JPH048215Y2 - - Google Patents
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- JPH048215Y2 JPH048215Y2 JP1983006244U JP624483U JPH048215Y2 JP H048215 Y2 JPH048215 Y2 JP H048215Y2 JP 1983006244 U JP1983006244 U JP 1983006244U JP 624483 U JP624483 U JP 624483U JP H048215 Y2 JPH048215 Y2 JP H048215Y2
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- Japan
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- plate
- pin
- mounting
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Description
本考案は2つのリンクプレートと4つのピンと
からなる蝶番に関するものである。
からなる蝶番に関するものである。
近年、2つのリンクプレートと4つのピンとか
らなる蝶番は、3つ以上のリンクプレートからな
る蝶番に比べ簡素化された構造であるので多用さ
れてきているが、構造上次のような欠点がある。
即ち、2つのリンクプレートと4つのピンとから
なる蝶番にあつては、2つのリンクプレートのプ
レート面が湾曲せしめられてピンの径方向へ平行
に上下に並べられているので、いつぱいに開いた
とき、リンクプレートのプレート面が互いに衝突
して開き度合を大きくできない。 しかも、リンクプレートのプレート面がピンの
径方向に向けられているので、リンクプレートの
耐久性に不都合がある。つまり、開閉時におい
て、一方のリンクプレートのプレート面が引張り
を受け、他方のリンクプレートのプレート面が圧
縮を受ける。この引張りと圧縮はリンクプレート
の一部が略平行になつたとき最も大きい。しか
も、リンクプレートは引張りよりも圧縮に対する
強度が弱く、容易に塑性変形を起こしたり、切断
を生じる。また、開き過ぎた場合にあつては、リ
ンクプレートの衝突部分を作用点として両リンク
プレートが圧縮を受け、曲げ変形されることがあ
る。 ところで、蝶番の開き度合を大きくするため
に、2つのリンクプレートをピンの軸方向へ並設
したものが実開昭50−54462号公報にて提案され
ている。
らなる蝶番は、3つ以上のリンクプレートからな
る蝶番に比べ簡素化された構造であるので多用さ
れてきているが、構造上次のような欠点がある。
即ち、2つのリンクプレートと4つのピンとから
なる蝶番にあつては、2つのリンクプレートのプ
レート面が湾曲せしめられてピンの径方向へ平行
に上下に並べられているので、いつぱいに開いた
とき、リンクプレートのプレート面が互いに衝突
して開き度合を大きくできない。 しかも、リンクプレートのプレート面がピンの
径方向に向けられているので、リンクプレートの
耐久性に不都合がある。つまり、開閉時におい
て、一方のリンクプレートのプレート面が引張り
を受け、他方のリンクプレートのプレート面が圧
縮を受ける。この引張りと圧縮はリンクプレート
の一部が略平行になつたとき最も大きい。しか
も、リンクプレートは引張りよりも圧縮に対する
強度が弱く、容易に塑性変形を起こしたり、切断
を生じる。また、開き過ぎた場合にあつては、リ
ンクプレートの衝突部分を作用点として両リンク
プレートが圧縮を受け、曲げ変形されることがあ
る。 ところで、蝶番の開き度合を大きくするため
に、2つのリンクプレートをピンの軸方向へ並設
したものが実開昭50−54462号公報にて提案され
ている。
しかしながら、上記蝶番と同様に各リンクプレ
ートのプレート面が湾曲してピンの径方向へ向け
られているので、リンクプレートの耐久性に問題
がある。しかも、ピンの軸方向の幅(以下板幅と
いう)を大きくさせないために、リンクプレート
の板幅が約1/2以下となり、リンクプレートの塑
性変形や切断に対する強度が低下してしまう。 また、板幅を小さくするために、2つのリンク
プレートをピンの径方向へ上下に並べたものが、
