JPH0481926B2 - - Google Patents
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- JPH0481926B2 JPH0481926B2 JP61097560A JP9756086A JPH0481926B2 JP H0481926 B2 JPH0481926 B2 JP H0481926B2 JP 61097560 A JP61097560 A JP 61097560A JP 9756086 A JP9756086 A JP 9756086A JP H0481926 B2 JPH0481926 B2 JP H0481926B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding
- heating
- section
- slush
- Prior art date
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、表皮材のスラツシユ成形法およびそ
の成形装置に関し、特に本発明は厚手の表皮材の
スラツシユ成形に向けられたものである。表皮材
として、その一例を挙げると、自動車内装品であ
るコンソールボツクス、インストルメントパネル
パツド、グラブポツクスなどの一部部材たる表皮
体をいい、最終製品として本表皮材は発泡層、保
形用芯材の外側を被覆するための部材である。
の成形装置に関し、特に本発明は厚手の表皮材の
スラツシユ成形に向けられたものである。表皮材
として、その一例を挙げると、自動車内装品であ
るコンソールボツクス、インストルメントパネル
パツド、グラブポツクスなどの一部部材たる表皮
体をいい、最終製品として本表皮材は発泡層、保
形用芯材の外側を被覆するための部材である。
(従来の技術)
スラツシユ成形による表皮材の成形は、比較的
簡易な手段にて、精密な表面模様を含んで、正確
に表皮材を製造できるため、自動車用内装品の表
皮材を中心に、各種産業分野にて多用されてい
る。
簡易な手段にて、精密な表面模様を含んで、正確
に表皮材を製造できるため、自動車用内装品の表
皮材を中心に、各種産業分野にて多用されてい
る。
従来のスラツシユ成形は、特公昭54−10581号
にその一例を見るように、成形用金型の背面に熱
媒油の供給管を配管したもの、金型内に電熱線を
埋設せしめるもの、金型の背面部を直接火炎部に
接近せしめるもの、又熱媒油、加熱した金属粉中
に金型の背面部を浸漬する手段などにて、背面部
より加熱された金型内に、塩化ビニル樹脂製プラ
スチゾルや、粉体を金型内に投入し、金型の成形
用キヤビテイ面に材料の一部を半ゲル化、あるい
は半溶融着せしめた後、余分の材料を排出し、さ
らに金型を加熱せしめて溶融着樹脂の固化後、金
型を冷却せしめて表皮材を完成せしめている。
にその一例を見るように、成形用金型の背面に熱
媒油の供給管を配管したもの、金型内に電熱線を
埋設せしめるもの、金型の背面部を直接火炎部に
接近せしめるもの、又熱媒油、加熱した金属粉中
に金型の背面部を浸漬する手段などにて、背面部
より加熱された金型内に、塩化ビニル樹脂製プラ
スチゾルや、粉体を金型内に投入し、金型の成形
用キヤビテイ面に材料の一部を半ゲル化、あるい
は半溶融着せしめた後、余分の材料を排出し、さ
らに金型を加熱せしめて溶融着樹脂の固化後、金
型を冷却せしめて表皮材を完成せしめている。
(発明が解決しようとする問題点)
近年、需要者の嗜好の高級化、多様化に伴い、
これら表皮材にも品質の高級化、重厚さが求めら
れ、表皮材自体も肉厚の大きなもの、あるいは異
種材料、ソリツド層と発泡層などの複合表皮材の
需要が高まつている。このように肉厚の大きい表
皮材をスラツシユ成形にて製造する折、金型の背
面側のみからの加熱処理では、表皮材の全域に亘
つて均一な加熱が行われにくく、ために均質な表
皮材を得る上で、解決のせまられる問題点の発生
をみた。
これら表皮材にも品質の高級化、重厚さが求めら
れ、表皮材自体も肉厚の大きなもの、あるいは異
種材料、ソリツド層と発泡層などの複合表皮材の
需要が高まつている。このように肉厚の大きい表
皮材をスラツシユ成形にて製造する折、金型の背
面側のみからの加熱処理では、表皮材の全域に亘
つて均一な加熱が行われにくく、ために均質な表
皮材を得る上で、解決のせまられる問題点の発生
をみた。
特に、内側に発泡層を設けた表皮材の成形にあ
つては、金型の成形用キヤビテイ面より離れた発
泡層部分は加熱が不十分なため、発泡むらが生
じ、均質な製品を得ることが困難であつた。又複
合表皮材の製造工程にあつて、表面層の仮の成形
後、その内側に重ねて異種材料を充填し、再度加
熱処理が実施されるが、例えば、発泡塩化ビニル
層は、熱伝導率は0.031Kcal/m・Hr℃程度であ
たるため、内側層のゲル化、あるいは溶融発泡が
十分に行われず、ために良質な製品を得ることが
困難で、又内側層のゲル化あるいは溶融度を高め
るために無理に金型の温度を高めると、金型のキ
ヤビテイ面に接触する表面層の局部的過加熱とな
り、該層部を変質せしめる結果ともなつた。
つては、金型の成形用キヤビテイ面より離れた発
泡層部分は加熱が不十分なため、発泡むらが生
じ、均質な製品を得ることが困難であつた。又複
合表皮材の製造工程にあつて、表面層の仮の成形
後、その内側に重ねて異種材料を充填し、再度加
熱処理が実施されるが、例えば、発泡塩化ビニル
層は、熱伝導率は0.031Kcal/m・Hr℃程度であ
たるため、内側層のゲル化、あるいは溶融発泡が
十分に行われず、ために良質な製品を得ることが
困難で、又内側層のゲル化あるいは溶融度を高め
るために無理に金型の温度を高めると、金型のキ
ヤビテイ面に接触する表面層の局部的過加熱とな
り、該層部を変質せしめる結果ともなつた。
これらの問題点を解決する一手段として、成形
用キヤビテイ面に予め原料を溶融着せしめた金型
自体を、予め高温に設定したオープン中に入れ
て、金型の内外両面より加熱成形する手段が提案
されている。しかしこの場合、成形品が小型のも
