JPH048747B2 - - Google Patents
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- JPH048747B2 JPH048747B2 JP2140171A JP14017190A JPH048747B2 JP H048747 B2 JPH048747 B2 JP H048747B2 JP 2140171 A JP2140171 A JP 2140171A JP 14017190 A JP14017190 A JP 14017190A JP H048747 B2 JPH048747 B2 JP H048747B2
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- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
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- Y10T436/14—Heterocyclic carbon compound [i.e., O, S, N, Se, Te, as only ring hetero atom]
- Y10T436/142222—Hetero-O [e.g., ascorbic acid, etc.]
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- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は物質のアリコートを得る方法に関する
ものである。
ものである。
[発明の目的]
多くの液体基準化学分析では試験しようとする
試料を適当な装置により計量しなければならない
(正確なアリコートを送出さなければならない)
ことがよく知られている。さらに適当に希釈した
試料が得られるように試料と混合するための希釈
剤を計量する必要のあることが分つている。希釈
処理は通常試料を試薬と混合する前に実施する。
試薬は又与えられた反応で使うのに適当なように
計量しなければならない。アリコートを得る方法
の精度により後続のどの分析測定もその精度の限
界が決まる。正確なアリコートを得てその希釈を
行うことも又、試料に関係的に過剰な試薬を用意
し干渉物の影響を減らすのに必要である。
試料を適当な装置により計量しなければならない
(正確なアリコートを送出さなければならない)
ことがよく知られている。さらに適当に希釈した
試料が得られるように試料と混合するための希釈
剤を計量する必要のあることが分つている。希釈
処理は通常試料を試薬と混合する前に実施する。
試薬は又与えられた反応で使うのに適当なように
計量しなければならない。アリコートを得る方法
の精度により後続のどの分析測定もその精度の限
界が決まる。正確なアリコートを得てその希釈を
行うことも又、試料に関係的に過剰な試薬を用意
し干渉物の影響を減らすのに必要である。
所要の物質及び全部のこれ等の工程の準備は時
間がかかり不便である。従つて本発明の目的は、
分析しようとする物質の希釈アリコートを簡単正
確に得る新規な方法を得ることにある。
間がかかり不便である。従つて本発明の目的は、
分析しようとする物質の希釈アリコートを簡単正
確に得る新規な方法を得ることにある。
[従来の技術とその問題点]
水溶液、ミルクのような食品及び生物学的液体
のような液体の化学分析は望ましいし又は必要な
ことが多い。液体分析を容易にする種種の要素が
知られている。このような要素は、分析する物質
(被分析物)に対する分析試薬を含むことが多い。
試薬は、被分析物と反応すると、着色物質が生成
し又はその他の検知できる変化が生ずる。分析要
素はたとえば、紙又はその他の吸収性の強い担体
に前記の被分析物に対し科学的に反応性を持つ物
質を浸透させたPH試験条片及び同様な指示片を含
む。これ等の試験条片内の物質は、水素イオン又
はその他の被分析物を含む液体との接触に応答し
発色するか又は変色する。応答物質に従つてこの
変化は通常定性的に又はせいぜい半定量的に評価
される。
のような液体の化学分析は望ましいし又は必要な
ことが多い。液体分析を容易にする種種の要素が
知られている。このような要素は、分析する物質
(被分析物)に対する分析試薬を含むことが多い。
試薬は、被分析物と反応すると、着色物質が生成
し又はその他の検知できる変化が生ずる。分析要
素はたとえば、紙又はその他の吸収性の強い担体
に前記の被分析物に対し科学的に反応性を持つ物
質を浸透させたPH試験条片及び同様な指示片を含
む。これ等の試験条片内の物質は、水素イオン又
はその他の被分析物を含む液体との接触に応答し
発色するか又は変色する。応答物質に従つてこの
変化は通常定性的に又はせいぜい半定量的に評価
される。
若干の分野では分析技術により迅速な定量成績
を得る必要のあることが多い。極く最近の開発作
業では、血液、血清、尿及び類似物のような体液
を含む生物学的液体の試験により高度に定量的な
成績を迅速簡便に生じなければならない、診断用
化学分析に有用な要素を提供するようにしてい
る。
を得る必要のあることが多い。極く最近の開発作
業では、血液、血清、尿及び類似物のような体液
を含む生物学的液体の試験により高度に定量的な
成績を迅速簡便に生じなければならない、診断用
化学分析に有用な要素を提供するようにしてい
る。
化学溶液に適用する分析技術は化学実験室等で
とくに自動化分析の際に広く認められている。し
かしこのような技術は複雑な溶液−取扱い及び移
送能力を持つ分析装置を必要とする。たとえば米
国特許第2797149号明細書に記載してある種々の
『湿式化学』の分析装置は費用な高いことが多く
又熟練者を必要とする。
とくに自動化分析の際に広く認められている。し
かしこのような技術は複雑な溶液−取扱い及び移
送能力を持つ分析装置を必要とする。たとえば米
国特許第2797149号明細書に記載してある種々の
『湿式化学』の分析装置は費用な高いことが多く
又熟練者を必要とする。
溶液化学に対する1変型として、『乾式』化学
分析のための種々の多重層の構成要素が提案され
ている。分析要素の説明にこの場合使つた『構
成』という用語は2重の又はそれ以上の各別の層
を含む要素のことである。使用条件のもとでこれ
等の層は実質的に密接に接触した状態に積層す
る。『乾式』分析では物質を貯え取扱うのに実質
的な便宜が得られるが、『乾式』分析の研究では
単に制限された成功度しか得られない。この分析
は主として定性試験用及び半定量試験用に使われ
ている。
分析のための種々の多重層の構成要素が提案され
ている。分析要素の説明にこの場合使つた『構
成』という用語は2重の又はそれ以上の各別の層
を含む要素のことである。使用条件のもとでこれ
等の層は実質的に密接に接触した状態に積層す
る。『乾式』分析では物質を貯え取扱うのに実質
的な便宜が得られるが、『乾式』分析の研究では
単に制限された成功度しか得られない。この分析
は主として定性試験用及び半定量試験用に使われ
