JPH05124675A - 各種薬剤の包材 - Google Patents
各種薬剤の包材Info
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- JPH05124675A JPH05124675A JP3302715A JP30271591A JPH05124675A JP H05124675 A JPH05124675 A JP H05124675A JP 3302715 A JP3302715 A JP 3302715A JP 30271591 A JP30271591 A JP 30271591A JP H05124675 A JPH05124675 A JP H05124675A
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- packaging material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐水性、透気性、強度的に優れ、高速充填包
装が容易な包材用シート、包材に関する。 【構成】 熱可塑性樹脂製の微多孔膜或いは不織布A
と、該シートAとの融点差が10℃以上高い有孔フィル
ム或いは不織布Bとを積層した各種薬剤などの包材用シ
ート及び包材。 【効果】 シート状物Bとして、シートAとの融点差が
10℃以上高いものを使用することにより、袋物などの
包材の製造時に包材用シートの溶断が生じず、また得ら
れた包材もその積層シートのシール部からの切断(エッ
ジ切れ)等が発生せず、薬剤の漏れの恐れがなく、乾燥
剤、鮮度保持剤、脱臭剤、脱酸素剤等の包材として極め
て有効である。
装が容易な包材用シート、包材に関する。 【構成】 熱可塑性樹脂製の微多孔膜或いは不織布A
と、該シートAとの融点差が10℃以上高い有孔フィル
ム或いは不織布Bとを積層した各種薬剤などの包材用シ
ート及び包材。 【効果】 シート状物Bとして、シートAとの融点差が
10℃以上高いものを使用することにより、袋物などの
包材の製造時に包材用シートの溶断が生じず、また得ら
れた包材もその積層シートのシール部からの切断(エッ
ジ切れ)等が発生せず、薬剤の漏れの恐れがなく、乾燥
剤、鮮度保持剤、脱臭剤、脱酸素剤等の包材として極め
て有効である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐水性、透気性に優
れ、且つ強度的にも優れていて、高速充填包装が容易
で、安定して生産できる包材用シート及びそれを用いた
包材に関する。
れ、且つ強度的にも優れていて、高速充填包装が容易
で、安定して生産できる包材用シート及びそれを用いた
包材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種薬剤や食品などの包装材料な
どの包材に対する要求が多様化しており、例えば引張強
度、湿潤強度、透気性、耐水性、耐引裂性、安全性など
多様化した要求が求められている。
どの包材に対する要求が多様化しており、例えば引張強
度、湿潤強度、透気性、耐水性、耐引裂性、安全性など
多様化した要求が求められている。
【0003】これまでに使用されている包材として、例
えば和紙、和紙原料にレーヨン混抄した化繊紙、和紙に
ワリフを貼りつけた複合紙などが使用されているが、引
張強度、湿潤強度、耐水性などに欠けたり、また和紙を
使用するためにリント(紙粉)が発生しやすく、精密機
器や食品等の用途に使い難い。また、耐水性、透気性な
どの特性を有して食品などの内容物の包装に好ましい包
材として、微細孔を持つ不織布なども近年使用されるに
至っているが、ヒートシール性に劣るなど高速充填包装
機械にかかり難いなどの問題がある。
えば和紙、和紙原料にレーヨン混抄した化繊紙、和紙に
ワリフを貼りつけた複合紙などが使用されているが、引
張強度、湿潤強度、耐水性などに欠けたり、また和紙を
使用するためにリント(紙粉)が発生しやすく、精密機
器や食品等の用途に使い難い。また、耐水性、透気性な
どの特性を有して食品などの内容物の包装に好ましい包
材として、微細孔を持つ不織布なども近年使用されるに
至っているが、ヒートシール性に劣るなど高速充填包装
機械にかかり難いなどの問題がある。
【0004】また、不織布及び/又は有孔フィルムなど
の包材が知られているが、透気性を有する部分が限られ
るとか、また非常に微細な内容物がこぼれ落ちる恐れが
あるなどの問題がある。
の包材が知られているが、透気性を有する部分が限られ
るとか、また非常に微細な内容物がこぼれ落ちる恐れが
あるなどの問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、先に不織
布の持つ優れた耐水性と透気性とを生かし、且つ透気性
がシート全体で偏りが少なく、高速充填包装ができる包
