JPH048648B2 - - Google Patents
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- JPH048648B2 JPH048648B2 JP59010577A JP1057784A JPH048648B2 JP H048648 B2 JPH048648 B2 JP H048648B2 JP 59010577 A JP59010577 A JP 59010577A JP 1057784 A JP1057784 A JP 1057784A JP H048648 B2 JPH048648 B2 JP H048648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- oil
- bearing
- crankshaft
- oldham joint
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
- F01C17/066—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/04—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted to allow radial displacement, e.g. Oldham couplings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スクロール圧縮機の揺動側スクロー
ルの自動防止手段として適したオルダ継手に関す
るものである。
ルの自動防止手段として適したオルダ継手に関す
るものである。
本発明の説明に入る前に、スクロール圧縮機の
原理について述べる。
原理について述べる。
スクロール圧縮機の基本要素は、第1図に示さ
れており、第1図において、1は固定スクロー
ル、2は揺動スクロール、3は吐出口、4は圧縮
室、Oは固定スクロール上の定点、O′は揺動ス
クロール上の定点である。固定スクロール1およ
び揺動スクロール2は同一形状の渦巻で構成され
ておりその形体は、従来から知られている如く、
インボリユートあるいは、円弧等を組合せたもの
である。
れており、第1図において、1は固定スクロー
ル、2は揺動スクロール、3は吐出口、4は圧縮
室、Oは固定スクロール上の定点、O′は揺動ス
クロール上の定点である。固定スクロール1およ
び揺動スクロール2は同一形状の渦巻で構成され
ておりその形体は、従来から知られている如く、
インボリユートあるいは、円弧等を組合せたもの
である。
次に動作について説明する。第1図において、
固定スクロール1は空間に対して静止しており、
揺動スクロール2は、固定スクロール1と図の如
く組合わされて、その姿勢を空間に対して変化さ
せないで、回転運動、即ち揺動を行ない、第1図
0°、90°、180°、270°のように運動する。揺動スク
ロール2の揺動に伴なつて、固定スクロール1及
び揺動スクロール2の間に形成される三日月状の
圧縮室4は順次その容積を減じて、圧縮室4に取
り込まれた気体は圧縮されて吐出口3から吐出さ
れる。この間第1図O〜O′の距離は一定に保持
されており、渦巻の間隔をa、厚みをtで表わせ
ばOO′=a/2−tとなつている。aは渦巻のピツ チに相当している。
固定スクロール1は空間に対して静止しており、
揺動スクロール2は、固定スクロール1と図の如
く組合わされて、その姿勢を空間に対して変化さ
せないで、回転運動、即ち揺動を行ない、第1図
0°、90°、180°、270°のように運動する。揺動スク
ロール2の揺動に伴なつて、固定スクロール1及
び揺動スクロール2の間に形成される三日月状の
圧縮室4は順次その容積を減じて、圧縮室4に取
り込まれた気体は圧縮されて吐出口3から吐出さ
れる。この間第1図O〜O′の距離は一定に保持
されており、渦巻の間隔をa、厚みをtで表わせ
ばOO′=a/2−tとなつている。aは渦巻のピツ チに相当している。
スクロール圧縮機の名前で知られる装置の概略
は以上のようである。
は以上のようである。
次に本発明も含めて、スクロール圧縮機の具体
的な実施例の構成作動について詳しく説明しよ
う。
的な実施例の構成作動について詳しく説明しよ
う。
第2図はスクロール圧縮機を、例えば冷凍ある
いは空調に応用しようとする場合の具体的な実施
例であつて、フロン等のガス体の圧縮機として構
成したものであり、所謂半密閉形の形体を有して
いるものである。
いは空調に応用しようとする場合の具体的な実施
例であつて、フロン等のガス体の圧縮機として構
成したものであり、所謂半密閉形の形体を有して
いるものである。
図において、1は固定スクロール、2は揺動ス
クロール、3は吐出口、4は圧縮室、5,5は揺
動スクロール軸、6はクランク軸、7は軸受支
え、8は電動機ロータ、9は電動機ステータ、1
0は第一バランス、11は第二バランス、12は
キー、13はスペーサ、14はキー、15はワツ
シヤ、16は回り止めワツシヤ、17はロータ止
めナツト、18はスターラ、19はボルト、20
は吐出チヤンバ、21はボルト、22はOリン
グ、23はシエル、24はスターテ止めボルト、
25はワツシヤ、26は支持リング、27は底
板、28は吸入用ネジ穴、29〜32はメクラネ
ジ穴、33は油穴、34はオルダム継手、35は
スラスト軸受、36は軸受メタル、37は軸受メ
タル、38はスラスト軸受、39は軸受メタル、
40はハーメテイツク端子、41はハーメテイツ
ク端子、42はクランク軸偏心穴である。
クロール、3は吐出口、4は圧縮室、5,5は揺
動スクロール軸、6はクランク軸、7は軸受支
え、8は電動機ロータ、9は電動機ステータ、1
0は第一バランス、11は第二バランス、12は
キー、13はスペーサ、14はキー、15はワツ
シヤ、16は回り止めワツシヤ、17はロータ止
めナツト、18はスターラ、19はボルト、20
は吐出チヤンバ、21はボルト、22はOリン
グ、23はシエル、24はスターテ止めボルト、
25はワツシヤ、26は支持リング、27は底
板、28は吸入用ネジ穴、29〜32はメクラネ
ジ穴、33は油穴、34はオルダム継手、35は
スラスト軸受、36は軸受メタル、37は軸受メ
タル、38はスラスト軸受、39は軸受メタル、
40はハーメテイツク端子、41はハーメテイツ
ク端子、42はクランク軸偏心穴である。
以上が主な構成要素であり、第3図は第2図の