登録意匠第448789号公報にて提案されているが、
この構造にあつては各リンクプレートの板幅を小
さくすることによつて板幅の縮小を達成してい
る。したがつて、スライド蝶番の開き度合を大き
くできないうえ、リンクプレートの強度にも問題
がある。 本考案は前述した従来の実情に鑑み、スライド
蝶番の開き度合を大きくすることができ、かつ引
張りや圧縮に対するリンクプレートの耐久性を向
上させ、しかも蝶番の板幅をも小さくすることが
できる蝶番を提案するものである。
ートのプレート面が湾曲してピンの径方向へ向け
られているので、リンクプレートの耐久性に問題
がある。しかも、ピンの軸方向の幅(以下板幅と
いう)を大きくさせないために、リンクプレート
の板幅が約1/2以下となり、リンクプレートの塑
性変形や切断に対する強度が低下してしまう。 また、板幅を小さくするために、2つのリンク
プレートをピンの径方向へ上下に並べたものが、
登録意匠第448789号公報にて提案されているが、
この構造にあつては各リンクプレートの板幅を小
さくすることによつて板幅の縮小を達成してい
る。したがつて、スライド蝶番の開き度合を大き
くできないうえ、リンクプレートの強度にも問題
がある。 本考案は前述した従来の実情に鑑み、スライド
蝶番の開き度合を大きくすることができ、かつ引
張りや圧縮に対するリンクプレートの耐久性を向
上させ、しかも蝶番の板幅をも小さくすることが
できる蝶番を提案するものである。
上記課題を解決するための本考案は、2つのリ
ンクプレートが各プレート面を平板状に形成され
るとともに各プレート面を各ピンの軸方向と交差
する方向に向けてそれぞれ並設され、上記各リン
クプレートがプレート面の輪郭を両取付部材に向
けて突出するく字形とコ字形とにそれぞれ形成さ
れ、各プレート面のく字形とコ字形の両端には各
軸受孔が設けられて各ピンが異なる位置に枢着さ
れることを特徴とするものである。
ンクプレートが各プレート面を平板状に形成され
るとともに各プレート面を各ピンの軸方向と交差
する方向に向けてそれぞれ並設され、上記各リン
クプレートがプレート面の輪郭を両取付部材に向
けて突出するく字形とコ字形とにそれぞれ形成さ
れ、各プレート面のく字形とコ字形の両端には各
軸受孔が設けられて各ピンが異なる位置に枢着さ
れることを特徴とするものである。
各リンクプレートは平板状を呈するプレート面
がピンの軸方向に並ぶ別々の平面内に位置し、且
つプレート面のく字形とコ字形の輪郭両端が上下
左右の異なる位置にピン止されている。 扉の開閉時には、各リンクプレートが互いに
別々の平面内でピン軸方向と横切り、衝突せずに
開閉される。 また、開閉時の引張りと圧縮は、プレート面の
く字形とコ字形の輪郭方向に対して負担されてい
る。
がピンの軸方向に並ぶ別々の平面内に位置し、且
つプレート面のく字形とコ字形の輪郭両端が上下
左右の異なる位置にピン止されている。 扉の開閉時には、各リンクプレートが互いに
別々の平面内でピン軸方向と横切り、衝突せずに
開閉される。 また、開閉時の引張りと圧縮は、プレート面の
く字形とコ字形の輪郭方向に対して負担されてい
る。
以下、第1図〜第4図について本考案の蝶番の
一実施例を説明する。 第1図示のように、扉Cの基部側上下には蝶番
Aの一方の取付部材1が夫々埋め込まれた状態で
固定され、枠体Bの上框b1、下框b2には蝶番
Aの他方の取付部材2が夫々固定されている。上
記両取付部材1,2は2つのリンクプレート3,
4と4つのピン5,6,7,8とによつて開閉自
在に連結されている。また、扉の自由端側上部に
は扉キヤツチDの係合部材d1が固定され、枠体
Bの上框b1には係合孔d2が開口されている。 第2図示のように、調整Aの一方の取付部材1
は小判形の装着部10を備え、装着部10の長手
方向一半部はブロツク11になつており、このブ
ロツク11には2つのリンクプレート3,4を
別々にはめ込むための装着溝12,13が刻設さ
れる。 第3図示のように、一方のピン5は一方の装着
溝12だけを貫通し、他方のピン6は他方の装着
溝13だけを貫通する。さらに、第4図示のよう
に、一方のピン5は他方のピン6よりも下部即ち
扉Cの表面側に位置され、かつ他方のピン6より
も他方の取付部材2から離れて位置される。 さらにまた、第2図示のように、装着部10の
長手方向他半部は凹状の収納室14になつてお
