い、同様の測定を行なう方法
がある。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、■の重量法では、同一サンプルでの連続
的な含水量の変化を測定することが困難であり、かつま
た、被測定試料は電子天秤等で計測できるものに限定さ
れるため、自動車の車体のような大型構造物表面の塗膜
を直接測定することが困難であるという問題点があった
。 また、■のインピーダンス法では、重り法で不可能であ
った時間変化に伴う含水量の変化等を測定することは可
能であるが、水溶液を用いる方法にあっては、測定中に
水溶液から塗膜中へ水が入り込み、測定中のインピーダ
ンスが変化してしまうため、正確な測定を行なうことが
困難であるという問題点があると共に、抑え板と止めね
じとによって被測定塗装金属部材の密着性を得るように
しているため、測定までの時間と手間がかかるという問
題点があった。 さらに、寒天を用いる方法においては、測定までの時間
は水溶液を用いる方法と比較して短縮されはしたものの
、寒天の損傷が著しく、同一面積、同一状態での測定が
不可能であり、電極としての寿命が短いという問題点が
あると共に、抑え板と止めねじによる固定に時間がかか
るため、試料中の水分が蒸発する等して状態が変化して
しまうことがあるという問題があり、これら従来の重量
法およびインピーダンス法(水溶液法、寒天法)がもつ
問題点を解決することが課題となっていた。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
もので、水溶液法や寒天法などで見られるような他から
の水の影響を受けることなく測定することが可能であり
、また寒天法と比較してくり返しの使用に対して充分耐
え得ると共に、塗装金属部材に対する密着性が良く、塗
装金属部材に対してずれないような構造を持たせること
によって塗装金属部材の固定に時間のかからない容易か
つ迅速な測定が可能となり、被測定物の大きさを選ばな
いため自動車車体上の塗膜を直接測定することが可能で
あってさらには時間変化を連続的に追跡することも可能
である塗装金属部材の塗膜中台水量測定方法を提供する
ことを目的としている。
記塗膜の誘電率の変化として測定するのに利用される塗
装金属部材の塗膜中含水量測定方法に関するものである
。 (従来の技術) 従来、塗装金属部材における塗膜中の含水量を測定する
方法としては、主に、■重量法と■インピーダンス法が
あった。 これらのうち、 ■重量法は、塗装鋼板等の塗装金属部材を所定の時間だ
け水中に浸漬した後、電子天秤等で当該塗装金属部材の
重量変化を測定し、これによって塗膜中の含水量を求め
る方法である。 ■インピータンス法には、第5図に示すような0’、1
mo交KC文水溶液を電解質として用いる方法がある。 これは、ガラスセル51を用いて、0.1mofLK(
、Q水溶液52をカラスセル51中に満たし、塗装金属
部材53を作用極とすると共に対極として白金電極54
を用い、塗装金属部材53と白金型ai54との間に定
電圧電源55を接続すると共に発振器56を接続し、さ
らに演算装置(CPU)57を接続すると共に表示装置
58を接続した構成をなす測定装置を用いるものである
、この場合、被測定鋼板である塗装金属部材53をセル
51および電解液52に密着させるために、抑え板61
と止めねし62を用いて固定するようにしている。 そして、このような測定装置において、対極である白金
電極54と作用極である塗装金属部材53との間に、定
電圧電源55よりIHz−LX104Hzの交流を印加
し、この際の電気インピータンスの周波数応答を測定す
ることによって塗膜中の含水量を誘電率の変化として測
定する方法である。 また、別のインピーダンス法として、上記の0.1mo
文KC文水溶液の代替として、0.1m o l K
Clを含む寒天をガラスセルに満たし、白金電極を埋め
込んだものを対極として用い、同様の測定を行なう方法
がある。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、■の重量法では、同一サンプルでの連続
的な含水量の変化を測定することが困難であり、かつま
た、被測定試料は電子天秤等で計測できるものに限定さ
れるため、自動車の車体のような大型構造物表面の塗膜
を直接測定することが困難であるという問題点があった
。 また、■のインピーダンス法では、重り法で不可能であ
