JPH0481945B2 - - Google Patents
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- JPH0481945B2 JPH0481945B2 JP61093240A JP9324086A JPH0481945B2 JP H0481945 B2 JPH0481945 B2 JP H0481945B2 JP 61093240 A JP61093240 A JP 61093240A JP 9324086 A JP9324086 A JP 9324086A JP H0481945 B2 JPH0481945 B2 JP H0481945B2
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- solidified
- composite
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- thermoplastic polymer
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通気性を有する複合シート、さらに
詳しくは、通気性を有する基材シートの上に多数
のスリツトをもつ少くとも1つの熱可塑性重合体
フイルムが積層されている通気性複合シートに関
する。さらに本発明は多数の線条体を用いて上記
スリツトを形成する手法によつて、上記通気性複
合シートを製造する方法に関する。
詳しくは、通気性を有する基材シートの上に多数
のスリツトをもつ少くとも1つの熱可塑性重合体
フイルムが積層されている通気性複合シートに関
する。さらに本発明は多数の線条体を用いて上記
スリツトを形成する手法によつて、上記通気性複
合シートを製造する方法に関する。
使い捨てカイロ、乾燥剤、殺虫剤、除湿剤、入
浴剤、香料、脱臭剤、脱酸素剤等を収容する包装
には、外部から酸素その他のガス分を取入れた
り、内容物から特定のガス分を外部へ発揮せしめ
るために制御された通気性をもつことが要求され
る。
浴剤、香料、脱臭剤、脱酸素剤等を収容する包装
には、外部から酸素その他のガス分を取入れた
り、内容物から特定のガス分を外部へ発揮せしめ
るために制御された通気性をもつことが要求され
る。
従来、複数のフイルムが積層された複合フイル
ムに通気性を付与するために種々の方法が採られ
てきた。例えば、フイルム面を引掻いたり、複合
フイルムを多数の針が植設されたロール上を通し
たりまたは微細な凹凸のある2本の把持ロール間
を通すことによつて穿孔する方法が採られてい
る。しかしながら、これらの方法自体および得ら
れる通気性複合シートは決して満足できるもので
はなかつた。すなわち、(イ)これらの方法によつて
付与される通気性はバラツキが大きく一定でな
い、(ロ)複合フイルムの穿孔工程の製造コストが無
視できない、(ハ)フイルム面を引掻く方法ではフイ
ルム表面に無用の傷を生成することになり包装材
料としての強度および外観を損う、等の問題点が
あつた。
ムに通気性を付与するために種々の方法が採られ
てきた。例えば、フイルム面を引掻いたり、複合
フイルムを多数の針が植設されたロール上を通し
たりまたは微細な凹凸のある2本の把持ロール間
を通すことによつて穿孔する方法が採られてい
る。しかしながら、これらの方法自体および得ら
れる通気性複合シートは決して満足できるもので
はなかつた。すなわち、(イ)これらの方法によつて
付与される通気性はバラツキが大きく一定でな
い、(ロ)複合フイルムの穿孔工程の製造コストが無
視できない、(ハ)フイルム面を引掻く方法ではフイ
ルム表面に無用の傷を生成することになり包装材
料としての強度および外観を損う、等の問題点が
あつた。
本発明の目的は、上述の従来技術のもつ問題点
を解決し、任意の且つバラツキの小さい通気度を
有する複合フイルムを提供するとともに、そのよ
うな複合フイルムを工業的有利に製造する方法を
提供するにある。
を解決し、任意の且つバラツキの小さい通気度を
有する複合フイルムを提供するとともに、そのよ
