JPH048567B2 - - Google Patents

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JPH048567B2
JPH048567B2 JP7532284A JP7532284A JPH048567B2 JP H048567 B2 JPH048567 B2 JP H048567B2 JP 7532284 A JP7532284 A JP 7532284A JP 7532284 A JP7532284 A JP 7532284A JP H048567 B2 JPH048567 B2 JP H048567B2
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    • E—FIXED CONSTRUCTIONS
    • E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B7/00—Barrages or weirs; Layout, construction, methods of, or devices for, making same
    • E02B7/005—Deformable barrages or barrages consisting of permanently deformable elements, e.g. inflatable, with flexible walls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Barrages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は袋状堰の全自動制御装置に関するもの
である。
(従来技術) 河川を横切つて設けたゴム引布等の袋状体に水
または空気を注入して起立させ、またはこれらを
排出させて倒伏させる、いわゆる袋状堰は構造が
簡単で、また塗装を要しないので、近頃、鋼製の
水門にかわつて広く用いられている。
この袋状堰を用いる装置においては、一切の動
力と何等の人為操作をせずに、河川流量の増減に
応じて自動的に、倒伏および起立を繰り返し、ま
た起立中においては流量の如何にかかわらず、常
に一定の堰上水位を保持するように構成されてい
る。
この操作装置はすでに実用化され、改良も重ね
て、特願昭59−27569等により出願されているが、
この発明により従来の問題は一応解決されたが新
しい問題が生ずるおそれがあることが判つた。
すなわち、(1)起立時においては排気管の上端が
水没している構造であるので、排気管が空中に露
出する前に排気が開始された場合、排気装置内に
水が侵入し、不完全な排気となり、堰の倒伏状態
が不完全になる恐れがあること。
(2)前記発明には安全装置が付加されていないた
め、故障しやすい部分が仮りに破損した場合でも
倒伏だけは行ない得るような構造としたため設備
費が高価になつたこと。
等の問題点である。
(発明の目的) したがつて、この発明は、これらの新たな問題
点を解決するものであつて、排気管を空中に露出
させる方式で、別途に安全装置を加えて過度の設
備をなくし、もつて安全かつ簡便な袋状堰の全自
動制御装置を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は従来の問題を解決するためのもので、
河川を横切つて設けられた袋状の堰体1と、該堰
体1の上流河川に連通する制御装置室5と、制御
装置室5の側面に設けた通水口9aを下流河川に
連通するサイフオン10と、を設け、 前記堰体1内に開口する通水管7の他端をサイ
フオン10の開口10aに位置させて開口し、前
記堰体1内に、空気を給排気する通気管8を連通
し、該通気管8を逆気流防止槽13および送気管
39を介して送気装置6の空気槽30に連通し、 空気槽30の上方の貯水槽31の底面に開口す
る落水管38の他端が空気槽30の下部に開口
し、空気槽30の起立水位のやや上方に副サイフ
オン35の一端が開口し、中間は堰上げ水位より
も僅かに低い位置に配管され他端は制御装置室5
内に開口し、 前記逆気流防止槽13内の堰上げ水位よりも僅
かに高い位置に開口した排気管16の他端が排気
槽11の上部に開口し、該排気槽11内が放気管
19を介して大気中に連通し、放気管19の下部
に開口する給水管40の他端が逆水流防止槽14
内の堰上げ水位よりも僅かに高い位置に開口し、
逆水流防止槽14の底面に開口する送水管29は
下方に延び、河床以下の位置において反転して、
その他端が給水槽15内の給水管40の上端と等
しい高さの位置に開口し、 一端を給水槽15内の上端近くに開口するU字
管24の下端は河床以下の高さの位置で反転し、
他端は制御槽12内の起立水位よりも僅かに高い
位置に開口し、 人為倒伏弁21を備えた導気管20により、制
御槽12内は大気中に連通され、また給水槽15
