JPH048470Y2 - - Google Patents

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JPH048470Y2
JPH048470Y2 JP10722187U JP10722187U JPH048470Y2 JP H048470 Y2 JPH048470 Y2 JP H048470Y2 JP 10722187 U JP10722187 U JP 10722187U JP 10722187 U JP10722187 U JP 10722187U JP H048470 Y2 JPH048470 Y2 JP H048470Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種行事や宣伝広告等の催物に利用
されるものであり、空気より軽いヘリウムガス等
を充填した多数の風船を一旦貯留体内に納めて貯
留し、その後必要な時に貯留体を開いて内部の風
船を外部へ放散させる風船貯留体装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来からこのような風船貯留体装置を用いて催
物を行なうことが為されていたが、従来のものは
割に小規模で、しかも単に多種類の色を有する多
数の風船を空中に向けて飛散させるだけのために
貯留するものであり、その構造も簡単であつた。
しかしながら、今日においては大規模な風船貯
留体装置が要求され、なおかつ、従来のように単
に風船を飛散させるために貯留しておくのではな
く、多種類の色の風船を利用して文字、図形、模
様、絵等を描いた状態で風船を一旦静止状態に貯
留してその静止パターンを観賞させ、その後貯留
体を開いて内部の風船を外部に飛散させることも
要求されている。
第6図から第9図は前記要請に応えるべくして
形成された従来の風船貯留体装置を示している。
この従来例は建物の側壁面に沿つて静止パター
ンを形成するようにしたものであり、その静止パ
ターンの一例としてXMASの各文字を描くよう
にしている。
従来例は、多数の貯留単位1,1……を組合わ
せることにより構成されている。各貯留単位1は
1枚の網地2を2つ折りにして重なつた端縁部を
係止して貯留体3を形成し、その貯留体3の内部
に所定の色の多数の風船4,4……を充填して形
成されている。図示の従来例は貯留単位1を細長
く形成している。すなわち、第7図に示すよう
に、長方形状の網地2をその長端縁部2a,2a
同志を合わせるように2つ折りして、重ね合わせ
られた長端縁部2a,2aや短端縁部2b,2b
の端部の網目に第9図に示すようにレーシング5
を目通しすることによつて係止して貯留体3を作
り、その貯留体3内に膨らませた多数の風船4,
4……を充填して貯留体3自身を筒状に膨らませ
ている。そして、各色の風船4を前記のようにし
て形成された多数の貯留単位1,1……を
XMASの静止パターンに合わせて建物の側壁面
等に固定し、目視による観賞に供させる。
その後、貯留体3内の風船4を放散させる場合
には、催物における放散タイミングに合わせてレ
ーシング5を一端部から引いて目通ししている網
目から抜き取ることにより、網地2の長端縁部2
a、短端縁部2bの係止を解除させて、貯留体3
を開放して内部の風船4,4……をそれらの浮力
を利用して外部に放散させる。
しかしながら、前記従来例においては、貯留体
3を形成するために、網地2の長端縁部2aや短
端縁部2bの端部の網目にレーシング5を順番に
目通しして係止しているので、風船4の放散時に
レーシング5を各網目から引抜くために非常に大
きな力を要し、また引抜き不良を起こして風船4
が放散されないことがある等の問題点があつた。
このような問題点は次の理由により生じる。す
なわち、貯留体3内に納められている多数の風船
4,4……による大きな浮力が貯留体3を形成す
る網地2に作用する。この浮力はレーシング5に
よる係止部においては、レーシング5によつて係
止されている網地2の端縁部2a,2bを互いに
反対方向に引張する力として作用するので、レー
シング5と各端縁部2a,2bの網足との摩擦力
は極めて大きくなり、係止解除時にレーシング5
を摩擦力に抗して引抜くには大きな力を要するか
らである。特に、レーシング5による係止部分が
一直線ではなく、鋭角に屈曲したり、曲線状にな
ると、更にレーシング5の引抜きに要する力が大
となり、引抜き不可能となつて、風船4を放散で
きない場合が発生する。
従つて、レーシング5の解除を確実に行なうた
めには、従来例のように、風船貯留体装置による
静止パターンも直線やゆるく湾曲させられた貯留
単位1を組合わせたものに限られてしまい、自由
な形状を有する静止パターンを作ることができ
ず、また、構成各部の空中への放散時期の相互関
係を同期させたり相違させたりする自由な調整を
