JPH048596Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH048596Y2 JPH048596Y2 JP1983200666U JP20066683U JPH048596Y2 JP H048596 Y2 JPH048596 Y2 JP H048596Y2 JP 1983200666 U JP1983200666 U JP 1983200666U JP 20066683 U JP20066683 U JP 20066683U JP H048596 Y2 JPH048596 Y2 JP H048596Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- arc
- movable electrode
- gas
- fixed electrode
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は開閉器の開路時において固定電極と
可動電極との間に発生するアークに対し気体を吹
付けて、そのアークを積極的に引延ばしついには
吹飛ばして消弧するように構成した開閉器のパツ
フア式消弧装置に関するものである。
可動電極との間に発生するアークに対し気体を吹
付けて、そのアークを積極的に引延ばしついには
吹飛ばして消弧するように構成した開閉器のパツ
フア式消弧装置に関するものである。
従来技術
従来のこの種のパツフア式消弧装置は固定電極
の外周に固定のシリンダを配置するととに可動電
極の外周部にピストンを固定して、前記シリンダ
内に圧力室を形成して開閉器の開路時にピストン
の移動に伴つて前記圧力室の内部圧力を上昇さ
せ、両電極間で発生するアークに対し圧力室内の
気体を吹付け、そのアークを積極的に引延ばして
消弧するように構成されていた。
の外周に固定のシリンダを配置するととに可動電
極の外周部にピストンを固定して、前記シリンダ
内に圧力室を形成して開閉器の開路時にピストン
の移動に伴つて前記圧力室の内部圧力を上昇さ
せ、両電極間で発生するアークに対し圧力室内の
気体を吹付け、そのアークを積極的に引延ばして
消弧するように構成されていた。
ところがこの種のパツフア式消弧装置において
は、シリンダ、ピストン、シールドリング等の多
数の部品を備えているため構造が複雑であるばか
りでなく、その組立時においても固定電極、シリ
ンダ等の固定部品に対する可動電極、ピストン等
の可動部品のセンタ合わせが非常に面倒で組立に
相当の時間を要し前記のような構造の複雑な問題
と装置の製作コストを高くする問題があつた。
は、シリンダ、ピストン、シールドリング等の多
数の部品を備えているため構造が複雑であるばか
りでなく、その組立時においても固定電極、シリ
ンダ等の固定部品に対する可動電極、ピストン等
の可動部品のセンタ合わせが非常に面倒で組立に
相当の時間を要し前記のような構造の複雑な問題
と装置の製作コストを高くする問題があつた。
又、開閉器の軽量化及び開閉装置の操作の点で
は従来のピストン、シリンダを使つてパツフア式
消弧装置では重くなり、又、開閉動作時にピスト
ンがシリンダ内で移動されるため両者の摩擦抵抗
によつて可動電極に大きな可動荷重がかかり、開
閉操作が重くなるばかりでなく、可動電極の開閉
動動作が不安定となる問題があつた。
は従来のピストン、シリンダを使つてパツフア式
消弧装置では重くなり、又、開閉動作時にピスト
ンがシリンダ内で移動されるため両者の摩擦抵抗
によつて可動電極に大きな可動荷重がかかり、開
閉操作が重くなるばかりでなく、可動電極の開閉
動動作が不安定となる問題があつた。
そのため、近時においては前記シリンダ、ピス
トン等に代えてベローズにより圧力室を形成して
構造の簡素化及び製造の容易化を図つたパツフア
式消弧装置が従来より提案されている。
トン等に代えてベローズにより圧力室を形成して
構造の簡素化及び製造の容易化を図つたパツフア
式消弧装置が従来より提案されている。
しかし、かかるベローズを採用したパツフア式
消弧装置においては、そのベローズが金属製ある
いは樹脂製であつたため、開閉器ケース内の限ら
れたスペースにおいてアーク発生地点に近接配置
される構成のベローズとしては次のような問題が