の右側の一部の下方の大部分が仕切板15aによ
り仕切られて、制御槽12内の起立水位以下の位
置に開口する注水管25が上方に延び、後記のブ
レーカ26の頂部とほぼ等しい高さで反転して下
方に延び、給水槽15内の右側の区画の底面近く
に下向きに開口し、 サイフオン10の頂部に開口するブレーカ26
が上方に延び、倒伏時のみにおいてサイフオンを
形成する高さ位置で反転して下方に延び、制御槽
15の右側の区画の堰上げ水位の高さにおいて鋸
状に開口し、また制御槽15の右側の底面に開口
する導水管27が下方に延び、河床以下の高さ位
置で反転して上方に延び、起立水位よりも僅かに
低い高さにおいて制御装置室5内の水中に開口
し、 注水管25とブレーカ26の頂部が、小さな吸
水管28により連通され、 制御槽12内の起立水位よりもやや低い高さに
給気管23の下端が開口し、その上端は給水槽1
5の左側の区画の頂部近くに開口し、該給気管2
3内に挿通する開放管37の一端が給気管23の
下端に位置し、他端は前記貯水槽31の頂部に開
口し、 また、一端を制御槽12内の起立水位の高さに
開口し、他端を空気槽30内の起立水位よりもや
や高い位置に開口した給気管33を配し、 前記ブレーカ26と副サイフオン35の頂部ど
うしが信号管36により連通され、 また、安全装置41に有する非常サイフオン4
1aの一端は排気槽11内の底面近くに開口して
上方に延び、堰上げ水位よりもやや高い位置で反
転して下方に延び、再度反転して斜め上向きに河
川内に他端を開口し、非常サイフオン41aの上
端に連接した始動管41dが、堰上げ水位よりも
やや高い位置において空中に開口し、前記放気管
19と非常サイフオン41aの中程の位置が贈気
管41cにより連通されたことを特徴とする。
これらの構成とすることにより堰に対する河川
水位と、制御装置室に入つて来る河川水位により
自動的に堰体内に空気または水を供給したり排出
したりすることができ、これにより堰体の倒伏ま
たは起立が行なわれ、また制御装置室内に設けた
安全装置により本装置の作動の異常時にも確実に
大気中に排気をさせて堰を倒伏させることができ
る。
さらに装置内に土砂が混入しないような補助部
材を付加し、人為的に堰を倒伏することのできる
弁を備えることにより、本装置の作動における安
全をはかることができる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
堰体1は第1図および第2図に示すように、河
川を全長に亘つて横断し、固定金具2をもつて、
河床に固着された可撓部材からなる袋状のアウタ
ーチユーブ3と、これに内蔵される可撓部材から
なるインナーチユーブ4からなり、アウターチユ
ーブ3には水が、インナーチユーブ4には空気が
入るようにそれぞれ水密および気密になつてい
る。ここでインナーチユーブ4を省略し、直接、
アウターチユーブ3内に空気を封入しても良い。
堰体1のアウターチユーブ3の内部は通水管7
により制御装置室5に通じており、またインナー
チユーブ4は四方を密閉され、その内部は通気管
8に通じている。
一方、河川岸には第3図に示すように、堰体1
の上・下流河川に開口する制御装置室5および制
御装置室5に連通する送気装置6を有している。
なお、第3図中の小数位を含む数字は、河床を
0.00とし、堰高を1.00とし、しかも倒伏時の越流
水深が30%、下流水深が50%、起立時の下流側水
深が20%の場合における各部位の河床からの高さ
を示す数字である。
制御装置室5は堰体上流河川に開口し、堰体下
流河川に至る流水路を形成しており、下流端近く
に遮水板9があり、河床付近に通水口9a、堰頂
の高さ位置に非常通水口9bを備え、通水口9a
からの流水を通水管7の開口とサイフオン10の
河床位置にある開口10aへと連通している。ま
た通水管7の他端はアウターチユーブ3に通じて
いる。
サイフオン10は河床より低い開口10aと、
河床より僅かに低く、堰体1の下流側に開口した
排水口10bと両者を仕切る堰高より僅かに低い
クレスト10cとからなつている。
制御装置室5内には河床付近の高さに排気槽1
1および制御槽12を有し、堰高付近に逆気流防
止槽13、逆水流防止槽14、および給水槽15
を有して、これらは、いずれも四方を密閉されて
おり、特に給水槽15の下部は仕切板15aによ
り左右に区画されている。
またインナーチユーブ4の内部に開口する通気
管8の他端には逆気流防止槽13の頂面に開口
し、この頂面により僅かに低く開口する排気管1
6の他端は排気槽11の頂面付近に開口してい
る。また排気槽11内には側方を密閉され頂面に
通気膜17を有する放気枠18が内蔵され、残余
の頂面に放気管19が接続し、他端は高く空中に
開口している。通気膜17は布で両面とも空気に
接している時は十分な通気性を発揮するか、一面
が水に接している時は水の表面張力によつて、水
と空気の圧力差に抗して全く通気しない構造であ
る。この機能を充足する限度内において、放気枠