った時間変化に伴う含水量の変化等を測定することは可
能であるが、水溶液を用いる方法にあっては、測定中に
水溶液から塗膜中へ水が入り込み、測定中のインピーダ
ンスが変化してしまうため、正確な測定を行なうことが
困難であるという問題点があると共に、抑え板と止めね
じとによって被測定塗装金属部材の密着性を得るように
しているため、測定までの時間と手間がかかるという問
題点があった。 さらに、寒天を用いる方法においては、測定までの時間
は水溶液を用いる方法と比較して短縮されはしたものの
、寒天の損傷が著しく、同一面積、同一状態での測定が
不可能であり、電極としての寿命が短いという問題点が
あると共に、抑え板と止めねじによる固定に時間がかか
るため、試料中の水分が蒸発する等して状態が変化して
しまうことがあるという問題があり、これら従来の重量
法およびインピーダンス法(水溶液法、寒天法)がもつ
問題点を解決することが課題となっていた。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
もので、水溶液法や寒天法などで見られるような他から
の水の影響を受けることなく測定することが可能であり
、また寒天法と比較してくり返しの使用に対して充分耐
え得ると共に、塗装金属部材に対する密着性が良く、塗
装金属部材に対してずれないような構造を持たせること
によって塗装金属部材の固定に時間のかからない容易か
つ迅速な測定が可能となり、被測定物の大きさを選ばな
いため自動車車体上の塗膜を直接測定することが可能で
あってさらには時間変化を連続的に追跡することも可能
である塗装金属部材の塗膜中台水量測定方法を提供する
ことを目的としている。
(課題を解決するための手段)
この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水量測定方法
は、塗装金属部材の塗膜中の含水量を誘電率の変化とし
て測定するに際して塗膜の電気インピーダンスを測定す
るにあたり、導電性弾性部材を対極とすると共に塗装金
属部材を作用極とし、前記導電性弾性部材の表面と塗装
金属部材の表面とを密着させて両極間に交流を印加して
電気インピータンスの周波数応答を測定することにより
、塗膜中の含水量を測定する構成とし、実施態様におい
ては導電性弾性部材の導通抵抗を1Ω以下のものとした
ことを特徴としており、このような塗装金属部材の塗膜
中台水量測定方法の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。 (発明の作用) この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水量測定方法
は上述した構成を有するものであり、油泥に用いる電極
(対極)として導電性ゴムなどの導電性弾性部材を使用
することによって、水溶液法や寒天法などで見られたよ
うな他からの水の影響を受けることなく測定がなされる
ようになり、また導電性弾性部材は固体であるので、寒
天法と比較してくり返しの使用に対して充分耐え得る強
度を持つものとなっており、さらに弾性部材がもつ粘弾
性特性によって被測定塗装鋼板などの塗装金属部材に対
する密着性の良い電極(対極)となり、導電性弾性部材
自体が塗装金属部材に密着してずれないような構造を持
たせることによって、塗装金属部材の固定に時間のかか
らない容易かつ迅速な測定がなされるようになり、さら
には、被測定物の大きさを選ばないので自動車車体上の
塗膜の直接測定がなされるようになると共に時間変化の
連続的な追跡もなされるようになる。 (実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は、この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水
量測定方法の一実施例を示す図である。 第1図において、1は被測定物である塗装金属部材(こ
の実施例では塗装鋼板)であり、この塗装金属部材1の
塗膜の表面に、導電性ゴム(日本合成ゴム製: PCR
305−05、導通抵抗=0.3Ω2寸法40X40X
0.45mm)よりなる導電性弾性部材2を接合した金
属板(この実施例ではアルミニウム板)3を密着させて
おり塗装金属部材1を作用極としていると共に導電性弾
性部材2をその対極としている。そして、ここで用いた
導電性弾性部材2はシリコーンゴムシートであり、シー
ト厚さ方向に金めつきした金属粒子を配列させた異方導