のである場合は、確かに有効な一手段ではある
が、例えば自動車用コンソールボツクス、クラツ
シユパツド、ドアトリムなどの大型の成形品の場
合、当然大型のオーブンが必要となり、その取扱
いも不便で、現実的な解決策としてはやはり問題
点が残されている。
用キヤビテイ面に予め原料を溶融着せしめた金型
自体を、予め高温に設定したオープン中に入れ
て、金型の内外両面より加熱成形する手段が提案
されている。しかしこの場合、成形品が小型のも
のである場合は、確かに有効な一手段ではある
が、例えば自動車用コンソールボツクス、クラツ
シユパツド、ドアトリムなどの大型の成形品の場
合、当然大型のオーブンが必要となり、その取扱
いも不便で、現実的な解決策としてはやはり問題
点が残されている。
本発明は、従来のスラツシユ成形手段に内在す
るこれらの問題点を解消させ、成形品の大小を問
わず、かつ簡易なスラツシユ成形方法およびその
ための装置を提供することを目的とする。
るこれらの問題点を解消させ、成形品の大小を問
わず、かつ簡易なスラツシユ成形方法およびその
ための装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成させるために、本発明は次のよ
うな構成としている。即ち、本発明に係る第1番
目の発明は、温度調節機構を備えたスラツシユ成
形用金型を必要に応じて予熱し、金型の成形用キ
ヤビテイ内に樹脂材料を投入し、金型の加熱によ
り半溶融状態にて材料をキヤビテイ面に付着せし
めて後、余分の材料を金型より排出し、金型自体
の加熱と共に、加熱用媒体をキヤビテイ面の付着
樹脂材の表面にも噴出せしめ、付着材のキユア
後、金型を冷却せしめる工程からなるのスラツシ
ユ成形法にあり、又第2番目の発明は、成形部
は、スラツシユ成形用金型と、この金型の背面に
向け噴出する加熱及び冷却用媒体の発生装置から
成り、一方該成形部の金型の成形用キヤビテイ面
を全面カバーし、かつ前記成形部と接合、分離可
能な函形補助加熱部は、函体内に前記成形部にて
発生した、加熱用媒体の一部を金型のキヤビテイ
面に誘導噴出せしめるための導入部材が設置され
ているスラツシユ成形装置にある。
うな構成としている。即ち、本発明に係る第1番
目の発明は、温度調節機構を備えたスラツシユ成
形用金型を必要に応じて予熱し、金型の成形用キ
ヤビテイ内に樹脂材料を投入し、金型の加熱によ
り半溶融状態にて材料をキヤビテイ面に付着せし
めて後、余分の材料を金型より排出し、金型自体
の加熱と共に、加熱用媒体をキヤビテイ面の付着
樹脂材の表面にも噴出せしめ、付着材のキユア
後、金型を冷却せしめる工程からなるのスラツシ
ユ成形法にあり、又第2番目の発明は、成形部
は、スラツシユ成形用金型と、この金型の背面に
向け噴出する加熱及び冷却用媒体の発生装置から
成り、一方該成形部の金型の成形用キヤビテイ面
を全面カバーし、かつ前記成形部と接合、分離可
能な函形補助加熱部は、函体内に前記成形部にて
発生した、加熱用媒体の一部を金型のキヤビテイ
面に誘導噴出せしめるための導入部材が設置され
ているスラツシユ成形装置にある。
(作用)
スラツシユ成形用金型は、必要に応じて金型の
背面側に加熱用媒体の噴出により予備加熱され、
金型のキヤビテイ内には熱可塑性樹脂の粉体材料
を投入して、金型を加熱する。粉体樹脂の一部
は、金型の成形用キヤビテイ面に半ゲル化、半溶
融状態にて付着する。その後溶融着樹脂をキヤビ
テイ面に残して、余分の樹脂材料は排出される。
ついで金型のキヤビテイ面側に函形の補助加熱部
が、その周縁部には気密性を保ち、内部には熱媒
体の流路となる適宜の空間部を残して接合し、金
型の背面側より仕上げのための加熱用媒体の噴出
によるキユア作業が進行し、同時にこの加熱用媒
体の一部は函形の補助加熱部に分岐供給されて、
補助加熱部に設置された導入部材に案内されて、
金型のキヤビテイ面に、より正確には目的とする
表皮体の内側面に直接噴出せしめられ、金型は表
裏両面よりの加熱により、肉厚の多少大きな表皮
体であつても、各所略均質な製品を成形すること
ができる。加熱後、金型の背面側には、必要とあ
らば金型のキヤビテイ面にも冷却用媒体が噴出せ
られ、成形された表皮体は金型より脱型される。
背面側に加熱用媒体の噴出により予備加熱され、
金型のキヤビテイ内には熱可塑性樹脂の粉体材料
を投入して、金型を加熱する。粉体樹脂の一部
は、金型の成形用キヤビテイ面に半ゲル化、半溶
融状態にて付着する。その後溶融着樹脂をキヤビ
テイ面に残して、余分の樹脂材料は排出される。
ついで金型のキヤビテイ面側に函形の補助加熱部
が、その周縁部には気密性を保ち、内部には熱媒
体の流路となる適宜の空間部を残して接合し、金
型の背面側より仕上げのための加熱用媒体の噴出
によるキユア作業が進行し、同時にこの加熱用媒
体の一部は函形の補助加熱部に分岐供給されて、
補助加熱部に設置された導入部材に案内されて、
金型のキヤビテイ面に、より正確には目的とする
表皮体の内側面に直接噴出せしめられ、金型は表
裏両面よりの加熱により、肉厚の多少大きな表皮
体であつても、各所略均質な製品を成形すること
ができる。加熱後、金型の背面側には、必要とあ
らば金型のキヤビテイ面にも冷却用媒体が噴出せ
られ、成形された表皮体は金型より脱型される。
(実施例)
つぎに本発明に係る表皮材のスラツシユ成形法
を実施するための具体的装置を複数個、図面を用
い乍ら説明する。
を実施するための具体的装置を複数個、図面を用
い乍ら説明する。
図中、1は主加熱機構を備えた成形部で、鋼、
アルミニウムなどの金属製又はその一部を合成樹
脂にて作成され、好ましくはその内面又は外面を
グラスウール、アスベストなどをもつて被覆断熱
処理された概ね直方体の函体3に、ニツケル、ア
ルミニウム、銅、その他の金属あるいはこれらの
合金をもつて電気鋳造などにて成形された通常そ
の厚み2〜5mmのスラツシユ成形用金型4が、金
型の背面部5より嵌合組立てられている。
アルミニウムなどの金属製又はその一部を合成樹
脂にて作成され、好ましくはその内面又は外面を