ている。
多重層分析要素の1例が米国特許第3092465号
明細書に記載してある。このような多重層要素
は、1種類又は複雑種類の試薬を含浸させた吸収
性繊維質担体を使う。これ等の要素は、半透膜を
被覆した発色剤を含んでいる。試験液体に接触す
ると、被分析物が当透膜を通過し繊維質担体内に
入る。この場合被分析物の濃度に関連した量の色
が生ずる。半透膜は、色の読みを妨げる赤血球の
ような若干の干渉成分の通過及び吸収を防ぐ。
明細書に記載してある。このような多重層要素
は、1種類又は複雑種類の試薬を含浸させた吸収
性繊維質担体を使う。これ等の要素は、半透膜を
被覆した発色剤を含んでいる。試験液体に接触す
ると、被分析物が当透膜を通過し繊維質担体内に
入る。この場合被分析物の濃度に関連した量の色
が生ずる。半透膜は、色の読みを妨げる赤血球の
ような若干の干渉成分の通過及び吸収を防ぐ。
吸収性繊維紙又はその他の繊維質媒体により液
体試料を受けて分布させる分析要素は臨床実験室
では一般的でない。おそらくこれはこれ等の要素
が高度に正確な定量成績を生ずることができない
からである。米国特許第3050373号明細書では繊
維紙のような吸収性材料の使用が提案されてい
る。溶液を含浸させる際に沈殿が生じてこれ等の
吸収性担体に試薬が均等に分布するのを妨げるこ
とがいわれている。又繊維質の吸収性材料を使う
要素は『しまの生成』と称する不均等が生じやす
い。このことは、要素の一部分たとえば加えた試
料の浸透した領域の周辺の方が高い価を生ずる試
験成績によつて例示される。このことは明らか
に、吸収性材料内の試料成分又は試薬の広範囲の
不均等な移行の結果である。このことは大体、こ
のような化学薬品の著しく局部化した濃度をもた
らすクロマトグラフィー効果による。ゼラチン及
びゼラチン状物質は含浸溶液の有用成分として米
国特許第3061523号及び同第3104209号の各明細書
に記載してある。このことは、これ等の物質が試
料の高い移行割合を拘束し従つて試験成績の均等
性を向上する明らかな能力による。しかし繊維質
の試薬含有吸収性母体内のゼラチン及びゼラチン
状物質はゼラチンを含まない一層吸収性母体のゼ
ラチン状物質はゼラチンを含まない一層吸収性の
強い吸収性母体に比べて試料吸上げの割合を減少
させる。このような減少した吸収作用により母体
に表面液体を残し、試験測定を行う前に母体を洗
浄し過剰分を除く必要がある。従つて吸収性母体
に含浸させようとするゼラチンの量に上限があ
る。このような性質は又米国特許第3526480号明
細書に記載してあるようにゼラチン(又は類似
の)物質だけから成る層に見られる。
体試料を受けて分布させる分析要素は臨床実験室
では一般的でない。おそらくこれはこれ等の要素
が高度に正確な定量成績を生ずることができない
からである。米国特許第3050373号明細書では繊
維紙のような吸収性材料の使用が提案されてい
る。溶液を含浸させる際に沈殿が生じてこれ等の
吸収性担体に試薬が均等に分布するのを妨げるこ
とがいわれている。又繊維質の吸収性材料を使う
要素は『しまの生成』と称する不均等が生じやす
い。このことは、要素の一部分たとえば加えた試
料の浸透した領域の周辺の方が高い価を生ずる試
験成績によつて例示される。このことは明らか
に、吸収性材料内の試料成分又は試薬の広範囲の
不均等な移行の結果である。このことは大体、こ
のような化学薬品の著しく局部化した濃度をもた
らすクロマトグラフィー効果による。ゼラチン及
びゼラチン状物質は含浸溶液の有用成分として米
国特許第3061523号及び同第3104209号の各明細書
に記載してある。このことは、これ等の物質が試
料の高い移行割合を拘束し従つて試験成績の均等
性を向上する明らかな能力による。しかし繊維質
の試薬含有吸収性母体内のゼラチン及びゼラチン
状物質はゼラチンを含まない一層吸収性母体のゼ
ラチン状物質はゼラチンを含まない一層吸収性の
強い吸収性母体に比べて試料吸上げの割合を減少
させる。このような減少した吸収作用により母体
に表面液体を残し、試験測定を行う前に母体を洗
浄し過剰分を除く必要がある。従つて吸収性母体
に含浸させようとするゼラチンの量に上限があ
る。このような性質は又米国特許第3526480号明
細書に記載してあるようにゼラチン(又は類似
の)物質だけから成る層に見られる。
自動化試験法に適した構成分析要素は又米国特
許第3368872号及び同第3526480号の各明細書に記
載してある。このような記載は要素内のクロマト
グラフイー効果(環形成、円部形成、ドーナツ形
生成又はしま生成と称することが多い)を避ける
手段についてのものである。これ等の効果は試薬
を不動にすることによつて避けられる。繊維質の
ろ紙のような吸収性の試薬含有材料の代りに単純
な多孔膜を使うことが提案されている。しかし制
限した時限にわたる試薬含浸材料内への拡散によ
り被分析物のような試料成分を分け取る(均等に
受けて希釈する)手段を使うことはこれ等の文献
には提案されていない。濃度計、比色計、ケイ光
光度計又はその他の読みにより定量試験の成績を
得る際には均等な希釈が極めて大切である。この
ことは、クロマトグラフイー効果により導入され
る不均等性のような著しい不均等性が存在しない
ときにもいえる。
許第3368872号及び同第3526480号の各明細書に記
載してある。このような記載は要素内のクロマト
グラフイー効果(環形成、円部形成、ドーナツ形
生成又はしま生成と称することが多い)を避ける
手段についてのものである。これ等の効果は試薬
を不動にすることによつて避けられる。繊維質の
ろ紙のような吸収性の試薬含有材料の代りに単純
な多孔膜を使うことが提案されている。しかし制
限した時限にわたる試薬含浸材料内への拡散によ
り被分析物のような試料成分を分け取る(均等に
受けて希釈する)手段を使うことはこれ等の文献
には提案されていない。濃度計、比色計、ケイ光
光度計又はその他の読みにより定量試験の成績を
得る際には均等な希釈が極めて大切である。この
ことは、クロマトグラフイー効果により導入され
る不均等性のような著しい不均等性が存在しない
ときにもいえる。
繊維質部片内の検出できる反応変化を計測する
ことはむずかしい。ろ紙のような多くの一般的な
試薬母体材料は不透明でこの母体材料の表面でし
か分析成績の検出ができない。この場合分析成績
の認識できる値及び範囲が減少し低濃度の被分析
物の測定がむずかしくなる。材料自体が計測する
光学信号に変化を生じないように透明な母体材料
を使うことが望ましい。
ことはむずかしい。ろ紙のような多くの一般的な
試薬母体材料は不透明でこの母体材料の表面でし
か分析成績の検出ができない。この場合分析成績
の認識できる値及び範囲が減少し低濃度の被分析
物の測定がむずかしくなる。材料自体が計測する
光学信号に変化を生じないように透明な母体材料
を使うことが望ましい。
極く最近まで分析要素に関する分野では試料成
分(被分析物)を一様に受ける層については提案
が行われていない。実際上よく知られているよう