材用積層シートを出願したが(特願平2−184059
号など)、この場合、三次元網状不織布に積層された融
点の低い通気性シート状物を袋などの包材にする時に、
積層シートの溶断が生じ易く、また得られた包材もその
積層シートのシール部からの切断(エッジ切れ)等が発
生しがちで薬剤の漏れの恐れがあり、この点を解決する
必要がある。
布の持つ優れた耐水性と透気性とを生かし、且つ透気性
がシート全体で偏りが少なく、高速充填包装ができる包
材用積層シートを出願したが(特願平2−184059
号など)、この場合、三次元網状不織布に積層された融
点の低い通気性シート状物を袋などの包材にする時に、
積層シートの溶断が生じ易く、また得られた包材もその
積層シートのシール部からの切断(エッジ切れ)等が発
生しがちで薬剤の漏れの恐れがあり、この点を解決する
必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
種々検討した結果、熱可塑性樹脂製の微多孔膜或いは熱
可塑性繊維製の不織布(A)に積層するシート状物
(B)として、シート状物(A)との融点差が10℃以
上高いものを使用することにより、上記の問題点のない
包材用シート及びそれからの包材を提供できることを見
出し、本発明を完成するに至った。
種々検討した結果、熱可塑性樹脂製の微多孔膜或いは熱
可塑性繊維製の不織布(A)に積層するシート状物
(B)として、シート状物(A)との融点差が10℃以
上高いものを使用することにより、上記の問題点のない
包材用シート及びそれからの包材を提供できることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は; (A) 熱可塑
性樹脂からなる微多孔膜或いは熱可塑性繊維からなる不
織布と、(B)、シート(A)との融点差が10℃以上
高い有孔フィルム或いは不織布とを積層してなることを
特徴とする、各種薬剤などの包材用シートであり、また 上記包材用シートを積層し、該シートの端を袋状に
シールしてなることを特徴とする、各種薬剤などの包材
である。
性樹脂からなる微多孔膜或いは熱可塑性繊維からなる不
織布と、(B)、シート(A)との融点差が10℃以上
高い有孔フィルム或いは不織布とを積層してなることを
特徴とする、各種薬剤などの包材用シートであり、また 上記包材用シートを積層し、該シートの端を袋状に
シールしてなることを特徴とする、各種薬剤などの包材
である。
【0008】以下、本発明を図面を参照しながら詳細に
説明する。Aは、熱可塑性樹脂からなる微多孔膜或いは
熱可塑性繊維からなる不織布であり、耐水性を有し、透
気性、強度的に優れたシート状物である。Bは、シート
状物Aとの融点差が10℃以上高い有孔フィルム或いは
不織布であり、一般にシート状物Aよりも透気性の大き
いシート状物である。
説明する。Aは、熱可塑性樹脂からなる微多孔膜或いは
熱可塑性繊維からなる不織布であり、耐水性を有し、透
気性、強度的に優れたシート状物である。Bは、シート
状物Aとの融点差が10℃以上高い有孔フィルム或いは
不織布であり、一般にシート状物Aよりも透気性の大き
いシート状物である。
【0009】(A)本発明に用いるシート状物Aは、熱
可塑性樹脂からなる素材であればその原料については特
に制限されないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン系共重合体、プロピレン系共重合体等のポ
リオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネートなどを挙
げることができるが、ポリエチレン、ポリプロピレンが
比較的低融点であるので加工し易く、好ましく使用でき
る。
可塑性樹脂からなる素材であればその原料については特
に制限されないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン系共重合体、プロピレン系共重合体等のポ
リオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネートなどを挙
げることができるが、ポリエチレン、ポリプロピレンが
比較的低融点であるので加工し易く、好ましく使用でき
る。
【0010】シート状物Aの1つである微多孔膜は、一
般にマイクロポーラスフィルムと呼ばれ、特に制限され
るものでないが、例えば孔径0.001〜100μm、
好ましくは0.01〜10μmであり、ガーレー式透気
度が0.1〜10,000秒/100ccで、常圧で水
を通さないものである。
般にマイクロポーラスフィルムと呼ばれ、特に制限され
るものでないが、例えば孔径0.001〜100μm、
好ましくは0.01〜10μmであり、ガーレー式透気
度が0.1〜10,000秒/100ccで、常圧で水
を通さないものである。
【0011】該微多孔膜は、微細孔が得られるなら任意