グラスウール、アスベストなどをもつて被覆断熱
処理された概ね直方体の函体3に、ニツケル、ア
ルミニウム、銅、その他の金属あるいはこれらの
合金をもつて電気鋳造などにて成形された通常そ
の厚み2〜5mmのスラツシユ成形用金型4が、金
型の背面部5より嵌合組立てられている。
函体3の左右両側部には、函体3内に連通する
中空回転軸6,7が固着され、この函体3と金型
4を主体とする成形部1は、左右1対の支柱8,
8上に設置された1対の軸受9,9にて、中空回
転軸6,7を支承され、右側回転軸7に固着せし
めた歯車11は支柱8上のブラケツト12上に設
置した減速モーター13の回転軸14上の歯車1
5と噛合つて、成形部1に回転、揺動運動を付与
せしめる。又左側中空回転軸6端は、函体3内に
設置されたマニホールド17と連通し、かつマニ
ホールド17からは金型4の背面部略全域をカバ
ーするように多数のノズル18群が突出してい
る。
中空回転軸6,7が固着され、この函体3と金型
4を主体とする成形部1は、左右1対の支柱8,
8上に設置された1対の軸受9,9にて、中空回
転軸6,7を支承され、右側回転軸7に固着せし
めた歯車11は支柱8上のブラケツト12上に設
置した減速モーター13の回転軸14上の歯車1
5と噛合つて、成形部1に回転、揺動運動を付与
せしめる。又左側中空回転軸6端は、函体3内に
設置されたマニホールド17と連通し、かつマニ
ホールド17からは金型4の背面部略全域をカバ
ーするように多数のノズル18群が突出してい
る。
専ら、加熱又は冷却用媒体の供給口となる前記
左側中空回転軸6、同じく媒体の排出口となる前
記右側中空回転軸7の各外端部には、それぞれロ
ータリー配管接手20,21を介して、その詳細
を第3図にて、その一例を示すように、ガス状
(空気)媒体を用いた加熱、冷却用ダクト回路が
成形部1の外部に設置されている。
左側中空回転軸6、同じく媒体の排出口となる前
記右側中空回転軸7の各外端部には、それぞれロ
ータリー配管接手20,21を介して、その詳細
を第3図にて、その一例を示すように、ガス状
(空気)媒体を用いた加熱、冷却用ダクト回路が
成形部1の外部に設置されている。
先づ、加熱用ダクト回路23は、排気用ロータ
リー配管接手21より延出するダクト部には、弁
24、加熱用送風機25、加熱用熱交換器26お
よび弁27を介して給気用ロータリー配管接手2
0への循環回路を形成している。
リー配管接手21より延出するダクト部には、弁
24、加熱用送風機25、加熱用熱交換器26お
よび弁27を介して給気用ロータリー配管接手2
0への循環回路を形成している。
つぎに冷却用ダクト回路29は、前記排気用ロ
ータリー配管接手21より延出するダクトは、前
記弁24の手前位置にて分岐し、ダクト部には弁
30、冷却用送風機31、冷却用熱交換器32お
よび弁33を介して、前記弁27よりも給気用ロ
ータリー配管接手20寄り位置にて加熱用ダクト
回路と兼用するダクト部分にて合流する。
ータリー配管接手21より延出するダクトは、前
記弁24の手前位置にて分岐し、ダクト部には弁
30、冷却用送風機31、冷却用熱交換器32お
よび弁33を介して、前記弁27よりも給気用ロ
ータリー配管接手20寄り位置にて加熱用ダクト
回路と兼用するダクト部分にて合流する。
前記、熱交換器26、32としては、例えば、
加熱用熱交換器25は多数のフイン付き電気ヒー
ター26Aを多重に重ねた管をもつて構成し、又
冷却用熱交換器32としてフイン付き冷却水配管
32Aを多重に重ねた管をもつて構成せしめる。
加熱用熱交換器25は多数のフイン付き電気ヒー
ター26Aを多重に重ねた管をもつて構成し、又
冷却用熱交換器32としてフイン付き冷却水配管
32Aを多重に重ねた管をもつて構成せしめる。
35は、前記成形部1と対応し、特に金型4の
成形用キヤビテイ面にキユア用加熱用媒体を噴出
せしめる函形の補助加熱部で、この函形補助加熱
部35は、軌道38,38上を走行する台車39
上に載置された昇降装置、例えば1対の空圧シリ
ンダー40,40のロツド41,41上に設置さ
れ、前記成形部1の直下部に移動した函体36の
上面周囲部にパツキング37材を付設せしめた補
助加熱部35は、空圧シリンダー40のロツド4
1の伸長に伴い成形部の函体3部とパツキング材
37を介してその周縁部は密封状態をもつて接合
する。
成形用キヤビテイ面にキユア用加熱用媒体を噴出
せしめる函形の補助加熱部で、この函形補助加熱
部35は、軌道38,38上を走行する台車39
上に載置された昇降装置、例えば1対の空圧シリ
ンダー40,40のロツド41,41上に設置さ
れ、前記成形部1の直下部に移動した函体36の
上面周囲部にパツキング37材を付設せしめた補
助加熱部35は、空圧シリンダー40のロツド4
1の伸長に伴い成形部の函体3部とパツキング材
37を介してその周縁部は密封状態をもつて接合
する。
この函形の補助加熱部35内には加熱用媒体導
入部材43が設置され、該導入部材43をもつ
て、成形部1に発生した加熱用媒体を金型の成形
用キヤビテイ面に向け、誘導し、無駄なく噴出せ
しめる。
入部材43が設置され、該導入部材43をもつ
て、成形部1に発生した加熱用媒体を金型の成形
用キヤビテイ面に向け、誘導し、無駄なく噴出せ
しめる。
つぎに成形部1部に発生せしめられ、金型の背
面に噴出せしめられる加熱用媒体の一部を分岐し
て、これに当てる補助加熱用媒体の供給機構を説
明する。
面に噴出せしめられる加熱用媒体の一部を分岐し
て、これに当てる補助加熱用媒体の供給機構を説
明する。
前記成形部1を構成する函体3内に設置された
マニホールド17からは、成形部1と函形の補助
加熱部35が接合した折、補助加熱部に加熱用媒
体を分流せしめる供給管44および加熱使用済の
加熱用媒体を前記排出用中空回転軸7に供給する
ための排出管45が成形部1の函部3に設置され
ている。これら供給管44および排出管45には
それぞれアクチユエータ46にて操作される弁4
7,48が設置され、アクチユエータ46を含ん
でこれら弁47,48は、その耐熱性を考慮して
断熱処理が施されることが望ましく、これが困難