行うこともできなかつた。
〔考案の目的〕 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、網地を係止することによつて風船を入れる円
筒状または袋状の貯留体を形成する際に、内部の
風船を放散させるための開放位置を確実に係止解
除可能に係止することができ、しかもその係止を
解除するために大きな力を必要とせず、開放位置
が鋭く屈曲している場合でもその係止を簡単に解
除することができ、自由な形状の静止パターンを
形成することのできる風船貯留体装置を提供する
ことを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案の風船貯留体装置は、網目が風船の直径
より小さい網地の網目を係止することによつて、
風船を貯留する円筒状または袋状の貯留体を形成
し、この貯留体内に充填した多数の風船を、前記
網地の係止部の開放位置の係止を解除することに
より貯留体を開放して外部へ放散せしめ得るよう
にした風船貯留体装置において、前記網地の開放
位置を係止部材によつて風船の直径より小さな目
合いで鎖結びすることにより係止解除可能に係止
したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図から第5図につ
いて説明する。
第1図から第3図は本考案の風船貯留体装置の
一実施例を示しており、従来例と同一部分には同
一符号を付してある。
本実施例においては、第1図および第2図に示
すように、網地2の長端縁部2a,2a同志およ
び2つ折りの短端縁部2b,2b同志からなる開
放位置を、従来のレーシング5に代えて係止部材
6によつて係止解除可能に係止して貯留体3を形
成している。この係止部材6としては、ロープ、
紐、トワイン、糸等から適当なものを選択して用
いればよく、本実施例ではロープを用いている。
この係止部材6による係止は、レーシング5によ
る係止のように各端縁部2a,2bの網目にレー
シング5自身を目通しするように貫通させるもの
ではなく、係止部材6を各端縁部2a,2bの網
目にからませるように鎖結びすればよく、係止作
業が極めて容易となる。ただし、この係止部材6
をからませることにより、係止部材6と各端縁部
2a,2bとの間に形成される目合の大きさを、
膨らんだ風船4の直径より小さくする。
この係止部材6による係止作業が終了すること
により貯留体3が形成される。次に、この貯留体
3内に第3図に示すような逆止弁7付きの風船4
を充填する。すなわち、風船4をヘリウムガス等
を充填しない縮んだ状態(第3図鎖線)のまま網
地2の網目を通して貯留体3内に入れ、その後ヘ
リウムガスを適宜の充填ノズル(図示せず)を用
いて逆止弁7を通して風船4内に充填して網地2
の網目等より大きく膨らませ、充填ノズルを逆止
弁7から離すと逆止弁7が自動的に全閉となる。
このようにして多数の風船4,4……を貯留体3
内に充填して細長い貯留単位1aを形成する。
その後、貯留単位1aを建物の側壁面に形成す
べき静止パターンの所定の構成要素の位置に固定
する。この作業を多数の貯留単位1a,1a……
に対して同様に行なつて、例えば第6図に示すよ
うな静止パターンを作り、目視による観賞に供さ
せる。
その後、風船3を空中へ放散させる時には、係
止部材6の結んだ端部をほどいてから引張ること
により、網地2の各端縁部2a,2bの網目にか
らめられていた係止部材6が係止の進行方向と逆
方向にほどけて行き、網地2の開放位置の係止が
解除されて内部の風船4,4……が外方へ放散さ
れて行く。この際、貯留体3内の風船4による浮
力が係止部材6の係止部において、係止されてい
る網地2の端縁部2a,2b同志を引離す方向の
力として作用するが、本実施例の場合は従来例と
異なり、その浮力が係止部材6の係止を解除する
力となるため、係止部材6の係止の解除には大き
な引張力は不要となり、しかも、係止部材6の係
止の解除が確実かつ迅速に行なわれる。従つて、
貯留単位1aを鋭く屈曲させた場合においても網
地2の開放位置を確実に開放して風船4を飛散さ
せることができ、静止パターンの形状を自由に決
定することができ、更に、その静止パターンの構
成各部の係止の解除タイミングを自由に選択する
ことができる。
なお、前記実施例においては、1枚の網地2に
より1本の細長い貯留単位1aを形成するように
係止部材6によつて各端縁部を係止するようにし
たが、第4図に示すように、2つ折りにすること
により2重になつている網地2の表裏部分の網目
を係止部材6によつて長端縁部2aと並行に係止
することにより、複数の貯留体3,3……を形成
し、各貯留体3部分に異なる色の風船4を充填す
るようにして、自由な静止パターンを形成するよ
うにしてもよい。
また、第5図に示すように、網地2の網目が係