電性コネクターよりなるものである。 さらに、4は任意の周波数を発生させることのできる発
振器であり、定電圧電源5に信号を入力し、この定電圧
電源5から作用極およびその対極に交流を出力すること
ができるようになっている。さらにまた、6は演算装置
(CPU)であり、インピータンスの周波数依存性をメ
モリーに記憶する機能を有し、7は測定結果の表示装置
である。 第2図は、第1図に示した実施例の測定における等価回
路を示したものである。 この第2図に示す等価回路の要素について説明すると、
Rf、Red、はそれぞれ塗膜の電気抵抗、導電性弾性
部材2の電極抵抗、Cdは塗膜中に水が浸入することに
よって変化した容量、C(f−d)は水の浸入を受けて
いない塗膜の静電容量である。 第3図は、塗膜中の含水量の経時変化を例示したもので
あって、(A)は本発明の比較例である水溶液系で測定
することを仮定したときの浸漬実験における含水量の変
化を示すものであり、(B)は本発明による導電性弾性
部材として導電性ゴムの対極を使用することを仮定した
ときの塗装鋼板の含水量の変化を示すものであって、浸
漬実験においては(A)、(B)共約5分間室温の蒸留
水に試料を浸漬した後、(A)は0.1m o l K
CfL水溶液に浸漬し、(B)は空気中に放置し、塗
膜中に含まれる水分量を天秤で測定する重量法をとって
いる。 第3図に示すように、(B)ではその含水量が約15分
間はとんど変化しなかったのに対し、(A)では塗膜中
に水が浸入することによって約4倍の含水量を示した。 第4図に、比較例である(A)0.1mo又MCI水溶
液を用いる測定方法と、実施例である(B)導電性ゴム
電極を用いる測定方法で行なったインピータンス測定結
果(ポート線図)を示した。ここで、(A)の等価回路
について述べると、CdlとRcは水が塗膜下にまで浸
入したときの金属/溶液界面に生じる電気二重容量と反
応抵抗である。また、Cfは塗膜の静電容量、Rfは塗
膜の抵抗、Rso又は外液の溶液抵抗に対応する。 第4図において、(A)のインピータンスは、100H
zから高周波側では塗膜の静電容量のインピーダンスが
示される。また、低周波側から100HzまではRc+
Rf+Rso文が示されている。ここで、水が浸入する
と塗膜の抵抗Rfが小さくなる。従ッテ、102Hz−
104Hzの間で示されている塗膜の静電容量Cfは低
下することになり、インピータンスの値はその分だけ下
方ヘシフトする。このように、水溶液を用いる測定法で
は、塗膜中に水が入り込み、測定値に直接的な影響を及
ぼすため、正確な測定が困難であった。 一方、この発明に係わる(B)の方法では、水溶液を用
いないため、(A)で見られるような影響がなく、10
0〜104Hzまで容量のインピーダンスを測定するこ
とが可能であり、大変有効な測定方法であるといえる。 また、各インピーダンスは、Rel 、と他の抵抗値を
加算した値として表示されるので、導電性ゴム電極の抵
抗値は103以下であることが望ましく、それ以下の抵
抗値であれば使用可能であり、特に範囲を規定するもの
ではない。 以下、この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水量測
定方法の具体例を従来例とともにさらに説明する。 塗装金属部材として、厚さ0.3gmのクリアを塗布し
た塗装鋼板を用い、この塗装鋼板を約10分間蒸留水に
浸漬して試料に供した。 ここで、極間距離をし、極板面積をA、塗膜の持つ比誘
電率をεとした場合、その静電容量Cは次の式で示され
る。 この場合、比誘電率が変化すると静電容量が変化する。 また、静電容量から吸湿量への変換にはBrasher
の式といわれる以下の式を用いることができる。 ここで、Xvは塗膜中の水の含有率(%)、Cdは吸湿
後の塗膜の静電容量、Coは吸湿前の塗膜の静電容量、
εH1は各温度での水の誘電率である。さらに、含水量
(IXIO−3g・Cm−3)に変えるために、含有率
に塗膜重量(IXIO−3g/cm−3)をかけ合わせ
て、含水量を算出することとした。 そこで、従来例の重量法、同じ〈従来例の水溶液を用い
た測定法および本発明実施例の導電性弾性部材として導
電性ゴム電極を用いた測定法で塗膜中の含水量測定試験
を行った結果を表1に示す。 表1に示す結果より明らかであるように、重量法と導電
性ゴム電極を用いた方法とが符合していることがわかり
、本発明法では重量法のように被測定試料が電子天秤等