な場合は、アクチユエータ46のみでも断熱処理
が施され、又これも不可能な折は、成形部1を構
成する函体3外に供給管44および排出管45を
設置することも考えねばならない。
マニホールド17からは、成形部1と函形の補助
加熱部35が接合した折、補助加熱部に加熱用媒
体を分流せしめる供給管44および加熱使用済の
加熱用媒体を前記排出用中空回転軸7に供給する
ための排出管45が成形部1の函部3に設置され
ている。これら供給管44および排出管45には
それぞれアクチユエータ46にて操作される弁4
7,48が設置され、アクチユエータ46を含ん
でこれら弁47,48は、その耐熱性を考慮して
断熱処理が施されることが望ましく、これが困難
な場合は、アクチユエータ46のみでも断熱処理
が施され、又これも不可能な折は、成形部1を構
成する函体3外に供給管44および排出管45を
設置することも考えねばならない。
つぎに函形の補助加熱部35内に設けた加熱用
媒体導入部材43の具体例を開示するに、第1
図、第2図および第3図にあつて導入部材43
は、補助加熱部の函体全体が貯熱タンク53化し
ており、貯熱タンク53に設けた導入口49と成
形部1の供給管44とは、成形部1と補助加熱部
との間に熱媒体の流路となる十分の空間部50を
残しての接合時、連通し、さらに貯熱タンク53
の一部分より隆起した膨出部51部は成形部1の
金型4内にその間に十分の間隙を残して嵌入し、
膨出部51の頂面に開設した噴出孔52群より加
熱用媒体を金型4内に噴射せしめ、金型4内に噴
射後の加熱用媒体は、成形部1の排出管45を介
して回収排出される。
媒体導入部材43の具体例を開示するに、第1
図、第2図および第3図にあつて導入部材43
は、補助加熱部の函体全体が貯熱タンク53化し
ており、貯熱タンク53に設けた導入口49と成
形部1の供給管44とは、成形部1と補助加熱部
との間に熱媒体の流路となる十分の空間部50を
残しての接合時、連通し、さらに貯熱タンク53
の一部分より隆起した膨出部51部は成形部1の
金型4内にその間に十分の間隙を残して嵌入し、
膨出部51の頂面に開設した噴出孔52群より加
熱用媒体を金型4内に噴射せしめ、金型4内に噴
射後の加熱用媒体は、成形部1の排出管45を介
して回収排出される。
加熱用媒体導入部材43を中心とする他の実施
例としては、第4図にあつては、函形の補助加熱
部35のうち、成形部1との対応面には、前記供
給管44を抱き込み、かつ金型4の略全域をカバ
ーしうる状態にて成形体1への対向面に、凹状の
偏向隔板54を形成せしめることにより、又他の
実施例は第5図に示すとおり、補助加熱部35の
函体36内に小型マニホールド55を設置し、成
形体1と補助加熱部35との接合時、この小型マ
ニホールド55の導入口57は、成形体1の供給
管44と連通し、マニホールド55に突設された
ノズル56群は、金型4の成形キヤビテイ面の略
全域をカバーするよう構成されている。
例としては、第4図にあつては、函形の補助加熱
部35のうち、成形部1との対応面には、前記供
給管44を抱き込み、かつ金型4の略全域をカバ
ーしうる状態にて成形体1への対向面に、凹状の
偏向隔板54を形成せしめることにより、又他の
実施例は第5図に示すとおり、補助加熱部35の
函体36内に小型マニホールド55を設置し、成
形体1と補助加熱部35との接合時、この小型マ
ニホールド55の導入口57は、成形体1の供給
管44と連通し、マニホールド55に突設された
ノズル56群は、金型4の成形キヤビテイ面の略
全域をカバーするよう構成されている。
さらに他の実施例は、第6図に示すとおり、先
の第4図にて示した導入部材43の変形ともいえ
るもので、補助加熱部35の函体36自体が大型
の貯熱タンク58化し、成形部1の供給管44と
連通する補助加熱部35の函体36に設けた導入
管59には、ばね60の押圧力を用いて管口部の
みを閉鎖可能に維持しうる球弁61を内蔵せし
め、又貯熱タンク58の一部には、金型4内に侵
入し、かつ金型4との間に十分な間隙を残しうる
密閉型の小型貯熱チエンバー62を突設し、該貯
熱チエンバー62の頂面には、加熱用媒体を金型
のキヤビテイ面に向け噴出せしめるための噴出口
63群が開設され、この小型貯熱チエンバー62
と函体をもつてする貯熱タンク58との連通口と
なる小型導入管64には、同じくばね65の押圧
力を用いて管口部のみを閉鎖可能に維持しうる小
型球弁66を内蔵せしめている。以上例示した球
弁61,66機構にかえ、リードを利用した弁、
あるいは自動弁を採用してもよい。
の第4図にて示した導入部材43の変形ともいえ
るもので、補助加熱部35の函体36自体が大型
の貯熱タンク58化し、成形部1の供給管44と
連通する補助加熱部35の函体36に設けた導入
管59には、ばね60の押圧力を用いて管口部の
みを閉鎖可能に維持しうる球弁61を内蔵せし
め、又貯熱タンク58の一部には、金型4内に侵
入し、かつ金型4との間に十分な間隙を残しうる
密閉型の小型貯熱チエンバー62を突設し、該貯
熱チエンバー62の頂面には、加熱用媒体を金型
のキヤビテイ面に向け噴出せしめるための噴出口
63群が開設され、この小型貯熱チエンバー62
と函体をもつてする貯熱タンク58との連通口と
なる小型導入管64には、同じくばね65の押圧
力を用いて管口部のみを閉鎖可能に維持しうる小
型球弁66を内蔵せしめている。以上例示した球
弁61,66機構にかえ、リードを利用した弁、
あるいは自動弁を採用してもよい。
つぎに本発明に係る装置を用いてのスラツシユ
成形の一般的な工程における操作を順を追つて説
明する。
成形の一般的な工程における操作を順を追つて説
明する。
まず、第1図および第3図に示す状態におい
て、成形部1に設けた供給管44および排出管4
5内の弁47,48を閉じ、外部ダクト回路中の
加熱ダクト回路23中に組込まれた弁24,27
を開き、この折、冷却ダクト回路29中に組込ま
れた弁30,33を閉じる。加熱用熱交換器26
を起動せしめ、送風機25の駆動により熱風は弁
27、ロータリー配管接手20、中空回転軸6を