18の上部開口は高くしている。
制御槽12の頂面には導気管20が開口し、人
為倒伏弁21を介して、その内部は大気に通じて
いる。また制御槽12内の堰体1が起立すべき時
の河川水位(以下起立水位という。)より僅かに
低く、下端を定めた給気枠22が設けられ、その
頂面に接続する給気管23の他端は給水槽15内
の上部に開口している。給気枠22の構造は放気
枠18と同一である。
制御槽12内にはU字管24が給気枠22の通
気膜17より僅かに高く、上方に向いて開口し、
後で述べる十分に低い位置を経由して、給気管2
3の上端より僅かに高く給水槽15の上部に開口
している。前記U字管24の最底部の内上面の高
さは制御槽12内に一端を連通する注水管25の
下方の開口部より僅かに低い。
給水槽15は前記仕切板15aにより左右に区
画されている。サイフオン10の頂面に開口する
ブレーカ26の他端は給水槽15の右側区画内の
堰上水面の高さ位置に開口した、下方に向いた鋸
形状の開口部26aを有している。
また給水槽15内のブレーカ26には給気管2
3の上端より僅かに高く極めて小径孔の吸気口2
6bが設けられている。給水槽15内のブレーカ
26と同区画の底面にはブレーカ26に比して極
めて小径の導水管27が開口し、途中、河床より
僅かに低い位置から反転し、起立水位より僅かに
低く上向きに開口している。
ブレーカ26の上部左端付近から極めて小径の
吸水管28が分岐し、該吸水管28の他端は前記
導水管27の下方開口部より僅かに低く開口する
注水管25の頂部に接続している。
一方給水槽15の左側区画内には給気管23、
U字管24、および送水管29の夫々の開口が堰
高よりかない高い位置に設けられている。U字管
24の開口位置は給気管23の開口より僅かに高
くなつている。
送水管29は給水槽内の堰上水面付近の高さに
開口を有し、下方に延びて、河床より僅かに低い
位置で反転し、更に上方に延びて逆水流防止槽1
4内の底部に連通する。
逆水流防止槽14内には前記送水管29の底部
開口より高い位置に開口部を有する給水管40が
連通し、他端は放気管19の十分低い位置に通じ
ている。
送気装置6は主に空気槽30およびその上方に
ある貯水槽31により構成され、いずれも四方を
密閉されている。
さらに制御槽12内には下端を起立水位と一致
させ、構造その他を放気枠18等と同じくする吸
気枠32があり、その頂面に接続する給気管33
は堰上水面上を経て、その他端は空気槽30内の
起立水位より僅かに高い位置に開口しており、こ
れより僅かに低く起立水位より僅かに高い位置に
定めた信号枠34が同じく空気槽30内に設けら
れ、その頂面に接続する副サイフオン35は堰上
水面より僅かに低い位置を経由して他端は制御装
置室5内の遮水板9の上流側水中に開口してお
り、その頂部の適当な位置から信号管36が分岐
し、ブレーカ26の頂部に接続している。
また給気枠22内の通気膜17より僅かに低
く、起立水位より高い位置に解放管37が下向き
に開口し、堰上水面を経由して、他端は貯水槽3
1の頂面に開口し、さらに貯水槽31の底面に開
口する落水管38は空気槽30の底面近くに開口
している。
空気槽30の頂面に開口する送気管39は十分
高い位置を経てから、その他端は逆気流防止槽1
3内の排気管16の上端より僅かに低い位置に下
向きに開口している。
以上説明した構成よりなる一連の装置が正常に
作動しない場合における安全装置として排気槽1
1の下部に、給水管40に比し、十分大きな非常
サイフオン41aが開口し途中給水管40の上端
と同じ高さのクレストを経て、堰高のほぼ半分の
高さに下降し、再度上昇して最下流内面より高
く、堰体下流河川内に上向きに開口しているが、
該開口部近くの下面に小径の排水口41bが設け
られている。
また非常サイフオン41aの排気槽側は放気管
19とほぼ給水管40と同じ高さと径を有する贈
気管41cにより連通し、非常サイフオン41a
の反対側の頂部はかなり小さい始動管41dが分
岐して所定の高さに他端が開口し、その上側開口
部の上方と側面を塞ぐ笠金物41eが一体となつ
て水理論的にサイフオンを構成している。
また安全装置の補助として遮水板9の上流から
サイフオン10の下流側内に貫通する排泥管42
がある。
装置の設置直後および補修後において一時的に
使用する補助装置として注水口43があり、上端
は大気中、下端は空気槽30の河床以下の部分に
開口している。
なお倒伏時における堆砂により通常の手段によ
つて起立させ得ない場合に使用される補助装置と
して、通水管7から強制起立管44が分岐し、他
端は適当な高さの空中に開口し、この分岐点の下
流側の通水管7に遮水弁45が付属している。
さらに制御装置室5の上流側開口部は河川護岸
と、同一の平面上にあり、河床付近に通水路を残
す遮蔽板46およびその下流に河床から堰高のほ
ぼ半分まで全長に亘つて横断する遮泥板47があ
る。
その他緊急時において使用する緊急排気管48
が緊急排気弁49を伴つて通気管8から分岐して