うな複合フイルムを工業的有利に製造する方法を
提供するにある。
上述の目的は、通気性を有する基材シートと、
その上に積層されてなる少なくとも一層の熱可塑
性重合体フイルムとからなり、該フイルムは、該
基材シート上において、所望巾を有し互いに平行
な多数の引裂端縁を有する破断部を含んでなる本
発明の通気性複合シートによつて達成される。
その上に積層されてなる少なくとも一層の熱可塑
性重合体フイルムとからなり、該フイルムは、該
基材シート上において、所望巾を有し互いに平行
な多数の引裂端縁を有する破断部を含んでなる本
発明の通気性複合シートによつて達成される。
本発明の通気性複合シートは、通気性を有する
基材シートとTダイから溶融押出された直後の熱
可塑性重合体フイルムAとを、それらの間に、互
に平行な多数の線条体を挾んだ状態で冷却ロール
とプレスロールとで把持して圧接し、冷却ロール
表面で溶融フイルムAを冷却固化して複合フイル
ムを形成し、次いで固化したフイルムAと基材シ
ートに挾まれた上記線条体を冷却形成されたフイ
ルムに基材から引剥がすことによつて、固化した
フイルムAの層に、厚さ方向に貫通する多数の互
いに平行な引裂端縁を有する破断部(以下、スリ
ツトとも言う)を形成することを特徴とする第1
の方法によつて製造される。
基材シートとTダイから溶融押出された直後の熱
可塑性重合体フイルムAとを、それらの間に、互
に平行な多数の線条体を挾んだ状態で冷却ロール
とプレスロールとで把持して圧接し、冷却ロール
表面で溶融フイルムAを冷却固化して複合フイル
ムを形成し、次いで固化したフイルムAと基材シ
ートに挾まれた上記線条体を冷却形成されたフイ
ルムに基材から引剥がすことによつて、固化した
フイルムAの層に、厚さ方向に貫通する多数の互
いに平行な引裂端縁を有する破断部(以下、スリ
ツトとも言う)を形成することを特徴とする第1
の方法によつて製造される。
上記通気性複合シートは、また、通気性を有す
る基材シート、互に平行な多数の線条体、Tダイ
から溶融押出された直後の熱可塑性重合体フイル
ムAおよび予め形成された他の熱可塑性重合体フ
イルムBとを、この順序で積層するように、冷却
ロールとプレスロールとで把持して圧接し、冷却
ロール表面で溶融フイルムAを冷却・固化して複
合フイルムを形成し、次いで、固化したフイルム
Aと基材シートに挾まれた上記線条体を該固化し
たフイルム側に基材から引剥がすことによつて固
化したフイルムAの層とフイルムBの層とを厚さ
方向に貫通する互に平行な多数のスリツトを形成
することを特徴とする第2の方法によつて製造さ
れる。
る基材シート、互に平行な多数の線条体、Tダイ
から溶融押出された直後の熱可塑性重合体フイル
ムAおよび予め形成された他の熱可塑性重合体フ
イルムBとを、この順序で積層するように、冷却
ロールとプレスロールとで把持して圧接し、冷却
ロール表面で溶融フイルムAを冷却・固化して複
合フイルムを形成し、次いで、固化したフイルム
Aと基材シートに挾まれた上記線条体を該固化し
たフイルム側に基材から引剥がすことによつて固
化したフイルムAの層とフイルムBの層とを厚さ
方向に貫通する互に平行な多数のスリツトを形成
することを特徴とする第2の方法によつて製造さ
れる。
上記通気性複合シートは、さらにまた、上記第
1の方法において溶融フイルムAが冷却・固化し
て形成された複合フイルムと、Tダイから溶融押
出された直後の別の熱可塑性重合体フイルムCと
を該複合フイルムの固化フイルムA面が溶融フイ
ルムCと接するように冷却ロールとプレスロール
とで把持して圧接し、冷却ロール表面で溶融フイ
ルムCを冷却・固化せしめ、次いで、上記複合フ
イルム中に埋設されている線条体を該複合フイル
ム側に基材シートから引剥がすことによつて、固
化したフイルムAの層と固化したフイルムBの層
を厚さ方向に貫通する互に平行な多数のスリツト
を形成することを特徴とする第3の方法によつて
製造される。
1の方法において溶融フイルムAが冷却・固化し
て形成された複合フイルムと、Tダイから溶融押
出された直後の別の熱可塑性重合体フイルムCと
を該複合フイルムの固化フイルムA面が溶融フイ