依然として残されていた。
消弧装置においては、そのベローズが金属製ある
いは樹脂製であつたため、開閉器ケース内の限ら
れたスペースにおいてアーク発生地点に近接配置
される構成のベローズとしては次のような問題が
依然として残されていた。
すなわち、金属製ベローズの場合には耐アーク
性は有するものの部材コスト高から製作コストが
高くなり、また伸縮性に関しても金属製であるが
故に経年劣化が生じて可動電極の開閉動動作に負
荷がかかり開閉器の開閉操作が重くなるという問
題があつた。
性は有するものの部材コスト高から製作コストが
高くなり、また伸縮性に関しても金属製であるが
故に経年劣化が生じて可動電極の開閉動動作に負
荷がかかり開閉器の開閉操作が重くなるという問
題があつた。
一方、樹脂製ベローズの場合には耐アーク性の
点で問題があるため、ベローズの配置をアーク発
生地点から離間させなければならず、それ故、当
該ベローズと可動電極との間に同可動電極の開閉
動動作を伝達するための伝達機構設置が余儀なく
され装置全体の構造が複雑化して、その結果、製
作コストが高くなるという問題があつた。
点で問題があるため、ベローズの配置をアーク発
生地点から離間させなければならず、それ故、当
該ベローズと可動電極との間に同可動電極の開閉
動動作を伝達するための伝達機構設置が余儀なく
され装置全体の構造が複雑化して、その結果、製
作コストが高くなるという問題があつた。
考案の目的
この考案は前記のような問題点を解消するため
になされたものであつて、その目的は従来のシリ
ンダ、ピストン等を備えた構成とは異なり、ベロ
ーズによつて圧力室を構成し、そのことによつて
構造を簡単にして製造の容易化が図れるばかりで
なく、製作コストの軽減を図るとともにさらに開
閉動動作が軽く可動電極の開閉動動作も安定させ
ることができ、又、アーク発生時におけるアーク
熱に対しても強いベローズを用いた開閉器のパツ
フア式消弧装置を提供することにある。
になされたものであつて、その目的は従来のシリ
ンダ、ピストン等を備えた構成とは異なり、ベロ
ーズによつて圧力室を構成し、そのことによつて
構造を簡単にして製造の容易化が図れるばかりで
なく、製作コストの軽減を図るとともにさらに開
閉動動作が軽く可動電極の開閉動動作も安定させ
ることができ、又、アーク発生時におけるアーク
熱に対しても強いベローズを用いた開閉器のパツ
フア式消弧装置を提供することにある。
考案の構成
この考案に係る開閉器のパツフア式消弧装置は
可動電極の基部に圧力室を形成するように取着さ
れるベローズを、防炎繊維により構成し、同繊維
に対し密封剤を含浸させるとともにコイルスプリ
ングを装着したことを要旨としている。
可動電極の基部に圧力室を形成するように取着さ
れるベローズを、防炎繊維により構成し、同繊維
に対し密封剤を含浸させるとともにコイルスプリ
ングを装着したことを要旨としている。
実施例
以下この考案を具体化した実施例を第1図〜第
3図に従つて説明する。
3図に従つて説明する。
図中1はSF6等の消弧性ガスを封入したガス入
り開閉器ケース、2,3は開閉器ケース1の対応
する左右両側壁に各相毎に貫通固着されたブツシ
ングである。同ブツシング2,3には一端が口出
線4をかしめ着した導電棒5が挿通固着され、導
電棒5の内端には接続金具6が締付けされてい
る。7は接続金具6の外周に形成された筒状の係
止フランジであつて、前記ブツシング2,3の内
端面に対し規制リング8及びOリング9を介して
外嵌されている。
り開閉器ケース、2,3は開閉器ケース1の対応
する左右両側壁に各相毎に貫通固着されたブツシ
ングである。同ブツシング2,3には一端が口出
線4をかしめ着した導電棒5が挿通固着され、導
電棒5の内端には接続金具6が締付けされてい
る。7は接続金具6の外周に形成された筒状の係
止フランジであつて、前記ブツシング2,3の内
端面に対し規制リング8及びOリング9を介して
外嵌されている。
10は前記ブツシング2の接続金具6の内端面
に対し螺合により取着された固定電極であつて、
基端外周に螺合されたナツト11をバネ座金11
aを介して固定電極10に締付けることにより堅
固に固定されている。同固定電極10は先端が開
口する案内孔10aが軸心方向に穿設されるとと