介してマニホールド17に蓄えられ、ノズル18
より金型4の背面の略全域に向け噴出し、金型4
は加熱される。噴出後の加熱用媒体は成形部1を
構成する函体3内に充満し、その後中空回転軸
7、ロータリー配管接手21,24を経て送風機
25にて吸引回収される。
て、成形部1に設けた供給管44および排出管4
5内の弁47,48を閉じ、外部ダクト回路中の
加熱ダクト回路23中に組込まれた弁24,27
を開き、この折、冷却ダクト回路29中に組込ま
れた弁30,33を閉じる。加熱用熱交換器26
を起動せしめ、送風機25の駆動により熱風は弁
27、ロータリー配管接手20、中空回転軸6を
介してマニホールド17に蓄えられ、ノズル18
より金型4の背面の略全域に向け噴出し、金型4
は加熱される。噴出後の加熱用媒体は成形部1を
構成する函体3内に充満し、その後中空回転軸
7、ロータリー配管接手21,24を経て送風機
25にて吸引回収される。
成形部1の一部を構成する200℃〜300℃に昇温
予熱された金型4は、電動機13の歯車群11,
15を介しての回転軸6,7を中心とした旋回動
によつて、成形キヤビテイ面を上向きとした金型
4内には、プラスチゾル又は粉体の塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂その他の熱可塑性樹脂を投入し、
その後電動機13を駆動せしめて、金型に揺動、
回転動を付与して、金型の成形キヤビテイ面の細
部に亘つて粉体材料を半ゲル化あるいは半溶融状
態にて付着せしめ、余分の材料は、金型を下向に
回転せしめることにより下方に位置する容器に排
出される。
予熱された金型4は、電動機13の歯車群11,
15を介しての回転軸6,7を中心とした旋回動
によつて、成形キヤビテイ面を上向きとした金型
4内には、プラスチゾル又は粉体の塩化ビニル樹
脂、ABS樹脂その他の熱可塑性樹脂を投入し、
その後電動機13を駆動せしめて、金型に揺動、
回転動を付与して、金型の成形キヤビテイ面の細
部に亘つて粉体材料を半ゲル化あるいは半溶融状
態にて付着せしめ、余分の材料は、金型を下向に
回転せしめることにより下方に位置する容器に排
出される。
尚、金型4への材料の投入作業において、下向
きに位置せしめた金型4の直下部に原材料を収容
したリザーバータンクを配し、同タンクと金型を
接合組立て、成形部1を構成する函体3とリザー
バータンクとをクランプなどを用いて結合一体化
せしめ、リザーバータンクと共に函形成形部1を
180゜回転せしめ、揺動などの手段にて金型4の成
形キヤビテイ面に材料を半ゲル化あるいは半溶融
状態に付着せしめて後、リサーバータンク共々成
形部1を元位置に回転復帰せしめて、リザーバー
タンクを離反せしめた金型4は、成形キヤビテイ
面を下に向けて次工程のために待機する。
きに位置せしめた金型4の直下部に原材料を収容
したリザーバータンクを配し、同タンクと金型を
接合組立て、成形部1を構成する函体3とリザー
バータンクとをクランプなどを用いて結合一体化
せしめ、リザーバータンクと共に函形成形部1を
180゜回転せしめ、揺動などの手段にて金型4の成
形キヤビテイ面に材料を半ゲル化あるいは半溶融
状態に付着せしめて後、リサーバータンク共々成
形部1を元位置に回転復帰せしめて、リザーバー
タンクを離反せしめた金型4は、成形キヤビテイ
面を下に向けて次工程のために待機する。
軌道38,38上を移動する台車39上の昇降
装置上に装置された函形の補助加熱部35は成形
部1の直下に位置せしめられ、昇降装置、例えば
空圧シリンダー40のロツド41の上伸運動に伴
い、補助加熱部35は成形部1を構成する函体3
の下面にパツキング材37を介してその周縁部を
密封状態を保つて接合し、その折、成形部1の供
給管44は、補助加熱部35の加熱媒体の導入部
材43に連繋する。そして閉じられていた供給管
44および排出管45内の弁47,48は加熱用
ダクト回路23中の弁27,24同様開放され
る。この補助加熱部35の導入部材43は、その
具体例を複数種詳述したとおりであるが、第1図
より第3図にあつては成形部1の供給管44は貯
熱タンク48と連通し、貯熱タンク48内に加圧
された加熱用媒体は膨出部51の噴出孔52群よ
り、金型4の成形用キヤビテイ面に予め付着され
ている半溶融状態にある樹脂材料は金型の背面よ
りの加熱と共に、成形キヤビテイ面、より正確に
は表皮材の内側面より同時に加熱される。表皮材
の加熱に使用された熱媒体は、成形体1と補助加
熱部35の接合時、その間に形成された空間部5
0を流れて排出管45に至り、再度、加熱用送風
機25、加熱用熱交換器26へと還流し、熱エネ
ルギーのロス化を排した循環再利用が行われる。
そして表皮材の加熱固化後、補助加熱部35と成
形部1とを分離せしめ加熱用ダクト回路23中の
弁27,24を閉じ、ついで冷却用ダクト回路2
9中の弁33,30を開き、一方供給管44およ
び排出管45中の弁47,48を閉じて、冷却用
送風機31、同熱交換器32を起動せしめ、金型
背面よりの金型の冷却、延いては表皮体を冷却せ
しめる。なお補助加熱部35と成形部1を接合せ
しめたまゝ供給管44、排出管45中の弁47,
48を開いて金型の表裏両面よりの冷却作業も可
能であるが、補助加熱部35の熱媒体導入部、第
1図、第3図の場合は貯熱タンク48の容量によ
つては、かえつて冷却能力が低下することがあ
り、この点十分の注意が必要である。又冷却作業
に使用された冷却用媒体は冷却用送風機31に還
流することなく大気中に放出される構成を採用し
てもよい。
装置上に装置された函形の補助加熱部35は成形
部1の直下に位置せしめられ、昇降装置、例えば
空圧シリンダー40のロツド41の上伸運動に伴
い、補助加熱部35は成形部1を構成する函体3
の下面にパツキング材37を介してその周縁部を
密封状態を保つて接合し、その折、成形部1の供
給管44は、補助加熱部35の加熱媒体の導入部
材43に連繋する。そして閉じられていた供給管
44および排出管45内の弁47,48は加熱用
ダクト回路23中の弁27,24同様開放され