に使用する吸収性の又その他の繊維質材料(たと
えば吸収性のセルロース質ろ紙、ガラス繊維紙、
木材等)の構造上及び化学的な特性により試料成
分の一様な浸透が損われた。さらに繊維質材料の
選択により、その著しい光学的不均等性によつて
極めて正確な光学的測定値が無効になる。
分(被分析物)を一様に受ける層については提案
が行われていない。実際上よく知られているよう
に使用する吸収性の又その他の繊維質材料(たと
えば吸収性のセルロース質ろ紙、ガラス繊維紙、
木材等)の構造上及び化学的な特性により試料成
分の一様な浸透が損われた。さらに繊維質材料の
選択により、その著しい光学的不均等性によつて
極めて正確な光学的測定値が無効になる。
仏国特許第2191734号及び米国特許第3992158号
の各明細書には新規な多重層分析要素について記
載してある。このような多重層要素は、液体試料
を受けこの試料を広い層に広げ一様な濃度の被分
析物が得られるようにする。被分析物の均等性に
より正確な分析成績が測定できる。仏国特許第
2191734号明細書に記載してある要素は、広い層
と反応性又は相互作用性の物質を含む試薬層とを
備えている。これ等の要素の均等な活動性により
これ等の層が測光により再現できる変化を促進す
る。
の各明細書には新規な多重層分析要素について記
載してある。このような多重層要素は、液体試料
を受けこの試料を広い層に広げ一様な濃度の被分
析物が得られるようにする。被分析物の均等性に
より正確な分析成績が測定できる。仏国特許第
2191734号明細書に記載してある要素は、広い層
と反応性又は相互作用性の物質を含む試薬層とを
備えている。これ等の要素の均等な活動性により
これ等の層が測光により再現できる変化を促進す
る。
問題になる最近の特許には米国特許第3983005
号、同第4042335号、同第4069016号及び同第
4069017号がある。これ等の各特許明細書には液
体中の成分の試薬含有基層母体への移行について
記載してある。しかし前記の各特許明細書では制
御した時限にわたりゲル体内に試料を拡散するこ
とにより試料の正確なアリコートを得る方法につ
いては記載してない。これ等の特許明細書では制
御した時限にわたりゲル媒体内の試薬に対し試料
を希釈し反応させる手段としての拡散についても
記載してない。このようにさらに拡散することに
より前記試料がこの試料と反応する過剰な試薬と
一様に確実に混合する。
号、同第4042335号、同第4069016号及び同第
4069017号がある。これ等の各特許明細書には液
体中の成分の試薬含有基層母体への移行について
記載してある。しかし前記の各特許明細書では制
御した時限にわたりゲル体内に試料を拡散するこ
とにより試料の正確なアリコートを得る方法につ
いては記載してない。これ等の特許明細書では制
御した時限にわたりゲル媒体内の試薬に対し試料
を希釈し反応させる手段としての拡散についても
記載してない。このようにさらに拡散することに
より前記試料がこの試料と反応する過剰な試薬と
一様に確実に混合する。
[本発明による従来技術問題点の解決]
本発明は、物質を制御した時限にわたりゲル体
内に拡散させることによりこの物質の正確なアリ
コートを得る方法に係わる。正確なアリコートを
得るこの方法はさらに、たとえば正確な量の試薬
液を含有するようにする手段として有用である。
内に拡散させることによりこの物質の正確なアリ
コートを得る方法に係わる。正確なアリコートを
得るこの方法はさらに、たとえば正確な量の試薬
液を含有するようにする手段として有用である。
又ゲル系を使うことが考えられる。ゲルをたと
えば顕微鏡スライドの寸法に近い扁平な板のくぼ
み又は溜め内に適宜に装入する。このゲルには与
えられた化学試験用の試薬を含ませる。試料から
の成分(被分析物)を拡散作用によりゲル内に次
次に含浸させる。液体試料は前もつて用意し硬化
したゲルの表面の所定の区域をおおうようにす
る。正確なアリコートは、比較的正確な選定した
時限にわたりゲル内に被分析物を拡散させること
により得られる。液体試料の容積は正確に測定し
なくてもよい。この場合技術者が正確に計測する
必要がない。技術者によるこのような正確な計測
は多くの時間及び費用がかかるだけでなく又手に
よる試験手順で誤差を伴いやすい作業である。使
用試薬は、実際の必要及び使用に先だつて(すな
わち試料を加えるかなり前に)若干の適宜な時間
に自動化装置によりゲル系内に含ませる。
えば顕微鏡スライドの寸法に近い扁平な板のくぼ
み又は溜め内に適宜に装入する。このゲルには与
えられた化学試験用の試薬を含ませる。試料から
の成分(被分析物)を拡散作用によりゲル内に次
次に含浸させる。液体試料は前もつて用意し硬化
したゲルの表面の所定の区域をおおうようにす
る。正確なアリコートは、比較的正確な選定した
時限にわたりゲル内に被分析物を拡散させること
により得られる。液体試料の容積は正確に測定し
なくてもよい。この場合技術者が正確に計測する
必要がない。技術者によるこのような正確な計測
は多くの時間及び費用がかかるだけでなく又手に
よる試験手順で誤差を伴いやすい作業である。使
用試薬は、実際の必要及び使用に先だつて(すな
わち試料を加えるかなり前に)若干の適宜な時間
に自動化装置によりゲル系内に含ませる。
本発明方法の少くとも1つの実施例では定量分
析しようとする成分を含む液体試料はゲル表面上
に広げる。このゲルは与えられた試験用の試薬を
含む。試料容積はゲルの全表面又はその所定の部
分をおおうのに充分なだけ大きくする。成分の少
なくとも一部分をこのゲルの仕切つた表面積を経
て拡散させるのに十分な時限後に、液体試料をた
とえば洗浄により除く。拡散法則の時間及び距離
間の関係によつて、ゲル表面に対する試料の露出
時間の計測の誤差から生ずる分析誤差は時間の平
方根に比例する。このような誤差は従つて、時間
誤差から生ずる普通の液体分析における分析誤差
より小さい。従つて本発明の意義は極めて重要で
ある。
析しようとする成分を含む液体試料はゲル表面上
に広げる。このゲルは与えられた試験用の試薬を
含む。試料容積はゲルの全表面又はその所定の部
分をおおうのに充分なだけ大きくする。成分の少
なくとも一部分をこのゲルの仕切つた表面積を経
て拡散させるのに十分な時限後に、液体試料をた
とえば洗浄により除く。拡散法則の時間及び距離
間の関係によつて、ゲル表面に対する試料の露出
時間の計測の誤差から生ずる分析誤差は時間の平
方根に比例する。このような誤差は従つて、時間
誤差から生ずる普通の液体分析における分析誤差
より小さい。従つて本発明の意義は極めて重要で
ある。
別の実施例ではゲルに試薬を含ませる必要がな
い。たとえばヘモグロビン、ビリルビン又はその
他の光吸収物質は、分析前の試薬との反応を必要
としないで前記の方法により分析測定できる。こ
のような被分析物は公知の測光法により定量測定
ができる。
い。たとえばヘモグロビン、ビリルビン又はその
他の光吸収物質は、分析前の試薬との反応を必要
としないで前記の方法により分析測定できる。こ