で計れるものに限定されるという制約がないため、自動
車の車体のような大型の構造物表面の塗膜をも直接測定
することができるものである・
は、塗装金属部材の塗膜中の含水量を誘電率の変化とし
て測定するに際して塗膜の電気インピーダンスを測定す
るにあたり、導電性弾性部材を対極とすると共に塗装金
属部材を作用極とし、前記導電性弾性部材の表面と塗装
金属部材の表面とを密着させて両極間に交流を印加して
電気インピータンスの周波数応答を測定することにより
、塗膜中の含水量を測定する構成とし、実施態様におい
ては導電性弾性部材の導通抵抗を1Ω以下のものとした
ことを特徴としており、このような塗装金属部材の塗膜
中台水量測定方法の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。 (発明の作用) この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水量測定方法
は上述した構成を有するものであり、油泥に用いる電極
(対極)として導電性ゴムなどの導電性弾性部材を使用
することによって、水溶液法や寒天法などで見られたよ
うな他からの水の影響を受けることなく測定がなされる
ようになり、また導電性弾性部材は固体であるので、寒
天法と比較してくり返しの使用に対して充分耐え得る強
度を持つものとなっており、さらに弾性部材がもつ粘弾
性特性によって被測定塗装鋼板などの塗装金属部材に対
する密着性の良い電極(対極)となり、導電性弾性部材
自体が塗装金属部材に密着してずれないような構造を持
たせることによって、塗装金属部材の固定に時間のかか
らない容易かつ迅速な測定がなされるようになり、さら
には、被測定物の大きさを選ばないので自動車車体上の
塗膜の直接測定がなされるようになると共に時間変化の
連続的な追跡もなされるようになる。 (実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は、この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水
量測定方法の一実施例を示す図である。 第1図において、1は被測定物である塗装金属部材(こ
の実施例では塗装鋼板)であり、この塗装金属部材1の
塗膜の表面に、導電性ゴム(日本合成ゴム製: PCR
305−05、導通抵抗=0.3Ω2寸法40X40X
0.45mm)よりなる導電性弾性部材2を接合した金
属板(この実施例ではアルミニウム板)3を密着させて
おり塗装金属部材1を作用極としていると共に導電性弾
性部材2をその対極としている。そして、ここで用いた
導電性弾性部材2はシリコーンゴムシートであり、シー
ト厚さ方向に金めつきした金属粒子を配列させた異方導
電性コネクターよりなるものである。 さらに、4は任意の周波数を発生させることのできる発
振器であり、定電圧電源5に信号を入力し、この定電圧
電源5から作用極およびその対極に交流を出力すること
ができるようになっている。さらにまた、6は演算装置
(CPU)であり、インピータンスの周波数依存性をメ
モリーに記憶する機能を有し、7は測定結果の表示装置
である。 第2図は、第1図に示した実施例の測定における等価回
路を示したものである。 この第2図に示す等価回路の要素について説明すると、
Rf、Red、はそれぞれ塗膜の電気抵抗、導電性弾性
部材2の電極抵抗、Cdは塗膜中に水が浸入することに
よって変化した容量、C(f−d)は水の浸入を受けて
いない塗膜の静電容量である。 第3図は、塗膜中の含水量の経時変化を例示したもので
あって、(A)は本発明の比較例である水溶液系で測定
することを仮定したときの浸漬実験における含水量の変
化を示すものであり、(B)は本発明による導電性弾性
部材として導電性ゴムの対極を使用することを仮定した
ときの塗装鋼板の含水量の変化を示すものであって、浸
漬実験においては(A)、(B)共約5分間室温の蒸留
水に試料を浸漬した後、(A)は0.1m o l K
CfL水溶液に浸漬し、(B)は空気中に放置し、塗
膜中に含まれる水分量を天秤で測定する重量法をとって
いる。 第3図に示すように、(B)ではその含水量が約15分
間はとんど変化しなかったのに対し、(A)では塗膜中
に水が浸入することによって約4倍の含水量を示した。 第4図に、比較例である(A)0.1mo又MCI水溶
液を用いる測定方法と、実施例である(B)導電性ゴム
電極を用いる測定方法で行なったインピータンス測定結