もに同案内孔10aの基端部にて外部と連通する
透孔10bが形成され、前記案内孔10a内部に
導入される消弧済みガスを固定電極10の外方へ
排出するようになつている。
に対し螺合により取着された固定電極であつて、
基端外周に螺合されたナツト11をバネ座金11
aを介して固定電極10に締付けることにより堅
固に固定されている。同固定電極10は先端が開
口する案内孔10aが軸心方向に穿設されるとと
もに同案内孔10aの基端部にて外部と連通する
透孔10bが形成され、前記案内孔10a内部に
導入される消弧済みガスを固定電極10の外方へ
排出するようになつている。
12はブツシング3の接続金具6の内端面に対
し螺合により取着された棒状の固定電極である。
同固定電極12は前記固定電極10と同一外径に
形成されるとともに、その長さは長く形成されて
いる。なお、ナツト13及びバネ座金13aは前
記ナツト11及びバネ座金11aと同様に固定電
極12の基端部に螺合されて固定電極12を接続
金具6に対して堅固に締付ける。
し螺合により取着された棒状の固定電極である。
同固定電極12は前記固定電極10と同一外径に
形成されるとともに、その長さは長く形成されて
いる。なお、ナツト13及びバネ座金13aは前
記ナツト11及びバネ座金11aと同様に固定電
極12の基端部に螺合されて固定電極12を接続
金具6に対して堅固に締付ける。
14は前記固定電極12の外周に対し軸心方向
に沿つて摺動可能に設けられた可動電極である。
同可動電極14は導電性の筒体を長手方向へ4分
割して形成された接触子15を固定電極12の外
周を覆うように配置し、その両端外周を一対のガ
ータースプリング16,17にて束ねることによ
り構成されている。なお、先端側のガータースプ
リング16にはテフロン等よりなる耐アーク性の
チユーブ18が外装されている。
に沿つて摺動可能に設けられた可動電極である。
同可動電極14は導電性の筒体を長手方向へ4分
割して形成された接触子15を固定電極12の外
周を覆うように配置し、その両端外周を一対のガ
ータースプリング16,17にて束ねることによ
り構成されている。なお、先端側のガータースプ
リング16にはテフロン等よりなる耐アーク性の
チユーブ18が外装されている。
19,20は接触子15の両端内周面に突設し
た接触部であつて、前記固定電極12の外周に摺
接可能になつているとともに先端側の接触部19
は対向する固定電極10に対しても摺接可能にな
つている。21は各接触子15の内周面に嵌合さ
れた規制リングであつて、可動電極14の内径を
規制するようになつている。
た接触部であつて、前記固定電極12の外周に摺
接可能になつているとともに先端側の接触部19
は対向する固定電極10に対しても摺接可能にな
つている。21は各接触子15の内周面に嵌合さ
れた規制リングであつて、可動電極14の内径を
規制するようになつている。
22は接触子15の中央部外周から外方へ突出
された鍔部である。23は前記接触子15の鍔部
22の外周に対しその中央に形成した取付孔23
aにて遊挿状に配置されたリング状の規制部材で
あつて、絶縁性の合成樹脂から形成され、その取
付孔23aの深さは前記鍔部22の左右方向(第
1図において)長さより若干長く形成されるとと
もにその内径は可動電極14の鍔部22の外径よ
りも大きく形成されている。又、規制部材23の
両側外周面は上下方向に切落し形成されて平面部
23bが設けられている。24は同規制部材23
の取付孔23aの周囲において第3図に示すよう
に十字方向の位置に透設されたボルト挿通孔、2
5は同ボルト挿通孔24間に位置するように円弧
状に形成されたガス連通孔である。
された鍔部である。23は前記接触子15の鍔部
22の外周に対しその中央に形成した取付孔23
aにて遊挿状に配置されたリング状の規制部材で
あつて、絶縁性の合成樹脂から形成され、その取
付孔23aの深さは前記鍔部22の左右方向(第
1図において)長さより若干長く形成されるとと
もにその内径は可動電極14の鍔部22の外径よ
りも大きく形成されている。又、規制部材23の
両側外周面は上下方向に切落し形成されて平面部
23bが設けられている。24は同規制部材23
の取付孔23aの周囲において第3図に示すよう