のような被分析物は公知の測光法により定量測定
ができる。
さらに本発明方法は、全血球、血清、血しよ
う、尿又はその他の生物学的液体に有効である。
試料は滴程度に小さくてよい。さらに本発明方法
は血液中の拡散性又は可溶性の成分の分析に使え
るから、全血液を使うことができる。ゲルの分子
構造によつて血球はゲル内に移行できない。従つ
て分析に先だつて血球から血清又は血しようを分
離する必要がない。
う、尿又はその他の生物学的液体に有効である。
試料は滴程度に小さくてよい。さらに本発明方法
は血液中の拡散性又は可溶性の成分の分析に使え
るから、全血液を使うことができる。ゲルの分子
構造によつて血球はゲル内に移行できない。従つ
て分析に先だつて血球から血清又は血しようを分
離する必要がない。
問題の被分析物以外の試料成分は又液体試料か
らゲル内に拡散する。この拡散が起る際には、識
別できる反応のために選定する分析試薬は或る程
度注意して選ぶ。又ゲル内の適当な多孔寸法の装
入及び官能基の選択は、所望の成分の優先的拡散
が選択的に得られるようにする。分析試薬を前も
つてゲル内に含ませてある場合にゲル中の試薬の
濃度は均等になる。ゲルの表面から液体試料を除
いた後、前もつて選定した露出時間にわたりさら
に拡散が起る。この時間中にゲルの表面区域に導
入した成分はさらにゲル全体にわたり拡散する。
この場合被分析物は、ゲル内の試薬との完全な反
応を妨げる濃度より低い濃度に希釈することがで
きる。この希釈と同時に被分析物がゲル中の試薬
と反応する。従つて被分析物の正確な測定が、本
発明による方法により容積測定の従来知られてい
る無効性及び不便さを伴わないでタイミング操作
により得られる。
らゲル内に拡散する。この拡散が起る際には、識
別できる反応のために選定する分析試薬は或る程
度注意して選ぶ。又ゲル内の適当な多孔寸法の装
入及び官能基の選択は、所望の成分の優先的拡散
が選択的に得られるようにする。分析試薬を前も
つてゲル内に含ませてある場合にゲル中の試薬の
濃度は均等になる。ゲルの表面から液体試料を除
いた後、前もつて選定した露出時間にわたりさら
に拡散が起る。この時間中にゲルの表面区域に導
入した成分はさらにゲル全体にわたり拡散する。
この場合被分析物は、ゲル内の試薬との完全な反
応を妨げる濃度より低い濃度に希釈することがで
きる。この希釈と同時に被分析物がゲル中の試薬
と反応する。従つて被分析物の正確な測定が、本
発明による方法により容積測定の従来知られてい
る無効性及び不便さを伴わないでタイミング操作
により得られる。
[本発明の作用]
本発明は、物質たとえば試料又は試薬或はこれ
等の両方の正確なアリコートを得る新規な方法を
提供する。
等の両方の正確なアリコートを得る新規な方法を
提供する。
本発明は又、試料中の被分析物をゲル媒体内に
拡散させることによりこの被分析物の正確なアリ
コートを得る方法を提供する。
拡散させることによりこの被分析物の正確なアリ
コートを得る方法を提供する。
本発明は又、血液成分の前分離を必要としない
で全血液を分析するためのアリコートを得る方法
を提供する。
で全血液を分析するためのアリコートを得る方法
を提供する。
本発明は又、血液試料のゲル媒体内への拡散後
に普通の洗浄工程を必要としないで全血液を分析
するためのアリコートを得る方法を提供する。
に普通の洗浄工程を必要としないで全血液を分析
するためのアリコートを得る方法を提供する。
[実施例]
以下本発明の方法の実施例を添付図面について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図に示した実施例では支持体11は扁平な
長方形の形状を持つている。支持体11は、試薬
を含むゲル13を満たした溜め12を普通の方法
で形成してある。支持体11はプラスチツク材又
はガラスから構成してある。寸法上の形状はあま
り重要ではないが、溜め12は深さが0.1ないし
2mm、直径が5ないし20mmである。第1図及び第
2図に示した実施例では深さ1mm、直径8mmの溜
め12を使う。溜め12は一般に、適当な光度計
又は分光光度計の光ビームにゲルが交さする位置
で支持体11上に中心を持つ。ゲル13は溜め1
2を表面まで満たし供給液体試料に十分接触する
ようにするのがよい。たとえば1滴の試料14を
利用するときは、この滴は溜め12を囲む支持体
11の環状部分に重ならなければならない。溜め
12をゲル13で一ぱいに満たす必要のあること
は、補助担体により試料を加えるときにはなお一
層重要である。たとえば液体試料は毛管作用ウエ
ブに含ませてもよい。このようなウエブはこの場
合ゲルの表面に向き合わせに接触させる。試料の
一部たとえば被分析物は、試料を含む毛管作用ウ
エブから直接ゲル内に拡散する。所定の時限後に
ゲルの表面からウエブを取りのぞく。ゲルの一部
に浸透した被分析物は定温時限中にさらに拡散さ
せる。この定温時限の終りにゲルは普通の手段で
分析する。
長方形の形状を持つている。支持体11は、試薬
を含むゲル13を満たした溜め12を普通の方法
で形成してある。支持体11はプラスチツク材又
はガラスから構成してある。寸法上の形状はあま
り重要ではないが、溜め12は深さが0.1ないし
2mm、直径が5ないし20mmである。第1図及び第
2図に示した実施例では深さ1mm、直径8mmの溜
め12を使う。溜め12は一般に、適当な光度計
又は分光光度計の光ビームにゲルが交さする位置
で支持体11上に中心を持つ。ゲル13は溜め1
2を表面まで満たし供給液体試料に十分接触する
ようにするのがよい。たとえば1滴の試料14を
利用するときは、この滴は溜め12を囲む支持体
11の環状部分に重ならなければならない。溜め
12をゲル13で一ぱいに満たす必要のあること
は、補助担体により試料を加えるときにはなお一
層重要である。たとえば液体試料は毛管作用ウエ
ブに含ませてもよい。このようなウエブはこの場
合ゲルの表面に向き合わせに接触させる。試料の
一部たとえば被分析物は、試料を含む毛管作用ウ
エブから直接ゲル内に拡散する。所定の時限後に
ゲルの表面からウエブを取りのぞく。ゲルの一部
に浸透した被分析物は定温時限中にさらに拡散さ
せる。この定温時限の終りにゲルは普通の手段で
分析する。
第3図、第4図及び第5図に示した実施例では
支持体15はその一方の表面にU字形のくぼみ1
6を形成してある。くぼみ16の広い方の端部は
支持体15の端部に開口している。この実施例の
構造は大量生産に滴している。このことは複数個
の同様な各支持体の主開口面を感圧接着テープ1
7で密封しくぼみ16の端部は開いた状態にする
ことによつてできる。この開いた部分を経てゲル
13をくぼみ16内に装入する。ゲル13は硬化
させ、次いで接着テープ17の残りの自由な部分
を支持体15の端部のまわりに巻付けくぼみ16
の残りの部分を密封する。この実施例では所定の
時限にわたり試料内に浸すように液量計としてこ
の装置を使う。テープ17は使用に先だつて除
く。次いでこの液量計を液体試料中に、ゲル媒体
の比較的浅い表面積だけに試料被分析物を拡散さ