り、この収納室14には上記装着溝12,13が
それぞれ連動開放されている。装着部10の上部
両側には取付片15,15が水平状に突出され、
各取付片15のサラ穴16から取付ねじEで一方
の取付部材1が扉Cに固定される(図1参照)。 前記他方の取付部材2は、第2図示のように水
平状の取付片20を備え、この取付片20にはサ
ラ穴21と鍵穴状の取付孔22が穿たれている。
したがつて、第4図示のように、上記取付片20
の底面を枠体Bの上框b1と下框b2の各前面に
あてがい、サラ穴21と取付孔22とから取付ね
じFを上框b1と下框b2に向けてねじ込むこと
によつて、他方の取付部材2が枠体Bに固定され
る。また、第2図示のように、取付片20の一側
には支持片23が立上げられており、この支持片
23は前記収納室14に収納される大きさで、支
持片23には2つのピン7,8を別々に固定する
ための装着孔24,25が穿たれている。一方の
ピン7は取付片20の反対側へ水平状に突出さ
れ、他方のピン8は取付片20の同一側へ水平状
に突出される。この両ピン7,8の軸心は略平行
になつている。上記一方のピン7は他方のピン8
よりも上部即ち扉C側に位置される。 前記一方のリンクプレート3は平板状を呈する
プレート面30を備え、他方のリンクプレート4
は平板状を呈するプレート面40を備える。一方
のリンクプレート3のプレート面30は輪郭を略
く字形に形成し、そのく字形両端にはそれぞれ軸
受孔31,32が穿たれている。他方のリンクプ
レート4のプレート面40はその輪郭を略コ字形
に形成し、そのコ字形両端にはそれぞれ軸受孔4
1,42が穿たれている。 次に、上記構成の蝶番Aの組立について説明す
る。 一方のリンクプレート3の一端はプレート面3
0を装着溝12に沿わせてはめ込まれた後軸受孔
31と装着孔17を会合させ、ピン5が装着孔1
7から軸受孔31に貫挿される。一方のリンクプ
レート3の他端はプレート面30を支持片23の
板面に沿わせて軸受け孔32と装着孔24を会合
させた後ピン7が軸受孔32から装着孔24に貫
挿される。このとき、一方のリンクプレート3と
支持片23との間にはリング状のカラー50が介
装される。他方のリンクプレート4も上記一方の
リンクプレート3と同様に、その各両端がピン
6,8によつて両取付部材1,2に回動自在に固
定される。これによつて、2つのリンクプレート
3,4は支持片23とスペーサブロツク19とを
挟んでピンの軸心方向に並設されて開閉自在に連
結される。 さて、扉Cを閉じた場合、第4図の実線示のよ
うに支持片23の一部と2つのリンクプレート
3,4の一部とが収納室14に収納される。な
お、符号Gは扉Cと枠体Bとの間に介装されたシ
ール部材であつて、このシール部材Gは弾性材か
らなつており、扉Cの裏面に固定されている。 第1図示のように開扉した場合、他方の取付部
材2に位置する2つの固定するピン7,8を回動
中心としつつ共働する2つのリンクプレート3,
4の運動によつて、扉Cは第4図の実線示から仮
想線示の位置へ移動し、扉Cが開扉される。この
とき、一方のピン5は開扉にしたがつて一点鎖線
11上を移動する。また、他方のピン6は一点鎖
線12上を移動する。そして、2つのリンクプレ
ート3,4はそれぞれ仮想線示の位置へと移動す
るので、シール部材G側に位置する扉Cの裏面部
分cと一方の取付部材1の上部端部分1aとが一
方のリンクプレート3のコ字形の内側窪み部分3
3と他方のリンクプレート4のく字形の内側窪み
部分43に位置される。 一方、前述した構成によれば、一方のリンクプ
レート3を一方の取付部材1に結合し、かつ開扉
時に仮想線11上を移動する移動のピン5と、一
方のリンクプレート3を他方の取付部材2に結合
し、かつ開扉時には回動中心となる固定のピン7
とは他方のリンクプレート4の運動軌跡内に位置
されていない。また、他方のリンクプレート4を
一方の取付部材1に結合し、かつ開扉時に仮想線
12上を移動する移動のピン6は一方のリンクプ
レート3の運動軌跡内に位置されてない。しかも
一方のリンクプレート3と他方のリンクプレート
4はピン5の軸心方向に並ぶ別々の平面内を運動
する。この結果、開扉時と閉扉時において両リン
クプレート3,4が互いに衝突せず、しかも一方
のリンクプレート3が他方のリンクプレート4に
関係するピン6の軸心方向側方をよぎり、さらに