ルムCと接するように冷却ロールとプレスロール
とで把持して圧接し、冷却ロール表面で溶融フイ
ルムCを冷却・固化せしめ、次いで、上記複合フ
イルム中に埋設されている線条体を該複合フイル
ム側に基材シートから引剥がすことによつて、固
化したフイルムAの層と固化したフイルムBの層
を厚さ方向に貫通する互に平行な多数のスリツト
を形成することを特徴とする第3の方法によつて
製造される。
上記通気性複合シートは、さらにまた、通気性
を有する基材シート、互に平行な多数の線条体、
Tダイから溶融押出された直後の熱可塑性重合体
フイルムAおよび予め形成された他の熱可塑性重
合体フイルムまたは金属箔B′とを、この順序に
積層するように、冷却ロールとプレスロールとで
把持して圧接し、冷却ロール表面で溶融フイルム
Aを冷却・固化して複合フイルムを形成し、次い
で、該複合フイルムと、Tダイから溶融押出され
た直後の別の熱可塑性重合体フイルムC′とを、該
複合フイルムのフイルムまたは金属箔B′が溶融
フイルムC′と接するように冷却ロールとプレスロ
ールとで把持して圧接し、冷却ロール表面で溶融
フイルムC′を冷却・固化せしめ、次いで、上記複
合フイルム中に埋設されている線条体を該複合フ
イルム側に基材シートから引剥がすことによつ
て、固化したフイルムAの層とフイルムまたは金
属箔B′の層と固化したフイルムC′の層とを厚さ方
向に貫通する互に平行な多数のスリツトを形成す
ることを特徴とする第4の方法によつて製造され
る。
を有する基材シート、互に平行な多数の線条体、
Tダイから溶融押出された直後の熱可塑性重合体
フイルムAおよび予め形成された他の熱可塑性重
合体フイルムまたは金属箔B′とを、この順序に
積層するように、冷却ロールとプレスロールとで
把持して圧接し、冷却ロール表面で溶融フイルム
Aを冷却・固化して複合フイルムを形成し、次い
で、該複合フイルムと、Tダイから溶融押出され
た直後の別の熱可塑性重合体フイルムC′とを、該
複合フイルムのフイルムまたは金属箔B′が溶融
フイルムC′と接するように冷却ロールとプレスロ
ールとで把持して圧接し、冷却ロール表面で溶融
フイルムC′を冷却・固化せしめ、次いで、上記複
合フイルム中に埋設されている線条体を該複合フ
イルム側に基材シートから引剥がすことによつ
て、固化したフイルムAの層とフイルムまたは金
属箔B′の層と固化したフイルムC′の層とを厚さ方
向に貫通する互に平行な多数のスリツトを形成す
ることを特徴とする第4の方法によつて製造され
る。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の通気性
複合シートおよびその製造方法を具体的に説明す
る。
複合シートおよびその製造方法を具体的に説明す
る。
第1図は本発明の通気性複合シートの積層構造
の一例を模式的に示した拡大断面図であり、第4
図は、この通気性複合シートの斜視図である。
の一例を模式的に示した拡大断面図であり、第4
図は、この通気性複合シートの斜視図である。
第1図および第2図に示すように、本発明の通
気性複合シートの最も単純で代表的なものは、通
気性を有する基材シート1と互に平行な多数のス
リツト3が設けられた熱可塑性重合体フイルム2
とからなる積層構造をもつている。基材シートの
材質および厚さは、基材シートが適度の通気性を
持つ限り格別限定されない。基材シートとしては
セルロースパルプ抄造紙、合成繊維紙、編織布、
不織布、微細な通気孔を有するフイルム等が挙げ
られる。フイルム2を構成する熱可塑性重合体と
してはポリエチレン、エチレン、酢酸ビニル共重
合体、ポリプロピレン、ポリエチレンアイオノマ
ー等の押出ラミネーシヨンに好適なフイルム形成
性熱可塑性重合体が挙げられる。
気性複合シートの最も単純で代表的なものは、通
気性を有する基材シート1と互に平行な多数のス
リツト3が設けられた熱可塑性重合体フイルム2
とからなる積層構造をもつている。基材シートの
材質および厚さは、基材シートが適度の通気性を
持つ限り格別限定されない。基材シートとしては
セルロースパルプ抄造紙、合成繊維紙、編織布、