果(ポート線図)を示した。ここで、(A)の等価回路
について述べると、CdlとRcは水が塗膜下にまで浸
入したときの金属/溶液界面に生じる電気二重容量と反
応抵抗である。また、Cfは塗膜の静電容量、Rfは塗
膜の抵抗、Rso又は外液の溶液抵抗に対応する。 第4図において、(A)のインピータンスは、100H
zから高周波側では塗膜の静電容量のインピーダンスが
示される。また、低周波側から100HzまではRc+
Rf+Rso文が示されている。ここで、水が浸入する
と塗膜の抵抗Rfが小さくなる。従ッテ、102Hz−
104Hzの間で示されている塗膜の静電容量Cfは低
下することになり、インピータンスの値はその分だけ下
方ヘシフトする。このように、水溶液を用いる測定法で
は、塗膜中に水が入り込み、測定値に直接的な影響を及
ぼすため、正確な測定が困難であった。 一方、この発明に係わる(B)の方法では、水溶液を用
いないため、(A)で見られるような影響がなく、10
0〜104Hzまで容量のインピーダンスを測定するこ
とが可能であり、大変有効な測定方法であるといえる。 また、各インピーダンスは、Rel 、と他の抵抗値を
加算した値として表示されるので、導電性ゴム電極の抵
抗値は103以下であることが望ましく、それ以下の抵
抗値であれば使用可能であり、特に範囲を規定するもの
ではない。 以下、この発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水量測
定方法の具体例を従来例とともにさらに説明する。 塗装金属部材として、厚さ0.3gmのクリアを塗布し
た塗装鋼板を用い、この塗装鋼板を約10分間蒸留水に
浸漬して試料に供した。 ここで、極間距離をし、極板面積をA、塗膜の持つ比誘
電率をεとした場合、その静電容量Cは次の式で示され
る。 この場合、比誘電率が変化すると静電容量が変化する。 また、静電容量から吸湿量への変換にはBrasher
の式といわれる以下の式を用いることができる。 ここで、Xvは塗膜中の水の含有率(%)、Cdは吸湿
後の塗膜の静電容量、Coは吸湿前の塗膜の静電容量、
εH1は各温度での水の誘電率である。さらに、含水量
(IXIO−3g・Cm−3)に変えるために、含有率
に塗膜重量(IXIO−3g/cm−3)をかけ合わせ
て、含水量を算出することとした。 そこで、従来例の重量法、同じ〈従来例の水溶液を用い
た測定法および本発明実施例の導電性弾性部材として導
電性ゴム電極を用いた測定法で塗膜中の含水量測定試験
を行った結果を表1に示す。 表1に示す結果より明らかであるように、重量法と導電
性ゴム電極を用いた方法とが符合していることがわかり
、本発明法では重量法のように被測定試料が電子天秤等
で計れるものに限定されるという制約がないため、自動
車の車体のような大型の構造物表面の塗膜をも直接測定
することができるものである・
この発明は、塗装金属部材の塗膜中の含水量を誘電率の
変化として測定するに際して塗膜の電気インピータンス
を測定するにあたり、導電性弾性部材を対極とすると共
に塗装金属部材を作用極とし、前記導電性弾性部材の表
面と塗装金属部材の表面とを密着させて両極間に交流を
印加して電気インピーダンスの周波数応答を測定するこ
とにより塗膜中の含水量を測定するようにしたから、他
の部分からの水の影響を受けることなく塗膜中の含水量
を正確に測定することが可能であり、繰り返しの使用に
対しても充分耐え得る耐久性に優れたものとすることが
可能であると共に、塗装金属部材の固定に時間のかから
ない容易かつ迅速な測定が可能となり、被測定物の大き
さを選ばないため自動車車体上の塗膜を直接測定するこ
とが可能であってさらには時間変化を連続的に追跡する
ことも可能であるなどの著しく優れた効果がもたらされ
る。
変化として測定するに際して塗膜の電気インピータンス
を測定するにあたり、導電性弾性部材を対極とすると共
に塗装金属部材を作用極とし、前記導電性弾性部材の表
面と塗装金属部材の表面とを密着させて両極間に交流を
印加して電気インピーダンスの周波数応答を測定するこ
とにより塗膜中の含水量を測定するようにしたから、他
の部分からの水の影響を受けることなく塗膜中の含水量
を正確に測定することが可能であり、繰り返しの使用に
対しても充分耐え得る耐久性に優れたものとすることが
可能であると共に、塗装金属部材の固定に時間のかから
ない容易かつ迅速な測定が可能となり、被測定物の大き