他方のリンクプレート4が一方のリンクプレート
に関係するピン5,7の軸心方向側方をよぎる。
したがつて、開き度合は従来のものより大きくな
る。 また、前記実施例によれば、両リンクプレート
3,4のプレート面30,40がそれぞれピン5
〜8と交差する方向に向けられているので、引張
りと圧縮に対する両リンクプレート3,4の強度
が向上される。しかも、両リンクプレート3,4
の板厚を従来の板厚よりも厚くしたとしても、ス
ライド蝶番Aの板幅が小さくなる。 ところで、前記実施例によれは、スライド蝶番
Aを枠体Bの上框b1と下框b2に固定させたの
で、枠体Bの収納室H内にスライド蝶番Aが突出
させられない。この結果、枠体Bの収納室Hを広
く使用することができる。 第5図と第6図について本考案の他の実施例の
詳細を説明する。この他の実施例の蝶番Aの他方
の取付部材2Aは枠体Bの収納室Hの側壁Iに取
付座Jを介して固定される。一方の取付部材1A
は扉Cの裏面に固定され、かつ開扉時において他
方の取付部材2Aの前方に配される。上記他方の
取付部材2Aは断面視コ字状に細長くなつてお
り、相対向する側壁26,26の前端にはそれぞ
れ支持片23A,23Bが延設される。この一方
の支持片23Aには輪郭をく字状とする平板状プ
レート面30Aを有する一方のリンクプレート3
Aの一端がピン7Aにて回動自在に結合され、こ
の一方のリンクプレート3Aの他端は、一方の取
付部材1Aにピン5Aにて回動自在に結合され
る。輪郭をコ字状とする平板状プレート面40A
を有するリンクプレート4Aの一端は、上記他方
の支持片23Bにピン8Aにて回動自在に結合さ
れ、リンクプレート4Aの他端は一方の取付部材
1Aにピン6Aにて回動自在結合される。したが
つて、この変形例によれば、両取付部材1A,2
A並びに蝶番Aの組付における基本構成を抜本的
に変更せずに、2つのリンクプレート3A,4A
と4つのピン5A〜8Aを変更することにより、
容易に実施できる。 上記他例における他方のリンクプレート2Aに
おける他方の支持片23Bを設けずに、装着孔2
4Aを一方の支持片23Aに穿ち、この一方の支
持片23Aの両側に2つのリンクプレート3A,
4Aを取付ることも可能である。 前記各実施例におけるピン5〜8,5Aから8
Aは各取付部材1,2,1A,2Aに螺着させて
もよい。 前記各実施例におけるスペーサブロツク19,
19Aは設けなくてもよい。この場合、装着溝1
2,13,12A,13Aは一つに連結される。
この場合、ピン5,6,5A,6Aに頭部を大径
に形成し、この頭部にてリンクプレート3,4,
3A,4Aの抜止めを行えばよい。この頭部を有
するピンを装着孔に取付けるには、装着孔17,
18,17A,18Aの軸心方向に位置してブロ
ツクにピンの頭部が通る貫通孔を穿ち、この貫通
孔からピンを装着孔17,18,17A,18A
に取付ければよい。
一実施例を説明する。 第1図示のように、扉Cの基部側上下には蝶番
Aの一方の取付部材1が夫々埋め込まれた状態で
固定され、枠体Bの上框b1、下框b2には蝶番
Aの他方の取付部材2が夫々固定されている。上
記両取付部材1,2は2つのリンクプレート3,
4と4つのピン5,6,7,8とによつて開閉自
在に連結されている。また、扉の自由端側上部に
は扉キヤツチDの係合部材d1が固定され、枠体
Bの上框b1には係合孔d2が開口されている。 第2図示のように、調整Aの一方の取付部材1
は小判形の装着部10を備え、装着部10の長手
方向一半部はブロツク11になつており、このブ
ロツク11には2つのリンクプレート3,4を
別々にはめ込むための装着溝12,13が刻設さ
れる。 第3図示のように、一方のピン5は一方の装着
溝12だけを貫通し、他方のピン6は他方の装着
溝13だけを貫通する。さらに、第4図示のよう
に、一方のピン5は他方のピン6よりも下部即ち
扉Cの表面側に位置され、かつ他方のピン6より
も他方の取付部材2から離れて位置される。 さらにまた、第2図示のように、装着部10の
長手方向他半部は凹状の収納室14になつてお
り、この収納室14には上記装着溝12,13が
それぞれ連動開放されている。装着部10の上部
両側には取付片15,15が水平状に突出され、
各取付片15のサラ穴16から取付ねじEで一方
の取付部材1が扉Cに固定される(図1参照)。 前記他方の取付部材2は、第2図示のように水