不織布、微細な通気孔を有するフイルム等が挙げ
られる。フイルム2を構成する熱可塑性重合体と
してはポリエチレン、エチレン、酢酸ビニル共重
合体、ポリプロピレン、ポリエチレンアイオノマ
ー等の押出ラミネーシヨンに好適なフイルム形成
性熱可塑性重合体が挙げられる。
通気性複合シートの熱可塑性重合体フイルム層
2は、互に平行な多数のスリツト3を有し、これ
らのスリツト3はフイルム2の厚さ方向に貫通し
ている。スリツト3の巾および単位面積当りのス
リツトの本数は、目的とする複合シートの通気度
に応じて適宜選定される。
2は、互に平行な多数のスリツト3を有し、これ
らのスリツト3はフイルム2の厚さ方向に貫通し
ている。スリツト3の巾および単位面積当りのス
リツトの本数は、目的とする複合シートの通気度
に応じて適宜選定される。
第9図は、本発明方法の原理を示す拡大断面図
である。以下に詳しく述べるように、基材シート
1とフイルム2は線条体8をはさんで貼合されて
複合フイルムを形成する(9図A)。次いでフイ
ルム2の冷却固化後、線状体8をフイルム側に基
材シート1から引き剥がす。これにより、引裂端
縁16を有する破断部17が形成される。
である。以下に詳しく述べるように、基材シート
1とフイルム2は線条体8をはさんで貼合されて
複合フイルムを形成する(9図A)。次いでフイ
ルム2の冷却固化後、線状体8をフイルム側に基
材シート1から引き剥がす。これにより、引裂端
縁16を有する破断部17が形成される。
第1図および第2図に示す通気性複合シート
は、前記第1の方法によつて製造される。この方
法はバツチ式または連続式のいずれでも実施でき
るが、連続式が好ましい。この第1の方法を実施
するのに使用する好ましい装置は第5図に示され
ている。
は、前記第1の方法によつて製造される。この方
法はバツチ式または連続式のいずれでも実施でき
るが、連続式が好ましい。この第1の方法を実施
するのに使用する好ましい装置は第5図に示され
ている。
第5図において、ロールから引出された基材シ
ート1、エンドレス状の互に平行な多数の線条体
8、およびTダイから溶融押出される熱可塑性重
合体フイルム2は、基材シート1とフイルム2が
線条体8をはさんだ状態で、冷却ロール11とプ
レスロール12との間に把持圧接される。このよ
うにして貼合されて複合フイルムが形成される。
複合フイルムが冷却ロール11を周回する間に溶
融フイルム2は冷却され、完全に固化する。複合
フイルムが剥離位置10に達するとフイルム2と
基材シート1にはさまれたエンドレス状の線条体
8はフイルム2側に基材1から引き剥がされる。
この引剥がしによつてフイルム2の層を厚さ方向
に貫通する多数のスリツトが形成される。このよ
うに形成された通気性複合シートは第1図に示す
ような積層構造をもつている。
ート1、エンドレス状の互に平行な多数の線条体
8、およびTダイから溶融押出される熱可塑性重
合体フイルム2は、基材シート1とフイルム2が
線条体8をはさんだ状態で、冷却ロール11とプ
レスロール12との間に把持圧接される。このよ
うにして貼合されて複合フイルムが形成される。
複合フイルムが冷却ロール11を周回する間に溶
融フイルム2は冷却され、完全に固化する。複合
フイルムが剥離位置10に達するとフイルム2と
基材シート1にはさまれたエンドレス状の線条体
8はフイルム2側に基材1から引き剥がされる。
この引剥がしによつてフイルム2の層を厚さ方向
に貫通する多数のスリツトが形成される。このよ
うに形成された通気性複合シートは第1図に示す
ような積層構造をもつている。
線条体8としては、ピアノ線、ポリエステル、
ポリアミド等の合成繊維糸もしくはモノフイラメ
ント、綿糸等が用いられる。線条体8の太さおよ
び配線密度は目的とする複合フイルムの通気度に
応じて適宜選定する。
ポリアミド等の合成繊維糸もしくはモノフイラメ
ント、綿糸等が用いられる。線条体8の太さおよ
び配線密度は目的とする複合フイルムの通気度に
応じて適宜選定する。
第3図に示す通気性複合シートは基材シート
1、熱可塑性重合体フイルム2および別の熱可塑