せるのに十分短い所定の時限にわたり浸す。ゲル
は通常、その中に前以つて入れた試薬を含む。被
分析物はこれが拡散する際に試薬と反応する。反
応物の比率は反応が確実に終るようにすなわち被
分析物より試薬が多いように選定する。この反応
は通常の方法により監視することができる。
支持体15はその一方の表面にU字形のくぼみ1
6を形成してある。くぼみ16の広い方の端部は
支持体15の端部に開口している。この実施例の
構造は大量生産に滴している。このことは複数個
の同様な各支持体の主開口面を感圧接着テープ1
7で密封しくぼみ16の端部は開いた状態にする
ことによつてできる。この開いた部分を経てゲル
13をくぼみ16内に装入する。ゲル13は硬化
させ、次いで接着テープ17の残りの自由な部分
を支持体15の端部のまわりに巻付けくぼみ16
の残りの部分を密封する。この実施例では所定の
時限にわたり試料内に浸すように液量計としてこ
の装置を使う。テープ17は使用に先だつて除
く。次いでこの液量計を液体試料中に、ゲル媒体
の比較的浅い表面積だけに試料被分析物を拡散さ
せるのに十分短い所定の時限にわたり浸す。ゲル
は通常、その中に前以つて入れた試薬を含む。被
分析物はこれが拡散する際に試薬と反応する。反
応物の比率は反応が確実に終るようにすなわち被
分析物より試薬が多いように選定する。この反応
は通常の方法により監視することができる。
第6図は第3図、第4図及び第5図に示した実
施例に類似な実施例を示す。しかし複数個のくぼ
み20を形成し複数種類の試験又は評価分析が単
一の支持体19で行われるようにしてある。
施例に類似な実施例を示す。しかし複数個のくぼ
み20を形成し複数種類の試験又は評価分析が単
一の支持体19で行われるようにしてある。
前記した説明でこの種の装置は、溜め又は少な
くとも或る種のくぼみを形成した基板であつた。
本発明の範囲では実際上、液量計を又特別に作つ
たテープロールから構成するようにしてある。従
つてこのような構造を第9図について述べる。初
めに細長い透明なテープに少なくとも一方の表面
にゲルを被覆する。取扱いのためには或る程度の
たわみ性が望ましいが、このゲルを硬化させる。
このゲルは従来のようにすなわち試料内の被分析
物との反応を生ずるのに使う試薬を装入する。
くとも或る種のくぼみを形成した基板であつた。
本発明の範囲では実際上、液量計を又特別に作つ
たテープロールから構成するようにしてある。従
つてこのような構造を第9図について述べる。初
めに細長い透明なテープに少なくとも一方の表面
にゲルを被覆する。取扱いのためには或る程度の
たわみ性が望ましいが、このゲルを硬化させる。
このゲルは従来のようにすなわち試料内の被分析
物との反応を生ずるのに使う試薬を装入する。
得られるテープは第9図に展開して示すように
適当な複合長さ50に切断する。ゲル51を上向
きにすると共にテープ基層52を下側に位置させ
る。基層52はその下側に或る量の接着剤を被覆
してある。この複合テープは、長さ50より相対
的に長いかなり剛性の高いプラスチツク材製支持
体53に固着する。延長した部分は取手54を備
えている。取手54によりこの液量計を前記した
ように或量の液体試料内に装入する。
適当な複合長さ50に切断する。ゲル51を上向
きにすると共にテープ基層52を下側に位置させ
る。基層52はその下側に或る量の接着剤を被覆
してある。この複合テープは、長さ50より相対
的に長いかなり剛性の高いプラスチツク材製支持
体53に固着する。延長した部分は取手54を備
えている。取手54によりこの液量計を前記した
ように或量の液体試料内に装入する。
さらに第9図に示したテープは、各部分を切断
しないようにして使うが自動化分析装置ではロー
ル全体を使う。従つて第10図に示すように右か
ら左に見ると、ゲルテープ60は送りリール61
から巻きほぐれ矢印により示した径路に沿い水平
に移動する。テープ60は試料付与場所62を通
る。付与場所62では各別の液体試料を滴下す
る。テープ60の径路及び移動速度は、ゲルの表
面区域に短い深さにわたつて十分な拡散が起るよ
うにしてある。場所63では残りの液体試料は当
業界にはよく知られている適当な手段により手早
く洗い去る。次の場所64ではテープ60を定温
処理し前記したようにさらに拡散させる。次いで
テープ60は測定場所65に送る。測定場所65
では反応区域を普通の方法で光学的に読取る。次
いでテープ60は巻取りリール66によりふたた
び巻取る。
しないようにして使うが自動化分析装置ではロー
ル全体を使う。従つて第10図に示すように右か
ら左に見ると、ゲルテープ60は送りリール61
から巻きほぐれ矢印により示した径路に沿い水平
に移動する。テープ60は試料付与場所62を通
る。付与場所62では各別の液体試料を滴下す
る。テープ60の径路及び移動速度は、ゲルの表
面区域に短い深さにわたつて十分な拡散が起るよ
うにしてある。場所63では残りの液体試料は当
業界にはよく知られている適当な手段により手早
く洗い去る。次の場所64ではテープ60を定温
処理し前記したようにさらに拡散させる。次いで
テープ60は測定場所65に送る。測定場所65
では反応区域を普通の方法で光学的に読取る。次
いでテープ60は巻取りリール66によりふたた
び巻取る。
前記実施例ではテープ基層は、ポリエチレンテ
レフタレート(マイラー)、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、メチル−メタクリレート(ルーサイ
ト)等のような複数種類のよく知られている透明
なプラスチツク材の任意のものでよい。
レフタレート(マイラー)、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、メチル−メタクリレート(ルーサイ
ト)等のような複数種類のよく知られている透明
なプラスチツク材の任意のものでよい。
第11図にはなお別の自動化分析装置を示して
ある。この場合にもゲルテープ60をリール61
に取付ける。この実施例では試料滴はゲルテープ
60に直接には加えない。水透過性ウエブ68を
巻いた第2の供給リール67を使う。ウエブ68
はセルロース、ナイロン又は透析膜として通常使
う材料から成つている。ウエブ68はリール67
から試料付与場所69を横切る径路に沿つて放出
する。試料付与場所69は試料滴をウエブ68に
送出す。試料滴は拡散又は毛管作用によりウエブ
68に浸透して位置70でウエブ68が接触する
とその下側を経て試料でゲルテープ60を湿らせ
る。ウエブ68からゲルテープ60に試料を拡散
させるには十分な時限が必要である。ウエブ68
及びテープ60が互いに分れた後、ウエブ68は
巻取りリール71に巻取る。この間にテープ60
はその径路(矢印により示してある)に沿い定温
器64に移動し続ける。次いでテープ60は分析
のために測定場所65に前進させる。最後にテー
プ60は巻取りリール66に巻取る。
ある。この場合にもゲルテープ60をリール61
に取付ける。この実施例では試料滴はゲルテープ