−断面より見たもので、図において、6はク
ランク軸、7は軸受支え、34はオルダム継手、
35はスラスト軸受、36は軸受メタル、37は
軸受メタル、42はクランク軸偏心穴、43はオ
ルダムガイド溝、44は吸入口、45はOリング
溝、46はボルト用貫通穴、47はメネジであ
る。
−断面より見たもので、図において、6はク
ランク軸、7は軸受支え、34はオルダム継手、
35はスラスト軸受、36は軸受メタル、37は
軸受メタル、42はクランク軸偏心穴、43はオ
ルダムガイド溝、44は吸入口、45はOリング
溝、46はボルト用貫通穴、47はメネジであ
る。
さらに、第2図の−断面より見た場合が、
第4図であつて、図においては、1は固定スクロ
ール、2は揺動スクロール、3は吐出口、4は圧
縮室、46はボルト用貫通穴、47はメネジ、4
8は連通部である。このスクロール圧縮機におい
て前記軸受支え7が静止部材、前記揺動スクロー
ル2が回転部材とされている。
第4図であつて、図においては、1は固定スクロ
ール、2は揺動スクロール、3は吐出口、4は圧
縮室、46はボルト用貫通穴、47はメネジ、4
8は連通部である。このスクロール圧縮機におい
て前記軸受支え7が静止部材、前記揺動スクロー
ル2が回転部材とされている。
このように構成されたスクロール圧縮機の各部
品の構成について詳述してみよう。
品の構成について詳述してみよう。
第5図は固定スクロールであつて、図において
は、1は固定スクロール、3は吐出口、49は固
定スクロール歯、50は固定スクロール台、51
はボルト用貫通穴、52は固定スクロール止めボ
ルト座ぐりである。固定スクロールは一様な厚み
の円板に渦巻状の溝を設けた形状になつており、
溝を設けた結果として固定スクロール歯49が形
成されている。溝がけずりとられなかつた部分は
固定スクロール台板50となる。
は、1は固定スクロール、3は吐出口、49は固
定スクロール歯、50は固定スクロール台、51
はボルト用貫通穴、52は固定スクロール止めボ
ルト座ぐりである。固定スクロールは一様な厚み
の円板に渦巻状の溝を設けた形状になつており、
溝を設けた結果として固定スクロール歯49が形
成されている。溝がけずりとられなかつた部分は
固定スクロール台板50となる。
固定スクロール台板50の中央部分には、吐出
口3が設けられており、吐出口3の内面には必要
に応じて接続が可能なようにネジが切られてい
る。固定スクロール止めボルト座ぐり52は第2
図の吐出チヤンバ20を取りつけた時に、当該座
ぐりにボルトの頭が沈んで、あたらないようにす
るためのものである。
口3が設けられており、吐出口3の内面には必要
に応じて接続が可能なようにネジが切られてい
る。固定スクロール止めボルト座ぐり52は第2
図の吐出チヤンバ20を取りつけた時に、当該座
ぐりにボルトの頭が沈んで、あたらないようにす
るためのものである。
第6図は揺動スクロールであつて、図において
は、2は揺動スクロール、53は揺動スクロール
歯、54は揺動スクロール台板、55は揺動スク
ロール軸、56はオルダム用つめである。
は、2は揺動スクロール、53は揺動スクロール
歯、54は揺動スクロール台板、55は揺動スク
ロール軸、56はオルダム用つめである。
揺動スクロール歯53は揺動スクロール台板5
4と一体で成形されており、さらに、オルダム用
つめ56および揺動スクロール軸55も一体で成
形されている。
4と一体で成形されており、さらに、オルダム用
つめ56および揺動スクロール軸55も一体で成
形されている。
第7図は揺動スクロールを背面より見たもので
あつて、図においては、2は揺動スクロール、5
3は揺動スクロール歯、54は揺動スクロール台
板、55は揺動スクロール軸、56はオルダム用
つめ、57は揺動スクロールバランサ、58はバ
ランサ止めボルトである。揺動スクロール軸55
の中心と、揺動スクロール台板の中心とは一致し
て成形されている。オルダム用つめ56は第2図
および第3図に示されたオルダム継手34に嵌合
するものであり、揺動スクロール2と固定スクロ
ール3の位置関係を規制するもので、揺動スクロ
ール2の揺動運動を実現するために必要な部分で
ある、オルダム用つめ56は中心を通る直線上に
配列されている。揺動スクロール軸55は、第2
図に示されたクランク軸6のクランク軸偏心穴4
2に嵌合して、電動機ロータ8からクランク軸6
に伝達される回転力を受けて、揺動スクロール2
の偏心揺動運動を実現するための部分である。揺
動スクロールバランサ57は、揺動スクロール2
の揺動スクロール歯53の重心が、揺動スクロー
ル台板54および揺動スクロール軸55の中心と
一致しないことから生ずる静的なアンバランスを
補正するために設けられたもので、これによつ
て、揺動スクロール2全体の重心が、揺動スクロ
ール軸55の中心と一致するようになつている。
バランサ止めボルト58は揺動スクロールバラン
サを揺動スクロール台板54に固定するものであ
る。
あつて、図においては、2は揺動スクロール、5
3は揺動スクロール歯、54は揺動スクロール台
板、55は揺動スクロール軸、56はオルダム用
つめ、57は揺動スクロールバランサ、58はバ
ランサ止めボルトである。揺動スクロール軸55
の中心と、揺動スクロール台板の中心とは一致し
て成形されている。オルダム用つめ56は第2図
および第3図に示されたオルダム継手34に嵌合
するものであり、揺動スクロール2と固定スクロ
ール3の位置関係を規制するもので、揺動スクロ
ール2の揺動運動を実現するために必要な部分で
ある、オルダム用つめ56は中心を通る直線上に
配列されている。揺動スクロール軸55は、第2
図に示されたクランク軸6のクランク軸偏心穴4
2に嵌合して、電動機ロータ8からクランク軸6
に伝達される回転力を受けて、揺動スクロール2
の偏心揺動運動を実現するための部分である。揺
動スクロールバランサ57は、揺動スクロール2
の揺動スクロール歯53の重心が、揺動スクロー
ル台板54および揺動スクロール軸55の中心と
一致しないことから生ずる静的なアンバランスを
補正するために設けられたもので、これによつ
て、揺動スクロール2全体の重心が、揺動スクロ
ール軸55の中心と一致するようになつている。
バランサ止めボルト58は揺動スクロールバラン
サを揺動スクロール台板54に固定するものであ
る。
第8図は軸受支えであつて、図においては、7
は軸受支え、31はメクラネジ穴、33は油穴、
35はスラスト軸受、37は軸受メタル、38は