性重合体フイルム4からなる三層構造を有する。
フイルム2およびフイルム4には、それらの厚さ
方向に貫通する互に平行な多数のスリツト3が形
成されている。フイルム2および基材シート1は
第1図に示すものと同様であるが、フイルム4を
構成する熱可塑性重合体としては、ポリエチレ
ン、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のフイルム
2の場合と同様な熱可塑性重合体の中から選ぶこ
とができる。
1、熱可塑性重合体フイルム2および別の熱可塑
性重合体フイルム4からなる三層構造を有する。
フイルム2およびフイルム4には、それらの厚さ
方向に貫通する互に平行な多数のスリツト3が形
成されている。フイルム2および基材シート1は
第1図に示すものと同様であるが、フイルム4を
構成する熱可塑性重合体としては、ポリエチレ
ン、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のフイルム
2の場合と同様な熱可塑性重合体の中から選ぶこ
とができる。
第3図に示す通気性複合シートは前記第2の方
法によつて製造される。この第2の方法を実施す
るのに使用する好ましい装置は第6図に示されて
いる。第6図に示す装置は第5図のものと類似し
ているが、基材シート1、線条体8、溶融押出さ
れた熱可塑性重合体フイルム2とともに、予め形
成された熱可塑性重合体フイルム4が冷却ロール
11とプレスロール12にて合体され、また、剥
離位置10にて線条体8が前記フイルム側に基材
シート1から引き剥がされると、フイルム2とフ
イルム4の両者をそれらの厚さ方向に貫通するス
リツトが形成される。
法によつて製造される。この第2の方法を実施す
るのに使用する好ましい装置は第6図に示されて
いる。第6図に示す装置は第5図のものと類似し
ているが、基材シート1、線条体8、溶融押出さ
れた熱可塑性重合体フイルム2とともに、予め形
成された熱可塑性重合体フイルム4が冷却ロール
11とプレスロール12にて合体され、また、剥
離位置10にて線条体8が前記フイルム側に基材
シート1から引き剥がされると、フイルム2とフ
イルム4の両者をそれらの厚さ方向に貫通するス
リツトが形成される。
第4図に示す通気性複合シートは、基材シート
1、熱可塑性重合体フイルム2、他の熱可塑性重
合体フイルムまたは金属箔5、さらに他の熱可塑
性重合体フイルム6からなる四層構造を有する。
基材シート1、およびフイルム2は第3図の場合
と同様でよい。フイルムまたは金属箔5として
は、フイルム2と同様な熱可塑性重合体のフイル
ムおよびアルミニウム箔その他の金属箔の中から
選ぶことができる。また、フイルム6も、フイル
ム2と同様な熱可塑性重合体のフイルムの中から
選ぶことができる。
1、熱可塑性重合体フイルム2、他の熱可塑性重
合体フイルムまたは金属箔5、さらに他の熱可塑
性重合体フイルム6からなる四層構造を有する。
基材シート1、およびフイルム2は第3図の場合
と同様でよい。フイルムまたは金属箔5として
は、フイルム2と同様な熱可塑性重合体のフイル
ムおよびアルミニウム箔その他の金属箔の中から
選ぶことができる。また、フイルム6も、フイル
ム2と同様な熱可塑性重合体のフイルムの中から
選ぶことができる。
第4図に示す上記通気性複合シートは、前記第
4の方法によつて製造される。第4の方法を実施
するのに使用する好ましい装置は第7図に示され
ている。第7図に示す装置において、基材シート
1、線条体8、溶融押出された熱可塑性重合体フ
イルム2および予め形成された他の熱可塑性重合
体フイルムまたは金属箔5はこの順序に一体に積
層され、溶融フイルム2が冷却ロール11の周面
で冷却された後、さらに、この積層体の上に、溶
融押出された熱可塑性重合体フイルム6が第2の
冷却ロールと第2のプレスロールにて貼合され
る。積層フイルムが剥離位置10に達するとエン
ドレス状の線条体8が該積層フイルム側に基材シ
ート1から引き剥がされ、フイルム2、フイルム
または金属箔5、およびフイルム6をそれらの厚
さ方向に貫通するスリツトが形成される。