さを選ばないため自動車車体上の塗膜を直接測定するこ
とが可能であってさらには時間変化を連続的に追跡する
ことも可能であるなどの著しく優れた効果がもたらされ
る。
第1図はこの発明に係わる塗装金属部材の塗膜中台水量
測定方法の実施例を示す要部説明図、第2図は第1図の
測定において考察できる等価回路を示す説明図、第3図
は水溶液系で測定することを仮定した場合と導電性ゴム
の対極を使用することを仮定した場合における経過時間
と塗膜中台水量との関係を調べた結果を例示するグラフ
、第4図は水溶液系で測定したインピータンスと導電性
ゴムを対極として用いて測定したインピーダンスの周波
数変化を調べた結果を例示するグラフ、第5図は水溶液
を電解質として用いたインピータンス法による塗膜中の
含水量測定方法を示す要部説明図である。 1・・・塗装金属部材(作用極)、 2・・・導電性弾性部材(対極)、 4・・・発振器、 5・・・定電圧電源。 第1図
測定方法の実施例を示す要部説明図、第2図は第1図の
測定において考察できる等価回路を示す説明図、第3図
は水溶液系で測定することを仮定した場合と導電性ゴム
の対極を使用することを仮定した場合における経過時間
と塗膜中台水量との関係を調べた結果を例示するグラフ
、第4図は水溶液系で測定したインピータンスと導電性
ゴムを対極として用いて測定したインピーダンスの周波
数変化を調べた結果を例示するグラフ、第5図は水溶液
を電解質として用いたインピータンス法による塗膜中の
含水量測定方法を示す要部説明図である。 1・・・塗装金属部材(作用極)、 2・・・導電性弾性部材(対極)、 4・・・発振器、 5・・・定電圧電源。 第1図
Claims (1)
- (1)塗装金属部材の塗膜中の含水量を誘電率の変化と
して測定するに際して塗膜の電気インピーダンスを測定
するにあたり、導電性弾性部材を対極とすると共に塗装
金属部材を作用極とし、前記導電性弾性部材の表面と塗
装金属部材の表面とを密着させて両極間に交流を印加し
て電気インピーダンスの周波数応答を測定することを特
徴とする塗装金属部材の塗膜中含水量測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19525490A JPH0481646A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 塗装金属部材の塗膜中含水量測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19525490A JPH0481646A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 塗装金属部材の塗膜中含水量測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481646A true JPH0481646A (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=16338077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19525490A Pending JPH0481646A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 塗装金属部材の塗膜中含水量測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0481646A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036568A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Fujitsu Ltd | 抵抗測定方法、および部品検査プロセス |
-
1990
- 1990-07-24 JP JP19525490A patent/JPH0481646A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009036568A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Fujitsu Ltd | 抵抗測定方法、および部品検査プロセス |
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