いる。また給水槽15の左側区画の右端底面に洗
浄管50が設けられ、途中に洗浄弁51がある。
次に本発明の作用について説明する。
本装置は起立中において、自動的に水位を所定
の高さに調節し、洪水時には自動的に倒伏し、減
水後においては自動的に起立する。また洪水時以
外にも人為的に倒伏させ、その状態を維持させる
事もできるが、先ず水位調節機能について述べる
と、サイフオン10のクレスト10cは所定の堰
上水面より僅かに低くしてあるので、堰体上流河
川水位が所定の高さ近くなると、サイフオン10
のクレスト上から越流が生じ、サイフオン10内
の空気は水流によつて連行され、排出されるが、
上流河川水位が所定の高さに達するまでは導気管
20からブレーカ26に至る一連の通路によつて
補充される。
このようなサイフオン10のクレスト上の影響
を受けて、通水管7開口部の水位は上流河川水位
より僅かに低いが、堰体1のアウターチユーブ3
の周長およびインナーチユーブ4内の空気量はこ
の水位でもつて所定より僅かに高い水位まで堰上
げ得るよう十分に大きくしている。
したがつて上流河川水位は、確実に所定の高さ
まで堰上げられるが所定の水位になるとブレーカ
26の鋸形状開口部26aが部分的に水没し、ふ
さがれてサイフオン10への空気供給が制限され
る。その結果サイフオン10内にいわゆるサイフ
オン作用を生じ、その流量は著しく増大する。一
方通水管7およびサイフオン10の開口部のある
区画に対する水の供給は遮水板9上の通水口9a
により制限されているので、この部分の水位は堰
体上流水位よりも低く抑えられ、通水管7を介し
て堰体内の水圧の上昇ひいては堰体の上昇が制限
され、上流河川水位は一定の水位に抑えられる。
河川流量が増加して上流河川水位が僅かに上昇す
るとさらにこの調節作用が強まり、堰体内の水は
排出されて堰頂ひいては上流河川水位はもとに復
帰する。
河川流量が減少した場合には、反対の作用が働
いて、直ちに上流河川水位が回復することは明ら
かである。このように鋸形状開口部26aの水没
に始まる一連の調節作用は河川流量が多い程、よ
り大きく働く必要がある。したがつて理論的には
流量が多いほど上流河川水位は高い水位で平衡す
るが、鋸形状開口部26aの鋸の高さは僅かであ
るので実用的にはほぼ一定とみなし得る段階まで
水位の変動幅は縮められる。
次に河川流量が著しく増加した場合における非
常通水路9bの作用について説明する。河川流量
が多くなると、堰体内の水頭、すなわち、堰体内
の水をマノメーターにより、大気中に取出した水
面の高さは相当に低くなるので、サイフオン10
が空気を吸い込み過ぎて、サイフオン10が切断
した場合、通水口9aを通じて補給される水は、
全て堰体内に流入し、上流河川水位が著しく上昇
し、一方、サイフオン10のクレスト上の越流が
生じないので水位調節機能は失われる。したがつ
て非常通水路9bが設けてあり、上流河川水位が
相当に上昇すると、この部分からの越流水によつ
て、サイフオン10のクレスト上から越流が開始
され、直ちに、水位調節機能を回復し所定の水位
に調節するように構成されている。
次に洪水によつて倒伏する機能、すなわち、自
然倒伏機能について説明する。上記のとおり、河
川流量が増加すると水位調節機能が働き、堰頂、
ひいては、インナーチユーブ4の位置が低めら
れ、ついには河床部分のアウターチユーブ3と接
触する。この状態になるとインナーチユーブ4が
障害となりそれ以上は、上流河川水位は低下でき
ないので、上流河川水位は上昇し過ぎて、鋸形状
開口部26aは全て水没する。その結果、サイフ
オン10への空気供給は、僅かに小さな吸気口2
6bを通じて行われるだけとなるから空気供給量
が不足し、サイフオン10内の負圧が高まり、吸
水管28内の水面が上昇し、ついには注水管25
を介して、制御槽12内へ注水され、給気管23
の下端が水没し給水槽15内への空気供給は完全
に遮断され、これに残存する空気は吸気口26b
から排出され、負圧により、水が導水管27およ
び送水管29から吸引され、給水槽15内の水面
は吸気口26bの上端まで上昇する。この段階に
なると、ブレーカ26への空気供給は完全に遮断
されるので、この部分にもサイフオンが形成さ
れ、給水槽15内の水は激しく排出されるが、導
水管27は小断面積であるので、放気管19内の
水が激しく吸引され、この部分の水面が低下す
る。したがつて排気槽11内の水圧は低くなり、
槽内の水面は空気圧によつて放気枠18の下端ま
で押し下げられ、一気に排気が開始される。その
際、後に述べる起立直前において、排気槽11が
水封される時、給水管40内に残存した空気は、
逆水流防止槽14内に吸い込まれ、同槽内の水面
は、給水管40の上端より僅かに低くなるが、同
槽の平面積は、給水管40の容積に比して、十分
に大きいのでこの高低差は僅かでありまた、給水
管40の下方の開口部は十分に低く水没している
ので排気のための放気管19からの排水が阻害さ