スラスト軸受、43はオルダムガイド溝、44は
吸入口、45はOリング溝、46はボルト用貫通
穴、47はメネジである。
は軸受支え、31はメクラネジ穴、33は油穴、
35はスラスト軸受、37は軸受メタル、38は
スラスト軸受、43はオルダムガイド溝、44は
吸入口、45はOリング溝、46はボルト用貫通
穴、47はメネジである。
軸受支え7の軸受メタル37の部分には、第2
図に示されたクランク軸6が嵌合して、クランク
軸6の段付部分がスラスト軸受38に乗つかるよ
うになる。
図に示されたクランク軸6が嵌合して、クランク
軸6の段付部分がスラスト軸受38に乗つかるよ
うになる。
スラスト軸受35の部分は、揺動スクロール台
板54の背面を支える機能を有しており、揺動ス
クロール2から加わるスラストを受けもつ。また
場合によつては、スラスト軸受35の面に油圧等
を導入して揺動スクロール2から加わるスラスト
に見合う支持力あるいはそれ以上の力を与え得る
機能を果す。オルダムガイド溝43は第2図に示
されたオルダム継手34が嵌合する部分で、オル
ダム継手34が直線往復運動を行なう部分であ
る。吸入口44は本実施例においては4ケ設けら
れており、軸受支え7を貫通している。軸受支え
7の端面には、密封のためのOリング溝45が設
けられ、軸受支え7と固定スクロール1を固定す
るためのメネジ47および全体を固定するための
ボルト用貫通穴が設けられている。給油のための
油穴33とそれに連通するメクラネジ穴31も設
置されている。メクラネジ穴31は例えば給油圧
を測定するような場合に使用される。ボルト用貫
通穴46、メネジ47が設けられている端面とス
ラスト軸受35の面は、スラスト軸受35の面の
方が、揺動スクロール台板54の厚み分に10μm
〜50μm程度加えた分だけ沈んでいて、当該端面
に固定スクロール1が固定された場合に、揺動ス
クロール2が揺動できるようになつている。この
状態は第2図において良く理解される。
板54の背面を支える機能を有しており、揺動ス
クロール2から加わるスラストを受けもつ。また
場合によつては、スラスト軸受35の面に油圧等
を導入して揺動スクロール2から加わるスラスト
に見合う支持力あるいはそれ以上の力を与え得る
機能を果す。オルダムガイド溝43は第2図に示
されたオルダム継手34が嵌合する部分で、オル
ダム継手34が直線往復運動を行なう部分であ
る。吸入口44は本実施例においては4ケ設けら
れており、軸受支え7を貫通している。軸受支え
7の端面には、密封のためのOリング溝45が設
けられ、軸受支え7と固定スクロール1を固定す
るためのメネジ47および全体を固定するための
ボルト用貫通穴が設けられている。給油のための
油穴33とそれに連通するメクラネジ穴31も設
置されている。メクラネジ穴31は例えば給油圧
を測定するような場合に使用される。ボルト用貫
通穴46、メネジ47が設けられている端面とス
ラスト軸受35の面は、スラスト軸受35の面の
方が、揺動スクロール台板54の厚み分に10μm
〜50μm程度加えた分だけ沈んでいて、当該端面
に固定スクロール1が固定された場合に、揺動ス
クロール2が揺動できるようになつている。この
状態は第2図において良く理解される。
第9図はオルダム継手であつて、図において、
34はオルダム継手、59は軸受嵌合つめ、すな
わち第1のガイドであり、60は揺動スクロール
嵌合ガイド溝、すなわち第2のガイドであり、6
1は円環である。
34はオルダム継手、59は軸受嵌合つめ、すな
わち第1のガイドであり、60は揺動スクロール
嵌合ガイド溝、すなわち第2のガイドであり、6
1は円環である。
オルダム継手34は第1図に示されたように、
固定スクロール1と揺動スクロール2の相対位置
関係を維持するためのもので、揺動スクロール2
の揺動軌道をクランク軸6と共に規定する。
固定スクロール1と揺動スクロール2の相対位置
関係を維持するためのもので、揺動スクロール2
の揺動軌道をクランク軸6と共に規定する。
軸受嵌合つめ59は、軸受支え7のオルダムガ
イド溝43に嵌合し、揺動スクロール嵌合ガイド
溝60は、揺動スクロール2のオルダム用つめ5
6と嵌合する。円環61は軸受嵌合つめ59と揺
動スクロール嵌合ガイド溝60をその中心に関し
て直交せしめるよう構成されている。
イド溝43に嵌合し、揺動スクロール嵌合ガイド
溝60は、揺動スクロール2のオルダム用つめ5
6と嵌合する。円環61は軸受嵌合つめ59と揺
動スクロール嵌合ガイド溝60をその中心に関し
て直交せしめるよう構成されている。
クランク軸6の回転により、揺動スクロール2
が偏心運動を行なう時、オルダム継手34の軸受
嵌合つめ59は、軸受支え7のオルダムガイド溝
43に嵌合して、オルダム継手34全体は、オル
ダムガイド溝の方向、すなわち第1の円環部径方
向に往復直線運動を行なう。その状態でさらに、
オルダム継手34に、揺動スクロール嵌合ガイド
溝60を介して嵌合せる揺動スクロール2が、オ
ルダム継手34に対して相対的には往復直線運
動、すなわち第2の円環部径方向への往復運動を
行う。その結果として揺動スクロール2は直交す
る2つの往復直線運動の合成として偏心揺動運動
を実現する。以上がオルダム継手34の構成と作
動である。
が偏心運動を行なう時、オルダム継手34の軸受
嵌合つめ59は、軸受支え7のオルダムガイド溝
43に嵌合して、オルダム継手34全体は、オル
ダムガイド溝の方向、すなわち第1の円環部径方
向に往復直線運動を行なう。その状態でさらに、
オルダム継手34に、揺動スクロール嵌合ガイド
溝60を介して嵌合せる揺動スクロール2が、オ
ルダム継手34に対して相対的には往復直線運
動、すなわち第2の円環部径方向への往復運動を
行う。その結果として揺動スクロール2は直交す
る2つの往復直線運動の合成として偏心揺動運動
を実現する。以上がオルダム継手34の構成と作
動である。
第10図はクランク軸であつて、図においては
6はクランク軸、33は油穴、36は軸受メタ
ル、42はクランク軸偏心穴、62,63は油
溝、64,65はキー溝、66は軸嵌合部、67
はロータ取付部分、68は軸嵌合部、69はステ
ータ止めナツト用ネジ、70は回り止めワツシヤ
用溝である。
6はクランク軸、33は油穴、36は軸受メタ
ル、42はクランク軸偏心穴、62,63は油
溝、64,65はキー溝、66は軸嵌合部、67
はロータ取付部分、68は軸嵌合部、69はステ
ータ止めナツト用ネジ、70は回り止めワツシヤ