に十字方向の位置に透設されたボルト挿通孔、2
5は同ボルト挿通孔24間に位置するように円弧
状に形成されたガス連通孔である。
26,27は前記規制部材23の両端に対し狭
着状に配置された支持筒であつて、絶縁性及び耐
ガス性に優れたビニロンあるいはテトロン等から
なる繊維強化プラスチツクにより有底筒状に形成
されている。同支持筒26,27はその底部中央
に形成された挿通孔26a,27aにて前記可動
電極14に対し遊挿されるとともに、前記規制部
材23のボルト挿通孔24と対応して底部に形成
されたボルト挿通孔28,29及び規制部材23
のボルト挿通孔24を介してボルト30が挿通さ
れており、ナツト30aがボルト30の先端に締
付けられることにより互いに連結されている。
着状に配置された支持筒であつて、絶縁性及び耐
ガス性に優れたビニロンあるいはテトロン等から
なる繊維強化プラスチツクにより有底筒状に形成
されている。同支持筒26,27はその底部中央
に形成された挿通孔26a,27aにて前記可動
電極14に対し遊挿されるとともに、前記規制部
材23のボルト挿通孔24と対応して底部に形成
されたボルト挿通孔28,29及び規制部材23
のボルト挿通孔24を介してボルト30が挿通さ
れており、ナツト30aがボルト30の先端に締
付けられることにより互いに連結されている。
すなわち、両支持筒26,27は規制部材23
を介装することにより可動電極14の鍔部22を
遊動可能に嵌合する嵌合溝44を形成して可動電
極22の直径方向及び軸心方向(第1図において
左右方向)の動きを可能にしている。又、規制部
材23の平面部23bと両支持筒26,27に囲
まれて形成される溝を垂直溝31としている。
を介装することにより可動電極14の鍔部22を
遊動可能に嵌合する嵌合溝44を形成して可動電
極22の直径方向及び軸心方向(第1図において
左右方向)の動きを可能にしている。又、規制部
材23の平面部23bと両支持筒26,27に囲
まれて形成される溝を垂直溝31としている。
32,33は支持筒26,27の底部に対し前
記規制部材23のガス連通孔25と対応するよう
に円弧状にそれぞれ形成されたガス連通孔であ
る。34は支持筒27の内周に対し周回するよう
に形成された取付溝である。
記規制部材23のガス連通孔25と対応するよう
に円弧状にそれぞれ形成されたガス連通孔であ
る。34は支持筒27の内周に対し周回するよう
に形成された取付溝である。
35は一端が前記接続金具6の外周に設けた取
付溝6aに対して締付バンド36により気密状に
取着されたベローズであつて、その他端は前記支
持筒27の取付溝34に対して同じく締付バンド
37により気密状に取着されている。同ベローズ
35は消弧性ガスの分解ガスに対して強く、又、
防災性に優れた防災繊維としての芳香族ポリアミ
ド繊維(この実施例ではテイジン株式会社製商品
名「コーネツクス」)に対しエポキシ樹脂等の密
封剤を含浸させ、折り目からの圧縮ガスの漏れを
防止し、その芳香族ポリアミド繊維の内部にコイ
ルスプリング35aが配置されることにより形成
されている。なお、コイルスプリング35aに対
し防災繊維はその折り目が交差する方向にて配置
するものとする。
付溝6aに対して締付バンド36により気密状に
取着されたベローズであつて、その他端は前記支
持筒27の取付溝34に対して同じく締付バンド
37により気密状に取着されている。同ベローズ
35は消弧性ガスの分解ガスに対して強く、又、
防災性に優れた防災繊維としての芳香族ポリアミ
ド繊維(この実施例ではテイジン株式会社製商品
名「コーネツクス」)に対しエポキシ樹脂等の密
封剤を含浸させ、折り目からの圧縮ガスの漏れを
防止し、その芳香族ポリアミド繊維の内部にコイ
ルスプリング35aが配置されることにより形成
されている。なお、コイルスプリング35aに対
し防災繊維はその折り目が交差する方向にて配置
するものとする。
Cはベローズ35とブツシング3及び支持筒2
7にて囲まれて形成された圧力室である。38は
前記支持筒26の先端部内に螺着された円錐台状
のオリフイスコーンであつて、耐アーク性に優れ
るとともに絶縁性を備えた合成樹脂から形成され
ている。なお、前記オリフイスコーン38は支持
筒26の外周から螺入された止めねじ39により