4の方法によつて製造される。第4の方法を実施
するのに使用する好ましい装置は第7図に示され
ている。第7図に示す装置において、基材シート
1、線条体8、溶融押出された熱可塑性重合体フ
イルム2および予め形成された他の熱可塑性重合
体フイルムまたは金属箔5はこの順序に一体に積
層され、溶融フイルム2が冷却ロール11の周面
で冷却された後、さらに、この積層体の上に、溶
融押出された熱可塑性重合体フイルム6が第2の
冷却ロールと第2のプレスロールにて貼合され
る。積層フイルムが剥離位置10に達するとエン
ドレス状の線条体8が該積層フイルム側に基材シ
ート1から引き剥がされ、フイルム2、フイルム
または金属箔5、およびフイルム6をそれらの厚
さ方向に貫通するスリツトが形成される。
なお、第3図に示す三層構造を有する通気性複
合シートは、前記第2の方法に代えて、前記第3
の方法によつて製造することもできる。前記第3
の方法は、第7図に示すものと同様な装置を用い
て、実施することができる(但し、フイルムまた
は金属箔5の供給を行わない)。なお、これらの
方法においてフイルムまたは金属箔4または5と
してあらかじめ形成された積層体を用いることに
より種々の複合シートが作られることは勿論であ
る。
合シートは、前記第2の方法に代えて、前記第3
の方法によつて製造することもできる。前記第3
の方法は、第7図に示すものと同様な装置を用い
て、実施することができる(但し、フイルムまた
は金属箔5の供給を行わない)。なお、これらの
方法においてフイルムまたは金属箔4または5と
してあらかじめ形成された積層体を用いることに
より種々の複合シートが作られることは勿論であ
る。
本発明の通気性複合フイルムの基材シートとは
反対側の熱可塑性重合体フイルムは、ヒートシー
ル可能な重合体、例えばポリエチレンおよびエチ
レン・酢酸ビニル共重合体からなることが好まし
い。
反対側の熱可塑性重合体フイルムは、ヒートシー
ル可能な重合体、例えばポリエチレンおよびエチ
レン・酢酸ビニル共重合体からなることが好まし
い。
また、本発明の通気性複合フイルムに形態安定
性および強度を付与するため(特に、互に平行な
多数のスリツトに直交する方向に拡開力が働いて
スリツト巾が拡大し、その結果、通気度が増大す
ることがないようにするため、熱プレスまたは熱
ロールを用いて、第8図に示すように、スリツト
3に直交する方向に互に平行に伸びる多数のシー
ム15を形成することが望ましい。
性および強度を付与するため(特に、互に平行な
多数のスリツトに直交する方向に拡開力が働いて
スリツト巾が拡大し、その結果、通気度が増大す
ることがないようにするため、熱プレスまたは熱
ロールを用いて、第8図に示すように、スリツト
3に直交する方向に互に平行に伸びる多数のシー
ム15を形成することが望ましい。
本発明の複合シートは任意の且つバラツキの小
さい、通気度を有するヒートシール可能なシート
である。従つて、本発明の複合シートは、使い捨
てカイロ、乾燥剤、殺虫剤、除湿剤、入浴剤、香
料、脱臭剤、脱酸素剤等を収容する包袋として有
用である。
さい、通気度を有するヒートシール可能なシート
である。従つて、本発明の複合シートは、使い捨
てカイロ、乾燥剤、殺虫剤、除湿剤、入浴剤、香
料、脱臭剤、脱酸素剤等を収容する包袋として有
用である。
本発明の複合シートの製造に際しては、熱可塑
性重合体の溶融押出ラミネーシヨン法と線条体を
用いる技法とを組合せることによつて積層シート
の形成と通気性付与とを同一工程で行うことがで
き、工業的に著しく有利である。
性重合体の溶融押出ラミネーシヨン法と線条体を
用いる技法とを組合せることによつて積層シート
の形成と通気性付与とを同一工程で行うことがで
き、工業的に著しく有利である。
第1図は本発明の通気性複合シートの積層構造
の一例を模式的に示す拡大断面図であり、第2図
はこの通気性複合シートの斜視図である。第3図
は本発明の通気性複合シートの積層構造の他の一
例を模式的に示す拡大断面図であり、第4図は本
発明の通気性複合シートの積層構造のさらに他の
一例を模式的に示す拡大断面図である。第5図は