用溝である。
クランク軸6は、ロータ取付部分67に取付け
られる、電動機ロータ8の駆動力を受けて、クラ
ンク軸偏心穴42に嵌合する揺動スクロール2に
回転力を与えるものであつて、揺動スクロール軸
55が嵌合する、クランク軸偏心穴42には軸受
メタル36が設けられている。軸受メタル36
は、通常の軸受合金でもよいし、また、針状ころ
軸受、所謂ニードルベアリングでもよい。軸受メ
タル36には給油のための油溝63が設けられて
いて、これは通常、反負荷側に切られている。軸
嵌合部66は軸受支え7の軸受メタル37の部分
に嵌合し、クランク軸6の段付部分は軸受支え7
のスラスト軸受38で支承される。軸嵌合部66
には、やはり油溝62が設けられており、給油経
路を構成している。さらに、油溝62,63に接
続して油穴33が図においては2ケ所設けられて
おり、うち1本はクランク軸6の中心軸を貫通し
て軸嵌合部68の部分に給油できるようになつて
いる。キー溝64は、第2図に示された第一バラ
ンスを固定するためのものであり、キー溝65は
電動機ロータ8を取付ける部分である。軸嵌合部
68は、第2図に示された底板27の軸受メタル
37に嵌合する部分であつて、クランク軸6の半
径方向移動を拘束支承する。ステータ止めナツト
用ネジ69には、第2図に示されたロータ止めナ
ツト17が取付けられ、回り止めワツシヤ用溝7
0には、ロータ止めナツト17の回り止めワツシ
ヤ16のツメ部分が入る。
られる、電動機ロータ8の駆動力を受けて、クラ
ンク軸偏心穴42に嵌合する揺動スクロール2に
回転力を与えるものであつて、揺動スクロール軸
55が嵌合する、クランク軸偏心穴42には軸受
メタル36が設けられている。軸受メタル36
は、通常の軸受合金でもよいし、また、針状ころ
軸受、所謂ニードルベアリングでもよい。軸受メ
タル36には給油のための油溝63が設けられて
いて、これは通常、反負荷側に切られている。軸
嵌合部66は軸受支え7の軸受メタル37の部分
に嵌合し、クランク軸6の段付部分は軸受支え7
のスラスト軸受38で支承される。軸嵌合部66
には、やはり油溝62が設けられており、給油経
路を構成している。さらに、油溝62,63に接
続して油穴33が図においては2ケ所設けられて
おり、うち1本はクランク軸6の中心軸を貫通し
て軸嵌合部68の部分に給油できるようになつて
いる。キー溝64は、第2図に示された第一バラ
ンスを固定するためのものであり、キー溝65は
電動機ロータ8を取付ける部分である。軸嵌合部
68は、第2図に示された底板27の軸受メタル
37に嵌合する部分であつて、クランク軸6の半
径方向移動を拘束支承する。ステータ止めナツト
用ネジ69には、第2図に示されたロータ止めナ
ツト17が取付けられ、回り止めワツシヤ用溝7
0には、ロータ止めナツト17の回り止めワツシ
ヤ16のツメ部分が入る。
第11図は第1バランスであつて、図において
は、10は第1バランス、71はバランスウエイ
ト、72は円筒部、74はキー溝である。
は、10は第1バランス、71はバランスウエイ
ト、72は円筒部、74はキー溝である。
第1バランス10は第2図より理解されるよう
に第2バランス11と共に、揺動スクロール2の
偏心揺動運動から派生する遠心力に対抗してバラ
ンシングを行なうもので、回転系全体の静粛な運
転を保障するものである。第1バランス10は固
定部73に設けられたキー溝74にそう入される
キー12によつてクランク軸6のキー溝64に固
定される。バランスウエイト71は、圧縮機全体
の小形化のために、軸受支え7と電動機ステータ
9の間に形成される空間に位置するように、円筒
部72を介して設置されている。また、バランス
ウエイト71の部分を極力揺動スクロール2に軸
方向に接近せしめ、かつ、クランク軸6の中心か
らできるだけ半径方向に離すことによつて、バラ
ンスウエイト71の部分の質量を小さくしてい
る。揺動スクロール2を通常使用される鋳鉄ある
いは球状黒鉛鋳鉄等で製作した場合には、その質
量は無視し得ず、バランスウエイト71の部分の
質量も大きくなるので、上記のような方策をとつ
て圧縮機全体が軸方向に大きくなり過ぎないよう
にしている。
に第2バランス11と共に、揺動スクロール2の
偏心揺動運動から派生する遠心力に対抗してバラ
ンシングを行なうもので、回転系全体の静粛な運
転を保障するものである。第1バランス10は固
定部73に設けられたキー溝74にそう入される
キー12によつてクランク軸6のキー溝64に固
定される。バランスウエイト71は、圧縮機全体
の小形化のために、軸受支え7と電動機ステータ
9の間に形成される空間に位置するように、円筒
部72を介して設置されている。また、バランス
ウエイト71の部分を極力揺動スクロール2に軸
方向に接近せしめ、かつ、クランク軸6の中心か
らできるだけ半径方向に離すことによつて、バラ
ンスウエイト71の部分の質量を小さくしてい
る。揺動スクロール2を通常使用される鋳鉄ある
いは球状黒鉛鋳鉄等で製作した場合には、その質
量は無視し得ず、バランスウエイト71の部分の
質量も大きくなるので、上記のような方策をとつ
て圧縮機全体が軸方向に大きくなり過ぎないよう
にしている。
第1バランス71は、軸受支え7と電動機ステ
ータ9の間に生ずる空間をたくみに利用して設置
され全系の小形化に寄与しているのである。
ータ9の間に生ずる空間をたくみに利用して設置
され全系の小形化に寄与しているのである。
第12図は電動機ロータであつて、図において
は、8は電動機ロータ、11は第2バランス、7
5はエンドリング、76はキー溝である。電動機
ロータ8はクランク軸6のキー溝65に、キー溝
76に嵌合するキー14で固定され、クランク軸
6に回転力を与えるものである。エンドリング7
5の一端には、揺動スクロール2に対抗する第2
バランス11が設けられていて、第1バランス1
0と共に全体の振動を小さくしている。
は、8は電動機ロータ、11は第2バランス、7
5はエンドリング、76はキー溝である。電動機
ロータ8はクランク軸6のキー溝65に、キー溝
76に嵌合するキー14で固定され、クランク軸
6に回転力を与えるものである。エンドリング7
5の一端には、揺動スクロール2に対抗する第2
バランス11が設けられていて、第1バランス1
0と共に全体の振動を小さくしている。
第13図は第12図の電動機ロータ8を逆から
見たもので、図においては、8は電動機ロータ、
11は第2バランス、18はスターラ、19はボ