回り止めが図られている。40は前記オリフイス
コーン38の先端部に設けられたノズルであつ
て、前記固定電極10に対して挿入可能に形成さ
れている。
7にて囲まれて形成された圧力室である。38は
前記支持筒26の先端部内に螺着された円錐台状
のオリフイスコーンであつて、耐アーク性に優れ
るとともに絶縁性を備えた合成樹脂から形成され
ている。なお、前記オリフイスコーン38は支持
筒26の外周から螺入された止めねじ39により
回り止めが図られている。40は前記オリフイス
コーン38の先端部に設けられたノズルであつ
て、前記固定電極10に対して挿入可能に形成さ
れている。
41は開閉器ケース1において各相に亘るよう
に前記固定電極12の下方位置に開閉回動可能に
支承された駆動軸であつて、図示しない手動操作
機構にて外部操作可能になつている。42は同駆
動軸41に対し各相毎にその基端がボルト着され
た一対の駆動レバーであつて、その先端内側面に
設けた連係突部43にて前記規制部材23、支持
筒26,27にて囲まれて形成される垂直溝31
に対し若干の遊動可能に係入されている。
に前記固定電極12の下方位置に開閉回動可能に
支承された駆動軸であつて、図示しない手動操作
機構にて外部操作可能になつている。42は同駆
動軸41に対し各相毎にその基端がボルト着され
た一対の駆動レバーであつて、その先端内側面に
設けた連係突部43にて前記規制部材23、支持
筒26,27にて囲まれて形成される垂直溝31
に対し若干の遊動可能に係入されている。
前記のように構成したパツフア式消弧装置を備
えた開閉器について次に作用を説明する。
えた開閉器について次に作用を説明する。
第1図は開路状態を示し、外部操作によつて駆
動軸41を投入方向に回動すると、駆動レバー4
2も同方向へ回動され、それによつて支持筒2
6,27間の嵌合溝44にて緩く嵌合された可動
電極14、ベローズ35及びオリフイスコーン3
8も一体的となつて投入方向へ移動される。その
結果可動電極14は固定電極10に挟入接触さ
れ、第1図に示すように縮小された状態のベロー
ズ35が投入方向の移動に伴つて引延ばされる。
すると、圧力室C内の内部圧力が低下するため、
開閉器ケース1内の気体がノズル40及びガス連
通孔25,32,33を通つてベローズ35内に
吸入される。
動軸41を投入方向に回動すると、駆動レバー4
2も同方向へ回動され、それによつて支持筒2
6,27間の嵌合溝44にて緩く嵌合された可動
電極14、ベローズ35及びオリフイスコーン3
8も一体的となつて投入方向へ移動される。その
結果可動電極14は固定電極10に挟入接触さ
れ、第1図に示すように縮小された状態のベロー
ズ35が投入方向の移動に伴つて引延ばされる。
すると、圧力室C内の内部圧力が低下するため、
開閉器ケース1内の気体がノズル40及びガス連
通孔25,32,33を通つてベローズ35内に
吸入される。
そして、第1図鎖線で示す閉路状態から外部操
作により駆動軸41を介して駆動レバー42を開
路方向へ回動すると、駆動レバー42に連係され
る規制部材23、支持筒26,27及び可動電極
14、ベローズ35が一体となつて開路方向へ移
動される。そして、可動電極14が固定電極10
から離間すると、両電極10,14の先端部間に
アークが発生する。そのときベローズ35が第1
図実線で示すように縮小されて、圧力室C内の内
部圧力が上昇するとベローズ35内の気体は同ベ
ローズ35に含浸された密封剤の作用により外部
へ漏れることなく支持筒26,27及び規制部材
23のガス連通孔25,32,33及びオリフイ
スコーン38のノズル40を通つて外部へ噴出さ
れ、前記両電極10,14間に発生しているアー
クに対して勢いよく吹付けられる。
作により駆動軸41を介して駆動レバー42を開
路方向へ回動すると、駆動レバー42に連係され
る規制部材23、支持筒26,27及び可動電極
14、ベローズ35が一体となつて開路方向へ移
動される。そして、可動電極14が固定電極10
から離間すると、両電極10,14の先端部間に
アークが発生する。そのときベローズ35が第1
図実線で示すように縮小されて、圧力室C内の内
部圧力が上昇するとベローズ35内の気体は同ベ
ローズ35に含浸された密封剤の作用により外部