れる事は全くない。排気開始直後において、給水
管40の下方開口部の水圧は瞬時にして消滅する
ので、この水と放気管19内にあつた水の一部は
再び落下し、放気枠18の下端は水没するが、排
気槽11の平面積は十分に大きいので、通気膜と
水面の間隔は十分に大きく、しかも、すでに通気
膜は、上下面ともに空気に接触し、通気性を回復
しているので、インナーチユーブ4内は何等の抵
抗もなく、大気に連通しており、内部の空気は水
圧に押されて、完全に排出する。この際、送水管
29を通ずる本格的な逆流があつては、排気の支
障となるが、給水管40の上端は、排気開始時に
おける、給水槽15内の水頭よりも高くしてある
ので、逆流は、逆水流防止槽14内で阻止され
る。
また、アウターチユーブ3内の水も、通水管7
およびサイフオン10を介して排出されるので、
堰体は完全に倒伏する。
なお、倒伏機能に関する装置内への堆砂問題に
ついて補足する。倒伏開始時において、制御槽1
0内に注入される水については、水位調節中にお
いて、導水管27から補給される水は殆んどな
く、完全に静水の状態にあるので、土砂の浸入量
は無視され得る。
また、給水槽15の左側区画に吸引される水
も、長時間排気槽11内等にあつたもので、問題
はない。さらに倒伏中において、導水管27から
吸引される水は、多量に土砂を含んでいるが、ブ
レーカ26へ直行するので、給水槽15の左側区
画には関係なく、右側区画に対する堆砂が問題と
なるが、この部分は、後に説明するとおり起立直
前に洗浄し排出されるので問題はない。
また、この水流は、倒伏途中だけで、倒伏状態
においては静止するので、量的にも問題はない。
なお、起立中において、流水の自然圧により副
サイフオン35を介して、空気槽30および貯水
槽31内に流入した水は倒伏による制御装置室5
内の水面の低下にともなつて流出しようとする
が、両槽内の河床以上の高さに開口する解放管3
7等の各管は、いずれもそれ以前において、他端
が水没しているので、他端鉛直部分に水柱を吸い
上げ、圧力が均衡する。したがつて貯水の滅亡は
自動的に阻止される。
次に、減水後、自動的に起立する機能について
説明する。制御槽12と下流河川の流水の間に
は、倒伏時において、給気管23、ブレーカ26
およびサイフオン10によりサイフオンが形成さ
れている。したがつて、倒伏状態においては、人
為倒伏弁21が開いておれば、制御槽12内の水
面は、完全に河川水位と連動しており、河川水位
が吸気枠32の下端まで低下すると、先ず枠内に
空気が侵入し、通気膜の通気性が回復し、一方吸
気管33の他端開口部は、負圧となつているの
で、空気槽30内に自動的に吸気し、その水は副
サイフオン35、サイフオン10を通じて排出さ
れる。また、吸気中においては、給気枠22の下
端は、より低いので、解放管37の開口部は未だ
水中にあり、貯水槽31内の水は静止したまゝ
で、送気は開始されない。
しかしながら、河川水位、ひいては、制御槽1
2内の水面が一気に低下した場合には、給気枠2
2の通気膜の内外圧力差が大きくなり過ぎて、吸
気完了以前に、この部分から空気が侵入し、不完
全な送気、ひいては、堰体1の不完全な起立をも
たらすおそれがあるが、水面が、注水管25の下
端まで低下すると、この部分の、位置の高いとこ
ろから、ブレーカ26内に空気が侵入し、そのサ
イフオンが切断され、また、導水管27の下方開
口部は、これ以上高く定めてあるので、これ以上
水面が低下し、吸気中に送気が開始される事はな
い。
また、ブレーカ26のサイフオン切断後、サイ
フオン10および副サイフオン35内に、空気が
侵入し、これらの部分のサイフオンが切断される
と吸気に必要な排水が不可能となるが、吸水管2
8の管径は極めて小さいので各部分に一斉に空気
が侵入する事はなく、また、これら空気の侵入を
許容できない部分より、より高い位置にある給水
槽15の上部に空気が侵入する事により、これに
見合う水の大部分が、給気管23を通じて、制御
槽12内に落下し、再び注水管25の下端は水没
するので、安全である。
吸気途中において再び河川水位が上昇した場合
は、吸気は中止され、河川水位の上昇にともなつ
て空気槽30内には、副サイフオン35を通じて
水が流入し、すでに吸入した空気は、送気管3
9、排気管16、放気管19等を通じて大気中に
放出される。さらに増水し、洪水位が非常サイフ
オン39aのクレストに達すると、この部分を通
じて、排気槽11内に水が侵入するが、これら全
ての操作装置は水没しても何等支障がない。すな
わち、空気槽30内への吸気途中において、上記
のとおり、河川水位が注水管25の下端まで低下
すると、ブレーカ26内のサイフオンは切断され
るが、制御槽12内の水は、給気管23、導水管
27、およびサイフオン10を介して、河川水と
通じているので、再度、吸気枠32の下端まで減
水すると、吸気が開始され、空気槽30内の水は
副サイフオン35を通じて排出され、槽内水位が
信号枠34の下端に達すると、副サイフオン35