ルト、75はエンドリング、76はキー溝、77
はスターラ固定ネジ穴である。第2バランス11
はボルト19によつて、エンドリング75に固定
されている。またスターラ18はエンドリング7
5および第2バランス11に設けられたスターラ
固定ネジ穴77に固定される。
見たもので、図においては、8は電動機ロータ、
11は第2バランス、18はスターラ、19はボ
ルト、75はエンドリング、76はキー溝、77
はスターラ固定ネジ穴である。第2バランス11
はボルト19によつて、エンドリング75に固定
されている。またスターラ18はエンドリング7
5および第2バランス11に設けられたスターラ
固定ネジ穴77に固定される。
以上のような各部分は、第14図に示されるよ
うに組立てられる。
うに組立てられる。
第14図において、まず、クランク軸6を軸受
支え7に嵌合せしめ、ついで、オルダム継手34
を軸受支え7にそう入する。オルダム継手34の
上から揺動スクロール2を、クランク軸6にはめ
込み、その上から固定スクロール1をボルト78
によつて、軸受7に固定する。クランク軸6の下
部から第1バランス10を取り付け、スペーサ1
3をそう入して電動機ロータ8の軸方向の位置を
決め、電動機ロータ8の下部からワツシヤ15、
回り止めワツシヤ16を入れて、ロータ止めナツ
ト17で、第1バランス10、スペーサ13、電
動機ロータ8を一体としてクランク軸6に固定す
る。第2図からわかるように第1バランス10
は、クランク軸6の段付部分にあたつてストツパ
の役目を果している。電動機ロータ8には、第2
バランス11とスターラ18が取付けられてい
る。
支え7に嵌合せしめ、ついで、オルダム継手34
を軸受支え7にそう入する。オルダム継手34の
上から揺動スクロール2を、クランク軸6にはめ
込み、その上から固定スクロール1をボルト78
によつて、軸受7に固定する。クランク軸6の下
部から第1バランス10を取り付け、スペーサ1
3をそう入して電動機ロータ8の軸方向の位置を
決め、電動機ロータ8の下部からワツシヤ15、
回り止めワツシヤ16を入れて、ロータ止めナツ
ト17で、第1バランス10、スペーサ13、電
動機ロータ8を一体としてクランク軸6に固定す
る。第2図からわかるように第1バランス10
は、クランク軸6の段付部分にあたつてストツパ
の役目を果している。電動機ロータ8には、第2
バランス11とスターラ18が取付けられてい
る。
第15図には第14図て組上がつた圧縮機の内
部を全体として組上げる手段が示されている。
部を全体として組上げる手段が示されている。
組上げられた固定スクロール1の上面に、吐出
チヤンバ20がボルト79によつて固定される。
吐出チヤンバ20には、密封のために第2図に示
されるように、Oリング22が取付けてある。ボ
ルト79は固定スクロール1を貫通してシエル2
3の上面に設けられたメネジ80にメジ込まれて
固定を実現する。シエル23には、第2図に示さ
れたステータ止めボルト24によつて電動機ステ
ータ9が固定されている。シエル23の上端面に
はOリング溝81にOリング22が密封のために
取付けられている。第15図に示された82は電
動機ステータ9のコイルエンドである。第2図か
らわかるように、軸受7の背面にはいんろうが設
けられてシエル23にはまり込んでいる。これ
は、電動機ロータ8と電動機ステータ9の間に同
心状に形成されるエアギヤツプを正確に出すため
のものである。
チヤンバ20がボルト79によつて固定される。
吐出チヤンバ20には、密封のために第2図に示
されるように、Oリング22が取付けてある。ボ
ルト79は固定スクロール1を貫通してシエル2
3の上面に設けられたメネジ80にメジ込まれて
固定を実現する。シエル23には、第2図に示さ
れたステータ止めボルト24によつて電動機ステ
ータ9が固定されている。シエル23の上端面に
はOリング溝81にOリング22が密封のために
取付けられている。第15図に示された82は電
動機ステータ9のコイルエンドである。第2図か
らわかるように、軸受7の背面にはいんろうが設
けられてシエル23にはまり込んでいる。これ
は、電動機ロータ8と電動機ステータ9の間に同
心状に形成されるエアギヤツプを正確に出すため
のものである。
シエル23の外周にはハーメテイツク端子4
0,41が溶接されており、例えば2本ピンのハ
ーメテイツク端子40は電動機ステータ9の巻線
保護回路のためのものであり、3本ピンのハーメ
テイツク端子41は電動機ステータ9に3相交流
を給電するためのもので、シエル23に対しては
絶縁、外気に対しては密封の役割を行なうもので
ある。
0,41が溶接されており、例えば2本ピンのハ
ーメテイツク端子40は電動機ステータ9の巻線
保護回路のためのものであり、3本ピンのハーメ
テイツク端子41は電動機ステータ9に3相交流
を給電するためのもので、シエル23に対しては
絶縁、外気に対しては密封の役割を行なうもので
ある。
以上のように組上がつたものに最後に底板27
をシエル23に固定する様子を示したものが、第
16図であつて、底板27の軸受支え88の軸受
メタル39がクランク軸6の軸嵌合部68に嵌合
する、この同心を実現するためにいンろう87が
設けられている。また密封のためにOリング溝9
0にはOリング22がはめ込まれている。この底
板27は、シエル23のシエルフランジ84のメ
ネジ85とボルト89によつてシエル23に固定
される。底板27には吸入用ネジ穴28が設けら
れている。
をシエル23に固定する様子を示したものが、第
16図であつて、底板27の軸受支え88の軸受
メタル39がクランク軸6の軸嵌合部68に嵌合
する、この同心を実現するためにいンろう87が
設けられている。また密封のためにOリング溝9
0にはOリング22がはめ込まれている。この底
板27は、シエル23のシエルフランジ84のメ
ネジ85とボルト89によつてシエル23に固定
される。底板27には吸入用ネジ穴28が設けら
れている。
以上のようにして第2図の状態に組上がるので
ある。
ある。
第2図に示されたスクロール圧縮機全体として
の作用動作の説明を簡単に述べるよう。
の作用動作の説明を簡単に述べるよう。
ハーメテイツク端子41を通じて、電動機ステ
ータ9に例えば3相交流を給電すると、電動機ロ
ータ8はトルクを発生して、クランク軸6ととも
に回転する。クランク軸6が回転を始めると、ク
ランク軸偏心穴42に嵌合せる、揺動スクロール
軸55に回転力が伝えられ、揺動スクロール2は