止部材6による係止を行なうには小さい場合に
は、係止ロープ8を風船4の直径より小さな目合
を形成するようにして長さ方向の所定間隔位置を
適宜の手段により網地2に固定し、この係止ロー
プ8に係止部材6をからめるようにして係止する
とよい。
また、前記実施例においては逆止弁7付きの風
船4を用いたが、逆止弁7の無い風船4を用い
て、膨らませた後にその開口部を縛つて貯留体3
内へ充填するようにしてもよい。この場合係止部
材6による網地2の各端縁部2a,2bの係止の
進行と、貯留体3内への風船4の充填とを同時に
進行させるとよい。
また、網地2の上端部の短端縁部2bを前記実
施例のように互いに係止させないで、例えば円形
の上端覆い網地(図示せず)の外周部と係止部材
により離脱可能に係止して円筒状の貯留体を形成
し、その上端覆い網地の係止を解除することによ
り風船を貯留体の上端開口部より放散させるよう
にしてもよい。
更に、前記各実施例では1枚の網地を用いた
が、複数枚の網地を用いて円筒状または袋状の貯
留体を形成してもよい。
また、本考案は前記各実施例に限定されるもの
ではなく、必要に応じて変更することができる。
〔考案の効果〕
このように本考案の風船貯留体装置は構成され
作用するものであるから、網地を係止することに
よつて風船を入れる円筒状または袋状の貯留体を
形成する際に、内部の風船を放散させるための開
放位置を確実に係止解除可能に係止することがで
き、しかもその係止を解除するために大きな力を
必要とせず、開放位置が鋭く屈曲している場合で
もその係止を簡単かつ確実に解除することがで
き、自由な形状の静止パターンを形成することが
でき、静止パターンの大形化を図ることができ、
観者に与える美的インパクトが大きくなり、催物
としての利用価値が極めて高くなる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本考案の風船貯留体装置の
一実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は第1
図の部拡大図、第3図は逆止弁付きの風船を示
す断面図、第4図および第5図は本考案の他の実
施例を示す要部の斜視図、第6図から第8図は従
来例を示し、第6図は静止パターンを示す正面
図、第7図は要部を示す斜視図、第8図は第7図
の−線に沿つた断面図、第9図は第7図の
部拡大図である。 1,1a……貯留単位、2……網地、2a……
長端縁部、2b……短端縁部、3……貯留体、4
……風船、6……係止部材、7……逆止弁、8…
…係止ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 網目が風船の直径より小さい網地の網目を係止
    することによつて、風船を貯留する円筒状または
    袋状の貯留体を形成し、この貯留体内に充填した
    多数の風船を、前記網地の係止部の開放位置の係
    止を解除することにより貯留体を開放して外部へ
    放散せしめ得るようにした風船貯留体装置におい
    て、前記網地の開放位置を係止部材によつて風船
    の直径より小さな目合いで鎖結びすることにより
    係止解除可能に係止したことを特徴とする風船貯
    留体装置。
JP10722187U 1987-07-13 1987-07-13 Expired JPH048470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10722187U JPH048470Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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JP10722187U JPH048470Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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JPS6413094U JPS6413094U (ja) 1989-01-24
JPH048470Y2 true JPH048470Y2 (ja) 1992-03-03

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JPH08104375A (ja) * 1994-10-03 1996-04-23 Nippon Uiringu Kk シーラント押出し容器

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JPS6413094U (ja) 1989-01-24

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