へ漏れることなく支持筒26,27及び規制部材
23のガス連通孔25,32,33及びオリフイ
スコーン38のノズル40を通つて外部へ噴出さ
れ、前記両電極10,14間に発生しているアー
クに対して勢いよく吹付けられる。
従つて、開路時に発生するアークはベローズ3
5内からの噴出気体により引延ばされ、ついには
吹飛ばされて効率よく消弧される。
5内からの噴出気体により引延ばされ、ついには
吹飛ばされて効率よく消弧される。
開閉器ケース1内に充填される消弧性ガスであ
るSF6はアーク消弧時に分解性ガスが発生する
が、この実施例によれば芳香族ポリアミド繊維か
らベローズ35が形成されているため同分解性ガ
スによりベローズに劣化等が生じる虞はない。
るSF6はアーク消弧時に分解性ガスが発生する
が、この実施例によれば芳香族ポリアミド繊維か
らベローズ35が形成されているため同分解性ガ
スによりベローズに劣化等が生じる虞はない。
又、芳香族ポリアミド繊維はLOI値(限界酸素
指数)が28〜32である防災性を有しているため電
極間に発生するアーク熱により支承をきたす虞な
い。
指数)が28〜32である防災性を有しているため電
極間に発生するアーク熱により支承をきたす虞な
い。
なお、LOI値は物質の難燃性を示す数値で、値
が大きい程、燃えるために多くの酸素が必要であ
ることを示し、一般にLOI値が26以上あれば防災
性を持つ。
が大きい程、燃えるために多くの酸素が必要であ
ることを示し、一般にLOI値が26以上あれば防災
性を持つ。
この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、防災繊維として芳香族ポリアミド繊維の代わ
りにプロバン加工綿(倉敷紡績株式会社製商品名
「プロバン」)にエポキン樹脂を同じく含浸させて
ベローズ35を形成してもよい。
く、防災繊維として芳香族ポリアミド繊維の代わ
りにプロバン加工綿(倉敷紡績株式会社製商品名
「プロバン」)にエポキン樹脂を同じく含浸させて
ベローズ35を形成してもよい。
このプロバン加工綿のLOI値も28〜32であり、
防災性を有する。
防災性を有する。
又、コイルスプリング35aに対し防災繊維を
その折り目が交差する方向にて配置することによ
り、ベローズとしての伸縮性をより良好にしてい
るばかりか、伸縮動作に対する強度も向上され
る。
その折り目が交差する方向にて配置することによ
り、ベローズとしての伸縮性をより良好にしてい
るばかりか、伸縮動作に対する強度も向上され
る。
考案の効果
以上詳述したようにこの考案は従来のシリン
ダ、ピストン等に代えてベローズにより圧力室を
形成したことにより、構造を簡単にして製造の容
易化が図れるばかりでなく、特に、そのベローズ
を防災繊維により構成し、同繊維に対し密封剤を
含浸させるとともにコイルスプリングを装着した
構成としたので、折り目からの気体漏れを防止し
つつ、従来の金属製ベローズを採用した構成と異
なり、製作コストの軽減化及び装置の軽量化を図
れるとともに、開閉動動作も軽く、かつ長年に亘
つて可動電極の開閉動動作を安定させることがで
き、又、従来の樹脂製ベローズを採用した構成と
異なり、耐アーク性にも優れているため開閉器ケ
ース内においてアーク発生地点の近傍に配設して
も支障を起こすことがなく、装置全体の小形化及
び簡素化に寄与することができるといつた効果を
奏し産業利用上優れた考案であ。
ダ、ピストン等に代えてベローズにより圧力室を
形成したことにより、構造を簡単にして製造の容
易化が図れるばかりでなく、特に、そのベローズ
を防災繊維により構成し、同繊維に対し密封剤を
含浸させるとともにコイルスプリングを装着した
構成としたので、折り目からの気体漏れを防止し
つつ、従来の金属製ベローズを採用した構成と異
なり、製作コストの軽減化及び装置の軽量化を図
れるとともに、開閉動動作も軽く、かつ長年に亘
つて可動電極の開閉動動作を安定させることがで
き、又、従来の樹脂製ベローズを採用した構成と
異なり、耐アーク性にも優れているため開閉器ケ
ース内においてアーク発生地点の近傍に配設して
も支障を起こすことがなく、装置全体の小形化及
び簡素化に寄与することができるといつた効果を
奏し産業利用上優れた考案であ。
第1図はこの考案を具体化したパツフア式消弧