る。この補助加熱部35の導入部材43は、その
具体例を複数種詳述したとおりであるが、第1図
より第3図にあつては成形部1の供給管44は貯
熱タンク48と連通し、貯熱タンク48内に加圧
された加熱用媒体は膨出部51の噴出孔52群よ
り、金型4の成形用キヤビテイ面に予め付着され
ている半溶融状態にある樹脂材料は金型の背面よ
りの加熱と共に、成形キヤビテイ面、より正確に
は表皮材の内側面より同時に加熱される。表皮材
の加熱に使用された熱媒体は、成形体1と補助加
熱部35の接合時、その間に形成された空間部5
0を流れて排出管45に至り、再度、加熱用送風
機25、加熱用熱交換器26へと還流し、熱エネ
ルギーのロス化を排した循環再利用が行われる。
そして表皮材の加熱固化後、補助加熱部35と成
形部1とを分離せしめ加熱用ダクト回路23中の
弁27,24を閉じ、ついで冷却用ダクト回路2
9中の弁33,30を開き、一方供給管44およ
び排出管45中の弁47,48を閉じて、冷却用
送風機31、同熱交換器32を起動せしめ、金型
背面よりの金型の冷却、延いては表皮体を冷却せ
しめる。なお補助加熱部35と成形部1を接合せ
しめたまゝ供給管44、排出管45中の弁47,
48を開いて金型の表裏両面よりの冷却作業も可
能であるが、補助加熱部35の熱媒体導入部、第
1図、第3図の場合は貯熱タンク48の容量によ
つては、かえつて冷却能力が低下することがあ
り、この点十分の注意が必要である。又冷却作業
に使用された冷却用媒体は冷却用送風機31に還
流することなく大気中に放出される構成を採用し
てもよい。
又、第4図における凹状偏向隔板54をもつて
加熱用媒体銅導入部材43を構成した場合、供給
管44より噴出された熱媒体は偏向隔板54に当
り、隔板54により偏向され、その後は該隔板5
4を案内として、金型4の成形用キヤビテイ全面
へ翻流する。
加熱用媒体銅導入部材43を構成した場合、供給
管44より噴出された熱媒体は偏向隔板54に当
り、隔板54により偏向され、その後は該隔板5
4を案内として、金型4の成形用キヤビテイ全面
へ翻流する。
又、第5図におけるマニホールド55をもつて
加熱用媒体導入部材43を構成した場合、金型4
の表、裏両面には、1対のマニホールド17,5
5より突出した各ノズル18,56群をもつて加
熱用媒体が噴射される。
加熱用媒体導入部材43を構成した場合、金型4
の表、裏両面には、1対のマニホールド17,5
5より突出した各ノズル18,56群をもつて加
熱用媒体が噴射される。
又、第6図における大、小2つに区画された貯
熱タンク58、貯熱チエンバー62は球弁61,
62により十分加圧された状態をもつて金型表面
に加熱用媒体は噴射される。
熱タンク58、貯熱チエンバー62は球弁61,
62により十分加圧された状態をもつて金型表面
に加熱用媒体は噴射される。
以上の実施例はあくまで、本発明の一実施態様
で、特に、成形部1と補助加熱部35の開閉機
構、成形部1のモーター13、歯車15,11を
中心とする回転揺動機構、加熱、冷却用媒体発生
装置、成形部1への加熱用媒体の供給手段および
スラツシユ用成形用金型の加熱、冷却手段につい
ては一つの例の開示にすぎない。
で、特に、成形部1と補助加熱部35の開閉機
構、成形部1のモーター13、歯車15,11を
中心とする回転揺動機構、加熱、冷却用媒体発生
装置、成形部1への加熱用媒体の供給手段および
スラツシユ用成形用金型の加熱、冷却手段につい
ては一つの例の開示にすぎない。
例えば成形部1と補助加熱部35の開閉機構
は、シリンダー40による昇降機構にかえて電動
機等の他のアクチユエータの利用、また、両構成
部1,35の一部のヒンジで固定した円運動によ
り、これを開閉させる構造としてもよく、又成形
部1の回転機構については、歯車11,15によ
る伝動機構にかえ、チエーン、ベルトなどによ
り、また、シリンダー等の直線運動を行うアクチ
ユエータを利用してもよい。
は、シリンダー40による昇降機構にかえて電動
機等の他のアクチユエータの利用、また、両構成
部1,35の一部のヒンジで固定した円運動によ
り、これを開閉させる構造としてもよく、又成形
部1の回転機構については、歯車11,15によ
る伝動機構にかえ、チエーン、ベルトなどによ
り、また、シリンダー等の直線運動を行うアクチ
ユエータを利用してもよい。
さらに加熱用媒体発生装置の加熱源につき、電
気ヒーター26Aにかえて石油、ガス等を用いて
もよく、又冷却源として大気をそのまま使用して
もよく、また冷却源として霧状の水利用も可能で
ある。また、熱媒体を回収せず、成形部の函体あ
るいは補助加熱部にて直接大気中に放出してもよ
い。
気ヒーター26Aにかえて石油、ガス等を用いて
もよく、又冷却源として大気をそのまま使用して
もよく、また冷却源として霧状の水利用も可能で
ある。また、熱媒体を回収せず、成形部の函体あ
るいは補助加熱部にて直接大気中に放出してもよ
い。
使用する熱媒体は、大気のみならず、各構成部
材の酸化を防止する目的で、窒素等の他のガス体
を使用してもよく、また表皮材に悪影響がなけれ
ば液体であつてもかまわない。
材の酸化を防止する目的で、窒素等の他のガス体
を使用してもよく、また表皮材に悪影響がなけれ
ば液体であつてもかまわない。
成形部への熱媒体の供給、排出は、ロータリー
配管接手20,21および、中空の回転軸6,7
にかえ、ホース、チユーブを用いることも可能で
またこれら両者を併用することも可能である。
配管接手20,21および、中空の回転軸6,7
にかえ、ホース、チユーブを用いることも可能で
またこれら両者を併用することも可能である。
スラツシユ成形用金型の加熱手段は、実施例に
示すものが、設備コスト上最も実用的であるが、
加熱冷却が複数系統になる事を容認するならば、
スラツシユ用金型4に熱媒油あるいは蒸気、冷却
水熱ガス等の熱媒体を通す配管を設け、或いは電
熱線を埋設することも可能である。
示すものが、設備コスト上最も実用的であるが、
加熱冷却が複数系統になる事を容認するならば、
スラツシユ用金型4に熱媒油あるいは蒸気、冷却