の手段を適用できるが、一般には熱可塑性樹脂を原料と
して、機械的に不完全延伸する方法、化学的に高分子の
溶解度差を利用する方法、溶媒可溶の固体微粒子を混合
後に溶出する方法、無機フィラーを混入した熱可塑性樹
脂を成膜後、該無機フィラーを抽出する方法等を挙げる
ことができるが、特に抽出法による微多孔化技術が好ま
しく使用される。
の手段を適用できるが、一般には熱可塑性樹脂を原料と
して、機械的に不完全延伸する方法、化学的に高分子の
溶解度差を利用する方法、溶媒可溶の固体微粒子を混合
後に溶出する方法、無機フィラーを混入した熱可塑性樹
脂を成膜後、該無機フィラーを抽出する方法等を挙げる
ことができるが、特に抽出法による微多孔化技術が好ま
しく使用される。
【0012】また、シート状物Aの1つである不織布と
しては、通常フラッシュ紡糸法法により得られる三次元
網状化された透気性不織布が望ましく、目付け10〜2
00g/m2 、厚み50〜500μmのものが一般的で
ある。該不織布の透気度は、一般にガーレー式透気度
(JIS L−1096−B法に準ずる)が1〜500
秒/100cc、好ましくは5〜400秒であって透気性
に優れ、且つ耐水圧(JIS L−1092−B法に準
ずる)が500〜5,000mmH2 O、好ましくは1,
500〜5,000mmH2 Oであって耐水性に優れたも
のである。
しては、通常フラッシュ紡糸法法により得られる三次元
網状化された透気性不織布が望ましく、目付け10〜2
00g/m2 、厚み50〜500μmのものが一般的で
ある。該不織布の透気度は、一般にガーレー式透気度
(JIS L−1096−B法に準ずる)が1〜500
秒/100cc、好ましくは5〜400秒であって透気性
に優れ、且つ耐水圧(JIS L−1092−B法に準
ずる)が500〜5,000mmH2 O、好ましくは1,
500〜5,000mmH2 Oであって耐水性に優れたも
のである。
【0013】(B)次に、本発明に使用するシート状物
Bは、シート状物Aとの融点差が10℃以上高い有孔フ
ィルム或いは不織布であり、一般にシート状物Aよりも
透気性の大きいシート状物である。シート状物Bは、素
材としてシート状物Aとの融点差が10℃以上高けれ
ば、熱可塑性樹脂である必要はない。
Bは、シート状物Aとの融点差が10℃以上高い有孔フ
ィルム或いは不織布であり、一般にシート状物Aよりも
透気性の大きいシート状物である。シート状物Bは、素
材としてシート状物Aとの融点差が10℃以上高けれ
ば、熱可塑性樹脂である必要はない。
【0014】すなわち、シート状物Aとの融点差が10
℃以上高く、その温度で融解しない素材を適宜選定すれ
ば良い。該シート状物Bの1つである有孔フィルムは、
素材としてシート状物Aとの融点差が10℃以上高くあ
れば特に制限されないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ
カーボネート、ポリ塩化ビニリデン、アクリル樹脂等を
挙げることができる。
℃以上高く、その温度で融解しない素材を適宜選定すれ
ば良い。該シート状物Bの1つである有孔フィルムは、
素材としてシート状物Aとの融点差が10℃以上高くあ
れば特に制限されないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ
カーボネート、ポリ塩化ビニリデン、アクリル樹脂等を
挙げることができる。
【0015】該有孔フィルムは、任意の穿孔形成方法に
より容易に作成される。例えば、熱鉄針接触法、レーザ
ー法、針布を用いて機械的に穿孔する方法など種々の方
法を挙げることができ、熱鉄針接触法、機械的に穿孔す
る方法が好ましい。有孔フイルムの穴の大きさ、形状、
穴分布はその用途により適宜選定すれば良いが、例えば
穴の大きさ0.05〜5mm、好ましくは0.2〜2m
m、穴のピッチ3〜30mmが望ましい。
より容易に作成される。例えば、熱鉄針接触法、レーザ
ー法、針布を用いて機械的に穿孔する方法など種々の方
法を挙げることができ、熱鉄針接触法、機械的に穿孔す
る方法が好ましい。有孔フイルムの穴の大きさ、形状、
穴分布はその用途により適宜選定すれば良いが、例えば
穴の大きさ0.05〜5mm、好ましくは0.2〜2m
m、穴のピッチ3〜30mmが望ましい。
【0016】ただ、有孔フイルムの孔径が大きすぎる場
合には、包材とするに当たって、その穴の部分がヒート
シール部分となる時に、ヒートシール後の剥離強力の低
下を招き易く、また孔径がより小さければ、目的とする
透気性のある包材が得難い。
合には、包材とするに当たって、その穴の部分がヒート
シール部分となる時に、ヒートシール後の剥離強力の低
下を招き易く、また孔径がより小さければ、目的とする
透気性のある包材が得難い。
【0017】シート状物Bの1つである不織布は、その