内に空気が侵入し、排水と吸気が停止され、信号
管36を通じて、給水槽15内に空気が侵入し、
槽内の水は負圧から解放されて排気槽11内に落
下するが、上記の例のように、倒伏中において、
洪水により、排気槽11等が満水となつている場
合には、余分な水は、非常サイフオン41aから
排出され、サイフオン10内のサイフオンも切断
され、起立のための準備が完了する。この際、逆
気流防止槽13内の空気はインナーチユーブ4内
の頂部に押しやられ、逆気流防止槽13内も浸水
する事は勿論である。このように空気は、高位部
から順に侵入するが、給気管23内にも侵入し、
その水は制御槽12内に落下する。また、上記の
例のように、吸気途中において河川水位が急激に
低下し、注水管25の下端からの空気供給によ
り、給気管23の上端より上の水が制御槽12内
に落下していない場合は、その分も、吸気完了時
に落下する。したがつて給気管23の上端と、吸
気口26bの上端の高低差は、必要限度内におい
て、なるべく小さくしてあり、一方、制御槽12
の平面積は十分に大きくしてあるから、解放管3
7の下端が水没する事はない。したがつて、水面
の低下により、先ず、給気枠22の通気膜の下面
が露出して通気性も回復し、次に、解放管37内
の鉛直部分に形成された水柱が落下し、貯水槽3
1頂面の大きな負圧によつて空気が吸入され、貯
水槽31内の水は、負圧から解放されて、落水管
38を通じて、空気槽30内に落下し、空気槽3
0内の水面が上昇し、吸気管33および副サイフ
オン35の下端が水浸するまで、空気はこれらの
両経路を通り、導気管20に再び合流して大気中
に放出されるが、これら両管の下端が水没する
と、気圧が上昇し、送気管39の左端の水没によ
る僅かな抵抗と、インナーチユーブ本体の受けて
いる水圧に抗して、送気管39および通気管8を
通じて、インナーチユーブ4内に送気される。
送気の進行にともなつて、空気槽30内の水面
は上昇し、一方貯水槽31内の水面は下降し、両
槽水面の高低差、すなわち、気圧は減少するの
で、送風機械を用いる場合のように過給気を防止
する装置は、全く必要がない。また一方、河川水
の上昇により、インナーチユーブが過大な水圧を
受けると送気が中断されるので、事実上、送気は
一気に行う必要がある。送気が完了すると、流水
は、先ず、インナーチユーブ4の膨満だけによつ
て堰上げられ、次にこの水が、遮泥板47のクレ
スト、通水口9aおよび通水管7を通じてアウタ
ーチユーブ3内に流入し、インナーチユーブ4に
浮力が働いて、堰頂が上昇し、上記において説明
した水位調節機能を発揮するに至る。
次に、上記の装置が正常に作動しない場合にお
いて、自動的に作動する、自動安全装置の機能に
ついて説明する。非常サイフオン41aの出口に
は、排水口41bが設けてあり、またこの位置
は、下流河川水面の上にあり笠金物41e内は大
気に通じているので、その内外水面は完全に同じ
である。したがつて、所定の洪水時に堰体1が倒
伏せず上流河川水位が始動管41dまで上昇する
と、非常サイフオン41aの出口側に水が流入
し、その流入量は、排水口41bに比べて極めて
多いので、先ず非常サイフオン41aの出口附近
は満水となり、その中の空気は外界から遮断さ
れ、流水によつて連行し、排出されるが、始動管
41dの取付位置は、非常サイフオン41aの頂
部にあるので、非常サイフオン41aの右側部分
の空気も排出され、安全装置41内に、サイフオ
ンが形成される。この現象は、先ず始動管41d
開口部の全周から水が流入し、しかも、空気連行
が僅かに行われるだけで、笠金物41e内の水面
は盛り上るので、水流はますます激しくなり、相
乗的に極めて早く進行する。しかしながら、始動
管41dの断面積は非常サイフオン41aの数分
の一に過ぎないから、放気管19内の水面と排気
槽11内の水圧は急激に低下し、排気槽11内の
水面は、放気枠18の下端まで一気に押し下げら
れて排気が開始される。排気開始直後において、
非常サイフオン41aの右側部分の水と放気管1
9内の水の一部は、再び排気槽11内に落下する
が、放気枠18の通気膜17は水没せず、この部
分を通じて、排気が続けられる。また、排気開始
時において、贈気管41cから非常サイフオン4
1a内に空気が供給され、サイフオンは切断さ
れ、逆流は起らない。
しかし、始動管41dからの落水は、暫らく続
くが、非常サイフオン41aのクレスト部は、始
動管41dの右端より、さらに排気槽11側にあ
り、また、非常サイフオン41aの出口側の断面
積も十分に大きいので、これによつて、排気が妨
げられる事はなく、また、仕切板15aの上端
は、河川水位より上にあるので、導水管27を通
ずる河川水の侵入も防止され、完全に排気が行わ
れる。この場合、アウターチユーブ3内の水は強
制的に排出される事はないが、上流河川水位が遮
泥板47の上端まで低下すると、アウターチユー
ブ3内は、上流河川水位と絶縁し、通水管7、通