60に直接には加えない。水透過性ウエブ68を
巻いた第2の供給リール67を使う。ウエブ68
はセルロース、ナイロン又は透析膜として通常使
う材料から成つている。ウエブ68はリール67
から試料付与場所69を横切る径路に沿つて放出
する。試料付与場所69は試料滴をウエブ68に
送出す。試料滴は拡散又は毛管作用によりウエブ
68に浸透して位置70でウエブ68が接触する
とその下側を経て試料でゲルテープ60を湿らせ
る。ウエブ68からゲルテープ60に試料を拡散
させるには十分な時限が必要である。ウエブ68
及びテープ60が互いに分れた後、ウエブ68は
巻取りリール71に巻取る。この間にテープ60
はその径路(矢印により示してある)に沿い定温
器64に移動し続ける。次いでテープ60は分析
のために測定場所65に前進させる。最後にテー
プ60は巻取りリール66に巻取る。
本発明が種種の臨床化学分析を行う考え方につ
いてのものであるのは明らかである。第10図及
び第11図の前記した装置では説明は複数種類の
試料について同じ分析を行うことに関するもので
あつた。第12図には複数種類の試料について分
析を行うだけでなく又複数種類たとえば3種類の
互いに異なる臨床化学分析を行う装置を示してあ
る。このことはたとえばマイラー又はセロフアン
から成る細長いテープ75を使うことにより実施
できる。第12図に示した実施例は部分図であ
る。第9図の液量計構造と同様な1連の小片(チ
ツプ)76を用意する。この場合ゲルテープは小
片76として設ける。各小片76はテープ75に
互いに間隔を隔てた関係に接着する。第1列の小
片76はすべてたとえばアルブミン分析に使う。
第2列の小片76はすべてたとえばグルコース分
析のために使う。最後に第3列の小片76は乳酸
脱水素酵素(LDH)分析に使う。
いてのものであるのは明らかである。第10図及
び第11図の前記した装置では説明は複数種類の
試料について同じ分析を行うことに関するもので
あつた。第12図には複数種類の試料について分
析を行うだけでなく又複数種類たとえば3種類の
互いに異なる臨床化学分析を行う装置を示してあ
る。このことはたとえばマイラー又はセロフアン
から成る細長いテープ75を使うことにより実施
できる。第12図に示した実施例は部分図であ
る。第9図の液量計構造と同様な1連の小片(チ
ツプ)76を用意する。この場合ゲルテープは小
片76として設ける。各小片76はテープ75に
互いに間隔を隔てた関係に接着する。第1列の小
片76はすべてたとえばアルブミン分析に使う。
第2列の小片76はすべてたとえばグルコース分
析のために使う。最後に第3列の小片76は乳酸
脱水素酵素(LDH)分析に使う。
又1連の小片76は第10図及び第11図のテ
ープ60に設けて互いに異なる化学分析をテープ
60に加える次次の各試料に関して行えるように
することができるのは明らかである。このような
場合には測定場所65は、各試料に関係的に相関
するように対応する各小片で得られる反応成績を
分析をするようにしてある。
ープ60に設けて互いに異なる化学分析をテープ
60に加える次次の各試料に関して行えるように
することができるのは明らかである。このような
場合には測定場所65は、各試料に関係的に相関
するように対応する各小片で得られる反応成績を
分析をするようにしてある。
前記の装置では1連の各別の小片76を示して
ある。又各小片76は断続的にしないで互いに平
行な細長い条片すなわち所望に応じ選定した各分
析に対し1条ずつの条片を使うようにしてもよ
い。
ある。又各小片76は断続的にしないで互いに平
行な細長い条片すなわち所望に応じ選定した各分
析に対し1条ずつの条片を使うようにしてもよ
い。
化学分析装置の直線性は信頼性のある性能の重
要な基準である。この直線性は1次の反応動力学
を意味し試験物質の濃度を容易に評価分析するこ
とができる。直線性を得るには過剰な試薬を使う
ことが必要なのはよく知られている。このことは
この場合2段処理で分析を行うことによりでき
る。
要な基準である。この直線性は1次の反応動力学
を意味し試験物質の濃度を容易に評価分析するこ
とができる。直線性を得るには過剰な試薬を使う
ことが必要なのはよく知られている。このことは
この場合2段処理で分析を行うことによりでき
る。
前記した装置の操作法を以下に述べる。ゲルの
表面と試料とを短い時限だけすなわち10ないし
60secの程度だけ互いに接触させる。次いでこの
試料を取除く。本発明者は実験の結果、このよう
にすることによつて試料分析物がゲルの表面領域
内に拡散することを見出した。ここで被分析物分
子の浸透深さがゲルの厚みに対して小さくなるよ
うな条件を設定する。この条件の設定それ自体は
容易である。こうしてゲルの表面近くに被分析物
の溜めを生ずる。たとえば第7図は1%アガロー
ス上のアルブミンに対し20sec間の拡散形状(ゲ
ル媒質中の自由拡散)を示す線図である。20sec
間ではアルブミンの拡散の平均距離はゲル内へ約
0.05mmである。第8図の線図は、試料に対する
20secの露出に次いで5minの定温処理後にアルブ
ミンの移動する距離を示す。
表面と試料とを短い時限だけすなわち10ないし
60secの程度だけ互いに接触させる。次いでこの
試料を取除く。本発明者は実験の結果、このよう
にすることによつて試料分析物がゲルの表面領域
内に拡散することを見出した。ここで被分析物分
子の浸透深さがゲルの厚みに対して小さくなるよ
うな条件を設定する。この条件の設定それ自体は
容易である。こうしてゲルの表面近くに被分析物
の溜めを生ずる。たとえば第7図は1%アガロー
ス上のアルブミンに対し20sec間の拡散形状(ゲ
ル媒質中の自由拡散)を示す線図である。20sec
間ではアルブミンの拡散の平均距離はゲル内へ約
0.05mmである。第8図の線図は、試料に対する
20secの露出に次いで5minの定温処理後にアルブ
ミンの移動する距離を示す。
極めて有効にするには、ゲル内に被分析物がさ
らに拡散することがゲル表面との接触から試料液
体を除いた後に必要である。この拡散によつてゲ
ル中に試料を再分布することができる。この拡散
は、比較するならば溶液化学において既知希釈度
の試料物質を混合することに相当するといえる。
こうして試料はゲル中にわたり全部の点で、試験
するもとの試料内におけるよりも低い等しい濃度
で分布する。2段拡散処理のこの構成が普通の従
来の希釈法の代りになるのは明らかである。この
方法は又試料中の干渉物を希釈することによりよ
り分析に対するこれ等の干渉物の影響を弱めるの
に有用である。さらに試料の希釈によつて試料と
十分に反応させるのに試薬の濃度が一層低くてよ
い。このような有益な条件は被分析物濃度に対し
直線的な1次反応動力学及び校正曲線の設定のた
めに有利である。しかし前記したように反応の時
間依存性は、拡散の距離が時間の平方根関数であ
るから直線的でない。すなわちゲルを液体試料に
露出する時間を計測する際の誤差は、時間の平方
根だけに比例する一層小さい分析誤差を生ずる。
らに拡散することがゲル表面との接触から試料液