素材として、シート状物Aとの融点差が10℃以上高く
あれば特に制限されないが、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、アクリル樹脂等を使用できる。
素材として、シート状物Aとの融点差が10℃以上高く
あれば特に制限されないが、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリアミド、アクリル樹脂等を使用できる。
【0018】その不織布の製造法としては、例えば、ス
パンボンド法によるものが代表的であり、この方法によ
る不織布であると、連続長繊維であるので、毛羽落ちが
少ないので好ましい。該不織布は、目付け5〜200g
/m2 、厚み0.05〜1mmのものが一般的である。
パンボンド法によるものが代表的であり、この方法によ
る不織布であると、連続長繊維であるので、毛羽落ちが
少ないので好ましい。該不織布は、目付け5〜200g
/m2 、厚み0.05〜1mmのものが一般的である。
【0019】(C)積層;本発明のシート状物A、B
は、次いで積層することにより包材用シートとする。さ
らに、この包材用シートを折り込み、重ね合せ等により
積層し、シールして袋状にすることにより、各種薬剤用
の包材とすることができる。積層手段としては、周知の
接着剤、熱融着等の適用により行われ、特に制限されな
いが、例えば、熱ロールによる熱圧着や部分的に軟化・
融解されたシート状物Aをシート状物B上に熱圧着する
などのヒートシール法、熱エンボスロール間での熱圧着
による法、ホットメルト接着剤、低融点の熱可塑性樹脂
粉末、通常の接着剤などの接着剤法、超音波ミシンによ
る融着・縫製法、ウエルダーによる接着法、ミシンによ
る縫製法などを挙げることができ、熱ロール使用による
ヒートシール法が操作の簡便さなどの点から好ましい。
は、次いで積層することにより包材用シートとする。さ
らに、この包材用シートを折り込み、重ね合せ等により
積層し、シールして袋状にすることにより、各種薬剤用
の包材とすることができる。積層手段としては、周知の
接着剤、熱融着等の適用により行われ、特に制限されな
いが、例えば、熱ロールによる熱圧着や部分的に軟化・
融解されたシート状物Aをシート状物B上に熱圧着する
などのヒートシール法、熱エンボスロール間での熱圧着
による法、ホットメルト接着剤、低融点の熱可塑性樹脂
粉末、通常の接着剤などの接着剤法、超音波ミシンによ
る融着・縫製法、ウエルダーによる接着法、ミシンによ
る縫製法などを挙げることができ、熱ロール使用による
ヒートシール法が操作の簡便さなどの点から好ましい。
【0020】この場合に、シート状物A(微多孔膜或い
は三次元網状不織布)の融点がシート状物Bに比して低
いので、包材にした時に積層・シールした箇所でのエッ
ジ切れを生ずることがない。
は三次元網状不織布)の融点がシート状物Bに比して低
いので、包材にした時に積層・シールした箇所でのエッ
ジ切れを生ずることがない。
【0021】本発明の包材用シートは、上記シート状物
A、シート状物Bの単独の組み合わせに限らず、シート
状物A、Bの2層以上の多層体でも良く、例えばポリエ
チレン不織布A+ポリエチレン微多孔膜A+ポリプロピ
レン有孔フィルムBなど、シート状物A、Bのそれぞれ
異なる及び/又は同じものを組み合わせた多層シート状
物を用いることが出来る。
A、シート状物Bの単独の組み合わせに限らず、シート
状物A、Bの2層以上の多層体でも良く、例えばポリエ
チレン不織布A+ポリエチレン微多孔膜A+ポリプロピ
レン有孔フィルムBなど、シート状物A、Bのそれぞれ
異なる及び/又は同じものを組み合わせた多層シート状
物を用いることが出来る。
【0022】このような構成にすることにより、例えば
ポリエチレン不織布Aによりポリエチレン微多孔膜Aの
強度を補強し、且つポリプロピレン有孔フィルムBによ
り通気度のコントロールをすることが出来る。本発明の
包材用シートは、必要に応じてシート状物A、Bのいず
れかに、特に袋状にシールして包材とした時に通常外層
となるシート状物Bに印刷を施し、包材としての外観を
高めることができる。
ポリエチレン不織布Aによりポリエチレン微多孔膜Aの
強度を補強し、且つポリプロピレン有孔フィルムBによ
り通気度のコントロールをすることが出来る。本発明の
包材用シートは、必要に応じてシート状物A、Bのいず
れかに、特に袋状にシールして包材とした時に通常外層
となるシート状物Bに印刷を施し、包材としての外観を
高めることができる。
【0023】(D)包材の製造;本発明の包材用シート
は、その後、各種薬剤などの内容物に応じて適時形状の
袋状に折り込み、重ね合せなどにより積層し、シールし
て包材とする。この場合、シール手段としては上記積層
段階に使用した手段がそのまま適用できるが、高速充填
(シール)包装が最も一般的である。