平状の取付片20を備え、この取付片20にはサ
ラ穴21と鍵穴状の取付孔22が穿たれている。
したがつて、第4図示のように、上記取付片20
の底面を枠体Bの上框b1と下框b2の各前面に
あてがい、サラ穴21と取付孔22とから取付ね
じFを上框b1と下框b2に向けてねじ込むこと
によつて、他方の取付部材2が枠体Bに固定され
る。また、第2図示のように、取付片20の一側
には支持片23が立上げられており、この支持片
23は前記収納室14に収納される大きさで、支
持片23には2つのピン7,8を別々に固定する
ための装着孔24,25が穿たれている。一方の
ピン7は取付片20の反対側へ水平状に突出さ
れ、他方のピン8は取付片20の同一側へ水平状
に突出される。この両ピン7,8の軸心は略平行
になつている。上記一方のピン7は他方のピン8
よりも上部即ち扉C側に位置される。 前記一方のリンクプレート3は平板状を呈する
プレート面30を備え、他方のリンクプレート4
は平板状を呈するプレート面40を備える。一方
のリンクプレート3のプレート面30は輪郭を略
く字形に形成し、そのく字形両端にはそれぞれ軸
受孔31,32が穿たれている。他方のリンクプ
レート4のプレート面40はその輪郭を略コ字形
に形成し、そのコ字形両端にはそれぞれ軸受孔4
1,42が穿たれている。 次に、上記構成の蝶番Aの組立について説明す
る。 一方のリンクプレート3の一端はプレート面3
0を装着溝12に沿わせてはめ込まれた後軸受孔
31と装着孔17を会合させ、ピン5が装着孔1
7から軸受孔31に貫挿される。一方のリンクプ
レート3の他端はプレート面30を支持片23の
板面に沿わせて軸受け孔32と装着孔24を会合
させた後ピン7が軸受孔32から装着孔24に貫
挿される。このとき、一方のリンクプレート3と
支持片23との間にはリング状のカラー50が介
装される。他方のリンクプレート4も上記一方の
リンクプレート3と同様に、その各両端がピン
6,8によつて両取付部材1,2に回動自在に固
定される。これによつて、2つのリンクプレート
3,4は支持片23とスペーサブロツク19とを
挟んでピンの軸心方向に並設されて開閉自在に連
結される。 さて、扉Cを閉じた場合、第4図の実線示のよ
うに支持片23の一部と2つのリンクプレート
3,4の一部とが収納室14に収納される。な
お、符号Gは扉Cと枠体Bとの間に介装されたシ
ール部材であつて、このシール部材Gは弾性材か
らなつており、扉Cの裏面に固定されている。 第1図示のように開扉した場合、他方の取付部
材2に位置する2つの固定するピン7,8を回動
中心としつつ共働する2つのリンクプレート3,
4の運動によつて、扉Cは第4図の実線示から仮
想線示の位置へ移動し、扉Cが開扉される。この
とき、一方のピン5は開扉にしたがつて一点鎖線
11上を移動する。また、他方のピン6は一点鎖
線12上を移動する。そして、2つのリンクプレ
ート3,4はそれぞれ仮想線示の位置へと移動す
るので、シール部材G側に位置する扉Cの裏面部
分cと一方の取付部材1の上部端部分1aとが一
方のリンクプレート3のコ字形の内側窪み部分3
3と他方のリンクプレート4のく字形の内側窪み
部分43に位置される。 一方、前述した構成によれば、一方のリンクプ
レート3を一方の取付部材1に結合し、かつ開扉
時に仮想線11上を移動する移動のピン5と、一
方のリンクプレート3を他方の取付部材2に結合
し、かつ開扉時には回動中心となる固定のピン7
とは他方のリンクプレート4の運動軌跡内に位置
されていない。また、他方のリンクプレート4を
一方の取付部材1に結合し、かつ開扉時に仮想線
12上を移動する移動のピン6は一方のリンクプ
レート3の運動軌跡内に位置されてない。しかも
一方のリンクプレート3と他方のリンクプレート
4はピン5の軸心方向に並ぶ別々の平面内を運動
する。この結果、開扉時と閉扉時において両リン
クプレート3,4が互いに衝突せず、しかも一方
のリンクプレート3が他方のリンクプレート4に
関係するピン6の軸心方向側方をよぎり、さらに
他方のリンクプレート4が一方のリンクプレート
に関係するピン5,7の軸心方向側方をよぎる。
したがつて、開き度合は従来のものより大きくな
る。 また、前記実施例によれば、両リンクプレート
3,4のプレート面30,40がそれぞれピン5