水口9aおよび排泥管42により、下流河川水と
連通し、堰体内外の水圧差によつて完全に排出さ
れる。
次に非洪水時に、人為的に倒伏させ、その状態
を維持し再度、起立させる機能について説明す
る。この機能は、使用上の要求により、倒伏させ
て置く必要がある場合の他、点検、空気洩れの場
合における空気の更新による空気補給、上流河川
の堆砂の掃流等に役立つ。先ず堰体を倒伏させる
には、人為倒伏弁21を閉じる。これによつて、
サイフオン10には空気の補給が遮断されるの
で、サイフオン10に生ずる負圧が上り制御槽1
2内に注水され、放気管19内等の水が排出さ
れ、洪水時における自動倒伏と全く同様の過程を
経て倒伏する。人為倒伏弁21を閉じたままにし
て置けば倒伏状態を続け、開けば、起立する事は
勿論である。これらの倒伏と起立の機構は、洪水
時に自動的に行われる場合と全く同じであるか
ら、常時、異常の有無を確実に、しかも簡便に行
う事が出来、甚だ安全である。
次に、据付直後における措置について説明す
る。一旦使用状態になると、全ての作動は自動的
に行われるが、据付直後においては、先ず、放気
管19の開口部から、非常サイフオン41aの出
口から水が出るまで注水し、その後、注水口43
からインナーチユーブ4が完全に膨満するまで注
水する。これらの注水は、幾ら過大に行つても、
支障をきたすことは全くない。
次に、異常時における暫定的な構造について説
明する。
貯水槽31の気密が不完全で、完全に起立しな
い場合には、据付直後と同じく、注水口43から
注水すれば、十分に起立する。
堰体上の堆砂により、起立が困難となることが
予想される場合には、堰体が起立し始める以前に
人為倒伏弁21を閉じておき、遮水弁45を閉じ
て強制起立管44から注水し、強制的に半ば起立
させて後、遮水弁45を開いて倒伏させ、堰止め
られた河川水によつて、堆砂を掃流することを繰
返した後、人為倒伏弁21を開けば、正常に起立
する。インナーチユーブ4内の空気洩れが甚しく
サイフオン10のクレスト上の越流がない程、上
流河川水位が下がり過ぎている場合は、先ず、遮
水弁45を閉じ強制起立管44から程水して、サ
イフオン10の出口から勢い良く水が流れ出るま
で、堰高を高くし、人為倒伏弁21を閉じて排気
が開始されてから、遮水弁45を開いて、完全に
倒伏させ、その後、人為倒伏弁21を開けば、自
動的に起立し、その際インナーチユーブ4内の空
気は更新されて、空気も補給するのと等しい効果
が得られる。その後は、堰上水面の低下に注意
し、未だ、サイフオン10からの越流がある中
に、人為倒伏弁21を閉め、倒伏し始めたら直ち
に同弁を開けば、自動的に倒伏と起立が行われる
ので、多少の空気洩れがあつても、僅かな手間に
よつて、暫定的に使用が続けられる。
また、通常作動すべき装置に異常があり、安全
装置41が作動した場合は、貯水槽31内の水は
流出し失うため、堰体は起立しないので、異常が
確認できる。
その際、点検と補修を行うべき事は勿論である
が、その後、上記据付直後と同じく放気管19か
ら注水した後、注水口43と通じて空気槽30内
に注水すれば堰体1は起立する。
また上記の一切の装置が作動しない場合に、人
為的に緊急排気弁49を開いて倒伏させ得ること
は勿論である。
次に、塵芥および装置内への堆砂、堆泥対策に
ついて説明する。浮遊する塵芥は、遮蔽板46に
よつて侵入を阻止され、流水によつて流れ出る。
制御装置室5内への砂泥の侵入は先ず、遮泥板4
7により阻止されるが、僅かに水底附近に開口す
る導水管27および副サイフオン35の直下に
は、排泥管42が設けられ、機器内への土砂の侵
入が防止されている。しかしながらとくに洗浄を
要することもあるので、放気管19導気管20お
よび注水口43および強制起立管44から注水す
れば、全ての部分の洗浄を行い得るが、その際、
洗浄弁51および遮水弁45は開いて置く必要が
ある。
(効果) このように本装置は、一切機械部分がなく、構
造が簡単で、故障が少なく、安価であり、一切、
動力を用いず、且、人為を加えずして、自動的に
起立状態においては、河川流量の如何にかゝわら
ず、正確に水位を一定に保持し、洪水時において
は倒伏し、減水時には起立して、たとえ上記の装
置が異常な場合も倒伏する自動安全装置を有し、
且、常時、人為的に倒伏させる事が出来るだけで
なく、これによつて、簡便に全ての部分の異常を
総合的に点検する事が出来て、甚だ便利で、安全
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す平面図、第2図
は、その堰体の構造を示すための堰体断面図、第
3図は本発明における堰体を操作する装置の系統
図である。 1…堰体、3…アウターチユーブ、4…インナ
ーチユーブ、5…制御装置室、6…送気装置、7
…通水管、8…通気管、9…遮水板、10…サイ
フオン、11…排気槽、12…制御槽、13…逆
気流防止槽、14…逆水流防止槽、15…給水
槽、15a…仕切板、16…排気管、17…通気