本発明の通気性複合シートを製造する装置の一例
を示し、第6図は同様な装置の他の一例を示し、
第7図は同様な装置やさらに他の一例を示す図で
ある。第8図は本発明の通気性複合シートの他の
一例を示す斜視図である。第9図は本発明方法の
原理を示す拡大断面図である。 1……基材シート、2……フイルム、8……線
状体、16……引裂端縁、17……破断部。
の一例を模式的に示す拡大断面図であり、第2図
はこの通気性複合シートの斜視図である。第3図
は本発明の通気性複合シートの積層構造の他の一
例を模式的に示す拡大断面図であり、第4図は本
発明の通気性複合シートの積層構造のさらに他の
一例を模式的に示す拡大断面図である。第5図は
本発明の通気性複合シートを製造する装置の一例
を示し、第6図は同様な装置の他の一例を示し、
第7図は同様な装置やさらに他の一例を示す図で
ある。第8図は本発明の通気性複合シートの他の
一例を示す斜視図である。第9図は本発明方法の
原理を示す拡大断面図である。 1……基材シート、2……フイルム、8……線
状体、16……引裂端縁、17……破断部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 通気性を有する基材シートと、その上に積層
されてなる少なくとも一層の熱可塑性重合体フイ
ルムとからなり、該フイルムは、該基材シート上
において、所望巾を有し互いに平行な多数の引裂
端縁を有する破断部を含んでなる通気性複合シー
ト。 2 通気性を有する基材シートとTダイから溶融
押出された直後の熱可塑性重合体フイルムAと
を、それらの間に、互に平行な多数の線条体を挾
んだ状態で冷却ロールとプレスロールとで把持し
て圧接し、冷却ロール表面で溶融フイルムAを冷
却固化して複合フイルムを形成し、次いで固化し
たフイルムと基材シートに挾まれた上記線条体を
該固化フイルムの側に基材シートから引剥がすこ
とによつて、固化したフイルムAの層に、厚さ方
向に貫通する多数の互に平行な引裂端縁を有する
破断部を形成することを特徴とする通気性複合シ
ートの製造方法。 3 通気性を有する基材シート、互に平行な多数
の線条体、Tダイから溶融押出された直後の熱可
塑性重合体フイルムAおよび予め形成された他の
熱可塑性重合体フイルムBとを、この順序に積層
するように、冷却ロールとプレスロールとで把持
して圧接し、冷却ロール表面で溶融フイルムAを
冷却・固化して複合フイルムを形成し、次いで固
化したフイルムAと基材シートに挾まれた上記線
条体を該フイルムA、フイルムBの側に基材シー
トから引剥がすことによつて固化したフイルムA
の層とフイルムBの層とを厚さ方向に貫通する互
に平行な多数の引裂端縁を有する破断部を形成す
ることを特徴とする通気性複合シートの製造方
法。 4 通気性を有する基材シートとTダイから溶融
押出された直後の熱可塑性重合体フイルムAと
を、それらの間に、互に平行な多数の線条体を挾
んだ状態で冷却ロールとプレスロールとで把持し
て圧接し、冷却ロール表面で溶融フイルムAを冷
却固化して複合フイルムを形成し、次いで、該複
合フイルムと、Tダイから溶融押出された直後の
別の熱可塑性重合体フイルムCとを該複合フイル
ムの固化フイルムA面が溶融フイルムCと接する
ように冷却ロールとプレスロールとで把持して圧
接し、冷却ロール表面で溶融フイルムCを冷却・
固化せしめ、次いで、上記複合フイルム中に埋設
されている線条体を該フイルムA、フイルムC側
に基材シートから引剥がすことによつて、固化し
たフイルムAの層と固化したフイルムCの層を厚
さ方向に貫通する互に平行な多数の引裂端縁を有
する破断部を形成することを特徴とする通気性複
合シートの製造方法。 5 通気性を有する基材シート、互に平行な多数
の線条体、Tダイから溶融押出された直後の熱可
塑性重合体フイルムAおよび予め形成された他の
熱可塑性重合体フイルムまたは金属箔B′とを、
この順序に積層するように、冷却ロールとプレス
ロールとで把持して圧接し、冷却ロール表面で溶
融フイルムAを冷却・固化して複合フイルムを形
成し、次いで、該複合フイルムと、Tダイから溶