は、その後、各種薬剤などの内容物に応じて適時形状の
袋状に折り込み、重ね合せなどにより積層し、シールし
て包材とする。この場合、シール手段としては上記積層
段階に使用した手段がそのまま適用できるが、高速充填
(シール)包装が最も一般的である。
【0024】包材中の内容物としては、特に用途的に限
定されるものではないが、例えば生石灰、シリカゲル、
塩化カルシウムなどの乾燥剤、除湿剤包材;鉄粉などの
脱酸素剤包材;消臭剤、鮮度保持剤などの包材を挙げる
ことができる。
定されるものではないが、例えば生石灰、シリカゲル、
塩化カルシウムなどの乾燥剤、除湿剤包材;鉄粉などの
脱酸素剤包材;消臭剤、鮮度保持剤などの包材を挙げる
ことができる。
【0025】図1〜2に基いて、本発明の包材の製造を
説明する。図1は、袋状にヒートシールされた本発明に
よる包材の断面を示す模式図である。図2は、図1のA
−A’線での部分断面図であり、ヒートシール部を示し
ている。
説明する。図1は、袋状にヒートシールされた本発明に
よる包材の断面を示す模式図である。図2は、図1のA
−A’線での部分断面図であり、ヒートシール部を示し
ている。
【0026】例えば、本発明の包材用シートを高速充填
包装機にかけ、内容物を充填し、ヒートシールにより製
袋され、包材とされる。この場合に図1に示されるよう
に、シート状物Aであるルクサーが融けることによりヒ
ートシールされ、A層が内側に向かい合った形で包材が
構成される。A層単独では、ヒートシールして袋状にし
た場合、ヒートシール部の強度低下によってシール部分
の切れが発生する場合がある。しかし、B層が積層さ
れ、接着されていると、こうした切れを抑える効果があ
る。
包装機にかけ、内容物を充填し、ヒートシールにより製
袋され、包材とされる。この場合に図1に示されるよう
に、シート状物Aであるルクサーが融けることによりヒ
ートシールされ、A層が内側に向かい合った形で包材が
構成される。A層単独では、ヒートシールして袋状にし
た場合、ヒートシール部の強度低下によってシール部分
の切れが発生する場合がある。しかし、B層が積層さ
れ、接着されていると、こうした切れを抑える効果があ
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、これらは本発明の範囲を制限しない。。
るが、これらは本発明の範囲を制限しない。。
【実施例1】図3は、本発明に従う包材用シートの1例
の積層構造を示す模式図である。図4は、図3のA−
A’線での断面図であり、本発明に従う包材用シートの
積層構造を拡大して示したものである。
の積層構造を示す模式図である。図4は、図3のA−
A’線での断面図であり、本発明に従う包材用シートの
積層構造を拡大して示したものである。
【0028】図3〜4に示すパターンで、融点170
℃、厚み20μmの熱鉄針で穿孔した孔径0.5mm、
5mmピッチの有孔ポリプロピレンフィルムに、アクリ
ル共重合体エマルジョン系接着剤を塗布し、次に融点1
19℃、厚み50μm、目付け45g/m2 の微多孔膜
に貼り合わせ、70℃で1分間乾燥させて積層シートを
得た。
℃、厚み20μmの熱鉄針で穿孔した孔径0.5mm、
5mmピッチの有孔ポリプロピレンフィルムに、アクリ
ル共重合体エマルジョン系接着剤を塗布し、次に融点1
19℃、厚み50μm、目付け45g/m2 の微多孔膜
に貼り合わせ、70℃で1分間乾燥させて積層シートを
得た。
【0029】
【実施例2】微多孔膜の代わりに、フラッシュ紡糸法に
より得られた三次元網状ポリエチレン製不織布(旭化成
工業(株)製登録商標名「ルクサー」;厚み130μ
m、目付け40g/m2 、ガーレー式透気度13秒/1
00cc、融点139℃)を用いる点を除いて、実施例1
と同様の操作で積層シートを得た。
より得られた三次元網状ポリエチレン製不織布(旭化成
工業(株)製登録商標名「ルクサー」;厚み130μ
m、目付け40g/m2 、ガーレー式透気度13秒/1
00cc、融点139℃)を用いる点を除いて、実施例1
と同様の操作で積層シートを得た。
【0030】
【比較例1】図3〜4に示すパターンで、融点141
℃、厚み20μmの有孔ポリエチレンフィルムに、実施
例1で使用したと同じアクリル共重合体エマルジョン系
接着剤を塗布し、次にフラッシュ紡糸法により得られた
三次元網状ポリエチレン製不織布(旭化成工業(株)製
登録商標名「ルクサー」;厚み130μm、目付け40
g/m2 、ガーレー式透気度13秒/100cc、融点1
39℃)に貼り合わせ、70℃で1分間乾燥させて積層
シートを得た。
℃、厚み20μmの有孔ポリエチレンフィルムに、実施
例1で使用したと同じアクリル共重合体エマルジョン系
接着剤を塗布し、次にフラッシュ紡糸法により得られた
三次元網状ポリエチレン製不織布(旭化成工業(株)製
登録商標名「ルクサー」;厚み130μm、目付け40