体を除いた後に必要である。この拡散によつてゲ
ル中に試料を再分布することができる。この拡散
は、比較するならば溶液化学において既知希釈度
の試料物質を混合することに相当するといえる。
こうして試料はゲル中にわたり全部の点で、試験
するもとの試料内におけるよりも低い等しい濃度
で分布する。2段拡散処理のこの構成が普通の従
来の希釈法の代りになるのは明らかである。この
方法は又試料中の干渉物を希釈することによりよ
り分析に対するこれ等の干渉物の影響を弱めるの
に有用である。さらに試料の希釈によつて試料と
十分に反応させるのに試薬の濃度が一層低くてよ
い。このような有益な条件は被分析物濃度に対し
直線的な1次反応動力学及び校正曲線の設定のた
めに有利である。しかし前記したように反応の時
間依存性は、拡散の距離が時間の平方根関数であ
るから直線的でない。すなわちゲルを液体試料に
露出する時間を計測する際の誤差は、時間の平方
根だけに比例する一層小さい分析誤差を生ずる。
この説明で使つたようにゲルという用語は、相
互作用物質を分布するすなわち溶解し又は分散さ
せる母体に係わる。母体物質の選択は変更でき所
期の用途によるのはもちろんである。ゲル媒質に
対する望ましい母体物質は、ゼラチン、ゼラチン
誘導体、親水性セルロース誘導体、デキストラン
のような多糖類、アラビアゴム、アガロース及び
類似物のような天然産物質と、又ポリ(ビニルア
ルコール)及びポリ(ビニルピロリドン)のよう
な水溶性ポリビニル化合物とアクリルアミド重合
体等とのような合成物質とを含む親水性物質を含
む。
互作用物質を分布するすなわち溶解し又は分散さ
せる母体に係わる。母体物質の選択は変更でき所
期の用途によるのはもちろんである。ゲル媒質に
対する望ましい母体物質は、ゼラチン、ゼラチン
誘導体、親水性セルロース誘導体、デキストラン
のような多糖類、アラビアゴム、アガロース及び
類似物のような天然産物質と、又ポリ(ビニルア
ルコール)及びポリ(ビニルピロリドン)のよう
な水溶性ポリビニル化合物とアクリルアミド重合
体等とのような合成物質とを含む親水性物質を含
む。
本発明にはどのような分析手順も適合すること
ができる。本発明方法は、グルコース、血液尿
素、窒素、尿酸、アルブミン、クレアチニン、ビ
ニルビン、りん酸塩、全たんぱく質、アミラー
ゼ、カルシウム等のような普通の血液化学剤にと
くに適しているが、周期的に行われる他の多くの
分析試験は本発明により自動的に行うことができ
る。
ができる。本発明方法は、グルコース、血液尿
素、窒素、尿酸、アルブミン、クレアチニン、ビ
ニルビン、りん酸塩、全たんぱく質、アミラー
ゼ、カルシウム等のような普通の血液化学剤にと
くに適しているが、周期的に行われる他の多くの
分析試験は本発明により自動的に行うことができ
る。
本発明の実施に有用な種種の実施例及び装置の
作用について述べたが、さらに分析の実施に関す
る若干の例を述べる。
作用について述べたが、さらに分析の実施に関す
る若干の例を述べる。
例 1
乳酸脱水素(LDH)の分析のための1装置例
では、6.0mMのニコチンアデニンジヌクレオチ
ドと100mMの乳酸リチウムと1重量%のアガロ
ースと0.72MでPH9.0に緩衝したAMPとを含む水
溶液から1mmの厚みをゲルを調合する。このゲル
を、種種の既知濃度のLDHを含む試験溶液に
1min露出した。次いでこのゲルの340nmの波長
における吸収に変化を測定すると、露出処理後3
ないし5minにわたつて変化した。5min後の吸収
変化は、第13図に示すように、700単位/mlま
でのLDH濃度に対し、比例関係にあることが分
つた。従つて本例の場合は第1の時限1minに対
して第2の時限5minの組合わせは適当である。
では、6.0mMのニコチンアデニンジヌクレオチ
ドと100mMの乳酸リチウムと1重量%のアガロ
ースと0.72MでPH9.0に緩衝したAMPとを含む水
溶液から1mmの厚みをゲルを調合する。このゲル
を、種種の既知濃度のLDHを含む試験溶液に
1min露出した。次いでこのゲルの340nmの波長
における吸収に変化を測定すると、露出処理後3
ないし5minにわたつて変化した。5min後の吸収
変化は、第13図に示すように、700単位/mlま
でのLDH濃度に対し、比例関係にあることが分
つた。従つて本例の場合は第1の時限1minに対
して第2の時限5minの組合わせは適当である。
例 2
第2例の装置ではグルコースの分析を行う。4
−クロル−1−ナフトール(0.006%)グルコー
スオキシダーゼ(120000単位/)とペルオキシ
ダーゼ(170000単位/)とりん酸塩緩衝塩類
(0.01M、PH7.0)とアガロース(1%)とを含む
1mmの厚みをゲルを調合した。このゲルを、400
mg/dlまでの種種の既知濃度のグルコースを含む
試験溶液に15sec露出し、次いで10min定温処理
した。処理後のゲルについて、540nmの波長に
おける吸収の変化を測定すると、第14図に示す
ように、400mg/dlまでのグルコース濃度に対し、
比例関係にあることが分つた。従つて本例の場
合、第1の時限15secに対して第2の時限10min
は適当な組合わせである。
−クロル−1−ナフトール(0.006%)グルコー
スオキシダーゼ(120000単位/)とペルオキシ
ダーゼ(170000単位/)とりん酸塩緩衝塩類
(0.01M、PH7.0)とアガロース(1%)とを含む
1mmの厚みをゲルを調合した。このゲルを、400
mg/dlまでの種種の既知濃度のグルコースを含む
試験溶液に15sec露出し、次いで10min定温処理
した。処理後のゲルについて、540nmの波長に
おける吸収の変化を測定すると、第14図に示す
ように、400mg/dlまでのグルコース濃度に対し、
比例関係にあることが分つた。従つて本例の場
合、第1の時限15secに対して第2の時限10min
は適当な組合わせである。
例 3
例1及び例2と同様にしてアルブミンの分析を
行う第3の例の装置を、1%アガロース中の0.5
%ブリジ35とPH4.2のこはく酸塩緩衝液中のブロ
ムクレゾールグリーン(32mg/100ml)から作つ
た。630nmの波長における吸収変化を測定した
結果、アルブミン溶液に対する露出時間(すなわ
ち第1の時限)は20secでよく、その後の定温処
理時間(すなわち第2の時限)は10minでよいこ
と、そして第15図に示すように、±2ないし3
%の精度で、吸収の変化は0ないし5g/dlのア
ルブミン濃度に対し比例関係にあることが分つ
た。定温処理を10min以上行つても吸収はそれ以
上変化しない。アルブミンは分子が大きいが、ゲ
ルの孔寸法はアルブミン分子が容易に入れるだけ
十分に容易に大きくすることができる。
行う第3の例の装置を、1%アガロース中の0.5
%ブリジ35とPH4.2のこはく酸塩緩衝液中のブロ
ムクレゾールグリーン(32mg/100ml)から作つ
た。630nmの波長における吸収変化を測定した
結果、アルブミン溶液に対する露出時間(すなわ
ち第1の時限)は20secでよく、その後の定温処