膜、18…放気枠、19…放気管、20…導気
管、21…人為倒伏弁、22…給気枠、23…給
気管、24…U字管、25…注水管、26…ブレ
ーカ、27…導水管、28…吸水管、29…送水
管、30…空気槽、31…貯水槽、32…吸気
枠、33…吸気管、34…信号枠、35…副サイ
フオン、36…信号管、37…解放管、38…落
水管、39…送気管、40…給水管、41…安全
装置、41a…非常サイフオン、41b…排水
口、41c…贈気管、41d…始動管、41e…
笠金物、42…排泥管、43…注水口、44…強
制起立管、45…遮水弁、46…遮蔽板、47…
遮泥板、48…緊急排気管、49…緊急排気弁、
50…洗浄管、51…洗浄弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 河川を横切つて設けられた袋状の堰体1と、
    該堰体1の上流河川に連通する制御装置室5と、
    制御装置室5の側面に設けた通水口9aを下流河
    川に連通するサイフオン10と、を設け、 前記堰体1内に開口する通水管7の他端をサイ
    フオン10の開口10aに位置させて開口し、 前記堰体1内に、空気を給排気する通気管8を
    連通し、該通気管8を逆気流防止槽13および送
    気管39を介して送気装置6の空気槽30に連通
    し、 空気槽30の上方の貯水槽31の底面に開口す
    る落水管38の他端が空気槽30の下部に開口
    し、空気槽30の起立水位のやや上方に副サイフ
    オン35の一端が開口し、中間は堰上げ水位より
    も僅かに低い位置に配管され他端は制御装置室5
    内に開口し、 前記逆気流防止槽13内の堰上げ水位よりも僅
    かに高い位置に開口した排気管16の他端が排気
    槽11の上部に開口し、該排気槽11内が放気管
    19を介して大気中に連通し、放気管19の下部
    に開口する給水管40の他端が逆水流防止槽14
    内の堰上げ水位よりも僅かに高い位置に開口し、
    逆水流防止槽14の底面に開口する送水管29は
    下方に延び、河床以下の位置において反転して、
    その他端が給水槽15内の給水管40の上端と等
    しい高さの位置に開口し、 一端を給水槽15内の上端近くに開口するU字
    管24の下端は河床以下の高さの位置で反転し、
    他端は制御槽12内の起立水位よりも僅かに高い
    位置に開口し、 人為倒伏弁21を備えた導気管20により、制
    御槽12内は大気中に連通され、また給水槽15
    の右側の一部の下方の大部分が仕切板15aによ
    り仕切られて、制御槽12内の起立水位以下の位
    置に開口する注水管25が上方に延び、後記のブ
    レーカ26の頂部とほぼ等しい高さで反転して下
    方に延び、給水槽15内の右側の区画の底面近く
    に下向きに開口し、 サイフオン10の頂部に開口するブレーカ26
    が上方に延び、倒伏時のみにおいてサイフオンを
    形成する高さ位置で反転して下方に延び、制御槽
    15の右側の区画の堰上げ水位の高さにおいて鋸
    状に開口し、また制御槽15の右側の底面に開口
    する導水管27が下方に延び、河床以下の高さ位
    置で反転して上方に延び、起立水位よりも僅かに
    低い高さにおいて制御装置室5内の水中に開口
    し、 注水管25とブレーカ26の頂部が、小さな吸
    水管28により連通され、 制御槽12内の起立水位よりもやや低い高さに
    給気管23の下端が開口し、その上端は給水槽1
    5の左側の区画の頂部近くに開口し、該給気管2
    3内に挿通する開放管37の一端が給気管23の
    下端に位置し、他端は前記貯水槽31の頂部に開
    口し、 また、一端を制御槽12内の起立水位の高さに
    開口し、他端を空気槽30内の起立水位よりもや
    や高い位置に開口した給気管33を配し、 前記ブレーカ26と副サイフオン35の頂部ど
    うしが信号管36により連通され、 また、安全装置41に有する非常サイフオン4
    1aの一端は排気槽11内の底面近くに開口して
    上方に延び、堰上げ水位よりもやや高い位置で反
    転して下方に延び、再度反転して斜め上向きに河
    川内に他端を開口し、非常サイフオン41aの上
    端に連接した始動管41dが、堰上げ水位よりも
    やや高い位置において空中に開口し、前記放気管
    19と非常サイフオン41aの中程の位置が贈気
    管41cにより連通されたことを特徴とする袋状
    堰の全自動制御装置。
JP7532284A 1984-04-14 1984-04-14 袋状堰の全自動制御装置 Granted JPS60219313A (ja)

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