〜8と交差する方向に向けられているので、引張
りと圧縮に対する両リンクプレート3,4の強度
が向上される。しかも、両リンクプレート3,4
の板厚を従来の板厚よりも厚くしたとしても、ス
ライド蝶番Aの板幅が小さくなる。 ところで、前記実施例によれは、スライド蝶番
Aを枠体Bの上框b1と下框b2に固定させたの
で、枠体Bの収納室H内にスライド蝶番Aが突出
させられない。この結果、枠体Bの収納室Hを広
く使用することができる。 第5図と第6図について本考案の他の実施例の
詳細を説明する。この他の実施例の蝶番Aの他方
の取付部材2Aは枠体Bの収納室Hの側壁Iに取
付座Jを介して固定される。一方の取付部材1A
は扉Cの裏面に固定され、かつ開扉時において他
方の取付部材2Aの前方に配される。上記他方の
取付部材2Aは断面視コ字状に細長くなつてお
り、相対向する側壁26,26の前端にはそれぞ
れ支持片23A,23Bが延設される。この一方
の支持片23Aには輪郭をく字状とする平板状プ
レート面30Aを有する一方のリンクプレート3
Aの一端がピン7Aにて回動自在に結合され、こ
の一方のリンクプレート3Aの他端は、一方の取
付部材1Aにピン5Aにて回動自在に結合され
る。輪郭をコ字状とする平板状プレート面40A
を有するリンクプレート4Aの一端は、上記他方
の支持片23Bにピン8Aにて回動自在に結合さ
れ、リンクプレート4Aの他端は一方の取付部材
1Aにピン6Aにて回動自在結合される。したが
つて、この変形例によれば、両取付部材1A,2
A並びに蝶番Aの組付における基本構成を抜本的
に変更せずに、2つのリンクプレート3A,4A
と4つのピン5A〜8Aを変更することにより、
容易に実施できる。 上記他例における他方のリンクプレート2Aに
おける他方の支持片23Bを設けずに、装着孔2
4Aを一方の支持片23Aに穿ち、この一方の支
持片23Aの両側に2つのリンクプレート3A,
4Aを取付ることも可能である。 前記各実施例におけるピン5〜8,5Aから8
Aは各取付部材1,2,1A,2Aに螺着させて
もよい。 前記各実施例におけるスペーサブロツク19,
19Aは設けなくてもよい。この場合、装着溝1
2,13,12A,13Aは一つに連結される。
この場合、ピン5,6,5A,6Aに頭部を大径
に形成し、この頭部にてリンクプレート3,4,
3A,4Aの抜止めを行えばよい。この頭部を有
するピンを装着孔に取付けるには、装着孔17,
18,17A,18Aの軸心方向に位置してブロ
ツクにピンの頭部が通る貫通孔を穿ち、この貫通
孔からピンを装着孔17,18,17A,18A
に取付ければよい。
以上説明したように、本考案によれば次のよう
な効果がある。 (イ) 一方のリンクプレートの連動が他方のリンク
プレートに関係するピンにて規制されずに、各
リンクプレートがピンの軸方向に並設されてい
るので、蝶番の開き度合が大きくできる。 (ロ) 2つのリンクプレートの平板状プレート面が
ピンに交差されて開閉方向にプレート面の輪郭
が向けられているので、引張りと圧縮に対する
各リンクプレートの強度が向上できる。 (ハ) 上記ロの構造の結果、耐久性を向上させつつ
蝶番の横幅を小さくできる。 (ニ) リンクプレートはプレスによる打抜きにて形
成できるので、2つのリンクプレートと4つの
ピンからなる簡素化された基本構造を変更せず
に、信頼性の高い蝶番を安価に提供できる。
な効果がある。 (イ) 一方のリンクプレートの連動が他方のリンク
プレートに関係するピンにて規制されずに、各
リンクプレートがピンの軸方向に並設されてい
るので、蝶番の開き度合が大きくできる。 (ロ) 2つのリンクプレートの平板状プレート面が
ピンに交差されて開閉方向にプレート面の輪郭
が向けられているので、引張りと圧縮に対する
各リンクプレートの強度が向上できる。 (ハ) 上記ロの構造の結果、耐久性を向上させつつ
蝶番の横幅を小さくできる。 (ニ) リンクプレートはプレスによる打抜きにて形
成できるので、2つのリンクプレートと4つの
ピンからなる簡素化された基本構造を変更せず
に、信頼性の高い蝶番を安価に提供できる。
第1図は本考案の施された蝶番を取付けた扉を
開いた状態の一部を切除した斜視図、第2図は本
考案の施された蝶番を分解した斜視図、第3図は
同蝶番を組立てかつ開いた状態の平面図、第4図
は閉扉状態における第1図のIV−IV線断面図、