軸受支え7に取付けられたオルダム継手34にガ
イドされて、偏心揺動運動を実現する。そうする
と第1図に示されたような圧縮作用を行ない、圧
縮された気体は吐出口3から吐出される。吸入さ
れる例えばフロン等の気体は底板27の吸入用ネ
ジ穴28から流入し、電動機ロータ8と電動機ス
テータ9のエヤギヤツプ、電動機ステータ9とシ
エル23のすき間を経て、軸受支え7に設けられ
た吸入口44(第3図参照)から、連通部48を
経て揺動スクロール2と固定スクロール1の間の
圧縮室4に取り込まれる。これが作動の大略であ
り、給油系は、例えば吐出チヤンバ20に図示さ
れないオイルセパレータが内蔵されているとすれ
ば、吐出チヤンバ20で分離された油は、固定ス
クロール1に設けられた油穴33、軸受支え7に
設けられた油穴33を経て軸受メタル37に到
る。さらに、第10図に示された油穴33、油溝
62,63を経て、スラスト軸受35、軸受メタ
ル39、スラスト受38の各部にも給油される。
スラスト軸受35を経た油は、吸入されるガスと
一体となつて圧縮室に取込まれる。スラスト軸受
38、軸受メタル39を経た油は、シエル23内
に流出し、吸入ガスの流速およびスターラ18の
作用によつて霧化されて、吸入ガスと一体となつ
て圧縮室にとり込まれる。吸入ガスと一体になつ
て圧縮室4にとり込まれた油は固定スクロール歯
49(第5図参照)と揺動スクロール歯53の間
の半径方向および軸方向のすき間に充満して漏れ
を最小におさえる作用をする。スラスト軸受35
から流出した油はオルダム継手の各摺動面も潤滑
する。このようにして再び吐出チヤンバ20に流
入した油は、図示されないオイルセパレータで分
離されて給油ラインに、吐出気体の圧力によつて
圧送される。この間、オイルセパレータで分離さ
れない油分は、例えば冷凍機として使用した場合
には、冷凍サイクルを循環して吸入ガスといつし
よに吸入用ネジ穴28にもどつてくることにな
る。またオイルセパレータは吐出チヤンバ20内
になくとも外部に別体としてあつてもよい。
ータ9に例えば3相交流を給電すると、電動機ロ
ータ8はトルクを発生して、クランク軸6ととも
に回転する。クランク軸6が回転を始めると、ク
ランク軸偏心穴42に嵌合せる、揺動スクロール
軸55に回転力が伝えられ、揺動スクロール2は
軸受支え7に取付けられたオルダム継手34にガ
イドされて、偏心揺動運動を実現する。そうする
と第1図に示されたような圧縮作用を行ない、圧
縮された気体は吐出口3から吐出される。吸入さ
れる例えばフロン等の気体は底板27の吸入用ネ
ジ穴28から流入し、電動機ロータ8と電動機ス
テータ9のエヤギヤツプ、電動機ステータ9とシ
エル23のすき間を経て、軸受支え7に設けられ
た吸入口44(第3図参照)から、連通部48を
経て揺動スクロール2と固定スクロール1の間の
圧縮室4に取り込まれる。これが作動の大略であ
り、給油系は、例えば吐出チヤンバ20に図示さ
れないオイルセパレータが内蔵されているとすれ
ば、吐出チヤンバ20で分離された油は、固定ス
クロール1に設けられた油穴33、軸受支え7に
設けられた油穴33を経て軸受メタル37に到
る。さらに、第10図に示された油穴33、油溝
62,63を経て、スラスト軸受35、軸受メタ
ル39、スラスト受38の各部にも給油される。
スラスト軸受35を経た油は、吸入されるガスと
一体となつて圧縮室に取込まれる。スラスト軸受
38、軸受メタル39を経た油は、シエル23内
に流出し、吸入ガスの流速およびスターラ18の
作用によつて霧化されて、吸入ガスと一体となつ
て圧縮室にとり込まれる。吸入ガスと一体になつ
て圧縮室4にとり込まれた油は固定スクロール歯
49(第5図参照)と揺動スクロール歯53の間
の半径方向および軸方向のすき間に充満して漏れ
を最小におさえる作用をする。スラスト軸受35
から流出した油はオルダム継手の各摺動面も潤滑
する。このようにして再び吐出チヤンバ20に流
入した油は、図示されないオイルセパレータで分
離されて給油ラインに、吐出気体の圧力によつて
圧送される。この間、オイルセパレータで分離さ
れない油分は、例えば冷凍機として使用した場合
には、冷凍サイクルを循環して吸入ガスといつし
よに吸入用ネジ穴28にもどつてくることにな
る。またオイルセパレータは吐出チヤンバ20内
になくとも外部に別体としてあつてもよい。
ハーメテイツク端子40によつて接続されてい
る電動機の保護装置は、電動機ステータ9の過負
荷あるいは以上運転時等の温度上昇等を検知し、
電動機ステータ9に給電されている。例えば三相
交流電源を遮断して保護を行なうものである。
る電動機の保護装置は、電動機ステータ9の過負
荷あるいは以上運転時等の温度上昇等を検知し、
電動機ステータ9に給電されている。例えば三相
交流電源を遮断して保護を行なうものである。
前述のように、第13図に示されたスターラ1
8は、電動機ロータ8の下端のエンドリング75
に固定され、電動機ロータ8の回転により遠心フ
アン的作用によつて、シエル23の底部に溜ろう
とする潤滑油を撹拌、飛散させてしまう。もしス
ターラ18が無ければ、潤滑油はシエル下部に残
留する割合が増加して、吸入系路に悪影響を及ぼ
すばかりでなく、潤滑油の循環によつても好まし
くない状態となる。
8は、電動機ロータ8の下端のエンドリング75
に固定され、電動機ロータ8の回転により遠心フ
アン的作用によつて、シエル23の底部に溜ろう
とする潤滑油を撹拌、飛散させてしまう。もしス
ターラ18が無ければ、潤滑油はシエル下部に残
留する割合が増加して、吸入系路に悪影響を及ぼ
すばかりでなく、潤滑油の循環によつても好まし
くない状態となる。
スターラは、第18図に示されたような直線状
の翼を有する遠心フアン形状をしており、簡単な
板金加工で製作することができる。
の翼を有する遠心フアン形状をしており、簡単な
板金加工で製作することができる。
以上のようにスターラを電動機ロータ下端に設
けることによつて、潤滑油を撹拌、飛散させるこ
とができ、吸入ガスといつしよに運び去ることが
可能となる。
けることによつて、潤滑油を撹拌、飛散させるこ
とができ、吸入ガスといつしよに運び去ることが
可能となる。
このようなスクロール圧縮機において、オルダ
ム継手は上述の如く、スラスト軸受35から流出
した油によつて潤滑されるが、オルダム継手34
の軸受嵌合つめ59および嵌合ガイド溝60への
油の供給は、軸受嵌合つめ59および嵌合ガイド