装置を備えた開閉器の開路状態を示す縦断面図、
第2図は規制部材、支持筒の組付け状態を示す断
面図、第3図は規制部材の横断面図である。 1……開閉器ケース、2,3……ブツシング、
10,12……固定電極、14……可動電極、3
5……ベローズ、35a……コイルスプリング、
38……オリフイスコーン、41……駆動軸、4
2……駆動レバー。
装置を備えた開閉器の開路状態を示す縦断面図、
第2図は規制部材、支持筒の組付け状態を示す断
面図、第3図は規制部材の横断面図である。 1……開閉器ケース、2,3……ブツシング、
10,12……固定電極、14……可動電極、3
5……ベローズ、35a……コイルスプリング、
38……オリフイスコーン、41……駆動軸、4
2……駆動レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定電極に対し可動電極を接離可能に対応さ
せ、その可動電極の移動にともなつて開閉操作さ
れるように構成するとともに、前記可動電極の基
部には開路時に内部圧力が上昇するようにベロー
ズによつて圧力室を形成し、前記可動電極の先端
部外側には開路時において両電極間に発生するア
ークに対して圧力室内の気体を吹付けるように前
記圧力室に連通するオリフイスコーンを設けた開
閉器において、 前記ベローズ35を防炎繊維により構成し、同
繊維に対し密封剤を含浸させるとともにコイルス
プリング35aを装着したことを特徴とする開閉
器のパツフア式消弧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20066683U JPS60112043U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 開閉器のパツフア式消弧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20066683U JPS60112043U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 開閉器のパツフア式消弧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60112043U JPS60112043U (ja) | 1985-07-29 |
| JPH048596Y2 true JPH048596Y2 (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=30761728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20066683U Granted JPS60112043U (ja) | 1983-12-29 | 1983-12-29 | 開閉器のパツフア式消弧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60112043U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS488042U (ja) * | 1971-06-09 | 1973-01-29 | ||
| JPS52103680A (en) * | 1976-02-26 | 1977-08-31 | Takamatsu Electric Works Ltd | Buffer deenergizing device for switch |
| JPS56107426A (en) * | 1980-11-27 | 1981-08-26 | Takamatsu Electric Works Ltd | Electrode structure for buffer type load switch |
-
1983
- 1983-12-29 JP JP20066683U patent/JPS60112043U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60112043U (ja) | 1985-07-29 |
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