理時間(すなわち第2の時限)は10minでよいこ
と、そして第15図に示すように、±2ないし3
%の精度で、吸収の変化は0ないし5g/dlのア
ルブミン濃度に対し比例関係にあることが分つ
た。定温処理を10min以上行つても吸収はそれ以
上変化しない。アルブミンは分子が大きいが、ゲ
ルの孔寸法はアルブミン分子が容易に入れるだけ
十分に容易に大きくすることができる。
以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はその精神を逸脱することなく種種の
変化変型を行い得ることは云うまでもない。
たが本発明はその精神を逸脱することなく種種の
変化変型を行い得ることは云うまでもない。
[本発明の効果]
こうして本発明により簡単正確に物質のアリコ
ートを得ることが可能となつた。
ートを得ることが可能となつた。
第1図は本発明方法を利用する分析装置の1実
施例の斜視図、第2図は第1図の分析装置に試料
滴を加えた場合にその2−2線に沿う断面図であ
る。第3図は本分析装置の他の実施例をその充て
んしようとするくぼみ部分にたわみ性カバーを設
けて示す斜視図、第4図は第3図の実施例のくぼ
みに試薬含有ゲルを充てんし透明なテープで密閉
して示す斜視図、第5図は第3図及び第4図をそ
の透明テープを引きはがして示す斜視図である。
第6図は本分析装置のさらに別の実施例の斜視
図、第7図は試料の被分析物がゲルに浸透する状
態を示す線図、第8図は定温処理後のゲル内への
被分析物の浸透を示す線図である。第9図は本分
析装置の液量計形の実施例の斜視図、第10図は
本発明方法を利用する自動化分析装置の1実施例
の線図配置図、第11図は本自動化分析装置の他
の実施例の線図的配置図である。第12図は本分
析装置のさらに別の実施例の部分斜視図である。
第13図はLDH分析を示す線図、第14図はグ
ルコース分析を示す線図、第15図はアルブミン
分析を示す線図である。 11……支持体、13……ゲル、14……試
料、60……ゲルテープ、61……ゲルテープ送
りリール(61)、62……試料付与場所、65
……測定場所、66……ゲルテープ巻取りリー
ル。
施例の斜視図、第2図は第1図の分析装置に試料
滴を加えた場合にその2−2線に沿う断面図であ
る。第3図は本分析装置の他の実施例をその充て
んしようとするくぼみ部分にたわみ性カバーを設
けて示す斜視図、第4図は第3図の実施例のくぼ
みに試薬含有ゲルを充てんし透明なテープで密閉
して示す斜視図、第5図は第3図及び第4図をそ
の透明テープを引きはがして示す斜視図である。
第6図は本分析装置のさらに別の実施例の斜視
図、第7図は試料の被分析物がゲルに浸透する状
態を示す線図、第8図は定温処理後のゲル内への
被分析物の浸透を示す線図である。第9図は本分
析装置の液量計形の実施例の斜視図、第10図は
本発明方法を利用する自動化分析装置の1実施例
の線図配置図、第11図は本自動化分析装置の他
の実施例の線図的配置図である。第12図は本分
析装置のさらに別の実施例の部分斜視図である。
第13図はLDH分析を示す線図、第14図はグ
ルコース分析を示す線図、第15図はアルブミン
分析を示す線図である。 11……支持体、13……ゲル、14……試
料、60……ゲルテープ、61……ゲルテープ送
りリール(61)、62……試料付与場所、65
……測定場所、66……ゲルテープ巻取りリー
ル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ゲル体の所定の表面積に過剰な量の物質
を接触させ、 (b) この物質を前記ゲル体内に制御した時限にわ
たり拡散移行させ、 (c) 前記の時限後に前記表面積から拡散していな
い物質を除去し、そして、 (d) 拡散移行した物質を前記ゲル体内にさらに拡
散させこのゲル体中にこの物質が分布するよう
にする ことから成る、物質のアリコートをゲル体中に分
布した形で得る方法。 2 物質の過剰量を担体上に保持し、接触工程(a)
において前記担体及びゲル体を接触させ、そして
除去工程(c)において前記の担体を前記ゲル体から
分離する前項1に記載の方法。 3 除去工程(c)を、ゲル体の表面から物質を洗浄
除去することにより行う前項2に記載の方法。 4 ゲル体としてヒドロコロイドを使う前項2に
記載の方法。 5 接触工程(a)において、所定の表面積をおおう
ように物質を分与する前項1に記載の方法。 6 所定の表面積を平面状に形成する前項5に記
載の方法。
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|---|---|---|---|
| US922611 | 1978-07-07 | ||
| US05/922,611 US4260392A (en) | 1978-07-07 | 1978-07-07 | Method and apparatus for obtaining an aliquot of a liquid in a gel medium |
Related Parent Applications (1)
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| JP6062979A Division JPS5512488A (en) | 1978-07-07 | 1979-05-18 | Analysis* aliquot distribution* analysis device* and automatic analytical system |
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|---|---|
| JPH0361857A JPH0361857A (ja) | 1991-03-18 |
| JPH048747B2 true JPH048747B2 (ja) | 1992-02-18 |
Family
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Family Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP6062979A Granted JPS5512488A (en) | 1978-07-07 | 1979-05-18 | Analysis* aliquot distribution* analysis device* and automatic analytical system |
| JP2140171A Granted JPH0361857A (ja) | 1978-07-07 | 1990-05-31 | 物質のアリコートをゲル体中に分布した形で得る方法 |
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| JP (2) | JPS5512488A (ja) |
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