溝60の近傍における円環61の表面に供給され
た油の自然流によるため、潤滑不足による摩耗、
焼付等の欠点があつた。
ム継手は上述の如く、スラスト軸受35から流出
した油によつて潤滑されるが、オルダム継手34
の軸受嵌合つめ59および嵌合ガイド溝60への
油の供給は、軸受嵌合つめ59および嵌合ガイド
溝60の近傍における円環61の表面に供給され
た油の自然流によるため、潤滑不足による摩耗、
焼付等の欠点があつた。
この発明はこのような欠点を解消するためなさ
れたものである。
れたものである。
以下、本発明にもとづく一例としてのオルダム
継手の正面図を示す第17図およびその断面図を
示す第18図におつて説明する。
継手の正面図を示す第17図およびその断面図を
示す第18図におつて説明する。
第17図、第18図において、34はオルダム
継手、61は円環部、61aは円環部摺動面、5
9は円環部61の一方の面側に形成された軸受嵌
合つめ(第1のガイド)、60は円環部61の他
方の面側に設けられた揺動スクロール嵌合ガイド
溝(第2のガイド)、100a,100bはそれ
ぞれ第1、第2の油溝、101は油孔である。図
より、第1の油溝100aはオルダム継手34の
円環部摺動面61aに円周上に沿つて、1つの軸
受嵌合つめ59からもう一方の軸受嵌合つめ59
まで半円周づつ設けられている。第2の油溝10
0bは第17図に示すように第1の油溝100a
からオルダム継手34の外周へ連通するように設
けられている。またこの第1の油溝100aと円
環部摺動面61aの反対側面に設けられた揺動ス
クロール嵌合ガイド溝60が連通するように油孔
101を設ける。上記オルダム継手34を組込ん
だ状態を第19図及び第20図に示す。第19図
は、オルダム継手34の揺動スクロール嵌合ガイ
ド溝60が揺動スクロール2に嵌め合つた状態の
断面図を示し、第20図は、第19図を軸を中心
に90°回転させてみた端面図で、オルダム継手3
4の軸受嵌合つめ59と軸受支え7が嵌め合つた
状態を示す。第19図より2は揺動スクロール
(回転部材)、6はクランク軸、7は軸受支え(静
止部材)、7aは軸受支え底面、34はオルダム
継手、35はスラスト軸受、61aはオルダム継
手円環部摺動面、100aはオルダム継手34に
設けられた第1の油溝、101は同じくオルダム
継手34に設けられた油孔である。
継手、61は円環部、61aは円環部摺動面、5
9は円環部61の一方の面側に形成された軸受嵌
合つめ(第1のガイド)、60は円環部61の他
方の面側に設けられた揺動スクロール嵌合ガイド
溝(第2のガイド)、100a,100bはそれ
ぞれ第1、第2の油溝、101は油孔である。図
より、第1の油溝100aはオルダム継手34の
円環部摺動面61aに円周上に沿つて、1つの軸
受嵌合つめ59からもう一方の軸受嵌合つめ59
まで半円周づつ設けられている。第2の油溝10
0bは第17図に示すように第1の油溝100a
からオルダム継手34の外周へ連通するように設
けられている。またこの第1の油溝100aと円
環部摺動面61aの反対側面に設けられた揺動ス
クロール嵌合ガイド溝60が連通するように油孔
101を設ける。上記オルダム継手34を組込ん
だ状態を第19図及び第20図に示す。第19図
は、オルダム継手34の揺動スクロール嵌合ガイ
ド溝60が揺動スクロール2に嵌め合つた状態の
断面図を示し、第20図は、第19図を軸を中心
に90°回転させてみた端面図で、オルダム継手3
4の軸受嵌合つめ59と軸受支え7が嵌め合つた
状態を示す。第19図より2は揺動スクロール
(回転部材)、6はクランク軸、7は軸受支え(静
止部材)、7aは軸受支え底面、34はオルダム
継手、35はスラスト軸受、61aはオルダム継
手円環部摺動面、100aはオルダム継手34に
設けられた第1の油溝、101は同じくオルダム
継手34に設けられた油孔である。
第20図は同様にして43はオルダムガイド溝
である。
である。
第21図は第20図のB−B断面である。図中
7は軸受支え、34はオルダム継手、100a,
100bはそれぞれ第1、第2の油溝、101は
油孔であり、図では上記油溝100aと嵌合ガイ
ド溝60とを連通しているが油溝100bと嵌合
ガイド溝60とを連通してもよい。すなわち第2
の油溝100bを油孔101から出発し、第1の
円環部径方向へ開口する方向に形成してもよい。
7は軸受支え、34はオルダム継手、100a,
100bはそれぞれ第1、第2の油溝、101は
油孔であり、図では上記油溝100aと嵌合ガイ
ド溝60とを連通しているが油溝100bと嵌合
ガイド溝60とを連通してもよい。すなわち第2
の油溝100bを油孔101から出発し、第1の
円環部径方向へ開口する方向に形成してもよい。
第19図において、オルダム継手34の円環部
摺動面61aは静止部材である軸受支え7の底面7
aに接しており、回転部材たる揺動スクロール2
の揺動によるオルダム継手34の往復運動ととも
に、円環部摺動面61aは、軸受支え底面7a上
を摺動する。底面7a上には、スラスト軸受35
や、吸入冷媒によつて運ばれてきた潤滑油が多量
に付着しており、第21図に示すように、オルダ
ム継手34の往復運動によつて第2の油溝100
bに油が入つていき、第2の油溝100bと連通
する第1の油溝100aは、油で満たされる。こ
れによつてオルダム継手円環部摺動面61aに充
分に油がゆきわたるとともに、第1の油溝100
aを通つて第1のガイドである軸受嵌合つめ59
及び、第1の油溝100aと連通する油孔101
を通つて第2のガイドである揺動スクロール嵌合
ガイド溝101へ油が積極的に供給される。
摺動面61aは静止部材である軸受支え7の底面7
aに接しており、回転部材たる揺動スクロール2
の揺動によるオルダム継手34の往復運動ととも
に、円環部摺動面61aは、軸受支え底面7a上
を摺動する。底面7a上には、スラスト軸受35
や、吸入冷媒によつて運ばれてきた潤滑油が多量
に付着しており、第21図に示すように、オルダ
ム継手34の往復運動によつて第2の油溝100
bに油が入つていき、第2の油溝100bと連通
する第1の油溝100aは、油で満たされる。こ
れによつてオルダム継手円環部摺動面61aに充
分に油がゆきわたるとともに、第1の油溝100
aを通つて第1のガイドである軸受嵌合つめ59
及び、第1の油溝100aと連通する油孔101
を通つて第2のガイドである揺動スクロール嵌合
ガイド溝101へ油が積極的に供給される。