g/m2 、ガーレー式透気度13秒/100cc、融点1
39℃)に貼り合わせ、70℃で1分間乾燥させて積層
シートを得た。
【0031】得られた3種の積層シートを四方シール方
式の高速充填包装機にて、塩化カルシウムを入れ、ヒー
トシールして製袋した。実施例1〜2の積層シートで
は、溶融切断の問題もなく、良好なものであった。一
方、比較例の積層シートでは、一時停止等の時に切断
し、ロールに巻き付く等の問題が生じた。更に、得られ
た袋は、一部にシール部からの切断(エッジ切れ)等が
生じるために、薬剤の漏れの起こる袋があった。
式の高速充填包装機にて、塩化カルシウムを入れ、ヒー
トシールして製袋した。実施例1〜2の積層シートで
は、溶融切断の問題もなく、良好なものであった。一
方、比較例の積層シートでは、一時停止等の時に切断
し、ロールに巻き付く等の問題が生じた。更に、得られ
た袋は、一部にシール部からの切断(エッジ切れ)等が
生じるために、薬剤の漏れの起こる袋があった。
【0032】
【発明の効果】本発明の包材用シートは、熱可塑性樹脂
製の微多孔膜或いは不織布(A)に積層する透気性を有
するシート状物(B)として、シート状物(A)との融
点差が10℃以上高いものを使用することにより、袋物
などの包材の製造時に包材用シートの溶断が生じず、ま
た得られた包材もその積層シートのシール部からの切断
(エッジ切れ)等が発生せず、薬剤の漏れの恐れがな
い。
製の微多孔膜或いは不織布(A)に積層する透気性を有
するシート状物(B)として、シート状物(A)との融
点差が10℃以上高いものを使用することにより、袋物
などの包材の製造時に包材用シートの溶断が生じず、ま
た得られた包材もその積層シートのシール部からの切断
(エッジ切れ)等が発生せず、薬剤の漏れの恐れがな
い。
【0033】また、本発明の包材用シートは、耐水性、
透気性に優れ、且つ強度的にも優れている。従って、本
発明の包材用シートは、高速充填包装機にかけるのに好
適な特徴を有しているために、乾燥剤、鮮度保持剤、脱
臭剤、脱酸素剤等の包材として極めて有効である。
透気性に優れ、且つ強度的にも優れている。従って、本
発明の包材用シートは、高速充填包装機にかけるのに好
適な特徴を有しているために、乾燥剤、鮮度保持剤、脱
臭剤、脱酸素剤等の包材として極めて有効である。
【図1】袋状にヒートシールされた本発明による包材の
断面を示す模式図である。
断面を示す模式図である。
【図2】図1のA−A’線での部分断面図であり、ヒー
トシール部を示している。
トシール部を示している。
【図3】本発明に従う包材用シートの1例の積層構造を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図4】図3のA−A’線での断面図であり、本発明に
従う包材用シートの積層構造を拡大して示したものであ
る。
従う包材用シートの積層構造を拡大して示したものであ
る。
1 ルクサーA 2 有孔フィルムB 3 内容物 4 ヒートシール部 5 折り返し 6 接着剤 7 フィルムの孔
Claims (2)
- 【請求項1】 (A) 熱可塑性樹脂からなる微多孔膜
或いは熱可塑性繊維からなる不織布と、 (B)、シート(A)との融点差が10℃以上高い有孔
フィルム或いは不織布とを積層してなることを特徴とす
る、各種薬剤などの包材用シート。 - 【請求項2】 上記包材用シートを積層し、該シートの
端を袋状にシールしてなることを特徴とする、各種薬剤
などの包材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302715A JPH05124675A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 各種薬剤の包材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302715A JPH05124675A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 各種薬剤の包材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05124675A true JPH05124675A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17912307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3302715A Withdrawn JPH05124675A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 各種薬剤の包材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05124675A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0826332A (ja) * | 1994-07-12 | 1996-01-30 | Teijin Ltd | 微粉体包装用フィルム及びこれを用いた袋体 |