融押出された直後の別の熱可塑性重合体フイルム
C′とを、該複合フイルムのフイルムまたは金属箔
B′が溶融フイルムC′と接するように冷却ロールと
プレスロールとで把持して圧接し、冷却ロール表
面で溶融フイルムC′を冷却・固化せしめ、次い
で、上記複合フイルム中に埋設されている線条体
を基材シートから引剥がすことによつて、固化し
たフイルムAの層とフイルムまたは金属箔B′の
層と固化したフイルムC′の層とを厚さ方向に貫通
する互に平行な多数の引裂端縁を有する破断部を
形成することを特徴とする通気性複合シートの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61093240A JPS62249739A (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 通気性複合シ−トおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61093240A JPS62249739A (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 通気性複合シ−トおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62249739A JPS62249739A (ja) | 1987-10-30 |
| JPH0481945B2 true JPH0481945B2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=14076997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61093240A Granted JPS62249739A (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 通気性複合シ−トおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62249739A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6355135B1 (en) | 1993-01-25 | 2002-03-12 | Daikin Industries, Ltd. | Method of laminating gas permeable sheet material |
| DE102007024715B4 (de) * | 2007-05-25 | 2009-04-09 | Leonhard Kurz Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung einer Folie sowie eine Mehrschichtfolie |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5681999U (ja) * | 1979-11-30 | 1981-07-02 | ||
| JPS59136165A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-04 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 粉末状接着剤の塗布方法 |
| JPS60251955A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-12 | Nissan Motor Co Ltd | 塗装用マスキング治具 |
-
1986
- 1986-04-24 JP JP61093240A patent/JPS62249739A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62249739A (ja) | 1987-10-30 |
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