水熱ガス等の熱媒体を通す配管を設け、或いは電
熱線を埋設することも可能である。
(発明の効果)
本発明に係る表皮材のスラツシユ成形法は、投
入後の金型のキヤビテイ面に付着した材料を除く
余分の樹脂材料の排出後、金型の背面側よりの伝
導加熱に加えて、表皮材の内側面にも加熱用媒体
を噴出せしめての、表皮材の表裏両面からの加熱
作業が行われるためその作業能率は向上し、かつ
表皮材の各部は略均一に加熱され、厚手の表皮
材、発泡層を内側に設けあるいは複数種の樹脂材
料からなる積層表皮材にあつても、局部的な過加
熱を回避でき、各部均質な良質の表皮材を成形す
ることができる。又凹凸の激しい金型による複雑
な表皮材の成形にあつても、表皮材の表裏両面よ
りの加熱処理により、表皮材料の溶融、ゲル化
は、各所略平均的に進行し、特に発泡剤の発泡促
進の効果は大きく、発泡層を内側に有する種類の
表皮材にあつては、その効果は顕著なものがあ
る。
入後の金型のキヤビテイ面に付着した材料を除く
余分の樹脂材料の排出後、金型の背面側よりの伝
導加熱に加えて、表皮材の内側面にも加熱用媒体
を噴出せしめての、表皮材の表裏両面からの加熱
作業が行われるためその作業能率は向上し、かつ
表皮材の各部は略均一に加熱され、厚手の表皮
材、発泡層を内側に設けあるいは複数種の樹脂材
料からなる積層表皮材にあつても、局部的な過加
熱を回避でき、各部均質な良質の表皮材を成形す
ることができる。又凹凸の激しい金型による複雑
な表皮材の成形にあつても、表皮材の表裏両面よ
りの加熱処理により、表皮材料の溶融、ゲル化
は、各所略平均的に進行し、特に発泡剤の発泡促
進の効果は大きく、発泡層を内側に有する種類の
表皮材にあつては、その効果は顕著なものがあ
る。
又表皮材の内側よりの加熱用媒体の供給量、そ
の加熱時間、加熱温度の制御により発泡倍率のコ
ントロールなども比較的容易に実行することがで
き、きめ細かい表皮材の品質管理が可能となる。
の加熱時間、加熱温度の制御により発泡倍率のコ
ントロールなども比較的容易に実行することがで
き、きめ細かい表皮材の品質管理が可能となる。
又、本発明に係る装置は、主として、金型の背
面側に加熱用媒体を供給する成形部と成形部の金
型のキヤビテイ面側に接合、分離可能な函形補助
加熱部を配しており、この補助加熱部には成形部
にて発生せしめられた加熱用媒体の一部を分岐導
入するための導入部材を配し、単一加熱源を利用
して成形用金型の表裏両面より同時に加熱処理が
できるので、成形能率は向上し、機構的な簡易化
にて顕著な効果がある。
面側に加熱用媒体を供給する成形部と成形部の金
型のキヤビテイ面側に接合、分離可能な函形補助
加熱部を配しており、この補助加熱部には成形部
にて発生せしめられた加熱用媒体の一部を分岐導
入するための導入部材を配し、単一加熱源を利用
して成形用金型の表裏両面より同時に加熱処理が
できるので、成形能率は向上し、機構的な簡易化
にて顕著な効果がある。
又金型のキヤビテイ面に集中して噴出され、表
皮体の内側面を加熱した熱媒体は、成形部側に還
流されて再利用されることにより、エネルギーの
無駄のない有効利用に顕著な効果が期待できる。
又本装置は、従来のオーブン使用による金型の全
面同時加熱手段に比べ、装置自体数段小型化し、
かつ、加熱用媒体は、金型両面に集中して噴出で
きるので熱効率は良好なものとなり、生産スペー
スの縮小も実現でき、その生産性は確実な上昇を
みる。
皮体の内側面を加熱した熱媒体は、成形部側に還
流されて再利用されることにより、エネルギーの
無駄のない有効利用に顕著な効果が期待できる。
又本装置は、従来のオーブン使用による金型の全
面同時加熱手段に比べ、装置自体数段小型化し、
かつ、加熱用媒体は、金型両面に集中して噴出で
きるので熱効率は良好なものとなり、生産スペー
スの縮小も実現でき、その生産性は確実な上昇を
みる。
第1図は本発明に係るスラツシユ成形装置の成
形部と補助加熱部の接合直前状態の一部切欠き正
面図、第2図は接合状態にある成形部と補助加熱
部を示す第1図に相当する図、第3図は本装置に
配設された熱媒体用ダクト回路を中心とする正面
図、第4図より第6図は他の実施例を示す第1図
に相当する図である。 図中、1は成形部、3は函体、4はスラツシユ
成形用金型、5は金型の背面、6,7は中空回転
軸、17はマニホールド、18はノズル、20,
21はロータリー配管接手、23は加熱用ダクト
回路、24,27は弁、25は加熱用送風機、2
6は加熱用熱交換器、29は冷却用ダクト回路、
30,33は弁、31は冷却用送風機、32は冷
却用熱交換器、35は補助加熱部、36は函体、
37はパツキング、43は加熱用媒体導入部材、
44は供給管、45は排出管、47,48は弁、
53,58は貯熱タンク、49,57は導入口、
50は空間部、51は膨出部、52,63は噴出
孔、54は凹状偏向隔板、55はマニホールド、
56はノズル、59,64は導入管、61,66
は球弁を示す。
形部と補助加熱部の接合直前状態の一部切欠き正
面図、第2図は接合状態にある成形部と補助加熱
部を示す第1図に相当する図、第3図は本装置に
配設された熱媒体用ダクト回路を中心とする正面
図、第4図より第6図は他の実施例を示す第1図
に相当する図である。 図中、1は成形部、3は函体、4はスラツシユ
成形用金型、5は金型の背面、6,7は中空回転
軸、17はマニホールド、18はノズル、20,
21はロータリー配管接手、23は加熱用ダクト
回路、24,27は弁、25は加熱用送風機、2
6は加熱用熱交換器、29は冷却用ダクト回路、
30,33は弁、31は冷却用送風機、32は冷
却用熱交換器、35は補助加熱部、36は函体、
37はパツキング、43は加熱用媒体導入部材、
44は供給管、45は排出管、47,48は弁、
53,58は貯熱タンク、49,57は導入口、
50は空間部、51は膨出部、52,63は噴出
孔、54は凹状偏向隔板、55はマニホールド、
56はノズル、59,64は導入管、61,66
は球弁を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 温度調節機構を備えたスラツシユ成形用金型