また、本発明は、スクロールを膨張機に用いた
場合なども応用できる。さらに以上は円環状のも
のについて述べたが、円板状であつても良くこの
場合、回転軸等のオルダム継手として用いられ
る。
場合なども応用できる。さらに以上は円環状のも
のについて述べたが、円板状であつても良くこの
場合、回転軸等のオルダム継手として用いられ
る。
以上のようにこの発明によれば、オルダム継手
各摺動部には積極的に潤滑油が供給され、潤滑不
良による焼付事故がおこりにくくなり、また耐摩
耗性の改善など長寿命化が期待できるなどの効果
がある。
各摺動部には積極的に潤滑油が供給され、潤滑不
良による焼付事故がおこりにくくなり、また耐摩
耗性の改善など長寿命化が期待できるなどの効果
がある。
第1図はスクロール圧縮機の作動原理図、第2
図はスクロール圧縮機の一実施例を示す断面図、
第3図は第2図の−線断面図、第4図は第2
図の−線断面図、第5図は固定スクロールを
示す斜視図、第6図は揺動スクロールを示す斜視
図、第7図は揺動スクロールを示す斜視図、第8
図は軸受支えを示す斜視図、第9図は従来のオル
ダム継手を示す斜視図、第10図はクランク軸を
示す斜視図、第11図は第1バランスを示す斜視
図、第12図、第13図は電動機ロータを示す斜
視図、第14図は圧縮機組立図、第15図、第1
6図はシエルを含めた圧縮機全体の組立図であ
る。第17図は本発明の一実施例を示す平面図、
第18図は第17図のA−A断面、第19図、第
20図は第17図、第18図のオルダム継手をス
クロール圧縮機に組込んだ状態を示し、第21図
は、第20図のB−B断面である。 図において、34はオルダム継手、59は軸受
嵌合つめ、60は嵌合ガイド溝、61は円環、1
00a,100bはそれぞれ第1、第2の油溝、
101は油孔である。
図はスクロール圧縮機の一実施例を示す断面図、
第3図は第2図の−線断面図、第4図は第2
図の−線断面図、第5図は固定スクロールを
示す斜視図、第6図は揺動スクロールを示す斜視
図、第7図は揺動スクロールを示す斜視図、第8
図は軸受支えを示す斜視図、第9図は従来のオル
ダム継手を示す斜視図、第10図はクランク軸を
示す斜視図、第11図は第1バランスを示す斜視
図、第12図、第13図は電動機ロータを示す斜
視図、第14図は圧縮機組立図、第15図、第1
6図はシエルを含めた圧縮機全体の組立図であ
る。第17図は本発明の一実施例を示す平面図、
第18図は第17図のA−A断面、第19図、第
20図は第17図、第18図のオルダム継手をス
クロール圧縮機に組込んだ状態を示し、第21図
は、第20図のB−B断面である。 図において、34はオルダム継手、59は軸受
嵌合つめ、60は嵌合ガイド溝、61は円環、1
00a,100bはそれぞれ第1、第2の油溝、
101は油孔である。
Claims (1)
- 1 相対する静止部材と回転部材との間に配設さ
れ、円環部の一方の面側において上記静止部材と
係合すると共に、上記円環部を上記静止部材に対
して第1の円環部径方向へのみ往復運動させる第
1のガイド、及び上記円環部の他方の面側におい
て上記回転部材と係合すると共に上記円環部に対
して上記回転部材を上記第1の円環部径方向と直
交する第2の円環部径方向へのみ往復運動させる
第2のガイドを備え、上記第1および第2の円環
部径方向への各々の往復運動の合成により上記回
転部材の自転を防止しつつ公転運動を行わせるオ
ルダム継手において、上記円環部の一方の面側に
おいてその円周方向に延び、上記第1のガイドへ
潤滑油を供給する第1の油溝と、この第1の油溝
と連通し且つ第1の円環部径方向に開口すると共
に上記円環部の第1の円環部径方向への往復運動
によつて上記第1の油溝に潤滑油を導入する第2
の油溝と、上記第1または第2の油溝と上記第2
のガイドを連通する油孔とを備えたことを特徴と
するオルダム継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057784A JPS6040821A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | オルダム継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057784A JPS6040821A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | オルダム継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6040821A JPS6040821A (ja) | 1985-03-04 |
| JPH048648B2 true JPH048648B2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=11754091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1057784A Granted JPS6040821A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | オルダム継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040821A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3924977A (en) * | 1973-06-11 | 1975-12-09 | Little Inc A | Positive fluid displacement apparatus |
| US4065279A (en) * | 1976-09-13 | 1977-12-27 | Arthur D. Little, Inc. | Scroll-type apparatus with hydrodynamic thrust bearing |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP1057784A patent/JPS6040821A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6040821A (ja) | 1985-03-04 |
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