第5図と第6図は本考案の他の実施例を示すもの
であつて、第図は第2図に相当する斜視図、第6
図は第4図に相当する断面図である。 A……蝶番、B……枠体、C……扉、1……一
方の蝶番部材、2……他方の蝶番部材、3……一
方のリンクプレート、4……他方のリンクプレー
ト、5〜8,7A,8A……ピン、37……係止
軸、30,30A,40,40A……プレート
面。
開いた状態の一部を切除した斜視図、第2図は本
考案の施された蝶番を分解した斜視図、第3図は
同蝶番を組立てかつ開いた状態の平面図、第4図
は閉扉状態における第1図のIV−IV線断面図、
第5図と第6図は本考案の他の実施例を示すもの
であつて、第図は第2図に相当する斜視図、第6
図は第4図に相当する断面図である。 A……蝶番、B……枠体、C……扉、1……一
方の蝶番部材、2……他方の蝶番部材、3……一
方のリンクプレート、4……他方のリンクプレー
ト、5〜8,7A,8A……ピン、37……係止
軸、30,30A,40,40A……プレート
面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 扉に固定される一方の取付部材と枠体に固定さ
れる他方の取付部材とが2つのリンクプレートと
4つのピンで開閉自在に連結される蝶番におい
て、 2つのリンクプレートが各プレート面を平板状
に形成されるとともに各プレート面を各ピンの軸
方向と交差する方向に向けてそれぞれ並設され、
上記各リンクプレートがプレート面の輪郭を両取
付部材に向けて突出するく字形とコ字形とにそれ
ぞれ形成され、各プレート面のく字形とコ字形の
両端には各軸受孔が設けられて各ピンが異なる位
置に枢着されることを特徴とする蝶番。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP624483U JPS59113458U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP624483U JPS59113458U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 蝶番 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59113458U JPS59113458U (ja) | 1984-07-31 |
| JPH048215Y2 true JPH048215Y2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=30137802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP624483U Granted JPS59113458U (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | 蝶番 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59113458U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62112874A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-23 | 高橋金物株式会社 | 蝶番 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2912627C2 (de) * | 1979-03-30 | 1985-08-01 | Arturo Salice S.P.A., Novedrate, Como | Verdecktes Scharniergelenk für Türen, Klappen oder dergleichen |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP624483U patent/JPS59113458U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59113458U (ja) | 1984-07-31 |
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