を必要に応じて予熱し、金型の成形用キヤビテイ
内に樹脂材料を投入し、金型の加熱により半溶融
状態にて材料をキヤビテイ面に付着せしめて後、
余分の材料を金型より排出し、金型自体の加熱と
共に、加熱用媒体をキヤビテイ面の付着樹脂材の
表面にも噴出せしめ、付着樹脂材のキユア後、金
型を冷却せしめる工程からなる表皮材のスラツシ
ユ成形法。 2 成形部は、スラツシユ成形用金型と、この金
型の背面に向け噴出する加熱及び冷却用媒体の発
生装置から成り、一方該成形部の金型の成形用キ
ヤビテイ面を全面カバーし、かつ前記成形部と接
合、分離可能な函形の補助加熱部は、函体内に前
記成形部にて発生した、加熱用媒体の一部を金型
のキヤビテイ面に誘導噴出せしめるための導入部
材が設置されている表皮材のスラツシユ成形装
置。 3 スラツシユ成形用金型は、その背面側を函体
内に嵌入せしめ、加熱及び冷却用媒体の噴出部
は、該函体に納められている特許請求の範囲第2
項記載の表皮材のスラツシユ成形装置。 4 成形部の金型キヤビテイ面側と補助加熱部の
接合時、接合部周縁は密封状態を保ち、かつ接合
部の内部には熱媒体の流路となる適宜の空間部が
形成されている特許請求の範囲第2項又は第3項
記載の表皮材のスラツシユ成形装置。 5 補助加熱部の加熱用媒体導入部材は、補助加
熱部を構成する函体自体が貯熱タンクであり、該
タンクの一部に隆起し、金型のキヤビテイ内に嵌
り込む膨出部の表面には金型キヤビテイ面に向け
開口する噴出孔群が穿設されている特許請求の範
囲第2項乃至第4項記載のうちいずれか1項に記
載の表皮材のスラツシユ成形装置。 6 補助加熱部の加熱用媒体導入部材は、函形補
助加熱部の接合面部に設置された凹状偏向隔板を
もつて構成されている特許請求の範囲第2項乃至
第4項記載のうちいずれか1項に記載の表皮材の
スラツシユ成形装置。 7 補助加熱部の加熱用媒体導入部材は、金型の
キヤビテイ面に向けたノズル群を設けてなるマニ
ホールドにて構成されている特許請求の範囲第2
項乃至第4項記載のうちいずれか1項に記載の表
皮材のスラツシユ成形装置。 8 補助加熱部の加熱用媒体導入部材は、補助加
熱部を構成する函体自体が貯熱タンクであり、該
タンクの一部には金型のキヤビテイ内に嵌り込
み、キヤビテイ面に向け噴出孔群を穿設せしめた
チエンバーを設け、貯熱タンクへの加熱用媒体導
入管、およびチエンバーへの加熱用媒体導入管部
には球弁がそれぞれ配設されている特許請求の範
囲第2項乃至第4項記載のうちいずれか1項に記
載の表皮材のスラツシユ成形装置。 9 成形部および補助加熱部間は加熱及び冷却用
媒体排出用の排出管が連通し、さらに成形部に設
けた排出機構に連通している特許請求の範囲第2
項乃至第8項記載のうちいずれか1項に記載の表
皮材のスラツシユ成形装置。 10 成形部および補助加熱部にて、金型の表裏
両面に噴出する加熱用媒体は循環流を形成してい
る特許請求の範囲第2項乃至第9項記載のうちい
ずれか1項に記載の表皮材のスラツシユ成形装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9756086A JPS62253417A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 表皮材のスラツシユ成形法およびその成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9756086A JPS62253417A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 表皮材のスラツシユ成形法およびその成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62253417A JPS62253417A (ja) | 1987-11-05 |
| JPH0481926B2 true JPH0481926B2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=14195618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9756086A Granted JPS62253417A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 表皮材のスラツシユ成形法およびその成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62253417A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2508696B2 (ja) * | 1987-03-26 | 1996-06-19 | トヨタ自動車株式会社 | スラッシュ成形装置 |
| DE3809826A1 (de) * | 1988-03-23 | 1989-10-05 | Krauss Maffei Ag | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von kunststoff-formfolien |
| JPH02113912A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-26 | Dobashi Kikai:Kk | 複合発泡成形体の製造方法 |
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-
1986
- 1986-04-25 JP JP9756086A patent/JPS62253417A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62253417A (ja) | 1987-11-05 |
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