| JPH10114358A (ja) * | 1996-10-07 | 1998-05-06 | Rengo Co Ltd | 水反応性薬剤の包装体 |
| JP2001138425A (ja) * | 1999-11-15 | 2001-05-22 | Asahi Kasei Corp | 防水・透湿性不織布 |
| JP2003231552A (ja) * | 2002-02-06 | 2003-08-19 | Kurosawa:Kk | 石灰等乾燥剤用包材、石灰等乾燥剤の包装用袋、及び石灰等乾燥剤の包装体 |
| WO2016190411A1 (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-01 | キョーラク株式会社 | 二重容器 |
| JP2016222343A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | キョーラク株式会社 | 二重容器 |
| WO2017179529A1 (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | キョーラク株式会社 | 積層剥離容器 |
| CN107614387A (zh) * | 2015-05-28 | 2018-01-19 | 京洛株式会社 | 双层容器 |
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| JP2026503741A (ja) * | 2023-07-14 | 2026-01-29 | 江蘇青▲ゆぃん▼新材料有限公司 | 低ヘイズ減衰率のフラッシュ蒸発材料 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3302715A patent/JPH05124675A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20180011218A (ko) * | 2015-05-28 | 2018-01-31 | 교라꾸 가부시끼가이샤 | 이중 용기 |
| US10479545B2 (en) | 2015-05-28 | 2019-11-19 | Kyoraku Co., Ltd. | Double container |
| JP2016222343A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | キョーラク株式会社 | 二重容器 |
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| CN109071059A (zh) * | 2016-04-15 | 2018-12-21 | 京洛株式会社 | 层叠剥离容器 |
| WO2017179529A1 (ja) * | 2016-04-15 | 2017-10-19 | キョーラク株式会社 | 積層剥離容器 |
| US10752395B2 (en) | 2016-04-15 | 2020-08-25 | Kyoraku Co., Ltd. | Delaminatable container |
| CN112173336A (zh) * | 2016-04-15 | 2021-01-05 | 京洛株式会社 | 层叠剥离容器 |
| CN114834719A (zh) * | 2016-04-15 | 2022-08-02 | 京洛株式会社 | 层叠剥离容器 |
| CN114834720A (zh) * | 2016-04-15 | 2022-08-02 | 京洛株式会社 | 层叠剥离容器 |
| CN114834719B (zh) * | 2016-04-15 | 2024-06-11 | 京洛株式会社 | 层叠剥离容器 |
| JP2018052580A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | キョーラク株式会社 | 積層剥離容器 |
| JP2026503741A (ja) * | 2023-07-14 | 2026-01-29 | 江蘇青▲ゆぃん▼新材料有限公司 | 低ヘイズ減衰率のフラッシュ蒸発材料 |
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|---|---|---|---|
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